JP3216377B2 - ホイール自動取付装置及びホイール自動取付方法 - Google Patents

ホイール自動取付装置及びホイール自動取付方法

Info

Publication number
JP3216377B2
JP3216377B2 JP33698893A JP33698893A JP3216377B2 JP 3216377 B2 JP3216377 B2 JP 3216377B2 JP 33698893 A JP33698893 A JP 33698893A JP 33698893 A JP33698893 A JP 33698893A JP 3216377 B2 JP3216377 B2 JP 3216377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
nut
tire
mounting
wheel mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33698893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07186602A (ja
Inventor
理氏 鈴木
裕巳 桜井
也寸志 伊神
公博 伊藤
純夫 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP33698893A priority Critical patent/JP3216377B2/ja
Publication of JPH07186602A publication Critical patent/JPH07186602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3216377B2 publication Critical patent/JP3216377B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の組み立てライ
ン等において、タイヤ等のホイール部品をホイール取付
部に位置決めしてナットの締結により自動的に取付を行
なうための、ホイール自動取付装置及びホイール自動取
付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ自動取付装置において、自
動車のハブにタイヤを位置決めしてナットを締めつける
ロボットの動作は、図9〜12に示すようにして行なわ
れている。すなわち、図9はナット締めつけ装置へのナ
ット供給動作を説明するための図、図10はホイールを
把持する動作を説明するための図、図11は締めつけ装
置へのナットの装填作動を説明するための要部縦断面
図、図12はナットの脱落状態を説明するための摸式図
である。
【0003】まず、図9に示すように、ナット供給装置
101には、ヒンジ102によって揺動しうるアーム1
03をそなえ、このアーム103の先端にテーブル10
4が設けられている。アーム103は、図9に示すよう
に、テーブル104が水平方向に向く倒伏状態と、テー
ブル104が鉛直方向に向く起立状態との間で、駆動さ
れるようになっている。テーブル104の表面には、ハ
ブナット1を保持するピン105がタイヤホイールのボ
ルト嵌挿用孔部と同様な配置で複数(この例では、4穴
ホイールに対応して4本)立設されている。
【0004】このようなナット供給装置101では、ア
ーム103の倒伏状態で、テーブル104に立設された
ピン105のそれぞれに対し、ハブナット1が上方から
供給され、ハブナット1がピン105に嵌挿された状態
になる。この後、ナット供給装置101はアーム103
を駆動されて起立状態に移行し、ホイール取付ロボット
側のホイール取付ヘッド201のソケット202にハブ
ナット1が挿入される。これにより、ハブナット1は図
11に示すように装填された状態となり、次いでピン1
05をハブナット1から抜き取るように、ソケット20
2が後退側へ駆動される。
【0005】このときハブナット1は、ソケット202
のナット装填孔(一般には、6角孔)203の内周に埋
設された永久磁石204の磁力により、ピン105が抜
き取られる際に摩擦力が作用しても、装填された状態に
保たれる。一方、タイヤ2は、タイヤ位置決め装置のロ
ーラ301の回転により位置決めを行なわれ、この位置
決めされたタイヤ2がホイール取付ロボット側のホイー
ル取付ヘッド201に受け取られる。タイヤ取付ヘッド
201では、タイヤ2をタイヤクランプアーム203に
よりタイヤ2を挟持しながら、車軸側へ近接していく。
そして、ホイール3のハブボルト孔3Aにハブボルト
(図示略)を嵌挿し、ソケット202内のハブナット1
をこのハブボルトに当接させる。さらに、ソケット20
2を回動させると、ハブナット1がハブボルトに螺合
し、締めつけられて、ハブナット1の取り付けが完了
し、タイヤ2が車軸側の図示しないディスクに取り付け
られる。
【0006】また、このようなタイヤ自動取付装置に関
連する提案として、例えば、特開平2−53601号公
報に開示されたハブ中心測定装置や、特開平2−574
02号公報に開示されたハブボルト位置決め装置や、特
開平2−63902号公報に開示されたタイヤの回転角
度位置合わせ装置や、特開平2−63903号公報に開
示されたタイヤプリセット装置や、特開平2−6390
4号公報に開示されたタイヤ定位置停止装置などがあ
り、上述のようなタイヤ自動取付装置やタイヤ自動取付
方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の装置
による場合、次のような課題がある。すなわち、ホイー
ル取付ヘッド201では、ハブナット1を受け取る動作
を行なった後、タイヤ2を受け取る動作を行なうため、
2つの動作を行なうことになり、サイクルタイムが長く
なってしまう。
【0008】また、ハブナット1を受け取る動作は、タ
イヤ2との関係において保持しあうことがなく独立して
おり、ハブナット1がソケット202のナット装填孔2
02Aに完全に装填される必要がある。この装填に際
し、ソケット202を回転させ、6角孔であるナット装
填孔202Aとハブナット1の形状とを整合させるが、
ソケット202とハブナット1とを当接させた状態でこ
の動作が行なわれるため、ハブナット1がソケット20
2の回転に伴い空転してしまう現象が発生する。この空
転を防止するため、テーブル104にゴムシート106
を貼ったり、ソケット202のナット装填孔202Aを
12角に形成し、面取りを行なったりしているが、十分
に安定した装填動作を行なうことができず、作業員によ
る手調整等が必要となる場合が発生する。
【0009】さらに、ハブナット1をソケット202に
装填した後、ピン105をハブナット1から抜き取る際
に、ハブナット1は永久磁石204により吸引され、ナ
ット装填孔202A内に保持されるが、この永久磁石2
04の強度により次のような課題が発生する。 磁力が弱いと、ハブナット1がナット装填孔202A
から脱落する。 磁力が弱いと、ハブナット1がピン105側に残留す
る状況が発生しやすくなり、残留すると、次のナット供
給の邪魔をする。このため、残留したナットを除去する
装置が必要となる。 磁力が強すぎると、永久磁石204がハブナット1を
ナット装填孔202Aの入口付近で吸着し、ハブナット
1のナット装填孔202Aへの完全な装填が行なわれな
い。 磁力が強すぎると、締めつけ時に締まらなかったハブ
ナット1が、図12に示すように、ナット装填孔202
Aの入口付近において吸着される状態で残留する可能性
が高まり、作業員が取り除いたり、除去装置を設けたり
する必要がある。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ハブ等のホイール取付部にタイヤ等のホイー
ルを迅速な動作で確実に取り付けることができるように
した、ホイール自動取付装置及びホイール自動取付方法
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のホイ
ール自動取付装置は、ホイール取付部にホイールを位置
決めしてナットを締めつけることで自動的に取り付ける
ホイール取付ロボットをそなえたホイール自動取付装置
において、水平置き状態の該ホイールを所定の位置に調
整する位置決め手段と、位置決めされた該ホイールのボ
ルト嵌挿用孔部の上方に該ナットを載置するように供給
するナット供給手段とをそなえ、該ホイール取付ロボッ
トが、該ホイールを把持するホイール取付ヘッドと、該
ホイール取付ヘッドに設けられて、供給された該ナット
を該取付孔部へ圧接しながら保持するナット保持手段
と、該ホイール取付ヘッドを駆動することで、該ホイー
ルを該ホイール取付部の近傍まで移動させるヘッド駆動
手段と、該ホイールのボルト嵌挿用孔部に該ホイール取
付部側のボルトが嵌挿した状態で該ナットを該ボルトに
締結するナット締結手段とをそなえて構成されているこ
とを特徴としている。
【0012】また、本発明のホイール自動取付方法は、
ホイール取付ロボットにより、ホイール取付部にホイー
ルを位置決めしてナットを締めつけることで自動的に取
り付けるホイール自動取付方法において、水平置き状態
の該ホイールを所定の位置に調整する位置決めステップ
と、この位置決めされた該ホイールのボルト嵌挿用孔部
の上方に該ナットを載置するように供給するナット供給
ステップと、ホイール取付ヘッドにより、該ホイール上
方に載置された該ナットを該取付孔部へ圧接保持しなが
ら該ホイールを把持するホイール把持ステップと、つい
で、該ホイール取付ヘッドを駆動して、該ホイールを該
ホイール取付部の近傍まで移動させるヘッド駆動ステッ
プと、該ホイールのボルト嵌挿用孔部に該ホイール取付
部側のボルトが嵌挿した状態で該ナットを該ボルトに締
結するナット締結ステップとから構成されていることを
特徴としている。
【0013】
【作用】上述の本発明のホイール自動取付装置では、位
置決め手段により、水平置き状態のホイールが所定の位
置に調整されて、ナット供給手段により、ナットが、こ
のように位置決めされたホイールのボルト嵌挿用孔部の
上方に、載置されるようにして供給される。
【0014】ホイール取付ロボットは、ホイール取付部
にホイールを位置決めしてナットを締めつけることで自
動的にホイールを取り付けるが、このホイール取付ロボ
ットでは、まず、ホイール取付ヘッドで該ホイールを把
持する。このとき、このホイール取付ヘッドに設けらた
ナット保持手段が、供給された該ナットを該取付孔部へ
圧接しながら保持する。
【0015】そして、ヘッド駆動手段が、このホイール
取付ヘッドを駆動することで、ホイールをホイール取付
部の近傍まで移動させて、ナット締結手段が、ホイール
のボルト嵌挿用孔部にホイール取付部側のボルトが嵌挿
した状態でナットをこのボルトに締結する。これによ
り、ホイール取付部にホイールが取り付けられる。ま
た、上述の本発明のホイール自動取付方法では、まず、
位置決めステップで、水平置き状態のホイールを所定の
位置に調整して、次のナット供給ステップで、この位置
決めされたホイールのボルト嵌挿用孔部の上方にナット
を載置するように供給する。
【0016】さらに、ホイール把持ステップで、ホイー
ル取付ヘッドにより、ホイール上方に載置されたナット
を取付孔部へ圧接保持しながらホイールを把持する。つ
いで、ヘッド駆動ステップで、ホイール取付ヘッドを駆
動して、ホイールをホイール取付部の近傍まで移動させ
て、ナット締結ステップで、ホイールのボルト嵌挿用孔
部にホイール取付部側のボルトが嵌挿した状態でナット
をボルトに締結する。
【0017】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明すると、図1〜7は本発明の第1実施例としてのホ
イール自動取付装置及びホイール自動取付方法を示すも
ので、図1はその要部構成を摸式的に示すとともにホイ
ール把持ステップを示す縦断面図、図2はその全体構成
を摸式的に示す斜視図、図3はそのホイール取付ロボッ
トの一例を示す斜視図、図4はその動作(位置決めステ
ップを示す)タイヤプリセット装置上面の摸式的斜視
図、図5はその動作(ナット供給予備ステップ)を示す
タイヤプリセット装置上面の摸式的斜視図、図6はその
動作(ナット供給ステップ)を示すタイヤプリセット装
置上面の摸式的斜視図、図7はその動作後(ナット供給
ステップ後)のタイヤプリセット装置上面を示す摸式的
斜視図であり、図8は本発明の第2実施例としてのホイ
ール自動取付装置の要部構成を摸式的に示す縦断面図で
ある。
【0018】まず、第1実施例のホイール自動取付装置
及びホイール自動取付方法について説明すると、この実
施例の装置(本実施例の方法に用いられる装置でもあ
る)は、ホイールとしてのタイヤ2を、ホイール取付部
としての自動車のタイヤ取付ハブ(図示略)に自動的に
取り付けるものであり、本実施例では、タイヤ自動取付
装置と称することができる。また、本ホイール自動取付
方法についても、タイヤ自動取付方法と称することがで
きる。
【0019】このホイール自動取付装置には、図2に示
すように、ホイールとしてのタイヤ2を、ホイール取付
部としての自動車のタイヤ取付ハブ(図示略)に、位置
決めした上でハブナット(ナット)1を締めつけること
により、自動的に取り付けるホイール取付ロボットとし
てのタイヤ取付ロボット11がそなえられる。なお、自
動車のタイヤ2は一般に金属製のホイール(タイヤホイ
ール)3とゴム製のタイヤ本体4とからなるが、ここで
はこれらの結合したものをタイヤ2といい、さらに、こ
のタイヤをより上位の概念でとらえた場合にホイール2
という。
【0020】タイヤ取付ロボット11には、例えば図3
に示すようなものがある。このタイヤ取付ロボット11
は、ピボット11A上を鉛直軸心線回りに回転する基部
11Bと、この基部11Bに対して第1関節11Cを介
して矢印aの回転方向に揺動しうるように結合された第
1アーム11Dと、この第1アーム11Dに対して第2
関節11Eを介して矢印bの回転方向に揺動しうるよう
に結合された第2アーム11Fと、第2アーム11Fの
内部の回転軸(矢印cの回転方向)11Gに第3関節1
1Hを介して結合されたホイール取付ヘッドとしてのタ
イヤ取付ヘッド12とから構成されている。なお、第3
関節11Hは矢印d及びeの回転自由度を有する。さら
に、これらの各アーム11D,11F及び関節11C,
11E,11Hを駆動しながらタイヤ取付ヘッド12の
位置及び方向を調整しうるヘッド駆動手段13がそなえ
られている。なお、タイヤ取付ヘッド12の機能につい
ては後述する。
【0021】本ホイール自動取付装置には、このような
ロボット11の他に、図2に示すように、タイヤプリセ
ット装置14と、ナット供給手段15とをそなえてい
る。タイヤプリセット装置14には、図1,2に示すよ
うに、テーブル14A上を昇降しうる位置決め台14B
と、この位置決め台14Bの周囲に配設された複数の位
置決め用ローラ14Cとがそなえられる。この例では、
前輪用と後輪用との2つの位置決め台14Bがそなえら
れている。
【0022】位置決め台14Bの上面部には、芯出しピ
ン14Dとナット受取ピン14Eとがそなえられ、芯出
しピン14Dはタイヤ2のホイール部分3の中心穴2B
に嵌入しうる突起であり、ナット受取ピン14Eはタイ
ヤ2のホイール部分3の各ボルト取付孔2A内に嵌入し
てさらに上方へ突出するとともにハブナット1を受ける
ことができる突起である。特に、このナット受取ピン1
4Eは位置決め台14Bに対して昇降することができる
ようになっている。勿論、ナット受取ピン14Eはボル
ト嵌挿用孔部2Aの数だけ(例えば4穴ホイールならば
4つ)設けられる。
【0023】このようなタイヤプリセット装置14に
は、はじめは位置決め台14Bを降下させていて、例え
ば図示しないタイヤ搬送手段により、2つのタイヤがテ
ーブル14A上にいずれも水平置き状態に載置された
ら、この後に上昇させて、芯出しピン14Dをタイヤ2
のホイール部分3の中心穴2Bに嵌入させながらタイヤ
2の芯出し(回転方向位置の割り出し調整)を行ない、
この後に、ローラ14Cにより、タイヤ2の位置決め
(即ち、ボルト嵌挿用孔部2Aの位相を所要の位置に合
わせる位相合わせ)を行なった上で、ナット受取ピン1
4Eを上昇させて、ナット受取ピン14Eをタイヤ2の
各ボルト嵌挿用孔部2A内に嵌入させさらに上方へ突出
させるようになっている。
【0024】なお、各ローラ14Cは、タイヤ2の外周
面(トレッド面)に接合して、それぞれ回転駆動されな
がらタイヤ2を回転させて、ボルト嵌挿用孔部2Aが所
定の位置にくるように位置決めするようになっている。
ナット供給手段15は、図2に示すように、位置決めさ
れたタイヤ2のボルト嵌挿用孔部2A上にハブナット1
を上方から載置するようにして供給するもので、図示し
ない配管等を通じてハブナット1を供給されるパーツフ
ィーダ15Aと、P&Pロボット(ピックアンドプレイ
スロボット)15Bとをそなえている。
【0025】このP&Pロボット15Bは、ハブナット
ハンド15Cをそなえ、このハブナットハンド15Cに
よりパーツフィーダ15Aからハブナット1を取り出す
ピックアップ機能と、ハブナットハンド15Cを位置決
め台14A上のタイヤ2に接近させて、取り出したハブ
ナット1をタイヤ2のボルト嵌挿用孔部2A上に載置す
る機能とをそなえている。勿論、ハブナットハンド15
Cはハブナット1を載置したらタイヤ2上から退去する
ようになっている。
【0026】ここで、タイヤ取付ロボット11のタイヤ
取付ヘッド12について説明すると、このタイヤ取付ヘ
ッド12には、図1に示すように、タイヤ(ホイール)
2を把持するタイヤ把持手段(ホイール把持手段)16
と、供給されたハブナット1を取付孔2Aへ圧接しなが
ら保持するナット保持手段17と、ナットソケット18
を有しハブナット1を締結させるナット締結手段として
のナットランナ19とがそなえられている。なお、ナッ
トランナ19は、公知のもので、ナットソケット18を
回転駆動することで、ナットソケット18内のハブナッ
ト1を回動させて、対応するボルトへ螺合・締結させる
ようになっている。
【0027】タイヤ把持手段16は、タイヤ2の周外方
からその外周面(トレッド面)に接近し接合しうる複数
のタイヤハンド16Aとこのタイヤハンド16Aを駆動
する図示しない駆動手段とからなり、各タイヤハンド1
6Aがタイヤ2の外周面に同時に接合することで、これ
らのタイヤハンド16Aにより、タイヤ2が把持される
ようになっている。
【0028】ナット保持手段17は、タイヤ把持手段1
6とナットソケット18とこのナットソケット18をバ
ネ17Aにより軸方向に弾性的に支持する弾性支持構造
とからなり、タイヤ把持手段16でタイヤ2を把持する
際に、各ナットソケット18内にタイヤ2の取付孔2A
上の各ハブナット1が入り込んで且つナットソケット1
8と取付孔2Aの外周部との間で各ハブナット1を図1
中の上下方向に挟持することでハブナット1を保持する
ようになっている。また、このようにハブナット1を挟
持する際には、バネ17Aの付勢力が発揮されて、ハブ
ナット1が弾性的に無理なく且つ確実に挟持されるよう
になっている。
【0029】そして、タイヤ取付ロボット11は、タイ
ヤ取付ヘッド12を位置決め台14A上のタイヤ2の位
置上方まで移動させてその方向をタイヤ2の上面に向け
るようにしてさらに降下させ、ナットソケット18のナ
ット保持部(例えば6角又は12角のナット装填孔)1
8Aの内壁と取付孔2Aの外周部との間で各ハブナット
1を挟持して、この状態で、各タイヤハンド16Aをタ
イヤ2の外周面に接合させる把持動作を行ない、この
後、タイヤ取付ヘッド12をタイヤ取付ハブ(図示略)
の正面へ移動させ、挟持している各ハブナット1がタイ
ヤ取付ハブの各ボルト(図示略)に整合する位置になる
ようにタイヤ2をタイヤ取付ハブに位置合わせしてか
ら、ナットランナ19を作動させてハブナット1を締結
させるようになっている。
【0030】本発明の第1実施例としてのホイール自動
取付装置は上述のように構成されており、以下に、この
ホイール自動取付装置のホイール自動取付動作に相当す
る、本発明の第1実施例としてのホイール自動取付方法
について説明する。まず、タイヤプリセット装置14を
用いて、タイヤ2の位置決めするステップ(位置決めス
テップ)の動作を行なう。つまり、図2に示すように、
位置決め台14Bを降下させた状態で、図示しないタイ
ヤ搬送手段により、2つのタイヤをテーブル14A上に
いずれも水平置き状態に載置する。そして、この後に位
置決め台14Bを上昇させて、芯出しピン14Dを矢印
Xのようにせり上げながらタイヤ2のホイール部分3の
中心穴2Aに嵌入させることでタイヤ2の芯出し(回転
方向位置の割り出し調整)を行なう。この後、図4に示
すように、ローラ14Cにより、タイヤ2の位置決め
(即ち、ボルト嵌挿用孔部2Aの位相を所要の位置に合
わせる位相合わせ)を行なう。即ち、各ローラ14Cを
タイヤ2の外周面(トレッド面)に接合させた上で回転
駆動してタイヤ2を回転させることで、ボルト嵌挿用孔
部2Aが所定の位置にくるように位置決めする。
【0031】次に、ナット供給ステップに先立ってナッ
ト供給予備ステップの動作を行なう。つまり、各ナット
受取ピン14Eを上昇駆動して図1に矢印Yで示すよう
にせり上げることで、図5に示すように、タイヤ2のホ
イール部分3の各ボルト嵌挿用孔部2A内からその上方
へ突出させる。そして、ナット供給ステップの動作を行
なう。つまり、ナット供給手段15を用いて、図2,6
に示すように、位置決めされたタイヤ2の各ボルト嵌挿
用孔部2A上の各ナット受取ピン14Eにハブナット1
を上方から載置する。具体的には、P&Pロボット15
Bを作動させて、そのハブナットハンド15Cによりパ
ーツフィーダ15Aからハブナット1を取り出して、ハ
ブナットハンド15Cを位置決め台14A上のタイヤ2
に接近させ、取り出したハブナット1をタイヤ2のボル
ト嵌挿用孔部2A上の各ナット受取ピン14Eに差し込
む。これにより、ハブナット1はナット受取ピン14E
上に冠装された状態になる。この後は、ハブナットハン
ド15Cはタイヤ2上から退去する。
【0032】ついで、タイヤ取付ロボット11によりタ
イヤ(ホイール)2を把持するステップ(ホイール把持
ステップ)の動作を行なう。つまり、タイヤ取付ロボッ
ト11のタイヤ取付ヘッド12をタイヤプリセット装置
14のテーブル14Aの直上にその方向をタイヤ2の上
面に向けるように移動させる。さらにタイヤ取付ヘッド
12を降下させることで、ナットソケット18のナット
保持部18Aの内壁と取付孔2Aの外周部との間で各ハ
ブナット1を挟持させる。この時には、バネ17Aの付
勢力が発揮されて、ハブナット1が弾性的に無理なく且
つ確実に挟持される。この状態で、各タイヤハンド16
Aをタイヤ2の外周面に接合させる把持動作を行なうの
である。
【0033】この結果、タイヤ取付ヘッド12は、図1
に示すように、各ハブナット1を挟持しながらタイヤ2
を把持した状態になる。この後は、タイヤ取付ヘッド1
2がこの位置決め台14A上から移動していくが、図1
では、タイヤ取付ヘッド12がやや上方へ移動した状態
を示している。なお、図7はタイヤ取付ヘッド12とと
もにタイヤ2が移動した後の位置決め台14Aを示して
いる。
【0034】この後は、タイヤ取付ヘッド12の位置及
び方向を調整しながら、このタイヤ取付ヘッド12を図
示しないタイヤ取付ハブの正面に移動させる。そして、
挟持している各ハブナット1がタイヤ取付ハブの各ボル
ト(図示略)に整合する位置になるようにタイヤ2をタ
イヤ取付ハブに位置合わせした上で、各ナットをタイヤ
取付ハブ側の対応するボルトに締結させる動作(ナット
締結ステップ)を行なう。この動作は、一般に行なわれ
ているように、ナットランナ19を用いて行なう。
【0035】これにより、タイヤ2の取り付けが終了
し、タイヤハンド16Aによるタイヤ2の挟持も解除さ
れて、次のサイクルへの待機状態となる。この結果、以
下のような効果を得ることができる。 ナット1とタイヤ2とを1動作で受け取ることができ
て、作業のサイクルタイムを短縮することができる。 また、ナットの受け取りミスが発生しない。 さらに、ナットをナットソケット18とホイール部分
3との間に挟み込む時点で、ナット1がソケット18の
ナット保持部(ナット装填用の六角又は八角等の孔)1
8Aに入っていないことがあっても、ナット2は適切な
位置に適正な姿勢で挟持されているため、タイヤ2をタ
イヤ取付ハブに位置合わせした段階ではナット2に車両
のハブボルトの先端が嵌入していて、ソケット18を回
転させれば自動的にナット2がハブボルトに螺合する。
このため、ナット2のソケット18への嵌挿における動
作の自由度が向上するとともに、締めつけの信頼性が向
上する。 ソケットがナットを受け取る際にの場合と異なりナ
ットだけを受け取る方式の場合の動作を確実にするため
に、従来行なっていた磁石等のナットを保持するための
工夫を施す必要がなくなり、構造を簡素化することがで
きるとともに、安定した動作が確保される。
【0036】ところで、本ホイール自動取付装置及びホ
イール自動取付方法は、上述のようなタイヤ2に限定さ
れず、他の種々のホイール状の部材(即ち、ホイール)
に適用することが考えられる。本発明の第2実施例は、
本装置及び方法のタイヤ2以外のホイール部材への適用
例を示したもので、この実施例のホイール自動取付装置
は、図8に示すように、ホイール部材としてのステアリ
ングホイール20をホイール取付部としてのハンドル軸
部(図示略)に装着するためのものである。この装置で
も、第1実施例のもの(図2参照)と同様に、タイヤ取
付ロボット11に相当するステアリングホイール取付ロ
ボットや、パーツフィーダ15AやP&Pロボット15
Bからなるナット供給手段15をそなえている。
【0037】また、タイヤ取付ヘッドに対応するステア
リングホイール取付ロボットの取付ヘッド21も第1実
施例のものとほぼ同様に構成されるが、ステアリングホ
イール20の取付の場合、図8に示すように、ナット1
Aは1本のみなので、ナットランナ22は1本のみそな
えられている。したがって、ナットランナソケット23
やこれを付勢するスプリング24も1本ずつそなえられ
ている。そして、ホイール把持手段16やナット保持手
段17については第1実施例のものとほぼ同様の機能構
成になっている。なお、25はステアリングホイール2
0を把持するステアリングホイールハンドである。
【0038】このような構成によって、第1実施例とほ
ぼ同様な手順でステアリングホイール20の取付を行な
う。これにより、第1実施例とほぼ同様な効果を得ら
れ、ステアリングホイール20の取付を容易で且つ確実
に行なえるようになる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のホイール
自動取付装置によれば、ホイール取付部にホイールを位
置決めしてナットを締めつけることで自動的に取り付け
るホイール取付ロボットをそなえたホイール自動取付装
置において、水平置き状態の該ホイールを所定の位置に
調整する位置決め手段と、位置決めされた該ホイールの
ボルト嵌挿用孔部の上方に該ナットを載置するように供
給するナット供給手段とをそなえ、該ホイール取付ロボ
ットが、該ホイールを把持するホイール取付ヘッドと、
該ホイール取付ヘッドに設けられて、供給された該ナッ
トを該取付孔部へ圧接しながら保持するナット保持手段
と、該ホイール取付ヘッドを駆動することで、該ホイー
ルを該ホイール取付部の近傍まで移動させるヘッド駆動
手段と、該ホイールのボルト嵌挿用孔部に該ホイール取
付部側のボルトが嵌挿した状態で該ナットを該ボルトに
締結するナット締結手段とをそなえるという簡素な構成
で、次のような効果ないし利点が得られる。 ナットとタイヤとを1動作で受け取るため、サイクル
タイムを短縮することができる。 ナットの受け取りミスが発生しない。 ナットをロボットとホイールとの間に挟み込む時点
で、ナットがホイール取付ロボット側(例えばソケッ
ト)のナット装填用の六角又は八角等の孔に入っていな
くても、ナットを車両のハブボルトに締めつける際にソ
ケットを回転させれば自動的に入るため、ナットのソケ
ットへの嵌挿における動作の自由度が向上するととも
に、締めつけの信頼性が向上する。 ソケットがナットを受け取る際にの場合と異なりナ
ットだけを受け取る方式の場合の動作を確実にするため
に、従来行なっていた磁石等のナットを保持するための
工夫を施す必要がなくなり、構造を簡素化することがで
きるとともに、安定した動作が確保される。
【0040】また、本発明のホイール自動取付方法によ
れば、ホイール取付ロボットにより、ホイール取付部に
ホイールを位置決めしてナットを締めつけることで自動
的に取り付けるホイール自動取付方法において、水平置
き状態の該ホイールを所定の位置に調整する位置決めス
テップと、この位置決めされた該ホイールのボルト嵌挿
用孔部の上方に該ナットを載置するように供給するナッ
ト供給ステップと、ホイール取付ヘッドにより、該ホイ
ール上方に載置された該ナットを該取付孔部へ圧接保持
しながら該ホイールを把持するホイール把持ステップ
と、ついで、該ホイール取付ヘッドを駆動して、該ホイ
ールを該ホイール取付部の近傍まで移動させるヘッド駆
動ステップと、該ホイールのボルト嵌挿用孔部に該ホイ
ール取付部側のボルトが嵌挿した状態で該ナットを該ボ
ルトに締結するナット締結ステップとから構成されるこ
とにより、上述のホイール自動取付装置の場合と同様
に、次のような効果ないし利点が得られる。 ナットとタイヤとを1動作で受け取るため、サイクル
タイムを短縮することができる。 ナットの受け取りミスが発生しない。 ナットをロボットとホイールとの間に挟み込む時点
で、ナットがホイール取付ロボット側(例えばソケッ
ト)のナット装填用の六角又は八角等の孔に入っていな
くても、ナットを車両のハブボルトに締めつける際にソ
ケットを回転させれば自動的に入るため、ナットのソケ
ットへの嵌挿における動作の自由度が向上するととも
に、締めつけの信頼性が向上する。 ソケットがナットを受け取る際にの場合と異なりナ
ットだけを受け取る方式の場合の動作を確実にするため
に、従来行なっていた磁石等のナットを保持するための
工夫を施す必要がなくなり、構造を簡素化することがで
きるとともに、安定した動作が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としてのホイール自動取付
装置の要部構成を摸式的に示すとともに、本発明の第1
実施例としてのホイール自動取付方法のホイール把持ス
テップを示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施例としてのホイール自動取付
装置の全体構成を摸式的に示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例としてのホイール自動取付
装置にそなえられるホイール取付ロボットの一例を示す
斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例としてのホイール自動取付
装置の動作を説明するとともに、本発明の第1実施例と
してのホイール自動取付方法における位置決めステップ
を示すタイヤプリセット装置上面の摸式的斜視図であ
る。
【図5】本発明の第1実施例としてのホイール自動取付
装置の動作を説明するとともに、本発明の第1実施例と
してのホイール自動取付方法におけるナット供給予備ス
テップを示すタイヤプリセット装置上面の摸式的斜視図
である。
【図6】本発明の第1実施例としてのホイール自動取付
装置の動作を説明するとともに、本発明の第1実施例と
してのホイール自動取付方法におけるナット供給ステッ
プを示すタイヤプリセット装置上面の摸式的斜視図であ
る。
【図7】本発明の第1実施例としてのホイール自動取付
装置のナット供給動作後であって、本発明の第1実施例
としてのホイール自動取付方法におけるナット供給ステ
ップ後の、タイヤプリセット装置上面を示す摸式的斜視
図である。
【図8】本発明の第2実施例としてのホイール自動取付
装置を示す摸式的縦断面図であり、図1に対応する図で
ある。
【図9】従来のタイヤ自動取付装置において、ナット締
結装置へのナット供給動作を説明するための図である。
【図10】従来のタイヤ自動取付装置において、ナット
締結装置によるホイール把持動作を説明するための図で
ある。
【図11】従来のタイヤ自動取付装置において、ナット
締結装置へのナットの装填作動を説明するための要部縦
断面図である。
【図12】従来のタイヤ自動取り付け装置において、ナ
ット締結装置におけるナットの脱落状態を説明するため
の摸式図である。
【符号の説明】
1 ハブナット(ナット) 1A ナット 2 ホイールとしてのタイヤ 2A ボルト嵌挿用孔部 2B 中心穴 3 タイヤホイール 4 タイヤ本体 11 ホイール取付ロボットとしてのタイヤ取付ロボッ
ト 11A ピボット 11B 基部 11C 第1関節 11D 第1アーム 11E 第2関節 11F 第2アーム 11G 回転軸 11H 第3関節 12 ホイール取付ヘッドとしてのタイヤ取付ヘッド 12A ボルト嵌挿用孔部 13 ヘッド駆動手段 14 タイヤプリセット装置 14A テーブル 14B 位置決め台 14C 位置決め用ローラ 14D 芯出しピン 14E ナット受取ピン 15 ナット供給手段 15A パーツフィーダ 15B P&Pロボット(ピックアンドプレイスロボッ
ト) 15C ハブナットハンド 16 ホイール把持手段としてのタイヤ把持手段 16A タイヤハンド 17 ナット保持手段 17A バネ 18 ナットソケット 18A ナット保持部(ナット装填孔) 19 ナット締結手段としてのナットランナ 20 ホイールとしてのステアリングホイール 21 取付ヘッド 22 ナットランナ 23 ナットランナソケット 24 スプリング 25 ステアリングホイールハンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 公博 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)発明者 和田 純夫 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−173303(JP,A) 特開 平1−182104(JP,A) 特開 昭61−64502(JP,A) 特開 昭59−227506(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 29/00 B62D 65/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイール取付部にホイールを位置決めし
    てナットを締めつけることで自動的に取り付けるホイー
    ル取付ロボットをそなえたホイール自動取付装置におい
    て、 水平置き状態の該ホイールを所定の位置に調整する位置
    決め手段と、 位置決めされた該ホイールのボルト嵌挿用孔部の上方に
    該ナットを載置するように供給するナット供給手段とを
    そなえ、 該ホイール取付ロボットが、 該ホイールを把持するホイール取付ヘッドと、 該ホイール取付ヘッドに設けられて、供給された該ナッ
    トを該取付孔部へ圧接しながら保持するナット保持手段
    と、 該ホイール取付ヘッドを駆動することで、該ホイールを
    該ホイール取付部の近傍まで移動させるヘッド駆動手段
    と、 該ホイールのボルト嵌挿用孔部に該ホイール取付部側の
    ボルトが嵌挿した状態で該ナットを該ボルトに締結する
    ナット締結手段とをそなえて構成されていることを特徴
    とする、ホイール自動取付装置。
  2. 【請求項2】 ホイール取付ロボットにより、ホイール
    取付部にホイールを位置決めしてナットを締めつけるこ
    とで自動的に取り付けるホイール自動取付方法におい
    て、 水平置き状態の該ホイールを所定の位置に調整する位置
    決めステップと、 この位置決めされた該ホイールのボルト嵌挿用孔部の上
    方に該ナットを載置するように供給するナット供給ステ
    ップと、 ホイール取付ヘッドにより、該ホイール上方に載置され
    た該ナットを該取付孔部へ圧接保持しながら該ホイール
    を把持するホイール把持ステップと、 ついで、該ホイール取付ヘッドを駆動して、該ホイール
    を該ホイール取付部の近傍まで移動させるヘッド駆動ス
    テップと、 該ホイールのボルト嵌挿用孔部に該ホイール取付部側の
    ボルトが嵌挿した状態で該ナットを該ボルトに締結する
    ナット締結ステップとから構成されていることを特徴と
    する、ホイール自動取付方法。
JP33698893A 1993-12-28 1993-12-28 ホイール自動取付装置及びホイール自動取付方法 Expired - Fee Related JP3216377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33698893A JP3216377B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ホイール自動取付装置及びホイール自動取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33698893A JP3216377B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ホイール自動取付装置及びホイール自動取付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07186602A JPH07186602A (ja) 1995-07-25
JP3216377B2 true JP3216377B2 (ja) 2001-10-09

Family

ID=18304441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33698893A Expired - Fee Related JP3216377B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 ホイール自動取付装置及びホイール自動取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3216377B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105291725B (zh) * 2015-11-16 2019-01-04 河南科技学院 一种小型汽车轮胎自动拆卸系统
CN107554211B (zh) * 2017-07-19 2019-11-01 重庆交通职业学院 一种轿车轮胎自动装拆机构
KR102420410B1 (ko) * 2017-10-24 2022-07-13 황해모 생산 자동차에 타이어를 장착하기 위한 체결부품 자동화세팅장치
CN110217047A (zh) * 2019-06-11 2019-09-10 杨道财 一种汽车轮胎拆装工具
KR102246793B1 (ko) * 2019-11-27 2021-04-30 (주)맥스시스템 자동차 생산라인의 타이어 공급장치 및 타이어 장착 시스템
CN112606626B (zh) * 2021-01-14 2022-09-20 上海隆广汽车用品有限公司 一种快速更换车轮的一体机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07186602A (ja) 1995-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3216377B2 (ja) ホイール自動取付装置及びホイール自動取付方法
JP3146774B2 (ja) 締付装置
CN219564646U (zh) 一种可快速定位装拆的拆车轮装置
JP3261886B2 (ja) ワーク取付装置
JP2602498B2 (ja) 自動車のドア取付け方法
JP4587532B2 (ja) ねじ締め装置及びねじ締め方法
JP3233549B2 (ja) 溶接治具
JP2824120B2 (ja) サスペンションの組付方法及びその装置
CN219504021U (zh) 一种焊接设备
JPH0118274Y2 (ja)
JPH07110621B2 (ja) 自動車用フロントフェンダの取付装置
CN212706401U (zh) 一种自动化机械制造夹具
JPH06219105A (ja) 車輪脱着装置
JPH11138363A (ja) ナット締付装置
JPS59199379A (ja) 自動車用サスペンシヨンの組立方法
CN217667521U (zh) 一种车架举升座环形焊缝焊接机器人变位机夹具工装
JP2987362B1 (ja) ロボットに取り付けられる自動調心工具
JPH0743609Y2 (ja) ポテンシヨメータの取付構造
JPH08187626A (ja) ナット保持装置
JPH02250733A (ja) 自動ねじ締結装置
JPH0218270B2 (ja)
JPS59965Y2 (ja) 前駆動輪の懸架装置
JP2573036Y2 (ja) タイヤ自動取付け装置
JP3106532B2 (ja) 車体へのストラット組付ロボット
CN118081322A (zh) 一种旋转伸缩定位机构应用在装配夹具上的机构

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010703

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees