JPH0584537U - バスの乗降ステップ昇降装置 - Google Patents

バスの乗降ステップ昇降装置

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JPH0584537U
JPH0584537U JP2621692U JP2621692U JPH0584537U JP H0584537 U JPH0584537 U JP H0584537U JP 2621692 U JP2621692 U JP 2621692U JP 2621692 U JP2621692 U JP 2621692U JP H0584537 U JPH0584537 U JP H0584537U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
steps
vehicle body
pulley
rods
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Pending
Application number
JP2621692U
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English (en)
Inventor
裕昭 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP2621692U priority Critical patent/JPH0584537U/ja
Publication of JPH0584537U publication Critical patent/JPH0584537U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスのステップを昇降可能にして乗降を容易
とする。 【構成】 バスの出入口に設けるステップのうちで最下
段のステップを2分割し、出入口側のステップ12Aの
両側部を2本のロッド100、101で支持する。ロッ
ド100、101はそれぞれ車体側に固定されたガイド
110、111により上下方向に摺動自在に支持されて
いる。ロッド100、101の上端はワイヤ90、91
に連結する。 車体に設けたアクチュエータ(エアシリ
ンダ)50のピストンロッド52の先端には、2個の滑
車60A、60Bがそれぞれ独立して回転自在にとりつ
けられる。一方のワイヤ90は一方の滑車60Aを介し
て車体側に固定され、他方のワイヤ91は他方の滑車と
遊動滑車61を介して固定される。ピストンロッド52
の作動によりステップ12Aは平行状態を保って昇降す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バスの乗降ステップ構造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、実開昭62−135658号公報に示すように、乗降用ステップを使用 位置から格納位置にアクチュエータで回動することができる装置がある。 図9は従来のバスの車体5の床30の前部に設ける乗降ステップを示す上面図 である。図は特に3段式2ステップの場合を示しているが、2段式1ステップの バスの場合、第2ステップ20が床面となる。また、図10は図9のC断面図で ある。
【0003】 従来のバスの乗降用ステップにおいては、走行時における車両と路面との干渉 を避けるために、路面と第1ステップ10の距離Hnを大きくとる必要があるた め、停車時の乗降性に難があった。 図11は、従来のバスのステップを改善した乗降装置の一例を示す断面図であ る。
【0004】 第1ステップの下方に補助ステップ40を格納し、停車時に車体の外側に補助 ステップ40を張り出すことにより、走行時の安全性を損なうことなく乗降性を 向上している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のバスの乗降ステップは、上述のような理由から乗降性に難があり、高齢 者や障害者では乗降できないというケースもあった。 上述の補助ステップのように、停車時に車体の外側に補助ステップを張り出す ことによって、乗降性は向上するが、路面わきに寄って停車する場合、補助ステ ップが縁石等に当たるおそれがある。
【0006】 本考案は、これらの問題を解決する乗降ステップを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
バスの乗降用ステップの最下段のステップを2分構造とし、車外に隣接した側 に位置する分割後のステップを、乗降用位置と走行用位置とにその高さを昇降可 能とする。
【0008】
【作用】
乗客の乗降時に、前記分割後のステップを車体の外側に突き出ることなく乗降 位置に下降させることが出来る。
【0009】
【実施例】
図1は本考案のバスの乗降用ステップを示す上面図であり、図2は図1のD断 面図である。 最下段のステップ12は第1のステップ12Aと第2のステップ12Bとに分 割されており、走行時には同じ高さにあるが、停車時には第1ステップ12Aが 乗降用位置に降下し、ステップ12Aと12Bとで2段のステップを形成する。
【0010】 尚、本実施例では、バスの乗降用ドアの開閉を検出する検出スイッチ19を設 け、該スイッチ19によりドアの開閉状態を検出して、ステップ12Aの昇降を 行う。 図3から図6は本考案の第1の実施例装置を示す図である。 図3は本考案の実施例のステップ装置をバスの側面から見た図であり、第1ス テップ12Aが走行用位置にあることを示す。また、図4は図3のA矢視図であ る。
【0011】 第2ステップ20の下側にはエアシリンダ50が設けてあり、ピストンロッド 52を駆動する。ピストンロッド52の先端部には2個の滑車60A、60Bが 回転自在に設けられている。 一端を車体側に固定したワイヤ90の他端は滑車70、80を介してロッド1 00の上端にとりつけられる。ロッド100は、車体に固着されたガイド110 により上下方向に摺動自在に支持されており、ロッド100の下端部は第1ステ ップ12Aの側後端部を支持する。
【0012】 ここで、検出スイッチ19により乗降用ドアが開から閉になったことが検出さ れると、エアシリンダ50を付勢してピストンロッド52が突出し、滑車60A の作動により、ワイヤ90はロッド100を介して第1のステップ12Aをピス トンロッド52の突出速度の2倍の速度で引き上げる。 第2の滑車60Bには、一端を固定したワイヤ91が巻きつけられる。このワ イヤ91は、車体側に回転自在に取りつけた遊動滑車61を介して、支持され、 さらに滑車71、81を介してロッド101の上端部に固定される。このロッド 101は車体側のガイド111により上下動自在に支持されており、ロッド10 1の下端部は第1のステップ12Aの側後端を支持する。
【0013】 エアシリンダ50のピストンロッド52が突出すると、滑車60Bの作動によ りワイヤ91はピストンロッド52の突出速度の2倍の速度でステップ12Aを 引き上げる。 また逆に、検出スイッチ19により乗降用ドアが閉から開になったことが検出 されると、ステップ12Aがひき下げられる。
【0014】 本装置は以上のように構成してあるので、1本のアクチュエータを用いるのみ で、ステップ12Aを確実に昇降させることができる。 図6から図8は、本考案の第2の実施例を示す。 本実施例にあっては、ステップ12Aは両側の前後端をそれぞれ2本のロッド 100A、100B、101A、101Bにより支持される。ロッド100A、 100Bは2本のワイヤ90A、90Bにより支持され、同様にロッド101A 、101Bは2本のワイヤ91A、91Bにより支持される。ワイヤの増設にと もない、滑車81Bも増設される。 本装置においても、1本のアクチュエータ のみでステップ12Aを昇降させることができる。ステップ12Aは4本のロッ ドで支持されるので、剛性も向上し、円滑な作動が達成できる。
【0015】 なお、アクチュエータとしては、本実施例ではエアシリンダの例を示したが、 油圧シリンダ、電動モータ等も利用することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上のように、バスの乗降ステップの最下段を2分割して、先端のス テップをアクチュエータにより垂直方向に昇降するように構成したものである。 バスが停止し、乗員が乗降する際には、ステップを降ろして乗降を容易にする 。走行時にはステップを引き上げて、地上高を確保する。
【0017】 なお、最下段のステップに加えて、途中のステップにも同様の構造を採用する ことにより、より乗降が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバスの乗降用ステップを示す上面図。
【図2】図1のD断面図。
【図3】本考案の第1実施例のステップ装置を示す側面
図。
【図4】本考案の第1実施例のステップ装置を示す正面
図。
【図5】図3のA矢視図。
【図6】本考案の他の実施例のステップ装置を示す側面
図。
【図7】本考案の他の実施例のステップ装置を示す正面
図。
【図8】図7のA矢視図。
【図9】従来のバスの乗降用ステップを示す上面図。
【図10】従来のステップを示す説明図。
【図11】従来の可動式のステップを示す説明図。
【符号の説明】
12A 昇降ステップ 50 アクチュエータ 60A 滑車 60B 滑車 90 ワイヤ 91 ワイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内床面の一部に複数段の乗降用ステッ
    プが形成されるバスにおいて、前記乗降用ステップを形
    成する最下段のステップを2分構造とすると共に、車外
    に隣接した側に位置する分割後のステップを乗降用位置
    と走行用位置とにその高さを昇降可能とし、前記分割後
    のステップを走行用位置から乗降用位置に変化させるよ
    うにしたことを特徴とするバスの乗降ステップ昇降装
    置。
JP2621692U 1992-04-22 1992-04-22 バスの乗降ステップ昇降装置 Pending JPH0584537U (ja)

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JP2621692U JPH0584537U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 バスの乗降ステップ昇降装置

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Publication Number Publication Date
JPH0584537U true JPH0584537U (ja) 1993-11-16

Family

ID=12187217

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JP2621692U Pending JPH0584537U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 バスの乗降ステップ昇降装置

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JP (1) JPH0584537U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06206499A (ja) * 1992-06-03 1994-07-26 Shinkureha Jidosha Kogyo Kk 車両の乗降用ステップ装置

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