JP2914832B2 - 自走式エレベータ - Google Patents

自走式エレベータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吊りロープを使用しない
リニアモータ駆動の自走式エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来のロープ式エレベータに代え
て、リニアモータ駆動により乗りかごを昇降する自走式
エレベータの提案がなされている。例えば、特開平2−
261789号公報や特開平3−272987号公報な
どがある。
【0003】これらは、昇降路内壁にリニアモータの一
次コイルを設け、乗りかご側に2次導体を設け、これら
一次コイルと2次導体との相互に作用する力を利用し
て、複数台の乗りかごを昇降路内でそれぞれ昇降させる
構成である。
【0004】特に、後者の特開平3−272987号公
報のものは、複数台の乗りかごを設置し、これらを効率
良く運行し得るように、上り用昇降路と下り用昇降路と
を左右に並列配置すると共に、この上り用昇降路と下り
用昇降路とを上下端や中間部で連絡する水平な横行用通
路を設け、各乗りかごを上り用昇降路と下り用昇降路と
に昇降用リニアモータ(一次コイル及び2次導体)の駆
動と昇降用案内機構により昇降させ、且つその乗りかご
を水平な横行用通路に横行用リニアモータ(一次コイル
及び2次導体)の駆動と横行用案内機構により水平移動
させて上り用昇降路と下り用昇降路とを行き来できるよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した提
案のものでは、乗りかごが昇降する上り用昇降路と下り
用昇降路とが左右方向に並列配置せしめられているの
で、これらの上下端或いは中間で連絡する水平な横行用
通路を乗りかごが横移動するのに、昇降用リニアモータ
や昇降用案内機構とは全く別に、横行用リニアモータ
(一次コイル及び2次導体)と横行用案内機構などの横
行専用の特殊なかご横移動機構が必要である。
【0006】しかし、乗りかごの左右側面や昇降路内側
壁にはメインの昇降用リニアモータの一次コイルや2次
導体が付設されているので、前述のかご横移動機構の設
計・組付けが面倒で複雑となり、実用化には至っていな
いのが現状であると共に、そのかご横移動機構の組付け
により、乗りかごの重量が増加し、これに伴い昇降用リ
ニアモータの容量を大型化する必要があるなどの不都合
を招く問題がある。
【0007】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、リニアモータ駆動により昇降する乗り
かごが、昇降路の並列配置する上り用路と下り用路との
間を、横行専用の特殊な横移動機構を用いずに楽に行き
来できて、昇降路及び乗りかごの構成の簡素化が図れる
と共に、乗りかご重量の軽減が図れ、複数台の乗りかご
を効率良く運行するのに非常に有利となる自走式エレベ
ータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、乗りかごの左右側面部とこれに対向する
エレベータ昇降路内側壁とのいずれか一方にリニアモー
タの一次コイルを、他方にリニアモータの2次導体を設
け、その一次コイルと2次導体とよりなるリニアモータ
駆動により該乗りかごを昇降路内で昇降せしめる自走式
エレベータにおいて、前記昇降路は、乗場出入口装置を
互いに前後逆位置に設けた上り用路と下り用路とを前後
方向に並列して備えると共に、その上り用路と下り用路
とを少なくとも上下部で斜めに連絡する傾斜連絡路を備
えた構成とし、前記乗りかごは前後にそれぞれ乗場出入
口装置と連動して開閉するかご出入口装置を有する構成
とし、且つこの乗りかごを、前記リニアモータ駆動によ
る推力を利用し、昇降路の上り用路と下り用路とに沿っ
て昇降案内すると共に上り用路と下り用路との間を傾斜
連絡路に沿って移行案内せしめる案内機構を備えて構成
したことを特徴とする。
【0009】
【作用】前記構成の自走式エレベータによれば、乗りか
ごは、それぞれ一次コイル及び2次導体とから構成され
る左右2基のリニアモータの駆動による推力と、案内機
構による案内により、昇降路の上り用路と下り用路とに
沿って昇降するようになる。しかも、その昇降路の上り
用路と下り用路とが前後方向(奥行き方向)に並列して
おり、且つその上り用路と下り用路とが少なくとも上下
部において傾斜連絡路により斜めに連絡されているの
で、上り用路や下り用路を昇降して来た乗りかごが、該
昇降用と同じ左右2基のリニアモータの駆動による推力
と案内機構による案内により、円滑に傾斜連絡路に移行
して、その上り用路と下り用路との間でスムーズに行き
来でき、複数台の乗りかごを昇降路内で効率良く運行可
能となり、横行専用の特殊な横移動機構を用いなくても
済むようになる。
【0010】また、前述の如く昇降路の上り用路と下り
用路とが前後方向(奥行き方向)に並列しているが、そ
の上り用路と下り用路との乗場出入口装置が互いに前後
逆位置にあると共に、乗りかごが前後にそれぞれかご出
入口装置を有しているので、その乗りかごが上り用路と
下り用路とのどちらを走行していても、目的の階で着床
して前後いずれかのかご出入口装置が当該階の乗場出入
口装置と連動して開閉して、利用客の乗降を可能とす
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の自走式エレベータの第1の実
施例を図1乃至図4により説明する。まず、リニアモー
タ駆動により昇降する自走式エレベータの昇降路1と乗
りかご2との基本構成を図3及び図4により述べる。
【0012】昇降路1内の左右両側壁面部に、乗りかご
2の昇降行程全域に亘ってリニアモータの2次導体3が
それぞれ付設されていると共に、案内機構として左右一
対ずつのガイドレール4がそれぞれ垂直に付設されてい
る。
【0013】乗りかご2は、ボックス状のかご室2aの
前面出入口を挟む左右両外側部に、前記昇降路1内の左
右両側壁面部の2次導体3と小間隙を存して対向するよ
うに、リニアモータの一次コイル5がそれぞれ設けられ
ている。これら一次コイル5と2次導体3とから構成さ
れる左右2基のリニアモータの駆動により乗りかご2が
推力を得て昇降するようになっている。
【0014】また、その乗りかご2のかご室2aの左右
両外側面の上下端前後の4隅部に案内機構として操舵輪
6がそれぞれ設けられている。この操舵輪6は、舵取り
制御可能な構成で、これらが前記昇降路1内の左右一対
ずつのガイドレール4に摺接転動して、乗りかご2を垂
直に昇降させるように案内している。
【0015】更に、乗りかご2のかご室2aの前面部に
は、左右一対のドア7aとこれを開閉駆動するドア駆動
機構7bとを備えたかご出入口装置7が設けられてい
る。このかご出入口装置7は、ドア係合機構(図示せ
ず)を介して、図4に示す昇降路1の乗場出入口装置1
1の左右一対の乗場ドア11aを追従せるべく連動して
開閉する構成である。また、その乗りかご2のかご室2
aの後面部にも、前記同様に左右一対のドア8aとこれ
を開閉駆動するドア駆動機構(図示せず)とを備えたか
ご出入口装置8が設けられている。なお、その前後のか
ご出入口装置7,8は前記ドア駆動機構7bを互いに共
通化して用い、かご構成並びに重量軽減を図るようにし
ても良い。
【0016】なお、図3中9は乗りかご2のかご室2a
の一側部に装着された集電装置(集電シュー)で、これ
が昇降路1内に付設した給電線(図示せず)に摺接し
て、乗りかご2の一次コイル5やかご出入口装置7、8
等の制御並びに動力用電源及びかご内照明用電力などを
採集するようになっている。
【0017】また、図3中10は昇降路外部に設置した
制御装置で、前記左右2基のリニアモータの駆動により
乗りかご2を左右バランス良く保持しながら昇降・停止
させるなどの制御を行うようになっている。
【0018】ここで、前記昇降路1は、図1及び図2に
示す如く、上り用路21と下り用路31とを前後方向
(奥行き方向)に並列して備えている。そして、その上
り用路21は前面部に建物の各階に通じる乗場出入口装
置11をそれぞれ備え、下り用路31は前記とは逆位置
の後面部に建物の各階に通じる乗場出入口装置12をそ
れぞれ備えている。
【0019】また、その昇降路1の上り用路21と下り
用路31とは、各々の乗場出入口装置11,12から奥
行き方向に並列して前後複数ずつ(3つずつ)の昇降路
部位21a,21b,21c並びに31a,31b,3
1cを垂直に有する構成とされている。つまり、昇降路
1の上り用路21と下り用路31とは、それぞれ3台ず
つの乗りかご2が奥行き方向に並列して各々昇降可能と
なる平面空間寸法を有する構成とされている。
【0020】更に、前記昇降路1の上り用路21と下り
用路31とを上下端寄り部で斜めに連絡する傾斜連絡路
13,14並びに中間途中複数箇所で斜めに連絡する傾
斜連絡路15を備えている。
【0021】また、前記昇降路1の上り用路21の各昇
降路部位21a,21b,21c相互間並びに下り用路
31の各昇降路部位31a,31b,31c相互間に、
それぞれ適当な高さで複数段に配して傾斜連絡路部位2
1d,31dを備えている。
【0022】こうした昇降路1の上り用路11の各昇降
路部位21a,21b,21c及びそれら相互間の傾斜
連絡路部位21dと、下り用路31の各昇降路部位31
a,31b,31c及びそれら相互間の傾斜連絡路部位
31dと、前記上り用路21と下り用路31とを斜めに
連絡する傾斜連絡路13,14,15とに、それぞれ前
述のリニアモータの2次導体3が左右対をなすように付
設され、これら左右の2次導体3とその間の乗りかご2
の左右の一次コイル5とにより、前記どの路部であって
も左右2基のリニアモータを構成し、この左右のリニア
モータ駆動による推力と前記案内機構の操舵輪6の舵取
り案内とにより各乗りかご2が個々に昇降路1内のいろ
いろな方向に推進できるようになっている。
【0023】次に、前記構成の自走式エレベータの作用
を述べる。複数台の乗りかご2が次々と上り用路21の
傾斜連絡路部位21dを介し昇降路部位21a,21
b,211cのいずれかを選択して上昇し、傾斜連絡路
13や途中の傾斜連絡路15を介し下り用路31に移行
し、この下り用路31の傾斜連絡路部位31dを介し昇
降路部位31a,31b,31cのいずれかを選択して
下降し、再度傾斜連絡路14や途中の傾斜連絡路15を
介し上り用路11に移行すると言った具合に、ループ状
に循環昇降したり、途中折り返したりして移動する。
【0024】その昇降路1の上り用路21並びに下り用
路12のうち、前後の乗場出入口装置11,12に近い
昇降路部位21a,31aが乗降用路線として、その内
側の昇降路部位21b,31bや21c,31cが追い
越し・回送用路線或いは余剰かご待機路線などとして確
保され、これら路線を適時選択しながら複数台の乗りか
ご2が各々他の乗りかご2の動きにできるだけ制限され
ずに迂回しながら目的の階に早く到着するように運行制
御されるようになる。
【0025】こうした運行の際、乗りかご2は、それぞ
れ一次コイル5及び2次導体3とから構成される左右2
基のリニアモータの駆動による推力と、案内機構として
の操舵輪6による案内により、昇降路1の上り用路21
と下り用路31との各昇降路部位21a,21b,21
c並びに31a,31b,31cに沿って垂直に昇降す
る。
【0026】しかも、その昇降路1の上り用路21と下
り用路31との各昇降路部位21a,21b,21c並
びに31a,31b,31cは前後方向(奥行き方向)
に並列しており、且つそれら相互間が傾斜連絡路13,
14,15や傾斜連絡路部位21d,31dにより斜め
に連絡されているので、該上り用路21や下り用路31
を昇降して来た乗りかご2が、該昇降用と同じ左右2基
のリニアモータの駆動による推力と案内機構としての操
舵輪6による案内により、円滑に傾斜連絡路13,1
4,15や傾斜連絡路部位21d,31dに移行して、
斜めに移動するようになる。つまり、乗りかご2は自己
の昇降用の一次コイル5と該傾斜連絡路13,14,1
5や傾斜連絡路部位21d,31dの2次導体により推
力を得ると共に操舵輪6の舵取りにより、ヨットが風向
きに対し斜めに推進して行くような進行動作を行う。こ
れにて乗りかご2が横行専用の特殊な横移動機構を用い
なくても上り用路21と下り用路31との各路線間でス
ムーズに行き来でき、複数台の乗りかごを昇降路内で効
率良く運行可能となる。
【0027】また、前述の如く昇降路1の上り用路21
と下り用路31とが前後方向(奥行き方向)に並列して
いるが、その上り用路21と下り用路31との乗場出入
口装置11,12が互いに前後逆位置にあると共に、乗
りかご2が前後にそれぞれかご出入口装置7,8を有し
ているので、その乗りかご2が上り用路21を上昇する
時には、この乗場側に近い昇降路部位21aに寄って目
的の階に着床停止することにより、その前面のかご出入
口装置7が乗場出入口装置11と連動して開閉し、逆に
乗りかご2が下り用路31を下降する時には、この乗場
側に近い昇降路部位31aに寄って目的の階に着床停止
することにより、その後面のかご出入口装置8が乗場出
入口装置12と連動して開閉するようになる。これで乗
りかご2が上り用路21並びに下り用路31のどちらを
走行していても、目的の階で着床してドア開閉動作を行
って、利用客の乗降を可能とする。
【0028】なお、前記実施例の場合、昇降路1内の上
り用路21の各昇降路部位21a,21b,21c及び
下り用路31の各昇降路部位21a,21b,21c並
びにそれら相互間の傾斜連絡路部位21d,31dと、
傾斜連絡路13,14,15とに沿って、それぞれ2次
導体3を付設したが、この2次導体3は幅広のものとし
て、それら上り用路21の各昇降路部位21a,21
b,21c及び下り用路31の各昇降路部位21a,2
1b,21c並びに傾斜連絡路部位21d,31dと傾
斜連絡路13,14、15とを含む昇降路1内左右側壁
全面に亘って付設するようにしても良い。
【0029】次に、本発明の自走式エレベータの第2の
実施例を図5及び図6により説明する。なお、この第2
の実施例では、前述の第1の実施例の構成と基本的には
変わらないので、重複する箇所に同一符号を付して説明
の簡略化を図る。
【0030】ここでは、まず昇降路1の上り用路21と
下り用路31とを前後に並列配置すると共に、その相互
間に建屋の各階の乗場40を設けている。つまり、ここ
では上り用と途下り用との乗場を共通化すべく同一箇所
に設定した構成でる。この各階の乗場40の対向面(前
後逆位置)に昇降路1の上り用路21の乗場出入口装置
11と下り用路31の乗場出入口装置12とを設置して
いる。
【0031】こうした各階の乗場40の配列位置より上
側及び下側を迂回すべく、上り用路21と下り用路31
との相互を斜めに連絡する傾斜連絡路13,14を設け
ている。このために、建屋の上方複数階と下方複数階の
乗場を前述の如く上り用路21と下り用路31との相互
間に設けることが困難となるので、その上方複数回と下
方複数回の乗場41は前述の第1の実施例同様に上り用
路21と下り用路31との前後外端側にそれぞれ設け、
そこにのりば出入口装置11,12を設けてる。こうし
た第2の実施例の構成でも、利用客が乗降する乗場の位
置が異なる以外は、前述した第1の実施例のものと略同
様の作用効果が得られるようになる。
【0032】
【発明の効果】本発明の自走式エレベータは、前述の如
く構成したので、リニアモータ駆動により昇降する乗り
かごが、昇降路の並列配置する上り用路と下り用路との
間を、横行専用の特殊な横移動機構を用いずに楽に行き
来できて、昇降路及び乗りかごの構成の簡素化が図れる
と共に、乗りかご重量の軽減が図れ、複数台の乗りかご
を効率良く運行するのに非常に有利となる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式エレベータの第1の実施例を示
す一部省略した概略構成図。
【図2】同上実施例の昇降路中間高さにおける水平断面
図。
【図3】同上実施例の昇降路と乗りかごとの基本構成を
示す斜視図。
【図4】同じく昇降路と乗りかごとの基本構成を示す水
平断面図。
【図5】本発明の自走式エレベータの第1の実施例を示
す一部省略した概略構成図。
【図6】同上実施例の昇降路中間高さにおける水平断面
図。
【符号の説明】
1…昇降路、2…乗りかご、3…リニアモータの2次導
体、5…リニアモータの一次コイル、6…案内機構(操
舵輪)、7,8…かご出入口装置、11,12…乗場出
入口装置、21…上り用路、31…下り用路、13,1
4,15…傾斜連絡路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−92189(JP,A) 特開 平1−226689(JP,A) 特開 平3−152078(JP,A) 特開 平4−191285(JP,A) 特開 平4−197980(JP,A) 特開 平4−169489(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66B 9/10 - 9/16 B66B 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗りかごの左右側面部とこれに対向する
    エレベータ昇降路内側壁とのいずれか一方にリニアモー
    タの一次コイルを、他方にリニアモータの2次導体を設
    け、その一次コイルと2次導体とよりなるリニアモータ
    駆動により該乗りかごを昇降路内で昇降せしめる自走式
    エレベータにおいて、前記昇降路は、乗場出入口装置を
    互いに前後逆位置に設けた上り用路と下り用路とを前後
    方向に並列して備えると共に、その上り用路と下り用路
    とを少なくとも上下部で斜めに連絡する傾斜連絡路を備
    えた構成とし、前記乗りかごは前後にそれぞれ乗場出入
    口装置と連動して開閉するかご出入口装置を有する構成
    とし、且つこの乗りかごを、前記リニアモータ駆動によ
    る推力を利用し、昇降路の上り用路と下り用路とに沿っ
    て昇降案内すると共に上り用路と下り用路との間を傾斜
    連絡路に沿って移行案内せしめる案内機構を備えて構成
    したことを特徴とする自走式エレベータ。
  2. 【請求項2】 昇降路の上り用路と下り用路とは、それ
    ぞれ乗りかごが昇降可能な複数ずつの昇降路部位を乗場
    出入口から奥行き方向に並列して有し、且つそれら複数
    の昇降路部位相互間を斜めに連絡する傾斜連絡路部位を
    備えて構成したことを特徴とする請求項1記載の自走式
    エレベータ。
  3. 【請求項3】 昇降路は、この左右側壁に、乗りかごが
    移動する上り用路の各昇降路部位と、下り用路の各昇降
    路部位と、これらの傾斜連絡路部位と、上り用路と下り
    用路を連絡する傾斜連絡路とに沿って、それぞれリニア
    モータの2次導体を付設するか、またはそれら上り用路
    と下り用路と傾斜連絡路とを含む昇降路左右側壁全面に
    亘りリニアモータの2次導体を付設したことを特徴とす
    る請求項2記載の自走式エレベータ。
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