JPH042825Y2 - - Google Patents

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JPH042825Y2
JPH042825Y2 JP1985165416U JP16541685U JPH042825Y2 JP H042825 Y2 JPH042825 Y2 JP H042825Y2 JP 1985165416 U JP1985165416 U JP 1985165416U JP 16541685 U JP16541685 U JP 16541685U JP H042825 Y2 JPH042825 Y2 JP H042825Y2
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door plate
door
vehicle
recess
bumper
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JP1985165416U
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JPS6272840U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トラツクなどの車両に乗降する際の
補助装置として用いるに好適な車両の乗降用ステ
ツプ装置に関する。
〔従来の技術〕
トラツクなどの車両には乗降が容易に行なえる
ようにドア下方にステツプが配設されている。こ
のステツプは通常平板状の板材で構成されている
が、ステツプを板材だけで構成したのでは、冷寒
地などにおいて雪が堆積して乗降がしにくくなる
という不具合が生じる。
そこで、実開昭51−105729号公報に記載されて
いるように、ステツプを遮蔽板で覆い、この遮蔽
板の少なくとも一部を開口し、この開口部に開閉
自在な扉板を設けたものや、実開昭59−65859号
公報に記載されているものが提案されている。こ
れらのものは、ステツプが遮蔽板で覆われている
ため、冷寒地を走行する車両でもステツプ上に雪
が堆積するのを防止することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来のステツプ装置の場合
にはステツプ装置とキヤブとが別体でその外形形
状が同一面を形成していないため、走行時にバン
パ部より回り込んだ空気が乱れ、空気抵抗が増す
という不具合が生じた。そこで、従来、実開昭58
−32072号公報に示すものが提案されたが、重量
のあるステツプ自体を可動させるため、作動機構
が大掛かりなり、構造も複雑になると共に全体の
重量も増大し、コスト高ともなる。
〔考案の目的〕
本考案は上記に鑑みてなされたもので、雪の堆
積を防止、空気抵抗を低減すると共に作動機構が
大掛かりにならず、構造も簡単で、全体の重量も
低減できる車両の昇降用ステツプ装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、ド
ア下方に凹部を形成して昇降用ステツプを設けた
車両の昇降用ステツプ装置において、中央部が折
曲自在になつた略L字状の扉板の上部端部をヒン
ジを介して上記凹部上部に固定し、扉板の下部両
側に凹部側板のスライド溝内に沿つて移動するピ
ンを設けた開閉可能な扉板で上記凹部がある乗降
用ステツプ上部を覆うと共にその扉板の外表面と
バンパ外表面を略同一面としたものである。
〔作用〕
モータ又は手動(足)により、扉板の下部両側
に設けられたピンがスライド溝に沿つて移動する
力を扉板に加えれば、扉板は開閉される。そし
て、乗降時、略L字状の扉板を折り畳んで開放す
ると、乗降用ステツプが現れる。一方、走行時、
扉板をL字状に戻して閉鎖すると、昇降用ステツ
プ上部が覆われて、ステツプへの雪の堆積が防止
され、空気抵抗が低減される。また、比較的軽量
の扉板の開閉によつて昇降用ステツプ上部を開閉
すれば、作動機構が大掛かりにならず、構造も簡
単になり、全体の重量も軽減される。
〔実施例〕
以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第3図には、本考案の好適な実施例
の構成が示されている。図において、トラツク1
0のバンパ12はドア14下方まで延設されてお
り、そこに凹部16が形成されている。そして、
この凹部16には乗降用ステツプ18が形成され
ている。この乗降用ステツプ18上部には開閉自
在な扉板20が配設されており、ステツプ18上
部が扉板20によつて覆われている。
扉板20はほぼL字状に形成されており、中央
部が折曲自在に形成されている。そして扉板20
の端部にはヒンジ22,24が固定され、中央部
にはヒンジ26,28が固定されている。さらに
扉板20の他端にはピン30,32が固定されて
いる。ピン30,32は、扉板20の両側に配設
された側板34に穿設されたスライド溝36内に
挿入され、スライド溝36に沿つて移動可能とさ
れている。扉板20はヒンジ22,24を介して
固定されており、第4図に示されるように、扉板
20の端部がワイヤ38,40を介してモータ4
2に連結されている。ワイヤ38,40にはプー
リ44,46を介して張力が与えられており、正
逆回転するモータ42の駆動によつて扉板20を
開閉するように構成されている。又さらにモータ
42はドア14が開かれたとき正転駆動し、ドア
14が閉じたとき逆回転駆動するように構成され
ている。
以上の構成において、ドア14が開かれるとモ
ータ42が正転駆動し、ピン30,32がスライ
ド溝36に沿つて移動しヒンジ22,24側に移
動する。そして扉板20の中央部が折曲し、扉板
20が第2図の破線で示される位置まで移動す
る。これにより運転者はステツプ18を利用して
乗降を行なうことができる。
一方、ドア14が閉じるとモータ42が逆回転
駆動し、ピン30,32がスライド溝34に沿つ
て移動する。これにより扉板20の端部が元の位
置まで移動し、乗降用ステツプ18の上部が扉板
20によつて覆われバンパい12と略同一面を形
成する。このため、走行時にトラツク前部からの
空気がステツプ18側に回り込んで乱れ、空気抵
抗が増すのを防止することができる。尚、扉板2
0が乗降用ステツプ18を覆つたときは、バンパ
に限らずキヤブの側面と略同一面を形成し、空気
抵抗の増加を防止するものであつてもよい。
又前記実施例においては、ドア14の開閉によ
つて扉板20を開閉するものについて述べたが、
バンパ12の裏側にスイツチを設け、このスイツ
チの作動によつて扉板20を開閉することも可能
である。
又さらに、モータ42によつて扉板20の開閉
駆動をしなくても、扉板20の背面側にばねを配
設して常時ばねの弾発力によつてステツプ18を
扉板で覆い、乗降時運転者が扉板20の上部を押
圧して扉板20を開くようにしても前記実施例と
同様な効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、凹部があ
る乗降用ステツプ上部を覆う共にその扉板の外表
面とバンパ外表面を略同一面としたので、雪の堆
積を防止し、空気抵抗を低減できる。また、重量
のある乗降用ステツプは可動することなく、その
上部を覆う比較的軽量の扉板を開閉することで、
乗降用ステツプ上部を開閉するので、作動機構が
大掛かりにならず、構造も簡単になり、全体の重
量も軽減されてコスト低減にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は本考案に係る装置の断面図、第3図は扉板2
0の斜視図、第4図は扉板20の駆動系の構成図
である。 12……バンパ、16……凹部、18……(乗
降用)ステツプ、20……扉板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア下方に凹部を形成して乗降用ステツプを設
    けた車両の昇降用ステツプ装置において、中央部
    が折曲自在になつた略L字状の扉板の上部端部を
    ヒンジを介して上記凹部上部に固定し、扉板の下
    部両側に凹部側板のスライド溝内に沿つて移動す
    るピンを設けた開閉可能な扉板で上記凹部がある
    昇降用ステツプ上部を覆うと共にその扉板の外表
    面とバンパ外表面を略同一面としたことを特徴と
    する車両の昇降用ステツプ装置。
JP1985165416U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH042825Y2 (ja)

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JPS6272840U JPS6272840U (ja) 1987-05-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832072B2 (ja) * 1978-01-26 1983-07-11 本田技研工業株式会社 デイスクブレ−キ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832072U (ja) * 1981-08-28 1983-03-02 日産デイ−ゼル工業株式会社 車両用ステツプ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832072B2 (ja) * 1978-01-26 1983-07-11 本田技研工業株式会社 デイスクブレ−キ装置

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JPS6272840U (ja) 1987-05-09

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