JP3433183B2 - 自動車のドア - Google Patents

自動車のドア

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車に係
り、特に、乗用車におけるドアの構造及び配置に関する
ものである。
【0002】図10に示すように、電気自動車とは、電
動機101の駆動力のみを用いて走行が可能な車であ
り、その電動機101に供給する電力源として、二次電
池(バッテリー)を用いるものを狭義の電気自動車A、
エンジン発電機を用いるものをシリーズハイブリッド車
B、燃料電池を用いるものを燃料電池車Cと呼ぶことに
する。なお、図10において、102は車輪、103は
コントローラ、104は二次電池、201はエンジン、
202は発電機、301は水素供給源、302は燃料電
池である。
【0003】このように、電気自動車とは、回転式電気
電動機の駆動力のみを用いて走行が可能な車であり、そ
の電気電動機に供給する電力源として、二次電池、燃料
電池、内燃機関を用いた発電機、太陽電池等およびこれ
らを組み合わせたものを使用した車と定義する。ただ
し、以下の説明では、二次電池のみを用いた電気自動車
を念頭におくが、燃料電池、内燃機関発電機、太陽電池
を電力源とする車も当然に含まれる。
【0004】
【従来の技術】これまでの乗用車の運転席を除くドアで
車体側面に設けられたドアは、鉛直方向にヒンジのつい
たものかスライド式のドアに限られていた。このような
ドアを持つ乗用車では乗降の際に必ず腰を低くしなけれ
ばならず、そのために乗降に支障を来していた。特に、
長身の人や老人には大きな問題であった。これまでの乗
用車の運転席および助手席には、ドアを上方に跳ね上げ
る、いわゆるガルウイングドアが用いられた例があっ
た。
【0005】このガルウイングドアは、スポーツカーな
どでボディー強度を大きくするためにサイドシルを高く
した場合に、乗降を容易にする目的で取り付けられたも
のである。また、キャンピングカーでは、テント張りの
際、後部ドアを持ち上げてテント張りを容易にするもの
が見受けられた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のものは、
運転席および助手席以外の後部ドアからの乗降を容易に
するものではなかった。
【0007】本発明は、ガルウイングドアを乗用車の運
転席及び助手席以外のドアに設けて、乗降を容易にする
ことができる自動車のドアを提供することを目的とす
る。
【0008】また、本発明は、さらには、ステップと上
記ガルウイングドアを組み合わせて安全に、かつ乗降を
容易にすることができる自動車のドアを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の特徴を備える。
【0010】〔1〕前部、後部にそれぞれドアを有する
自動車のドアにおいて、運転席および助手席からなる前
部のドア(2,2′)以外の後部ドアをガルウイングド
(3,3′)とし、このガルウイングドア(3,
3′)が閉じた時にボディーの上面部(5)と側面部
(6)を構成すると共に、前記ガルウイングドア(3,
3′)の側面部(6)を構成する部分が前記ガルウイン
グドア(3,3′)の全開時、乗降の邪魔にならないよ
うに車両のボディー(1)上面と略平行となるように位
置決め機構(7)を備え、前記ガルウイングドア(3,
3′)の上面部(5)の幅を前記ガルウイングドア
(3,3′)の側面部(6)の幅より広くすると共に、
前記ガルウイングドア(3,3′)の上面部(5)に対
応する部分の開口幅を広くしたことを特徴とする。
【0011】〔2〕上記〔1〕記載の自動車のドアにお
いて、車体の天井中央フレーム(8)に横桟部で連結し
た略コの字型のベース部材(10)を固定し、そのベー
ス部材(10)の両側で前記ガルウイングドア(3,
3′)を軸支したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態を示す車両の上面図で、前後のドアの配置関
係を示す。図2は本発明の実施の形態を示す車両の側面
図、図3は本発明の実施の形態を示す車両の正面図、図
4は本発明の他の実施の形態を示すガルウイングドアの
展開図、図5は本発明の実施の形態を示すガルウイング
ドアの形状を示す斜視図、図6は本発明の実施の形態を
示すガルウイングドアのヒンジ部の構造を示した図であ
り、図7のA−A線断面図である。図7は本発明の実施
の形態を示すガルウイングドアのヒンジ部の構造を例示
的に示した図であり、図6のB−B線断面図ある。図8
は本発明の実施形態を示す要人警護用の車のガルウイン
グドアの態様を示す外観図、図9は本発明の実施形態で
あるステップの形態を示す図である。
【0013】(1)本発明の実施の形態を示すガルウイ
ングドア 図1〜図3により、車両全体とガルウイングドアの関係
を説明する。
【0014】車両は乗用車を対象としている。ボディー
1は、硬質軽量な材料、好ましくは、チタン合金製とす
る。なお、2,2′は運転席および助手席に配置される
前部ドアである。
【0015】また、ガルウイングドア3,3′を開閉す
るためのヒンジ機構9,9′を乗用車の後部座席の上方
の中央寄りに、車両長さ方向と平行に取り付ける。これ
により、図2に示すように、ガルウイングドア3,3′
を閉じた状態において、側面であった側面部6,6′
は、図3に示すように、ガルウイングドア3,3′を開
けた状態では天井の面を形成し、かつ、ガルウイングド
ア3,3′を閉じた状態で天井面であった上面部5,
5′はガルウイングドア3,3′の開いた状態では立ち
上がり部または側面を形成する。この側面を形成する上
面部5,5′の幅が十分にければガルウイングドア
3,3′が開けられた状態での天井部分は、人間が立ち
上がっても頭がこの天井面に接触する恐れはない。
【0016】さらに、ガルウイングを開けた状態でドア
の開口部の下面の高さと略一致するように形成されてい
ることによって乗り降りが非常に容易になる。
【0017】また、図4に示すように、ガルウイングド
ア3,3′の上面部5,5′部分の幅を側面部6,6′
の幅より広くする。これにより、ガルウイングドア3,
3′の重量が補強板の挿入等で重くなっても、ガルウイ
ングドア3,3′を確実・安定に支持することができる
と共に、閉じた状態での側面部6,6′のドアの幅に対
して、同じく閉じた状態でのドアの上面部5,5′の幅
を広く確保できるので、乗降の際に乗客が立ち上がった
ときに増加エリア20,20′の面積に見合う空間がで
きるので、頭部が天井面に接触することを防ぐことがで
きる。このドアは、運転席、客席もしくは外部からのリ
モートコントロールによって自動的に開閉可能とするこ
とによって、操作を容易に構成する。
【0018】(2)本発明のガルウイングドアの支持構
造 以下、本発明の実施の形態を示すガルウイングドアの支
持構造例について、図6および図7によって説明する。
【0019】車両のボディー1には両側面から天井面に
わたって開口する乗降口が設けられ、これらの乗降口を
開閉する左右のガルウイングドア3,3′が備えられて
いる。これらのガルウイングドア3,3′は上端部が車
体天井中央部4の両側に後述するヒンジ機構9,9′
介して枢支されて、上下方向に開閉可能とされており、
また、これらのガルウイングドア3,3′は必要に応じ
て中央部に窓を有し、かつ下端部の所定位置にガルウイ
ングドア3,3′の開閉用把手が加えられている。
【0020】また、ガルウイングドア3,3′を上方に
開放したとき、このガルウイングドア3,3′を支える
支持ステー(図3参照)がガルウイングドア3,3′
側面部6,6′と、乗降口の上部両側との間にそれぞれ
1本ずつ備えられている。
【0021】次に、ガルウイングドア3,3′の取付部
周辺の構造を説明する。
【0022】これらのガルウイングドア3,3′は、天
井中央部4の下面に車体前後方向に配設されたフレーム
8の両側面に、一つのガルウイングドア3について前後
最低2箇所づつヒンジ機構9,9′を介して支持されて
いる。これらのヒンジ機構9は、上記フレーム8に固着
されたべース部材10と、ガルウイングドア3側に固着
された一対のブラケット部材11,11′と、これらの
ブラケット部材11,11′によって両端が支持され、
旦つ中央部が上記べース部材10の一端部に把持された
ピン12とから構成されている。
【0023】そして、ブラケット部材11,11′が上
ガルウイングドア3の下面外周部に沿って固着された
ドアフレーム13,13′にボルト・ナット14,1
4′によって固着されている。一方、上記ベース部材1
0は、その略コ字型の基部が上記フレーム8の側面に各
2本のボルト15,15′によって固定されているが、
このフレーム8とベース部材10との結合群を詳しく説
明すると、フレーム8は4角形状の開断面を有する中空
部材で形成されていると共に、その両側面間に跨って2
本のブッシュ16,16′が車体幅方向に嵌挿されてい
る。これらのブッシュ16は筒状構造物であって、中央
部に貫通ネジ穴が形成されている。
【0024】また、ブッシュ16は上記フレーム8のコ
字型の両側面から両端が突出され、その両側の突出部が
フレーム8の両側面に外側からそれぞれ溶接によって固
着されている。
【0025】そして、該ブッシュ16,16′における
ネジ穴の両端部に、左右のヒンジ機構9,9′における
ベース部材10,10′の基部を通して各2本ずつボル
ト15,15′が螺合されている。なお、フレーム8の
両側面とべース部材10,10′との間には、中央部が
フレーム8の上方に被さったヒンジカバー17がボルト
15,15′によって狭持されていると共に、ヒンジカ
バー17は両側のヒンジ機構9,9′を下方から覆うよ
うに左右に延長されている。そして、その延長部の先端
にシール部材18,18′が装着され、これらのシール
部材18,18′が左右のガルウィングドア3,3′を
閉じた時に、ドアフレーム13,13′の下面に装着さ
れたシール部材19,19′に密着されることにより、
車室内がシールされるようになっている。
【0026】また、ヒンジカバー17とベース部材1
0,10′との間にはブッシュ16,16′内をシール
するシール部材が介設されている。上記の構成によれ
ば、ヒンジ機構9,9′を介して左右のガルウイングド
ア3,3′を開閉自在に支持するフレーム8には、その
両側面に跨ってフレーム8の配設方向と直角方向にブッ
シュ16,16′が挿入固着されているため、フレーム
8の両側面の間がこれらのブッシュ16,16′によっ
て連結されることになって、フレーム8の強度や剛性が
向上することになる。
【0027】従って、フレーム8がアルミ等で形成され
ている場合にも、ガルウイングドア3,3′に対する所
要の支持剛性が確保されることになる。また、ブッシュ
16,16′は、それぞれが両側のヒンジ機構9,9′
におけるベース部材10の固定に用いられるので、両ベ
ース部材10の取付位置が変動せず適切になる。また、
ブッシュ16,16′はフレーム8の外部から溶接でき
るので、溶接作業用の開口部をフレームに設ける必要
がなくなり、しかも溶接作業が著しく容易化されること
になる。
【0028】従来、ベース部材は、左右のドア用にそれ
ぞれ略L字状に形成され、ボルトにより取り付けられて
いたが、左右に分割されていたため、軽い構造のドアで
なければ支持できなかった。防護機能を上げるためにド
ア内に防護板を組み込む構造を採用すると、その分荷重
が増加する。
【0029】そのため、従来のベース部材では支持でき
なくなった。本発明のベース部材10,10′は、略L
字を2個対向して横桟10aで連結した略コ字状の形状
にしたので、支持荷重が防護板の分だけ増加しても、そ
の横桟10aの部分で十分支持できるとともに、そのコ
字型の角によりフレーム8に対して適切に位置決めでき
るようになる。
【0030】なお、車両の前部の片開きドア2,2′
は、図2に示すような、縦型のドアヒンジになってい
る。このドアヒンジは、コ字型金具の軸に、回転体が回
動自在に設けられた構造に成っている。各ドア2,2′
は、支持荷重に応じて、このドアヒンジを複数個配置す
る。ドアヒンジは、この形に限らずヒンジ構造であれ
ば、使用できる。
【0031】(3)本発明のステップの実施態様 図9に本発明のステップの実施の形態である、ガルウイ
ングドア3,3′が開くとシャーシ底部からステップ装
置30(図2参照)がせり出す形態を示す。
【0032】車床高さが地面から20cmを越えるよう
な乗用車では、地面から床の間にステップ装置30を設
けることによって、乗降を容易にすることができる。ス
テップ装置30は、ガルウイングドア3,3′と対向し
て設けられる。そのための手段としては、ガルウイング
ドア3,3′が開くとシャーシ40底部からステップ3
6がせり出す手段を有する。なお、客室と外部との間に
固定のステップが予め備えられていて、ガルウイングド
ア3,3′が閉じた状態で、このステップの上面にガル
ウイングドア3,3′の端面が接触し、あたかもステッ
プが存在しないような構造とし、ガルウイングドア3,
3′が開いた状態でステップが現れる構造とする手段も
有する。
【0033】車両のシャーシ40の下部に、ステップ装
置を取り付ける。ステップ装置は、ケース35に軸34
を習動および回動可能に枢支している。軸34にはウオ
ームギヤが固定されている。このウオームギヤと噛合す
るギヤ32は電動モータ31に軸支されている。
【0034】このステップ装置は、ガルウイングドア
3,3′の開閉扉動作に連動して自動的に電動モータ3
1に給電され、電動モータ31の開閉扉動作に連動した
正転、逆転により出し入れ動作を行う。開閉扉動作の検
知はマイクロスイッチ等で行う。
【0035】また、必要に応じて、運転席、客席もしく
は外部からのリモートコントロールによって自動的に開
閉可能とすることもできる。
【0036】なお、本発明のガルウイングドアの他の実
施態様として図8に示す要人警護車の要人乗降用ドアの
態様もある。この態様の場合、ガルウイングドアに耐衝
撃用の補強構造を採用しているので、要人の乗降時、腰
を曲げずに乗降できる作用の他に防護作用も奏する。さ
らには、このドアの前後のドアにも補強構造を採用すれ
ばさらに防護作用を完全なものに近づけることができ
る。
【0037】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0038】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、運転席および助手席からなる前部のドア以外の
後部ドアをガルウイングドアとし、このガルウイングド
アでボディーの上面部と側面部を構成するので、ドアの
全開時、上面部と側面部で形成する空間が車両上面より
も上に形成できるので、腰を曲げなくても頭がつかえる
ことがなくなる。
【0039】また、ガルウイングドアのボディー側面部
を構成する部分がドアの全開時、乗降の邪魔に成らない
ように車両上面と略平行となるように位置決め機構を設
けたので、おおよそ上面部の長さだけ車両上面から側面
部が持ち上がるので、腰を曲げなくても頭がつかえるこ
とがなくなる。
【0040】また、ガルウイングドアの上面部の幅を
面部の幅よりくしたので、ドアが補強構造を採用した
結果重量が増えても、確実に支持出来ると共に、全開
時、長さが増えた分だけ頭の上の空間が増えるので腰を
曲げずに乗降できるようになる。
【0041】また、ステップを、ガルウイングドアと対
向して設けたので、より乗降容易となる。また、フレー
ムにその配設方向と直角方向にブッシュが挿入されて固
着されるので、フレームはブッシュにより両側面間が連
結されて、強度や剛性が向上されることになると共に、
フレームの強度や剛性の低下を防止できる。
【0042】また、フレームに嵌挿固着したブッシュの
両端に横桟部で連結された略コ字型のヒンジ機構のベー
ス部材を固定するので、これらの配設位置が正確に決定
できて、従来のように左右でのばらつきがなくなり、左
右のドアの配設位置を正確にすることができる。更に、
ブッシュの両端にベース部材を固定するので、ドアの荷
重を支える部位が従来のようにフレームの両側面に集中
せず、フレーム全体に分散されるので、ドアの支持剛性
も向上させることができる。
【0043】また、ガルウイングドアが開いた状態で
は、客室の上に高い天井が残されることになり、これが
降雨時の乗降において乗客が雨に濡れるのを防ぐと共
に、乗降の際に上方からの攻撃に対して乗客を護るため
の楯の役目も果たす。補強板を用いると更に効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す車両の上面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態を示す車両の側面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態を示す車両の正面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すガルウイングド
アの展開図である。
【図5】本発明の実施の形態を示すガルウイングドアの
形状を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態を示すガルウイングドアの
ヒンジ部の構造を例示的に示した図である。
【図7】本発明の実施の形態を示すガルウイングドアの
ヒンジ部の構造を例示的に示した図である。
【図8】本発明の実施形態を示す要人警護用の車のガル
ウイングドアの態様を示す外観図である。
【図9】本発明の実施態様であるステップの態様を示す
図である。
【図10】電気動力自動車の基本構成を示す図である。
【符号の説明】
1 車両のボディー 2,2′ 前部ドア(運転席および助手席) 3,3′ ガルウイングドア 4 天井中央部 5,5′ 上面部 6,6′ 側面部 7 支持ステー 8 フレーム 9,9′ ヒンジ機構 10 ベース部材 10a 横桟部 11,11′ ブラケット部 12 ピン 13,13′ ドアフレーム 14,14′ ボルト・ナット 15,15′ ボルト 16,16′ ブッシュ 17 ヒンジカバー 18,18′,19,19′ シール部材 20,20′ 増加エリア 30 ステップ装置 31 電動モータ 32 ギヤ 34 軸 35 ケース 36 ステップ 40 シャーシ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/04 B60J 7/08 B60R 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部、後部にそれぞれドアを有する自動
    車のドアにおいて、運転席および助手席からなる前部の
    ドア以外の後部ドアをガルウイングドアとし、該ガルウ
    イングドアが閉じた時にボディーの上面部と側面部を構
    成すると共に、前記ガルウイングドアのボディーの側面
    部を構成する部分が前記ガルウイングドアの全開時、乗
    降の邪魔にならないように車両のボディー上面と略平行
    となるように位置決め機構を備え、前記ガルウイングド
    アの上面部の幅を前記ガルウイングドアの側面部の幅よ
    り広くすると共に、前記ガルウイングドアの上面部に対
    応する部分の開口幅を広くしたことを特徴とする自動車
    のドア。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車のドアにおいて、
    車体の天井中央フレームに横桟部で連結した略コの字型
    のベース部材を固定し、そのベース部材の両側で前記ガ
    ルウイングドアを軸支したことを特徴とする自動車のド
    ア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101924806B1 (ko) 2015-09-24 2018-12-05 테슬라, 인크. 수평방향으로 래치를 구비하는 이중 힌지 차폐장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101924806B1 (ko) 2015-09-24 2018-12-05 테슬라, 인크. 수평방향으로 래치를 구비하는 이중 힌지 차폐장치

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