JPH0534273Y2 - - Google Patents

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JPH0534273Y2
JPH0534273Y2 JP1987042498U JP4249887U JPH0534273Y2 JP H0534273 Y2 JPH0534273 Y2 JP H0534273Y2 JP 1987042498 U JP1987042498 U JP 1987042498U JP 4249887 U JP4249887 U JP 4249887U JP H0534273 Y2 JPH0534273 Y2 JP H0534273Y2
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getting
door
handrail
vehicle
floor panel
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JP1987042498U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の乗降用ステツプ装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、トラツク等の車両には、乗降の利便を
図るために第7図の如く複数のステツプ1,3か
ら成る乗降用ステツプ装置5がドア7の下方に設
けられている。そして、この種の乗降用ステツプ
装置5は、例えば実開昭59−65859号公報に開示
されるように複数のステツプを回動自在に設け、
下部のステツプの枢動中心から側方の突出端まで
の長さを上部のステツプの枢動中心から側方の突
出端までの長さよりも長くしたものを初め、様々
な技術が案出され多くの改良が加えられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、従来、この種の乗降用ステツプ装置
5は、第8図に示すようにフロアパネル9の外側
端9aがステツプ1,3の側壁11よりも外方に
突出した構造となつているため、フロアパネル9
の斯かる突出部分9bが乗降時の妨げとなつてい
た。又、上記公報に開示された技術の如く乗降時
に下部のステツプを上部のステツプより長くした
構造にあつても、同様に、フロアパネルの斯様な
突出部分が依然として乗降時の妨げとなつてお
り、この点の改善が要望されていた。
〔考案の目的〕
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
乗降時に乗降用ステツプをフロアパネルと階段状
に配設し、併せて乗降の利便を図る手すりを設け
ることによつて、乗り降りを容易にした乗降用ス
テツプ装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するための本考案は、フロア
パネルの下部に、ドア開閉センサからの関係信号
に基づき制御手段により作動する流体シリンダを
設けると共に、その流体シリンダの作動によつて
揺動する支持ステーを設け、その揺動する支持ス
テーに、車幅方向に平行移動してドア下方のサイ
ドパネルから車体外方に階段状に突出する乗降用
ステツプを設け、車体のルーフパネルとフロアパ
ネル間に支柱を設け、その支柱に摺動可能に円筒
状スライダを挿着し、その円筒状スライダと前記
乗降用ステツプの間に、乗降用ステツプの突出に
連動して傾斜し突出する回動自在な手すりを設け
たことを特徴とする。
〔考案の作用〕
本考案によれば、ドアが開くとドア下方の車体
から乗降用ステツプが外方に階段状に突出し、併
せて車体から手すりが傾斜状に突出する。又、ド
アの閉鎖に連動して、乗降用ステツプ及び手すり
は車体内に収納される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
図に於て、13はキヤプ15のフロアパネル1
7とルーフパネル19の間に設けられた支柱で、
この支柱13には矢印A,B方向に衝動自在な円
筒状スライダ21が挿着されている。又、この円
筒状スライダ21にはフオーク形状の連結具23
を介して手すり25が取り付いており、この手す
り25の他端はフロアパネル17の下部に配設さ
れた乗降用ステツプである第一ステツプ27の外
側端27aにヒンジ結合されている。
第一ステツプ27は、キヤプ15のじどパネル
29及びフエンダーパネル31に穿設された切欠
き33に遊挿されており、上記手すり25によつ
てその外側端27aが支持、連結されると共に、
フロアパネル17にヒンジ結合された支持ステー
35によつてその内側端27b側が支持されてい
る。そして、この第一ステツプ27は、ドア37
の開閉に連動して矢印C,D方向に揺動する上記
支持ステー35によつて、ドア37の開放時に切
欠き33から外方に突出するようになつている。
即ち、この第一ステツプ27に連結する上記支持
ステー35は、第2図に示すようにフロアパネル
17の下部に配設されたエアシリンダ(流体シリ
ンダ)39のピストンロツド41と連結してお
り、ドア37のヒンジ部(図示せず)に設けたド
ア開閉センサ43によつてドア37が開き始めた
との信号が制御手段45に伝達されると、当該制
御手段45からの指令によつてエアシリンダ39
のピストンロツド41が矢印E方向に移動し、こ
れに連動して支持ステー35が矢印C方向に移動
するようになつている。而して、当該支持ステー
35が矢印C方向に移動することによつて、上記
第一ステツプ27が車幅方向の矢印F方向に移動
し、サイドパネル29及びフエンダーパネル31
の切欠き33から外方に突出するようになつてい
る。尚、図中、47は支持ステー35に設けられ
た長孔で、この長孔47に第一ステツプ27に設
けたピン49が嵌入されている。
又、ドア37を閉め始めると、上記ドア開閉セ
ンサ43がこれを検知して制御手段45に信号を
送り、この制御手段45からの指令によりピスト
ンロツド41が矢印G方向に移動して支持ステー
35が矢印D方向に移動し、これに合わせて上記
第一ステツプ27が第2図の如く車幅方向の矢印
H方向に移動して切欠き33内に収納されるよう
になつている。更に、この第一ステツプ27の矢
印F方向の移動に連動して前記手すり25が第3
図の如くキヤプ15の側方に傾斜状に突出するこ
ととなるが、ドア37を閉めて第一ステツプ27
が切欠き33内に収納された時、手すり25は第
2図に示すようにキヤプ15内に収納されるよう
になつている。そして、第1図及び第4図の如く
フエンダーパネル31には、手すり25の収納に
支障を来さぬようにその移動軌跡上に切欠き50
が形成され、更に、当該切欠き50に連通する切
欠き51がフロアパネル19及びサイドパネル2
9に形成されている。而して、ドア37を閉める
時、上記手すり25はこの切欠き51内に収納さ
れてドア37の閉鎖に支障を来たさないようにな
つている。
更に、上記支持ステー35には、第5図に示す
ように上記第一ステツプ27が外方に突出した際
に、その外側端が第一ステツプ27の外側端27
aとフロアパネル19の外側端19aとを結ぶ線
l上に突出する乗降用ステツプである第二ステツ
プ53が設けられている。この第二ステツプ53
は、サイドパネル29及びフエンダーパネル31
に穿設された貫通孔55を介して外部に突出する
もので、内側端53aが上記支持ステー35に支
持され、又、その外側端53b側は突出時及び収
納時に亘つて上記貫通孔55に支持されるように
なつている。
尚、上記ピストンロツド41は、第5図の如く
第一ステツプ27及び第二ステツプ53をフロア
パネル19に対し階段状に突出させ、又、各ステ
ツプ27,53を夫々切欠き33及び貫通孔55
内に収納するようにそのストロークが予め設定さ
れており、ピストンロツド41が斯かるストロー
クを移動したとき、エアシリンダ39は停止する
ようになつている。その他、図中、57はフロン
トタイヤ、又、59は支持ステー35に設けた長
孔で、上記第二ステツプ53に設けたピン61が
この長孔59に嵌入されている。
本実施例に係る乗降用ステツプ装置はこのよう
に構成されているから、搭乗者が乗降に際しドア
37を開くと、ドア37に設けたドア開閉センサ
43によつてその旨の信号が制御手段45に伝達
される。次いで、この制御手段45からの指令に
よつて、エアシリンダ39のピストンロツド41
が第6図の如く矢印E方向に移動して支持ステー
35を矢印C方向に移動し、第一ステツプ27及
び第二ステツプ53を外部に階段状に突出させ
る。又、各ステツプ27,53の動きに連動し
て、手すり25がキヤプ15の側方から傾斜状に
突出する。
一方、ドア37を閉め始めると、ドア開閉セン
サ43がこれを検知して制御手段45に信号を送
り、この制御手段45からの指令によつてピスト
ンロツド41が矢印G方向に移動して支持ステー
35及び各ステツプ27,53を夫々矢印D,H
方向に移動させ、各ステツプ27,53を切欠き
33及び貫通孔55内に収納する。又、この動き
に連動して手すり25がキヤプ15内の切欠き5
1に速やかに収納される。
従つて、本実施例によれば、搭乗者の乗り降り
の際に、各ステツプ27,53がフロアパネル1
9に対して階段状に突出し、然も、手すり25が
乗降口に傾斜状に形成されるため、従来に比し、
搭乗者は乗り降りが容易となつた。又、ドア37
を閉めた際、即ち、乗降用ステツプ装置の不使用
時には、各ステツプ27,53及び手すり25が
キヤプ15内に収納されるので、走行時の空気抵
抗が低減し、又、ステツプに雪が積もることもな
い。
尚、上記実施例に代えて、各ステツプ27,5
3の駆動手段は上記エアシリンダ39に限定され
ず、モータ等を利用してもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、乗り降り
が容易となり、又、走行時の空気抵抗を低減でき
る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例に係る乗降用ステツプ装
置を装備したトラツクのキヤブの側面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は第2図に示
すキヤブのドアを開放した状態を示す断面図、第
4図は第1図の−線断面図、第5図は第1図
の−線断面図、第6図は本実施例に係る乗降
用ステツプ装置の動きを説明する説明図、第7図
は従来の乗降用ステツプ装置を装備したトラツク
の側面図、第8図は第7図の−線断面図であ
る。 5……乗降用ステツプ装置、13……支柱、1
5……キヤブ、17……フロアパネル、19……
ルーフパネル、21……円筒状スライダ、25…
…手すり、27……第一ステツプ、29……サイ
ドパネル、35……支持ステー、37……ドア、
39……エアシリンダ、43……ドア開閉セン
サ、45……制御手段、53……第二ステツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルの下部に、ドア開閉センサからの
    開閉信号に基づき制御手段により作動する流体シ
    リンダを設けると共に、その流体シリンダの作動
    によつて揺動する支持ステーを設け、その揺動す
    る支持ステーに、車幅方向に水平移動してドア下
    方のサイドパネルから車体外方に階段状に突出す
    る乗降用ステツプを設け、車体のルーフパネルと
    フロアパネル間に支柱を設け、その支柱に摺動可
    能に円筒状スライダを挿着し、その円筒状スライ
    ダと前記乗降用ステツプの間に、乗降用ステツプ
    の突出に連動して傾斜し突出する回動自在な手す
    りを設けたことを特徴とする車両の乗降用ステツ
    プ装置。
JP1987042498U 1987-03-23 1987-03-23 Expired - Lifetime JPH0534273Y2 (ja)

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JP1987042498U JPH0534273Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

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JP1987042498U JPH0534273Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

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JPS63149339U JPS63149339U (ja) 1988-09-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4221452Y1 (ja) * 1964-06-01 1967-12-11
JPS506687A (ja) * 1973-05-21 1975-01-23

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JPS4221452Y1 (ja) * 1964-06-01 1967-12-11
JPS506687A (ja) * 1973-05-21 1975-01-23

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