JPH0338237Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0338237Y2 JPH0338237Y2 JP1986036171U JP3617186U JPH0338237Y2 JP H0338237 Y2 JPH0338237 Y2 JP H0338237Y2 JP 1986036171 U JP1986036171 U JP 1986036171U JP 3617186 U JP3617186 U JP 3617186U JP H0338237 Y2 JPH0338237 Y2 JP H0338237Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonnet
- body frame
- vehicle body
- lpg
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はフオークリフトトラツクのボンネツ
トに係り、特にフオークリフトにおけるボンネツ
トの開閉装置に関するものである。
トに係り、特にフオークリフトにおけるボンネツ
トの開閉装置に関するものである。
(従来の技術)
従来この種のボンネツトの開閉装置としては、
第2図に示すようにボンネツトaの後部にヒンジ
機構bを設け、このヒンジを回転軸としてシート
cを載置したボンネツトaを実線位置からに示
す破線位置に向つて後方に回動させることによつ
て、ボンネツトaを後方に開閉する方式のものが
一般に用いられている。なお、dはヘツドガード
屋根を示す。
第2図に示すようにボンネツトaの後部にヒンジ
機構bを設け、このヒンジを回転軸としてシート
cを載置したボンネツトaを実線位置からに示
す破線位置に向つて後方に回動させることによつ
て、ボンネツトaを後方に開閉する方式のものが
一般に用いられている。なお、dはヘツドガード
屋根を示す。
また通常フオークリフトにおいてはLPG仕様
車がオプシヨンとして設定されていて、その
LPG車のタンクe(回転式のものを示す)は第3
図aに示すように、ボンネツトaの後方のウエイ
トf上にタンクブラケツトgを介して装着されて
いる。そしてこの場合にはボンネツト開閉時はボ
ンネツトaの上部に装着されたシートcとLPG
タンクeとが干渉するために、第3図bに示すよ
うにタンクeの位置をボンネツト開放時には点線
位置とするように、回転軸hを中心として矢印方
向に回動させているのが現状である。iはロツク
ピンを示す。
車がオプシヨンとして設定されていて、その
LPG車のタンクe(回転式のものを示す)は第3
図aに示すように、ボンネツトaの後方のウエイ
トf上にタンクブラケツトgを介して装着されて
いる。そしてこの場合にはボンネツト開閉時はボ
ンネツトaの上部に装着されたシートcとLPG
タンクeとが干渉するために、第3図bに示すよ
うにタンクeの位置をボンネツト開放時には点線
位置とするように、回転軸hを中心として矢印方
向に回動させているのが現状である。iはロツク
ピンを示す。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のようにLPGタンクを揺動させる、いわ
ゆるスイング方式を用いることは、構造が複雑に
なりスペースも必要とするもので、この問題を解
決するために第4図に示したようなボンネツトの
開閉装置が提案されている。この方式はボンネツ
トを上方に平行移動させようとするものであつ
て、図において、aはボンネツト、cはシート、
dはヘツドガード屋根、fはカウンタウエイトで
ある。kは車体、l,mはリンク、P1,P2はボ
ンネツト側連結点、O1,O2は車体側連結点であ
る。この方式のものはボンネツトの少なくとも一
側壁と車体側部材との間に跨つて前後にリンク
l,mを連結し、いわゆる平行リンク機構Lを構
成することによつて、ボンネツトaを直上方向に
移動させるようにしてあるため、この方式のもの
では、ヘツドガード屋根dとシートcとの制約が
あるので、スペース的にみて十分に開放移動させ
ることができないというような不具合を有する。
ゆるスイング方式を用いることは、構造が複雑に
なりスペースも必要とするもので、この問題を解
決するために第4図に示したようなボンネツトの
開閉装置が提案されている。この方式はボンネツ
トを上方に平行移動させようとするものであつ
て、図において、aはボンネツト、cはシート、
dはヘツドガード屋根、fはカウンタウエイトで
ある。kは車体、l,mはリンク、P1,P2はボ
ンネツト側連結点、O1,O2は車体側連結点であ
る。この方式のものはボンネツトの少なくとも一
側壁と車体側部材との間に跨つて前後にリンク
l,mを連結し、いわゆる平行リンク機構Lを構
成することによつて、ボンネツトaを直上方向に
移動させるようにしてあるため、この方式のもの
では、ヘツドガード屋根dとシートcとの制約が
あるので、スペース的にみて十分に開放移動させ
ることができないというような不具合を有する。
この考案は上記の問題点を解決することをその
目的とするものである。
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段及び作用)
上記問題点を解決するために、この考案ではヘ
ツドガード屋根を有するフオークリフトトラツク
の車体フレームに載置されるボンネツトを、該車
体フレームに対し水平状態の位置を保つたまま車
体斜め上方に移動できるように、上記フレームに
アウタスライドレールを後方斜め上方に固定する
と共に、該アウタスライドレールと嵌合して摺動
できるようにインナスライドレールを上記ボンネ
ツトに固定し、これらフレームとボンネツトをガ
ススプリングにより連結して構成し、フオークリ
フトのボンネツトを車体フレームに対して水平状
態を保つたまま車体後方斜め上方にほぼ直線状に
移動できるようにして、ヘツドガードとシートの
スペースの制約にかかわりなく、しかもLPGタ
ンクと干渉せずに十分に移動が可能なボンネツト
が得られるものである。
ツドガード屋根を有するフオークリフトトラツク
の車体フレームに載置されるボンネツトを、該車
体フレームに対し水平状態の位置を保つたまま車
体斜め上方に移動できるように、上記フレームに
アウタスライドレールを後方斜め上方に固定する
と共に、該アウタスライドレールと嵌合して摺動
できるようにインナスライドレールを上記ボンネ
ツトに固定し、これらフレームとボンネツトをガ
ススプリングにより連結して構成し、フオークリ
フトのボンネツトを車体フレームに対して水平状
態を保つたまま車体後方斜め上方にほぼ直線状に
移動できるようにして、ヘツドガードとシートの
スペースの制約にかかわりなく、しかもLPGタ
ンクと干渉せずに十分に移動が可能なボンネツト
が得られるものである。
(実施例)
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図aはボンネツトを閉じたときの一実施例
を図解的に示したもの、第1図bは同じくボンネ
ツトが開いた場合の状態を示す部分図である。
を図解的に示したもの、第1図bは同じくボンネ
ツトが開いた場合の状態を示す部分図である。
図において、1は車体フレーム、2はカウンタ
ウエイト、3はボンネツト、4はシート、5はヘ
ツドガード屋根を示す。ボンネツト3の上方には
運転席保護用のヘツドガード屋根5が設けられ、
また運転者用シート4がボンネツト3の上部に保
持されるほかに、特にエンジン式フオークリフト
の場合にはエンジン等の車体機能部の上側の開口
部をボンネツト3はおおつている。
ウエイト、3はボンネツト、4はシート、5はヘ
ツドガード屋根を示す。ボンネツト3の上方には
運転席保護用のヘツドガード屋根5が設けられ、
また運転者用シート4がボンネツト3の上部に保
持されるほかに、特にエンジン式フオークリフト
の場合にはエンジン等の車体機能部の上側の開口
部をボンネツト3はおおつている。
6はアウタスライドレールでフレーム1の方に
固定されており、7はインナスライドレールでボ
ンネツト3の方に固定されている。
固定されており、7はインナスライドレールでボ
ンネツト3の方に固定されている。
8はガススプリングで車体1とボンネツト3と
にそれぞれ両端を連結されている。9はLPGタ
ンク、10はインナレールに設けたローラである
が、スライダー或いはストリツプを用いても差支
えない。
にそれぞれ両端を連結されている。9はLPGタ
ンク、10はインナレールに設けたローラである
が、スライダー或いはストリツプを用いても差支
えない。
いま第1図aのようにボンネツト3が車体フレ
ーム1に対して通常の位置すなわち、ボンネツト
3が車体フレーム1上にあつて水平状態となつて
いるときには、アウタレール6とインナレール7
は図のように互いに嵌入している。
ーム1に対して通常の位置すなわち、ボンネツト
3が車体フレーム1上にあつて水平状態となつて
いるときには、アウタレール6とインナレール7
は図のように互いに嵌入している。
そしてボンネツト3を車体フレーム1に対して
矢印のように斜め上方後方に動かすと、ボンネツ
ト3のインナレール7は車体フレーム1のアウタ
レール6に沿つてローラ10を案内として図のよ
うに動く。このときガススプリング8は第1図b
のように伸長され、ボンネツト3とシート4は図
のような位置を占め、ボンネツト3は開放位置に
おかれる。この場合LPGタンク9とボンネツト
3とは何ら干渉することはない。
矢印のように斜め上方後方に動かすと、ボンネツ
ト3のインナレール7は車体フレーム1のアウタ
レール6に沿つてローラ10を案内として図のよ
うに動く。このときガススプリング8は第1図b
のように伸長され、ボンネツト3とシート4は図
のような位置を占め、ボンネツト3は開放位置に
おかれる。この場合LPGタンク9とボンネツト
3とは何ら干渉することはない。
従つてこの考案の実施例のものでは従来のよう
に平行リンク式の機構のようなものを設けること
なく、簡単な機構によつてヘツドガード屋根とシ
ートとのスペースの制約を受けることなしに十分
に開放移動ができるものである。
に平行リンク式の機構のようなものを設けること
なく、簡単な機構によつてヘツドガード屋根とシ
ートとのスペースの制約を受けることなしに十分
に開放移動ができるものである。
またLPG仕様車の場合にもLPGタンクと干渉
することなしにボンネツトを移動させることがで
きるので、LPGタンクの取付スイング機構など
も一切必要とせずコンパクトであると共に、点検
整備も良い。
することなしにボンネツトを移動させることがで
きるので、LPGタンクの取付スイング機構など
も一切必要とせずコンパクトであると共に、点検
整備も良い。
(考案の効果)
この考案は以上詳述したようにして成るので、
フオークリフトトラツクのボンネツトを常に水平
状態を維持したままで、これを車体後方斜め上方
にスライドさせることによつてボンネツトの閉鎖
位置からボンネツトの開放位置に向けて簡単に自
在に移動させることができる。
フオークリフトトラツクのボンネツトを常に水平
状態を維持したままで、これを車体後方斜め上方
にスライドさせることによつてボンネツトの閉鎖
位置からボンネツトの開放位置に向けて簡単に自
在に移動させることができる。
しかもその移動に当つてはヘッドガード屋根と
シートとの間のスペースの制約をうけることなく
十分な量の移動ができると共に、特にLPG仕様
車として用いるときにLPGタンクと干渉するこ
となくボンネツトが移動できるものである。従つ
て従来のようにLPGタンクの取付機構を揺動自
在に構成させるといつた特別の複雑な機構を設け
る必要がなくなり、コンパクトでコストの低減に
もなる。
シートとの間のスペースの制約をうけることなく
十分な量の移動ができると共に、特にLPG仕様
車として用いるときにLPGタンクと干渉するこ
となくボンネツトが移動できるものである。従つ
て従来のようにLPGタンクの取付機構を揺動自
在に構成させるといつた特別の複雑な機構を設け
る必要がなくなり、コンパクトでコストの低減に
もなる。
さらに上方への移動が十分とれることは点検整
備性の上でもきわめて良いという効果を有するも
のである。
備性の上でもきわめて良いという効果を有するも
のである。
第1図はこの考案の一実施例の概略図で、第1
図aはボンネツトを閉じたとき、第1図bはボン
ネツトが開いた場合の状態を示す。 第2図は従来装置の開閉方式の一例、第3図も
同じく従来装置のLPG仕様車の場合のものの一
例で第3図aは全体の概略図、第3図bはZ方向
の矢視図、第4図も別の従来装置を示す。 1…車体フレーム、2…ウエイト、3…ボンネ
ツト、4…シート、5…ヘツドガード屋根、6…
アウタレール、7…インナレール、8…ガススプ
リング、9…LPGタンク、10…ローラ。
図aはボンネツトを閉じたとき、第1図bはボン
ネツトが開いた場合の状態を示す。 第2図は従来装置の開閉方式の一例、第3図も
同じく従来装置のLPG仕様車の場合のものの一
例で第3図aは全体の概略図、第3図bはZ方向
の矢視図、第4図も別の従来装置を示す。 1…車体フレーム、2…ウエイト、3…ボンネ
ツト、4…シート、5…ヘツドガード屋根、6…
アウタレール、7…インナレール、8…ガススプ
リング、9…LPGタンク、10…ローラ。
Claims (1)
- ヘツドガード屋根5を有するフオークリフトト
ラツクの車体フレーム1に載置されるボンネツト
3を、該車体フレーム1に対し水平状態の位置を
保つたまま車体後方斜め上方に移動できるよう
に、上記車体フレーム1にアウタスライドレール
6を後方斜め上方に固定すると共に、該アウタス
ライドレール6と嵌合して摺動できるようにイン
ナスライドレール7を上記ボンネツト3に固定
し、これらフレーム1とボンネツト3をガススプ
リング8により連結して成る、フオークリフトト
ラツクのボンネツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986036171U JPH0338237Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986036171U JPH0338237Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150492U JPS62150492U (ja) | 1987-09-24 |
JPH0338237Y2 true JPH0338237Y2 (ja) | 1991-08-13 |
Family
ID=30846329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986036171U Expired JPH0338237Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0338237Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7766419B2 (en) * | 2007-12-03 | 2010-08-03 | Caterpillar Paving Products Inc. | Sliding panel arrangement for a vehicle |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS561505Y2 (ja) * | 1976-02-18 | 1981-01-14 | ||
JPS58188270U (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-14 | 日産自動車株式会社 | フオ−クリフトのトツプパネル開閉装置 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP1986036171U patent/JPH0338237Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62150492U (ja) | 1987-09-24 |
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