JP3167505B2 - 作業車の運転キャビンにおけるフロントガラス開閉構造 - Google Patents

作業車の運転キャビンにおけるフロントガラス開閉構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックホー等の作業車の
運転キャビンに関し、詳しくは、運転キャビンのフロン
トガラスを、前記運転キャビンの天井に沿う開放姿勢
と、前記運転キャビンの前面部の開口部に対して後方か
ら重なる状態で閉止する閉止姿勢とに案内して姿勢変更
する案内機構を備えた作業車の運転キャビンにおけるフ
ロントガラス開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作業車の運転キャビンのフロント
ガラスを上述のように開閉可能に構成するに、例えば、
実開昭59‐151968号公報に示されるように、フ
ロントガラスの両サイドに上下一対のローラを設け、他
方、運転キャビンの両サイドに前記ローラをガイドする
ガイドフレームを設けて案内機構を構成し、フロントガ
ラスを前記ガイドフレームに沿って開閉可能に構成して
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造におい
て、フロントガラスの寸法精度及びガイドフレームの寸
法精度と組付け精度を向上してガイドフレームにガタな
くフロントガラスを開閉可能に取付けるのは不可能に近
く、従って、ガタ付き音が発生するフロントガラスの開
放状態において、フロントガラスの左右方向のガタ付き
を規制すべく、一般的に、運転キャビンの天井近傍の側
壁部分に、フロントガラスの側面に接当する左右一対の
ガタ付き規制用ストッパーを設けてある。
【0004】ところが、上記ガタ付き規制用ストッパー
は、フロントガラスの左右方向のガタ付きのみを規制す
べく設けられたものであるから、上下方向のガタ付きを
規制することができず、その為に、別途、上下方向規制
用のストッパーを設けなければならない不都合があっ
た。
【0005】本発明は、フロントガラスのガタ付き規制
構造を工夫して、コストの低廉化をはかることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
作業車の運転キャビンにおけるフロントガラス開閉構造
は、運転キャビンのフロントガラスを、前記運転キャビ
ンの天井に沿う開放姿勢と、前記運転キャビンの前面部
の開口部に対して後方から重なる状態で閉止する閉止姿
勢とに案内して姿勢変更する案内機構を設けてある作業
車の運転キャビンにおけるフロントガラス開閉構造にお
いて、運転キャビンの天井に、前記開放姿勢にあるフロ
ントガラスの通過を許すように前後方向が開放された状
態で、天井に沿ったフロントガラスの左右の両上側の夫
々の角部に対して、左右方向及び上下方向で傾斜した傾
斜縁を接当させるように構成した左右一対のストッパー
設けてあることを特徴構成とする。
【0007】本発明の請求項2に係る作業車の運転キャ
ビンにおけるフロントガラス開閉構造は、左右一対のス
トッパーのそれぞれを、開放姿勢にあるフロントガラス
の前後方向での移動経路に対して交差する方向で遠近移
動させるように、位置調節可能に構成してあることを特
徴構成とする。
【0008】
【作用】請求項1に係る特徴構成によれば、例えば図3
に示すように、フロントガラス9aの開放状態におい
て、その開閉するためのフロントガラスが前後方向に移
動することを許しながらも、フロントガラス9aの上方
側の角部に接当する左右一対のストッパー16,16を
設けたことによって、そのストッパー16,16におけ
るフロントガラスの上側の角部に左右方向及び上下方向
で左右の両脇から接当する傾斜縁が、フロントガラス9
aに対して下方への押付力と左右方向への押付力とが
揮されるように作用してフロントガラス9aの上下並び
に左右方向のガタ付きが規制されることとなる。
【0009】請求項2に係る特徴構成によれば、左右一
対のストッパーのそれぞれを、左右方向で位置調節可能
に構成してあるから、フロントガラスを案内するレール
等の案内機構の取付寸法や組付に誤差がある程度あって
も、その誤差分を調節して確実性高くフロントガラスの
がたつきを解消できるものとなっている。
【0010】
【発明の効果】上記請求項1に係る特徴構成の結果、
ロントガラスの開放状態において、その開閉するための
フロントガラスが前後方向に移動することを許しながら
も、フロントガラスの上方側の角部に接当する左右一対
のストッパーによって、フロントガラスの上下並びに左
右方向のガタ付きの規制がはかれ、フロントガラスの上
下並びに左右方向のガタ付きを別々のストッパーによっ
て行なう場合に比して、部材の兼用化に伴うコストダウ
ンがはかれる。
【0011】また、上記請求項2に係る特徴構成の結
果、フロントガラスの案内構造等が比較的ラフに製造さ
れていても、開放状態のフロントガラスを上下方向並び
に左右方向でガタ付かないように確実性高く保持できる
利点がある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例をバックホーの運転キ
ャビンに付いて説明する。
【0013】図4に示すように、ドーザ装置1を備えた
クローラ式走行機台2に、原動部3及び運転キャビン4
を備えた旋回台5を取付け、この旋回台5の前部にスイ
ングブラケット6を介してバックホー装置7を取付けて
ドーザ付きバックホーを構成してある。
【0014】前記運転キャビン4は左側面に縦軸芯X周
りで機体後方に開閉可能なドアー8を備えており、そし
て、図1に示すように、運転キャビン4前面のフロント
ガラス9が運転キャビン4の天井4aに沿って開閉可能
に構成されている。
【0015】前記フロントガラス9は上下方向で2分割
されており、その上部フロントガラス9aが天井4aに
沿って開閉可能に構成されており、下部フロントガラス
9bが運転キャビン4aの下部壁として固定状態で設け
られている。
【0016】次に、前記上部フロントガラス9aの開閉
構造に付いて説明する。
【0017】図1に示すように、前記上部フロントガラ
ス9aは、その上下に左右一対のローラ10,10を備
えており、そして、上部に把手11と横方向に突出可能
な左右一対の固定用ロックピン12,12を備えてい
る。
【0018】他方、運転キャビン4の内面には、前記ロ
ーラ10,10に対するフロントガイドレール13aと
天井ガイドレール13bとが設けられており、そして、
天井4aの前部両サイドと後部両サイドに、夫々、前記
フロントガラス9a開閉状態において、前記フロントガ
ラス9aを固定する前記ロックピン係合用のピン孔14
a,14bが設けられており、そして、フロントガイド
レール13aの下部に、フロントガラス9a受止め用の
下部ストッパー15と、天井4aの前後方向の中間部に
フロントガラス9aガタ付き防止用の規制ストッパー1
6と後部両サイド近傍に後部位置規制用の後部ストッパ
ー17が設けられている。図3に示すように、規制スト
ッパー16は、正面視上方側ほど内方寄りとなる傾斜当
たり部を形成している。
【0019】前記フロントガラス9aの下端部を受止め
る下部ストッパー15は、フロントガラス9aが閉じら
れるに従ってフロントガラス9aの下端部を前方に押し
出す傾斜状のガイド面15aと下方への位置規制用の受
止面15bとを備えており、フロントガラス9aの下端
部が前方に押し出されることによって、フロントガラス
の開口部周縁のシール材に後方から密着して、フロント
ガラス9a閉じ状態におけるガタ付き防止と雨水の侵入
の阻止をはかってある。
【0020】図2に示すように、前記フロントガイドレ
ール13aの下端部は、ローラ10が外れるのを防ぐた
めにその一部が前方下方に屈曲され、ローラ10を、下
部ストッパー15からフロントガイドレール13aへス
ムーズに案内するようになっている。
【0021】運転キャビン天井4aの前後方向の中間部
に設けられた左右一対のストッパー16は、図3に示す
ように、ボルトの先端にゴムを焼き付け固着した押圧力
調節可能なストッパーから構成されており、天井4aに
沿ったフロントガラス9aの上方側の角部に接当して前
記フロントガラス9aの上下方向並びに左右方向のガタ
付きを規制するようになっている。
【0022】又、前記後部位置規制用のストッパー17
は、前記ストッパー16と同様に、ボルトの先端にゴム
を焼き付け固着した位置調節可能なストッパーから構成
されている。
【0023】〔別実施例〕 上記実施例においては、フロントガイドレール13aと
天井ガイドレール13bとを運転キャビン4を構成する
フレームの内面に、別途、装着したものを例示したが、
運転キャビン4を構成するフレームにガイドレール用の
溝を形成したものであってもよい。
【0024】又、フロントガラスはプラスチック板であ
っても良い。
【0025】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】運転キャビンの縦断側面図
【図2】フロントガラスの開閉状態を示す作用図
【図3】運転キャビンの上部を示す縦断正面図
【図4】全体側面図
【符号の説明】
4 運転キャビン 4a 天井 9a フロントガラス 16 ストッパー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転キャビン(4)のフロントガラス
    (9a)を、前記運転キャビン(4)の天井(4a)に
    沿う開放姿勢と、前記運転キャビン(9)の前面部の開
    口部(4b)に対して後方から重なる状態で閉止する閉
    止姿勢とに案内して姿勢変更する案内機構を設けてある
    作業車の運転キャビンにおけるフロントガラス開閉構造
    において、運転キャビン(4)の天井(4a)に、前記
    開放姿勢にあるフロントガラス(9a)の通過を許すよ
    うに前後方向が開放された状態で、天井(4a)に沿っ
    たフロントガラス(9a)の左右の両上側の夫々の角部
    に対して、左右方向及び上下方向で傾斜した傾斜縁を接
    当させるように構成した左右一対のストッパー(1
    6),(16)を設けてある作業車の運転キャビンにお
    けるフロントガラス開閉構造。
  2. 【請求項2】 左右一対のストッパー(16),(1
    6)のそれぞれを、開放姿勢にあるフロントガラス(9
    a)の前後方向での移動経路に対して交差する方向で遠
    近移動させるように、位置調節可能に構成してある請求
    項1に記載の作業車の運転キャビンにおけるフロントガ
    ラス開閉構造。
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