JPH0584462U - ハンダ装置の排気装置 - Google Patents

ハンダ装置の排気装置

Info

Publication number
JPH0584462U
JPH0584462U JP1780192U JP1780192U JPH0584462U JP H0584462 U JPH0584462 U JP H0584462U JP 1780192 U JP1780192 U JP 1780192U JP 1780192 U JP1780192 U JP 1780192U JP H0584462 U JPH0584462 U JP H0584462U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
solder
furnace
unit
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1780192U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2518548Y2 (ja
Inventor
正樹 金澤
Original Assignee
アイワ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイワ株式会社 filed Critical アイワ株式会社
Priority to JP1992017801U priority Critical patent/JP2518548Y2/ja
Publication of JPH0584462U publication Critical patent/JPH0584462U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2518548Y2 publication Critical patent/JP2518548Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、ハンダ付けする際に生じるフラッ
クスミストなどを含んだ汚染気体を外部に排気する排気
手段を有するハンダ装置の排気装置の改良に関する。 【構成】ハンダ装置の炉本体1から導出された部分にヒ
ーターなどの加熱手段を設けた第1排気部92領域と、
この第1排気部92から連接し水冷などの冷却手段を有
する第2排気部93領域とを設けるとともに、前記第1
排気部92と第2排気部93の境界部分にフラックスミ
ストなどの回収部となるドレインパン94を設ける。 【効果】炉内温度管理が良好に行え、かつダクト清掃が
容易に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ハンダ付けする際に生じるフラックスミストなどを含んだ汚染気 体を外部に排気する排気手段を有するハンダ装置の排気装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器のプリント配線板に電子部品を実装するためのハンダ装置として、例 えばリフローハンダ装置がある。
【0003】 そのリフローハンダ装置に広く用いられる方法として、図2で示すような赤外 線加熱式リフロ−ハンダ装置がある。
【0004】 この図2において、隔壁2によって予備加熱部3と、リフロー部5および冷却 部6とに区分される。
【0005】 上記の炉本体1は、矢印方向に走行するコンベア7が中段に配設されている。
【0006】 炉本体1の予備加熱部3は、電子部品中例えばアルミニウム電解コンデンサ等 の耐熱弱部品が急加熱によって破損したり、特性が劣化するのを防止すると共に 、フラックスを活性化させるために設けられたもので、熱コントロールができる ようにパネルヒータ12がこの例の場合3セクションに分割され設けられている 。
【0007】 そして、この予備加熱部3において、走行するコンベア7に載置されたプリン ト配線板10が順次加熱されるために、コンベア7を挟んでパネルヒータ12が 熱源として配置され、加熱した空気を対流させるファン13a,13bが配設さ れ、プリント基板10が常温から160℃の加熱温度で2〜3分程度加熱される 。
【0008】 コンベア7に載置されるプリント配線板10は、例えば、前工程においてプリ ント基板にクリームハンダが供給され電子部品が搭載されたものである。
【0009】 リフロー部5は、クリームハンダを溶かし電子部品をプリント基板に接合する 。この場合遠赤外線ランプ16がコンベア7を挟んで対設され、加熱した空気を 対流させるファン17a,17bが配設され、ハンダ溶融温度183℃の場合に 約220℃で10〜30秒間加熱する。
【0010】 また、冷却部6は、コンベア7を挟んでファン18a,18bが対設されリフ ロー部での工程終了後のプリント配線板10を急冷する。
【0011】 尚、8は、強制排気(図示せず)により炉内のフラックス煙やハンダガスなど からなるフラックスミストを含んだ汚染気体を炉外に排出するための排気ダクト 81などからなる排気装置である。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のリフローハンダ装置において、炉内のフラックス煙やハンダガ スなどからなるフラックスミストは、強制排気される過程で、炉外に出るとダク ト81の入口で急激に熱を奪われるため固化しダクト81の内壁に固着する。
【0013】 これは、ダクト81内の空気の流れを悪くするので、炉内の温度上昇を引起こ すなど炉内温度管理が充分に行えない原因となる。
【0014】 また、ダクト81の清掃のために炉の稼働を停止することが必要であった。
【0015】 そこで、この考案はこのような従来の問題点を考慮したもので、炉内温度管理 が良好に行え、かつダクト清掃が容易に行えるハンダ装置の排気装置を提供する ものである。
【0016】
【問題を解決するための手段】
上述の問題を解決するために、この考案においては、ハンダ付けする際に生じ るフラックスミストなどを含んだ汚染気体を外部に排気する排気手段を有するハ ンダ装置の排気装置において、上記排気手段はハンダ装置から導出され加熱手段 を有する第1排気部と、この第1排気部から連接し冷却手段を有する第2排気部 と、前記第1排気部と第2排気部の境界部分に設けられたフラックスミスト回収 部とを有することを特徴とするものである。
【0017】
【作用】
炉内のフラックス煙やハンダガスなどからなるフラックスミストなどの汚染気 体は、強制排気される過程で、ダクトの第1排気部と第2排気部の境界部分で急 激に熱を奪われるため固化するが、本考案では第1排気部と第2排気部との間に 回収部が設けられているのでダクト内壁に固着せず空気の流れを乱さず炉内温度 管理が良好に行え、かつ清掃が容易に行える。
【0018】
【実施例】
続いて、この考案に係るハンダ装置の排気装置の一例につき、リフローハンダ 装置に適用した場合につき、図1を参照して詳細に説明する。
【0019】 図1はこの考案の一例を示し、図2と同一構成部分には同一符号を付しその詳 細な説明は省略する。
【0020】 同図において、炉本体1の構成は図2に示す従来装置とほぼ同一のためその詳 細な説明は省略する。
【0021】 本考案において、特に、炉内のフラックス煙やハンダガスなどからなるフラッ クスミストを含んだ汚染気体を炉外に排出するための排気ダクトなどからなる排 気装置が従来装置と異なるものである。
【0022】 すなわち、排気装置9の排気ダクト91において、ハンダ装置の炉本体1から 導出された部分にヒータなどの加熱手段(図示せず)を設けた第1排気部92領 域と、この第1排気部92から連接し水冷などの冷却手段(図示せず)を有する 第2排気部93領域とを設けるとともに、前記第1排気部92と第2排気部93 の境界部分にフラックスミストなどの回収部となるドレインパン94を設ける。 ドレインパン94は排気ダクト91に対して取り外し可能となっている。
【0023】 上記構成により、炉内のフラックス煙やハンダガスなどからなるフラックスミ ストを含んだ汚染気体が炉外に排気されるとき、第1排気部92領域では加熱さ れているため、フラックスミストを含んだ汚染気体がこの領域で液化または固化 することがないので、排気ダクト91内壁に固着することがない。
【0024】 また、前記第1排気部92と第2排気部93の境界部分では、フラックスミス トを含んだ汚染気体が急激に冷却され液化または固化することとなるが、ここに はフラックスミストなどの回収部となるドレインパン94が設けられているので 、このドレインパン94で回収される。
【0025】 ドレインパン94を排気ダクト91から取り外し定期的に清掃することにより 排気ダクト91内は清潔に保たれる。
【0026】 従って、炉内温度管理が良好に行え、かつダクト清掃が容易に行える。
【0027】 なお、本考案は上述のリフローハンダ装置に限定されず、たとえばディップハ ンダ装置などにも適用出来る。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ハンダ装置の炉本体1から導出された 部分にヒーターなどの加熱手段を設けた第1排気部92領域と、この第1排気部 92から連接し水冷などの冷却手段を有する第2排気部93領域とを設けるとと もに、前記第1排気部92と第2排気部93の境界部分にフラックスミストなど の回収部となるドレインパン94を設けることにより炉内温度管理が良好に行え 、かつダクト清掃が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるハンダ装置の排気装置の一例を
示す図である。
【図2】従来のハンダ装置の排気装置を示す図である。
【符号の説明】
1 炉本体 2 隔壁 3 予備加熱部 5 リフロー部 6 冷却部 7 コンベア 8,9 排気装置 10 プリント配線板 12 パネルヒータ 13a,13b,17a,17b,18a,18b フ
ァン 16 遠赤外線ランプ 81,91 排気ダクト 92 第1排気部 93 第2排気部93 94 ドレインパン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンダ付けする際に生じるフラックスミ
    ストなどを含んだ汚染気体を外部に排気する排気手段を
    有するハンダ装置の排気装置において、 上記排気手段はハンダ装置から導出され加熱手段を有す
    る第1排気部と、この第1排気部から連接し冷却手段を
    有する第2排気部と、前記第1排気部と第2排気部の境
    界部分に設けられたフラックスミスト回収部とを有する
    ことを特徴とするハンダ装置の排気装置。
JP1992017801U 1992-03-30 1992-03-30 ハンダ装置の排気装置 Expired - Fee Related JP2518548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992017801U JP2518548Y2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ハンダ装置の排気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992017801U JP2518548Y2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ハンダ装置の排気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0584462U true JPH0584462U (ja) 1993-11-16
JP2518548Y2 JP2518548Y2 (ja) 1996-11-27

Family

ID=11953826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992017801U Expired - Fee Related JP2518548Y2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 ハンダ装置の排気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2518548Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015032829A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 ピーエスケー・インコーポレーテッド リフロ処理ユニット及び基板処理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0319390A (ja) * 1989-06-16 1991-01-28 Koki:Kk リフロー半田付装置
JPH0342174A (ja) * 1989-07-06 1991-02-22 Koki:Kk リフロー装置における排気方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0319390A (ja) * 1989-06-16 1991-01-28 Koki:Kk リフロー半田付装置
JPH0342174A (ja) * 1989-07-06 1991-02-22 Koki:Kk リフロー装置における排気方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015032829A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 ピーエスケー・インコーポレーテッド リフロ処理ユニット及び基板処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2518548Y2 (ja) 1996-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3604341B2 (ja) フラックス管理システム
EP0547047B1 (en) Soldering apparatus of a reflow type
US4951401A (en) Solder reflow apparatus
JP7189912B2 (ja) 気体浄化装置及び搬送加熱装置
KR100391219B1 (ko) 가스나이프냉각시스템
WO2005065877A1 (ja) リフロー炉
JP2518548Y2 (ja) ハンダ装置の排気装置
JP3226651B2 (ja) リフロー炉およびリフロー炉用冷却装置
JPH0587987U (ja) リフロー炉におけるフラックス除去兼プリント配線板冷却装置
JPH1071464A (ja) リフロー装置
JP2009099762A (ja) リフロー装置、フラックス回収装置およびフラックスの回収方法
JP4902486B2 (ja) リフロー装置
JPH11261209A (ja) 噴流はんだ付け装置
JP2003332726A (ja) リフロー炉、この炉に接続されるフラックス回収装置、およびこの装置の稼働方法
JP3114278B2 (ja) チッソリフロー装置
JP3454621B2 (ja) 不活性ガス雰囲気炉
JPH07202406A (ja) 雰囲気炉の排ガス吸引装置
JP2579181Y2 (ja) リフロー炉
JP4665763B2 (ja) 不活性雰囲気リフロー炉
JP3933879B2 (ja) 水蒸気雰囲気による溶融はんだの酸化防止方法
JP3000420U (ja) はんだ付け装置における雰囲気の冷却装置
JP7066655B2 (ja) 搬送加熱装置
JPH0315253Y2 (ja)
JP6824082B2 (ja) フラックス回収装置
JPH0593079U (ja) はんだリフロー装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees