JP7066655B2 - 搬送加熱装置 - Google Patents
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Description
リフローゾーンの後に配され、はんだ付けがされた被加熱物を冷却する冷却ゾーンと、
プリヒートゾーン,リフローゾーン及び冷却ゾーン内を通過するように、被加熱物を搬送する搬送装置と、
加熱ゾーンの入口近傍及び加熱ゾーンの出口近傍のそれぞれに設けられ、搬送方向とほぼ直交する方向に延びる吹き出し口を有し、吹き出し口から加熱ゾーン内の気体を内部に押し戻す方向に気体を吹き出す第1及び第2の吹き出し部と、
プリヒートゾーン及びリフローゾーンの境界付近に設けられ、搬送方向とほぼ直交する方向に延びる吹き出し口を有し、吹き出し口からプリヒートゾーン及びリフローゾーン内の気体を内部にそれぞれ押し戻す方向に気体を吹き出す第3の吹き出し部とを備えた搬送加熱装置である。
図1は、本発明を適用できる従来のリフロー装置の概略的構成を示す。プリント配線板の両面に表面実装用電子部品が搭載された被加熱物が搬送コンベヤの上に置かれ、搬入口11からスロート12を通ってリフロー装置の炉内に搬入される。搬送コンベヤが所定速度で矢印方向(図1に向かって左から右方向)へ被加熱物を搬送し、被加熱物がスロート13を通過して搬出口14から取り出される。搬送コンベアの搬送方向が水平方向とされている。スロート12および13は、シール構造としてラビリンスを備えている。また、スロート12は、入り口側のラビリンスとゾーンZ1の間に空間を有しているが、簡単のためラビリンス及び空間の両者をスロートと称する。
本発明の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態は、上述したリフロー装置と同様のリフロー装置に対して本発明を適用したものである。図3は、第1の実施形態の概略的構成を示し、図3では、被加熱物としてのプリント回路基板などのワークWを搬送するための搬送機構例えば搬送コンベアRC及びリフロー装置全体を収容する外板FPが示されている。
回収装置は、送風機例えばターボファンと、ターボファンの吹き出し部に設けられた経路形成部と、フラックス回収容器からなる。フラックス回収装置の下部に支持脚61及び62が設けられ、床面64に対してフラックス回収装置が設置される。また、フラックス回収装置の下部に溜まったフラックスがフラックス回収容器63によって回収されるようになされている。
吹き出し口47から吹き出したフラックスヒュームが経路P1に流入する。
経路P1の断面積が小さいので、フラックスヒュームが圧縮される。経路P1内でフラックス分子の衝突回数が増加し、フラックス分子の一部が液化する。
流出口49から経路P2にフラックスヒュームが吹き出される。経路P1の断面積に比して経路P2の断面積が大きいので、フラックスヒュームが断熱膨張される。これによって、経路P2内の温度が低下し、フラックス分子の液化がさらに進む。
流出口51から経路P3にフラックスヒュームが吹き出される。経路P2の断面積に比して経路P3の断面積が大きいので、経路P2から経路P3に切り替わる時にフラックスヒュームが断熱膨張される。これによって、経路P3内の温度が低下し、フラックス分子の液化がさらに進む。
経路P3を通った浄化されたフラックスヒュームが流出口52から配管33を通じて炉(例えばゾーンZ6)に戻される。
本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態におけるガスカーテン(吹き出しパイプ30a及び吸い込みノズル30b)に吹き出しパイプを設けるようにしたものである。図8は、第2の実施形態の概略的構成を示す。図3と対応する部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図9を参照して本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、吹き出しパイプ28a,28bをプリヒートゾーンとリフローゾーンの境界に設けたものであり、他の構成は、第2の実施形態と同様である。すなわち、ゾーンZ1~Z5がプリヒートゾーンを構成し、ゾーンZ6~Z8がリフローゾーンを構成するので、ゾーンZ5とゾーンZ6の境界位置付近に吹き出しパイプ28a及び28bが設けられる。なお、この境界付近にバッファ室を形成して、バッファ室に吹き出しパイプ28a及び28bを設けてもよい。
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば本発明においては、加熱ゾーンの入口側及び出口側の一方に吹き出し部を設け、他方は、既存のガスカーテンとしてもよい。ガスカーテンは、吹き出し部と異なり、ガス(不活性ガス又は大気)の吹き出し側と吹き出されたガスを吸い込む吸い込み側が対向して配置された構成を有するものを意味する。また、本発明は、リフロー装置等のはんだ付け装置に限らず、プリント配線板上に表面実装部品を熱硬化型の接着剤によって接着するための実装装置、パターン形成された銅張積層板上に形成されたソルダーレジストを硬化させる装置などにも適用することができる。すなわち、本発明は、加熱処理を行うことによって気化した物質が大気又は不活性ガスに対して混合された気体の浄化に対して適用できる。
15・・・上部炉体、41 1 ~41 4 ・・・フラックス回収装置、
25a,25b,26a,26b,27a,27b,28a,28b・・・吹き出しパイプ、30a・・・吹き出しパイプ、30b・・・吸い込みノズル
Claims (4)
- 被加熱物に対して加熱を行うプリヒートゾーンと、前記被加熱物に対してはんだ付けを行なうリフローゾーンからなる加熱ゾーンと、
前記リフローゾーンの後に配され、はんだ付けがされた被加熱物を冷却する冷却ゾーンと、
前記プリヒートゾーン,前記リフローゾーン及び前記冷却ゾーン内を通過するように、被加熱物を搬送する搬送装置と、
前記加熱ゾーンの入口近傍及び前記加熱ゾーンの出口近傍のそれぞれに設けられ、搬送方向とほぼ直交する方向に延びる吹き出し口を有し、前記吹き出し口から前記加熱ゾーン内の気体を内部に押し戻す方向に気体を吹き出す第1及び第2の吹き出し部と、
前記プリヒートゾーン及び前記リフローゾーンの境界付近に設けられ、搬送方向とほぼ直交する方向に延びる吹き出し口を有し、前記吹き出し口から前記プリヒートゾーン及び前記リフローゾーン内の気体を内部にそれぞれ押し戻す方向に気体を吹き出す第3の吹き出し部とを備えた搬送加熱装置。 - 前記プリヒートゾーンから気体を吸い出して浄化する第1の気体浄化装置と、前記リフローゾーンから気体を吸い出して浄化する第2の気体浄化装置を有し、
前記第1及び第2の気体浄化装置が異なる方式である請求項1に記載の搬送加熱装置。 - 前記第1及び第2の気体浄化装置の少なくとも一方は、
大気又は不活性ガスと加熱により気化した物質が混合された気体を圧縮する圧縮部と、前記圧縮部によって圧縮された気体を膨張させることによって前記物質を液化させる膨張部とを備え、
前記物質が低減された気体を得るようにした請求項2に記載の搬送加熱装置。 - 前記圧縮部によって圧縮された気体を膨張させる時に、熱の出入りがほぼ無いようにされた請求項3に記載の搬送加熱装置。
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