JPH06347387A - はんだ付け用雰囲気の酸素濃度測定装置 - Google Patents

はんだ付け用雰囲気の酸素濃度測定装置

Info

Publication number
JPH06347387A
JPH06347387A JP13586593A JP13586593A JPH06347387A JP H06347387 A JPH06347387 A JP H06347387A JP 13586593 A JP13586593 A JP 13586593A JP 13586593 A JP13586593 A JP 13586593A JP H06347387 A JPH06347387 A JP H06347387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen concentration
filter
inert atmosphere
sampling
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13586593A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Okano
輝男 岡野
Junichi Onozaki
純一 小野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP13586593A priority Critical patent/JPH06347387A/ja
Publication of JPH06347387A publication Critical patent/JPH06347387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 はんだ付けがなされる不活性雰囲気空間より
サンプリング配管を経て不活性雰囲気をサンプリング
し、酸素濃度を測定する酸素濃度測定装置において、サ
ンプリング配管が固化フラックスにより詰まり易い点を
改善する。 【構成】 不活性雰囲気空間11とサンプリング配管12と
の間に体積膨張式フィルタ21を介在させる。サンプリン
グ配管12中にダストフィルタ13および活性炭フィルタ14
を設ける。サンプリング配管12の最後端にジルコニア式
酸素濃度計15を接続する。そして、不活性雰囲気空間11
より取出されたサンプリングガスを先ず体積膨張式フィ
ルタ21に入れ、このフィルタ21内で断熱膨張させること
でサンプリングガス中のフラックスを液化して分離す
る。このようにしてフラックスの除去された不活性雰囲
気をサンプリング配管12により酸素濃度計15へ取込み、
その酸素濃度を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、はんだ付け用雰囲気の
酸素濃度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リフロー式はんだ付け装置はリフロー炉
内を窒素ガス等の不活性ガスにより不活性雰囲気に保
ち、またフロー式はんだ付け装置はプリヒータおよび噴
流はんだ槽を覆うチャンバ内を窒素ガス等の不活性ガス
により不活性雰囲気に保つようにしている。
【0003】これらの不活性雰囲気はんだ付け装置は、
はんだ付けが行われる空間(リフロー炉内またはチャン
バ内)よりサンプリング配管を介して不活性雰囲気をサ
ンプリングし、このサンプリングガス中の酸素濃度を測
定して、はんだ付け空間が一定の低酸素濃度に保たれる
ように不活性ガス量を制御している。
【0004】例えば図2に示されるように、リフロー炉
またはチャンバのようなはんだ付け空間11よりサンプリ
ング配管12を経てサンプリングした不活性雰囲気を、ダ
ストフィルタ13および活性炭フィルタ14を経て酸素濃度
計15に取込み、不活性雰囲気中の酸素濃度を測定してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記リフロー炉または
チャンバ等の空間11では、はんだ付けに当ってワークに
塗布されたソルダペースト中のフラックス分またはワー
クに直接塗布されたフラックスが加熱されてガス化し、
このフラックスがサンプリングガスとともに配管12に入
り、この配管内で冷却固化されたフラックスが配管12を
徐々に詰まらせるため、この配管12を頻繁に交換する必
要があり、その管理が容易でなかった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、サンプリング配管が固化フラックスにより詰まり
易い点を改善することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、はんだ付けが
なされる不活性雰囲気空間よりサンプリング配管を経て
不活性雰囲気をサンプリングし、不活性雰囲気中の酸素
濃度を酸素濃度計により測定しながらはんだ付け運転を
行う酸素濃度測定装置において、前記不活性雰囲気空間
とサンプリング配管との間に体積膨張式フィルタを介設
した構成を有するはんだ付け用雰囲気の酸素濃度測定装
置である。
【0008】
【作用】本発明は、不活性雰囲気空間より取出されたサ
ンプリングガスを先ず体積膨張式フィルタに入れ、この
フィルタ内で断熱膨張させることでサンプリングガス中
のフラックスを液化して分離する。このようにしてフラ
ックスの除去された不活性雰囲気をサンプリング配管に
より酸素濃度計へ取込み、はんだ付け用不活性雰囲気の
酸素濃度を測定する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1に示される実施例を参照
して詳細に説明する。
【0010】リフロー式はんだ付け装置におけるリフロ
ー炉や、フロー式はんだ付け装置におけるプリヒートお
よび噴流はんだ槽を覆うチャンバのような、はんだ付け
がなされる不活性雰囲気空間11のサンプリングガス取出
口部11a に体積膨張式フィルタ21の入口部21a を接続す
る。
【0011】この体積膨張式フィルタ21は、内部に膨張
室21b を中空形成したもので、この膨張室21b にてサン
プリングガスを断熱膨張させることで、サンプリングガ
ス中の熱を放出させて、ガス中のフラックス分を液化さ
せるフィルタである。
【0012】この体積膨張式フィルタ21の出口部21c に
サンプリング配管12を接続し、このサンプリング配管中
にダストフィルタ13および活性炭フィルタ14を介設し、
サンプリング配管12の最後端にジルコニア式酸素濃度計
15を接続する。
【0013】次に、この実施例の作用を説明すると、リ
フロー炉またはチャンバのような、はんだ付けがなされ
る不活性雰囲気空間11より取出されたサンプリングガス
を先ず体積膨張式フィルタ21に入れ、このフィルタ21の
膨張室21b で断熱膨張させることにより、サンプリング
ガス中の熱を放出させてガス中のフラックス分を液化さ
せる。液化したフラックスはガス分から分離してフィル
タ21の下側容器21d に溜まる。
【0014】このようにしてフラックスの除去されたサ
ンプリングガスをサンプリング配管12を経てダストフィ
ルタ13および活性炭フィルタ14に供給し、ダストフィル
タ13でサンプリングガス中のごみを除去するとともに、
活性炭フィルタ14によりジルコニア式酸素濃度計15の機
能を狂わせる可燃性ガス(フラックスから発生するイソ
プロピルアルコール)を除去して、サンプリングガスを
酸素濃度計15に取込み、不活性雰囲気空間11の酸素濃度
を酸素濃度計15により管理しながら、はんだ付け運転を
行う。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、不活性雰囲気空間と酸
素濃度計へのサンプリング配管との間に体積膨張式フィ
ルタを介設したから、このフィルタ内でサンプリングガ
スを断熱膨張させてサンプリングガス中のフラックスを
液化分離でき、サンプリング配管が固化フラックスによ
り詰まり易い点を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の酸素濃度測定装置の一実施例を示す説
明図である。
【図2】従来の酸素濃度測定装置を示す説明図である。
【符号の説明】
11 不活性雰囲気空間 12 サンプリング配管 15 酸素濃度計 21 体積膨張式フィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだ付けがなされる不活性雰囲気空間
    よりサンプリング配管を経て不活性雰囲気をサンプリン
    グし、不活性雰囲気中の酸素濃度を酸素濃度計により測
    定しながらはんだ付け運転を行うはんだ付け用雰囲気の
    酸素濃度測定装置において、 前記不活性雰囲気空間とサンプリング配管との間に体積
    膨張式フィルタを介設したことを特徴とするはんだ付け
    用雰囲気の酸素濃度測定装置。
JP13586593A 1993-06-07 1993-06-07 はんだ付け用雰囲気の酸素濃度測定装置 Pending JPH06347387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13586593A JPH06347387A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 はんだ付け用雰囲気の酸素濃度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13586593A JPH06347387A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 はんだ付け用雰囲気の酸素濃度測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06347387A true JPH06347387A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15161578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13586593A Pending JPH06347387A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 はんだ付け用雰囲気の酸素濃度測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06347387A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005191177A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Yokota Technica:Kk リフロー半田付け装置
JP2020181861A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 株式会社タムラ製作所 搬送加熱装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005191177A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Yokota Technica:Kk リフロー半田付け装置
JP2020181861A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 株式会社タムラ製作所 搬送加熱装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4305906A (en) Apparatus for analyzing oxygen, nitrogen and hydrogen contained in metals
JP2762359B2 (ja) 同位体組成の測定方法及び装置
FR2401683A1 (fr) Procedes et dispositifs de recuperation de solvants
GB2030055A (en) Sample injection into gas chromatorgraphic columns
JPH06347387A (ja) はんだ付け用雰囲気の酸素濃度測定装置
JP3725441B2 (ja) 気体流れ中の不純物を分析するための方法
JP2008309550A (ja) 標準水蒸気ガス発生装置
Yoshimi et al. A New Approach to Estimating Wetting in a Reaction System
DE69940722D1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Wiederausrichten von Signalspitzen in Gaschromatographischen Analysen
JP4909614B2 (ja) 水素化物ガス中の微量不純物分析方法及び装置
JPH07206408A (ja) 不活性ガス中の酸素除去方法及び装置
US3801282A (en) Method and apparatus for generating gases for atomic absorption spectrophotometers
JP2017096812A (ja) 熱分析装置
JPH0915223A (ja) 水素炎を利用した検出器
EP0370360A3 (de) Vorrichtung zur Zwischenanreicherung von Spurenstoffen aus einem Gasstrom in einer Kühlfalle
US3867098A (en) Gas analyzer detector
IT9047801A1 (it) Sistema di saldatura, particolarmente idoneo per saldature di chip a mezzo di leghe saldanti
US3390513A (en) Preparative gas chromatographic apparatus
JP3507989B2 (ja) 不活性ガス中の酸素濃度調節方法及び装置
JPH06117975A (ja) はんだ付け用雰囲気ガスフィルタ再生方法
JPH0733158Y2 (ja) 試料中の水素分析装置
JP2538067Y2 (ja) 濃縮分析装置
JP3377230B2 (ja) はんだ付け用雰囲気ガス測定装置
EP0547860A1 (en) Soldering method and apparatus
JPS5883287A (ja) 放射能サンプリング方法