JPH0584375A - ミシン用検出器 - Google Patents

ミシン用検出器

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JPH0584375A
JPH0584375A JP3247683A JP24768391A JPH0584375A JP H0584375 A JPH0584375 A JP H0584375A JP 3247683 A JP3247683 A JP 3247683A JP 24768391 A JP24768391 A JP 24768391A JP H0584375 A JPH0584375 A JP H0584375A
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light
optical fiber
sewing machine
detector
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JP3247683A
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Hitoshi Honda
均 本多
Takashi Nakamura
隆 中村
Satomi Yamauchi
聡見 山内
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Japan Radio Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Nagano Japan Radio Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B69/00Driving-gear; Control devices
    • D05B69/22Devices for stopping drive when sewing tools have reached a predetermined position
    • D05B69/24Applications of devices for indicating or ascertaining sewing-tool position

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動に強く、また検出部における光ファイバ
ーのストレスが少なく、更に小形で、安価なミシン用検
出器を得る。 【構成】 ミシン制御信号伝送用ケーブルとして光ファ
イバーを使用し、2つの反射部39a,39bと送受光
用光ファイバー15a,15bを光ファイバー支持部1
6で固定し、2つの反射部39a,39bの間に遮光板
26a,26b,26cを設ける様に構成した。 【効果】 反射部が回転せず、また検出部における光フ
ァイバーの弯曲が小さくなり、且つ反射部及び光ファイ
バーが一体に固定されるので、振動に強く、また検出部
における光ファイバーのストレスが少なく、更に小形
で、安価なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縫製分野で使用されるミ
シン等に於いて駆動・制御要素の一部である針の上位
置、下位置等の検出及びミシンの回転数の検出に関わる
ミシン用検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開昭63−38496号
公報に示された、ミシン駆動の全体のシステムを示した
もので、1はミシン、2はモータ、3は回転を伝達する
ベルト、4はミシンの針部、5はモータ2の駆動制御を
行なう制御回路部、6は検出器である。
【0003】図9は同じく特開昭63−38496号公
報に示された、光ファイバー形針位置検出器であり、6
aは検出器6の検出部、6bは光ファイバーケーブル、
6cは検出器6の光電変換処理モジュール部、6d及び
7はモジュール部6cと制御回路部5とを接続する電気
的コネクタである。
【0004】図10及び図11は針位置検出器の検出部
6aを示した図で、10はミシン軸、11はミシン軸1
0に係合して回転する検出部6aの軸、12,13は針
上位置検出用光ファイバー14及び針下位置検出用光フ
ァイバー15からの光を反射する針上位置及び針下位置
検出用の反射板で、軸11に取り付けられている。13
aは反射板13の反射部、16は光ファイバー支持具、
15aは針下位置検出用の反射板13の反射部13aに
対応して設けられた送光用光ファイバー、15bは針下
位置検出用の反射板13の反射部13aに対応して設け
られた受光用光ファイバーである。なお図示しないが、
送光用光ファイバー15a及び受光用光ファイバー15
bと同様に、針上位置検出用の反射板12の反射部に対
応して送光用光ファイバー14a及び受光用光ファイバ
ー14bが配設されている。
【0005】図12は針位置検出器のモジュール部6c
を示すもので、20は発光素子、21は受光素子、14
aは針上位置検出用の送光用光ファイバー、14bは針
上位置検出用の受光用光ファイバー、15aは針下位置
検出用の送光用光ファイバー、15bは針下位置検出用
の受光用光ファイバー、22はモジュール部6cの筐
体、23は発光素子20が取り付けられた基板、24は
信号処理回路の電子部品類、25はその電子部品類24
用の取付基板、6dは制御回路部5への電気的接続を行
うコネクタである。
【0006】次に動作について説明する。まず正規の作
業運転に入る前にミシン針の上下位置と、検出器反射板
12,13の位置関係を調整設定しておき、正規の作業
運転に入ると、まず制御回路部5からコネクタ7,6d
を経て電源が供給され、モジュール部6cの中の発光素
子20にて光電変換された光が送光用光ファイバー14
a、15aに入り、光ファイバーケーブル6bを経て検
出部6aの射光部に至り、反射板12の反射部、反射板
13の反射部13aにて反射し、受光用光ファイバー1
4b、15bで光を受光して再びモジュール部6cに戻
り受光素子21にて光電変換され、信号処理回路24に
て波形処理され電気信号としてコネクタ6d,7を経て
制御回路部5へ針上位置又は針下位置信号として伝達し
全体の制御運転の一信号となる。
【0007】従来のミシン用検出器6は、ミシン軸10
に係合して取り付けられた検出部6aに送光及び受光を
行う光ファイバー14、15とミシンの針位置に関係す
る反射板12、13のみが検出に関する構成部品とし、
制御回路部5に付置される光電変換処理モジュール部6
cは、発光・受光素子20、21、信号処理回路24の
電子部品で構成され、検出部6aとモジュール部6c間
は光ファイバー14、15で接続される構成になってい
るので、縫製布の摩擦による静電気ノイズやその他のノ
イズの影響もなくなるため誤動作が回避され安定したミ
シンの運転が出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のミシン用検出器
は以上のように構成されているので、即ち、送光用光フ
ァイバー14a、15aを通じて送られた光を軸11に
固定された反射板12、13の反射部にて反射させ、受
光用光ファイバー14b、15bを通じて受光するもの
であったので、ミシン1の回転中は反射板12、13に
常に振動が加わることになり、従って軸11を支承する
軸受の摩耗等が生じると、軸11が大きく振動し、この
振動の影響により光ファイバー14、15と反射板1
2、13の反射部との間の光軸が変化して所定の信号が
得られないという問題点があった。また反射板12、1
3の反射部が、曲面のため加工が困難であり、加工のた
めのコストが高くなるという問題があった。また信号検
出のための一構成要素として回転する反射板12,13
を使用しているため、検出部6aの厚みが厚くなるとい
う問題があった。また従来のものは、位置検出を確実に
行うため、図11に示される様に送光用光ファイバー1
4a,15a及び受光用光ファイバー14b,15bを
反射板12、13の反射部の曲率を考慮して湾曲させね
ばならず、このため光ファイバー14、15にストレス
がかかるという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、検出部において振動に強く、ま
た検出部の薄型を図ることができ、且つ安価なミシン用
検出器を得ることを目的とする。また光ファイバーにか
かるストレスが少なくなるミシン用検出器を得ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るミシン
用検出器は、発光素子、受光素子、信号処理回路及び電
源・信号接続用コネクタを有し、送光用光ファイバー及
び受光用光ファイバーの一端を前記発光素子及び受光素
子に対応して各々接続した光電変換処理モジュール部
と、ミシン軸に係合して回転する軸に取り付けられ、所
定位置に光を遮断する部分と透過する部分を有する少な
くとも1枚以上の平板状の遮光板を有し、前記発光素子
から出た光を前記遮光板に射光する送光用光ファイバー
及び遮光板を透過した透過光を受光して前記受光素子に
受光させる受光用光ファイバーの一端を各々接続した検
出部とを備える構成としたものである。
【0011】また第2の発明に係るミシン用検出器は、
第1の発明のミシン用検出器において、検出部は、送光
用光ファイバーより出た光を、遮光板を介して受光用光
ファイバーに導く静止した反射部を有する構成としたも
のである。
【0012】また第3の発明に係るミシン用検出器は、
発光素子、受光素子、信号処理回路及び電源・信号接続
用コネクタを有し、送光用光ファイバー及び受光用光フ
ァイバーの一端を前記発光素子及び受光素子に対応して
各々接続した光電変換処理モジュール部と、ミシン軸に
係合して回転する軸に取り付けられ、所定位置に光を遮
断する部分と透過する部分を有する少なくとも1枚以上
の平板状の遮光板及び送光用光ファイバーより出た光
を、前記遮光板を介して受光用光ファイバーに導く静止
した反射部を有し、前記発光素子から出た光を射光する
送光用光ファイバー及びこの送光用光ファイバーより射
光された光を受光し前記受光素子に受光させる受光用光
ファイバーの一端を、各々同一方向から導くとともに、
その一端が略直線状となるよう接続し、且つ前記反射部
を、前記送光用光ファイバーより射光された光が前記遮
光板側に反射するとともに、前記遮光板を透過した透過
光が受光用光ファイバー側に反射するよう、前記送光用
光ファイバー及び受光用光ファイバーの端面と対向する
位置にぞれぞれ配設した検出部とを備える構成としたも
のである。
【0013】また第4の発明に係るミシン用検出器は、
第2の発明または第3の発明のミシン用検出器におい
て、検出部が、反射部と送光用光ファイバーと受光用光
ファイバーとを一体に固定する光ファイバー支持具を有
する構成としたものである。
【0014】更にまた第5の発明に係るミシン用検出器
は、電源表示用発光素子及び電源接続用コネクタを有
し、前記発光素子に対応して送光用光ファイバーの一端
を接続したモジュール部と、電源表示部を有し、前記発
光素子から出た光を電源表示部に導く送光用光ファイバ
ーの一端を接続したミシン信号検出部とを備える構成と
したものである。
【0015】
【作用】第1の発明におけるミシン用検出器は、発光素
子から出た光を送光用光ファイバーより遮光板に射光
し、遮光板を透過した透過光を受光用光ファイバーによ
り受光し受光素子に受光させることにより針上位置信号
等のミシン制御信号を検出する。
【0016】また第2の発明における静止した反射部
は、送光用光ファイバーより出た光を、遮光板を介して
受光用光ファイバーに最適に導く。
【0017】第3の発明におけるミシン用検出器は、送
光用光ファイバーより射光された光を静止した反射部に
て遮光板側に反射させ、遮光板を透過した透過光を静止
した反射部にて受光用光ファイバー側に反射させ、そし
てこの光を受光用光ファイバーにより受光し受光素子に
受光させることにより針上位置信号等のミシン制御信号
を検出する。
【0018】第4の発明における光ファイバー支持具
は、送光用光ファイバー、受光用光ファイバー及び反射
部を、光軸がずれないよう安定に固定する。
【0019】第5の発明における送光用光ファイバー
は、ノイズの侵入を防止しつつ電源表示を行う。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図1〜図7を用
いて説明する。図1は検出部6aの側面図、図2は図1
のA−A線断面図、図3は光ファイバー支持具16の側
面図、図4はモジュール部6cの正面断面図、図5はモ
ジュール部6cの側面断面図、図6は第1の遮光板の側
面図、図7は第2の遮光板の側面図を示し、図におい
て、26a、26b、26cは平板状の第1、第2、第
3の遮光板で、これらの遮光板26a、26b、26c
は、ミシン軸10に連結される軸11に重ね合わせて同
軸状に固定され、このミシン軸10と連動して回転す
る。また第1の遮光板26aは、ミシン回転数と針上位
置とを検出するためのもので、基材が光透過性の合成樹
脂材より成り、この基材の表面に、図6にその詳細を示
すように、速度検出用遮光部27と、針上位置検出用遮
光部28と、角度設定用目盛29と、角度表示30とが
例えば黒色で印刷されているとともに、中心部に軸11
に対して回転できない軸貫通穴が形成されている。な
お、角度表示は実際の角度の10分の1の表示、即ち3
40゜であれば34と表示されている。また第2の遮光
板26bは、針下位置を検出するためのもので、第1の
遮光板26aと同様に基材が光透過性の合成樹脂材より
成り、この基材の表面に、図7にその詳細を示すよう
に、針下位置検出用遮光部31と、角度を指し示す指示
部32とが、第1の遮光板26aの印刷色とは異なる色
(例えば赤色)で印刷されている。更にまた第2の遮光
板26bの外周面には、この第2の遮光板26bを回動
させ易くするために、波状部33が形成されているとと
もに、中心部に軸11に対して回転できる軸貫通穴が形
成されている。なお図示しないが、第3の遮光板26c
も、第2の遮光板26bと同様に、基材が光透過性の合
成樹脂材より成り、この基材の表面に、糸切りタイミン
グ位置検出用遮光部34と、角度を指し示す指示部と
が、第1の遮光板26a及び第2の遮光板26cとは異
なる色(例えば青色)で印刷されている。更にまた第3
の遮光板26cの外周面には、この第3の遮光板26c
を回動させ易くするために、波状部が形成されていると
ともに、中心部に軸11に対して回転できる軸貫通穴が
形成されている。
【0021】また16は図2及び図3にその詳細を示す
ように、同一形状の2つの光ファイバー支持具片16
a,16bを組み合せることにより構成された光ファイ
バー支持具で、光ファイバー支持具片16aには、上位
置検出用の送光用光ファイバー14aの端部,下位置検
出用の送光用光ファイバー15aの端部、ミシン回転数
検出用の送光用光ファイバー35aの端部、糸切りタイ
ミング位置検出用の送光用光ファイバー36aの端部及
び電源表示用光ファイバー37の途中部を、折曲させる
ことなく固定支持する直線状の光ファイバー固定用穴4
0aと、この穴40aに固定支持される上記送光用光フ
ァイバー14a、15a、35a、36aの端面に対向
して設けられた第1の反射部39aとが設けられてい
る。なお、この第1の反射部39aは、メッキまたは反
射部を有する反射板を貼着することにより設けられる。
また光ファイバー支持具片16bには、上位置検出用の
受光用光ファイバー14b,下位置検出用の受光用光フ
ァイバー15b、ミシン回転数検出用の受光用光ファイ
バー35b及び糸切りタイミング位置検出用の受光用光
ファイバー36bの各端部を折曲させることなく固定支
持する直線状の光ファイバー固定用穴40bと、この穴
40bに固定支持される上記受光用光ファイバー14
b、15b、35b、36bの端面に対向して設けられ
た第2の反射部39bとが設けられている。なお、この
第2の反射部39bも、第1の反射部39aと同様に設
けられる。またこの光ファイバー支持具16は、図2矢
印で示すように、第1の反射部39aにて反射された送
光用光ファイバー14a、15a、35a、36aから
の光が、第1〜第3の遮光板26a、26b、26cを
通過し、そしてこの通過した光が第2の反射部39bに
て反射され、受光用光ファイバー14b、15b、35
b、36bに入光されるよう、第1の反射部39aと第
2の反射部39bとが、第1〜第3の遮光板26a、2
6b、26cの遮光部27,28,31、34を介して
対向するよう、ねじにて検出部6aの筐体部に固定され
ている。
【0022】また38は電源表示用光ファイバー37の
先端に設けられた電源表示窓、41はモジュール部6c
内で、送光用光ファィバー14a、15a、35a、3
6a、37、受光用光ファイバー14b、15b、35
b、36b及び発光素子20・受光素子21を搭載した
基板23を固定する固定ブロックである。
【0023】以上のように構成された検出器において、
図5に示すように光はモジュール部6c中の発光素子2
0より投射され、この投射された光は、送光用光ファイ
バー14a、15a、35a、36a、37を通り検出
部6aへ送られる。そして図2に示すように、送光用光
ファイバー14a、15a、35a、36aを通じて送
られてきた光は、送光用光ファイバー14a、15a、
35a、36aの端部から第1の反射部39aに投射さ
れ、第1の反射部39aにより第1〜第3の遮光板26
a、26b、26c側に反射される。このとき第1〜第
3の遮光板26a、26b、26cの遮光部27,2
8,31、34が遮光しない位置にあるときには、光は
第1〜第3の遮光板26a、26b、26cを透過して
第2の反射部39bまで到達し、この第2の反射部39
bで反射され、受光用光ファイバー14b、15b、3
5b、36bに導かれる。そして図5において、受光用
光ファイバー14b、15b、35b、36bに導かれ
た光は、受光素子21に入射し光電変換され、従来と同
様に電気信号(例えばLレベル)として検出される。ま
た、第1〜第3の遮光板26a、26b、26cの遮光
部27,28,31、34が遮光する位置にあるとき
は、光は第1〜第3の遮光板26a、26b、26cを
透過せず、即ち第2の反射部39bへは到達せず、受光
用光ファイバー14b、15b、35b、36bへは光
は送られない。従って、図5において、受光用光ファイ
バー14b、15b、35b、36bに光は送られない
ので受光素子21側では、電気信号(例えばHレベル)
として検出される。このため、速度検出用遮光部27に
よりミシン1の回転数検出のための速度検出信号(図示
せず)が、針上位置検出用遮光部28によりミシンの針
上位置が、針下位置検出用遮光部31によりミシンの針
下位置が、更にまた糸切りタイミング位置検出用遮光部
34により糸切りタイミング位置が検出できる。
【0024】またこのとき、図2において、送光用光フ
ァイバー14a、15a、35a、36aから受光用光
ファイバー14b、15b、35b、36bに至る光軸
が正確に合っていないと、例え第1〜第3の遮光板26
a、26b、26cの遮光部27,28,31、34が
遮光しない位置にあったとしても、光が受光用光ファイ
バー14b、15b、35b、36bに到達せず、例え
ばHレベルの電気信号しか得られなくなるが、本発明の
一実施例では、送光用光ファイバー14a、15a、3
5a、36a、第1の反射部39a、第2の反射部39
b及び受光用光ファイバー14b、15b、35b、3
6bを光ファイバー支持具16で一体に固定したため、
正確な光軸が得られ、常に安定した動作が得られる。
【0025】また、この様に検出器が動作しているとき
その電源表示またはその他の制御回路の電源表示を行う
ため、図5のモジュール部6cの発光素子20より光を
放射し、その放射された光を電源表示用光ファイバー3
7を通じて図1の電源表示用窓38に表示する。このと
き、電源表示用ケーブルがモジュール部6cまでだけで
あるので、ケーブル部6bの所ではノイズを拾わない。
【0026】更にまたこの実施例においては、第1の遮
光板〜第3の遮光板26a、26b、26cが図2の様
に平行に設置されているとともに、第1の遮光板26a
が軸11に回転不能に固定されており、また第2、第3
の遮光板26b、26cが、図示しない締め付け具を緩
めた状態では軸11に回転可能となっている。なお勿論
のこと、第2、第3の遮光板26b、26cは、角度調
整後上記締め付け具にて軸11に回転不能に固定され
る。また第2、第3の遮光板26b、26cには、角度
を指し示す指示部が印刷されており、特にこの指示部
は、第1の遮光板26aの印刷色とは異なる色で印刷さ
れているとともに、第2、第3の遮光板26b、26c
の指示部同志も異なる色で印刷されている。更に第2、
第3の遮光板26b、26cの外周部には、この第2、
第3の遮光板26b、26cを軸11に対して回転を容
易にするため、波状部が設けられている。従って、第
2、第3の遮光板26b、26cの指示部は、第1の遮
光板26aの角度設定目盛29を明確に指し示し、その
位置の角度表示30を読み取ることによって、針上位置
信号、針下位置信号及び糸切りタイミングの角度が容易
に分かるとともに、第2、第3の遮光板26b、26c
を容易に回転させることができるようになる。このた
め、針下位置、糸切りタイミング等の角度設定作業が極
めて容易となる。
【0027】実施例2.なお本実施例では、第1〜第3
の遮光板26a、26b、26cとして、透光基材に遮
光部が印刷された場合を示したが、遮光板の基材として
金属等の光が透過しない材質を用い、光が透過する部分
に穴をあける様に構成してもよい。また検出する信号と
して、針上位置信号,針下位置信号,速度検出信号及び
糸切り位置検出信号の4つの信号の場合について説明し
たが、別の信号を検出するようにしてもよく、また前記
信号のうちの少くとも1つ以上の信号を検出するように
構成しても所期目的を達成できる。また上記実施例にお
いては、反射部39a、39bを2箇所設ける場合につ
いて説明したが、反射部の位置及び反射角度を適当に考
慮すれば、反射部を1箇所設けるだけでも、光ファイバ
ーにかかるストレスが少なくなるよう光ファイバーの端
部を直線状に支持できることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、従来
のような回転する反射板を排除してミシン制御信号を検
出できるように構成したので、ベアリングの摩耗等によ
って軸が振動したとしても、光軸が変化せず安定してミ
シン制御信号を検出することができる。また、従来のよ
うに反射板に曲面状の反射部を設ける必要が無くなり、
ひいては安価になるとともに、検出部の薄型化を図るこ
とができる。
【0029】また第2の発明によれば、静止タイプの反
射部を設けたので、任意の光軸を生成することが出来る
ようになり、ひいては光ファイバーの端部を直線状に支
持することができるようになって光ファイバーにかかる
ストレスを少なくすることができる。
【0030】また第3の発明によれば、より安定してミ
シン制御信号を検出できるようになるとともに、より検
出部の薄型化を図ることができるようになる。
【0031】また第4の発明によれば、検出器組立時に
正確な光軸を簡単に作る事ができるようになり、またこ
の正確な光軸を長年に亙って維持することができる。
【0032】また第5の発明によれば、電源表示用ケー
ブルにノイズが乗らなくなり、ひいてはミシン制御回路
等に悪影響を与えなくなる。また、光ファイバータイプ
の検出器において、電源表示ケーブルに一般の電線を使
用する必要がなくなり、ひいてはミシン制御信号検出用
の光ファイバー配線時に同時に配線でき作業性が良好な
ものとなる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるミシン用検出器の側
面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】この発明の一実施例によるミシン検出器の光フ
ァイバー支持具の側面図である。
【図4】この発明の一実施例によるミシン検出器のモジ
ュール部の正面断面図である。
【図5】この発明の一実施例によるミシン検出器のモジ
ュール部の側面断面図である。
【図6】この発明の一実施例によるミシン検出器の第1
の遮光板の側面図である。
【図7】この発明の一実施例によるミシン検出器の第2
の遮光板の側面図である。
【図8】従来のミシン装置の全体構成図である。
【図9】従来のミシン用検出器の正面図である。
【図10】従来のミシン用検出器の正面断面図である。
【図11】従来のミシン用検出器の側面図である。
【図12】従来のミシン用検出器のモジュール部を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ミシン 6 検出器 6a 検出部 6b 光ファイバーケーブル 6c 光電変換処理モジュール部 14a 送光用光ファイバー 14b 受光用光ファイバー 15a 送光用光ファイバー 15b 受光用光ファイバー 16 光ファイバー支持具 26a 第1の遮光板 26b 第2の遮光板 26c 第3の遮光板 27 速度検出用遮光部 28 針上位置検出用遮光部 31 針下位置検出用遮光部 34 糸切りタイミング位置検出用遮光部 35a 送光用光ファイバー 35b 受光用光ファイバー 36a 送光用光ファイバー 36b 受光用光ファイバー 37 送光用光ファイバー 38 電源表示窓 39a 第1の反射部 39b 第2の反射部
フロントページの続き (72)発明者 山内 聡見 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三菱 電機株式会社名古屋製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子、受光素子、信号処理回路及び
    電源・信号接続用コネクタを有し、送光用光ファイバー
    及び受光用光ファイバーの一端を前記発光素子及び受光
    素子に対応して各々接続した光電変換処理モジュール部
    と、ミシン軸に係合して回転する軸に取り付けられ、所
    定位置に光を遮断する部分と透過する部分を有する少な
    くとも1枚以上の平板状の遮光板を有し、前記発光素子
    から出た光を前記遮光板に射光する送光用光ファイバー
    及び前記遮光板を透過した透過光を受光して前記受光素
    子に受光させる受光用光ファイバーの一端を各々接続し
    た検出部とを備えてなるミシン用検出器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のミシン用検出器におい
    て、検出部は、送光用光ファイバーより出た光を、遮光
    板を介して受光用光ファイバーに導く静止した反射部を
    有することを特徴とするミシン用検出器。
  3. 【請求項3】 発光素子、受光素子、信号処理回路及び
    電源・信号接続用コネクタを有し、送光用光ファイバー
    及び受光用光ファイバーの一端を前記発光素子及び受光
    素子に対応して各々接続した光電変換処理モジュール部
    と、ミシン軸に係合して回転する軸に取り付けられ、所
    定位置に光を遮断する部分と透過する部分を有する少な
    くとも1枚以上の平板状の遮光板及び送光用光ファイバ
    ーより出た光を、前記遮光板を介して受光用光ファイバ
    ーに導く静止した反射部を有し、前記発光素子から出た
    光を射光する送光用光ファイバー及びこの送光用光ファ
    イバーより射光された光を受光し前記受光素子に受光さ
    せる受光用光ファイバーの一端を、各々同一方向から導
    くとともに、その一端が略直線状となるよう接続し、且
    つ前記反射部を、前記送光用光ファイバーより射光され
    た光が前記遮光板側に反射するとともに、前記遮光板を
    透過した透過光が受光用光ファイバー側に反射するよ
    う、前記送光用光ファイバー及び受光用光ファイバーの
    端面と対向する位置にぞれぞれ配設した検出部とを備え
    てなるミシン用検出器。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のミシン
    用検出器において、検出部は、反射部と送光用光ファイ
    バーと受光用光ファイバーとを一体に固定する光ファイ
    バー支持具を有することを特徴とするミシン用検出器。
  5. 【請求項5】 電源表示用発光素子及び電源接続用コネ
    クタを有し、前記発光素子に対応して送光用光ファイバ
    ーの一端を接続したモジュール部と、電源表示部を有
    し、前記発光素子から出た光を前記電源表示部に導く送
    光用光ファイバーの一端を接続したミシン制御信号検出
    部とを備えてなるミシン用検出器。
JP3247683A 1991-09-26 1991-09-26 ミシン用検出器 Pending JPH0584375A (ja)

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