JPH0584256U - カウンター用支持金具 - Google Patents

カウンター用支持金具

Info

Publication number
JPH0584256U
JPH0584256U JP2482692U JP2482692U JPH0584256U JP H0584256 U JPH0584256 U JP H0584256U JP 2482692 U JP2482692 U JP 2482692U JP 2482692 U JP2482692 U JP 2482692U JP H0584256 U JPH0584256 U JP H0584256U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
support
rod
fixed
front panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2482692U
Other languages
English (en)
Inventor
修司 小松
浩一 徳田
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP2482692U priority Critical patent/JPH0584256U/ja
Publication of JPH0584256U publication Critical patent/JPH0584256U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室壁裏面に補強材等を裏打補強せずとも室壁
表面側からのみの立設作業でカウンターを安定的に支持
でき、しかもカウンターと床面との間をカウンター等の
施工業者でも閉塞できるカウンター用支持金具を提供す
る。 【構成】 所定間隔をおいて室壁に固定されるカウンタ
ー用支持金具Aにおいて、室壁に固定する固定部3aを
備えた支持腕杆3にカウンター用取着部4を設けると共
に上記支持腕杆3先端に床面に載置する支持脚杆5を連
設して側面視逆L型状の支持金具本体1を形成し、該支
持金具本体1の上記支持脚杆3にフロントパネル用取着
部2を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカウンターを支持する支持金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カウンターを室壁に固定する際、剛性に秀でたコンクリート等からなる壁体を 取付対象体とする場合を除いて同壁体から腕杆(ブラケット)を片持ち状に固定 し、この腕杆を利用してカウンターを支持するタイプが主流を占めている。 この場合、カウンターの重量、使用者の重量が腕杆の室壁固定部に集中する為 、その室壁固定部と対応する室壁裏面に所望材料からなる補強材を裏打ちするこ とによって上記腕杆の室壁固定部に作用する負荷を軽減させて使用に耐えるよう に設計されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、現実問題として補強材を裏打補強する際、工場にて室壁を構成する壁 パネルに固定するか、さもなくば施工現場で室壁の仕上げを行う前に補強材を躯 体に固定する必要があり、作業性の面及び必要コストの面双方で問題がある。 しかも、カウンターと床面との間を閉塞する場合には、カウンター類の施工業 者とは異質な木製品用の施工業者がキャビネットを組み込む等して塞ぐようにし ていることから、施工性が著しく悪くなってしまう。
【0004】 本考案は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は室壁裏 面に補強材等を裏打補強せずとも室壁表面側からのみの立設作業でカウンターを 安定的に支持でき、しかもカウンターと床面との間をカウンター等の施工業者で も閉塞できるカウンター用支持金具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、所定間隔をおいて室壁に固定 されるカウンター用支持金具において、室壁に固定する固定部を備えた支持腕杆 にカウンター用取着部を設けると共に上記支持腕杆先端に床面に載置する支持脚 杆を連設して側面視逆L型状の支持金具本体を形成し、該支持金具本体の上記支 持脚杆にフロントパネル用取着部を設けたことを要旨とする。また上記フロント パネル用取着部を支持脚杆に対して前移動可能に設けたり、上記支持脚杆を床面 に対して高さ調整可能に設けたものであれば更に有効である。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば下記の作用を奏する。 (請求項1)支持腕杆先端に連設した支持脚杆を床面に載置した状態で支持腕杆 の固定部を室壁に固定することで、必要体が互いに平行状に設けられる。各支持 腕杆上のカウンター用取着部で取着されるカウンターの重量を各支持脚杆を介し て床面で受力して、室壁に固定される固定部に作用する負荷(カウンターの重量 )を減少させる。また、各支持脚杆のフロントパネル用取着部にフロントパネル を取着することでカウンターと床面との間を閉塞させる。 (請求項2)支持脚杆に対してフロントパネル用取着部を前方へ移動させること で、カウンターの幅寸法(前出寸法)に適応してフロントパネルを取着させる。 (請求項3)支持脚杆を床面に対して高さ調整することで、カウンターの横設高 さに適応させる。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のようの構成したので下記の利点がある。 (請求項1)カウンターの重量を室壁への固定部に集中させずに床面にも分散す るように構成したカウンター用支持金具であるから、室壁を補強材で裏打補強す る必要がない。 従って、施工現場でのカウンターの支持作業を大幅に簡略化し、支持作業能率 の大幅な向上を図ることができる。 しかも、カウンターの重量を床面に分散する支持脚杆がフロントパネル用取着 部を有するものであるから、カウンターと床面との間を閉塞するに際して、キャ ビネット等でカウンターと床面との間を閉塞する先行技術のように別の施工業者 を敢えて必要とせずに、カウンター等衛生器具の施工業者だけで簡単に対処する ことができ、必要コストの低減化及び作業時間の短縮化に寄与できる。 (請求項2)カウンターの幅寸法(前出寸法)に適応してフロントパネルを適切 な位置に取着でき、更に有用である。 (請求項3)カウンター用取着部の高さを自由に変化させることができるから、 カウンターの成形誤差を吸収できるのは勿論のことながら、段違いカウンターで も確実に取着でき、更に有用である。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図4は本実施例カウンター用支持金具を示している。
【0009】 カウンター用支持金具Aは、室壁100 に固定する固定部3aを備えた支持腕杆 3にカウンター用取着部4を設けると共に上記支持腕杆3先端に床面200 に載置 する支持脚杆5を連設して側面視逆L型状の支持金具本体1を形成し、該支持金 具本体1の上記支持脚杆5にフロントパネル用取着部2を設けて構成している。
【0010】 支持腕杆3は縦断面コ型状を呈する杆材3’を側面視逆向きL型状に折曲して 形成され、その垂直杆部3cに垂直状に板状体を溶着等の所望手段で固着して固 定部3aを形成し、また水平杆部3bの中途部に間隔をおいてカウンター用取着 部4を設けている。
【0011】 固定部3aは、図1に示すように、上記板状体において、固着された垂直杆部 3cを挟む部分に取着用縦孔3a’等の取着孔を開孔して形成され、この取着用 縦孔3a’等を介してネジ300 で螺着することで室壁100 に取着できるようにな っている。
【0012】 カウンター用取着部4は、図2に示すように、逆向きハット型を呈する受け金 具4aと、その受け金具4aの底部に開孔した挿通孔4bと、その挿通孔4bに 対応して前記支持腕杆3の水平杆部3bの上片裏面に固定したナット体4cと、 そのナット体4cと挿通孔4bとを連通するように同水平杆部3bの上片に開孔 した中間孔4dと、上記挿通孔4b、中間孔4dを介して螺軸部4e’をナット 体4cに螺合させるボルト体4eと、受け金具4aの両鍔部4a’、4a’に開 孔した固定孔4fとからなっており、ボルト体4eをナット体4cに対して螺着 状態のまま上方向に移動させることで受け金具4a自体の高さを微調整させ、そ の高さ固定孔4fを挿通するネジ300 を裏面に螺着することでカウンターBが取 着できるようになっている。
【0013】 支持脚杆5は、図1及び図2に示すように、前記支持腕杆3と同様に縦断面コ 型状を呈する杆材5’を側面視L型状に折曲して形成され、垂直杆部5bの上端 を前記支持腕杆3の水平杆部3b先端部近傍に溶着等所望な手段で固着すると共 に、水平杆部5cに下端に座用板材5aを同様に溶着等の手段で固着して形成し てなり、この座用板材5aには、水平杆部5cを挟む両側部分にアジャスターボ ルト6と固定ボルト7とが各々設けられ、支持金具本体1をアジャスターボルト 6で高さ調整した後に固定ボルト7で床面200 に固定できるようにする。
【0014】 フロントパネル用取着部2は上記支持脚杆5の垂直杆部5bの上下部分に室内 方向へ突出するように片持ち状に固着した上下一対の支持板部2a、2aと、そ の支持板部2a、2aに蝶ボルト12を介して前後移動可能に取着されたパネル用 位置決め体2bとから構成してある。
【0015】 パネル位置決め体2bは逆向きL型を呈する杆材の下端に水平板材2b’を固 着して側面視横向きコ型状を形成してなり、上下水平部2b”、2b”に前記ボ ルト挿通孔8に対応して室壁100 から離間させる方向に長い長孔9を開孔し、且 つその長孔9、ボルト挿通孔8を挿通する前記蝶ボルト12が螺合するナット15を 同ボルト挿通孔8に孔心を一致させて上下水平部2b”、2b”裏面に固着し、 垂直部2b”’の上側側面部に引っ掛け用ピン11を、また頭部が下位の水平部2 b”から突出するように引っ掛け用ボルト13を固定している。 この引っ掛け用ボルト13の軸部が挿通する下側の支持板部2aには長孔9を開孔 している。
【0016】 フロントパネルCはカウンターBの前垂れ部bと床面200 との間に幅木400 寸 法を残して閉塞できる縦寸法で所望横幅寸法を呈し、上記引っ掛け用ピン11と引 っ掛け用ボルト13と対応する裏面部分に階段状を呈する引っ掛け片14を設けてな り、引っ掛け片14を、その引っ掛け用ピン11及び引っ掛け用ボルト13に掛脱可能 に掛合させことでカウンターB下空間を前方から閉塞できるようになっている。
【0017】 次に、本実施例カウンター用支持金具Aを用いカウンターB及びフロントパネ ルCを支持するその手順を説明する。 まず、図1に示すように洗面器b1 の間隔よりも若干長い間隔をおいてカウン ター用支持金具Aを配置する。その状態から、カウンターBの横設高さ、カウン ターBの前出寸法に合わせてアジャスターボルト6で高さ調整し且つパネル位置 決め体2bの前出寸法を調整する。次に、支持腕杆3の後端に設けられている固 定部3aを室壁100 に固着し、支持脚杆5を床面200 に固定ボルト7で固定する 。その後、カウンターBをカウンター取着部に載置し、アジャスターボルト4d によってカウンターBのレベルを調整した後、受け金具4aをビスにてカウンタ ーB裏の補強木に固定する。最後にフロントパネルCをパネル位置決め部2bに 掛脱可能に掛止してカウンターB下の前空間を閉塞する。
【0018】 従って、本実施例のカウンター用支持金具Aでは、カウンターBの重量が支持 腕杆3後端の固定部3aを介して室壁100 のみならず、支持脚杆5を介して床面 200 で平等に受力され、また、横設高さや前出寸法の変化に関係なくカウンター Bを安定的に取着できる。
【0019】 尚、本実施例カウンター用支持金具Aにおいて、フロントパネルCを取着させ る引っ掛け用ピン11と引っ掛け用ボルト13の代わりにマグネットラッチ(図示せ ず)やローラーキャッチ(図示せず)を設ける一方、フロントパネルC裏面にそ のマグネットラッチ(図示せず)やローラーキャッチ(図示せず)に掛脱可能に 掛合する被掛合体(図示せず)を設けて対処しても構わず、実施例に示す構造に 限定されるものではない。 また、支持金具本体1を床面200 に固定したのは安定度を増す為であるが、室 壁100 に固定することから、敢えて固定ボルト7で床面200 に固定せずとも所定 の安定度でカウンターBを取着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例カウンター用支持金具の斜視図。
【図2】図1の(2)−(2)線断面図。
【図3】使用状態を示す正面図。
【図4】図3の(4)−(4)線拡大断面図。
【符号の説明】
A :カウンター用支持金具 B :カウンター C :フロントパネル 100 :室壁 200 :床面 3 :支持腕杆 3a :固定部 4 :カウンター
用取着部 5 :支持脚杆 2 :フロントパネ
ル用取着部 1 :支持金具本体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて室壁に固定されるカウ
    ンター用支持金具において、室壁に固定する固定部を備
    えた支持腕杆にカウンター用取着部を設けると共に上記
    支持腕杆先端に床面に載置する支持脚杆を連設して側面
    視逆L型状の支持金具本体を形成し、該支持金具本体の
    上記支持脚杆にフロントパネル用取着部を設けたことを
    特徴とするカウンター用支持金具。
  2. 【請求項2】 上記フロントパネル用取着部を支持脚杆
    に対して前移動可能に設けたことを特徴とする請求項1
    記載のカウンター用支持金具。
  3. 【請求項3】 上記支持脚杆を床面に対して高さ調整可
    能に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のカ
    ウンター用支持金具。
JP2482692U 1992-04-17 1992-04-17 カウンター用支持金具 Pending JPH0584256U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2482692U JPH0584256U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 カウンター用支持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2482692U JPH0584256U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 カウンター用支持金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0584256U true JPH0584256U (ja) 1993-11-16

Family

ID=12148993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2482692U Pending JPH0584256U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 カウンター用支持金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0584256U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115514A (ja) * 1986-11-05 1988-05-20 コクヨ株式会社 カウンタ−テ−ブル
JPH0319779U (ja) * 1989-07-08 1991-02-26
JPH03141909A (ja) * 1989-10-28 1991-06-17 Kokuyo Co Ltd 店舗用カウンタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115514A (ja) * 1986-11-05 1988-05-20 コクヨ株式会社 カウンタ−テ−ブル
JPH0319779U (ja) * 1989-07-08 1991-02-26
JPH03141909A (ja) * 1989-10-28 1991-06-17 Kokuyo Co Ltd 店舗用カウンタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0584256U (ja) カウンター用支持金具
JPH0584257U (ja) カウンター用支持装置
JP2020111920A (ja) 壁掛け便器
JP2503795B2 (ja) 浴槽エプロンの取付構造
JP2577428B2 (ja) 配管ケースの組立方法
JP2507413Y2 (ja) 壁掛け用小便器の固定構造
JPH0634451Y2 (ja) カウンタ、前面板の取付構造
JP2568635Y2 (ja) 天井パネル支持構造
JP2710651B2 (ja) 壁パネル取付構造
JPS6217613Y2 (ja)
JP3290101B2 (ja) 床パンの構造
JPH0750977Y2 (ja) カウンター用支持金具
JPH0413309Y2 (ja)
JP3479621B2 (ja) 自立型間仕切装置における安定支持装置
JP2976753B2 (ja) 設備ユニットの床パン取付装置
JPS5940836Y2 (ja) システム家具における壁面取付物の取付構造
JP3000256B2 (ja) 洗面カウンターの施工構造
JPH0341701Y2 (ja)
JP2571093B2 (ja) 床パネルの固定金具
JP3512043B2 (ja) 配管ユニットの前面板取付構造
JPH09103378A (ja) カウンター用開閉扉取付けユニット
JP3385403B2 (ja) 縦枠と横枠の連結構造
JPH0319775Y2 (ja)
JPH08232393A (ja) 天井パネルの取付け構造
JPH0713247Y2 (ja) 通信機器用キャビネットの床上固定構造