JPH0584195U - 負荷群運転装置 - Google Patents

負荷群運転装置

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JPH0584195U
JPH0584195U JP2531392U JP2531392U JPH0584195U JP H0584195 U JPH0584195 U JP H0584195U JP 2531392 U JP2531392 U JP 2531392U JP 2531392 U JP2531392 U JP 2531392U JP H0584195 U JPH0584195 U JP H0584195U
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JP2531392U
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Inventor
栄 長町
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源として、従来に比し、小形・軽量で、安
価な電源を使用することができる負荷群運転装置を提供
することを目的とする。 【構成】 電源20、21に対して各々リレーを介して
接離可能な複数の第の負荷1〜6の負荷電流総和を監視
する演算処理装置50を備え、この演算処理装置は、全
負荷起動時は順序起動させ、負荷電流総和が予め設定し
た負荷電流総和許容値を超えると、当該負荷電流総和許
容値で同時に運転可能な台数を超える余分な台数の負荷
を所定時間だけ運転休止させ、一定時間が経過する毎に
この運転休止する負荷を交代させる不足台数運転シーケ
ンスを実行したのち、全台数運転に戻すことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源に対して複数台の負荷を最適に接離する負荷群運転装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
例えば、トラックで冷凍庫を冷却運転しながら運搬する場合、トラックのエ ンジンにより駆動される発電機の電力で各冷凍庫の冷凍機を運転する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
冷凍庫のコンプレッサは冷凍庫内が所定温度以下になるとサーマルスイッチが OFFして運転休止し、所定温度以上になるとサーマルスイッチがONして再度 運転開始する動作を繰り返すので、運搬する冷凍庫の台数が複数台であっても、 全コンプレッサが常時稼働するわけではないから、発電機の所要容量としては、 各コンプレッサモータの定格容量の総和相当分を持たせなくても済むことになる が、現実には、最悪の事態を考慮して、全コンプレッサモータの定格容量の総和 相当分の容量を持つ発電機を使用しており、発電機やこれに接続される電力変換 器が大形・重量化し、その費用が高価になるという問題があった。
【0004】 本考案はこの問題を解消するためになされたもので、電源に、全負荷の定格容 量の総和に見合う容量を持たせなくても、全負荷の運転を可能にすることができ 、負荷台数を同じにした場合には、上記電源を小形・軽量化し、その費用を安価 にすることができる負荷群運転装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、 請求項1では、 電源に対して各々リレーを介して接離可能な複数台の負荷の 負荷電流総和を監視する演算処理装置を備え、この演算処理装置は、全負荷起動 時は順序起動させ、負荷電流総和が予め設定した負荷電流総和許容値を超えると 、当該負荷電流総和許容値で同時に運転可能な台数を超える余分な台数の負荷を 所定時間だけ運転休止させ、一定時間が経過する毎にこの運転休止する負荷を交 代させる不足台数運転シーケンスを実行したのち、全台数運転に戻すことを特徴 とする。
【0006】 請求項2では、不足台数運転シーケンス時、負荷は複数に組分けされ運転休止 順序が予め決められている構成とした。
【0007】 請求項3では、負荷の全台数順序起動途中に負荷電流総和が負荷電流総和許容 値を超えた場合には、今回接続した負荷の再起動と当該負荷が属する組の他の負 荷の起動は中止され、ある時間の経過後に不足台数運転シーケンスを実行するこ とを特徴とする。
【0008】 請求項4では、電源は車のエンジンを原動機とする発電機を備える電源であり 、負荷電流総和許容値と当該許容値で同時に運転可能な最大負荷台数Kは上記エ ンジンの回転数の増減に応じて増減することを特徴とする。
【0009】 請求項5では、負荷は冷凍庫のコンプレッサモータであることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案では、負荷電流総和許容値が電源の出力容量を超えた場合には、一部の 負荷の運転が休止され、当該出力容量で運転可能な台数の負荷だけが運転され、 ある時間が経過すると、全台数運転へ移行する。上記運転休止する負荷は一定時 間毎に交代し、各負荷は均等に運転休止する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の1実施例を図面を参照して説明する。
【0012】 図1において、10はトラックのエンジン、11はトルク伝達装置、20は交 流発電機、21は電力変換器(インバータ)、X1a〜X6aはリレーX1〜X6の 接点、CT1〜CT6は電流検出器、1〜6は冷凍庫のコンプレッサモータであ る。
【0013】 22は周波数検出器であって、交流発電機20の出力周波数fを検出してI/ O装置30に供給する。40はA/D変換器であって、電流検出器CT1〜CT 6が検出した負荷電流I1 〜I6 の値をディジタル値に変換して演算処理装置( CPU)50に供給する。
【0014】 51はメモリであって、コンプレッサモータ1〜6の起動順序、負荷電流総和 許容値ΣI、および当該負荷電流総和許容値で同時に運転可能なコンプレッサモ ータの台数(この例では4台)、コンプレッサモータ1〜6を2台づつ組分けし て順序を与えた図3に示すテーブルを記憶している。
【0015】 本実施例の動作を図2に示すチャートを参照して説明する。
【0016】 交流発電機20の定格出力容量は、定格運転時のコンプレッサモータK台分( この例では4台分)の容量であるが、トラックでN台(この例では6台)の冷凍 庫を運搬するものとする。
【0017】 (1)CPU50は、各コンプレッサモータの起動に際しては、各リレーX1〜 X6に対して投入指令(ON指令)を順次一定時間間隔tで与え、コンプレッサ 1〜6を順序起動する。
【0018】 (2)4台のコンプレッサ1〜4が正常に起動し、5台目のコンプレッサ5を起 動するためにリレーX5の接点X5aが投入されたきに、負荷電流I1 〜I5 の総 和が負荷電流総和許容値ΣIを超えたものとすると、CPU50はリレーX5に 対するON指令をOFF指令に切換えるとともに同じC組に属するリレーX6に 対するON指令の送出を停止し、コンプレッサモータ1〜4の運転はそのまま継 続させる。
【0019】 (a)所定時間TON(例えば、数分〜数10分)が経過すると、CPU50は、 コンプレッサモータ1と2の運転を停止させ、B組のコンプレッサ3と4はその まま運転を継続させたままで、時間t後にC組のコンプレッサ5と6を上記起動 順序に従う順序で起動する(A1モード)。
【0020】 (b)コンプレッサ1と2の停止後、所定時間TOFF が経過すると、コンプレッ サモータ3と4の運転を停止させ、C組のコンプレッサ5と6はそのまま運転を 継続させ、A組のコンプレッサモータ1と2を上記起動順序に従う順序で起動す る(A2モード)。
【0021】 (c)コンプレッサモータ3と4の停止後、所定時間TOFF が経過すると、コン プレッサモータ5と6の運転を停止させ、A組のコンプレッサ1と2はそのまま 運転を継続させ、B組のコンプレッサ3と4を上記起動順序に従う順序で起動す る(A2モード)。
【0022】 このシーケンス(4台づつ運転させる不足台数運転シーケンス)を繰り返し実 行するうちに、各冷凍庫内は冷却されてゆき、コンプレッサモータ1〜6へ流入 する負荷電流I1 〜I6 が低減して負荷電流総和が負荷電流総和許容値Σ以下に なるので、上記シーケンスを所定回数もしくは所定時間だけ実行させたのちは、 全コンプレッサモータ1〜6を上記起動順序で起動して全台数運転に移行する。 (3)全台数運転中に、検出電流I1 〜I6 の総和が負荷電流総和許容値ΣIを 超えた場合には、C組のコンプレッサモータ5と6の運転を停止させ、所定時間 TONの経過の後に、上記(a)〜(c)のシーケンスを実行させる。このシーケ ンスを所定回数もしくは所定時間だけ実行させたのちは、コンプレッサモータ1 〜6を上記起動順序で起動して、再び、全台数運転に移行する。
【0023】 (4)ところで、エンジン10の回転数nが低下すると、交流発電機20の出力 も低下し、同時に運転可能なコンプレッサモータの台数が減るから、負荷電流総 和許容値ΣIと当該負荷電流総和許容値で同時に運転可能なコンプレッサモータ の台数との関係(図4に示す)をメモリ51に記憶させておく。図4において、 ΣI2 は回転数n2 に対する負荷電流総和許容値を示す。
【0024】 CPU50は周波数検出器22の出力fからエンジン10の回転数nを検出し 、この回転数nに応じた台数を運転可能なコンプレッサモータの台数Kとしてコ ンプレッサモータ1〜6の上記組分けを行なうことになる。
【0025】 例えば、回転数n2 である場合には、負荷電流総和許容値としてΣI2 を設定し 、負荷電流I1 〜I6 の総和がΣI2 を超えると、コンプレッサモータ1〜6の うちの、例えばコンプレッサモータ3と4の組および5と6の組の運転を停止さ せ、所定時間TONの経過後に、図5に示すようにコンプレッサモータ31と2の 組の運転を停止させて、コンプレッサモータ3と4の組を運転させ、更に、所定 時間TONの経過後に、コンプレッサモータ3と4の組の運転を停止させ、コンプ レッサモータ5と6の組を運転させるシーケンを実行する。
【0026】 このように、本実施例では、コンプレッサモータ1〜6の負荷電流総和が負荷 電流総和許容値ΣIを超えない間は、N台のコンプレッサモータを運転し、全コ ンプレッサモータの負荷電流総和が負荷電流総和許容値ΣIを超えた場合には、 (N−K)台のコンプレッサモータは運転休止として、コンプレッサモータの運 転台数はK台とし、N台のコンプレッサモータの負荷電流総和が負荷電流総和許 容値ΣI以下になるのを待って、全台数運転に移行するから、交流発電機20は 定格出力容量は定格運転時のコンプレッサモータK台分の容量であるが、N台の コンプレッサモータを運転することができる。
【0027】 また、N台のコンプレッサモータを組分けし、コンプレッサモータはこの組毎 に交代で上記運転休止するシーケンスを繰り返すから、負荷電流総和が負荷電流 総和許容値ΣIを超える事態が起こっても、各冷凍庫内は短時間でほぼ均等に冷 却されてゆき、負荷電流I1 〜I6 がほぼ均等に低減そして、全台数運転への移 行が速やかに可能になる。
【0028】
【考案の効果】
本考案は以上説明した通り、負荷電流総和許容値が電源の出力容量を超えた場 合には、一部の負荷を運転休止させて当該出力容量で運転可能な台数の負荷だけ 運転し、全台数運転が可能になるのを待って再度全台数運転へ移行させるから、 上記電源には負荷全台数分の容量を持たせなくても済み、その分、電源として、 従来に比し、小形・軽量で、安価な電源を使用することができ、また、上記運転 休止する負荷は一定時間毎に交代し、各負荷は均等に運転休止することになるの で、長時間の休止を嫌う負荷群の運転には極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す回路図である。
【図2】上記実施例を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図3】上記実施例におけるコンプレッサモータの組分
けの例を示すテーブルである。
【図4】上記実施例を説明するためのエンジン回転数と
運転可能な負荷台数との関係を示す図である。
【図5】上記実施例におけるエンジン回転数低下時の不
足台数運転シーケンスを説明するためのチャートであ
る。
【符号の説明】
1〜6 コンプレッサモータ 10 エンジン 20 発電機 21 インバータ 22 周波数検出器 30 I/O装置 40 A/D変換器 50 CPU 51 メモリ X1〜X6 リレー X1a〜X16 リレーの接点

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に対して各々リレーを介して接離可
    能な複数台の負荷電流総和を監視する演算処理装置を備
    え、この演算処理装置は、全負荷起動時は順序起動さ
    せ、負荷電流総和が予め設定した負荷電流総和許容値を
    超えると、当該負荷電流総和許容値で同時に運転可能な
    台数を超える余分な台数の負荷を所定時間だけ運転休止
    させ、一定時間が経過する毎にこの運転休止する負荷を
    交代させる不足台数運転シーケンスを実行したのち、全
    台数運転に戻すことを特徴とする負荷群運転装置。
  2. 【請求項2】 不足台数運転シーケンス時、負荷は複数
    に組分けされ運転休止順序が予め決められていることを
    特徴とする請求項1記載の負荷群運転装置。
  3. 【請求項3】 負荷の全台数順序起動途中に負荷電流総
    和が負荷電流総和許容値を超えた場合には、今回投入し
    た負荷の再起動と当該負荷が属する組の他の負荷の起動
    は中止され、ある時間の経過後に不足台数運転シーケン
    スを実行することを特徴とする請求項2記載の負荷群運
    転装置。
  4. 【請求項4】 電源は車のエンジンを原動機とする発電
    機を備える電源であり、負荷電流総和許容値と当該許容
    値で同時に運転可能な最大負荷台数は上記エンジンの回
    転数の増減に応じて増減することを特徴とする請求項1
    〜3記載の負荷群運転装置。
  5. 【請求項5】 負荷は冷凍庫のコンプレッサモータであ
    ることを特徴とする請求項1〜4記載の負荷群運転装
    置。
JP2531392U 1992-04-20 1992-04-20 負荷群運転装置 Pending JPH0584195U (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561288A (en) * 1978-10-31 1980-05-08 Toshiba Corp Restart method of motor
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