JPH0584181U - パルスモ−タの磁極構造 - Google Patents

パルスモ−タの磁極構造

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JPH0584181U JP3209192U JP3209192U JPH0584181U JP H0584181 U JPH0584181 U JP H0584181U JP 3209192 U JP3209192 U JP 3209192U JP 3209192 U JP3209192 U JP 3209192U JP H0584181 U JPH0584181 U JP H0584181U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一次側磁束発生部または二次側磁性体の表面
に設けた溝部に永久磁石を挿入する構造のパルスモータ
において,永久磁石挿入の加工組立てを容易にするとと
もにパルスモータの特性精度を高める。 【構成】 二次側磁性体20の両端面に永久磁石22a
1の挿入深さを規定するプレート23A,23Bを装着
した。また,図示しないが,二次側磁性体を積層した複
数の磁性体板で構成した場合磁性体板の所定枚数間隔で
永久磁石の挿入深さを規制するプレートを複数枚設ける
ようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はパルスモータの磁極構造に係り,特に加工組立てを容易にすると共 に,その特性精度を高めることができる磁極先端部に永久磁石を挿入したパルス モータの磁極構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のようにパルスモータは入力パルス信号に応じ個々のパルス信号に対応す る所定ステップ量ずつ回転または直線運動をするモータであって,所定量回転ま たは移動させたい場合,計測することなく所定量の回転または移動を可能にする オープンループ制御系等の駆動用に使用されている。 パルスモータは一般に,特定方向に向けて連続的に歯部を形成した二次側磁性 体と,該二次側磁性体に形成した歯部に対向して等間隔に歯部を備え,二次側磁 性体に対向する歯部の反対側に永久磁石を装着形成した磁性体にコイルを巻回し た一次側磁束発生部とからなっていて,上記二次側磁性体または一次側磁束発生 部のいずれか一方を固定し他方を前記特定方向に相対運動をするように構成され ている。 近時,前記歯部における歯と歯の間隙をなす溝部に永久磁石を挿入することに よって駆動トルクを倍増することのできるパルスモータが提案されている。 このようなパルスモータの一例は図4に示すような構造をなしている。 図4はパルスモータを側面からみてケースを除去した構造を示していて,60 は円筒状の二次側磁性体であり,内周面に等間隔に歯部61a1,61a2,・・・・・・ と溝部61b1,61b2,・・・・・・が交互に形成された磁性体部材61と,各溝 部61b1,61b1,・・・・・・に,隣合うもの同志の両極が互いに逆極性となるよ うに各々挿入配置された永久磁石62a1,62a2,・・・・・・とから構成されてい る。 二次側磁性体先端と所定間隙をもって形成した一次側磁束発生部50はA相磁 極51A1 ,B相磁極51B1 ,C相磁極51 C1 と−A相磁極51A2 ,− B相磁極51B2 ,−C相磁極51C2のそれぞれ突出部によって形成された磁 性体部材51と,これらの突出部をなす磁極51A1 〜51C1;51A2〜51 C2 に各々巻回されたコイル52A1〜52C1;52A2〜52C2とから構成さ れてシャフト55に固定されている。 以上の構成においてシャフト55を固定して各コイル52A1 〜52C2 に所 定の条件に従って順次パルス電流を供給するとこのパルスモータの二次側磁性体 60は上記パルス電流の供給を切替える方向と速度に従って,その方向と速度で 回転する。逆に二次側磁性体60を固定してシャフト55を回転自在に軸支し, スリップリング等の手段によってコイル52A1〜52C1;52A2〜52C2 に所定条件に従って順次パルス電流を供給するとこのパルスモータの一次側磁束 発生部に固定されたシャフト55は,上記パルス電流の供給を切替える方向と速 度に従って,その方向と速度で回転する。 上述した二次側磁性体60における歯部61a1,61a2,・・・・・・と溝部61 b1,61b2,・・・・・・に挿入配置された永久磁石62a1,62a2,・・・・・・の構 造は図5に示したような構造をなしている。 図5は,永久磁石62a1,62a2,62a3,・・を挿入する前の二次側磁 性体60の一部を側面からみた状況を示した斜視図である。図5において61a 1 ,61a2,61a3・・は歯部,61b1,61b2,61b3・・は溝部であっ て,溝部61b1,61b2,61b3・・・の底には加工の関係で曲線部61r1 ,61r2,61r3,・・・が存在している。 また,永久磁石62a1,62a2,62a3,62a4,・・・は,永久磁石6 2a1,62a2について代表的に示すように,歯部61a1を介して連続してい る溝部61b1,61b2,・・に対してS極とN極が相互に隣り合って向かい合 うように装着される。即ち,各永久磁石62a1,62a2,・・をそれぞれ矢印 の方向に移動し溝部61b1,61b2,・・に62Aに示すように挿入固定する ことによって二次側磁性体60を形成させる。 永久磁石62a1,62a2,・・の一端には前記溝部61b1,61b2,・・ の底に存在する曲線部61r1,612,・・に嵌まり込むように曲面62rが面 取りによって形成されている。 永久磁石62a1,62a2,・・の二次側磁性体60の円周面61c側の62 b1,62b2,・・は点線で示す62Aのように二次側磁性体60の円周面61 cから突出しないように挿入されている。 一次側磁性体に対向する1次側磁束発生部の表面に設けた溝部に永久磁石を挿 入する構造の場合にも上述と同様の類似した手段がとられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで,上述したような構造の二次側磁性体であると,各溝部61b1,6 1b2,・・・に挿入した永久磁石62a1,62a2,・・の表面62bは,二 次側磁性体60の円周面61cから突出すると一次側磁束発生部50の表面に接 触し破損する恐れがあるので,図5の62Aに示すように二次側磁性体60の円 周面61cから突出しないようにする必要がある。 そのために,前記溝部61b1,61b2,・・の底に存在する曲線部61r1 ,61r2,・・に嵌まり込むように面取り加工して曲面62rを形成させる必 要がある。曲面62rの面取り加工が不足して両者の曲面に誤差があると,永久 磁石の面62bが二次側磁性体60の円周面61cから突出して一次側磁束発生 部50の表面に接触し破損する恐れがあるという問題があり,逆に曲面62rの 面取り加工が過ぎて永久磁石の面62bが二次側磁性体60の円周面61cから 入り過ぎると,このパルスモータのトルクが低下するという問題があった。 また,上述のように精度の必要な加工を行うということは加工工数を増加して パルスモータの製造コストを引上げていた。 二次側磁性体に対向する一次側磁束発生部の表面に設けた溝部に永久磁石を挿 入する構造の場合にも同様の問題があった。 本考案は上記従来の問題点を解決して,加工組立てを容易にするとともにパル スモータの特性精度を高めることを目的(課題)としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案に基づくパルスモータの磁極構造においては ,特定方向に沿って等間隔に歯部と溝部とを形成しこの溝部に隣合うもの同志の 磁極が互いに逆方向となるように各々永久磁石を挿入して形成した二次側磁性体 と,この二次側磁性体に形成した歯部に対向し等間隔に歯部を備えて形成した磁 性体にコイルを巻回して形成した一次側磁束発生部とからなり,これら二次側磁 性体と一次側磁束発生部とが上記特定方向に相対運動をするように構成したパル スモータにおいて,二次側磁性体の両端面に前記溝底部よりも所定長高く形成し たプレートを装着し,このプレート先端によって前記永久磁石の挿入深さを規定 するように構成した。また,二次側磁性体を積層した複数の磁性体板で構成した 場合磁性体板の所定枚数間隔で溝底部よりも所定長高く形成したプレートを設け ,このプレート先端によって前記永久磁石の挿入深さを規定するように構成した 。また,一次側磁束発生部の歯部間隙の溝部に永久磁石を挿入した構造のパルス モータにおいては,一次側磁束発生部の両端面にプレートを装着し,このプレー ト先端によって永久磁石の挿入深さを規定するように構成した。また,一次側磁 性体を積層した複数の磁性体板で構成した場合磁性体板の所定枚数間隔で溝底部 よりも所定長高く形成したプレートを設け,このプレート先端によって永久磁石 の挿入深さを規定するように構成した。
【0005】
【作用】
本考案によるパルスモータの磁極構成は上述のように構成したので,二次側磁 性体の歯部間隙の溝部に永久磁石を挿入した構造のパルスモータにおいては,二 次側磁性体の両端面にプレートを装着した場合は,永久磁石の面取り加工をしな くても二次側磁性体の溝部の底に存在する曲線形状に関係なくプレートの先端に よって永久磁石の装着位置を規制できるので永久磁石の表面位置を二次側磁性体 の表面に対して適切な位置に保持できる。また,二次側磁性体を構成する積層し た複数の磁性体板の所定枚数の間隔をおいて溝底部よりも所定長高く形成したプ レートを設けた場合は,二次側磁性体の幅が広く複数個の永久磁石を並べて挿入 する場合にも,永久磁石相互を固定する必要なく,また,永久磁石の面取りをし なくても溝部の底に存在する曲線形状に関係なくプレートの先端によって永久磁 石の装着位置を規定できるので永久磁石の表面位置を二次側磁性体の表面に対し て適切な位置に保持できる。 一次側磁束発生部の歯部間隙の溝部に永久磁石を挿入した構造のパルスモータ においては,一次側磁束発生部の両端面にプレートを装着した場合には,永久磁 石の面取りをしなくても一次側磁性体の溝部の底に存在する曲線形状に関係なく プレートの先端によって永久磁石の装着位置を規定できるので永久磁石の表面位 置を一次側磁束発生部の表面に対して適切な位置に保持できる。また,一次側磁 性体を構成する積層した複数の磁性体板の所定枚数の間隔をおいて溝底部よりも 所定長高く形成したプレートを設けた場合は,一次側磁束発生部の幅が広く複数 個の永久磁石を並べて挿入する場合にも,永久磁石相互を固定する必要なく,ま た,永久磁石の面取りをしなくても溝部の底に存在する曲線形状に関係なくプレ ートの先端によって永久磁石の装着位置を規定できるので永久磁石の表面位置を 一次側磁束発生部の表面に対して適切な位置に保持できる。
【0006】
【実施例】
本考案によるパルスモータの磁極構成の実施例を図1〜図3を参照して詳細に 説明する。 実施例1: 図1は,従来の技術において図4によって説明したパルスモータに適用した例 を示していて,図4に示した断面円形のパルスモータを直径にそい軸方向に二次 側磁性体部の溝部で切断した断面図における周辺部の一次側磁束発生部と二次側 磁性体部を示している。 図1において,10は一次側磁束発生部,20は二次側磁性体である。 一次側磁束発生部10において11は磁性体板を積層した一次側磁性体部材で あって,図4によって前述したように二次側磁性体に面する側は二次側磁性体に 形成した歯の形状に対応して所定間隔形状の歯部を形成している(図示せず)。 12は一次側磁性体部材11に巻回したコイルである。 二次側磁磁性体20において21は磁性体板を積層した二次側磁性体部材であ って,図4によって前述したように一次側磁束発生部に面する側は一次側磁性体 部材11に形成した歯の形状に対応して所定間隔形状の歯部を形成していて各歯 と歯の間隙の溝部には後述するように永久磁石22a1,22a2,・・を挿入し 固定している。23A,23Bはそれぞれ永久磁石22a1,22a2,・・の挿 入位置を規制するためのプレート(スペーサ)である。
【0007】 図2は図1におけるA部を拡大し側面から見た状況の斜視図である。 図2において,20は二次側磁性体であって21は磁性体板を積層した二次側 磁性体部材で先端部に歯部21a1,21a2,・・・・・・と溝部21b1,21b2,・・・・・・ が形成されている。また,磁性体板を積層した2次側磁性体部材21の両 側にはプレート23A,23B(図2には片方のプレ−ト23Bのみ図示)が二 次側磁性体部材21の積層と一体になりプレート23A,23Bの各先端面は溝 部21b1,21b2,・・の底よりも所定長高く固定している。 二次側磁性体部材21とプレート23A,23Bとは積層し固定した後二次側 磁性体部材21の内径とプレート23A,23Bの内径とを所定精度の寸法に加 工する。 即ち,各プレート23A,23Bの内径は図5によって説明したような溝底部 の曲面よりも高い位置に設定される。 また,図2において,22a1,22a2,・・・・・・は永久磁石で,これらはそれ ぞれ所定寸法の立方体に成型され,上記二次側磁性体部材21の各溝部21b1 ,21b2,・・に挿入する前の永久磁石を示していて,各隣合った永久磁石同 志は交互にN極,S極が逆に配列され,矢印に示すように各永久磁石22a1, 22a2,・・はそれぞれ溝部21b1,21b2,・・に挿入される。この溝部 21b1,21b2,・・に挿入された永久磁石の一面22aの両端部はプレート 23A,23Bの先端部23aに接触し固定されるので,溝部21b1,21b2 ,・・に挿入された永久磁石22a1,22a2,・・の挿入深さはプレート23 A,23Bの先端23aによって溝部21b1,21b2,・・の底形状の曲面に 関係なく設定される。なお,永久磁石22a1,22a2,・・の寸法は予め設定 され所定精度で成型されているので,これらの各永久磁石22a1,22a2,・ ・は従来のように面取り加工をする必要なしにそれらの永久磁石の面22bは2 次側磁性体部材21の表面21cより突出することなく,適切な位置となるよう 規制される。
【0008】 実施例2: 次に実施例2の構成を図3によって説明する。 図3は,上述した図1と同様従来の技術において図4によって説明したパルス モータに適用した例を示していて,図4に示した断面円形のパルスモータを直径 にそい軸方向に二次側磁性体部の溝部で切断した断面図における周辺部の一次側 磁束発生部と二次側磁性体を示している。 図3において,30は一次側磁束発生部,40は二次側磁性体である。 一次側磁束発生部30において31は磁性体板を積層した一次側磁性体部材で あって,図4によって前述したように,二次側磁性体40に面する側は二次側磁 性体部材41に形成した歯の形状に対応して所定間隔形状の歯部を形成している (図示せず)。32は一次側磁性体部材31に巻回したコイルである。 二次側磁磁性体40において41は磁性体板を積層した二次側磁性体部材であ って,所定枚数積層した間に4枚のプレート43A〜43Dを挟込み,各プレー ト43A〜43Dの先端面は二次側磁性体部材の溝部底よりも所定長高く固定し ている。 二次側磁性体部材41と各プレート43A〜43Dとは積層し固定した後に二 次側磁性体部材41の内径と各プレート43A〜43Dの内径とを所定精度の寸 法に加工する。 即ち,プレート43A〜43Dの内径は図5によって説明したような溝底部の 曲面よりも高い位置に設定される。 図4によって前述したように,二次側磁性体部材41の一次側磁束発生部30 に面する側は一次側磁性体部材31に形成した歯の形状に対応して所定間隔形状 の歯部を形成していて各歯と歯の間隙の溝部には2個の永久磁石42を挿入し固 定している。 即ち,前述した4枚のプレート43A〜43Dの挟み込む位置は2個の永久磁 石42A,42Bそれぞれの両端に近い位置を保持するように適切に設定されて いる。 従って,本実施例の場合は,軸方向に長い場合に効果的で,2個の永久磁石4 2A,42Bは従来のように面取をする必要なしに,それらの永久磁石の二次側 磁性体部材41の表面から突出することなく,適切な位置に定まる。
【0009】 実施例3: 上述した実施例1は,二次側磁性体部材に設けた溝部に永久磁石を挿入する例 について説明したが,磁性体板を積層した一次側磁性体部材の両側にプレートを 当てて固定し,一次側磁性体部材に設けた各溝部に永久磁石をこのプレートによ って位置決めし挿入するようにしても良い。
【0010】 実施例4: 上述した実施例2は,二次側磁性体部に設けた溝部に永久磁石を挿入する例に ついて説明したが,一次側磁束発生部の磁性体板を積層する所定枚数めに順次4 枚のプレートを挟み込んで固定し,一次側磁性体部材に設けた各溝部に2個づつ の永久磁石を並べてこのプレートによって位置決めし,挿入するようにしても良 い。
【0011】 上述した説明は本考案の4つの実施例を示したものであって,本考案の技術思 想を用いてその他適切に応用改変することができる。例えば,上述した実施例2 ,実施例4においては,各溝部に2個づつの永久磁石を並べて挿入し,各2枚ず つ計4枚のプレートによってこれら永久磁石の位置決めをするように説明したが ,永久磁石の材質と必要なパルスモータの関係で2個以上の永久磁石を必要とす る場合には各永久磁石の位置決めを可能にする枚数のプレートを適切な位置に挟 み込むようにすれば良い。 また,本考案は実施例によって説明した以外の構造形式のパルスモータであっ ても,また,磁性体部材の材質等に関係なく,磁極に永久磁石を挿入した構造の パルスモータには適用することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上述の実施例のように構成することによって下記に記すような優れた 効果を有する。 磁性体部材の先端と永久磁石の先端との位置関係が治具,加工を必要とせず容 易確実に精度良く設定される。 磁性体部材の先端と永久磁石の先端との位置関係が精度良く設定されるのでパ ルスモータの特性向上が図れる。 磁性体部材の先端と永久磁石の先端との位置関係が精度良く設定されるので永 久磁石の先端が破壊する恐れがない。 永久磁石の面取り加工が不要になったので加工コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1による磁極構造の一例を説明
する図4によって説明する断面円形のパルスモータを直
径にそい軸方向に二次側磁性体部材の溝部で切断した断
面における周辺部の一次側磁束発生部と二次側磁性体を
示している要部縦断正面図である。
【図2】図1に示す二次側磁性体の溝部とこの溝部に挿
入する永久磁石の一部を示す拡大して示した斜視図であ
る。
【図3】本考案の実施例2による磁極構造の一例を説明
する図4によって説明する断面円形のパルスモータを直
径にそい軸方向に二次側磁性体部材の溝部で切断した断
面における周辺部の一次側磁束発生部と二次側磁性体を
示している断面図である。
【図4】本考案による磁極構造を適用する従来例のパル
スモータの筺体を除いて示す正面図である。
【図5】図4に示す従来例のパルスモータの問題点を示
すために描いた二次側磁性体の溝部とこの溝部に挿入す
る永久磁石の一部を示す拡大立体視図である。
【符号の説明】
10,30:一1次側磁束発生部 11,31:一1次側磁性体部材 20,40:二次側磁性体 21,41:二次側磁性体部材 21a1,21a2,・・・;41a:二次側磁性体部材
の歯部 21b1,21b2,・・・;41b:二次側磁性体部材
の歯部 22a1,22a2,・・,42A,42B:永久磁石 23A,23B;43A〜43D:プレート

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定方向に沿って等間隔に歯部と溝部と
    を形成しこの溝部に隣合うもの同志の磁極が互いに逆方
    向となるように各々永久磁石を挿入して成る二次側磁性
    体と,この二次側磁性体先端との間に所定間隙を設けて
    構成し前記二次側磁性体に形成した歯部に対向して等間
    隔に歯部を備え等間隔所定幅に形成した突出部にコイル
    を巻回した磁性体部材により構成した一次側磁束発生部
    とから成り,前記二次側磁性体と一次側磁束発生部とが
    前記特定方向に相対運動をなすように構成したパルスモ
    ータにおいて,前記二次側磁性体の両端面に前記溝底部
    よりも所定長高く形成したプレートを装着し,このプレ
    ート先端によって前記永久磁石の挿入深さを規制するよ
    う構成したことを特徴とするパルスモータの磁極構造。
  2. 【請求項2】 特定方向に沿って等間隔に歯部と溝部と
    を形成しこの溝部に隣合うもの同志の磁極が互いに逆方
    向となるように各々永久磁石を挿入し複数の磁性体板を
    積層して成る二次側磁性体と,この二次側磁性体先端と
    の間に所定間隙を設けて構成し前記二次側磁性体に形成
    した歯部に対向して等間隔に歯部を備え等間隔所定幅に
    形成した突出部にコイルを巻回した磁性体部材により構
    成した一次側磁束発生部とから成り,前記二次側磁性体
    と一次側磁束発生部とが前記特定方向に相対運動をなす
    ように構成したパルスモータにおいて,前記二次側磁性
    体を構成する積層した複数の磁性体板の所定枚数の間隔
    をおいて前記溝底部よりも所定長高く形成した複数のプ
    レートを設け,このプレート先端によって前記永久磁石
    の挿入深さを規制するように構成したことを特徴とする
    パルスモータの磁極構造。
  3. 【請求項3】 特定方向に沿って等間隔に歯部を形成し
    た二次側磁性体と,等間隔所定幅に形成し前記二次側磁
    性体先端との間に所定間隙を設けて構成した突出部先端
    に前記二次側磁性体に形成した歯部に対向して等間隔に
    歯部と溝部とを形成し該溝部に隣合うもの同志の磁極が
    互いに逆方向となるように各々永久磁石を挿入した磁性
    体部材の前記突出部にコイルを巻回した一次側磁束発生
    部とから成り,前記二次側磁性体と一次側磁束発生部と
    が前記特定方向に相対運動をなすように構成したパルス
    モータにおいて,前記一次側磁束発生部のコイル先端の
    両端面に前記溝底部よりも所定長高く形成したプレート
    を装着し,このプレート先端によって前記永久磁石の挿
    入深さを規定するように構成したことを特徴とするパル
    スモータの磁極構造。
  4. 【請求項4】 特定方向に沿って等間隔に歯部を形成し
    た二次側磁性体と,等間隔所定幅に形成し前記二次側磁
    性体先端との間に所定間隙を設けて構成した突出部先端
    に前記二次側磁性体に形成した歯部に対向して等間隔に
    歯部と溝部とを形成し,この溝部に隣合うもの同志の磁
    極が互いに逆方向となるように各々永久磁石を挿入した
    複数の磁性体板を積層してなる磁性体の前記突出部にコ
    イルを巻回した一次側磁束発生部とから成り,前記二次
    側磁性体と一次側磁束発生部とが前記特定方向に相対運
    動をなすように構成したパルスモータにおいて,前記一
    次側磁性体を構成する積層した複数の磁性体板の所定枚
    数の間隔をおいて前記溝底部よりも所定長高く形成した
    複数のプレートを設け,このプレート先端によって前記
    永久磁石の挿入深さを規定するように構成したことを特
    徴とするパルスモータの磁極構造。
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