JPH0583827A - 配線器具 - Google Patents

配線器具

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JPH0583827A
JPH0583827A JP3339157A JP33915791A JPH0583827A JP H0583827 A JPH0583827 A JP H0583827A JP 3339157 A JP3339157 A JP 3339157A JP 33915791 A JP33915791 A JP 33915791A JP H0583827 A JPH0583827 A JP H0583827A
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frame
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mounting
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Nobuyuki Morihara
延幸 森原
Nobuyuki Shibue
伸之 渋江
Yoshinori Suzuki
義則 鈴木
Hiroyuki Tateishi
博之 立石
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プレート部をスマートに見せ、しかも大型の操
作ハンドル等を用いて全体として高級感を与えることで
きる配線器具を提供するにある。 【構成】取付枠1は開口窓61にスイッチ本体7を取付
けてある。この取付枠1は下枠24を介して取付け面側
に取り付けられる。また取付枠1はプレート本体30の
裏面を固定してプレート本体30の窓孔34にスイッチ
本体7の操作体10を臨ませる。窓孔34は取付枠1の
開口より、大きく形成されており、この窓孔34にダイ
キャスト製の中枠37が嵌められ、その中枠37で囲繞
される開口に操作体10に結合する表面板6が遊嵌され
るのである。下枠24とプレート本体30とは互いに当
接した状態で、これらの外周縁によりプレート部の側周
壁面に全周に亘って溝を形成し、この溝によって厚肉の
側周壁を薄く見せている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線器具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の配線器具は、実用一点ばりのた
め、壁スイッチであればスイッチ本体に設けられている
操作体がそのまま操作ハンドルして使用され、またコン
セントであればそのコンセント受け口がそのまま露出す
る構成であった。そこでスイッチ本体に設けられた操作
体に別の大型の操作ハンドルを装着して室内の意匠に合
わせた高級イメージの壁スイッチや、或いはコンセント
受け口を被蔽するカバーが着脱できるコンセント等が要
求されてきている。
【0003】そしてそれに伴いプレート部も高級感が要
求されてきているが、上記のように操作ハンドルにスイ
ッチ本体の操作体とは別のものを使用したり、カバーを
用いる構成を採用した場合、プレート部が厚肉となっ
て、スマートさに欠け高級感を損ねるという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の点に
鑑みて為されたもので、その目的とするところプレート
部をスマートに見せ、しかも大型の操作ハンドル等を用
いて全体として高級感を与えることできる配線器具を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、取付部に固定するとともに中央に穿孔
した開口窓にスイッチ本体やコンセント本体等の器具本
体を嵌着する取付枠と、取付枠を収納して取付面より前
方に突出する側周壁を備え、前記器具本体を臨ませる窓
孔を穿設したプレート部と、前記窓孔に遊嵌合される表
面板とからなり、前記プレート部を前部と後部とに区分
する線条を前記側周壁の外面の全周に亘って形成したも
のである。
【0006】
【作用】而して、本発明の構成によれば、プレート部の
側周壁を取付面より前方に突出させているから、取付枠
を収納し、また表面板を遊嵌合する窓孔を形成したプレ
ート部を実現でき、その結果大型の操作ハンドルや、コ
ンセント受け口を被蔽するカバーを構成する表面板を装
着することができ、大型の操作ハンドルや、カバーによ
って高級感のある外観意匠を持つ配線器具を実現でき、
しかもプレート部が厚肉になってもプレート部の側周壁
の外面にはプレート部を前部と後部とに区分する全周に
亘った線条を形成しているため、線条によりプレート部
を薄くてスマートに見せることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例にて説明する。図中1は
剛性を有し強度も強くした金属製の取付枠で、両端部に
は夫々楕円形の取付孔3が穿孔され、またこの取付孔3
の斜めに対応する位置に位置決め用の孔4が形成されて
いる。前記取付孔3は後述するスイッチ本体7や操作ハ
ンドルを構成する表面板6などを埋込みボックスXや造
営面Wに配設固定するためのねじ2挿通用である。取付
枠1の中央の大きな開口窓61に接する両端部には上方
へ折曲突出した支点片5が形成され、この支点片5の上
端面中央には突状の補助支点5aが突設されている。こ
の補助支点5aはスイッチ本体7の表面板6の下面が当
接して表面板6を両側方にシーソー動せしめる支点とな
るものである。また取付枠1の両側端は第2図に示すよ
うに下方向に向けて曲げており、この折曲部位1bはね
じ締め時の変形や長手方向のそりを防ぐために断面係数
を大とする形状を得るためのものである。また取付枠1
の開口窓61にスイッチ本体7が挟持される形で収納配
置されている。8は取付枠1の両側に形成したねじ孔
で、スイッチ本体7を取付枠1に固定する組立ねじ9が
螺合される。10はスイッチ本体7の操作体で、この操
作体10はいわゆる嵌合用のボス部を形成しており、上
面が開口した凹室13の中央部に四角状のリブ12が突
出している。リブ12は第3図に示すようにその各面に
上面と側面が開口した溝11が形成してある。24は取
付枠1より一まわり大きくて取付枠1の下方に位置する
四角枠状の下枠で、この下枠24の中央部の開口部25
はスイッチ本体7を通すためのものである。また、下枠
24の両端部には取付枠1の両端を載置する当接部26
が形成されている。尚、前記開口部25は、取付枠1の
横寸法をa、縦寸法をbとすると、開口部25の横寸法
はaより大きな寸法cとして、縦寸法はbより小さな寸
法dとしている。前記下枠24の当接部26には、取付
枠1の孔4に嵌合する突起26aが形成され、この突起
26aと孔4との嵌合により、取付枠1と下枠24とは
正規の位置に位置決めされることになる。27は下枠2
4の開口部25の周縁に形成したリブ、28は下枠24
の両側面に削設した長溝である。そして取付枠1の取付
孔3と対応する下枠24の当接部26には、下枠24を
造営面Wに当接する際にねじ2と遊嵌合する所謂逃げの
ための切欠29が形成されている。尚、下枠24はガラ
ス繊維を入れた例えば、PBT樹脂、ノリル樹脂やAB
S樹脂などの熱可塑性樹脂の塑造成形によって形成して
弾力性と共に硬度を得ている。また下枠24の両側裏面
には第4図に示すようにボックスレス工事の挟み金具に
よる取付け時に使用される絶縁目的のパネルカバーHの
取付スペース確保の為の凹所24aが長手方向に形成さ
れている。30は四角枠状のプレート本体で、下枠24
と略同じ大きさの底面30aを有し、下枠24のリブ2
7と嵌合するリブ31を形成し、更に長溝28に嵌合す
る位置決め用の突起32を一体に形成している。そして
下枠24とプレート本体30とを当接してプレート部を
構成した際に、下枠24とプレート本体30の外周縁に
てプレート部の側周壁の外面の全周に亘って溝33が形
成され、この溝33によって呈する線条によってプレー
ト部全体を薄くみせている。尚、この溝33は下枠24
に形成しても良い。
【0008】プレート本体30の中央部の窓孔34は、
スイッチ本体7の操作体10よりも大きく形成され、ま
た窓孔34の内周には支持部35が形成され、両端には
可繞性を有する係止爪36が形成されている。37は四
角枠状の中枠で、プレート部を構成するプレート本体3
0を補強するために、強度のあるダイヤキャスト製から
なる。そして第5図(b)に示すように、係止爪36と
係合する段部38を中枠37の両端部の外側方へ設け、
更に内周には当接部39を内方へ突出形成し、この中枠
37を前記プレート本体30の支持部35に載置してい
る。この時、前記段部38に係止爪36を嵌合して中枠
37とプレート本体30とを一体化している。第5図
(a)で示すように係止爪36間の支持部35は中枠3
7の凹所36aに嵌合する。そして当接部39の内側の
突出量により表面板6を装着した際に生じる隙間から内
部が見えるのを防止している。尚、この状態で、中枠3
7の周囲上端部はプレート本体30の窓孔34の周縁よ
り突出して外観意匠の美感を強調している。40は固定
ねじで、取付枠1のねじ孔1aに螺合してプレート本体
30を取付枠1に固定している。スイッチ本体7の表面
板6は、第5図(a)に示すようにスイッチ本体7の操
作体10のリブ12に遊嵌合すると共に凹室13内に収
まる円筒リブ41がその裏面に一体に形成されている。
一方第3図に示すように操作体10の両側壁には上面開
口の切欠13aが形成されていて、凹室13内には略コ
字形の固定ばね14が収納される。この固定ばね14
は、リブ12の溝11に係止する爪片15を内方へ突設
して菊孔16をその中央に形成した底面17と、両側片
18、18とから形成されている。固定ばね14の側片
18の上端部は外方へ開いて案内片19とし、また中ほ
どから外方へ切り起こして係止片20を形成している。
尚、案内片19の上端は操作体10の上端面よりは突出
しないように収納される。21はリブ12の溝11の下
方の凹室13上面に削設された穴で、固定ばね14の菊
孔16をリブ12に嵌合せしめる際、即ち、菊孔16の
突片15を溝11内に圧入係止する際に発生する削りく
ずをこの穴21に収めることによって、削りくずの作用
で固定ばね14が凹室13にずれて収まることを防止し
ている。尚、穴21に代えて突起としても良い。23は
負荷がオン状態であることを表示する表示素子、22は
オフ状態であることを表示する表示素子である。また前
記表面板6裏面の円筒リブ41には、表面板6が反転動
作する中心軸と対応する位置に切欠13aと嵌合するリ
ブ42が形成され、そして反転動作時に力が作用する側
には前記固定ばね14の係止片20に係止する突起43
が形成され、プレート本体30の窓孔34に遊嵌合して
スイッチ本体7に装着している。44は表面板6の略中
央に穿設された細長の孔45に装着した透明体であり、
表面板6の反転動方向側に長く形成されて前記表示素子
22、23の点滅状態を外部から目視によって確認でき
るようにしたものであり、夫々の表示素子22,23は
確認が行い易くするために表面板6が倒れた側が点灯す
るように配置されている。この透明体44は第6図
(a)に示すように両側に延出片を有し、この延出片に
菊孔44aを有し、この菊孔44aを第6図(b)に示
すように表面板6の裏面の孔45両側方に突出してある
ボス80に圧入して固定される。
【0009】次にスイッチ本体7のスイッチ機構部を第
7図に基づいて説明する。Aは前記操作体10や固定ば
ね14等から成る開閉子ブロックで、操作体10の下面
より円柱状の突起46が一体に突設され、この突起46
にスプリング47の上端を固定するとともにスプリング
47の下端に可動接点板48が接続されている。49は
可動接点板48の上部に固着された可動接点である。B
は支持ブロックで、負荷に電流が流れた場合に電流を検
知するための電流トランス50、電流トランス50の上
方の基板53に配設されたダイオード54や発光ダイオ
ードからなる例えば赤色光を発光する表示素子23等か
ら構成されている。52は外部の電線と接続される端子
板、51は可動接点板48を載置して支持する支持片で
ある。この支持ブロックBはボディ55内に収納配置さ
れ、更に支持片51上に開閉子ブロックAが載置され
る。操作体10はスプリング47にて上方へ付勢されて
カバー56の開口部57内を挿通し、操作体10の両側
面に一体に形成した突部59が開口部57の内壁面に削
設した凹所58に遊嵌され、操作体10がカバー56よ
り上方へ突出するのを防いでいるとともに、スプリング
47のばね力により可動接点板48を反転動作せしめる
ようにしている。端子板52と支持片51とは電流トラ
ンス50を介して電気的に接続され、支持片51は機械
的接触によって可動接点板48と電気的に接続されてい
る。Cは可動接点板48の両側に固定接点63が夫々配
置される接点端子ブロックで、2個の固定端子板60、
62から構成されて両固定端子板60、62は前記端子
板52とは反対側のボディ55内に収納配置されてい
る。一方の固定端子板62より接点板64が一体に延設
され、先端が折曲された接点板64には固定接点63が
固着されて他方の固定端子板60の固定接点63と共
に、可動接点板48の可動接点49と対応して配置され
ている。両固定端子板60、62には接触子65、66
が夫々接触接続され、両接触子65、66間には基板6
7上に配設された抵抗68とネオンランプからなる表示
素子22が挿入されている。69はランプカバーで、こ
のランプカバー69の両側片71、71内に前記基板6
7が挟持されるとともに、ランプカバー69の上面に突
出させた透明体70が前記表示素子22の上方に位置
し、表示素子22の点滅を表示するようにしている。こ
のランプカバー69の両側片71、71内に前記基板6
7が挟持されるとともに、第8図のようにランプカバー
69に前方延出片69aの上面に突出させた例えば緑色
の透明体70が前記表示素子22の上方に位置し、ネオ
ンランプからなる表示素子22の保護を前方延出片69
aで図るとともに透明体70でネオンランプからなる表
示素子22の光を例えば緑色光に変換するようになって
いる。尚透明体70の形状は発光ダイオードと同形状に
形成してある。しかしてカバー56の開口部57の側方
に一直線上に穿孔した2個の挿通孔72a、72bに表
示素子23と透明体70とを夫々下方から嵌込んでカバ
ー56の外部に夫々の頭部を露出させている。第9図は
スイッチ本体7と表面板6の概略的な斜視図を示したも
のであり、表面板6の透明体44は、表面板6のシーソ
ー動の支点の軸線に対して略対称の長さを有した細長状
に形成されており、前記2個の表面素子22、23は透
明体44の両端の下方に位置し表面素子22の発光時に
は透明体44を照光するようになっている。尚表面素子
22、23の下方には基板53、67及び電流トランス
50が配置され、可動接点板48と固定端子板60、6
2は電流トランス50の側方に位置している。次に図中
73は表示片であって、端子板52及び固定端子板6
0、62に夫々対応配置されており、この表示片73は
コイルスプリング74を熱可塑性樹脂の塑造成型によっ
て一体成形されたもので、コイルスプリング74の上端
がカバー56の下面に弾接されて下方へ付勢され、各端
子板52、60、62に夫々配置した鎖錠ばね76と各
端子板52、60、62との間に挿入される電線1の挿
入状態に応じて表示孔95を摺動して電線1の挿入状態
を示すようになっている。75は電線1と当って表示片
73を動かすための係合部で、この係合部75の鎖錠ば
ね76と当たる部位75aは傾斜面となっており鎖錠ば
ね76の倒れを防止している。77は電線1の鎖錠状態
を解除するための絶縁材からなる解錠釦である。
【0010】しかして上記スイッチ機構部がボディ55
内に収納配置されたカバー56を覆設し組立ねじ9に枠
1のねじ孔8に螺合することでスイッチ本体7の組立が
完了する。次に本発明の配線器具を造営面Wに取付ける
方法を説明する。先ず第10図に示すようにスイッチ本
体7を取付枠1に固定して配線を施し、取付枠1を埋込
みボックスXや造営面Wにねじ2によって固定する。次
に、クロース等の装飾材Yを造営面Wに貼付し、取付枠
1に沿って装飾材Yを切り取ってスイッチ本体7を露出
させる。そしてねじ2を緩めた後、下枠24を取付枠1
の下面に装着する。この際は先ず、ねじ2に切欠2aを
遊嵌合させて開口部25を通じて取付枠1を下枠24の
上に位置させ、その後下枠24を定位値に移動させるの
である。従って、取付枠1を取り外すことなく下枠24
を取付枠1の下面に装着することができるものである。
そして下枠24の当接部26に取付枠1を載置させると
ともに下枠24の突起26aに取付枠1の孔4を嵌合さ
せてねじ2を締め付ける。従って、装飾材Yが厚い場合
でもねじ2を締め付けることにより、下枠24と当接し
ている装飾材Yの全体が造営面W側に押し付けられる。
次に固定ねじ40によってプレート本体30を取付枠1
に固定した後、表面板6を窓孔34に遊嵌合すると共
に、操作体10の凹室13に表面板6の円筒リブ41を
押し込んで固定ばね14の係止片20の円筒リブ41の
突起43を係止してスイッチ本体7を装着している。し
たがってクロース等の装飾材Yによる操作体10の汚れ
を気にすることがない。そして、この場合、中枠37を
取付枠1に固定し当接部39を形成したことにより、ス
イッチ本体7の操作ハンドルとした表面板6の位置決め
とし、操作体10よりも大きな表面板6とした場合にお
いても反転角度を正規の位置に確保できるものである。
【0011】この取付時において加わる力によりプレー
ト本体30にそりが発生するのを、中枠37や、下枠2
4によって抑えることができる。ところでスイッチ本体
7は操作体10とは別位置に表示素子を固設してあるた
め、操作体10と連動するスイッチ機構部の上方位置よ
り表示素子22、23の固設位置が外れた位置となり、
各表示素子22、23はスイッチ機構部と電気的に絶縁
されて接点開閉時のアークで表示素子22、23が破損
したり、また表示素子22、23自体は操作体10のよ
うに動かないので断線することもなく、更に動く操作体
10内には表示素子22、23を設けていないので、表
示素子22、23と操作体10とを同時に組立てる必要
がなく組立て易くなる。
【0012】第11図は本発明配線器具を用いてスイッ
チ回路を形成したものであり、端子板52に電源eを接
続し、一方の固定端子板60に負荷を接続している。ま
た他方の固定端子板62は三路スイッチ回路を形成する
場合に用いる。この状態では負荷Lはオフ状態であり、
ネオンランプからなる表示素子22には電流が流れて点
灯し、この表示素子22の点灯により負荷Lがオフ状態
であることを示している。この時、第12図(a)に示
すように、表面板6は表示素子22側に倒れており、表
面板6の透明体44が表面板6の押動作にて表示素子2
2に近づくために、表示素子22の光によって照光され
てその発光素子が明るく外部から見易くなるものであ
る。次に第12図(b)に示すように、表面板6を反転
動作させると負荷Lは電源eに接続されて表示素子22
が消灯するとともに電源トランス50の1次巻線N1
電流が流れて、その電流トランス50の2次出力により
負荷Lのオン状態を示す発光ダイオードからなる表示素
子23が点灯する。この時、表面板6を押動作させた方
の表示素子23が点灯するために、表示素子23に透明
体44が近づいて表示が明るくなって外部から点灯状態
が見易くなるものである。そして表示素子22の点灯時
には透明体70によって緑色光による発光表示となり、
表示素子23の点灯時には赤色光による発光表示となっ
て、スイッチの動作状態が色別によって視認できること
になる。第13図は三路スイッチ回路の場合の接続を示
す。
【0013】上記実施例では1個のスイッチ本体7を配
設した場合を示しているが、第14図は2個のスイッチ
本体7a、7bを配設した場合の実施例を示す。この実
施例では上、下に並設するスイッチ本体7a、7bの表
示素子22、23の位置を相隣接させ、第15図に示す
ように表面板6a、6bの透明体44を境界部側に偏位
させることによって、スイッチ本体7a、7bの動作状
態の視認が一瞬で行えるようにしている。また各表面板
6a、6bの投入方向(倒れ方向)と夫々のスイッチ本
体7a、7bの動作とが一致するように第16図に示す
ように夫々のスイッチ本体7a、7bは互いに線対称的
な機構の配置を有するものを使用することによって上述
した互いの表面板6a、6bの投入方向とスイッチ動作
とを一致させてある。しかして第17図(a)、(b)
で示すようにスイッチ本体7a、7bの送り配線94を
行う場合、共通端子側の端子板52に対応する接続端子
が並行するため送りが容易である。同図中931 、93
3 、934 は夫々導線挿入孔である。第18図(a)、
(b)は機械的スイッチ以外の電子スイッチ7″を一方
のスイッチ本体の替わりに組合わせた例を夫々示してい
る。尚第14図中37a″は表面板6a、6bの境界部
の隙間を少なくするための中央リブである。
【0014】上記の実施例では1個の取付枠1に2個の
スイッチ本体7a、7bを装着して中枠37の1個の大
型の表面板の遊嵌合スペースに2個の表面板6a、6b
を遊嵌合したものであるが、次の第19図(a)、
(b)、第20図で示す実施例は多連形の配線器具に係
るものである。即ち図示するように表面板61 、62
間には中枠37の上下各辺から一体に延出された中央リ
ブ37aが配設されており、中央リブ37aと表面板6
1 、62 との間の隙間は、表面板61 、62 と中枠37
との間の隙間とほぼ同じ程度に狭く設定されている。し
たがって表面板61 、62 の間の隙間から異物が挿入さ
れるようなことは中央リブ37aによって阻止すること
ができるようになっており、またこの中央リブ37aが
あるために配線器具を正面側から見たときに、表面板6
1 、62 の間の隙間が目立たないようになっているもの
である。第20図は上記配線器具の分解斜視図を示すも
のである。
【0015】さらに第21図(a)、(b),第22図
は多連形の他の実施例を示すもので、かかる実施例は操
作ハンドルたる表面板を上、下に2分割した第14図実
施例を多連形に用いたものであり、表面板6a,6bの
間にも中央リブ37a′を設けてあって、隙間を少なく
するとともにゴミの侵入を防ぐようにしている。さて、
今まで述べてきた配線器具はスイッチ器具に係るもので
あるが、コンセント器具に用いてもよい。
【0016】第23図はコンセント器具に係る実施例を
示しており、図中7′はコンセント本体で、6′はこの
コンセント7′のカバーたる表面板である。この表面板
6′はプラグの挿入凹所78を形成した側壁78aに設
けた突起81を取付枠1に形成した爪片82に係止し
て、コンセント本体7′に装着している。83は通電表
示のネオンランプを収めた透明カバー、84はこの透明
カバー83を嵌合する切欠であり、1つのネオンランプ
によって挿入凹所78を両方共に暗い所においても確認
が行い易くしている。85は表面板6′に軸支した扉体
であり、コンセント本体7′を使用しない場合には挿入
凹所78を閉塞して子供のいたずらや栓刃挿入孔86を
通してのコンセント本体7′の内部への塵埃の侵入を防
止している。
【0017】またコンセント本体7′の表面を取付枠1
の表面よりも下げることによってコンセント本体7′が
装飾材Yを貼付する際に汚れることを防止している。第
24図は取付枠1と、透明カバー83と、コンセント本
体7′の分解斜視図、また第25図は中枠37と、プレ
ート本体30と、取付枠1と、下枠24との分解斜視図
を夫々示している。また第26図は扉体85と、挿入凹
所78を設けた表面板6′と、表面板6′の長溝87内
に下から嵌合されて上方に突出した軸棒88の軸88a
を扉孔89に軸支する軸体90と、この軸体90と表面
板6′との間で覆設されるばね91との分解斜視図を示
し、同図中92はばね91の装着用突起である。この第
26図図示の場合扉体85の開閉角度をばね91の動き
によって180°開くことが可能となっている。
【0018】
【発明の効果】本発明は、プレート部の側周壁を取付面
より前方に突出させているから、取付枠を収納し、また
表面板を遊嵌合する窓孔を形成したプレート部を実現で
き、その結果大型の操作ハンドルや、コンセント受け口
を被蔽するカバーを構成する表面板を装着することがで
き、しかもプレート部が厚肉になってもプレート部の側
周壁の外面にはプレート部を前部と後部とに区分する全
周に亘った線条を形成しているため、線条によりプレー
ト部を薄くてスマートに見せることができ、大型の操作
ハンドルや、カバー等の表面板を備えた高級なイメージ
を与える配線器具を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の取付枠の一部省略した要部
斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の要部の拡大分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の下枠の断面図である。
【図5】(a)は本発明の一実施例の要部の拡大断面図
である。(b)は本発明の一実施例の要部の拡大断面図
である。(c)は本発明の一実施例の要部の拡大断面図
である。
【図6】(a)は本発明の一実施例の透明体の拡大斜視
図である。(b)は本発明の一実施例の表面板の一部省
略せる拡大斜視図である。
【図7】本発明の一実施例のスイッチ本体の拡大分解斜
視図である。
【図8】本発明の一実施例の表示素子の実装状態を示す
要部拡大斜視図である。
【図9】本発明の一実施例のスイッチ本体と表面板との
関係を示す概略構成図である。
【図10】本発明の一実施例の取付説明図である。
【図11】本発明の一実施例の使用回路例を示す回路図
である。
【図12】(a)は本発明の一実施例のスイッチ本体の
動作説明図である。(b)は本発明の一実施例のスイッ
チ本体の動作説明図である。
【図13】本発明の一実施例の別の使用回路例を示す回
路図である。
【図14】本発明の他の実施例の分解斜視図である。
【図15】本発明の他の実施例の正面図である。
【図16】本発明の他の実施例使用のスイッチ本体の分
解斜視図である。
【図17】(a)は夫々本発明の他の実施例の要部の拡
大斜視図である。(b)は夫々本発明の他の実施例の要
部の拡大斜視図である。
【図18】(a)は夫々本発明の他の実施例の応用例を
示す要部正面図である。(b)は夫々本発明の他の実施
例の応用例を示す要部正面図である。
【図19】(a)は夫々本発明の別の実施例の正面図で
ある。(b)は夫々本発明の別の実施例の平面図であ
る。
【図20】本発明の別の実施例の分解斜視図である。
【図21】(a)は夫々本発明の更に別の実施例の正面
図である。(b)は夫々本発明の更に別の実施例の平面
図である。
【図22】本発明の更に別の実施例の中枠の斜視図であ
る。
【図23】本発明の更にその他の実施例の斜視図であ
る。
【図24】本発明の更にその他の実施例の要部の分解斜
視図である。
【図25】本発明の更にその他の実施例の要部の分解斜
視図である。
【図26】本発明の応用例の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 取付枠 6 表面板 7 スイッチ本体 10 操作体 24 下枠 37 中枠 30 プレート本体 34 窓孔 61 開口窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立石 博之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付部に固定するとともに中央に穿孔した
    開口窓にスイッチ本体やコンセント本体等の器具本体を
    嵌着する取付枠と、取付枠を収納して取付面より前方に
    突出する側周壁を備え、前記器具本体を臨ませる窓孔を
    穿設したプレート部と、前記窓孔に遊嵌合される表面板
    とからなり、前記プレート部を前部と後部とに区分する
    線条を前記側周壁の外面の全周に亘って形成して成るこ
    とを特徴とする配線器具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4920073U (ja) * 1972-05-23 1974-02-20
JPS5018133U (ja) * 1973-06-15 1975-02-27
JPS51125282U (ja) * 1975-03-31 1976-10-09

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