JP2597616B2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP2597616B2
JP2597616B2 JP32634587A JP32634587A JP2597616B2 JP 2597616 B2 JP2597616 B2 JP 2597616B2 JP 32634587 A JP32634587 A JP 32634587A JP 32634587 A JP32634587 A JP 32634587A JP 2597616 B2 JP2597616 B2 JP 2597616B2
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handle
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貞正 田中
正明 中村
正行 芥川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ハウジングに対してハンドルが揺動自在に
配設されたいわゆる波動型のスイッチに関するものであ
る。
[背景技術] 一般に、この種の波動型のスイッチでは、ハンドルの
側面に形成された支持突起を、ハウジングの内周面に形
成された支持凹所に係合させてハンドルを揺動自在に支
持している。ハウジングは合成樹脂で形成されており、
ハウジングが熱可塑性合成樹脂で形成されている場合に
は、支点部が摩耗しやすいという問題があり、また、ハ
ウジングを熱硬化性合成樹脂で形成している場合には、
支持突起が支持凹所の内周面に衝突するときの衝撃力で
支点部が欠けることがある。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、そ
の目的とするところは、支点部の摩耗が少なく、しかも
支点部の欠けが防止できるスイッチを提供することにあ
る。
[発明の開示] (構成) 本発明に係るスイッチは、ハウジングに対して揺動自
在に配設されたハンドルを有し、ハンドルの揺動に伴な
って接点が操作されるスイッチにおいて、ハウジングは
熱硬化性合成樹脂のハンドルを揺動自在に支持する熱可
塑性合成樹脂の支持枠が固定されるボデイと、熱硬化性
合成樹脂により形成されていてボデイに脱着可能に被嵌
されハンドルをハウジングの外周面に露出させる開口窓
を有したカバーとにより構成され、ハンドルはハンドル
の揺動に連動して接点を開閉する反転ばねにより上記開
口窓に向かって付勢され、ハンドルの操作面に交差する
側面にはハンドルの操作面に近付くほど細幅となる支持
突起が突設され、支持枠には支持突起が係合するととも
に支持突起の操作面側の端部が突出できる幅の切欠部が
開設された支持凹所を有し、切欠部より突出する支持突
起の一端がカバーの内周面に形成された支持リブに弾接
して成るものであり、ハンドルの側面に形成された支持
突起をハウジングに設けた熱可塑性合成樹脂の支持枠に
形成された支持凹所に係合させることにより、ハンドル
の揺動時に支持突起が熱可塑性合成樹脂の支持枠に衝突
するようにして支点部が欠けないようにし、また、支持
突起の支点部分を熱硬化性合成樹脂の支持リブに当接さ
せることにより、ハンドルの揺動時にもっとも摩擦が生
じる部分は熱硬化性合成樹脂同士の接触として支点部の
摩耗を小さくし、さらに、支持枠を固定したボデイに対
して、ハンドルを露出させる開口窓を有したカバーを脱
着可能に被嵌することにより、カバーを外してもハンド
ルが脱落しないようにして、壁面等にハウジングを取り
付ける露出型として使用できるようにしたものである。
(実施例) 第1図に示すように、ハウジング10は、壁面等に対し
て取付ねじで固定されるボデイ11と、ボデイ11に対して
脱着可能に被嵌されるカバー12とで形成され、ボデイ11
とカバー12とはともに熱硬化性合成樹脂で形成される。
ボデイ11は角形に形成されており、一方の対角線上の各
角部にそれぞれ取付孔11aが形成され、この取付孔11aを
通して挿入される取付ねじにより壁面等に固定される。
ボデイ11の他方の対角線上の各角部にはそれぞれ組立孔
11bが形成されており、ボデイ11に合致するように角形
に形成されたカバー12の角部の挿入孔12aを通して組立
孔11bに螺入される組立ねじ13により、ボデイ11とカバ
ー12とが結合されるようになっている。
ボデイ11上には一対の端子板21,22が固定されてい
る。各端子板21,22は、それぞれボデイ11に形成された
固定孔11cに挿入される固定片21a,22aを有し、固定片21
a,22aを固定孔11cに挿入してかしめることにより、両端
子板21,22がボデイ11に固定される。また、ボデイ11上
に形成されたリブ11dでも位置固定がなされている。両
端子板21,22にはそれぞれ端子片21b,22bを有し、端子片
21b,22bには端子ねじ23が螺合してねじ付き端子を形成
している。この端子に接続される電線はボデイ11の一所
に形成された導入孔14に挿通される。さらに、一方の端
子板21は固定接点25を備えた固定接触片21cを有し、他
方の端子板22は支点突部22cを有していて、支点突部22c
上に揺動自在に配設される揺動子26が固定接点25に対し
て離接することにより、両端子板21,22間が開閉される
ようになっている。揺動子26は、第1図中で上方に開放
された略コ形に形成されている。
ボデイ11上にハンドル30を支持するために支持枠31が
固定されている。支持枠31は、熱可塑性合成樹脂により
形成されていて、第1図中で上下に軸を有する角筒状に
形成されている。支持枠31の下端縁には係合フック31a
が突設されており、この係合フック31aはボデイ11に形
成された取付孔11eに係合するようになっている。すな
わち、支持枠31は、ボデイ11に対して上方から圧接させ
ることにより、ボデイ11に係合して固定されるようにな
っているのである。支持枠31の相対向する一対の側壁内
周面には、それぞれ支持凹所31bが形成されており、こ
の支持凹所31bは、第2図に示すように、上端部が幅狭
に形成されている。また、上端は切欠部31cにより開放
されている。一方、ハンドル30は両側面に支持突起30a
が突設され、支持突起30aの上端部は先細りに形成され
ている。しかるに、支持突起30aは、支持凹所31b内に揺
動自在に係合し、このとき支持突起30aの上端部は切欠
部31cを通して上方に突出するようになっている。ハン
ドル30は下方に開放されたばね座凹所(図示せず)を有
し、ばね座凹所内にはコイルスプリングよりなる反転ば
ね32の上端部が納装されている。反転ばね32の下端部は
上記揺動子26内に挿入されており、ハンドル30を両支持
突起30aを結ぶ軸の回りに揺動させると、反転ばね32を
介して揺動子26がスナップ動作で揺動するのである。ハ
ンドル30の下部内には表示ランプ33や眼流抵抗を実装し
たプリント基板34が配設されており、表示ランプ33が、
上記両端子板21,22間に挿入されるように接続される。
表示ランプ33に対応して、ハンドル30の上面には透光窓
30bが形成され、透光窓30bにはランプカバー35が装着さ
れる。しかるに、接点が開極しているときには表示ラン
プ33が点灯し、閉極しているときには消灯するのであ
る。
カバー12には上面の中央部にハンドル30が露出する開
口窓12bが開口しており、この開口窓12bの周部はカバー
12の上面から突出する突台12cを形成している。さら
に、カバー12の側壁外周面には引掛凹所12dが形成され
ている。開口窓12bの周部でカバー12の内周面には、第
2図に示すように、支持リブ12eが突設されており、支
持リブ12eは下縁の中央部が凹没する形状に形成されて
いる。この支持リブ12eは支持突起30aの上端に対応する
ように形成されており、反転ばね32のばね力により上方
に押し上げられているハンドル30の支持突起30aが支持
リブ12eの中央部に弾接するのである。しかるに、ハン
ドル30の上面である操作面30cを押圧してハンドル30を
揺動させれば、ハンドル30の揺動範囲を規則すべく、支
持凹所31bの内周面に支持突起30aが衝突するのである
が、支持凹所31bは熱可塑性合成樹脂である支持枠31に
形成されているから、衝撃力で欠けることがないのであ
る。また、支持突起30aは支持リブ12eに接触した状態で
揺動するのであって、両部材はともに熱硬化性合成樹脂
により形成されているから、ハンドル30の揺動に伴なう
支点部の摩耗が抑制されるのである。
第3図に示すように、カバー12には化粧カバー15が被
嵌されるようになっている。化粧カバー15は熱可塑性樹
脂で角形に形成されており、その上面には開口部15aが
形成され、この開口部15a内にカバー12の突台12cが嵌合
するようになっている。また、化粧カバー15の側壁内周
面には引掛爪15bが形成され、この引掛爪15bがカバー12
の引掛凹所12dに係合するようになっている。したがっ
て、化粧カバー15をハウジング10に被嵌すれば、カバー
12の上面に露出する組立ねじ13が覆われるのであり、外
観がすっきりとするのである。
結線の際には、化粧カバー15を外し、組立ねじ13を外
してカバー12をボデイ11から外せば、端子板21,22が露
出して結線を行なうことができるのであり、ここに、ハ
ンドル30はボデイ11に固定された支持枠31に保持されて
いるから、ハンドル30は脱落せず、結線作業が容易に行
なえるのである。
上記各実施例では、接点が開極したときに表示ランプ
34が点灯するようにしており、照明器具用のスイッチと
して用いれば、照明器具の消灯時にスイッチのありかを
示す位置表示を行なうことができるようになっている
が、接点が閉極したときに表示ランプ34が点灯するよう
にして、負荷のオン・オフ状態を示す動作表示を行なう
ようにしてもよい。
ところで、ボデイ11に導入孔14が形成されている部位
でハウジング10の側面には、第4図に示すように、モー
ル挿入口16が形成されており、電線17を覆うモール18が
挿入できるようになっているのであるが、モール18の長
さが不適当であると、モール18の端部とハウジング10と
の間で電線17が露出して美観を損なうことになる。そこ
で、第4図および第5図に示すように、ハウジング10に
可動モール19を設けることにより、この問題を解消する
ことができる。すなわち、可動モール19はハウジング10
側の端部にハウジング10の内周面に係合する突部19aを
有しており、ハウジング10内には可動モール19がスライ
ドできる空間部10aが形成されている。可動モール19
は、通常のモール18の外周を覆う形状に形成されてい
る。したがって、この可動モール19がスライドできる範
囲内でモール18の長さを設定すれば、電線17を露出させ
ずに施工を行なうことができるのである。可動モール19
としては、第6図の形状のものでもよく、ゴム等の弾性
材料により中間部に蛇腹部19bを有する形状に形成して
おき、必要に応じて伸縮させるようにしてもよい。
[発明の効果] 本発明は上述のように、ハウジングに対して揺動自在
に配設されたハンドルを有し、ハンドルの揺動に伴なっ
て接点が操作されるスイッチにおいて、ハウジングは熱
硬化性合成樹脂のハンドルを揺動自在に支持する熱可塑
性合成樹脂の支持枠が固定されるボデイと、熱硬化性合
成樹脂により形成されていてボデイに脱着可能に被嵌さ
れハンドルをハウジングの外周面に露出させる開口窓を
有したカバーとにより構成され、ハンドルはハンドルの
揺動に連動して接点を開閉する反転ばねにより上記開口
窓に向かって付勢され、ハンドルの操作面に交差する側
面にはハンドルの操作面に近付くほど細幅となる支持突
起が突設され、支持枠には支持突起が係合するとともに
支持突起の操作面側の端部が突出できる幅の切欠部が開
設された支持凹所を有し、切欠部より突出する支持突起
の一端がカバーの内周面に形成された支持リブに弾接し
て成るものであり、ハンドルの側面に形成された支持突
起をハウジングに設けた熱可塑性合成樹脂の支持枠に形
成された支持凹所に係合させているので、ハンドルの揺
動時に支持突起が熱可塑性合成樹脂の支持枠に衝突する
のであり、支点部の欠けが防止できるという利点を有す
る。また、支持突起の支点部分を熱硬化性合成樹脂の支
持リブに当接させるので、ハンドルの揺動時にもっとも
摩擦が生じる部分は熱硬化性合成樹脂同士の接触として
支点部の摩耗を小さくすることができるという利点を有
するものである。さらに、支持枠を固定したボデイに対
して、ハンドルを露出させる開口窓を有したカバーを脱
着可能に被嵌するので、カバーを外してもハンドルが脱
落せず、壁面等にハウジングを取り付ける露出型として
使用できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す分解斜視図、第2図は同
上の縦断面図、第3図は同上の外観斜視図、第4図およ
び第5図はそれぞれ同上の使用状態を示す斜視図と側面
図、第6図(a)(b)は同上の他の使用状態を示す断
面図である。 10はハウジング、11はボデイ、12はカバー、12bは開口
窓、14は化粧カバー、14aは開口部、30はハンドル、30d
は透光窓、31は支持枠、34は表示ランプである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに対して揺動自在に配設された
    ハンドルを有し、ハンドルの揺動に伴なって接点が操作
    されるスイッチにおいて、ハウジングは熱硬化性合成樹
    脂のハンドルを揺動自在に支持する熱可塑性合成樹脂の
    支持枠が固定されるボデイと、熱硬化性合成樹脂により
    形成されていてボデイに脱着可能に被嵌されハンドルを
    ハウジングの外周面に露出させる開口窓を有したカバー
    とにより構成され、ハンドルはハンドルの揺動に連動し
    て接点を開閉する反転ばねにより上記開口窓に向かって
    付勢され、ハンドルの操作面に交差する側面にはハンド
    ルの操作面に近付くほど細幅となる支持突起が突設さ
    れ、支持枠には支持突起が係合するとともに支持突起の
    操作面側の端部が突出できる幅の切欠部が開設された支
    持凹所を有し、切欠部より突出する支持突起の一端がカ
    バーの内周面に形成された支持リブに弾接して成ること
    を特徴とするスイッチ。
JP32634587A 1987-12-23 1987-12-23 スイッチ Expired - Lifetime JP2597616B2 (ja)

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