JPH0723870Y2 - 電磁接触器 - Google Patents
電磁接触器Info
- Publication number
- JPH0723870Y2 JPH0723870Y2 JP1986096969U JP9696986U JPH0723870Y2 JP H0723870 Y2 JPH0723870 Y2 JP H0723870Y2 JP 1986096969 U JP1986096969 U JP 1986096969U JP 9696986 U JP9696986 U JP 9696986U JP H0723870 Y2 JPH0723870 Y2 JP H0723870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- terminal block
- tongue
- contact
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案はプランジャ型電磁接触器の防塵カバーの構造に
関するものである。
関するものである。
［背景技術］ 第３図乃至第５図はこの種の電磁接触器を示したもの
で、ケース１内には電磁石のプランジャで駆動される可
動接触子で固定接触子間を開閉する接点開閉部２が設け
られ、固定接触子の一端部が露設された端子台３と接点
開閉部とを仕切っている仕切壁４に、各極の接触子に対
応した開孔５を設けると共に、各開孔５を閉塞する蓋片
６を端子台３の各隔壁７を跨いで一体に連結した合成樹
脂製の防塵カバーＡを設けたものである。これらの開孔
５は仕様に応じて常閉型固定接触子を取り付ける孔（第
３図）、あるいは組立時に常開型または常閉型の可動接
触子を挿入する孔（第４図）として使用されるものであ
る。
で、ケース１内には電磁石のプランジャで駆動される可
動接触子で固定接触子間を開閉する接点開閉部２が設け
られ、固定接触子の一端部が露設された端子台３と接点
開閉部とを仕切っている仕切壁４に、各極の接触子に対
応した開孔５を設けると共に、各開孔５を閉塞する蓋片
６を端子台３の各隔壁７を跨いで一体に連結した合成樹
脂製の防塵カバーＡを設けたものである。これらの開孔
５は仕様に応じて常閉型固定接触子を取り付ける孔（第
３図）、あるいは組立時に常開型または常閉型の可動接
触子を挿入する孔（第４図）として使用されるものであ
る。
従来この防塵カバーＡの取り付け構造は、第３図及び第
５図に示すように、防塵カバーＡの蓋片６の背面に突設
した舌片８の先端部に、開孔５の上縁と係合する鍵状部
９を形成すると共に、各蓋片６間の連結部10の下面に隔
壁７の上面の突条11と嵌合する凹溝12を設けて、防塵カ
バーＡを第３図及び第４図の矢印の方向に挿入すること
により、舌片８の先端鍵状部９を開孔５の上縁に係着し
て取り付けていた。しかしこの取り付け手段は、第５図
の矢印方向の回転力に対しては、各蓋片６の下端と端子
台３の底面との摩擦で係止されているに過ぎず、振動や
衝撃が加わると脱落し易いという欠点があった。またそ
の対策として、第３図に示すように、防塵カバーＡの両
端部の突起13と、端子台３の両側壁14に設けられた凹溝
15との嵌め合いを緊くしたり、あるいは突起13を凹溝15
に沿って長くしたりすると、脱落は防止できるが、その
代わりに着脱が困難になったり、あるいは舌片８が折損
し易くなるという問題があった。
５図に示すように、防塵カバーＡの蓋片６の背面に突設
した舌片８の先端部に、開孔５の上縁と係合する鍵状部
９を形成すると共に、各蓋片６間の連結部10の下面に隔
壁７の上面の突条11と嵌合する凹溝12を設けて、防塵カ
バーＡを第３図及び第４図の矢印の方向に挿入すること
により、舌片８の先端鍵状部９を開孔５の上縁に係着し
て取り付けていた。しかしこの取り付け手段は、第５図
の矢印方向の回転力に対しては、各蓋片６の下端と端子
台３の底面との摩擦で係止されているに過ぎず、振動や
衝撃が加わると脱落し易いという欠点があった。またそ
の対策として、第３図に示すように、防塵カバーＡの両
端部の突起13と、端子台３の両側壁14に設けられた凹溝
15との嵌め合いを緊くしたり、あるいは突起13を凹溝15
に沿って長くしたりすると、脱落は防止できるが、その
代わりに着脱が困難になったり、あるいは舌片８が折損
し易くなるという問題があった。
［考案の目的］ 本考案はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは振動や衝撃が加わっても脱落し難
く、しかも着脱が容易な防塵カバーの取付構造を提供す
るにある。
目的とするところは振動や衝撃が加わっても脱落し難
く、しかも着脱が容易な防塵カバーの取付構造を提供す
るにある。
［考案の開示］ しかして本考案は、電磁石のプランジャで可動接触子を
駆動して固定接触子間を開閉する接点開閉部と、固定接
触子の一端部が露設された端子台との間の仕切壁に、各
極の接触子に対応した開孔を設けると共に、各開孔を閉
塞する蓋片を端子台の各隔壁を跨いで一体に連結した合
成樹脂製防塵カバーを設けてなる多極型電磁接触器にお
いて、防塵カバーの中央部の蓋片の背面に先端部に開孔
の上縁と係合する鍵状部を有する舌片を突設すると共
に、防塵カバーの両側端部の前面に斜め上方に突出した
弾性を持つ突片を設けて、該突片を端子台の両側壁の内
面に形成した凹段部に下面から弾接せしめたものであ
り、凹段部から突片に加えられる弾性回転力によって、
舌片と開孔上縁とが弾性的に係合するようにした点に特
徴を有するものである。
駆動して固定接触子間を開閉する接点開閉部と、固定接
触子の一端部が露設された端子台との間の仕切壁に、各
極の接触子に対応した開孔を設けると共に、各開孔を閉
塞する蓋片を端子台の各隔壁を跨いで一体に連結した合
成樹脂製防塵カバーを設けてなる多極型電磁接触器にお
いて、防塵カバーの中央部の蓋片の背面に先端部に開孔
の上縁と係合する鍵状部を有する舌片を突設すると共
に、防塵カバーの両側端部の前面に斜め上方に突出した
弾性を持つ突片を設けて、該突片を端子台の両側壁の内
面に形成した凹段部に下面から弾接せしめたものであ
り、凹段部から突片に加えられる弾性回転力によって、
舌片と開孔上縁とが弾性的に係合するようにした点に特
徴を有するものである。
［実施例］ 第１図及び第２図は本考案の一実施例を示したもので、
ケース１に内蔵され電磁石のプランジャで可動接触子を
駆動して固定接触子間を開閉する接点開閉部２と、ケー
ス１の外部に設けられ固定接触子の一端部が露設された
端子台３との間の仕切壁４に、各極の接触子に対応した
開孔５を設けると共に、各開孔５を閉塞する蓋片６を端
子台３の各隔壁７を跨いで一体に連結した防塵カバーＡ
を設けた点は従来構成と同様であるが、本考案において
は防塵カバーＡの蓋片６の背面に、先端部に開孔５の上
縁と係合する鍵状部９を有する舌片８を突設すると共
に、防塵カバーＡの両側端部の突起13の前面に斜め上方
に突出した突片16を設け、この突片16を端子台３の両側
壁14の内面に形成した凹段部17に下面から弾接させたも
のである。
ケース１に内蔵され電磁石のプランジャで可動接触子を
駆動して固定接触子間を開閉する接点開閉部２と、ケー
ス１の外部に設けられ固定接触子の一端部が露設された
端子台３との間の仕切壁４に、各極の接触子に対応した
開孔５を設けると共に、各開孔５を閉塞する蓋片６を端
子台３の各隔壁７を跨いで一体に連結した防塵カバーＡ
を設けた点は従来構成と同様であるが、本考案において
は防塵カバーＡの蓋片６の背面に、先端部に開孔５の上
縁と係合する鍵状部９を有する舌片８を突設すると共
に、防塵カバーＡの両側端部の突起13の前面に斜め上方
に突出した突片16を設け、この突片16を端子台３の両側
壁14の内面に形成した凹段部17に下面から弾接させたも
のである。
上記の構成において、ケース１に防塵カバーＡを取り付
ける際には、突起13を両側壁14の凹溝15に嵌合し、突片
16を凹溝15の上面の凹段部17に摺接させながら、第１図
の矢印の方向に挿入すると、第２図に破線で示したよう
に突片16が弾性変形した状態で、舌片８の先端鍵状部９
が開孔５の上縁に係合し、防塵カバーＡが被着される。
ける際には、突起13を両側壁14の凹溝15に嵌合し、突片
16を凹溝15の上面の凹段部17に摺接させながら、第１図
の矢印の方向に挿入すると、第２図に破線で示したよう
に突片16が弾性変形した状態で、舌片８の先端鍵状部９
が開孔５の上縁に係合し、防塵カバーＡが被着される。
従ってこのように構成すれば、衝撃で防塵カバーＡが脱
落したり、あるいは振動でがたついたりする虞れがな
く、しかも突片16が弾性変形するので着脱も容易であ
る。
落したり、あるいは振動でがたついたりする虞れがな
く、しかも突片16が弾性変形するので着脱も容易であ
る。
［考案の効果］ 以上のように本考案は、接点開閉部と端子台との仕切壁
の開孔を閉塞する蓋片を端子台の各隔壁を跨いで一体に
連結した防塵カバーにおいて、中央部の蓋片の背面に開
孔の上縁と係合する鍵状部を有する舌片を突設すると共
に、防塵カバーの両側端部の前面に斜め上方に突出した
弾性を持つ突片を設け、この突片を端子台の両側壁の内
面に形成した凹段部に下面から弾接させたものであるか
ら、凹段部から突片に加えられる弾性回転力により、舌
片と開孔上縁とが弾性的に係合し、それによって振動や
衝撃で脱落せず、しかも突片と舌片との間の、蓋片を連
結する部位にも弾性を確保することができ、そのため舌
片に対して引掛弾性を十分に確保することができ、弛み
の確保によって着脱の容易な防塵カバーを提供し得たも
のである。
の開孔を閉塞する蓋片を端子台の各隔壁を跨いで一体に
連結した防塵カバーにおいて、中央部の蓋片の背面に開
孔の上縁と係合する鍵状部を有する舌片を突設すると共
に、防塵カバーの両側端部の前面に斜め上方に突出した
弾性を持つ突片を設け、この突片を端子台の両側壁の内
面に形成した凹段部に下面から弾接させたものであるか
ら、凹段部から突片に加えられる弾性回転力により、舌
片と開孔上縁とが弾性的に係合し、それによって振動や
衝撃で脱落せず、しかも突片と舌片との間の、蓋片を連
結する部位にも弾性を確保することができ、そのため舌
片に対して引掛弾性を十分に確保することができ、弛み
の確保によって着脱の容易な防塵カバーを提供し得たも
のである。
第１図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第２図は
同上の要部側面図、第３図は従来例の分解斜視図、第４
図は第３図の反対側から見た要部斜視図、第５図は第３
図のＸ−Ｘ方向に見た階段断面図である。 １はケース、２はプランジャ、３は端子台、４は仕切
壁、５は開孔、６は蓋片、７は隔壁、８は舌片、９は鍵
状部、10は連結部、11は突条、12は凹溝、13は突起、14
は側壁、15は凹溝、16は突片、17は凹段部、Ａは防塵カ
バーである。
同上の要部側面図、第３図は従来例の分解斜視図、第４
図は第３図の反対側から見た要部斜視図、第５図は第３
図のＸ−Ｘ方向に見た階段断面図である。 １はケース、２はプランジャ、３は端子台、４は仕切
壁、５は開孔、６は蓋片、７は隔壁、８は舌片、９は鍵
状部、10は連結部、11は突条、12は凹溝、13は突起、14
は側壁、15は凹溝、16は突片、17は凹段部、Ａは防塵カ
バーである。
Claims (1)
- 【請求項１】電磁石のプランジャで可動接触子を駆動し
て固定接触子間を開閉する接点開閉部と、固定接触子の
一端部が露設された端子台との間の仕切壁に、各極の接
触子に対応した開孔を設けるると共に、各開孔を閉塞す
る蓋片を端子台の各壁を跨いで一体に連結した合成樹脂
製防塵カバーを設けてなる多極型電磁接触器において、
防塵カバーの中央部の蓋片の背面の先端部に開孔の上縁
と係合する鍵状部を有する舌片を突設すると共に、防塵
カバーの両側端部の前面に斜め上方に突出した弾性を持
つ突片を設け、該突片を端子台の両側壁の内面に形成し
た凹段部に下面から弾接せしめて成る電磁接触器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986096969U JPH0723870Y2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986096969U JPH0723870Y2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 電磁接触器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS633037U JPS633037U (ja) | 1988-01-09 |
| JPH0723870Y2 true JPH0723870Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=30963372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986096969U Expired - Lifetime JPH0723870Y2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 電磁接触器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723870Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6021384Y2 (ja) * | 1980-09-04 | 1985-06-26 | 石川島播磨重工業株式会社 | 輻射管式熱処理炉 |
| JPS6222053Y2 (ja) * | 1981-01-15 | 1987-06-04 |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP1986096969U patent/JPH0723870Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS633037U (ja) | 1988-01-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0723870Y2 (ja) | 電磁接触器 | |
| JPH0542223Y2 (ja) | ||
| JP2560458Y2 (ja) | 机用クリップ | |
| JP2539282B2 (ja) | 電磁開閉器 | |
| JPH01246739A (ja) | 可逆型電磁接触器の連結装置 | |
| JP2001167680A (ja) | 電磁接触器の付属品取付装置 | |
| JP2532022B2 (ja) | スイッチ付マグネット装置 | |
| JPH055712Y2 (ja) | ||
| JP3098955B2 (ja) | 計器用見返しの固定構造 | |
| JP2597616B2 (ja) | スイッチ | |
| JPS6231095Y2 (ja) | ||
| JPH029579Y2 (ja) | ||
| JPH078759Y2 (ja) | 引戸の戸車取付構造 | |
| JPH0314946Y2 (ja) | ||
| JPH08298389A (ja) | 表示器の固定構造 | |
| JPH0225131Y2 (ja) | ||
| JPH0634460B2 (ja) | 扉固定装置 | |
| JPH103966A (ja) | コネクタホルダ | |
| JPH0642344B2 (ja) | 押釦装置 | |
| JPS59161687U (ja) | 電気器具取付装置 | |
| JPH0446397Y2 (ja) | ||
| JPH04496Y2 (ja) | ||
| JPS5927100Y2 (ja) | プリント基板取付構造 | |
| JP2998114B2 (ja) | 配線器具の蓋止構造 | |
| JPS5849016A (ja) | 器具取付け枠 |