JPH055712Y2 - - Google Patents

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JPH055712Y2
JPH055712Y2 JP13178187U JP13178187U JPH055712Y2 JP H055712 Y2 JPH055712 Y2 JP H055712Y2 JP 13178187 U JP13178187 U JP 13178187U JP 13178187 U JP13178187 U JP 13178187U JP H055712 Y2 JPH055712 Y2 JP H055712Y2
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JP
Japan
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cover
case
fitting
mouthpiece
earpiece
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JP13178187U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、背面側のカバーと、送話口、受話口
を有するケースとが組み合わさつて構成される電
話機の筺体構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の電話機筺体構造としては、第4
図に示す様に、送話口21,受話口22を長手方
向前後に有するケース20と、これと対になつて
背面側を構成するカバー14とが組み合わさつて
構成されている。カバーとケースの嵌合構造は、
カバー14の長手方向両先端の内側に対向する様
に嵌合突起15,16を設けると共に、ケース2
0側には嵌合突起15,16を収納する凹部2
3,24を設け、かつ、嵌合突起15,16のど
ちらか一方、例えば嵌合突起15を長く、凹部2
3を深く形成して、これを先に嵌合させて、この
嵌合部を支点として、カバー14とケース20の
他端を合わせてカバー14の弾性変形により嵌合
突起16を凹部24に嵌入し、近くをネジ止19
する構造になつている。このとき、ネジ止め位置
と、送話側先端部の嵌合部との間に距離があく
為、第5図に示す様に、ケース側両側面に、外向
きの嵌合爪25を設け、カバー14又はケース2
0の幅方向の弾性変形によりカバー内側面に設け
られた嵌合凹部17に嵌合爪25を嵌入し、カバ
ー14とケース20の締結が確実になる様な構造
となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の電話機筺体構造は、長手方向後
端部、、両側面の嵌合部は共に、カバー等の弾性
変形によつて行なわれている為、保守等の為にカ
バー14を外す場合は、再び弾性変形により嵌合
を解除しなければならず、非常に外しずらい構造
となつている。また、側面の嵌合爪25の深さ
は、上述した様に、カバー14の着脱を考慮して
深く形成することはできず、カバー14、ケース
20の合わせ端面のリブ形状は、第6図に示す様
に、カバー14の弾性変形が可能な様に、ケース
20の立ち上がりリブ27の外側にカバー14が
被さる構造となつている。このため、落下等の衝
撃によりカバー14が外方向に力を受けた場合、
嵌合爪25が、外れてしまつたり、カバー14、
ケース20の成形時等に、カバー14は外側に開
く方向に、ケース20は内側に縮む方向に僅かな
変形が生じた場合でも、側面嵌合爪25の嵌合
は、緩くなつたり外れたりしやすく、高密度実装
がなされている電話機等に於いては、カバー1
4、ケース20の側面の合わせ面に〓間が空くな
どの外観上の不具合も発生しやすいという欠点が
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の電話機筺体構造は、背面側のカバーと
送話口および受話口を有するケースとが組み合わ
せられた電話機筺体において、電話機の受話口側
に相当するカバー先端部内側に設けられた内向す
る嵌合突起と、ケース側に、前記嵌合突起が嵌合
する様に設けられた凹部と、送話口側後端におけ
るケースとカバーとの締結手段としてのネジ止め
部と、長手両側面には、カバー側に設けられた、
送話口方向に開口部を有するL形嵌合爪と、この
嵌合爪が、カバーの摺動により嵌入する様に設け
られたケース側のL形嵌合凹部と、ケースのカバ
ーとの合わせ端面に設けられた立ち上がりリブを
挟む様に、カバー長手方向の合わせ端面に形成さ
れた溝とから構成される。
〔実施例〕
次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図は、本考案の一実施例の分解斜視図であ
り、第2図は組合わせた状態の側面嵌合部を表わ
す断面図、また第3図はカバー、ケースの合わせ
端面のリブ形状を表わす断面図である。電話機筺
体を構成する背面側のカバー1においては、ケー
ス6の受話口7側と合わさる先端内部に内向する
所定の長さを有する嵌合突起2を設けると共に、
ケース6には、この嵌合突起2が、嵌合する深さ
を持つ凹部9が設けてある。カバー1の長手両側
面には、ケース内面側に突出したL形の嵌合爪3
が設けられ、ケース6の長手両側面には、逆L字
状の受け部を形成してこの嵌合爪3を受話口7方
向より嵌入できる様にL形の嵌合凹部10が設け
られている。カバー1とケース6とが合わさるケ
ース6端面には立ち上がりリブ13が設けられ、
カバー1長手方向の合わせ端面の肉厚のほぼ中央
にはリブ13が嵌入する様に溝12が形成されて
いる。
カバー1をケース6の受話口7側より受話口8
側へ向けて摺動させると、各々の嵌合突起や嵌合
爪が嵌合する。この嵌合後、送話口近くをネジ止
め5等により固定して、カバー1とケース6の締
結を行われる。この場合、側面の嵌合爪3の筺体
幅方向の嵌合深さは、爪の嵌合が従来の様に弾性
変形によるのではなく摺動方式である為、内部の
実装に影響を及ぼさない範囲で深くすることが可
能である。また、合わせ端面の立ち上がりリブ1
3が溝12に嵌入していることにより、外力によ
るカバー1の内側への倒れや、ケース6の外側へ
の開きを防ぐことができる為、側面嵌合爪3によ
る締結を確実なものにすることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、電話機筺体を構
成するカバーとケースとが、受話口側の嵌合突起
と側面の嵌合爪をカバー、ケースの摺動により嵌
合され締結している。またケース合わせ端面の立
ち上がりリブは、カバー長手方向端面の溝に嵌入
している。従つて、外力等によるカバーおよびケ
ースのたわみによつて側面の嵌合が外れるのを確
実に防止して、側面の口開きによる〓間を発生さ
せないことがない。また、通常の使用時には、外
れにくく、しかも、保守等の場合には、ネジ止め
を解除してカバーを摺動させるだけで取り外すこ
とができ、着脱を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す、分解斜視
図、第2図は、第1図に示したカバーとケースを
組み合わせた状態の側面嵌合部を示す断面図、第
3図は第1図のカバーとケースの合わせ端面のリ
ブ形状を示す断面図、第4図は従来の構造を示す
分解斜視図、第5図は第4図に示したカバーとケ
ースを組み合わせた状態の側面嵌合部を示す断面
図、第6図は第4図のカバーとケースの合わせ端
面のリブ形状を示す断面図である。 1,14……カバー、2,15,16……嵌合
突起、3……L形嵌合爪、4,18……ネジ穴、
5,19……ネジ、6,20……ケース、7,2
1……受話口、8,22……送話口、9,23,
24……凹部、10……L形嵌合凹部、11,2
6……ネジ止めボス、12……溝、13,27…
…立ち上がりリブ、17……嵌合凹部、25……
嵌合爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背面側のカバーと送話口および受話口を有する
    ケースとが組み合わさつて構成される電話機の筺
    体構造において、前記受話口側のカバー先端部内
    側に設けられた内向する嵌合突起と、前記ケース
    に前記嵌合突起が嵌合するように設けられた凹部
    と、前記送話口側の後端部近くで前記カバーとケ
    ースとを締結する締結手段と、前記カバーの長手
    方向両側面に設けられた前記送話口方向に嵌合部
    を有するL形の嵌合爪と、この爪がそれぞれ前記
    受話口方向より嵌入する前記ケースの長手方向両
    側面に設けられたL形嵌合凹部と、前記カバーと
    ケースの合わせ端面における前記ケース側に設け
    た立ち上がりリブと、このリブが嵌入するように
    前記カバー長手方向の端面肉厚のほぼ中央に形成
    した溝とを含むことを特徴とする電話機筺体構
    造。
JP13178187U 1987-08-28 1987-08-28 Expired - Lifetime JPH055712Y2 (ja)

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JP13178187U JPH055712Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

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JP13178187U JPH055712Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

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JPS6437149U JPS6437149U (ja) 1989-03-06
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JP13178187U Expired - Lifetime JPH055712Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012120706A1 (ja) * 2011-03-08 2012-09-13 株式会社日立国際電気 電子機器の筐体構造

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JP3637816B2 (ja) * 1999-07-28 2005-04-13 松下電工株式会社 電気情報機器

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WO2012120706A1 (ja) * 2011-03-08 2012-09-13 株式会社日立国際電気 電子機器の筐体構造

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JPS6437149U (ja) 1989-03-06

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