JPH0583676B2 - - Google Patents

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JPH0583676B2
JPH0583676B2 JP60020206A JP2020685A JPH0583676B2 JP H0583676 B2 JPH0583676 B2 JP H0583676B2 JP 60020206 A JP60020206 A JP 60020206A JP 2020685 A JP2020685 A JP 2020685A JP H0583676 B2 JPH0583676 B2 JP H0583676B2
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pressure
piston
pressure pockets
wet press
pockets
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Haitoman Peetaa
Horiku Heruberuto
Mirusuberugaa Peetaa
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Sulzer Escher Wyss GmbH
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Escher Wyss GmbH
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Publication date
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Publication of JPH0583676B2 publication Critical patent/JPH0583676B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/20Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using rotary pressing members, other than worms or screws, e.g. rollers, rings, discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/22Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using a flexible member, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
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    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/24Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using an endless pressing band
    • B30B9/241Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using an endless pressing band co-operating with a drum or roller

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、繊維ウエブを脱水するための湿式プ
レスであつて、回転するローラと、圧着装置とが
設けられていて、前記ローラと前記圧着装置との
間で繊維ウエブが、少なくとも1つの吸水性のベ
ルトと一緒にプレスニツプ内をローラ円周の一部
分に沿つて案内されており、前記圧着装置がハイ
ドロスタテイツク式の押圧部材を有しており、該
押圧部材が、プレス方向に運動可能なピストンを
有しており、該ピストンが支持シユーを備えてお
り、該支持シユーが、繊維ウエブの走行方向で見
てプレスニツプ内に相前後して少なくとも2つの
圧力ポケツトを有しており、該圧力ポケツトが、
通路を介して、圧力媒体を供給される共通の圧力
室に接続されている形式のものに関する。
従来の技術 このような湿式プレスは、たとえばドイツ連邦
共和国特許出願公開第2313920号明細書に基づき
公知であつて、紙料ウエブまたは厚紙ウエブある
いは別の繊維材料を脱水するために働く。この繊
維ウエブは、たとえば吸水性のフエルトベルトや
非透水性のプレスベルトと一緒に、ローラとハイ
ドロスタツテイツク式の押圧部材とによつて形成
されたプレスニツプを通つて案内される。この公
知の湿式プレスでは、走行方向における繊維ウエ
ブの所定長さにわたつてプレスニツプ内での均一
なプレスが得られるので、プレスしたい繊維ウエ
ブの脱水は、1つのラインでのみ繊維ウエブに対
して横方向に作用する2つのローラを備えている
ような湿式プレスの場合よりも明らかに良好に行
われる。しかしながら、この公和の湿式プレスの
脱水効率はまだ最適であるとは云えない。その理
由は、プレスニツプにおけるプレス圧が全長にわ
たつてほぼ一定に形成されるからである。
たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第
3105276号明細書または米国特許第3783097号明細
書に基づき、ローラと、所定長さのプレスニツプ
内で前記ローラと協働する圧着装置とを備えた湿
式プレスにおいて、プレスニツプ内でプレス圧を
次第に増大させていくことが既に知られている。
この目的のために上記公知の湿式プレスでは、走
行方向で見て相前後するように複数の圧力室また
はハイドロリツク式に圧着可能な複数の支承シユ
ーが設けられている。プレス圧を走行方向に向か
つて増大させていくためには、相前後して配置さ
れた個々の圧力室または支承シユーに、圧力が次
第に増大していくように圧力媒体が供給されなけ
ればならない。しかし、このことは個々の圧力室
における面倒な圧力制御や、多数の制御装置およ
び多数の制御ラインを生ぜしめる。さらに、走行
方向において互いに独立した複数の支承部材も必
要となり、このことは構成にかかる手間を極めて
大きくしてしまうので不都合となる。また、各支
承シユーの間には圧力降下が生じてしまい、この
ような圧力降下は繊維ウエブの、望ましくない湿
り残りを招いてしまう。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、冒頭で述べた形式の湿式プレ
スを改良して、前記欠点が回避され、複数の押圧
部材の面倒な制御が不要となると同時に、走行方
向における多数の押圧部材の配置が回避されて繊
維ウエブの脱水が改善され、しかもできるだけ小
さな手間をかけるだけで、脱水時に、次第に増大
していくプレス圧が得られて、最小限の湿り残り
しか生じないような湿式プレスを提供することで
ある。
問題点を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、
前記支持シユーが前記ピストンに対して非対称的
に配置されていて、繊維ウエブの走行方向で見て
前記ピストンの中心軸線の手前に位置する圧力ポ
ケツトの有効面積が、前記ピストンの中心軸線の
背後に位置する圧力ポケツトの有効面積よりも大
きく形成されているようにした。
発明の効果 本発明によれば、支持シユーがピストンに対し
て非対称的に配置されているので、次第に増大し
ていくプレス圧を極めて簡単に得ることができ
る。しかも、本発明による湿式プレスでは、複数
の押圧部材の面倒な制御が不要となり、走行方向
における多数の押圧部材の配置も回避される。し
たがつて、本発明による湿式プレスでは、繊維ウ
エブの脱水が極めて効率よく行われ、湿り残りは
ほとんど生じなくなる。
走行方向で見てそれぞれ後続側の圧力ポケツト
の加圧面積が、走行方向で見てそれぞれ手前側の
圧力ポケツトの加圧面積よりも小さく設定されて
おり、かつ/または前記圧力ポケツトを共通の圧
力室に接続する各通路の横断面積が走行方向に向
かつて増大していると、特に有利である。
本発明は、全ての圧力ポケツトが接続通路を介
して共通の圧力室に接続されているけれども、押
圧部材の非対称的なジオメトリ構成、特にピスト
ンに対する支持シユーの非対称的な配置や、これ
を補助する、圧力ポケツトと通路との互いに異な
る構成や、傾動モーメントを阻止しようとする押
圧部材の働きに基づき、前記圧力ポケツトには運
転時に互いに異なる圧力が生じるという認識から
出発している。
運転時に押圧部材の表面と対応面との間に生じ
るニツプが周面全体にわたつてほぼ一定になるよ
うに、ピストンに対する支持シユーの非対称的な
配置と、走行方向で相前後して配置された圧力ポ
ケツトの加圧面積比と、前記圧力ポケツトを共通
の圧力室に接続する各通路の横断面積比とが設定
されて、互いに調和されていると特に有利であ
る。たとえば、押圧部材の入口側において、出口
側よりも大きなニツプが生じると、入口側の圧力
ポケツトの通路の横断面積を、両側において等大
のニツプが生じるまで減少させることができる。
このようにして、押圧部材を繊維ウエブの走行
方向で見てこのように非対称的に構成して、合成
プレス力がピストンのほぼ中心点に作用するよう
に圧力ポケツトに対するピストンの非対称性を設
定することが可能になる。
実施例 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説
明する。
第1図に概略的に図示した湿式プレスはローラ
1と圧着装置2とから成つている。ローラと圧着
装置との間には、繊維ウエブ、たとえば紙料ウエ
ブ3が吸水性のベルト4、たとえばフエルトベル
トや、フレキシブルな不透水性のジヤケツト5と
一緒に、ローラ円周の一部Aに沿つてプレスニツ
プ6内を案内されている。紙料ウエブ3が前記プ
レスニツプ6を通過する間に、次第に増大してい
くプレス圧によつて紙料ウエブの脱水が行われ
る。紙料ウエブ3から流出する水はフエルトベル
ト4によつて吸収される。必要に応じて、さらに
別のベルト、たとえばシーブベルトを付加的にプ
レスニツプに通して案内することもできる。
ローラ1は中実ローラ、管形ローラまたは吸込
ローラとして構成されているか、またはたとえば
米国特許第382044号明細書に記載されているよう
な撓み補償ローラや、内部で適当に支持された、
比較的フレキシブルなベルト状のローラジヤケツ
トとして構成されていてもよい。
非透水性のジヤケツト5はガイドローラなしの
フレキシブルなローラジヤケツトとして構成され
ているか、またはエンドレスゴムベルトとして構
成されていてもよく、その場合、このエンドレス
ゴムベルトは必要に応じて複数のガイドローラを
介して案内されている。いずれにせよ、プレスニ
ツプ6に位置するローラ1の表面に対して充分な
可撓性と圧着性とが保証されていなければならな
い。
圧着装置2は走行方向に対して横方向に相並ん
で配置された1つまたは複数のハイドロスタテイ
ツク式の押圧部材11から成つている。この押圧
部材は、たとえば米国特許第3802044号明細書に
開示された押圧部材と同様に構成されている。前
記押圧部材に設けられたピストン20は、横方向
支持体13に設けられた円筒状または溝状の圧力
室12内をプレス方向Pで運動可能であつて、さ
らにプレス方向に対して所定の角度だけ傾動可能
に形成されているので、押圧部材に設けられた支
持シユー30は対応面に、つまりローラ表面に適
合可能となる。圧力室12は管路14に接続され
ていて、この管路を介して適当な圧力媒体、たと
えばオイルまたは水を規定の圧力で供給されるよ
うになつている。押圧部材11の支持シユー30
はプレス面に複数の圧力ポケツトを有している。
たとえば第1図の実施例では、支持シユー30
が、走行方向Lで相前後して2つの圧力ポケツト
15,16を有している。入口側の圧力ポケツト
15の有効加圧面積は出口側の圧力ポケツト16
の有効加圧面積よりも大きく形成されていてよ
い。両圧力ポケツト15,16は通路を介して共
通の圧力室12に接続されており、しかもこの場
合、入口側の圧力ポケツト15は小さな横断面積
の通路17を介して圧力室12に接続されてい
て、出口側の圧力ポケツト16は大きな横断面積
の通路18を介して圧力室12に接続されてい
る。
押圧部材に設けられたピストン20は、このピ
ストンによつて支持された支持シユー30に対し
て非対称的に配置されており、しかもこの場合、
走行方向Lで見てピストン20の中心軸線Mの手
前に位置する有効加圧面積、つまり主として圧力
ポケツト15の有効加圧面積は、ピストン20の
中心軸線Mの背後に位置する有効加圧面積、つま
り主として圧力ポケツト16の有効加圧面積より
も大きく形成されている。
押圧部材11がこのように構成されていること
に基づき、両圧力ポケツト15,16が共通の圧
力室12に連通しているにもかかわらず、運転時
に圧力ポケツト16には、圧力ポケツト15内の
圧力よりも高い圧力が生ぜしめられるようにな
る。これによつて、プレス圧を次第に増大させな
がら紙科ウエブ3の、改善された脱水が可能にな
る。この場合、走行方向においては唯一つの押圧
部材しか必要とならないので、走行方向において
相前後して設けられた圧力ポケツトのために使用
される別個の制御装置は不要となる。このような
非対称的な押圧部材では、走行方向で次第に増大
していくプレス圧が自動的に生じる。
一般に、押圧部材が非対称的に構成されている
と、運転時に生じる。押圧部材のプレス面と対応
面との間のニツプは加圧面の周面に沿つて異なる
大きさを有する。すなわち、入口側のニツプの大
きさは出口側のニツプの大きさとは異なる値を有
してしまう。このニツプの大きさは一般に、この
ニツプの大きさに応じて圧力ポケツトから流出し
ていく圧力媒体量が、圧力室から通路を介して圧
力ポケツトに補填される圧力媒体量に一致すると
いう条件を満たすように生じる。したがつて、通
路17,18の横断面積を変えることによつて、
入口側もしくは出口側のニツプの大きさを変化さ
せて、所望の値に調節することができる訳であ
る。一般に、通路の横断面積は、前記ニツプが押
圧部材のプレス面の周面全体にわたつて等しくな
るように圧力ポケツト15:16のジオメトリに
適合させられる。このように通路を各所属の圧力
ポケツトに適合させることは、計算に基づいて行
うか、または実際に生じるニツプ高さを検出し
て、対応する通路横断面積を変えることによつて
行うことができる。
圧力媒体は圧力ポケツト15,16から外部範
囲に流出するだけではない。すなわち、両圧力ポ
ケツトには圧力差が生じるに基づき、圧力媒体
が、高い圧力を有する圧力ポケツト16から低い
圧力を有する圧力ポケツト15に移動する傾向が
生じる。このような傾向を阻止する目的で、押圧
部材のプレス面には両圧力ポケツト15,16の
間でスリツトが設けられていてよい。このスリツ
トは圧力媒体流出器19に接続されている。
押圧部材11が非対称的に構成されていて、か
つピストン20が支持シユー30に対して非対称
的に配置されていることに基づき、支持シユー3
0に設けられた圧力ポケツト15,16には、互
いに異なる圧力が生ぜしめられるが、この場合、
両圧力ポケツトの合成プレス力はほぼピストンの
中心軸線Mに作用するので、傾動モーメントは回
避される。
また、各圧力ポケツトに対しては、圧力室12
に接続された唯一つの通路の代わりに、複数の毛
細管を設けることもできる。その場合、作用を決
定する有効横断面積は、対応する圧力ポケツトの
ための個々の毛細管の横断面積の総和である。
第2図に示したように、押圧部材11は走行方
向Lにおいて相前後して、2つよりも多い圧力ポ
ケツトを有していてもよい。たとえばこの場合、
次第に増大していく圧力を持つた3つの圧力ポケ
ツト21,22,23が設けられている。これら
3つの圧力ポケツトにおける有効加圧面積は走行
方向Lに向かつて次第に減少している。共通の圧
力室12には、これら3つの圧力ポケツトが通路
24,25,26を介して接続されている。これ
らの通路のの横断面積は走行方向Lに向かつて次
第に増大している。この場合にも、支持シユー3
0はやはりピストン20の中心軸線Mに対して非
対称的に配置構成されている。
第3図には、圧着装置のプレス面の平面図が示
されている。走行方向Lに対して横方向におい
て、それぞれ所定の数の圧力ポケツト15,16
が相並んで2列に配置されている。ピストン20
形成するストリツプはプレス面に対して非対称的
に配置されており、入口側の圧力ポケツト15の
加圧面積は出口側の圧力ポケツト16の加圧面積
よりも大きく形成されており、入口側の圧力ポケ
ツト15に所属の通路17の横断面積は出口側の
圧力ポケツト16の通路18の横断面積よりも小
さく形成されている。
第4図に示したように、圧力ポケツト15,1
6の数は両列ごとに異なつていてもよい。たとえ
ばこの場、入口側の圧力ポケツト15は出口側の
圧力ポケツト16よりも広幅に形成せれている。
重要となるのは、圧力ポケツトがピストンに対し
て、前述したような非対称性を有していることだ
けである。
複数列で相並んで配置された圧力ポケツトを備
えた。紙料ウエブ幅全体にわたつて一貫して延び
るようなストリツプとして構成された圧着装置の
代わりに、第5図に示したように、走行方向Lに
対して横方向で相並んで配置された複数の個々の
押圧部材271,272,273,274,275から
成る圧着装置を使用することもできる。しかし、
押圧部材のプレス面が汎用の形式で正方形または
方形に形成されている場合、個々の押圧部材の間
に必然的にギヤツプが存在することに基づき問題
が生じる。すなわち、このようなギヤツプは個々
の押圧部材の間に圧力降下を生ぜしめてしまう訳
である。このような圧力降下は、それぞれ隣接し
合う2つの押圧部材が全幅にわたつて互いに密に
まとめられている場合でも、各2つの押圧部材の
境界に強制的に生ぜしめらる。このことは、紙料
ウエブの幅全体にわたつて不均一な脱水を生ぜし
め、たとえば形成された紙に、望ましくないスト
ライプを生ぜしめてしまう。このような不都合を
回避するためには、個々の押圧部材271,27
,273,274,275の間のギヤツプ281,2
2,283,284が、紙料ウエブの走行方向L
からずれた方向で設けられると有利である。第5
図に示した実施例では、ギヤツプ281,282
283,284が走行方向Lに対して鋭角な角度
で、つまり斜めに延びている。この場合、個々の
押圧部材271,272,273,274,275のプ
レス面は平行四辺形として形成されている。もち
ろん、さらに別の構成も考えられるが、ただしい
ずれの場合にも、前記ギヤツプが走行方向Lに対
して一貫して平行に延びていないことが確保され
ていなければならない。これによつていずれの場
合でも、紙料ウエブに対して横方向において全区
域が充分なプレス圧で処理されて脱水されるよう
になり、したがつて、形成された紙のストライプ
形成は回避される。
第6図および第7図に示した実施例では、圧着
装置が、一貫して延びるストリツプして形成され
た支持シユー30を有してはいるが、しかしこの
支持シユーは1つのピストンストリツプの代わり
に複数の別個のピストン201,202,203
よつて支持される。これらのピストンはそれぞれ
複数の圧力ポケツトに所属している。たとえば、
第6図に示した実施例では、等しい加圧面積を備
えた4つの圧力ポケツト151,152,161
162に所属しており、第7図に示した実施例で
は、2つの異なる大きさの圧力ポケツト15,1
6に所属している。これらの実施例においても、
圧力ポケツトがピストン20の中心軸線Mに対し
て非対称的に配置されているので、この場合でも
次第に増大していくプレス圧が得られる。
当然ながら、本発明の範囲内でさらに別の変化
実施例も可能となる。前記実施例においては、ピ
ストンが支持シユーに固く結合されていて、この
支持シユーと一緒に位置固定の圧力室内を運動可
能であるのに対して、逆にピストンが位置固定で
あつて、横方向支持体に結合されていてもよい。
その場合、圧力室はキヤツプの形で支持シユーの
裏側に設けられていて、ピストンに対して相対的
に可動となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は第1実施例による湿式プレスの縦断面図、
第2図は第2実施例による圧着装置の縦断面図、
第3図は第3実施例による圧着装置の縦断面図、
第4図は第4実施例による圧着装置の縦断面図、
第5図は第5実施例による圧着装置の縦断面図、
第6図は第6実施例による圧着装置の縦断面図、
第7図は第7実施例による圧着装置の縦断面図で
ある。 1…ローラ、2…圧着装置、3…紙料ウエブ、
4…ベルト、5…ジヤケツト、6…プレスニツ
プ、11…押圧部材、12…圧力室、13…横方
向支持体、14…管路、15,16,151,1
2,161,162…圧力ポケツト、17,18
…通路、19…圧力媒体流出路、20,201
202,203…ピストン、21,22,23…圧
力ポケツト、24,25,26…通路、271
272,273,274,275…押圧部材、281
282,283,284…ギヤツプ、30…支持シ
ユー、A…ローラ円周の一部、P…プレス方向、
M…中心軸線、L…走行方向。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維ウエブ3を脱水するための湿式プレスで
    あつて、回転するローラ1と、圧着装置2とが設
    けられていて、前記ローラと前記圧着装置との間
    で繊維ウエブ3が、少なくとも1つの吸水性のベ
    ルト4と一緒にプレスニツプ6内をローラ円周の
    一部分Aに沿つて案内されており、前記圧着装置
    2がハイドロスタテイツク式の押圧部材11を有
    しており、該押圧部材が、プレス方向Pに運動可
    能なピストン20を有しており、該ピストンが支
    持シユー30を備えており、該支持シユーが、繊
    維ウエブ3の走行方向Lで見てプレスニツプ6内
    に相前後して少なくとも2つの圧力ポケツト1
    5,16,21,22,23を有しており、該圧
    力ポケツトが、通路17,18,24,25,2
    6を介して、圧力媒体を供給される共通の圧力室
    12に接続されている形式のものにおいて、前記
    支持シユー30が前記ピストン20に対して非対
    称的に配置されていて、繊維ウエブ3の走行方向
    Lで見て前記ピストン20の中心軸線Mの手前に
    位置する圧力ポケツト15,21,22の有効面
    積が、前記ピストン20の中心軸線Mの背後に位
    置する圧力ポケツト16,22,23の有効面積
    よりも大きく形成されていることを特徴とする、
    繊維ウエブを脱水するための湿式プレス。 2 走行方向Lで見てそれぞれ後続側の圧力ポケ
    ツト16,22,23の加圧面積が、走行方向L
    で見てそれぞれ手前側の圧力ポケツト15:21
    の加圧面積よりも小さく設定されている、特許請
    求の範囲第1項記載の湿式プレス。 3 前記圧力ポケツト15,16,21,22,
    23を共通の圧力室12に接続する各通路17,
    18,24,25,26の横断面積が、走行方向
    Lに向かつて増大している、特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の湿式プレス。 4 前記ピストン20に対する前記支持シユー3
    0の非対称的な配置と、走行方向Lで相前後して
    配置された前記圧力ポケツト15,16,21,
    22,23の加圧面積比と、前記圧力ポケツトを
    共通の圧力室に接続する前記通路17,18,2
    4,25,26の横断面積比とが互いに調和され
    て、前記プレスニツプ6の高さが走行方向Lに向
    かつてほぼ一定に形成されている、特許請求の範
    囲第1項から第3項までのいずれか1項記載の湿
    式プレス。 5 前記ピストン20に対する前記支持シユー3
    0の非対称的な配置と、走行方向Lで相前後して
    配置された前記圧力ポケツト15,16,21,
    22,23の加圧面積比とが互いに調和されて、
    前記圧力ポケツトの合成力が、少なくともほぼ前
    記ピストン20の中心軸線Mに作用するようにな
    つている、特許請求の範囲第1項から第4項まで
    のいずれか1項記載の湿式プレス。 6 ハイドロスタテイツク式の前記押圧部材11
    が、繊維ウエブ3の走行方向Lで見て2つよりも
    多い圧力ポケツト21,22,23を有してお
    り、該圧力ポケツトの加圧横断面積が走行方向L
    に向かつて減少している、特許請求の範囲第1項
    から第5項までのいずれか1項記載の湿式プレ
    ス。 7 前記支持シユー30が、走行方向Lで相前後
    して複数列の圧力ポケツト15,16を有してお
    り、前記列のそれぞれに、走行方向Lに対して横
    方向に相並んで複数の圧力ポケツトが設けられて
    おり、さらに前記支持シユーが、走行方向Lで前
    記支持シユー30に対して非対称的に配置された
    少なくとも1つのピストン20を支持している、
    特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか
    1項記載の湿式プレス。 8 前記支持シユー30が、相並んで配置された
    複数のピストン201,202,203を支持して
    おり、各ピストンに、複数列に所属の複数の圧力
    ポケツト15,16,151,152,161,1
    2が配属されている、特許請求の範囲第6項記
    載の湿式プレス。 9 走行方向Lで見て少なくとも2つの圧力ポケ
    ツト15,16の間に、圧力媒体流出装置19が
    設けられている、特許請求の範囲第1項から第8
    項までのいずれか1項記載の湿式プレス。 10 前記圧着装置2が、走行方向Lに対して横
    方向で相並んで配置された複数の押圧部材271
    272,273,274,275を有しており、個々
    の押圧部材271,272,273,274,275
    間のギヤツプ281,282,283,284が、少
    なくとも部分的に走行方向Lに対して鋭角の角度
    で延びている、特許請求の範囲第1項から第9項
    までのいずれか1項記載の湿式プレス。
JP60020206A 1984-02-06 1985-02-06 繊維ウエブを脱水するための湿式プレス Granted JPS60181394A (ja)

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