JPH0583568U - 合成樹脂製波付管 - Google Patents

合成樹脂製波付管

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JPH0583568U
JPH0583568U JP2532092U JP2532092U JPH0583568U JP H0583568 U JPH0583568 U JP H0583568U JP 2532092 U JP2532092 U JP 2532092U JP 2532092 U JP2532092 U JP 2532092U JP H0583568 U JPH0583568 U JP H0583568U
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
corrugated pipe
pipe
longitudinal direction
resin corrugated
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Pending
Application number
JP2532092U
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English (en)
Inventor
博樹 妹尾
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】長手方向への引張により伸長するのが略完全に
防止できた合成樹脂製波付管を提供する。 【構成】合成樹脂製波付管11は、断面円周上に互いに対
象な位置に二つの補強部12,13を有する。補強部 12,13
は、夫々合成樹脂製波付管11の長手方向に沿って、直線
にかつ互いに平行に、連続して形成されている。また、
補強部 12,13は、隣り合う波形の山部 14,15と山部 14,
15に対応する外面側の頂点を結ぶ仮想線16とで囲まれた
領域内、および、隣り合う波形の谷部 17,18と谷部 17,
18の最深部に対応する内面側の一点を結ぶ仮想線19とで
囲まれた領域内に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特に、既設管内に引き込むサブダクト管に適した合成樹脂製波付管 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、既に地中に配設された管路(以下、既設管と記す)の内部に、新たに既 設管よりも内径が小さい管路(以下、サブダクト管と記す)を配設し、サブダク ト管の内部に光ケーブルや電力ケーブルを新設また増設することが行われている 。
【0003】 このようなサブダクト管としては、合成樹脂製の波付管や平滑管が主に用いら れている。これらのうち、波付管は、既設管内部に引き込む際に波付管の外面と 既設管の内面とが接触する表面積(以下、接触表面積と記す)が平滑管に比較し て極めて小さく、波付管を引き込む際に生じる張力(以下、通管張力と記す)が 比較的小さくなるため好ましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この合成樹脂製波付管は、既設管内に引き込む際に引っ張られ ると、長手方向に伸長して内径が小さくなり易い。このため、ケーブル等を予定 した本数を挿通布設できなくなり、特に、長い既設管内に引き込むことを困難に している。
【0005】 このような合成樹脂製波付管が長手方向に引張されて伸長してしまう問題は、 上述のようにサブダクト管として合成樹脂製波付管を使用する場合に限らず、波 付管を布設または配管するいずれの場合においても問題となる。
【0006】 本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、長手方向への引張によるも 、管が伸長するのを略完全に防止できる合成樹脂製波付管を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、断面円周上の少なくとも一箇所に長手方向に連続して形成され、か つ、波形の外面側および内面側の互いに隣り合う山部と該山部の頂点を結ぶ仮想 線により囲まれた領域内に補強部が形成されていることを特徴とする合成樹脂製 波付管を提供する。
【0008】
【作用】
本考案の合成樹脂製波付管は、断面円周上の少なくとも1箇所に長手方向に連 続して補強部が形成されているので、長手方向の引張強度が著しく向上する。ま た、前記補強部は、波付管の外面側および内面側の互いに隣り合う山部と該山部 の頂点を結ぶ仮想線により囲まれた領域内に形成されているので、当該波付管の 接触表面積を増大させることなく、当該波付管の通管張力は低く維持される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案の合成樹脂製波付管の一例の円弧独立型波形をもつ硬質ポリエ チレン製波付管の要部を示す一部破断断面図である。また、図2(A)および( B)は、図1中のA−A´線並びにB−B´線に沿った合成樹脂製波付管11の 断面を夫々示す断面図である。
【0011】 図中11は、断面円周上に互いに対象な位置に二つの補強部12および13を 有する合成樹脂製波付管である。合成樹脂製波付管11は、例えば、硬質ポリエ チレンにて構成されている。
【0012】 前記補強部12,13は、夫々合成樹脂製波付管11の長手方向に沿って、対 称の位置に直線にかつ互いに平行に、連続して形成されている。補強部12,1 3の数および位置は、本実施例に限定されるものでなく、既設管の曲り方向や引 張張力の強さに応じて適宜決定することができる。また、補強部12,13は、 直線状に限らず、合成樹脂製波付管11の周面上にスパイラル状に形成しても良 い。
【0013】 また、補強部12,13は、隣り合う波形の山部14,15と山部14,15 に対応する外面側の頂点を結ぶ仮想線16とで囲まれた領域内、および、隣り合 う波形の谷部17,18と谷部17,18の最深部に対応する内面側の一点を結 ぶ仮想線19とで囲まれた領域内に形成されている。従って、図2(A)に示す 如く、補強部12,13の対向する内面どうしの距離aは、合成樹脂製波付管1 1の最小内径xよりも大きい。一方、図2(B)に示す如く、補強部12,13 の外面どうしの距離bは、合成樹脂製波付管11の最大外径yよりも小さい。
【0014】 上述のような構成からなる本発明の合成樹脂製波付管11では、前記補強部1 2,13の存在によって長手方向の引張強度が著しく向上する。これにより、当 該合成樹脂製波付管11を既設管中に引き込む際の引張張力によって合成樹脂製 波付管11が長手方向に伸長するのを防止できる。この結果、合成樹脂製波付管 11の伸長によりその内径が小さくなるのが防止され、比較的長い既設管の中に も合成樹脂製波付管11を引き込むことが可能になる。
【0015】 また、補強部12,13が、上述のように合成樹脂製波付管11の断面円周上 の対称な位置に互いに平行かつ直線に形成されている場合には、合成樹脂製波付 管11は、該補強部12,13が形成された側には曲り難い。これにより、例え ば、既設管が上下に波打ちながら左右に蛇行している場合には、既設管が蛇行す る方向に補強部12,13が向くように合成樹脂製波付管11を挿通布設するこ とにより、合成樹脂製波付管11が上下方向の動きには馴染むが左右に蛇行する のを防止できるので、合成樹脂製波付管11が蛇行して通管張力が増大するのを 防止できる。
【0016】 さらに、補強部12,13を、合成樹脂製波付管11の長手方向にスパイラル 状に連続して形成した場合には、合成樹脂製波付管11に巻き癖が付き難くなる ため、既設管への引き込みが容易になる。
【0017】 一方、補強部12,13は、合成樹脂製波付管11の波形の外面側および内面 側の互いに隣り合う山部14,15ならびに谷部17,18と仮想線16ならび に19により囲まれた領域内に形成されている。これにより、合成樹脂製波付管 11の接触表面積が増大することなく、補強部12、13を具備しない通常の合 成樹脂製波付管と同等の通管張力が維持される。
【0018】
【考案の効果】
以上説明した如くに、本考案の合成樹脂製波付管は、内外面の接触表面積を拡 大することなく、長手方向の引張強度を向上することができるため、付設時、特 に既設管内に引き込む際に長手方向に伸長するのを略完全に防止することができ る等顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の合成樹脂製波付管の一例の要部を示す
一部破断断面図である。
【図2】(A)および(B)は、図1中のA−A´線並
びにB−B´線に沿った合成樹脂製波付管の断面を夫々
示す断面図。
【符号の説明】
11…合成樹脂製波付管、12,13…補強部、14,
15…山部、17,18…谷部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円周上の少なくとも一箇所に長手方
    向に連続して形成され、かつ、波形の外面側および内面
    側の互いに隣り合う山部と該山部の頂点を結ぶ仮想線に
    より囲まれた領域内に補強部が形成されていることを特
    徴とする合成樹脂製波付管。
JP2532092U 1992-04-20 1992-04-20 合成樹脂製波付管 Pending JPH0583568U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008090085A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Jimbo Electric Co Ltd 光ファイバケーブル通線用可撓管
JP2019105329A (ja) * 2017-12-13 2019-06-27 株式会社ブリヂストン 複合管

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810929B2 (ja) * 1979-10-26 1983-02-28 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション ガス絶縁送電線

Patent Citations (1)

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