JP2008090085A - 光ファイバケーブル通線用可撓管 - Google Patents

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和夫 中島
Shiori Fujiyoshi
枝折 藤好
Masahiro Fujita
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Abstract

【課題】可撓管の撓みを制限し曲折を抑えて通線し伝送損失が劣化しないようにするとともに、施工者のスキルに依存せず部材の機能により施工品質を担保することができる光ファイバケーブル通線用可撓管を提供すること。
【解決手段】管壁1を山部2と谷部3とを交互に連続させて波形状に形成し、通線した光ファイバケーブルを保護する可撓管であって、上記谷部3を第1の谷部3aと第2の谷部3bとの2つの谷部で構成し、第2の谷部3bと第2の谷部3bとの間に複数の第1の谷部3aを配置し、第2の谷部3bの内径を第1の谷部3aの内径よりも小さく形成するとともに、上記谷部3には可撓管の撓みを制限する制限構造5を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバケーブル通線用可撓管、詳しくは管壁を山部と谷部とを交互に連続させた波形状の可撓管であって撓みを制限し光ファイバケーブルの通線に好適な光ファイバケーブル通線用可撓管に関するものである。
従来、電線や光ファイバケーブルなどのケーブルを挿通保護する配線用管材は樹脂で管壁を管軸方向に凹凸波形状に形成して外圧に耐えられるようにするとともに、可撓性を備え設置性の向上を図ったものが提案されている(例えば、特許文献1)。この配線用管材は管壁を凹凸波形状に形成し、凸波形部分の頂上部をほぼ平坦面とし、凸波形の幅を凹波形の底部の幅よりも広くしたもので、この配線用管材を大口径の管内に挿入する際、凸波形の平坦面どうしが常に接触することになり、配線用管材の凹凸部分が互いに噛み合って挿入を阻害したり挿入不能状態に陥るようなことがないようにしたものである(例えば、特許文献1)。
特開平11−41772号公報
本発明が解決しようとする問題点は、上述の配線用管材は可撓性を有するが故に、通線したケーブルが光ファイバケーブルの場合には撓みが大きいと光ファイバケーブルの許容曲げ範囲を超えファイバ素線に大きな負荷がかかり、伝送特性が低下し、最悪の場合光ファイバ心線が破断する問題があった。
本発明は、上記問題点を解決し、可撓管の撓みを制限し曲折を抑えて通線し伝送特性が低下しないようにするとともに、施工者のスキルに依存せず部材の機能により施工品質を担保することができる光ファイバケーブル通線用可撓管を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明に係る光ファイバケーブル通線用可撓管は、管壁を山部と谷部とを交互に連続させて波形状に形成し、通線した光ファイバケーブルを保護する可撓管であって、上記谷部を第1の谷部と第2の谷部との2つの谷部で構成し、第2の谷部の内径を第1の谷部の内径よりも小さく形成すると共に、第1の谷径を適宜の数だけ連続して設け、一定間隔で第2の谷部を形成配置し、上記谷部には可撓管の撓みを制限する制限構造を設けたことを特徴とする。
なお、前記可撓管の管壁には管軸方向に母材色と異なる識別色のストライプを2本以上形成することが好ましい。
請求項1の発明によれば、光ファイバケーブルを挿通する際、可撓管の内壁とケーブルの被覆との間の接触抵抗を減らすことができ、光ファイバケーブルの通線を円滑にすることができるとともに、谷部に設けた制限構造により可撓管の撓みが制限され、通線した光ファイバケーブルが許容範囲を超えて撓むことがなくなり、伝送特性が低下したり、最悪の場合光ファイバ心線が破断することがなくなり、光ファイバケーブルに関する知識のない作業者であっても正しく敷設することができる可撓管を提供することができる。
請求項2の発明によれば、管壁に母材色と異なる識別色のストライプを形成することにより、母材色が黒色であっても、薄暗い作業現場で視認しやすく誤って踏み潰すなどのトラブルを未然に防止することができる可撓管を提供することができる。
図1は、本発明に係る光ファイバケーブル通線用可撓管Aの正面図を示し、図2は断面図、図3は図1のX部分の拡大図、図4(a)(b)は図3のA−A部及びB−B部の断面図、図5は図1のX部分の拡大端面図を示す。この光ファイバケーブル通線用可撓管(以下、可撓管という)Aは、図示しない光ファイバケーブルを管内に通線して光ファイバケーブルを保護するために使用するものである。
この可撓管Aには光ファイバケーブルを通線するときの呼び線7が予め配置されており(図2参照)、本発明の実施形態ではこの呼び線7は使用後の環境保護を考慮して木綿の紐で構成した。
この可撓管Aは、2色押し出し成型で管壁1を山部2と谷部3とを交互に連続させた波形状に形成するとともに、管軸方向に帯状に母材色と異なる識別色のストライプ4を形成したもので、このストライプ4は例えばシングルモード光ファイバケーブルの識別色である黄色で構成することにより、母材色が黒色であっても、薄暗い作業現場で視認しやすく誤って踏み潰すなどのトラブルを未然に防止することができるようにしている。
そして、上記谷部3は第1の谷部3aと第2の谷部3bとから構成され、上記第2の谷部3bは一定間隔をおいて形成されている。本発明の実施の形態では第2の谷部3bと第2の谷部3bとの間に7つの第1の谷部3aが形成されているもので、図4(a)(b)の断面図及び図5の端面図に示すように、上記第2の谷部3bの内径L2は第1の谷部3aの内径L1よりもやや小さく形成され、光ファイバケーブルを挿通する際に光ファイバケーブルは第2の谷部3bの内壁面に接触して、第1の谷部3aの内壁面にあまり接触しないようにし、管壁と光ファイバケーブルとの接触抵抗を小さくして通線作業を容易にすることができるようにしている。
そして、谷部3の外壁面には可撓管Aを撓ませたとき撓み過ぎないように撓み量を制限する制限構造5が設けてある。この制限構造5は谷部3の外壁面の一部を肉厚に形成した肉厚部で構成したもので、この制限構造(以下、肉厚部という)5は周方向に等間隔に4箇所形成され、可撓管Aを撓ませたとき撓み方向の外側が広がりにくくしたものである。
また、上述の可撓管では一部の山部2aを幅広に形成してある。この幅広の山部2aには商品名やメーカなどの情報8を形成し、この情報8によってメーカが何処なのか、製品名は何であるかなどが作業者に容易に認識できるようにしておけばよい。
上記構成の可撓管Aを使用する場合は、先ず任意の場所の谷部3をカッターなどの工具で切断する。この際、呼び線7は余長を持って切断する。この可撓管Aに光ファイバケーブルを通線するときには、呼び線の一端に光ファイバケーブルを接続した後、呼び線の他端を引っ張って光ファイバケーブルを通せばよい。通線中は内径の小さな第2の谷部3bの内壁面に光ファイバケーブルが接触するが、第2の谷部3bの数が少なく設定されているので、接触抵抗が少なく通線を容易に行なうことができる。
そして、谷部3の外壁面には可撓管Aを撓ませたとき撓み過ぎないように撓み量を制限する制限構造5が設けてあるので、通線時に光ファイバケーブルが許容範囲を超えて曲げられることがないので光ファイバ心線が破断して伝送ができない、使用時に於ける伝送特性の低下を招く等のトラブルが生じることはない。このことは、作業者が可撓管の敷設時に、光ファイバケーブルの設置基準に注意をして可撓管を敷設する必要がなく、作業効率の向上を図ることができるとともに、スキルのない作業者にも光ファイバケーブルの敷設を安心して行なわせることができる可撓管を提供することができる。
本発明に係る可撓管の正面図 上記可撓管の縦断面図 図1のX部分の拡大図 (a)(b)は図3のA−A部及びB−B部の断面図 谷部の内径を説明する図3の縦端面図
符号の説明
1 管壁
2 山部
3 谷部
3a 第1の谷部
3b 第2の谷部
4 ストライプ
5 制限構造(肉厚部)
6 指示部
7 呼び線

Claims (2)

  1. 管壁を山部と谷部とを交互に連続させて波形状に形成し、通線した光ファイバケーブルを保護する可撓管であって、上記谷部を第1の谷部と第2の谷部との2つの谷部で構成し、第2の谷部の内径を第1の谷部の内径よりも小さく形成すると共に、第1の谷径を適宜の数だけ連続して設け、一定間隔で第2の谷部を形成配置し、上記谷部には可撓管の撓みを制限する制限構造を設けたことを特徴とする光ファイバケーブル通線用可撓管。
  2. 前記可撓管の管壁には管軸方向に母材色と異なる識別色のストライプを2本以上形成した、請求項1記載の光ファイバケーブル通線用可撓管。
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