JPH0583400A - 不在転送方式 - Google Patents

不在転送方式

Info

Publication number
JPH0583400A
JPH0583400A JP23904091A JP23904091A JPH0583400A JP H0583400 A JPH0583400 A JP H0583400A JP 23904091 A JP23904091 A JP 23904091A JP 23904091 A JP23904091 A JP 23904091A JP H0583400 A JPH0583400 A JP H0583400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extension
transfer destination
transfer
registration
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23904091A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Yamasaka
善也 山坂
Yoshio Miyoshi
良雄 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Kyushu Communication Systems Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP23904091A priority Critical patent/JPH0583400A/ja
Publication of JPH0583400A publication Critical patent/JPH0583400A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構内交換機における不在転送方式に関し、不
在中に着信した発呼者に対して余分の負担を掛けること
無く、且つ不在転送サービス利用者の行動に余分の制約
を与えること無く、複数の転送先を登録可能とすること
を目的とする。 【構成】 不在内線2A が予め定められた複数転送先登
録操作を実行した場合に、複数の転送先内線2B 等を所
望の順序で登録する複数転送先登録手段100と、登録
済の内線に着信した場合に、登録済の転送先内線から一
内線宛登録順に抽出して呼出し、呼出中の転送先内線が
所定時間内に応答しなかった場合に、次に登録済の内線
を抽出して呼出し、応答した転送先内線に着信呼を転送
する複数転送先転送手段200とを設け、なお複数転送
先転送手段は、転送呼に応答した転送先を次回から第一
番目の転送先として登録変更する様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機における不
在転送方式の改良に関する。構内交換機が提供するサー
ビスの一つとして、不在となる内線への着信呼を、予め
登録した転送先内線へ転送して着信させる不在転送サー
ビスが広く実用されている。
【0002】然し内線の利用者が、複数の場所を順次移
動する場合には、着信呼も複数の移動先の内線に転送さ
れることが望まれる。
【0003】
【従来の技術】図5は従来ある構内交換機の一例を示す
図である。図5において、構内交換機1は、中央制御装
置(CC)12が主記憶装置(MM)13内に格納され
ている図示されぬ不在転送用のプログラムを実行するこ
とにより、収容する各内線2(個々の内線を2A
B 、…等と称する、以下同様)に不在転送サービスを
提供することが可能であり、また主記憶装置(MM)1
3には、構内交換機1に収容される各内線2の属性を示
す内線情報SDと、各内線2が不在転送サービスを利用
する場合に、転送先内線の電話番号DNを一組だけ格納
する転送先登録表STBとが、各内線2に対応して格納
されている。
【0004】各内線情報SDには、対応する内線2が不
在であるか否かを示す不在情報PA(在席の場合には論
理“0”に設定され、不在の場合には論理“1”に設定
される)と、対応する転送先登録表STBの主記憶装置
(MM)13における格納位置を示す登録表アドレスT
Aが含まれている。
【0005】かかる状態で、構内交換機1に収容される
内線2A の利用者が不在となり、他の内線2B の設置箇
所に移動する場合に、内線2A から発呼し、不在転送登
録用に定められている特殊番号と、転送先として登録を
希望する内線2B の電話番号DNB とをダイヤルする
と、中央制御装置(CC)12は発呼内線2A に対応す
る内線情報SDA 内の登録表アドレスTA(=aA )に
より指定される転送先登録表STBA 内に、発呼内線2
A がダイヤルした電話番号DNB を格納した後、内線情
報SDA に含まれる不在情報PAを不在状態(論理
“1”)に設定することにより、不在となる内線2A
転送先内線として内線2B を登録完了する。
【0006】かかる状態で、他の内線(例えば2E )か
ら内線2A に着信すると、中央制御装置(CC)12は
被呼内線2A の内線情報SDA を参照し、不在情報PA
が不在状態(論理“1”)に設定されていることを検出
すると、続いて登録表アドレスTA(=aA )により指
定される転送先登録表STBA を参照し、転送先電話番
号として格納済の電話番号DNB を抽出し、以後電話番
号DNBを着信電話番号として内線2A への着信呼を内
線2B へ転送する。
【0007】やがて内線2A の利用者が内線2A の設置
箇所に戻って内線2A から発呼し、不在転送登録解除用
に定められている特殊番号をダイヤルすると、中央制御
装置(CC)12は発呼内線2A に対応する内線情報S
A 内の不在情報PAを在席状態(論理“0”)に設定
することにより、内線2A に登録済の不在転送を登録解
除する。
【0008】なお内線2B の設置箇所に移動した内線2
A の利用者が、更に内線2C の設置箇所に移動し、内線
C を転送先内線として登録変更を希望する場合には、
一旦内線2A の設置箇所に戻り、前述の不在転送登録解
除操作を行った後、内線2C を転送先とする不在転送登
録操作を実行する必要がある。
【0009】従って、内線2A の利用者が更に内線2D
の設置箇所に移動する場合にも、前述と同様に一旦内線
A の設置箇所に戻り、前述の不在転送登録解除操作を
行った後、内線2D を転送先とする不在転送登録操作を
実行する必要があり、内線2 A の利用者は転送先内線を
登録し直す為に、無駄な移動を繰返すこととなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある構内交換機においては、各内線2に対
して不在転送先内線が一組しか登録出来ず、内線2A
利用者が他の内線2B 、2C 、2D の設置箇所を順次移
動する場合には、一々内線2A の設置箇所に戻って転送
先内線の登録変更を行う必要があり、利用者に対する利
便性に欠ける問題があった。
【0011】かかる問題点を解決する為の種々の発明が
開示されている。例えば「特開昭62−91057号公
報」(昭和62年4月25日公開)に開示される発明
「不在転送方式」は、内線に対して複数の転送先内線を
登録することを可能とし、不在中の内線に着信した場合
に一つの転送先内線に着信させ、転送先内線が中々応答
しない場合に、発呼者がフッキングを行うことにより、
登録済の他の転送先内線へ着信を試みるものである。
【0012】然し、前記発明においては、発呼者がフッ
キングを行わなければ転送先内線を切替えることが出来
ず、発呼者が被呼者を不在転送登録中であるか否か、更
に複数の転送先を登録中であるか否かを認識していると
は限らぬ為、発呼者が複数の転送先内線を有効に切替え
るとは必ずしも保証されず、前述の問題点の完全な解決
策とはならない。
【0013】また「特開昭62−110357号公報」
(昭和62年5月21日公開)に開示される発明「不在
転送方式」、或いは「特開平1−278158号公報」
(平成1年11月8日公開)に開示される発明「不在転
送方式」は、内線に対して複数と転送先内線を、時間を
指定する情報と対応させて登録することにより、不在中
の内線に着信した場合に、着信時刻に応じて転送先内線
を変更することが考慮されている。
【0014】然し前記各発明においては、不在転送サー
ビスの利用者が登録された時間通りに各転送先内線の設
置箇所を移動する必要があり、利用者が予定通りに移動
出来なかった場合に、着信呼が無効に転送されることと
なり、やはり前述の問題点の完全な解決策とはならな
い。
【0015】本発明は、不在中に着信した発呼者に対し
て余分の負担を掛けること無く、且つ不在転送サービス
利用者の行動に余分の制約を与えること無く、複数の転
送先を登録可能とすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、1は本発明の対象となる構
内交換機、2(2A 、2B 、……、2D )は構内交換機
1に収容される内線である。
【0017】100は、本発明により構内交換機1に設
けられた複数転送先登録手段である。200は、本発明
により構内交換機1に設けられた複数転送先転送手段で
ある。
【0018】
【作用】複数転送先登録手段100は、不在となる内線
A が予め定められた複数転送先登録操作を実行した場
合に、該内線2A に対する着信呼を転送する複数の転送
先内線2B 等を所望の順序で登録する。
【0019】複数転送先転送手段200は、複数の転送
先内線2B 等を登録した内線2A に着信した場合に、複
数転送先登録手段100に登録済の転送先内線2B 等か
ら一転送先内線宛登録順に抽出し、該抽出した転送先内
線2B 等に対して呼出を行い、呼出中の転送先内線2B
等が予められた時間内に応答しなかった場合に、登録順
に基づき次の転送先内線2B 等を抽出して呼出を行い、
応答した転送先内線2 B 等に着信呼を転送する。
【0020】なお複数転送先転送手段200は、複数転
送先登録手段100に登録済の任意の転送先内線2B
に着信呼を転送完了した場合に、該着信呼を転送した内
線を第一番目に登録し、未だ転送を実行していない転送
先内線を第二番目以降に登録順に登録し、転送済且つ不
応答であった転送先内線を未だ転送を実行していない転
送先内線の後に登録する如く、複数転送先登録手段10
0における転送先内線の登録順序を変更することが考慮
される。
【0021】従って、予め複数の内線の設置箇所を移動
する予定の利用者は、移動先の複数の内線を転送先内線
として登録可能となり、且つ移動中の利用者が応答する
迄、着信呼が自動的に所定の順序で順次転送されること
となり、不在中の着信呼の発呼者には何等負担を掛ける
こと無く、複数の転送先内線に不在転送可能となり、且
つ利用者の移動時間に関係無く、各不在転送先内線に順
次転送されることとなり、当該構内交換機の不在転送サ
ービスの利便性が大幅に向上する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による構内交換機を示す図
であり、図3は図2における複数転送先登録過程の一例
を示す図であり、図4は図2における複数転送先転送過
程の一例を示す図である。なお、全図を通じて同一符号
は同一対象物を示す。
【0023】図2においては、図1における複数転送先
登録手段100として複数転送先登録部121が中央制
御装置(CC)12内に設けられ、また図1における複
数転送先転送手段200として複数転送先転送部122
が中央制御装置(CC)12内に設けられている。
【0024】複数転送先登録部121および複数転送先
転送部122の実体は、何れも主記憶装置(MM)13
に格納されるそれぞれ対応するプログラムを中央制御装
置(CC)12が実行することにより実現されるが、以
下の説明においては複数転送先登録部121および複数
転送先転送部122が起動されることにより、それぞれ
対応する複数転送先登録機能および複数転送先転送機能
を実行するものと称する。
【0025】また主記憶装置(MM)13内には、不在
となる内線2が複数の転送先内線を登録可能な複数の複
数転送先登録表MTBが、各内線2に共通に設けられて
いる。
【0026】また主記憶装置(MM)13内に設けられ
ている各内線2に対応する内線情報SDには、不在情報
PAおよび登録表アドレスTAの他に、不在となる場合
に複数の転送先内線を登録する資格を有するか否かを示
す複数登録資格情報MTR(有資格は論理“1”、無資
格は論理“0”に設定される)が設けられており、複数
登録資格情報MTRが有資格状態(論理“1”)に設定
されている内線情報SDにおいては、登録表アドレスT
Aとして図示されぬ転送先登録表STBのアドレスaの
代わりに、複数転送先登録表MTBのアドレスaが格納
されている。
【0027】例えば内線2A が複数の転送先内線を登録
する資格を有している場合には、主記憶装置(MM)1
3において一つの複数転送先登録表MTBA が内線2A
用に割当てられ、また内線2A に対応する内線情報SD
A に含まれる複数登録資格情報MTRが有資格状態(論
理“1”)に設定され、登録表アドレスTAとして複数
転送先登録表MTBA のアドレスaAAが格納されてい
る。
【0028】かかる状態で、内線2A の利用者が不在と
なり、複数の他の内線2B 、2C および2D の設置箇所
に順次移動する場合に、内線2A から発呼し、複数不在
転送登録用に定められている特殊番号をダイヤルする
と、中央制御装置(CC)12は内線2A の発呼を検出
し、ダイヤルされた数字をPB受信器(PBR)15を
介して受信・分析し、複数不在転送登録用と識別する
と、複数転送先登録部121を起動する。
【0029】起動された複数転送先登録部121は、発
呼内線2A に対応する内線情報SD A を参照し(図3ス
テップS11)、複数登録資格情報MTRの設定状態を
分析し(ステップS12)、複数登録資格情報MTRが
有資格状態(論理“1”)に設定されていることを確認
すると、内線2A が複数の転送先内線を登録する資格を
有すると判定し、発呼内線2A をネットワーク(NW)
11を介して信号音送信器(TNS)16に接続し、信
号音送信器(TNS)16が発生する転送先内線の電話
番号の入力を促す信号音を発呼内線2A に返送する(ス
テップS13)。
【0030】該信号音を聴取した内線2A の利用者が、
転送先として登録を希望する内線2 B 、2C および2D
の電話番号DNB 、DNC およびDND を移動順にダイ
ヤルすると、中央制御装置(CC)12は発呼内線2A
に対応する内線情報SDA 内の登録表アドレスTA(=
AA)により指定される複数転送先登録表MTBA
に、発呼内線2A がダイヤルした電話番号DNB 、DN
C およびDND をダイヤルされた順に格納した後(ステ
ップS14)、内線情報SDA に含まれる不在情報PA
を不在状態(論理“1”)に設定することにより、不在
となる内線2A の転送先内線として内線2B 、2C およ
び2D を登録完了し、信号音送信器(TNS)16が発
生する該登録完了を通知する信号音を、ネットワーク
(NW)11を介して発呼内線2A に返送する(ステッ
プS15)。
【0031】なおステップS12における分析の結果、
複数登録資格情報MTRが無資格状態(論理“0”)に
設定されていることを確認した場合には、発呼内線2A
が複数の転送先内線を登録する資格を持たぬと判定し、
発呼内線2A をネットワーク(NW)11を介して信号
音送信器(TNS)16に接続し、信号音送信器(TN
S)16が発生する複数転送先内線の登録を拒否する信
号音を発呼内線2A に返送する(ステップS16)。
【0032】かかる状態で、他の内線(例えば2E )か
ら内線2A に着信すると、中央制御装置(CC)12は
被呼内線2A の内線情報SDA を参照し、不在情報PA
が不在状態(論理“1”)に設定されており、且つ複数
登録資格情報MTRが有資格状態(論理“1”)に設定
されていることを検出すると、複数転送先転送部122
を起動する。
【0033】起動された複数転送先転送部122は、続
いて被呼内線2A の内線情報SDA を参照し(図4ステ
ップS21)、登録表アドレスTA(=aAA)により指
定される複数転送先登録表MTBAを参照し、転送先電
話番号として第一番目に格納済の電話番号DNB を抽出
し(ステップS22)、以後電話番号DNB を着信電話
番号として内線2A えの着信呼を内線2B へ転送する
(ステップS23)。
【0034】ここで、内線2A の利用者が内線2B の設
置箇所に在席中で、転送された着信呼に一定時間内に応
答すると(ステップS24)、複数転送先転送部122
は内線2E から内線2A に対する着信呼の不在転送を完
了するが、内線2A が既に内線2B の設置箇所から次の
移動先へ移動済で、転送された着信呼に一定時間内に応
答しなかった場合には(ステップS24)、複数転送先
転送部122は内線2 B への着信を解放した後(ステッ
プS25)、被呼内線2A に割当済の複数転送先登録表
MTBA を参照し、複数転送先登録表MTBA 内に転送
先電話番号として第二番目に格納済の電話番号DNC
抽出し(ステップS26)、以後電話番号DNC を着信
電話番号として内線2A えの着信呼を内線2C へ転送す
る(ステップS27)。
【0035】ここで、内線2A の利用者が内線2C の設
置箇所に在席中で、転送された着信呼に一定時間内に応
答すると(ステップS28)、複数転送先転送部122
は再度複数転送先登録表MTBA を参照し、応答した電
話番号DNC を第二番目から第一番目に、続く未着信転
送の電話番号DND を第三番目から第二番目に、着信転
送の結果、不応答であった電話番号DNB を第一番目か
ら最終番目(第三番目)にそれぞれ格納変更した後(ス
テップS29)、内線2E から内線2A に対する着信呼
の不在転送を完了するが、内線2A が既に内線2C の設
置箇所から次の移動先へ移動済で、転送された着信呼に
一定時間内に応答しなかった場合には(ステップS2
8)、複数転送先転送部122は内線2C への着信を解
放した後(ステップS30)、被呼内線2A に割当済の
複数転送先登録表MTBA を参照し、複数転送先登録表
MTBA 内に転送先電話番号として第三番目(最終番
目)に格納済の電話番号DND を抽出し(ステップS3
1)、以後電話番号DND を着信電話番号として内線2
A えの着信呼を内線2D へ転送する(ステップS3
2)。
【0036】ここで、内線2A の利用者が内線2D の設
置箇所に在席中で、転送された着信呼に一定時間内に応
答すると(ステップS33)、複数転送先転送部122
は再度複数転送先登録表MTBA を参照し、応答した電
話番号DND を第三番目から第一番目に、不応答であっ
た電話番号DNB およびDNC をそれぞれ第三番目から
第二番目および第二番目から最終番目(第三番目)に格
納変更した後(ステップS34)、内線2E から内線2
A に対する着信呼の不在転送を完了するが、内線2A
既に内線2D の設置箇所から移動済で、転送された着信
呼に一定時間内に応答しなかった場合には(ステップS
33)、複数転送先転送部122は内線2D への着信を
解放した後(ステップS35)、電話番号DND が複数
転送先登録表MTBA に格納済の最終番目の転送先電話
番号であることを確認の上、信号音送信器(TNS)1
6が発生する被呼内線2A に対して登録済の総ての転送
先内線2B 、2C および2D に着信転送を試みて不成功
に終わったことを通知する信号音を、ネットワーク(N
W)11を介して発呼内線2E に返送し(ステップS3
6)、内線2E から内線2A に対する着信呼の不在転送
を完了する。
【0037】やがて内線2A の利用者が内線2A の設置
箇所に戻って内線2A から発呼し、複数不在転送登録解
除用に定められている特殊番号をダイヤルすると、中央
制御装置(CC)12は発呼内線2A に対応する内線情
報SDA 内の不在情報PAを在席状態(論理“0”)に
設定することにより、内線2A を在席状態とすることに
より、登録済の不在転送を登録解除する。
【0038】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、複数登録資格情報MTRが有資格状態(論理
“1”)に設定され、対応する複数転送先登録表MTB
A が割当られている内線2A は、不在となる場合に複数
の内線2B 、2C および2D を転送先内線として登録可
能となり、不在中の着信呼は転送先内線2B 、2C およ
び2D に登録順に転送されることとなる。
【0039】更に転送先内線2B または内線2B および
C が不応答で、内線2C または2 D が応答した場合に
は、複数転送先登録表MTBにおける格納順序を、応答
した内線2C または2D を第一番目に、不応答の内線2
B または内線2B および2C を第三番目または第二番目
および第三番目にそれぞれ変更し、以後の着信呼に対し
て極力速やかに応答可能とする態勢を取る。
【0040】なお、図2乃至図4はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば複数転送先登録表MTBは三内線
を転送先として登録可能とするものに限定されることは
無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも
本発明の効果は変わらない。また不在となる内線、転送
先内線および不在中に着信する内線はそれぞれ図示され
るものに限定されることは無く、他に幾多の変形が考慮
されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
更に本発明の対象となる構内交換機1は図示されるもの
に限定されぬことはと言う迄も無い。
【0041】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記構内交換機
において、予め複数の内線の設置箇所を移動する予定の
利用者は、移動先の複数の内線を転送先内線として登録
可能となり、且つ移動中の利用者が応答する迄、着信呼
が自動的に所定の順序で順次転送されることとなり、不
在中の着信呼の発呼者には何等負担を掛けること無く、
複数の転送先内線に不在転送可能となり、且つ利用者の
移動時間に関係無く、各不在転送先内線に順次転送され
ることとなり、当該構内交換機の不在転送サービスの利
便性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による構内交換機を示す図
【図3】 図2における複数転送先登録過程の一例を示
す図
【図4】 図2における複数転送先転送過程の一例を示
す図
【図5】 従来ある構内交換機の一例を示す図
【符号の説明】
1 構内交換機 2 内線 3 局線 11 ネットワーク(NW) 12 中央制御装置(CC) 13 主記憶装置(MM) 14 局線トランク(COT) 15 PB受信器(PBR) 16 信号音送信器(TNS) 100 複数転送先登録手段 121 複数転送先登録部 122 複数転送先転送部 200 複数転送先転送手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内交換機(1)において、 不在となる内線(2A )が予め定められた複数転送先登
    録操作を実行した場合に、該内線(2A )に対する着信
    呼を転送する複数の転送先内線(2B 等)を所望の順序
    で登録する複数転送先登録手段(100)と、 前記複数の転送先内線(2B 等)を登録した前記内線
    (2A )に着信した場合に、前記複数転送先登録手段
    (100)に登録済の転送先内線(2B 等)から一転送
    先内線宛登録順に抽出し、該抽出した転送先内線(2B
    等)に対して呼出を行い、該呼出中の転送先内線(2B
    等)が予められた時間内に応答しなかった場合に、前記
    登録順に基づき次の転送先内線(2B 等)を抽出して呼
    出を行い、応答した転送先内線(2B 等)に着信呼を転
    送する複数転送先転送手段(200)とを設けることを
    特徴とする不在転送方式。
  2. 【請求項2】 前記複数転送先転送手段(200)は、
    前記複数転送先登録手段(100)に登録済の任意の転
    送先内線(2B 等)に着信呼を転送完了した場合に、該
    着信呼を転送した内線を第一番目に登録し、未だ転送を
    実行していない転送先内線を第二番目以降に前記登録順
    に登録し、転送済且つ不応答であった転送先内線を前記
    未だ転送を実行していない転送先内線の後に登録する如
    く、前記複数転送先登録手段(100)における転送先
    内線の登録順序を変更することを特徴とする請求項1記
    載の不在転送方式。
JP23904091A 1991-09-19 1991-09-19 不在転送方式 Withdrawn JPH0583400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23904091A JPH0583400A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 不在転送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23904091A JPH0583400A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 不在転送方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583400A true JPH0583400A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17038988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23904091A Withdrawn JPH0583400A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 不在転送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0583400A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045710A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Nec Corp 電話中継システム、その電話中継装置、そのコンピュータプログラムおよびデータ処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045710A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Nec Corp 電話中継システム、その電話中継装置、そのコンピュータプログラムおよびデータ処理方法
US8630400B2 (en) 2008-08-18 2014-01-14 Nec Corporation Telephone relay system, telephone relay apparatus, recording medium and data processing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0583400A (ja) 不在転送方式
JPH05316219A (ja) 電話交換網における優先着信方式
JPH05316233A (ja) 着信転送方式
JPS61267443A (ja) 着信転送方式
JPH07162528A (ja) 着信呼呼出中転送方式
JPH0832682A (ja) 使用者識別電話交換システム及びその通話中着信 制御方法
JP2845527B2 (ja) 電話システム
JPH05199300A (ja) 電子交換機
JPH11103350A (ja) 不在転送方式
JP2561009B2 (ja) 着信転送方法と装置
JPS62219859A (ja) 呼転送制御方式
JPH06268756A (ja) 着信者応答方式
JPS59115659A (ja) 不応答転送方式
JPH04351192A (ja) 着信呼接続方式
JPH0865392A (ja) 端末呼出方法
JPH043559A (ja) 登録加入者着信制御方式
JPH05136890A (ja) 交換サービス起動方式
JPH04100469A (ja) 通話中代行応答方式
JPH066456A (ja) 着信系サービス切替方式
JPS63136754A (ja) 不在転送呼返し方式
JPH0715532A (ja) 交換機
JPH0514525A (ja) 会議被呼者切断方式
JPS58195354A (ja) 自動着信転送システム
JPH05183643A (ja) 被ピックアップ加入者への転送方式
JPS63125025A (ja) 不在時着信呼通知方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203