JPH0514525A - 会議被呼者切断方式 - Google Patents

会議被呼者切断方式

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JPH0514525A
JPH0514525A JP16731491A JP16731491A JPH0514525A JP H0514525 A JPH0514525 A JP H0514525A JP 16731491 A JP16731491 A JP 16731491A JP 16731491 A JP16731491 A JP 16731491A JP H0514525 A JPH0514525 A JP H0514525A
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JP
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JP16731491A
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Osamu Kashimura
修 鹿志村
Tomoji Takahara
与治 高原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 会議通話機能を具備する交換機における会議
被呼者切断方式に関し、会議通話から任意の被呼者を切
放すことを可能とすることを目的とする。 【構成】 収容する三者以上の加入者200相互間で会
議通話を可能とする会議通話機能101を具備する交換
機100において、会議通話に参加中の任意の加入者
が、該会議通話に他の加入者を招集した後、他の加入者
を指定した予め定められた切断操作を実行した場合に、
他の加入者を会議通話から解放する会議被呼者解放手段
102を設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、会議通話機能を具備す
る交換機における会議被呼者切断方式に関する。
【0002】多様化する交換機の具備機能の一つとし
て、三者以上の加入者間で相互に通話可能とする会議通
話機能が実用されている。
【0003】
【従来の技術】図5は従来ある構内交換機の一例を示す
図である。図5において、構内交換機1は複数の内線2
(個々の内線を2A 、2B 等と称する、以下同様)と、
局線3とを収容すると共に、会議トランク(MXT)1
6を有し、会議通話機能を具備しているものとする。
【0004】構内交換機1に収容される内線2A が内線
B に対して発呼すると、中央制御装置(CC)12は
公知の方法で被呼内線2B を呼出し、被呼内線2B が応
答すると、ネットワーク(NW)11内に通話路p1
設定して発呼内線2A と被呼内線2B とを接続し、通話
を開始させる。なお中央制御装置(CC)12は、内線
A と2B との間に設定された呼に関する各種情報を格
納する呼制御情報領域(CDB)131を主記憶装置
(MM)13内に確保し、発呼者情報SIとして発呼内
線2A の電話番号DNA を、被呼者情報DIとして被呼
内線2B の電話番号DNB を格納する。
【0005】内線2A と2B とが通話中に、図示されぬ
公衆通信網が提供する天気予報案内を聴取する必要が生
じたとすると、通話中の内線2A はフッキングを行う。
中央制御装置(CC)12は、通話中の内線2A が実行
したフッキングを検出すると、ネットワーク(NW)1
1を制御して通話路p1 を一旦解放した後、通話路
2 、p3 を設定し、内線2A にPB受信器(PBR)
17を接続すると共に、信号音発生回路(TNS)18
が発生する第二発信音を内線2A に返送してダイヤル可
能であることを通知し、第二発信音を聴取した内線2A
は、会議通話開催用に定められいる特殊番号SN(例え
ば「18」番)と、局線発信用の識別番号(例えば
「0」番)と、公衆通信網が天気予報サービス用に定め
ている特殊番号(例えば「177」番)とを順次ダイヤ
ルする。
【0006】中央制御装置(CC)12は、内線2A
ら送出された会議通話開催用特殊番号SN(「18」
番)、局線発信用識別番号(「0」番)および天気予報
サービス用特殊番号(「177」番)を、PB受信器
(PBR)17を介して受信すると、空き局線トランク
(COT)15を選択捕捉して局線3に発信接続し、局
線3に対して天気予報サービス用特殊番号(「177」
番)を送出した後、ネットワーク(NW)11を制御し
て通話路p2 およびp3 を解放した後、通話路p4 およ
びp5 を設定し、内線2A を局線3に接続し、また内線
B を信号音発生回路(TNS)18に接続すると共
に、呼制御情報領域(CDB)131内に会議被呼者情
報MIとして、局線発信用の識別番号(「0」番)と、
公衆通信網が天気予報サービス用に定めている特殊番号
(「177」番)とを格納する。
【0007】以上により内線2A は、図示されぬ公衆通
信網が提供する天気予報案内を聴取可能となり、また内
線2B は、信号音発生回路(TNS)18が発生する保
留音を聴取可能となる。
【0008】かかる状態で、内線2A が天気予報案内を
内線2Bと一緒に聴取する場合には、更にフッキングを
行う。中央制御装置(CC)12は、内線2A が実行し
たフッキングを検出すると、空き会議トランク(MX
T)16を捕捉し、ネットワーク(NW)11を制御し
て設定中の通話路p4 およびp5 を解放した後、通話路
6 、p7 およびp8 を設定し、内線2A 、2B および
局線3を会議トランク(MXT)16に接続し、会議通
話を設定する。
【0009】以後内線2A および2B は、局線3から返
送される天気予報案内を同時に聴取可能となる。なお中
央制御装置(CC)12は、会議通話中の開催者〔特殊
番号「18」番をダイヤルした内線2A )が復旧し、内
線2A から送出された切断信号を検出した場合には、ネ
ットワーク(NW)11内に設定されている通話路
6 、p7およびp8 を総て解放して会議通話を解放
し、また会議通話中の被呼者(例えば内線2B )が復旧
し、内線2B から送出された切断信号を検出した場合に
は、ネットワーク(NW)11内に設定されている通話
路p6 、p7 およびp8 を解放した後、通話路p4 を設
定し、内線2B を会議通話から解放する。
【0010】然し、内線2A および2B が天気予報案内
を聴取し終わり、再び内線2A および2B のみで通話を
希望しても、天気予報サービスを提供中の公衆通信網か
ら局線3には切断信号が返送出来ぬ為、中央制御装置
(CC)12は局線3を会議トランク(MXT)16か
ら切放すことが出来ず、内線2A 、2B および局線3に
よる会議通話を継続する。
【0011】その結果内線2A および2B は、天気予報
案内を聴取し乍ら相互通話を継続せねばならなくなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある構内交換機においては、天気予報サー
ビスを提供する局線発信接続の如く、切断信号を送出出
来ぬ被呼者を会議トランク(MXT)16に招集する
と、会議通話の開催者から切断信号が送出され、会議通
話が解放されぬ限り、切断信号を送出出来ぬ被呼者を会
議通話から切放すことが不可能であり、会議通話の進行
に支障を来す問題があった。
【0013】本発明は、会議通話から任意の被呼者を切
放すことを可能とすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は本発明の対象とな
る交換機、101は交換機100が具備する会議通話機
能、200は交換機100に収容される加入者である。
【0015】102は、本発明により交換機100に設
けられた会議被呼者解放手段である。
【0016】
【作用】会議被呼者解放手段102は、会議通話に参加
中の任意の加入者200が、該会議通話に他の加入者2
00を招集した後、他の加入者200を指定した予め定
められた切断操作を実行した場合に、他の加入者200
を会議通話から解放する。
【0017】なお会議被呼者解放手段102は、会議通
話の開催者に対してのみ他の加入者200を会議通話か
ら解放を可能とすることが考慮される。従って、会議通
話に参加中の任意の加入者が、任意の時期に他の加入者
を会議に招集し、且つ任意の時期に会議通話から解放す
ることが可能となり、会議通話が円滑に進行可能とな
り、当該交換機のサービス性が向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による構内交換機を示す図
であり、図3は図2における会議被呼者の解放過程の一
例を示す図であり、図4は図2における状態遷移の一例
を示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。
【0019】図2においては、図1における交換機10
0として構内交換機1が示され、また図1における加入
者200として内線2A 、2B および局線3が示され、
また図1における会議通話機能101として会議トラン
ク(MXT)16を制御して会議通話を提供する中央制
御装置(CC)12が示され、更に図1における会議被
呼者解放手段102として会議被呼者解放部121が中
央制御装置(CC)12内に設けられている。
【0020】図2乃至図4において、内線2A が内線2
B に対して発呼すると、前述と同様の過程により、ネッ
トワーク(NW)11内に通話路p1 が設定され、また
主記憶装置(MM)13内に呼制御情報領域(CDB)
131が確保され、発呼者情報SIとして発呼内線2A
の電話番号DNA が、また被呼者情報DIとして被呼内
線2B の電話番号DNB がそれぞれ格納され、内線2A
および2B が通話可能となる(図4状態ST1)。
【0021】内線2A と2B とが通話中に、図示されぬ
公衆通信網が提供する天気予報案内を聴取する必要が生
じ、通話中の内線2Aが前述と同様にフッキングHKを
行い、第二発信音を聴取した後、会議通話開催用特殊番
号SN(例えば「18」番)と、局線発信用識別番号
(例えば「0」番)と、公衆通信網における天気予報サ
ービス用特殊番号(例えば「177」番)とを順次ダイ
ヤルすると、前述と同様の過程により、ネットワーク
(NW)11内に通話路p4 およびp5 が設定され、ま
た呼制御情報領域(CDB)131内に会議被呼者情報
MIとして局線発信用の識別番号(「0」番)と、天気
予報サービス用特殊番号(「177」番)とが格納さ
れ、内線2A は図示されぬ公衆通信網が提供する天気予
報案内を聴取可能となり、また内線2B は信号音発生回
路(TNS)18が発生する保留音を聴取可能となる
(図4状態ST2)。
【0022】かかる状態で、内線2A が更にフッキング
HKを行うと、前述と同様の過程により、ネットワーク
(NW)11内に通話路p6 、p7 およびp8 が設定さ
れ、内線2A 、2B および局線3が会議トランク(MX
T)16に接続されて会議通話が設定され、内線2A
よび2B が局線3から返送される天気予報案内を同時に
聴取可能となる(図4状態ST3)。
【0023】内線2A および2B が天気予報案内を聴取
し終わり、再び内線2A および2B のみで通話を希望す
る場合に、天気予報サービスを提供する局線発信接続の
招集者である内線2A が、会議通話被呼者を解放する為
に予め定められている操作、即ちフッキングHKを行っ
た後、会議通話被呼者の解放用に定められている特殊番
号SN(例えば「19」番)と、解放対象を指定する電
話番号〔現在では局線発信用の識別番号(「0」番)
と、天気予報サービス用特殊番号(「177」番)〕と
をダイヤルする。
【0024】構内交換機1においては、中央制御装置
(CC)12が会議通話中の内線2A が実行したフッキ
ングHKを検出すると(図3ステップS1)、ネットワ
ーク(NW)11を制御して通話路p6 を一旦解放した
後、通話路p2 、p3 を設定し、内線2A にPB受信器
(PBR)17を接続すると共に、信号音発生回路(T
NS)18が発生する第二発信音を内線2A に返送し、
ダイヤル可能であることを通知する。
【0025】第二発信音を聴取した内線2A が、会議被
呼者解放用特殊番号SN(「19」番)と、解放対象指
定番号(「0」番および「177」番)とを順次ダイヤ
ルすると、中央制御装置(CC)12は内線2A から送
出された各番号をPB受信器(PBR)17を介して受
信した後(ステップS2)、受信した特殊番号SNを分
析し、会議被呼者解放用特殊番号SN(「19」番)と
識別すると(ステップS3)、会議被呼者解放部121
を起動する。
【0026】起動された会議被呼者解放部121は、内
線2A が招集中の会議通話に対応する呼制御情報領域
(CDB)131を参照し(ステップS4)、特殊番号
SN(「19」番)に続いて受信した解放対象指定番号
が会議被呼者情報MIとして格納されているか否かを分
析する(ステップS5)。
【0027】分析の結果、呼制御情報領域(CDB)1
31内に解放対象指定番号(「0」番および「177」
番)が、会議被呼者情報MIとして格納されていること
を識別すると、会議被呼者解放部121は解放対象指定
番号(「0」番および「177」番)により指定される
接続、即ち局線3を経由して天気予報サービスを提供す
る局線発信接続を会議通話から解放する為に、ネットワ
ーク(NW)11を制御して設定されている通話路
6 、p7 およびp8 を解放した後、通話路p1 を再度
設定し、内線2A と2B とを再び通話可能とすると共
に、局線トランク(COT)15および会議トランク
(MXT)16を復旧させ、局線3に対して切断信号を
送出させ、また呼制御情報領域(CDB)131内に会
議被呼者情報MIとして格納されている解放対象指定番
号(「0」番および「177」番)を削除する(ステッ
プS6)(図4状態ST4)。
【0028】以上により、内線2A および2B は、天気
予報を解放した状態で通話が可能となる。以上の説明か
ら明らかな如く、本実施例によれば、会議通話の開催者
である内線2A が、会議通話に招集した天気予報サービ
スを提供する局線発信接続が切断信号を返送することが
出来なくとも、会議通話から解放することが可能とな
る。
【0029】なお、図2乃至図4はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば天気予報サービスを提供する局線
発信接続は会議通話の開催者である内線2Aが招集し、
解放するものに限定されることは無く、被呼内線2B
招集し、解放することも考慮されるが、何れの場合にも
本発明の効果は変わらない。また会議被呼者は天気予報
サービスを提供する局線発信接続に限定されることは無
く、中継線により接続される他の構内交換機に収容され
る内線等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合
にも本発明の効果は変わらない。また会議被呼者を指定
して解放する操作は例示されるものに限定されることは
無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも
本発明の効果は変わらない。更に本発明の対象となる交
換機100は、図示される構内交換機1に限定されぬこ
とは言う迄も無い。
【0030】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記交換機にお
いて、会議通話に参加中の任意の加入者が、任意の時期
に他の加入者を会議に招集し、且つ任意の時期に会議通
話から解放することが可能となり、会議通話が円滑に進
行可能となり、当該交換機のサービス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による構内交換機を示す図
【図3】 図2における会議被呼者の解放過程の一例を
示す図
【図4】 図2における状態遷移の一例を示す図
【図5】 従来ある構内交換機の一例を示す図
【符号の説明】
1 構内交換機 2 内線 3 局線 11 ネットワーク(NW) 12 中央制御装置(CC) 13 主記憶装置(MM) 14 加入者回路(SLC) 15 局線トランク(COT) 16 会議トランク(MXT) 17 PB受信器(PBR) 18 信号音発生回路(TNS) 100 交換機 101 会議通話機能 102 会議被呼者解放手段 121 会議被呼者解放部 131 呼制御情報領域(CDB) 200 加入者

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容する三者以上の加入者(200)相
    互間で会議通話を可能とする会議通話機能(101)を
    具備する交換機(100)において、 前記会議通話に参加中の任意の加入者(200)が、該
    会議通話に他の加入者(200)を招集した後、前記他
    の加入者(200)を指定した予め定められた切断操作
    を実行した場合に、前記他の加入者(200)を前記会
    議通話から解放する会議被呼者解放手段(102)を設
    けることを特徴とする会議被呼者切断方式。
  2. 【請求項2】 前記会議被呼者解放手段(102)は、
    前記会議通話の開催者に対してのみ前記他の加入者(2
    00)を前記会議通話から解放を可能とすることを特徴
    とする請求項1記載の会議被呼者切断方式。
JP16731491A 1991-07-09 1991-07-09 会議被呼者切断方式 Withdrawn JPH0514525A (ja)

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JP16731491A Withdrawn JPH0514525A (ja) 1991-07-09 1991-07-09 会議被呼者切断方式

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Effective date: 19981008