JPH04108248A - コールウェイティング制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 二者間通話中の第三者の着信呼を接続可能とするコール
ウェイティング制御方式に関し、通話開始から一定時間
はコールウェイティングサービスを自動的に抑止するこ
とを目的とし、コールウェイティングサービス登録加入
者の二者間通話中の第三者による着信呼を接続するコー
ルウェイティング制御方式に於いて、交換機に、通話開
始時刻記憶部と、時刻比較部とを設け、前記登録加入者
の二者間通話開始時刻を前記通話開始時刻記憶部に記憶
し、二者間通話中の第三者からの着信呼により、前記時
刻比較部は、前記通話開始時刻記憶部に記憶された時刻
と現在時刻との差が、予め設定した閾値より大きい時の
み、コールウェイティングサービスを実行させるように
構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、二者間通話中の第三者の着信呼を接続可能と
するコールウェイティング制御方式に関するものである
。

コールウェイティングサービスは、多数の電話サービス
の中の一つであり、登録加入者が二者間通話中に於いて
第三者からの着信呼を受付けて割込通知を行い、フンキ
ングにより切替接続を行うサービスであり、既りこ実用
化されている。

〔従来の技術］ 従来例のコールウェイティングサービスは、予め交換機
に登録した加入者が、交換機の通話路スイッチを介して
二者間通話中に第三者から着信があった場合、交換機は
、着信加入者が登録加入者である条件のみで、通話路ス
イッチを制御してコールウェイティングトランクに、二
者間通話中の加入者と第三者とを引込み、登録加入者に
対して着信表示音を送出する。

この着信表示音により登録加入者がフンキングすると、
コールウェイティングトランクを介して第三者との間が
接続されて通話が可能となり、二者間通話中の相手加入
者には保留音が送出されて保留状態となる。登録加入者
が再度フンキングすると、コールウェイティングトラン
クを介して元の三者間通話の状態に戻り、第三者には保
留音が送出される。

又登録加入者と第三者とが通話状態の時に、相手加入者
がオンフックすると、通話路スイッチが制御されて登録
加入者の第三者とによる二者間通話中の状態となり、コ
ールウェイティングトランクは解放される。又第三者が
オンフックすれば、元の二者間通話中の状態に戻ること
ができる。

（発明が解決しようとする課題〕 前述のように、従来例のコールウェイティングサービス
は、無条件で着信表示音を割込ませることになり、従っ
て、登録加入者が相手加入者と通話を開始した直後であ
ってもコールウェイティングサービスが実行され、殆ど
通話を行わない状態で第三者との通話の為のフッキング
を行うか、或いは、最初の相手加入者との間の通話を継
続することになり、何れか一方に対して成る時間無視す
ることになる。重要な相手加入者又は第三者に対する通
話サービス上問題となる。

本発明は、通話開始から一定時間はコールウェイティン
グサービスを自動的に抑止することを目的とするもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のコールウェイティング制御方式は、音間通話開
始時刻を記憶しておくことにより、通話開始から一定時
間は、コールウェイティングサービスを実行しないよう
にしたものであり、第１図を参照して説明する。

コールウェイティングサービス登録加入者１と加入者５
との二者間通話中の第三者６による着信呼を接続するコ
ールウェイティング制御方式に於いて、交換機２に、通
話開始時刻記憶部３と、時刻比較部４とを設けて、登録
加入者ｌの二者間通話開始時刻を通話開始時刻記憶部３
に記憶し、二者間通話中の第三者からの着信呼により、
時刻比較部４は、通話開始時刻記憶部３に記憶された時
刻と現在時刻との差を求めて、その差が予め定めた閾値
より大きい時のみ、登録加入者１に対して着信表示音送
出等のコールウェイティングサービスを実行させるもの
である。

又通話開始時刻記憶部３の記憶時刻を、コールウェイテ
ィングサービスを実行した後に、二者間通話状態となっ
た時刻に更新するものである。

［作用］ コールウェイティングサービスの登録加入者１と加入者
５との三者間通話を開始した直後に、第三者６から登録
加入者１への着信があった時、三者間通話開始から閾値
の時間以上経過していない場合は、その第三者６に対し
て話中音を送出し、登録加入者１と加入者５との間の通
話には、割込みの着信表示音の送出は行わない。即ち、
予め設定した閾値の時間はコールウェイティングサービ
スを抑止するものである。

又通話開始時刻記憶部３の内容を、コールウェイティン
グサービスを実行した後、何れか一方が復旧したことに
より、二者間通話状態となった時の時刻に更新すること
により、その二者間通話状態となった直後に再び着信呼
があっても、閾値時間が経過するまでは、コールウェイ
ティングサービスを抑止することができる。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。

第２図は本発明の詳細な説明図であり、Ａ。

Ｂ、Ｃは加入者、１１は交換機、１２は通話路ネットワ
ーク、１３は中央処理装置、１４は記憶装置、１５はコ
ールウェイティングトランク、１６は呼識別番号対応の
加入者識別情報１通話接続状態情報２通話開始時刻Ｔｓ
の情報を含む呼制御情報領域、１７は現在時刻Ｔｃを示
す時計管理情報領域、１８は閾値Ｄｓｗを格納したコー
ルウェイティング情報領域を示す。

第１図に於けるコールウェイティングサービスの登録加
入者１が第２図に於ける加入者Ａに対応するものとし、
又通話開始時刻記憶部３は呼制御情報領域１６内の通話
開始時刻Ｔｓの情報領域に対応し、時刻比較部４は中央
処理装置１３内の処理機能により実現され、現在時刻は
時計管理情報領域１７の現在時刻Ｔｃに相当し、閾値は
コールウェイティング情報領域に格納された閾値Ｄｓｗ
に相当する。

中央処理装置１３は加入者からのダイヤル情報に従って
通話路ネットワーク１２を制御して、加入者間の通話路
を形成するものであり、又コールウェイティングサービ
ス等の各種サービスについて登録した場合、例えば、加
入者情報として記憶装置１４の図示を省略した領域に格
納される。従って、加入者Ａがコールウェイティングサ
ービスの登録加入者であるか否かは、その領域を参照す
ることにより判定することができる。

このコールウェイティングサービスの登録加入者Ａと加
入者Ｂとが通話路ネットワーク１２のパス■を介して接
続され、登録加入者Ａを含む三者間通話が開始されると
、パス■を形成した呼識別番号Ｎに対応した呼制御情報
領域１６が記憶装置１４内に確保され、加入者Ａの加入
者識別情報と、通話中か否か等を示す通話接続状態情報
と、通話開始時刻Ｔｓとが格納される。

時計管理情報領域１７とコールウェイティング情報領域
１８とは、複数の呼制御情報領域１６に対して共通的な
ものであり、呼制御情報領域１６の通話開始時刻Ｔｓは
、三者間通話開始時点の時計管理情報領域１７に於ける
現在時刻Ｔｃを用いることができる。又コールウェイテ
ィング情報領域１８の閾値Ｄｓｗは、例えば、３０秒等
の値に設定されている。

前述の三者間通話の状態に於いて、加入者Ｃが登録加入
者Ａに発呼すると、中央処理装置１３は登録加入者Ａへ
の着信呼であるから、呼制御情報領域１６の通話接続状
態情報が通話中を示している時、通話開始時刻Ｔｓと時
計管理情報領域１７の現在時刻Ｔｃとコールウェイティ
ング情報領域１８の閾値Ｄｓｗとを読み取り、時刻比較
機能により、Ｔｃ−Ｔｓ＞Ｄｓｗか否か判定する。即ち
、通話開始時刻Ｔｓからの経過時間が閾値Ｄｓｗより長
いか否か判定し、経過時間が閾値Ｄｓｗより短い場合は
、加入者Ｃに話中音を送出する。即ち、コールウェイテ
ィングサービスを実行しない。この場合、トーキ−によ
り成る時間後に再発呼するように通知するサービスも可
能である。

前述のように、三者間通話が開始された直後に於ける割
込みを抑止できるから、割込みによる着信表示音に煩わ
されることなく、通話を行うことができ、又加入者Ｃは
話中音により登録加入者Ａが通話中であることが判るの
で、サービスの低下が生じないことになる。

又通話開始時刻Ｔｓと現在時刻Ｔｃとの差が、閾値Ｄｓ
ｗにより大きい時、即ち、通話開始時刻Ｔｓからの経過
時間が閾値Ｄｓｗより長い場合はコールウェイティング
トランク１５をハントし、パス■、■、■を形成して加
入者Ａ、Ｂ、Ｃをコールウェイティングトランク１５に
接続し、パス■を介して登録加入者Ａに着信表示音を送
出する。

即ち、通常のコールウェイティングサービスの実行を開
始する。

登録加入者Ａがフッキングすると、コールウエイティン
グトランク１５を制御して、バス０．■間を接続して、
登録加入者Ａと加入者Ｃとの間を通話可能状態とし、加
入者Ｂにはバス■を介して保留音を送出する。この状態
で登録加入者Ａが再びフンキングすると、バス０．■間
を接続して登録加入者Ａと加入者Ｂとの間を通話可能状
態とし、加入者Ｃに保留音を送出する。登録加入者Ａが
フッキングを繰り返すことにより、前述の通話可能状態
が切替えられることになる。

又登録加入者Ａと加入者Ｂとが通話可能状態の時に、加
入者Ｃがオンフックすると、中央処理装置１３は三者間
通話になったと判定して、最初のバス■を形成し、コー
ルウェイティングトランク１５を解放し、バス■〜■を
復旧させる。従って、最初の通話状態に戻ることになる
。又登録加入者Ａと加入者Ｃとが通話可能状態の時に、
加入者Ｂがオンフックすると、中央処理装置１３は三者
間通話になったと判定して、バス■を形成し、コールウ
ェイティングトランク１５を解放し、バス■〜■を復旧
させる。従って、登録加入者Ａは二者間通話中に割込ん
だ加入者Ｃとの間で新たな三者間通話が開始される。

コールウェイティングサービスが実行された後に、登録
加入者Ａと加入者Ｂ又はＣとの三者間通話が開始された
時に、呼制御情報領域１６の通話開始時刻Ｔｓをその時
の時刻Ｔｃに更新する。従って、三者間通話開始直後の
再度のコールウェイティングサービスについても、閾値
Ｄｓｗの時間は抑止することができる。

第３図は本発明の実施例のフローチャートであり、コー
ルウェイティングサービスの登録加入者の二者間通話開
始時刻Ｔｃを呼制御情報領域１６に記憶しく１）、着信
があった時は（２）、登録加入者への着信か否か判定し
く３）、登録加入者でなければ発呼加入者へ話中音を送
出しく７）、又登録加入者の場合は、呼制御情報領域１
６の通話接続状態情報を参照して、その登録加入者が通
話中か否か判定しく４）、通話中でなければ通常の着信
処理（６）を行い、又通話中の場合は、呼制御情報領域
１６の通話開始時刻Ｔｓと、時計管理情報領域１７の現
在時刻Ｔｃと、コールウェイティング情報領域１８の閾
値Ｄｓｗとを用いて、Ｔｃ−Ｔｓ＞Ｄｓｗか否かを判定
し、現在時刻Ｔｃと通話開始時刻Ｔｓとの差が、閾値Ｄ
ｓｗより小さい場合は、発呼加入者に話中音を送出する
（７）。又現在時刻Ｔｃと通話開始時刻Ｔｓとの差が、
閾値Ｄｓｗより大きい場合は、コールウェイティングサ
ービスの実行を開始する。

即ち、コールウェイティングトランク１５をハントし、
このコールウェイティングトランク１５から登録加入者
へ着信表示音を送出する（８）。その着信表示音に基づ
いて登録加入者がフッキングすると（９）、登録加入者
と発呼加入者とを切替接続し００）、最初の三者間通話
の加入者には保留音を送出する。再度フンキングすると
（１１）、最初の二者間通話状態に切替接続し０２）、
発呼加入者には保留音を送出する。

前述のように、三者間通話の開始直後のコールウェイテ
ィングサービスを閾値Ｄｓｗの時間だけ抑止することが
できるから、三者間通話開始直後の着信表示音に煩わさ
れることがなくなる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、交換機２に、通話開始
時刻記録部３と時刻比較部４とを設けて、コールウェイ
ティングサービスの登録加入者１の二者間通話開始時刻
Ｔｓを通話開始時刻記録部３に記憶し、第三者６からの
着信呼があった時に、時刻比較部４により、通話開始時
刻Ｔｓと現在時刻Ｔｃとの差が閾値Ｄｓｗより大きい時
のみ、即ち、三者間通話開始からの経過時間が閾値Ｄｓ
ｗより長い場合のみ、コールウェイティングサービスを
実行するもので、それ以外はコールウェイティングサー
ビスを抑止することにより、三者間通話開始直後の着信
表示音に煩わされることなく、通話を行うことができる
。その抑止期間内の着信呼についは話中音を送出するこ
とになり、その話中音により成る時間を於いて再度発呼
する場合が一般的であり、その場合に抑止期間を経過し
ていることが多いから、コールウェイティングサービス
を享受することができる。従って、加入者サービスを改
善することができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の詳細な
説明図、第３図は本発明の実施例のフローチャートであ
る。 ｌは登録加入者、２は交換機、３は通話開始時刻記憶部
、４は時刻比較部、５．６は加入者である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］、コールウェイティングサービス登録加入者（１
   ）の二者間通話中の第三者による着信呼を接続するコー
   ルウェイティング制御方式に於いて、交換機（２）に、
   通話開始時刻記憶部（３）と、時刻比較部（４）とを設
   け、 前記登録加入者（１）の二者間通話開始時刻を前記通話
   開始時刻記憶部（３）に記憶し、二者間通話中の第三者
   からの着信呼により、前記時刻比較部（４）は、前記通
   話開始時刻記憶部（３）に記憶された時刻と現在時刻と
   の差が、予め設定した閾値より大きい時のみ、コールウ
   ェイティングサービスを実行させる ことを特徴とするコールウェイティング制御方式。 （２）、前記通話開始時刻記憶部（３）の記憶時刻を、
   前記コールウェイティングサービスを実行した後の二者
   間通話状態となった時刻に更新することを特徴とする請
   求項１記載のコールウェイティング制御方式。