JPS63125025A - 不在時着信呼通知方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 自動車電話交換機において、着信した移動機が無応答の
際に発信者の電話番号を記憶し、加入者が戻った移動機
から発信者電話番号の収集を要求する信号が伝達された
場合に、記憶している発信者電話番号を要求元の移動機
に転送することにより、不在時着信呼の発信者を通知可
能とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は自動車電話交換機において、加入者が不在中の
移動機に着信した発信者を、加入者が戻った際に通知可
能とする不在時着信呼通知方式に関する。

自動車電話交換機に収容される移動機は、一般の電話機
に比し加入者が不在となる機会が多く、着信呼に対して
無応答となる場合が少なくない。

従って、移動機に戻った加入者が、不在中に着信した呼
の発信者を認識する手段の実現が要望される。

〔従来の技術〕

第４図は従来ある自動車電話交換機の一例を示す図であ
り、第５図は第４図における不在時の着信過程を例示す
る図である。

第４図および第５図において、一般電話交換機網２に収
容される発信者３が、自動車電話交換機１に収容される
移動機４を呼出す為に、移動機４の電話番号を含む着信
信号ａを自動車電話交換機１に伝達すると、自動車電話
交換機１の中央制御装置（ＣＣ）１２は、収容移動機に
対して一斉呼出信号すを送信する。

被呼加入者が不在の為、移動機４から所定時限Ｔ以内に
応答信号が返送されぬと、中央制御装置１２は通話路！
１ｉ（ＮＷ）１１を制御して発信者３を無応答通知用発
声装置（ＮＡＴ）１４に接続し、無応答通知用発声装置
１４が発生する無応答通知メツセージＣを返送する。

無応答通知メツセージＣを聴取した発信者３は、一般電
話交換機網２を介して自動車電話交換機１に切断信号ｄ
を伝達し、呼を放棄する。

後刻移動機４に戻った加入者は、不在中に発信者３から
着信したことを知る術が無い。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上の説明から明らかな如く、従来ある自動車電話交換
機は、移動機の加入者に不在中の着信呼を後刻通知する
手段を全く持たなかった。

従って、不在となる機会が一般電話機に比し多い移動機
の加入者に対する通話完了率が低下する問題点があった
。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理を示す図である。

第１図において、１は自動車電話交換機、４は自動車電
話交換機１に収容される移動機、３は移動機４の呼出し
を希望する発信者である。

１００は、本発明により自動車電話交換機１に設けられ
た記憶手段１００である。

２００は、本発明により自動車電話交換機１に設けられ
た転送手段２００である。

〔作用〕

記憶手段１００は、着信した移動機４が加入者不在等の
為に無応答の際に、発信者の電話番号を記憶する。

転送手段２００は、加入者が戻った移動機４から発信者
電話番号の収集を要求する信号が伝達された場合に、前
記記憶手段１００が記憶している発信者電話番号を、要
求して来た移動機４に転送する。

従って、移動機の加入者は不在中に着信した呼の発信者
を知ることが可能となり、必要に応じて発信者に連絡が
取れる等、当該自動車電話交換機のサービス性が向上す
る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第２図は本発明の一実施例による自動車電話交換機を示
す図であり、第３図は第２図における不在時の着信過程
を例示する図である。なお、全図を通じて同一符号は同
一対象物を示す。

第２図においては、自動車電話交換機１の中央制御装置
（ＣＣ）１２°内に電話番号記憶制御部（ＮＭ）１２１
が、また主記憶装置（ＭＭ）１３°内に発信者電話番号
記憶領域１３１が、記憶手段１００として設けられ、ま
た中央制御装置１２°内に電話番号転送制御部（ＮＴ）
１２２が転送手段２００として設けられている。

第２図および第３図において、発信者３が、自動車電話
交換機ｌに収容されている移動機４を呼出す為に、移動
機４の電話番号を含む着信信号ａを、一般電話交換機Ｍ
４２を介して自動車電話交換機１に伝達すると、自動車
電話交換ａ１の中央制御装置１２°は前述と同様に、収
容移動機に対して一斉呼出信号すを送信する。

被呼加入者が不在中の移動機４から所定時限Ｔ以内に応
答信号が返送されぬと、中央制御装置１２“は通話路′
ｆＩ４（ＮＷ）１１を制御して発信者３を音声応答装置
（ＡＲＵ）１５に接続し、音声応答装置１５が発生する
被呼加入者が無応答であり、発信者３が押しボタンダイ
ヤルを操作して発信者電話番号Ｎ１を送信すれば、後刻
被呼加入者に通知可能である旨を通報するメツセージＣ
“を返送する。

該メツセージＣ°を聴取した発信者３が、押しボタンダ
イヤルを操作して発信者電話番号Ｎ１を送出し、一般電
話交換機網２を介して自動車電話交換機１に伝達すると
、音声応答装置１５内に設けられた図示されぬＰＢ信号
受信器を介して発信者電話番号Ｎ１を受信した中央制御
装置１２“は、電話番号記憶制御部１２１を起動する。

起動された電話番号記憶制御部１２１は、発信者３から
伝達された発信者電話番号Ｎ１を、主記憶装置１３゛内
に設けられている発信者電話番号記憶領域１３１の着信
移動機４対応部に格納すると共に、音声応答装置１５か
ら発信者３に対して発信者電話番号Ｎ１を記憶完了した
旨を通報させる。

発信者電話番号Ｎｌの記憶を確認した発信者３は、一般
電話交換機網２を介して自動車電話交換機１に切断信号
ｄを伝達し、呼を放棄する。

なお発信者電話番号記憶領域１３１は、各着信移動機４
対応部に、複数の発信者電話番号Ｎ１乃至Ｎｎを記憶可
能である。

後刻移動機４に戻った加入者が、移動機４に電源を投入
すると、移動機４は自動車電話交換機１に対して発信者
電話番号収集要求信号ｅを伝達する。

発信者電話番号収集要求信号ｅを受信した中央制御装置
１２”は、電話番号転送制御部１２２を起動する。

起動された電話番号転送制御部１２２は発信者電話番号
記憶領域１３１を検索し、要求元の移動機４対応部に格
納されている発信者電話番号Ｎ１（乃至Ｎｎ）を抽出し
、移動機４に転送する。

移動機４においては、受信した発信者電話番号Ｎｌ　　
（乃至Ｎｎ）を内蔵するディスプレイ装置に表示する。

移動機４の加入者は、ディスプレイ装置に表示される発
信者電話番号Ｎｌ　　（乃至Ｎｎ）により、不在中に着
信した呼の発信者３を知ることが出来、必要により連絡
を取る。

以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、移動
機４の加入者は、不在中に着信した呼の発信者電話番号
Ｎｌ（乃至Ｎｎ）を後刻知ることが可能となり、必要に
応じて発信者３と連絡を取ることが出来る。

なお、第２図および第３図はあく迄本発明の一実施例に
過ぎず、例えば発信者電話番号Ｎ１の自動車電話交換機
１に対する伝達過程は図示されるものに限定されること
は無く、一般電話交換機網２から着信信号ａに含めて伝
達する、或いは回転ダイヤル式電話機を使用する発信者
３に対しては、一般電話交換機ｙＪ２から転送される発
信市外局番号（所謂ＭＡ）のみを記憶する等、他に幾多
の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は
変わらない。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、前記自動車電話交換機において
、移動機の加入者が不在中に着信した呼の発信者を知る
ことが可能となり、必要に応じて発信者に連絡が取れる
等、当該自動車電話交換機のサービス性が向上する。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理を示す図、第２図は本発明の一実
施例による自動車電話交換機を示す図、第３図は第２図
における不在時の着信過程の一例を示す図、第４図は従
来ある自動車電話交換機の一例を示す図、第５図は第４
図における不在時の着信過程の一例を示す図である。 図において、１は自動車電話交換機、２は一般電話交換
機網、３は発信者、４は移動機、１１は通話路網（ＮＷ
）　、１２および１２“は中央制御装置（ＣＣ）、１３
および１３″は主記憶装置（ＭＭ）　、１４は無応答通
知用発声装置（ＮＡＴ）、１５は音声応答装置（ＡＲＵ
）　、１００は記憶手段、１２１は電話番号記憶制御部
（ＮＭ）、１２２は電話番号転送制御部（ＮＴ）　、１
３１は発信者電話番号記憶領域、２００は転送手段、を
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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 自動車電話交換機（１）において、 着信した移動機（４）が無応答の際に、発信者の電話番
   号を記憶する記憶手段（１００）と、前記移動機（４）
   から発信者電話番号の収集を要求する信号が伝達された
   場合に、前記記憶手段（１００）に記憶済みの発信者電
   話番号を前記移動機（４）に転送する転送手段（２００
   ）とを設けることを特徴とする不在時着信呼通知方式。