JPH0583094A - フイルター回路 - Google Patents
フイルター回路Info
- Publication number
- JPH0583094A JPH0583094A JP3268349A JP26834991A JPH0583094A JP H0583094 A JPH0583094 A JP H0583094A JP 3268349 A JP3268349 A JP 3268349A JP 26834991 A JP26834991 A JP 26834991A JP H0583094 A JPH0583094 A JP H0583094A
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- JP
- Japan
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パルス信号の伝送線路の受端に発生したリン
ギング等のアナログノイズを除去する。 【構成】 シュミットトリガー回路2と、シュミットト
リガー回路2の出力信号をトリガー信号とし2種の時間
幅に応じた信号を出力し、それぞれのカウンタ回路7,
15で相互に制御する2つのタイマーブロックと、それ
ぞれのタイマーブロックの出力信号によりセット又はリ
セットされるSR型フリップフロップ回路11とからな
る。
ギング等のアナログノイズを除去する。 【構成】 シュミットトリガー回路2と、シュミットト
リガー回路2の出力信号をトリガー信号とし2種の時間
幅に応じた信号を出力し、それぞれのカウンタ回路7,
15で相互に制御する2つのタイマーブロックと、それ
ぞれのタイマーブロックの出力信号によりセット又はリ
セットされるSR型フリップフロップ回路11とからな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルター回路に関
し、特にパルス信号伝送路におけるフィルター回路に関
する。
し、特にパルス信号伝送路におけるフィルター回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、パルス信号伝送路において、パル
ス信号に重畳されたアナログノイズを除去する手段とし
て、シュミットトリガー回路を用いて前記アナログノイ
ズ成分を除去していた。
ス信号に重畳されたアナログノイズを除去する手段とし
て、シュミットトリガー回路を用いて前記アナログノイ
ズ成分を除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パルス信号に重畳され
たアナログノイズをシュミットトリガー回路で除去する
従来技術では、アナログノイズレベルがパルス信号に比
較して小さい場合は完全に除去することが可能である
が、アナログノイズレベルがシュミットトリガー回路の
スレッショルドレベルを越えるような場合にはアナログ
ノイズを除去することができない。
たアナログノイズをシュミットトリガー回路で除去する
従来技術では、アナログノイズレベルがパルス信号に比
較して小さい場合は完全に除去することが可能である
が、アナログノイズレベルがシュミットトリガー回路の
スレッショルドレベルを越えるような場合にはアナログ
ノイズを除去することができない。
【0004】本発明の目的は、パルス信号の伝送線路の
受端に発生したリンギング等のアナログノイズを除去す
るフィルター回路を提供することにある。
受端に発生したリンギング等のアナログノイズを除去す
るフィルター回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るフィルター回路においては、シュミッ
トトリガー回路の出力信号をトリガー信号とし2種の時
間幅に応じた信号を出力し、それぞれのカウンタ回路を
相互に制御する2つのタイマーブロックと、それぞれの
タイマーブロックの出力信号によりセット又はリセット
されるSR型フリップフロップとを有するものである。
め、本発明に係るフィルター回路においては、シュミッ
トトリガー回路の出力信号をトリガー信号とし2種の時
間幅に応じた信号を出力し、それぞれのカウンタ回路を
相互に制御する2つのタイマーブロックと、それぞれの
タイマーブロックの出力信号によりセット又はリセット
されるSR型フリップフロップとを有するものである。
【0006】また、アナログノイズの重畳された最小パ
ルス幅を仮にt0とするパルス信号からパルス信号成分
を抽出するフィルター回路であって、シュミットトリガ
ー回路のパルスノイズが重畳された出力信号の立ち上が
りエッジに同期してt0−Δt時間後に入力信号をサン
プリングする信号A1を出力し、この信号A1により後
述の第2のカウンタ回路を初期状態にリセットし、又サ
ンプリング時に入力信号がロウレベルの時に自らを初期
状態にリセットするとともにリセット信号A2を出力
し、リセット信号B1によっても自らを初期状態にリセ
ットし、またt0+Δt時間後に信号立ち上がりエッジ
検出信号A3を出力する第1のタイマー回路と、前記パ
ルスノイズが重畳された信号の立ち下がりエッジ同期し
てt0−Δt時間後に信号B1を出力し、この信号B1
で前記第1のカウンタ回路を初期状態にリセットし、前
記リセット信号A2においても自らを初期状態にリセッ
トし、またt0+Δt時間経過後に信号立ち下がりエッ
ジ検出信号B3を出力する第2のタイマー回路と、前記
信号立ち上がりエッジ検出信号A3によりセットされ、
また前記信号立ち下がりエッジ検出信号B3によりリセ
ットされるフリップフロップ回路とを有するものであ
る。
ルス幅を仮にt0とするパルス信号からパルス信号成分
を抽出するフィルター回路であって、シュミットトリガ
ー回路のパルスノイズが重畳された出力信号の立ち上が
りエッジに同期してt0−Δt時間後に入力信号をサン
プリングする信号A1を出力し、この信号A1により後
述の第2のカウンタ回路を初期状態にリセットし、又サ
ンプリング時に入力信号がロウレベルの時に自らを初期
状態にリセットするとともにリセット信号A2を出力
し、リセット信号B1によっても自らを初期状態にリセ
ットし、またt0+Δt時間後に信号立ち上がりエッジ
検出信号A3を出力する第1のタイマー回路と、前記パ
ルスノイズが重畳された信号の立ち下がりエッジ同期し
てt0−Δt時間後に信号B1を出力し、この信号B1
で前記第1のカウンタ回路を初期状態にリセットし、前
記リセット信号A2においても自らを初期状態にリセッ
トし、またt0+Δt時間経過後に信号立ち下がりエッ
ジ検出信号B3を出力する第2のタイマー回路と、前記
信号立ち上がりエッジ検出信号A3によりセットされ、
また前記信号立ち下がりエッジ検出信号B3によりリセ
ットされるフリップフロップ回路とを有するものであ
る。
【0007】
【作用】SR型フリップフロップをセットまたはリセッ
トさせることにより、パルスノイズを除去する。
トさせることにより、パルスノイズを除去する。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す回路図、図
2は、図1における各点の信号の波形を示す図である。
2は、図1における各点の信号の波形を示す図である。
【0010】まずはじめに図1の回路構成について説明
する。
する。
【0011】図1において、入力端子1が伝送線路の受
端であり、信号は、シュミットトリガー回路2に入力さ
れパルス信号に変換される。フィルター回路は、2つの
タイマー回路ブロックと、SR型フリップフロップ回路
11とに分けられる。
端であり、信号は、シュミットトリガー回路2に入力さ
れパルス信号に変換される。フィルター回路は、2つの
タイマー回路ブロックと、SR型フリップフロップ回路
11とに分けられる。
【0012】第1のタイマー回路ブロックは、入力パル
スの立ち上がりエッジに同期してセットされるフリップ
フロップ回路4と、フリップフロップ回路4の出力信号
の立ち上がりエッジに同期してフリップフロップ回路9
をセットする微少パルス信号を発生するワンショット回
路5と、フリップフロップ回路4の出力信号によりパル
ス発生回路3からのカウントパルスをカウンタに入力す
るアンドゲート回路6と、前記カウントパルスをカウン
トするカウンタ回路7と、カウンターの出力値と設定さ
れた2種のt0−Δt時間とt0+Δt時間とを比較し
て2つの比較信号を出力する比較回路8と、比較回路8
からのt0−Δt時間経過信号に同期して前記シュミッ
トトリガー回路の出力信号をサンプリングしサンプリン
グ時にサンプリング信号がロウレベルの時に出力信号を
反転するフリップフロップ回路9と、前記t0−Δt時
間経過信号に同期して負の微少リセット信号を後述する
第2のタイマーブロックへ送出するワンショット回路2
0と、フリップフロップ回路9の出力が反転したときに
同期してフリップフロップ回路4とカウンタ回路7と後
述する第2のタイマーブロックをリセットする負の微少
パルス信号を出力するワンショット回路10と、比較回
路8からの負論理のt0+Δt時間経過信号と前記ワン
ショット回路10からの負のリセット信号と後述する第
2のタイマーブロックからの負のリセット信号の論理和
をとり、この第1のタイマーブロックを初期状態にリセ
ットするアンド回路16とからなる。
スの立ち上がりエッジに同期してセットされるフリップ
フロップ回路4と、フリップフロップ回路4の出力信号
の立ち上がりエッジに同期してフリップフロップ回路9
をセットする微少パルス信号を発生するワンショット回
路5と、フリップフロップ回路4の出力信号によりパル
ス発生回路3からのカウントパルスをカウンタに入力す
るアンドゲート回路6と、前記カウントパルスをカウン
トするカウンタ回路7と、カウンターの出力値と設定さ
れた2種のt0−Δt時間とt0+Δt時間とを比較し
て2つの比較信号を出力する比較回路8と、比較回路8
からのt0−Δt時間経過信号に同期して前記シュミッ
トトリガー回路の出力信号をサンプリングしサンプリン
グ時にサンプリング信号がロウレベルの時に出力信号を
反転するフリップフロップ回路9と、前記t0−Δt時
間経過信号に同期して負の微少リセット信号を後述する
第2のタイマーブロックへ送出するワンショット回路2
0と、フリップフロップ回路9の出力が反転したときに
同期してフリップフロップ回路4とカウンタ回路7と後
述する第2のタイマーブロックをリセットする負の微少
パルス信号を出力するワンショット回路10と、比較回
路8からの負論理のt0+Δt時間経過信号と前記ワン
ショット回路10からの負のリセット信号と後述する第
2のタイマーブロックからの負のリセット信号の論理和
をとり、この第1のタイマーブロックを初期状態にリセ
ットするアンド回路16とからなる。
【0013】第2のカウンタ回路ブロックは、シュミッ
トトリガー回路2の出力信号を反転させるインバータ回
路12と、インバータ回路12の出力パルスの立ち上が
りエッジに同期してセットされるフリップフロップ回路
13と、フリップフロップ回路13の出力信号により前
記パルス発生回路3からのカウントパルスをカウンタに
入力するアンドゲート回路14と、カウントパルスをカ
ウントするカウンタ回路15と、カウンターの出力値と
設定された2種のt0−Δt時間とt0+Δt時間とを
比較して2つの比較信号を出力する比較回路17と、比
較回路17からのt0−Δt時間経過信号に同期して負
の微少リセット信号を前記第1のタイマーブロックへ出
力するワンショット回路18と、比較回路17からの負
論理のt0+Δt時間経過信号と第1のタイマーブロッ
クからの負のリセット信号の論理和をとり、この第2の
タイマーブロックを初期状態にリセットするアンド回路
19とからなる。
トトリガー回路2の出力信号を反転させるインバータ回
路12と、インバータ回路12の出力パルスの立ち上が
りエッジに同期してセットされるフリップフロップ回路
13と、フリップフロップ回路13の出力信号により前
記パルス発生回路3からのカウントパルスをカウンタに
入力するアンドゲート回路14と、カウントパルスをカ
ウントするカウンタ回路15と、カウンターの出力値と
設定された2種のt0−Δt時間とt0+Δt時間とを
比較して2つの比較信号を出力する比較回路17と、比
較回路17からのt0−Δt時間経過信号に同期して負
の微少リセット信号を前記第1のタイマーブロックへ出
力するワンショット回路18と、比較回路17からの負
論理のt0+Δt時間経過信号と第1のタイマーブロッ
クからの負のリセット信号の論理和をとり、この第2の
タイマーブロックを初期状態にリセットするアンド回路
19とからなる。
【0014】次に信号について説明する。図2の波形S
0が信号の送信端での出力波形である。この信号S0が
伝送路を経由して信号の受端側に到達した受信信号をS
1とする。この受信信号S1をシュミットトリガー回路
2に入力して波形整形を行った信号がS2である。信号
のノイズが大きいため、前記シュミットトリガー回路2
では完全にノイズの除去ができずにノイズ成分がパルス
として現れる。この信号S2はインバータ回路12に入
力され、パルス信号/S2が生成される。
0が信号の送信端での出力波形である。この信号S0が
伝送路を経由して信号の受端側に到達した受信信号をS
1とする。この受信信号S1をシュミットトリガー回路
2に入力して波形整形を行った信号がS2である。信号
のノイズが大きいため、前記シュミットトリガー回路2
では完全にノイズの除去ができずにノイズ成分がパルス
として現れる。この信号S2はインバータ回路12に入
力され、パルス信号/S2が生成される。
【0015】本発明の効果をわかりやすく説明するため
に図2に示すZ1とZ3の2つの区間に分けて回路動作
を説明する。
に図2に示すZ1とZ3の2つの区間に分けて回路動作
を説明する。
【0016】区間Z1では、元の信号S0の立ち下がり
エッジ近傍にパルスノイズが発生した状態を示す。区間
Z1では、パルス信号S2の最初の立ち上がりエッジで
フリップフロップ回路4がセットされる。このタイミン
グでフリップフロップ回路9もセットされると同時にゲ
ート回路6を通してカウントパルスがカウンタ回路7に
入力されカウンタ回路7はカウントを開始する。
エッジ近傍にパルスノイズが発生した状態を示す。区間
Z1では、パルス信号S2の最初の立ち上がりエッジで
フリップフロップ回路4がセットされる。このタイミン
グでフリップフロップ回路9もセットされると同時にゲ
ート回路6を通してカウントパルスがカウンタ回路7に
入力されカウンタ回路7はカウントを開始する。
【0017】又パルス信号/S2の最初の立ち上がりエ
ッジでフリップフロップ回路13がセットされカウンタ
回路7に続いてカウンタ回路15もカウントを開始す
る。しかし比較回路17よりも早く比較回路8の方がt
0−Δt時間経過信号A1を出力し、t0−Δt時間経
過信号A1に同期したリセット信号によりカウンタ回路
15とフリップフロップ回路13はリセットされ第2の
タイマーブロックは初期状態にもどる。
ッジでフリップフロップ回路13がセットされカウンタ
回路7に続いてカウンタ回路15もカウントを開始す
る。しかし比較回路17よりも早く比較回路8の方がt
0−Δt時間経過信号A1を出力し、t0−Δt時間経
過信号A1に同期したリセット信号によりカウンタ回路
15とフリップフロップ回路13はリセットされ第2の
タイマーブロックは初期状態にもどる。
【0018】t0−Δt時間経過信号A1が出力された
時点では、信号S2はハイレベルを保持しているためフ
リップフロップ回路9はリセットされない。よってカウ
ンタ回路7はカウントを継続し、負論理のt0+Δt時
間経過信号A3を出力する。この信号A3よりSRフリ
ップフロップがセットされると同時に信号A3によりカ
ウンタ回路7とフリップフロップ回路4はリセットさ
れ、この第1のタイマーブロックは初期状態に戻る。
時点では、信号S2はハイレベルを保持しているためフ
リップフロップ回路9はリセットされない。よってカウ
ンタ回路7はカウントを継続し、負論理のt0+Δt時
間経過信号A3を出力する。この信号A3よりSRフリ
ップフロップがセットされると同時に信号A3によりカ
ウンタ回路7とフリップフロップ回路4はリセットさ
れ、この第1のタイマーブロックは初期状態に戻る。
【0019】また第2のタイマーブロックのフリップフ
ロップ回路13は、前記t0−Δt時間経過の信号/S
2の立ち上がりエッジでセットされ、カウンタ回路15
は、カウントを開始し、続いてフリップフロップ回路4
も信号S1の立ち上がりエッジでセットされるため、カ
ウンタ回路7はカウントを開始する。しかし今回は、比
較回路8よりも早く比較回路17の方がt0−Δt時間
経過信号B1を出力するため、t0−Δt時間経過信号
B1に同期したリセット信号によりカウンタ回路7とフ
リップフロップ回路4はリセットされ、第1のタイマー
ブロックは初期状態に戻る。
ロップ回路13は、前記t0−Δt時間経過の信号/S
2の立ち上がりエッジでセットされ、カウンタ回路15
は、カウントを開始し、続いてフリップフロップ回路4
も信号S1の立ち上がりエッジでセットされるため、カ
ウンタ回路7はカウントを開始する。しかし今回は、比
較回路8よりも早く比較回路17の方がt0−Δt時間
経過信号B1を出力するため、t0−Δt時間経過信号
B1に同期したリセット信号によりカウンタ回路7とフ
リップフロップ回路4はリセットされ、第1のタイマー
ブロックは初期状態に戻る。
【0020】カウンタ回路15は、カウントを継続し、
比較回路17は負論理のt0+Δt時間経過信号B3を
出力する。この信号B3よりSRフリップフロップがリ
セットされると同時に信号B3によりカウンタ回路15
とフリップフロップ回路13はリセットされ、この第2
のタイマーブロックは初期状態に戻る。よって出力端子
21には、信号S1よりt0+Δt時間遅れてパルスノ
イズが除去された信号Cが出力される。
比較回路17は負論理のt0+Δt時間経過信号B3を
出力する。この信号B3よりSRフリップフロップがリ
セットされると同時に信号B3によりカウンタ回路15
とフリップフロップ回路13はリセットされ、この第2
のタイマーブロックは初期状態に戻る。よって出力端子
21には、信号S1よりt0+Δt時間遅れてパルスノ
イズが除去された信号Cが出力される。
【0021】区間Z3では、ノイズパルスが発生した状
態を示す。区間Z3では、パルス信号S2の最初の立ち
上がりエッジでフリップフロップ回路4がセットされ
る。このタイミングでフリップフロップ回路9もセット
されると同時にゲート回路6を通してカウントパルスが
カウンタ回路7に入力されカウンタ回路7はカウントを
開始する。
態を示す。区間Z3では、パルス信号S2の最初の立ち
上がりエッジでフリップフロップ回路4がセットされ
る。このタイミングでフリップフロップ回路9もセット
されると同時にゲート回路6を通してカウントパルスが
カウンタ回路7に入力されカウンタ回路7はカウントを
開始する。
【0022】又パルス信号/S2の最初の立ち上がりで
フリップフロップ回路13がセットされカウンタ回路7
に続いてカウンタ回路15もカウントを開始する。しか
し比較回路17よりも早く比較回路8のほうがt0−Δ
t時間経過信号A1を出力し、t0−Δt時間経過信号
A1に同期したリセット信号によりカウンタ回路15と
フリップフロップ回路13はリセットされ第2のカウン
タブロックは初期状態に戻る。
フリップフロップ回路13がセットされカウンタ回路7
に続いてカウンタ回路15もカウントを開始する。しか
し比較回路17よりも早く比較回路8のほうがt0−Δ
t時間経過信号A1を出力し、t0−Δt時間経過信号
A1に同期したリセット信号によりカウンタ回路15と
フリップフロップ回路13はリセットされ第2のカウン
タブロックは初期状態に戻る。
【0023】t0−Δt時間経過信号A1が出力された
時点では、信号S2はロウレベルのため、フリップフロ
ップ回路9はリセットされ、信号A5の立ち上がりエッ
ジに同期してワンショット回路10は負論理の微少リセ
ット信号A2を出力する。よってカウンタ回路7及びフ
リップフロップ回路4はリセットされ第1のタイマーブ
ロックも第2のタイマーブロックに続き初期状態に戻り
SRフリップフロップ回路11は動作せずパルスノイズ
信号は除去される。
時点では、信号S2はロウレベルのため、フリップフロ
ップ回路9はリセットされ、信号A5の立ち上がりエッ
ジに同期してワンショット回路10は負論理の微少リセ
ット信号A2を出力する。よってカウンタ回路7及びフ
リップフロップ回路4はリセットされ第1のタイマーブ
ロックも第2のタイマーブロックに続き初期状態に戻り
SRフリップフロップ回路11は動作せずパルスノイズ
信号は除去される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、アナログ
ノイズレベルがシュミットトリガー回路のスレッショル
ドレベルを越えるような場合においても図1のように回
路を構成することにより、シュミットトリガー回路によ
ってパルス信号に重畳されたパルスノイズを除去するこ
とができる。
ノイズレベルがシュミットトリガー回路のスレッショル
ドレベルを越えるような場合においても図1のように回
路を構成することにより、シュミットトリガー回路によ
ってパルス信号に重畳されたパルスノイズを除去するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の各点の信号波形図である。
1 入力端子(信号受端) 2 シュミットトリガー回路 3 カウントパルス回路 4,9,13 D型フリップフロップ回路 5,10,18,20 ワンショット回路 6,14,16,19 アンド回路 7,15 カウンタ回路 8,17 比較回路 11 SR型フリップフロップ回路 12 インバータ回路 21 出力端子
Claims (2)
- 【請求項1】 シュミットトリガー回路の出力信号をト
リガー信号とし2種の時間幅に応じた信号を出力し、そ
れぞれのカウンタ回路を相互に制御する2つのタイマー
ブロックと、 それぞれのタイマーブロックの出力信号によりセット又
はリセットされるSR型フリップフロップとを有するこ
とを特徴とするフィルター回路。 - 【請求項2】 アナログノイズの重畳された最小パルス
幅を仮にt0とするパルス信号からパルス信号成分を抽
出するフィルター回路であって、 シュミットトリガー回路のパルスノイズが重畳された出
力信号の立ち上がりエッジに同期してt0−Δt時間後
に入力信号をサンプリングする信号A1を出力し、この
信号A1により後述の第2のカウンタ回路を初期状態に
リセットし、又サンプリング時に入力信号がロウレベル
の時に自らを初期状態にリセットするとともにリセット
信号A2を出力し、リセット信号B1によっても自らを
初期状態にリセットし、またt0+Δt時間後に信号立
ち上がりエッジ検出信号A3を出力する第1のタイマー
回路と、 前記パルスノイズが重畳された信号の立ち下がりエッジ
同期してt0−Δt時間後に信号B1を出力し、この信
号B1で前記第1のカウンタ回路を初期状態にリセット
し、前記リセット信号A2においても自らを初期状態に
リセットし、またt0+Δt時間経過後に信号立ち下が
りエッジ検出信号B3を出力する第2のタイマー回路
と、 前記信号立ち上がりエッジ検出信号A3によりセットさ
れ、また前記信号立ち下がりエッジ検出信号B3により
リセットされるフリップフロップ回路とを有することを
特徴とするフィルター回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26834991A JP3211283B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | フィルター回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26834991A JP3211283B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | フィルター回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583094A true JPH0583094A (ja) | 1993-04-02 |
JP3211283B2 JP3211283B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=17457302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26834991A Expired - Lifetime JP3211283B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | フィルター回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211283B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014068208A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Yokogawa Electric Corp | チャタリング除去回路 |
JP2017022705A (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-26 | インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフトInfineon Technologies AG | オーバーシュート補償回路 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP26834991A patent/JP3211283B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014068208A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Yokogawa Electric Corp | チャタリング除去回路 |
JP2017022705A (ja) * | 2015-07-07 | 2017-01-26 | インフィネオン テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフトInfineon Technologies AG | オーバーシュート補償回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3211283B2 (ja) | 2001-09-25 |
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