JP2017022705A - オーバーシュート補償回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーバーシュート補償回路を提供する。【解決手段】入力信号のためのオーバーシュート補償回路は、入力信号のスルーレートを検出するように構成されているスルーレート検出回路と、入力信号のスルーレートの絶対値が所定の閾値以上である場合、所定のランタイムを初期設定するように構成されているランタイム回路と、所定のランタイムの期間のみ、入力信号のスルーレートを低下させるように構成されているローパスフィルタと、を有している。【選択図】図1

Description

ディジタルデシメーションフィルタにおいて、目標にする周波数応答は、関心のある信号が存在する周波数範囲にある平らな通過帯域と、ノイズ、エイリアス及び干渉が存在する周波数範囲において減衰が大きい阻止帯域と、によって特徴付けられている。通過帯域と阻止帯域との間の遷移は、理想的には、可能な限り急峻である。
デシメーションフィルタは、ステップ応答におけるレベルとしてのレベル間の変化が高速であるセンサ出力信号が、エラー状態を示唆するクリティカルな閾値を超えているか否かを観測するために使用することができる。図2Bから見て取れるように、ステップ応答は、参照番号230によって示唆されている大きいオーバーシュートを有しており、このオーバーシュートによって誤った警告がなされることも考えられる。このオーバーシュートは、実際の最終的なレベルよりも8%高く、このことは、閾値が実際に要求されるレベルよりも少なくとも10%高く設定されることを要求する。
1つの実施例による、オーバーシュート補償回路を有しているフィルタの概略図を示す。 フィルタ周波数応答のグラフを示す。 デシメーションフィルタのインパルス応答のグラフ及びデシメーションフィルタのステップ応答のグラフを示す。 デシメーションフィルタのステップ応答のグラフを示す。 1つの実施例による、入力信号オーバーシュートを補償するための方法のフローチャートを示す。
本発明は、オーバーシュートが生じる期間のみ入力信号のスルーレートを低下させることによってデシメーションフィルタの出力信号のオーバーシュートを補償する、方法及び回路に関する。
図1には、1つの実施例による、ディジタル入力信号に対するオーバーシュート補償回路を有している、フィルタ100の概略図が示されている。フィルタ100は、下記において詳細に説明するオーバーシュート補償回路と、デシメーションフィルタ(LPF)150と、を含んでいる。ディジタル入力信号のサンプリングレートを低下させるデシメーションフィルタ150は公知である。本開示は、デシメーションフィルタ150に供給される入力信号のオーバーシュート補償に着目する。
オーバーシュート補償回路は、スルーレート検出回路110と、ローパスフィルタ(LPF)ランタイム回路120と、イネーブル回路130と、LPF140と、を含んでいる。概要を述べると、スルーレート検出回路110は、入力信号のスルーレートを検出し、スルーレートの絶対値が所定の閾値以上か否か、換言すれば、オーバーシュートがデシメーションフィルタ150の出力に現れると予測されるか否かを求める。オーバーシュートが存在する場合、LPFランタイム回路120は、LPF140に関するランタイムを設定する。ランタイムは、オーバーシュートの予測される長さを基礎としている。続いて、イネーブル回路130は、そのようなオーバーシュートが生じる間のそのランタイムの期間のみLPF140をイネーブルし、即ち使用可能にし、通常はデシメーションフィルタ150によって実施されるように入力信号がフィルタリングされる前に、LPF140によって入力信号をフィルタリングする。オーバーシュート補償回路のそれらの個々の要素を下記においてより詳細に説明する。
スルーレート検出回路110は、入力信号のスルーレートを検出し、スルーレートが閾値以上であるか否かを求めるように構成されている。スルーレートは、公知のように、単位時間あたりの入力信号の最大変化率である。スルーレート検出回路110は、遅延回路と、閾値検出回路116と、ORゲート118と、を含んでいる。
遅延回路は、入力信号のスルーレートを求めるように構成されている。遅延回路は、遅延素子112及び減算器114を含んでおり、またそれらの素子は協働して、入力信号にステップが存在していたか否かを検出するために、入力信号の目下のサンプルと先行のサンプルとを比較することによって、入力信号のスロープ又は導関数を求める。遅延素子112は、スロープを形成するために、入力信号の先行のN(但し、Nは1以上)個のサンプルを記憶するように構成されている。減算器114は、先行のN個のサンプルを入力信号の目下のサンプルから減算し、スルーレートを出力するように構成されている。
Nの値は設計固有であり、平衡速度及び信頼性を要求する。Nの値が大きければ、遅延はより大きくなり、また過度に大きい場合には、N個のサンプルが収集される頃には、オーバーシュートが終わっている可能性もある。Nの値を小さくすると、応答は速くなるが、過度に速いと応答が誤った情報をもたらす虞がある。
閾値決定回路116は、スルーレートの絶対値が所定の閾値以上であるか否かを求め、閾値以上である場合には、デシメーションフィルタ150の出力信号における不所望なオーバーシュート又はアンダーシュートを惹起する可能性がある過度に急峻な入力信号を検出するように構成されている。閾値決定回路116は、オーバーシュート閾値回路116−1及びアンダーシュート閾値回路116−2を含んでいる。入力信号の変化が正の方向である場合には、オーバーシュート閾値回路116−1によって、入力信号のスルーレートが所定の閾値以上であるか否かを求める。それに対し、変化が負の方向である場合には、アンダーシュート閾値回路116−2によって、入力信号のスルーレートが所定の閾値以下であるか否かを求める。本開示全体を通して、「オーバーシュート」という語句は、一般にオーバーシュート又はアンダーシュートを意味するように意図されていることを言及しておく。所定の閾値が0である場合、閾値検出回路116は、入力信号が各点において過度に急峻であると解し、LPF140を恒常的に動作状態にする。
ORゲート118は、オーバーシュート閾値回路116−1の出力及びアンダーシュート閾値回路116−2の出力を受け取る。それらの出力のうちのいずれかが正である場合、即ち、オーバーシュート閾値回路116−1によって、入力信号のスルーレートが所定の閾値以上であって、デシメーションフィルタ150の出力信号にオーバーシュートが惹起されることが求められた場合、又は、アンダーシュート閾値回路116−2によって、入力信号のスルーレートが所定の閾値以下であって、デシメーションフィルタ150の出力信号にアンダーシュートが惹起されることが求められた場合、ORゲート118は対応するパルスを出力する。
このスルーレート検出回路110は単に一例である。意図する目的に適したものである限りは、スルーレート検出回路110の設計を変更することができる。
LPFランタイム回路120は、入力信号のスルーレートの絶対値が所定の閾値以上である場合、LPF140の所定のランタイムを初期設定するように構成されている。換言すれば、入力信号がデシメーションフィルタ150の出力においてオーバーシュート又はアンダーシュートを惹起する場合には、LPFランタイム回路120はランタイムをセットし、このランタイムにわたり、LPF140はイネーブルされ、LPF140は、デシメーションフィルタ150の出力におけるオーバーシュート又はアンダーシュートを補償するために、入力信号をフィルタリングする。
LPFランタイム回路120は、最大カウントレジスタ122と、カウンタ124と、比較器126と、を含んでいる。最大カウントレジスタ122は、入力信号によって惹起されるオーバーシュートを補償するためにLPF140が必要とする時間を表す最大カウンタ値を記憶する。カウンタ124は、(正又は負の)過度に急峻な入力信号が検出された場合、即ち、入力信号のスルーレートが所定の閾値の絶対値以上である場合、カウンタ値を最大カウンタ値に初期化する。続いて、カウンタ値は、カウンタが0に達するまで、ディジタル入力信号のサンプル毎に減分(デクリメント)される。カウンタが0に達する前に更にオーバーシュートが生じると、カウンタ124は、カウンタ値を最大カウンタ値に再び初期化する。比較器126は、カウンタ値が0より大きいことを求めるように構成されている。
イネーブル回路130は、所定のランタイムにわたり入力信号のスルーレートを低下させるために、LPF140をイネーブルするように構成されている。イネーブル回路130は、入力線0及び1を有しているマルチプレクサ132を含んでおり、2つの入力線は、比較器126から受け取った出力に基づき選択される。比較器126の出力が、カウンタ値は0より大きいことを示す場合、マルチプレクサ132は入力1を選択して、LPF140をイネーブルし、LPF140は係数αを使用して入力信号をフィルタリングする(即ち、入力信号のスルーレートを低下させる)。カウンタ値が0である場合、マルチプレクサ132は入力0を選択して、LPF140をディスエーブルする、即ち、LPF140を使用不能にする。LPF140は、入力信号がオーバーシュート又はアンダーシュートを惹起する場合にのみイネーブルされる。LPF140を恒常的にイネーブル状態にしておくことは望ましくない。何故ならば、LPF140は、付加的な遅延を発生させ、フィルタリングされた信号の周波数応答を変化させるからである。しかしながら、閾値を0に設定することによって、LPF140をディスエーブルすることが可能である。
LPF140は、次式の伝達関数を有している。
y(n)=y(n−1)×(1−α)+x(n)×α (式1)
ここで、x(n)は入力信号であり、y(n)はLPF140の出力信号であり、またαはLPF140のカットオフ周波数を規定するLPF140の係数である。カウンタ値に基づき、種々の係数αがLPF140に適用される。カウンタが0である場合には、α=1であり、フィルタリングは適用されない。即ち、入力信号のサンプルは、デシメーションフィルタ150に直接的に伝達される。カウンタが0でない場合、所望のα=α0が適用される。従って、LPF140は、カウンタが0でない期間にわたり入力信号のサンプルに対して付加的なフィルタリングを適用し、それによって、デシメーションフィルタ150の入力における入力信号のスルーレートを低下させる。αの値が小さくなると、LPF140がフィルタリングする入力信号の数は多くなる。αの固有値は、考えられる入力信号に関して既知である事項を基礎とした設計選択である。
最大カウンタ値は、デシメーションフィルタ150の形状に依存して、どれ程の数の入力信号のサンプルがオーバーシュートし続ける傾向にあるかに基づいてセットされる。例えば、最大カウンタ値は、サンプル4つ分の値にセットされる。LPF140のイネーブル状態が長くなるほど、入力信号によって惹起されるオーバーシュートは大きく低減される。択一的に、LPF140が比較的短い期間にわたりイネーブルされる場合には、LPF140によるフィルタリングは行われないデシメーションフィルタ150の通常の動作により早く復帰することができる。
択一的に、LPF140はコムフィルタであっても良いし、意図した目的に適したその他の任意のフィルタであっても良い。また、択一的な実施の形態においては、マルチプレクサ132を備えている別個のイネーブル回路130は設けられておらず、その代わりに、比較器126からの出力がLPF140に直接的に送信される。
図2Aには、デシメーションフィルタ150の周波数応答のグラフ200Aが示されている。このグラフ200Aにおいて、x軸は周波数を表しており、またy軸はデシベルを表している。図2Bには、デシメーションフィルタのインパルス応答及びデシメーションフィルタのステップ応答のグラフ200Bが示されている。グラフのx軸は正規化した時間を表しており、またy軸は正規化した振幅を表している。
曲線210Aは、平坦なインバンド(in-band)と、カットオフ周波数において始まる、インバンド外の減衰と、を有している、所望の周波数応答である。このフィルタのインパルス応答は、曲線210B−1によって表されており、また、このフィルタのステップ応答は、曲線210B−2によって表されている。残念ながら、このステップ応答210B−2はオーバーシュート230を有している。
曲線220Bは、早期の減衰に起因してインバンドが早々に低下しているので、曲線210Aのような所望の曲線ではない。しかしながら、インパルス応答220B−1及びステップ応答220B−2が示しているように、不所望なオーバーシュートは存在していない。
理想的には、フィルタによって、オーバーシュート230が生じない、曲線210Aを有している周波数応答がもたらされる。本開示において説明したように、オーバーシュート条件がオーバーシュート補償回路によって検出されると、LPF140は、オーバーシュートの間の短い期間にわたり入力信号を曲線220B(即ち、220B−1及び220B−2)の方向にフィルタリングし、オーバーシュートが終了した後に、再び曲線210A(即ち、210B−1及び210B−2)に戻す。
図3には、デシメーションフィルタ150のステップ応答のグラフ300が示されている。曲線310は、本発明のオーバーシュート補償回路を使用しない、デシメーションフィルタ150のステップ応答を表している。これに対し、曲線320は、オーバーシュート補償回路によるフィルタリングが行われる、デシメーションフィルタ150のステップ応答を表している。このグラフから見て取れるように、オーバーシュート補償回路は入力信号によって惹起されるオーバーシュートを低下させる。
図4には、1つの実施例による、入力信号によって惹起されるオーバーシュートを補償するための方法のフローチャート400が示されている。
ステップ410においては、スルーレート検出回路110が入力信号のスルーレートを検出する。
ステップ420においては、入力信号のスルーレートの絶対値が所定の閾値以上である場合、ランタイム回路が所定のランタイムを初期設定する。
ステップ430では、オーバーシュートが生じる間の所定のランタイムの期間のみ、LPF140が入力信号のスルーレートを低下させる。
上記においては、実施例に関連させて説明を行ったが、「例示的」という用語は、最善なもの又は最適なものを意味しているのではなく、単に一例を意味しているに過ぎないと解される。従って、本開示は、本発明の範囲に含まれると考えられる択一形態、修正形態及び等価形態をカバーすることを意図している。
本開示において、特定の実施の形態を図示して説明したが、当該技術分野に属する当業者であれば、本開示の範囲から逸脱することなく、種々の択一的な実施の形態及び/又は等価の実施の形態を、図示及び説明した特定の実施の形態に置換できることが分かる。本開示は、本開示において説明した特定の実施の形態のあらゆる任意の適合形態又はヴァリエーションをカバーすることを意図している。

Claims (20)

  1. 入力信号のためのオーバーシュート補償回路において、
    前記入力信号のスルーレートを検出するように構成されているスルーレート検出回路と、
    前記入力信号の前記スルーレートの絶対値が所定の閾値以上である場合、所定のランタイムを初期設定するように構成されているランタイム回路と、
    前記所定のランタイムの期間のみ、前記入力信号の前記スルーレートを低下させるように構成されているローパスフィルタと、
    を備えていることを特徴とする、
    オーバーシュート補償回路。
  2. 前記ローパスフィルタは、次式の伝達関数、即ち、
    y(n)=y(n−1)×(1−α)+x(n)×α
    を有しており、ここで、x(n)は前記入力信号であり、y(n)は前記ローパスフィルタの出力信号であり、αは前記ローパスフィルタの係数である、
    請求項1に記載のオーバーシュート補償回路。
  3. 前記ローパスフィルタは、コムフィルタである、
    請求項1に記載のオーバーシュート補償回路。
  4. 前記ランタイム回路は、カウンタを含んでおり、
    前記カウンタは、前記入力信号の前記スルーレートの前記絶対値が前記所定の閾値以上である場合、前記所定のランタイムに対応する最大カウンタ値にカウンタ値を初期化し、且つ、前記入力信号のサンプル毎に前記カウンタ値を減分するように構成されている、
    請求項1に記載のオーバーシュート補償回路。
  5. 前記ランタイム回路は、更に比較器を含んでおり、
    前記比較器は、前記カウンタ値が0より大きいことを求めるように構成されている、
    請求項4に記載のオーバーシュート補償回路。
  6. 前記オーバーシュート補償回路は、更にマルチプレクサを含んでおり、
    前記マルチプレクサは、前記カウンタ値が0より大きい間にだけ、前記入力信号の前記スルーレートを低下させるために、前記ローパスフィルタをイネーブルするように構成されている、
    請求項5に記載のオーバーシュート補償回路。
  7. 前記マルチプレクサは、前記カウンタ値が0になると、前記ローパスフィルタをディスエーブルするように構成されている、
    請求項6に記載のオーバーシュート補償回路。
  8. 前記スルーレート検出回路は、
    前記入力信号の前記スルーレートを求めるように構成されている遅延回路と、
    前記スルーレートの前記絶対値が前記所定の閾値以上であるか否かを求めるように構成されている閾値決定回路と、
    を含んでいる、
    請求項1に記載のオーバーシュート補償回路。
  9. 前記遅延回路は、
    前記入力信号の先行のN個(但しNは1以上)のサンプルを記憶するように構成されている遅延素子と、
    前記入力信号の前記先行のN個のサンプルを、前記入力信号の目下のサンプルから減算するように構成されている減算器と、
    を含んでいる、
    請求項8に記載のオーバーシュート補償回路。
  10. 請求項1に記載のオーバーシュート補償回路と、
    ローパスフィルタリングされた前記入力信号をフィルタリングするように構成されているデシメーションローパスフィルタと、
    を含んでいることを特徴とする、
    フィルタ。
  11. 入力信号によって惹起されるオーバーシュートを補償する方法において、
    スルーレート検出回路によって、前記入力信号のスルーレートを検出するステップと、
    前記入力信号の前記スルーレートの絶対値が所定の閾値以上である場合、ランタイム回路によって、所定のランタイムを初期設定するステップと、
    前記所定のランタイムの期間のみ、ローパスフィルタによって、前記入力信号の前記スルーレートを低下させるステップと、
    を備えていることを特徴とする、
    方法。
  12. 前記ローパスフィルタは、次式の伝達関数、即ち、
    y(n)=y(n−1)×(1−α)+x(n)×α
    を有しており、ここで、x(n)は前記入力信号であり、y(n)は前記ローパスフィルタの出力信号であり、αは前記ローパスフィルタの時定数である、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記ローパスフィルタは、コムフィルタである、
    請求項11に記載の方法。
  14. 更に、
    前記入力信号の前記スルーレートの前記絶対値が前記所定の閾値以上である場合、前記ランタイム回路のカウンタによって、前記所定のランタイムに対応する最大カウンタ値にカウンタ値を初期化するステップと、
    前記入力信号のサンプル毎に、前記ランタイム回路によって、前記カウンタ値を減分するステップと、
    を備えている、
    請求項11に記載の方法。
  15. 前記ランタイム回路の比較器によって、前記カウンタ値が0より大きいことを求める、
    請求項14に記載の方法。
  16. 更に、
    マルチプレクサによって、前記カウンタ値が0より大きい間にだけ、前記入力信号のスルーレートを低下させるために、前記ローパスフィルタをイネーブルするステップを備えている、
    請求項15に記載の方法。
  17. 更に、
    前記カウンタ値が0になると、前記マルチプレクサによって、前記ローパスフィルタをディスエーブルするステップを備えている、
    請求項16に記載の方法。
  18. 更に、
    前記スルーレート検出回路の遅延回路によって、前記入力信号の前記スルーレートを求めるステップと、
    前記スルーレート検出回路の閾値決定回路によって、前記スルーレートの前記絶対値が前記所定の閾値以上であるか否かを求めるステップと、
    を備えている、
    請求項11に記載の方法。
  19. 更に、
    前記遅延回路の遅延素子によって、前記入力信号の先行のN個(但しNは1以上)のサンプルを記憶するステップと、
    前記遅延回路の減算器によって、前記入力信号の前記先行のN個のサンプルを、前記入力信号の目下のサンプルから減算するステップと、
    を備えている、請求項18に記載の方法。
  20. 入力信号のためのオーバーシュート補償回路において、
    前記入力信号のスルーレートを検出するためのスルーレート検出手段と、
    前記入力信号の前記スルーレートの絶対値が所定の閾値以上である場合、所定のランタイムを初期設定するためのランタイム手段と、
    前記所定のランタイムの期間のみ、前記入力信号の前記スルーレートを低下させるためのローパスフィルタ手段と、
    を備えていることを特徴とする、
    オーバーシュート補償回路。
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