JP6291979B2 - 自己診断機能を有する入力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、入力信号をフィルタ回路などの外付コンデンサを有する回路を通じて入力する入力回路に関するものである。
従来より、ICによって構成される入力回路に入力信号を入力する際のノイズ除去のために、入力信号の信号経路中に外付コンデンサを含むフィルタ回路を備えるようにしている。このような入力回路においては、入力信号が入力されるIC入力端子から接続配線が外れるという入力端子のオープン故障が発生し得る。また、外付コンデンサが入力ラインから外れるという外付コンデンサのオープン故障やコンデンサの容量低下故障も発生し得る。このため、これらの問題が発生したことを検出できる機能が備えられる。例えば、2系統の入力回路で入力信号を入力し、各入力回路で入力された入力信号を比較することで常時異常検出を行うようにしている。
しかしながら、2系統の入力回路を備えるのは回路構成の複雑化を招き、コスト増の要因になることから1系統の入力回路で常時異常検出が行えるようにすることが望まれる。そこで、特許文献1において、検査コンデンサ方式を用いて外付コンデンサのオープン故障を検出することで、1系統の入力回路での常時異常検出を可能にする技術が提案されている。具体的には、入力回路の外部に設けられた検査コンデンサに対してチャージを行い、検査コンデンサに対してチャージを行った後、検査コンデンサをIC入力端子側に接続させることで外付コンデンサに電荷を移動させる。また、IC入力端子に繋がる入力ラインの電圧を検出し、電荷移動に伴う入力ラインの電圧変化を検出する。そして、外付コンデンサが正常に接続されていれば電圧変化が平滑化され、オープン故障が発生していたときには入力ラインの電圧がチャージされた電圧と同等の電圧となることから、入力ラインの電圧変化に基づいて、外付コンデンサと入力端子のオープン故障を検出している。
特開2012−145410号公報
しかしながら、特許文献1に記載の検査コンデンサ方式では、入力回路の外部に設けられた検査コンデンサに対してチャージを行ったのち、そのチャージされた電荷を外付コンデンサに移動させたときの入力ラインの電圧変化を利用している。このため、回路内に形成される内部寄生容量の影響が考えられ、検査コンデンサは内部寄生容量より大きな容量として外付けしている。また検査コンデンサを小さな容量とした場合は複数回チャージする方法も考えられる。これらの場合はそれぞれ外付け部品の増加、検出速度が遅くなることが懸念される。また検査コンデンサへのチャージおよび外付けフィルタコンデンサへの電荷移動は瞬間的な電荷移動を伴うため、高周波ノイズ放出も懸念される。
本発明は上記点に鑑みて、内部寄生容量の影響を抑制しつつ、検査コンデンサの部品増加によるコスト増加がなく、検出速度も早く、センサ信号の電圧変動を抑制し、かつ、高周波ノイズの発生を抑制できる自己診断機能を有する入力回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、自己診断時に制御信号を出力するコントローラ(8)と、コントローラの制御信号に基づいて1パルスもしくは複数パルスとされるパルス状の自己診断用電圧を発生させるパルス回路(12)と、パルス回路と入力端子との間に備えられる抵抗(R1、R2)と、コントローラからの制御信号に基づいて、自己診断時に、抵抗を介して入力ラインにパルス状の自己診断用電圧を印加し、パルス状の自己診断用電圧のハイレベル期間中とローレベル期間中それぞれの期間中における任意のタイミングでの入力ラインの電圧変化に基づいて、フィルタ回路のオープン故障もしくは入力端子のオープン不良を含む異常が発生しているか否かを判定する比較判定手段(14、20)と、を備えていることを特徴としている。
このように、入力ラインに対して抵抗を介してパルス回路が発生させるパルス状の自己診断用電圧を印加している。そして、パルス状の自己診断用電圧のハイレベル期間中とローレベル期間中それぞれの期間中における任意のタイミングでの入力ラインの電圧変化に基づいて、外付コンデンサのオープン故障および容量低下故障や端子オープンを含む異常が発生しているか否かを自己診断している。
このように、抵抗を介したパルス状の自己診断用電圧を印加したときの入力ラインでの電圧変化を確認するだけで異常検出が行えるため、一旦他の検査コンデンサにチャージしておいてからその電荷を外付コンデンサに瞬間的に移動させる必要がない。このため、検出速度が遅くなることはないし、抵抗で電荷移動速度が制限されるため、高周波ノイズが発生するという問題も減少できる。また、入力ラインの電圧変化を利用して自己診断を行っているが、従来のような検査コンデンサと外付コンデンサとの間の電荷の移動などに基づく電圧変化ではなく、パルス状の自己診断用電圧を印加したときの電圧変化であり、寄生容量による影響は小さい。よって、寄生容量の影響を抑制しつつ、検出速度も早く、かつ、高周波ノイズの発生を抑制できる自己診断機能を有する入力回路とすることが可能となる。またパルス状の自己診断用電圧の印加は短周期かつ必要最低限の回数とすることで入力信号側の電圧の変化を抑えることができ、定期的な常時異常検出が可能となる。
具体的には、請求項に記載の発明では、パルス回路にて、コントローラの制御信号に基づいて複数回のパルス状の自己診断用電圧を発生させ、比較判定手段では、複数回のパルス状の自己診断用電圧の1パルス目における該自己診断用電圧の立下り時の入力ラインの電圧と、2パルス目における該自己診断用電圧の立上り時の入力ラインの電圧と、の電圧変化に基づいて、もしくは、複数回のパルス状の自己診断用電圧の1パルス目における該自己診断用電圧の立上り時の入力ラインの電圧と、2パルス目における該自己診断用電圧の立下り時の入力ラインの電圧と、の電圧変化に基づいて、フィルタ回路のオープン故障もしくは入力端子のオープン不良を含む異常が発生しているか否かを判定することができる。
このように、例えば、1パルス目の立下り時の入力ラインの電圧と、2パルス目における該自己診断用電圧の立上り時の入力ラインの電圧と、の電圧変化に基づいて、もしくは、複数回のパルス状の自己診断用電圧の1パルス目における該自己診断用電圧の立上り時の入力ラインの電圧と、2パルス目における該自己診断用電圧の立下り時の入力ラインの電圧と、の電圧変化に基づいて、外付コンデンサのオープン故障および容量低下故障や端子オープンを含む異常が発生しているか否かを自己診断することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかるフィルタ回路5が接続された入力回路1の回路構成を示す図である。 入力信号発生源2が発生した入力信号と、自己診断時の一例を示したタイムチャートである。 自己診断時におけるパルス回路12の出力する自己診断用電圧と、正常時と異常時の入力ライン3(入力端子1a)の電圧変化を示したタイムチャートである。 本発明の第2実施形態にかかるフィルタ回路5が接続された入力回路1の回路構成を示す図である。 他の実施形態で説明するパルス極性を逆にした場合の自己診断時におけるパルス回路12の出力する自己診断用電圧と、正常時と異常時の入力ライン3(入力端子1a)の電圧変化を示したタイムチャートである。 他の実施形態で説明する単一パルスで自己診断を行う場合におけるパルス回路12の出力する自己診断用電圧と、正常時と異常時の入力ライン3(入力端子1a)の電圧変化を示したタイムチャートである。 他の実施形態で説明する複数パルスで自己診断を行う場合におけるパルス回路12の出力する自己診断用電圧と、正常時と異常時の入力ライン3(入力端子1a)の電圧変化を示したタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1に示すように、入力回路1は、アナログ信号で表される入力信号を入力し、それをAD変換してADデータ信号として外部に出力するものである。例えば、入力回路1としてはブレーキ液圧制御を行うためのブレーキECUに備えられるセンサ信号入力回路などを挙げることができる。その場合、入力回路1では、圧力センサや加速度センサ(Gセンサ)等のセンサから出力されるセンサ信号を入力信号として入力し、それをAD変換したADデータ信号をセンシング結果が示された信号として出力することになる。
図1に示すように、入力回路1は、例えばセンサなどの入力信号発生源2から出力される信号が伝えられる入力ライン3に接続される。入力ライン3には、入力信号発生源2と入力回路1の入力端子1aとの間において出力保護抵抗4が備えられていると共に、フィルタ回路5が備えられている。
フィルタ回路5は、外付抵抗6および外付コンデンサ7を有するRCフィルタを構成しており、外付抵抗6が入力ライン3に対して直列接続されていると共に外付コンデンサ7が入力ライン3に対して並列接続された構成とされている。
入力回路1は、ICによって構成されており、上記した入力端子1aを通じて入力ライン3に接続されている。本実施形態の場合、入力回路1は、コントローラ8に加え、入力信号を通常通りAD変換したADデータ信号を出力するための構成として、サンプルホールド(以下、S/Hという)回路9、制御スイッチ10およびAD変換器11を備えている。また、入力回路1は、異常検出用の構成として、パルス回路12、スイッチSW1〜SW3、第1、第2抵抗R1、R2、保持回路13および比較判定回路14も備えている。
コントローラ8は、入力回路1に備えられたS/H回路9、制御スイッチ10およびAD変換器11に対して制御信号を出力し、所定のサンプリング周期ごとに入力信号をAD変換してADデータ信号として出力させる。また、コントローラ8は、パルス回路12、スイッチSW1〜SW3、第1、第2抵抗R1、R2、保持回路13および比較判定回路14を制御し、異常の発生の有無について自己診断する。
S/H回路9は、コントローラ8からの制御信号に従って、所望のサンプリング周期ごとに入力信号のサンプリングを行う。制御スイッチ10は、S/H回路9とAD変換器11との接続状態を制御するものであり、S/H回路9にてサンプリングされた信号をAD変換器11に入力する。AD変換器11は、例えば複数のコンパレータなどを内蔵しており、S/H回路9でサンプリングされたアナログ信号で表される入力信号を複数のコンパレータにて大小比較し、その比較結果に応じたデジタル信号をADデータ信号として出力する。
パルス回路12は、コントローラ8からの制御信号に基づいてパルス状の自己診断用電圧(パルス信号)を発生させる。自己診断用電圧としては、パルス状の所定の正電圧(例えば5V)を2回以上の複数回、短周期で発生させている。このパルス回路12で発生させられた自己診断用電圧は、第1抵抗R1もしくは第2抵抗R2を介して入力ライン3に印加される。
スイッチSW1〜SW3は、入力ライン3への自己診断用電圧の印加を制御するものである。具体的には、パルス回路12にて自己診断用電圧が発生させられるタイミングでスイッチSW1がオンされ、スイッチSW2、SW3によって自己診断用電圧を第1、第2抵抗R1、R2のいずれを介して入力ライン3へ印加するかの切り替えを行っている。
第1、第2抵抗R1、R2は、フィルタ回路5に対応して汎用性を持たせるために備えられるものであり、異なる抵抗値に設定されている。フィルタ回路5に備えられた外付抵抗6の抵抗値Rfや外付コンデンサ7の容量値Cfに応じて、入力ライン3に対して接続しても良い抵抗値の許容範囲が異なる。このため、抵抗値Rfや容量値Cfに基づいて第1、第2抵抗R1、R2のいずれを用いるかを選択し、第1、第2抵抗R1、R2のうち選択した方を通じて入力ライン3に自己診断用電圧が入力されるようにスイッチSW2、SW3の切替えが行われる。
保持回路13は、保持タイミングの際にコントローラ8から制御信号が入力されると、その制御信号に基づいて入力ライン3の電圧を保持する。具体的には、保持タイミングは、パルス回路12によって形成されるパルス状の自己診断用電圧の1パルス目(以下、単に1パルス目という)の立下り時と2パルス目(以下、単に2パルス目という)の立上り時とされ、保持回路13は、これら各タイミングの入力ライン3の電圧をそれぞれ第1電圧V1と第2電圧V2として保持する。
比較判定回路14は、保持回路13より保持している第1、第2電圧V1、V2を入力し、これら第1、第2電圧V1、V2を比較することによって異常判定を行い、その判定結果に応じた異常判定信号を出力する。具体的には、比較判定回路14は、第1電圧V1と第2電圧V2の差V1−V2を演算すると共に、この差V1−V2が所定の閾値Th以下であるか否かを判定し、差V1−V2が閾値Th以下であれば正常、閾値Thを超えていれば異常と判定する。そして、比較判定回路14は、正常か異常かを示す異常判定信号を出力する。
このような構成により、本実施形態にかかる入力信号が伝えられる入力ライン3にフィルタ回路5が接続された入力回路1が構成されている。このような入力回路1により、入力信号がAD変換されたADデータ信号が出力されると共に、異常判定結果を示す異常判定信号が出力されることで、外部に備えられた制御装置などにそれらが伝えられる。これにより、制御装置は、例えばセンサによるセンシング結果や外付コンデンサ7のオープン故障および容量低下故障や入力ライン3中における入力端子1aのオープン不良(端子オープン)を含む異常判定結果を把握することが可能となる。したがって、制御装置は、センシング結果に基づいてブレーキ制御などの各種制御を行ったり、異常時には各種制御の介入を中止するなどの処置を取ることができる。
なお、入力回路1の入力端子1aに接続された容量15は寄生容量であり、外付コンデンサ7の容量値Cfよりも十分に小さな容量値C2となっている。
続いて、上記のように構成された入力回路1による自己診断方法の詳細について、図2および図3を参照して説明する。
図2に示すように、入力信号発生源2は、アナログ信号で表される所定の入力信号を発生している。例えば、入力信号発生源2が車に搭載されたブレーキ液圧制御用のセンサである場合には、0V〜5Vの範囲において、センシング結果に応じたセンサ信号を入力信号として発生させている。
自己診断時ではない通常時には、所定のサンプリング周期ごとにS/H回路9にて入力信号がサンプリングされると共に、制御スイッチ10を介してAD変換器11に入力信号が入力される。これにより、AD変換器11にて入力信号がAD変換され、それに応じたADデータ信号がAD変換器11から出力される。
そして、図2中Taで示したように自己診断時になると、コントローラ8からの制御信号に基づいて、パルス回路12にてパルス状の自己診断用電圧が発生させられると共に、スイッチSW1がオンされ、スイッチSW2、SW3の切替えが行われる。これにより、スイッチSW2、SW3にて選択された第1抵抗R1もしくは第2抵抗R2を介して自己診断用電圧が入力ライン3に印加され、自己診断用電圧に基づいて入力ライン3(入力端子1a)の電圧が変化する。
このとき、入力ライン3において外付コンデンサ7や入力ライン3における入力端子1aの接続が正常であれば、入力ライン3の電圧上昇の時定数が第1、第2抵抗R1、R2や外付コンデンサ7の容量値Cfおよび寄生容量15の容量値C2によって決まる。このため、図3に示した通り、入力端子1aの電圧は、短時間のみのパルス状の自己診断用電圧の印加では、拡大スケールで見ればある程度変動があるものの、通常スケールで見れば殆ど変動が生じない。
これに対して、入力ライン3に対して外付コンデンサ7が正常に接続されていないオープン故障や端子オープンが発生している場合には、入力ライン3の電圧上昇の時定数が第1、第2抵抗R1、R2や寄生容量15の容量値C2によって決まることになる。このため、図3に示した通り、入力端子1aの電圧は、短時間のみのパルス状の自己診断用電圧の印加であっても大きく変動し、ほぼパルス状の自己診断用電圧と同様の電圧変化となる。
したがって、1パルス目の立下り時と2パルス目の立上り時における入力端子1aの第1、第2電圧V1、V2を保持し、これらの差V1−V2を求める。具体的には、1パルス目の立下り時の第1電圧V1は、1パルス目の印加によって自己診断用電圧の印加に基づいて最も入力端子1aの電圧が大きくなったときの電圧である。また、2パルス目の立上り時の第2電圧V2は、1パルス目の印加による入力端子1aの電圧の上昇が収まって最も入力端子1aの電圧が小さくなったときの電圧である。したがって、これら1パルス目の立下り時の第1電圧V1と2パルス目の立上り時の第2電圧V2との差V1−V2は、外付コンデンサ7が正常に接続されていれば小さな値となり、外付コンデンサ7のオープン故障や端子オープンを含む異常が生じると大きな値となる。よって、差V1−V2を閾値Thと比較し、差V1−V2が所定の閾値Th以下であれば正常、閾値Thを超えていれば異常と判定することができる。
以上説明したように、入力ライン3に対してパルス回路12が発生させるパルス状の自己診断用電圧を印加し、1パルス目の立下り時と2パルス目の立上り時のときの第1、第2電圧V1、V2の差V1−V2を求めるようにしている。また、この差V1−V2を閾値Thと大小比較することで、外付コンデンサ7のオープン故障や端子オープンを含む異常が発生しているか否かを自己診断している。なお、以上は一例でありパルス極性を逆とした場合は第1電圧、第2電圧の保持タイミングの立上がり、立下りを入れ替えることで同様の機能が成立する。
このように、パルス状の自己診断用電圧を印加したときの入力ライン3での電圧変化を確認するだけで異常検出が行えるため、一旦他の検査コンデンサにチャージしておいてからその電荷を外付コンデンサ7に移動させる必要もない。このため、検出速度が遅くなることはないし、抵抗で電荷移動速度が制限されるため高周波ノイズが発生するという問題も減少できる。また、入力ライン3の電圧変化を利用して自己診断を行っているが、従来のような検査コンデンサと外付コンデンサとの間の電荷の移動などに基づく電圧変化ではなく、抵抗を介したパルス状の自己診断用電圧を印加したときの電圧変化であり、寄生容量15による影響は小さく、高周波ノイズも抑制できる。よって、本実施形態によれば、寄生容量15の影響を抑制しつつ、検出速度も早く、かつ、高周波ノイズの発生を抑制できる自己診断機能を有する入力回路1とすることが可能となる。またパルス状の自己診断用電圧を印加は短周期かつ必要最低限の回数とすることで入力信号側の電圧の変化を抑えることができ、定期的な常時異常検出が可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して制御スイッチ10や保持回路13の構成を変更すると共に比較判定回路14に代えて他の構成を備えたものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図4に示すように、本実施形態では、保持回路13をS/H回路9(以下、第1S/H回路という)とは別に入力ライン3の電圧をサンプルホールドする第2、第3S/H回路13a、13bにて構成している。さらに、制御スイッチ10を例えばマルチプレクサによって構成し、第1S/H回路9および第2、第3S/H回路13a、13bで保持されている電圧の1つを選択してAD変換器11に入力する選択スイッチとしている。
また、比較判定回路14に代えて、レジスタ部20を備えている。レジスタ部20は、AD変換器11にてAD変換された後のADデータ信号を入力し、それが示すADデータを保持するなどを処理を行う。具体的には、レジスタ部20には、第1S/H回路9にてサンプルホールドした入力信号をAD変換した結果を保持すると共に出力する変換結果レジスタ20aが備えられている。また、レジスタ部20には、第2、第3S/H回路9にてサンプルホールドした電圧をAD変換した結果を保持する第2、第3S/H変換レジスタ20b、20cも備えられている。さらに、レジスタ部20には、第2、第3S/H変換レジスタ20b、20cに保持された結果の差を演算する第2−第3S/Hレジスタ20dや、その差に基づいて異常判定を行い、その判定結果を保持すると共に出力する比較判定レジスタ20eも備えられている。
以上のようにして入力回路1を構成することもできる。このような入力回路1は、次のように動作する。
まず、自己診断時ではない通常時には、コントローラ8からの制御信号に基づいて制御スイッチ10が制御され、第1S/H回路9で保持された電圧がAD変換器11に入力される。このため、AD変換器11からは、入力信号を通常通りAD変換したADデータ信号が出力される。一方、レジスタ部20にも、コントローラ8からの制御信号が入力され、自己診断時であるか通常の入力信号をAD変換したADデータ信号が入力されるタイミングであるかが伝えられる。そして、通常時には、AD変換器11から出力されたADデータ信号を変換結果レジスタ20aに保持し、これがADデータ信号として出力されることで、外部に備えられた制御装置などに伝えられる。
また、自己診断時には、コントローラ8からの制御信号に基づいて、パルス回路12にてパルス状の自己診断用電圧が発生させられると共に、スイッチSW1がオンされ、さらにスイッチSW2、SW3の切替えが行われる。これにより、スイッチSW2、SW3にて選択された第1抵抗R1もしくは第2抵抗R2を介して自己診断用電圧が入力ライン3に印加され、入力ライン3の電圧が自己診断用電圧に基づいて変化する。このときの入力ライン3の電圧変化の様子は第1実施形態と同様であり、外付コンデンサ7のオープン故障および容量低下故障や端子オープンを含む異常が発生しているか否かに応じて異なった変化になる。
さらに、自己診断時における1パルス目の立下り時には、コントローラ8の制御信号に基づいて第2S/H回路13aにて入力ライン3の電圧が保持される。また、同時に、コントローラ8からの制御信号に基づいて制御スイッチ10が制御されて、第2S/H回路13aに保持された電圧がAD変換器11に入力される。同様に、2パルス目の立上り時には、コントローラ8の制御信号に基づいて第3S/H回路13bにて入力ライン3の電圧が保持される。また、同時に、コントローラ8からの制御信号に基づいて制御スイッチ10が制御されて、第3S/H回路13bに保持された電圧がAD変換器11に入力される。
そして、レジスタ部20では、コントローラ8の制御信号に基づいて1パルス目の立下がり時と2パルス目の立上り時とを区別し、AD変換器11から入力されたADデータ信号を保持する。すなわち、1パルス目の立下り時にAD変換器11から入力されたADデータを第2S/H変換レジスタ20bに保持し、2パルス目の立上り時にAD変換器11から入力されたADデータを第3S/H変換レジスタ20cに保持する。また、これら第2、第3S/H変換レジスタ20b、20cに保持された結果の差が第2−第3S/Hレジスタ20dで演算され、その差が閾値Thを超えるか否かに基づいて、比較判定レジスタ20eで異常判定が行われ、その判定結果が保持されると共に外部に出力される。
このように、保持回路13を第2、第3S/H回路13a、13bにて構成し、通常時の入力信号をサンプルホールドする第1S/H回路9に加えて、自己診断時に第2、第3S/H回路13a、13bで入力ライン3の電圧をサンプルホールドする。そして、これらをAD変換器11でAD変換したADデータについて差を求め、その差から異常の発生の有無について自己診断するようにしている。このような構成としても、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、入力回路1として、入力信号をAD変換してADデータ信号として外部に出力するAD変換機能を有した構成としたが、入力信号を信号処理して外部に出力する他の機能を有するようなものであっても構わない。
また、上記実施形態では、汎用性を持たせるために、第1、第2抵抗R1、R2を備え、スイッチSW2、SW3にて第1、第2抵抗R1、R2のいずれかを選択してパルス回路12と入力ライン3との間に接続されるようにしている。しかしながら、単一の抵抗が備えられた構成や3つ以上の抵抗が備えられた構成であっても構わない。
また、上記実施形態では、パルス極性をL(ローレベル)H(ハイレベル)の順を想定し説明したがパルス極性が逆にHLの順となっても構わない。この場合、自己診断時におけるパルス回路12の出力する自己診断用電圧と、正常時と異常時の入力ライン3(入力端子1a)の電圧変化は図5のように表される。したがって、第1電圧、第2電圧の保持タイミングの立上りと立下りを入れ替え、また差電圧を逆に演算することで同様の機能となる。
また、上記実施形態では、パルス状の自己診断用電圧の1パルス目の立下り時と2パルス目の立上り時などのように、パルスエッジの電圧を第1電圧と第2電圧として保持するようにした。しかしながら、これらは単なる一例を示したのであり、他のタイミングを第1、第2電圧として保持しても良いし、パルス数も2パルスに限るものではない。
例えば、自己診断用電圧の1パルス分のみで第1、第2電圧を得ることもできる。すなわち、図6に示すように、自己診断用電圧の単一パルスの立上り時以降から立下り時以前までの任意のタイミングと、立下り時以降の任意のタイミングの電圧をそれぞれ第1電圧と第2電圧として保持し、これら第1、第2電圧の差に基づいて自己診断を行うこともできる。
また、自己診断用電圧を複数パルスとして、そのうちの任意のパルスの立上り時以降から立下り時以前までの任意のタイミングと立下り時以降から立上り時以前の任意のタイミングの電圧をそれぞれ第1電圧と第2電圧として保持し、これら第1、第2電圧の差に基づいて自己診断を行うようにしても良い。例えば、図7に示すように、自己診断用電圧のパルスを複数回出力し、隣り合う2パルスの最初のパルスの立上り時以降から立下り時以前の任意のタイミングを第1電圧とし、次のパルスの立下り時以降から立上り時以前の任意のタイミングを第2電圧とすることができる。
つまり、自己診断用電圧が1パルスと複数パルスのいずれの場合であったとしても、そのパルスがハイレベルの期間中(パルスの立上り時以降から立下り時以前までの期間)とローレベルの期間中(パルスの立下り時以降の期間)の電圧を第1、第2電圧とすることができる。そして、これらの電圧変化に基づいて、フィルタ回路5のオープン故障もしくは入力端子1aのオープン不良を含む異常が発生しているか否かを判定することができる。
1…入力回路、1a…入力端子、2…入力信号発生源、3…入力ライン、4…出力保護抵抗、5…フィルタ回路、6…外付抵抗、7…外付コンデンサ、8…コントローラ、9…S/H回路、10…制御スイッチ、11…AD変換器、12…パルス回路、13…保持回路、14…比較判定回路、15…寄生容量、20…レジスタ部、20a…変換結果レジスタ、20b…第2S/H変換レジスタ、20c…第3S/H変換レジスタ、20d…第2−第3S/Hレジスタ、20e…比較判定レジスタ

Claims (5)

  1. 入力端子(1a)を有し、入力信号発生源(2)から出力される入力信号を伝える入力ライン(3)に対して前記入力端子が接続され、前記入力ラインにおける前記入力信号発生源と前記入力端子との間に、前記入力ラインに対して並列接続された外付コンデンサ(7)を有するフィルタ回路(5)が備えられる入力回路であって、
    自己診断時に制御信号を出力するコントローラ(8)と、
    前記コントローラの制御信号に基づいて1パルスもしくは複数パルスとされるパルス状の自己診断用電圧を発生させるパルス回路(12)と、
    前記パルス回路と前記入力端子との間に備えられる抵抗(R1、R2)と、
    前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記自己診断時に、前記抵抗を介して前記入力ラインに前記パルス状の自己診断用電圧を印加し、前記パルス状の自己診断用電圧のハイレベル期間中とローレベル期間中それぞれの期間中における任意のタイミングでの前記入力ラインの電圧変化に基づいて、前記フィルタ回路のオープン故障もしくは前記入力端子のオープン不良を含む異常が発生しているか否かを判定する比較判定手段(14、20)と、を備え
    前記パルス回路は、前記コントローラの制御信号に基づいて複数回のパルス状の自己診断用電圧を発生させ、
    前記比較判定手段は、前記複数回のパルス状の自己診断用電圧の1パルス目における該自己診断用電圧の立下り時の前記入力ラインの電圧と、2パルス目における該自己診断用電圧の立上り時の前記入力ラインの電圧と、の電圧変化に基づいて、もしくは、前記複数回のパルス状の自己診断用電圧の1パルス目における該自己診断用電圧の立上り時の前記入力ラインの電圧と、2パルス目における該自己診断用電圧の立下り時の前記入力ラインの電圧と、の電圧変化に基づいて、前記フィルタ回路のオープン故障もしくは前記入力端子のオープン不良を含む異常が発生しているか否かを判定することを特徴とする入力回路。
  2. 前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記1パルス目における前記自己診断用電圧の立下り時の前記入力ラインの電圧である第1電圧(V1)を保持すると共に、前記2パルス目における前記自己診断用電圧の立上り時の前記入力ラインの第2電圧(V2)を保持する、もしくは、前記1パルス目における前記自己診断用電圧の立上り時の前記入力ラインの電圧である第1電圧(V1)を保持すると共に、前記2パルス目における前記自己診断用電圧の立下り時の前記入力ラインの第2電圧(V2)を保持する保持回路(13)を有し、
    前記比較判定手段は、前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記保持回路で保持された前記第1電圧と前記第2電圧の差(V1−V2)を演算すると共に、該差が所定の閾値(Th)よりも大きければ異常と判定し、小さければ正常と判定することを特徴とする請求項に記載の入力回路。
  3. 前記自己診断時とは異なる通常時に、前記入力信号をサンプルホールドする第1サンプルホールド回路(9)と、
    前記自己診断時に、前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記1パルス目における前記自己診断用電圧の立下り時に前記入力ラインの電圧である第1電圧(V1)をサンプルホールドする第2サンプルホールド回路(13a)と、前記2パルス目における前記自己診断用電圧の立上り時に前記入力ラインの第2電圧(V2)をサンプルホールドする第3サンプルホールド回路(13c)を含む保持回路(13)と、
    前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記通常時には第1サンプルホールド回路で保持された電圧を選択し、前記1パルス目における前記自己診断用電圧の立下り時には前記第2サンプルホールド回路で保持された電圧を選択し、前記2パルス目における前記自己診断用電圧の立上り時には前記第3サンプルホールド回路で保持された電圧を選択する制御スイッチ(10)と、
    前記制御スイッチで選択された電圧を入力し、該電圧をAD変換すると共に該AD変換したADデータ信号を出力するAD変換器(11)と、
    前記ADデータ信号を入力し、前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記通常時には、前記ADデータ信号に基づいて前記入力信号をAD変換した結果を出力し、前記自己診断時には、前記1パルス目における前記自己診断用電圧の立下り時の前記ADデータ信号が示すADデータと前記2パルス目における前記自己診断用電圧の立上り時の前記ADデータ信号が示すADデータとの差を演算すると共に、該差が所定の閾値(Th)よりも大きければ異常と判定し、小さければ正常と判定するレジスタ部(20)と、を備えていることを特徴とする請求項に記載の入力回路。
  4. 前記自己診断時とは異なる通常時に、前記入力信号をサンプルホールドする第1サンプルホールド回路(9)と、
    前記自己診断時に、前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記1パルス目における前記自己診断用電圧の立上り時に前記入力ラインの電圧である第1電圧(V1)をサンプルホールドする第2サンプルホールド回路(13a)と、前記2パルス目における前記自己診断用電圧の立下り時に前記入力ラインの第2電圧(V2)をサンプルホールドする第3サンプルホールド回路(13c)を含む保持回路(13)と、
    前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記通常時には第1サンプルホールド回路で保持された電圧を選択し、前記1パルス目における前記自己診断用電圧の立上り時には前記第2サンプルホールド回路で保持された電圧を選択し、前記2パルス目における前記自己診断用電圧の立下り時には前記第3サンプルホールド回路で保持された電圧を選択する制御スイッチ(10)と、
    前記制御スイッチで選択された電圧を入力し、該電圧をAD変換すると共に該AD変換したADデータ信号を出力するAD変換器(11)と、
    前記ADデータ信号を入力し、前記コントローラからの制御信号に基づいて、前記通常時には、前記ADデータ信号に基づいて前記入力信号をAD変換した結果を出力し、前記自己診断時には、前記1パルス目における前記自己診断用電圧の立上り時の前記ADデータ信号が示すADデータと前記2パルス目における前記自己診断用電圧の立下り時の前記ADデータ信号が示すADデータとの差を演算すると共に、該差が所定の閾値(Th)よりも大きければ異常と判定し、小さければ正常と判定するレジスタ部(20)と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の入力回路。
  5. 前記抵抗として、抵抗値の異なる第1抵抗(R1)と第2抵抗(R2)が備えられており、
    前記パルス回路と前記入力端子との間に、前記第1抵抗と前記第2抵抗のいずれか一方を接続するスイッチ(SW2、SW3)を有し、
    前記第1抵抗と前記第2抵抗のうち前記スイッチにて前記パルス回路と前記入力端子との間に接続された方を介して、前記自己診断用電圧が前記入力ラインに印加されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の入力回路。
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