JP2011077847A - A/dコンバータ及びそのオープン検出方法 - Google Patents

A/dコンバータ及びそのオープン検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リーク電流の影響が少ないオープン検出を可能にしたA/Dコンバータを提供すること。
【解決手段】本発明にかかるA/Dコンバータは、入力電圧に応じた電荷を蓄積するサンプリングコンデンサ104と、サンプリングコンデンサ104を初期化する初期化スイッチ105と、外部入力端子107とサンプリングコンデンサ104との接続状態を切り替えるサンプルホールドスイッチ106と、外部入力端子107とサンプルホールドスイッチ106とを接続する入力ノードに蓄積された電荷を抵抗を介して初期化する寄生容量初期化スイッチ108と、を備える。このような回路構成により、リーク電流の影響が少ないオープン検出が可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、A/Dコンバータ及びそのオープン検出方法に関するものである。
マイコン等の制御回路を備える制御装置において、センサから取り込まれたアナログ信号を制御回路に読み込む際、A/Dコンバータ(A/D変換器)によってアナログ信号をデジタル信号に変換する必要がある。このとき、特に車両システム等では、センサあるいはA/Dコンバータの故障が動作に大きく影響を及ぼす。そのため、センサ及びA/Dコンバータの故障を検出して制御装置の動作を保証するような策を講じる必要がある。
特許文献1に示されるオープン検出回路を備えたA/Dコンバータのブロック図を図13に示す。この例では、A/Dコンバータは、外部からの入力信号を選択的に指定して出力する入力Ch選択SW部20と、入力電圧に応じた電荷を蓄積するS/HコンデンサC1と、外部入力端子とS/HコンデンサC1との接続状態を切り替えるスイッチSW1と、S/HコンデンサC1に蓄積された電荷を初期化するS/Hコンデンサ初期化SW25と、各機能ブロックの動作を制御するAD変換制御部22と、を備える。
この例に示すように、S/HコンデンサC1に蓄積された電荷がS/Hコンデンサ初期化SW25によって初期化される。ここで、S/HコンデンサC1に異常がある場合あるいはセンサからの入力系統に断線異常(入力端子オープン)がある場合は、A/D変換を実行しても、S/HコンデンサC1に電荷が蓄積されない。よって、このときのS/HコンデンサC1に蓄積されている電荷は、S/HコンデンサC1を初期化した状態のままである。
ここで、S/HコンデンサC1を初期化する際のアナログ電圧値を、基準電圧の下側基準電圧(VREF−)、即ち、基準電圧の0%相当の値とする。また、故障判定値範囲(オープン検出電圧範囲)を例えば基準電圧の10%以下相当の値とする。このとき、アナログ信号源から入力端子の間、あるいはA/D変換器内部の入力端子からコンデンサの間で断線などの異常が発生した場合には、S/HコンデンサC1は初期化された状態のままなので入力系の異常と判定される。したがって、本構成によってA/Dコンバータの故障を検出(以下、オープン検出と称する)することが可能である。
特開2005−184118号公報
しかし、実際には、外部入力端子にデバイス破壊防止用として保護ダイオード等のリーク電流源が備えられる場合がほとんどである。そのため、入力端子オープンの場合でも、保護ダイオード等から流れ込むリーク電流によって寄生容量に電荷が蓄積されてしまう。それにより、初期化したS/Hコンデンサの電位も変動してしまい、精度の高いオープン検出ができないという問題点があった。
つまり、従来技術のA/Dコンバータのオープン検出回路では、リーク電流により精度の高いオープン検出ができないという問題があった。
本発明にかかるA/Dコンバータは、入力電圧に応じた電荷を蓄積するサンプリングコンデンサ(例えば、本発明の実施の形態1におけるサンプリングコンデンサ104)と、前記サンプリングコンデンサを初期化する第1の初期化スイッチ(例えば、本発明の実施の形態1における初期化スイッチ105)と、外部入力端子(例えば、本発明の実施の形態1における外部入力端子107)と前記サンプリングコンデンサとの接続状態を切り替えるサンプルホールドスイッチ(例えば、本発明の実施の形態1におけるサンプルホールドスイッチ106)と、前記入力端子と前記サンプルホールドスイッチとを接続する入力ノードに蓄積された電荷を抵抗を介して初期化する第2の初期化スイッチ(例えば、本発明の実施の形態1における寄生容量初期化スイッチ108)と、を備える。
上述のような構成により、リーク電流源によって寄生容量に蓄積された電荷を初期化することができ、リーク電流の影響が少ないオープン検出が可能である。
また、本発明にかかるA/Dコンバータのオープン検出方法は、サンプリングコンデンサ(例えば、本発明の実施の形態1におけるサンプリングコンデンサ104)を初期化し、外部入力端子(例えば、本発明の実施の形態1における外部入力端子107)と前記サンプリングコンデンサとの接続状態を切り替えるサンプルホールドスイッチ(例えば、本発明の実施の形態1におけるサンプルホールドスイッチ106)と、前記入力端子と、を接続する入力ノードに蓄積された電荷を初期化し、入力電圧に応じた電荷を前記サンプリングコンデンサに蓄積し、前記サンプリングコンデンサに蓄積された電荷に基づいてオープン検出するものである。
上述のような方法により、リーク電流源によって寄生容量に蓄積された電荷を初期化することができ、リーク電流の影響が少ないオープン検出が可能である。
本発明により、リーク電流の影響が少ないオープン検出が可能なA/Dコンバータを提供することができる。
本発明の実施の形態1、2にかかるA/Dコンバータのブロック図である。 本発明の実施の形態1、2にかかるA/Dコンバータの回路構成を示す図である。 本発明のその他の態様にかかるA/Dコンバータの回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるA/Dコンバータのタイミングチャートを示す図である。 本発明の実施の形態1にかかるA/Dコンバータのタイミングチャートを示す図である。 本発明の実施の形態2にかかるA/Dコンバータのタイミングチャートを示す図である。 本発明の実施の形態3にかかるA/Dコンバータのタイミングチャートを示す図である。 本発明の実施の形態4にかかるA/Dコンバータのブロック図である。 本発明のその他の態様にかかるA/Dコンバータのタイミングチャートを示す図である。 本発明のその他の態様にかかるA/Dコンバータの回路構成を示す図である。 従来技術のA/Dコンバータの回路構成を示す図である。 従来技術のA/Dコンバータのタイミングチャートを示す図である。 従来技術のA/Dコンバータの回路構成を示す図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1に本発明の実施の形態1にかかるA/Dコンバータ100のブロック図を示す。図1に示すように、A/Dコンバータ100は、寄生容量に蓄積された電荷を初期化するオープン検出初期化回路1と、外部からの入力信号を選択するセレクタ部2と、入力信号の電圧に応じた電荷を蓄積するサンプルホールド部3と、A/D変換処理を実行するコンパレータ&A/Dコンバータ部4と、変換後のデジタルデータを格納する変換結果格納部5と、各機能ブロックの処理を制御するコントロール部6と、を備える。
オープン検出初期化回路1と、セレクタ部2と、サンプルホールド部3と、コンパレータ&A/Dコンバータ部4と、変換結果格納部5とは、それぞれコントロール部6から出力される制御信号によって制御される。外部入力端子107は、オープン検出初期化回路1を介してセレクタ部2の入力端子に接続される。セレクタ部2の出力端子は、サンプルホールド部3の入力端子に接続される。サンプルホールド部3の出力端子は、コンパレータ&A/Dコンバータ部4の入力端子に接続される。コンパレータ&A/Dコンバータ部4の出力端子は、変換結果格納部5の入力端子に接続される。
電圧源111(図2)から抵抗112(図2)を介して供給されるアナログ信号は、A/Dコンバータ100の外部入力端子107に入力される。A/Dコンバータ100において、このアナログ信号は、オープン検出初期化回路1を介してセレクタ部2に入力される。そして、セレクタ部2に入力された信号のうち、コントロール部6から出力される制御信号に基づいて選択的に指定された信号が、セレクタ部2から出力される。セレクタ部2から出力された信号は、サンプルホールド部3に入力される。サンプルホールド部3から出力された信号は、コンパレータ&A/Dコンバータ部4に入力される。コンパレータ&A/Dコンバータ部4では、サンプルホールド部3から出力された信号の電圧レベルと、基準電圧に基づいて生成される電圧レベルをそれぞれ比較し、一致した電圧レベルにおけるデジタルデータを変換結果格納部5に格納する。ここで、本発明はA/Dコンバータ100にオープン検出初期化回路1を備えることにより、寄生容量に蓄積された電荷を初期化(放電)することができるため、リーク電流の影響が少ないオープン検出が可能である。
次に、図2に本発明の実施の形態1にかかるA/Dコンバータ100の詳細な回路構成を示す。オープン検出初期化回路1は、抵抗素子109と、寄生容量初期化スイッチ(第2の初期化スイッチ)108と、を有する。セレクタ部2は、セレクタ103を有する。サンプルホールド部3は、サンプリングコンデンサ104と、初期化スイッチ(第1の初期化スイッチ)105と、サンプルホールドスイッチ106と、を有する。
図2に示す回路の例では、1つの外部入力端子とそれに対応する周辺回路のみを図示しているが、実際には複数(1つ以上の任意の整数)の外部入力端子107が、セレクタ103の対応する入力端子に接続される。各外部入力端子107とセレクタ103との間には、それぞれ対応するオープン検出初期化回路1が備えられる。そして、オープン検出初期化回路1においては、外部入力端子107とセレクタ103とを接続する入力ノードと、接地電圧端子とが、抵抗素子109と寄生容量初期化スイッチ108と直列に介して接続される。セレクタ103の出力端子は、サンプルホールドスイッチ106の一方の端子に接続される。サンプルホールドスイッチ106の他方の端子は、初期化スイッチ105の一方の端子と、サンプリングコンデンサ104の一方の端子と、コンパレータ&A/Dコンバータ部4(図1参照)に接続される。初期化スイッチ105の他方の端子と、サンプリングコンデンサ104の他方の端子は、接地電圧端子に接続される。
次に、図2に示す回路の動作について説明する。電圧源111から抵抗112を介して供給されるアナログ信号は、A/Dコンバータ100の外部入力端子107に入力される。A/Dコンバータ100において、このアナログ信号は、セレクタ103に入力される。セレクタ103に入力された信号のうち、コントロール部6から出力される制御信号に基づいて選択的に指定された信号が、セレクタ103から出力される。
ここで、サンプルホールド部3の動作について説明する。サンプルホールド部3の動作は、一般的に、サンプリングコンデンサ104の初期化と、サンプリングと、ホールド&コンペアと、に分けられる。サンプリングコンデンサ104の初期化では、まず、サンプルホールドスイッチ106の接続状態をオフにする。そして、初期化スイッチ105の接続状態をオンにすることにより、サンプリングコンデンサ104に蓄積された電荷を初期化(放電)する。サンプリングでは、初期化スイッチ105の接続状態をオフにするとともに、サンプルホールドスイッチ106の接続状態をオンにして、セレクタ103から出力された信号に応じた電荷をサンプリングコンデンサ104に蓄積させる。ホールド&コンペアでは、サンプルホールドスイッチ106の接続状態をオフにして、サンプリングコンデンサ104への電荷の供給を止めるとともに、サンプリングコンデンサ104に蓄積された電荷をコンパレータ&A/Dコンバータ部4に出力する。そして、コンパレータ&A/Dコンバータ部4は、入力信号に基づいてA/D変換を実行する。
次に、リーク電流を考慮しない場合におけるA/Dコンバータのオープン検出について説明する。上述のように、サンプリングコンデンサ104に蓄積された電荷は、初期化スイッチ105によって初期化(放電)される。ここで、サンプリングコンデンサ104に異常がある場合あるいはセンサからの入力系統に断線異常(入力端子オープン)がある場合は、A/D変換を実行しても、サンプリングコンデンサ104に電荷が蓄積されない。よって、このときのサンプリングコンデンサ104に蓄積された電荷は、サンプリングコンデンサ104を初期化した状態のままである。
ここで、サンプリングコンデンサ104を初期化する際の電圧値を基準電圧の下側基準電圧(VREF−)、即ち、基準電圧の0%相当の値とする。また、オープン検出する電圧範囲(以下、オープン検出電圧範囲と称す)を例えば基準電圧の10%以下相当の値とする。このとき、アナログ信号源から外部入力端子107の間、あるいは外部入力端子107からサンプリングコンデンサ104の間で断線などの異常が発生した場合には、サンプリングコンデンサ104は初期化された状態のまま(0V付近)なので入力系の異常と判定される。したがって、本構成によってA/Dコンバータのオープン検出をすることが可能である。
しかし、図2に示すように、実際には外部入力端子107にデバイス破壊防止用として保護ダイオード101等のリーク電流源が備えられる場合がほとんどである。このとき、保護ダイオード101等から流れ込むリーク電流により、入力端子オープンの場合でも、セレクタ回路103等の寄生容量に電荷が蓄積されてしまう。そのため、初期化したサンプリングコンデンサ104の電位が変動してしまい、精度の高いオープン検出ができないという問題があった。そこで本発明は、それを解決するために、オープン検出初期化回路1を備える。
本発明のA/Dコンバータ100におけるオープン検出の動作について説明する。ここで、オープン検出初期化回路1の有無による違いを比較するため、まず、オープン検出初期化回路1を有しない場合の例について説明する。オープン検出初期化回路1を有しない場合のA/Dコンバータ200を図11に示す。なお、その他の回路構成については、図2の場合と同様であるため説明を省略する。
図11に示す回路のタイミングチャートを図12に示す。図12の上段にA/D変換処理の工程、中段に入力端子オープン時における外部入力端子107の電圧値のタイミングチャート、下段に通常動作時(電源電圧が3.5Vの場合を例に示す。)のタイミングチャートを示す。図12の例では、セレクタ103によって選択的に指定された外部入力端子107からの信号について、サンプリング、ホールド&コンペア、サンプリングコンデンサ104の初期化の順にA/D変換処理が実行される。その後、セレクタ103によって選択的に指定された別の外部入力端子107からの信号についても、同様のA/D変換処理が実行される。このように、セレクタ103によって選択的に指定される外部入力端子107からの信号のA/D変換処理が繰り返し実行される。
まず、図12に示す通常動作時の例では、外部入力端子107の電圧は常に一定の値を示し、正常なA/D変換処理が実行される。一方、入力端子オープン時の例では、サンプルホールド時に、電圧が不定値(中間電位とする)を示す外部入力端子107の電荷がサンプリングコンデンサ104に放電されるため、外部入力端子107の電圧が降下する。しかし、入力端子オープン時の外部入力端子107の電圧は不定であるため、サンプリング時に、外部入力端子107の電圧がオープン検出電圧範囲まで降下することは保証されず、正確なオープン検出を実行することができない。
さらに、その後、ホールド&コンペア、サンプリングコンデンサの初期化、他の外部入力端子107の順にA/D変換処理が実行される間に、保護ダイオード101等から流れ込むリーク電流によってセレクタ103等の寄生容量に電荷が蓄積され、外部入力端子107の電圧が再び上昇する。したがって、その後、再びA/D変換処理が実行されたとしても、サンプリング時に、外部入力端子107の電圧がオープン検出電圧範囲まで降下しない可能性がある。図12では、○印で示すように、オープン検出電圧範囲以上の電圧でホールドされてしまっている。このように、繰り返しA/D変換処理を実行してもオープン検出することができない可能性がある。
次に、オープン検出初期化回路1を有するA/Dコンバータ100のタイミングチャートを図4に示す。図4の例では、セレクタ103によって選択的に指定された外部入力端子107からの信号について、寄生容量の初期化、サンプリング、ホールド&コンペア、サンプリングコンデンサの初期化の順にA/D変換処理が実行される。ここで、従来技術と異なる点は、サンプリングの実行前に、寄生容量の初期化を実行している点である。なお、寄生容量の初期化では、寄生容量初期化スイッチ108の接続状態をオンにすることにより、外部入力端子107とセレクタ回路103とを接続する入力ノード上の寄生容量に蓄積された電荷が初期化(放電)される。その後、セレクタ103によって選択的に指定された別の外部入力端子107からの信号についても、同様のA/D変換処理が実行される。このように、セレクタ103によって選択的に指定される外部入力端子107からの信号のA/D変換処理が繰り返し実行される。
まず、図4に示す通常動作時の例では、寄生容量の初期化時に、寄生容量初期化スイッチ108の接続状態をオンにすることにより、外部入力端子107とセレクタ回路103とを接続する入力ノードが接地電圧端子に接続されるため、外部入力端子107の電圧は降下する。しかし、その後のサンプリング時に、寄生容量初期化スイッチ108の接続状態をオフにすることにより、外部入力端子107の電圧は再び3.5Vまで上昇する。したがって、通常動作時は、寄生容量が初期化された場合でも、正常なA/D変換処理が実行される。
一方、図4に示す入力オープン時の例では、寄生容量の初期化時に、中間電位を示す外部入力端子107の電荷が接地電圧端子に放電されるため、外部入力端子107の電圧がオープン検出電圧範囲まで降下する。その後、サンプリング時に、保護ダイオード101等から流れ込むリーク電流により、セレクタ103等の寄生容量に電荷が蓄積され、外部入力端子107の電圧が再び上昇する。しかし、外部入力端子107の電圧は、寄生容量の初期化によって十分に降下しているため、サンプリング時においてもオープン検出電圧範囲を維持することができる。そのため、精度の高いオープン検出が可能である。
このように、外部入力端子107からの信号のA/D変換処理を実行する場合において、オープン検出初期化回路1に備えられた寄生容量初期化スイッチ108の接続状態をオンにすることにより、外部入力端子とセレクタ回路103とを接続する入力ノード上の寄生容量に蓄積された電荷を初期化(放電)することができる。そのため、保護ダイオード等によるリーク電流の影響を実質的に無くすことができ、精度の高いオープン検出が可能である。
また、保護ダイオード101のリーク電流の影響を少なくする別の解決策として、接地電圧端子側に備えられた保護ダイオードのリーク電流量と、電源電圧端子側に備えられた保護ダイオードのリーク電流量を同一にする方法が考えられるが、その場合と比較して、本発明の実施の形態は低コストで実現可能である。
実施の形態2
図2に示す回路において、外部入力端子107に接続された外付けコンデンサ110の容量が大きい場合のA/Dコンバータ100のタイミングチャートを図5に示す。図5に示す通常動作時の例では、外付けコンデンサ110の容量が大きいため、寄生容量の初期化後にサンプリング処理が実行された場合、サンプリング時間内にサンプリングコンデンサ104に十分な電荷を蓄積することができない。そのため、正確なA/D変換処理が実行されない可能性がある。その解決策として、本発明の実施の形態2が提案されている。
図6に本発明の実施の形態2にかかるA/Dコンバータ100のタイミングチャートを示す。図6では、図5に示すタイミングチャートと比較してA/D変換処理の順序を変更している。A/Dコンバータ100の回路構成については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
図6に示すように、本発明の実施の形態2では、A/D変換処理において寄生容量の初期化とサンプリングの処理の間に、他の外部入力端子107のA/D変換処理を実行している。それにより、通常動作時において寄生容量の初期化を実行した場合でも、サンプリング時間内にサンプリングコンデンサ104に十分な電荷を蓄積することができ、正確なA/D変換処理が実行される。このように、寄生容量初期化スイッチ108は、コントロール部6から出力される制御信号に基づいて、任意の動作タイミングで接続状態の切り替えが可能である。なお、この場合、入力端子オープン時において、サンプリング時間内に外部入力端子107の電圧値がオープン検出電圧範囲を維持するように設定する必要がある。したがって、より精度の高いオープン検出をしたい場合には、図4に示すような本発明の実施の形態1のA/D変換処理は有効である。
実施の形態3
図7を用いて実施の形態3を説明する。本実施の形態では、回路構成は実施の形態1、2と同様であるが、コントロール部6による寄生容量初期化スイッチ108の制御タイミングが異なる。寄生容量初期化スイッチ108に接続する抵抗素子109は、低抵抗値とすると寄生容量の初期化を高速に行うことができる。しかし、低抵抗値としてしまうと抵抗素子109に流れる電流量が増加することになり、本来のA/D変換結果に誤差が生じてしまう可能性がある。そこで、本実施の形態では、抵抗素子109を高抵抗値とした場合であっても、寄生容量の影響を取り除いて故障検出を可能とするものである。
図7で示す通り、寄生容量初期化スイッチ108は、サンプリング期間中はオフとされ、それ以外の期間中はオンに制御される。この制御による動作を図7で説明する。まず、始めの第1のサンプリング期間では、寄生容量初期化スイッチ108はオフであるため、入力端子107に供給される電圧がそのままサンプリングされる。つまり、入力端子107にオープン故障が発生している場合は中間電位が、正常の場合は3.5Vがそれぞれサンプリングされることになる。このとき、入力端子107に対する異常判断は行わない。サンプリング終了後、寄生容量初期化スイッチ108をオンにし、その後コンペア、サンプリングコンデンサの初期化、他端子の変換の期間中、寄生容量初期化スイッチ108はオンのままにする。抵抗素子109が高抵抗であるため、入力端子107が正常の場合、入力電位はほとんど変化しない。
一方、入力端子107がオープン故障となっている場合は、電位は降下し続ける。そして第2のサンプリング期間において、同様に寄生容量初期化スイッチ108をオフにする。この時サンプリングされる電位は、入力端子107にオープン故障が生じている場合、電位が降下し続けた結果、オープン検出電圧範囲内となり、それに対して正常の場合は入力電位である3.5Vとなる。よって、このとき、入力端子107に対して異常判断を行うことで、オープン故障の検出が可能となる。本実施の形態の場合、実施の形態1、2と比較し、「寄生容量の初期化」のシーケンスを省略できるという効果もある。
実施の形態4
図8を用いて実施の形態4を説明する。図8は、図1に対して断線テスト用回路7をさらに備えたA/Dコンバータ100bである。具体的には、A/Dコンバータ100bは、外部入力端子107とオープン検出初期化回路1との間に段線テスト用回路7を備える。また、図2の抵抗素子109を可変抵抗(不図示)とするものである。その抵抗値はコントロール部6からの制御により決定される。可変抵抗の構成は周知の技術、例えば複数の抵抗素子と複数のスイッチで構成されるようなものを用いれば良い。
図2の抵抗素子109の抵抗値は、既に説明した通り、寄生容量の初期化のスピードとA/D変換結果に影響する。すなわち、高抵抗とすれば寄生容量の初期化が遅くなり、低抵抗とすれば寄生容量の初期化が早くなる。従って、寄生容量の初期化スピードだけを考慮すると、低抵抗とすれば良いことになるが、しかしながら、この場合、本来の動作であるA/D変換に誤差が生じやすくなってしまう。また、寄生容量初期化スイッチ108も同様に、オン時間を長くすると寄生容量の初期化は早くなるが、逆にA/D変換にかかるトータル時間は長くなる。オン時間を短くすると寄生容量の初期化に時間がかかるが、1回のAD変換にかかる時間は短くなる。
従って、抵抗素子109の抵抗値、寄生容量初期化スイッチ108のオン時間については、実際の使用状況に合わせてその都度合わせこんでいく必要がある。そこで本実施の形態3では、仮想の断線状態の設定、抵抗素子109の可変抵抗化、寄生容量初期化スイッチ109のオン時間を可変にすることで、実際の使用状況に合わせて本願のA/D変換コンバータを適用できるようにするものである。
動作を説明する。まず、断線テスト用回路7で入力端子の断線状態を設定する。断線テスト用回路7はスイッチで良く、オフ状態にすることで仮想の断線状態が設定できる。コントロール部6は、抵抗素子109の抵抗値と、寄生容量初期化スイッチ108のオン時間を変化させながら、断線状態の検出及びA/D変換を行い、入力端子のオープン故障が期待される時間内で検出でき、かつ、期待されるA/D変換結果が得られた時の抵抗値、オン時間を記憶する。
断線テストが終了後、通常動作においては、記憶された情報に基づいて、抵抗素子109の抵抗値と、寄生容量初期化スイッチ108のオン時間が定められ、実施の形態1〜3のような動作が行われることになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、本実施の形態では、保護ダイオードから流れ込むリーク電流によって寄生容量に電荷が蓄積される例について説明したが、これに限られず、その他のリーク電流源によって電荷が蓄積される場合にも同様に適用される。
また、A/D変換処理における各工程はそれぞれ任意の動作タイミングで実行可能である。一例として、A/D変換を行っていない時間帯、例えば回路のリセット(初期化)中などの時間帯や、他の入力端子のA/D変換を行っている時間帯に寄生容量初期化スイッチ108をオンにするシーケンスを持たせても良い。また、他の例として、寄生容量初期化スイッチ108の制御を、図9のようにすることも可能である。図9では、ホールド&コンペアの期間中のみ、寄生容量初期化スイッチ108をオンとしている。図9の場合、始めのサンプリングでは、入力端子107の電位をそのままサンプリングすることになるため、この時には入力端子107の異常判断を行わない。次のサンプリングの時に異常判断を行うことになる。あるいはホールド&コンペア期間中ではなく、サンプリングコンデンサの初期化中であっても良い。これらの場合、図4のような「寄生容量の初期化」というシーケンスを持たなくても良くなる。
また、本実施の形態では、外部入力端子107が複数ある場合の例について説明したが、これに限られず、外部入力端子107が単体の場合でも同様に適用可能である。なお、その場合には、外部入力端子107からの信号を選択する必要がないためセレクタ103は不要である。
また、本実施の形態では、オープン検出初期化回路1に備えられた寄生容量初期化スイッチ108の一端が接地電圧端子に接続される場合の例について説明したが、これに限られず、電源電圧端子に接続される場合にも適用可能である。具体例として、図3に、図2のA/Dコンバータ100の変形例であるA/Dコンバータ100aを示す。A/Dコンバータ100aは、図2の場合と比較して、サンプリングコンデンサ3aの初期化スイッチ105が電源電圧端子に接続され、あわせてオープン検出初期化回路1aが電源電圧端子側に接続されているところが異なる。その他の回路構成については図2と同様であるため説明を省略する。オープン検出初期化回路1aにおいて、外部入力端子107とセレクタ103とを接続する入力ノードと、電源電圧端子とが、抵抗素子109と寄生容量初期化スイッチ108を介して接続される。これにより、外部入力端子107とセレクタ回路103を接続する入力ノード上の寄生容量に蓄積された電荷を初期化(充電)することができる。
なお、この場合には、サンプリングコンデンサ104を初期化する際の電圧値を基準電圧の上側基準電圧(VREF+)、即ち、基準電圧の100%相当の値とする。また、オープン検出電圧範囲を例えば基準電圧の90%以上相当の値とする。このとき、アナログ信号源から外部入力端子107の間、あるいは外部入力端子107からサンプリングコンデンサ104の間で断線などの異常が発生した場合には、サンプリングコンデンサ104は初期化された状態のままなので入力系の異常と判定される。したがって、本構成によってA/Dコンバータの故障(入力端子オープン)を検出することが可能である。
また、図10のような構成も可能である。図10に示すA/Dコンバータ100cは、図2に示すA/Dコンバータ100と比較して、セレクタ103の前にチャネルサンプルホールド回路8、後ろにバッファアンプ9をさらに追加したものである。どちらも公知の技術であるため詳細は省略するが、サンプリングコンデンサ104の充電(または放電)時間を加速する効果があるものである。本願の場合、チャネルサンプルホールド回路8、バッファアンプ9を追加した場合であっても、オープン検出初期化回路1により、入力端子オープンの故障が発生しても、その電位が接地電位までに初期化されるため、上述した効果を維持することが可能である。
1 オープン検出初期化回路
1a オープン検出初期化回路
2 セレクタ部
3 サンプルホールド部
3a サンプルホールド部
4 コンパレータ&A/Dコンバータ部
5 変換結果格納部
6 コントロール部
7 段線テスト用回路
8 チャネルサンプルホールド回路
9 バッファアンプ
100、100a、100b、100c A/Dコンバータ
101 保護ダイオード
103 セレクタ
104 サンプリングコンデンサ
105 初期化スイッチ
106 サンプルホールドスイッチ
107 外部入力端子
108 寄生容量初期化スイッチ
109 抵抗素子
110 外付けコンデンサ
111 電圧源
112 抵抗素子
200 A/Dコンバータ

Claims (9)

  1. 入力電圧に応じた電荷を蓄積するサンプリングコンデンサと、
    前記サンプリングコンデンサを初期化する第1の初期化スイッチと、
    外部入力端子と前記サンプリングコンデンサとの接続状態を切り替えるサンプルホールドスイッチと、
    前記入力端子と前記サンプルホールドスイッチとを接続する入力ノードに蓄積された電荷を抵抗を介して初期化する第2の初期化スイッチと、を備えたA/Dコンバータ。
  2. 前記第2の初期化スイッチは、
    前記入力ノードと接地電圧端子との間に備えられたことを特徴とする請求項1に記載のA/Dコンバータ。
  3. 前記第2の初期化スイッチは、
    前記入力ノードと電源電圧端子との間に備えられたことを特徴とする請求項1に記載のA/Dコンバータ。
  4. 前記入力端子と前記サンプルホールドスイッチとの間に接続され、複数の外部入力端子から入力される信号を選択的に出力するセレクタ回路をさらに備え、
    前記入力端子と前記セレクタ回路とを接続する入力ノード毎に前記第2の初期化スイッチを備えた請求項1〜3いずれか一項に記載のA/Dコンバータ。
  5. 一端が前記入力ノードに接続された保護ダイオードをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載のA/Dコンバータ。
  6. 前記第1の初期化スイッチの接続状態を制御する第1の制御信号と、前記第2の初期化スイッチの接続状態を制御する第2の制御信号と、前記サンプルホールドスイッチの接続状態を制御する第3の制御信号と、を出力するコントロール部をさらに備え、
    前記第1〜3の制御信号は、それぞれ独立して制御されることを特徴とする請求項1〜5いずれか一項に記載のA/Dコンバータ。
  7. 前記コントロール部は、
    前記セレクタ回路の出力信号を制御する第4の制御信号をさらに出力し、
    前記第1〜4の制御信号は、それぞれ独立して制御されることを特徴とする請求項6に記載のA/Dコンバータ。
  8. サンプリングコンデンサと、当該サンプリングコンデンサと入力端子間に接続されたスイッチとを備えたA/Dコンバータのオープン検出方法であって、
    前記入力端子と前記スイッチ間の配線に形成される寄生容量の初期化を行い、
    前記初期化後、前記スイッチにより前記サンプリングコンデンサを前記入力端子に接続して入力電圧のサンプリングを行い、
    前記サンプリングコンデンサのサンプリング結果に基づいてオープン故障の検出を行うA/Dコンバータのオープン検出方法。
  9. 前記寄生容量の初期化後、所定の時間経過後、入力電圧に応じた電荷を前記サンプリングコンデンサに蓄積することを特徴とする請求項8に記載のA/Dコンバータのオープン検出方法。
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