JPH0583030B2 - - Google Patents

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JPH0583030B2
JPH0583030B2 JP61028767A JP2876786A JPH0583030B2 JP H0583030 B2 JPH0583030 B2 JP H0583030B2 JP 61028767 A JP61028767 A JP 61028767A JP 2876786 A JP2876786 A JP 2876786A JP H0583030 B2 JPH0583030 B2 JP H0583030B2
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video signal
signal processing
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input terminal
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Yosefu Yohanesu Koruneriusu Annegarun Maruserinusu
Doiru Teresen
Fuberutasu Furenken Peetaa
Antonii Fuan Hetsusu Deiruku
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips Electronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/012Conversion between an interlaced and a progressive signal

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2フイールドの隣接する順次の3ライ
ンに略々対応するビデオ信号を供給するビデオ信
号源に結合された3個の入力端子と1個の出力端
子を有すると共に決定回路によつて駆動し得る動
き適応形選択回路を具える飛越し走査ビデオ信号
を処理するビデオ信号処理回路に関するものであ
る。
ライン数2倍器として設計された上述のタイプ
のビデオ信号処理回路が「Radio Memtor
Electronik」No.5,1975,p.196から既知である。
この回路においては選択回路の第1入力端子をビ
デオ信号源に直結し、第2入力端子を1ライン期
間の遅延を有する遅延回路を経てビデオ信号源に
結合し、第3入力端子を1フイールド−半ライン
期間の遅延を有する遅延回路を経てビデオ信号源
に結合している。選択回路はその第1及び第2入
力端子に結合された加算回路を含み、この加算回
路の出力端子を切換スイツチの一方の入力端子に
接続し、このスイツチの他方の入力端子を選択回
路の第3入力端子に結合し、このスイツチの出力
端子を選択回路の出力端子に結合している。選択
回路はこの切換スイツチは決定回路として働く動
き検出回路により駆動される。この検出回路はビ
デオ信号源により供給される2個の順次の画像の
ビデオ信号を比較する。
この従来のビデオ信号処理回路はライン数2倍
器に使用し得るのみである。そして、この従来の
回路では静止画の場合には、選択回路が現フイー
ルドのライン間に位置する前フイールドのライン
を補間ラインとして出力し、ライン数2倍器がこ
の補間ラインを現フイールドラインと合成して2
倍のライン数を発生し、動画の場合には選択回路
が加算回路により得られる現フイールドの隣接ラ
インの平均を補間ラインとして出力し、ライン数
2倍器がこの補間ラインを現フイールドラインと
合成して2倍のライン数を発生する。この場合に
は妨害現象が生ずる。その理由は、動きのある場
合に得られる補間ラインは加算回路により得られ
る現フイールドの隣接ラインの平均であるので、
鮮鋭度の低下を示すためである。
本発明の目的は、妨害現象が少なく一層良好な
画像を生ずる異なるタイプの選択回路及び決定回
路を有する非線形フイルタ回路を具え、他の多く
のタイプのビデオ信号処理にも適用し得るビデオ
信号処理回路を提供することにある。
この目的のために、本発明は2フイールドの隣
接する順次の3ラインに略々対応するビデオ信号
を供給する信号源に結合された3個の入力端子と
1個の出力端子を有すると共に決定回路によつて
駆動し得る動き適応形選択回路を有する非線形フ
イルタ回路を具える飛越し走査ビデオ信号を処理
するビデオ信号処理回路において、前記決定回路
は前記選択回路の3個の入力端子にそれぞれ結合
された3個の入力端子を有すると共に、任意の瞬
時において選択回路の3個の入力端子のどの端子
に供給されたビデオ信号の振幅がこれら3個の入
力端子の信号振幅の平均値に最も近いかを決定す
るよう構成し、且つ前記選択回路は前記決定回路
の制御の下で決定された入力端子をその出力端子
に結合する回路を具えていることを特徴とする。
このような構成を採用したことにより、本発明
ビデオ信号処理回路は静止画においても動画にお
いても飛越し走査の結果生ずる妨害現象の著しい
低減を生ずることが確かめられた。これは、本発
明では2フイールドの順次の3ラインのビデオ信
号のうちでこれらビデオ信号の平均値に最も近い
ものを出力信号として選択して出力し、このよう
な選択により得られた値は従来の平均処理により
得られた値と比較して鮮鋭度の低下を示さないた
めである。また、後に種々の実施例につき詳述す
るように、本発明ビデオ信号処理回路は、例えば
ライン数2倍又はライン数半減及びその他のライ
ン数変換、フイールド数変換、ノイズ抑圧、差分
パルス変調信号の復号化、ビデオレコードプレー
ヤによる静止画表示、及び垂直輪郭補正等のよう
な凡ゆる種類の動き補償ビデオ信号処理にも好適
である。更に、動き補償のために高価なフル画像
メモリを具える複雑な動き検出器が最早必要なく
なる。
本発明のこれらの特徴及び他の特徴は以下に記
載する種々の実施例の説明から明らかになる。
図面につき本発明を説明する。
第1図において、例えば静止画表示におけるよ
うにビデオレコードプレーヤにより飛越し走査テ
レビジヨンの静止画から生ぜしめられるビデオ信
号が入力端1に供給される。このビデオ信号は画
像毎には同じであるがフイールド毎には通常相違
する。画像の2フイールドを以後AおよびBで表
す。
入力端1は選択回路5の入力端3に接続されか
つ1フイールド周期から1/2ライン周期を引いた
期間の遅延を有する遅延回路7を経て選択回路5
の入力端9に接続されている。この選択回路5の
入力端11は1ライン周期の遅延を有する遅延回
路13と前記の遅延回路7とを経て入力端1に接
続されている。
選択回路5のこれら入力端3,9および11は
スイツチ15,17および19をそれぞれ経て選
択回路5の出力端21に接続されている。これら
スイツチ15,17および19は駆動信号入力端
23,25および27をそれぞれ有しており、こ
れらは選択回路5の駆動信号組合せ入力部を構成
し、論理回路37の出力端31,33および35
を有する決定回路29の駆動信号出力部に接続さ
れている。
例えばゲート回路或いは読出し専用メモリとし
うるこの論理回路37は3つの入力端39,4
1,43を有しており、これら入力端は3つの比
較回路45,47,49の出力端でもある。この
比較回路45の入力端51および53は選択回路
5の入力端11および3にそれぞれ接続されてい
る。比較回路47の入力端55および57は選択
回路5の入力端11および9にそれぞれ接続さ
れ、比較回路49の入力端59および61は選択
回路5の入力端9および3にそれぞれ接続されて
いる。
選択回路5の出力端21は切換スイツチ65の
入力端63に接続され、この切換スイツチの他の
入力端67は入力端1に接続され、この切換スイ
ツチの出力端68はビデオ信号処理回路の出力端
を構成する。切換スイツチ65の駆動信号入力端
69にはフレーム周波数、即ちフイールド周期の
2倍の周期を有する矩形波状スイツチング信号が
供給されるため、この切換スイツチ64はこのス
イツチング信号の一方の半周期中一方の位置に、
他方の半周期中他方の位置に切換えられて、フイ
ールドBからのビデオ信号の処理中図示の位置に
なり、フイールドAからのビデオ信号の処理中図
示とは異なる位置になる。この状態は互いに逆の
位相を有する信号により得られる。
選択回路5は決定回路29と相俟つて非線形フ
イルタ回路71を構成し、この回路71により選
択回路5の入力端3,9および11における信号
の平均値に最も近いこれら入力端3,9或いは1
1のいずれか1つにおける信号を出力端21に生
ぜしめる。
順次の2フイールドの、上下に隣接する3つの
画素から生じる信号p,qおよびrが選択回路5
の入力端3,9および11に存在し、この場合、
信号pは現在のフイールドの中央の画素を表し、
信号qおよびrはこの画素の上下にそれぞれ位置
する前のフイールドの画素をそれぞれ表す。論理
回路37の入力端43,41,39における信号
をそれぞれx,yおよびzで表すと、以下の表が
満足される。
x y z 0 0 0 d d d 0 0 1 0 1 0 0 1 0 1 0 0 0 1 1 0 0 1 1 0 0 0 0 1 1 0 1 1 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 1 d d d この表において、 p>qに対しx=0、p≦qに対しx=1 q>rに対しy=0、q≦rに対しy=1 r>pに対しz=0、r≦pに対しz=1 であり、,およびは決定回路37の出力端
31,33および35におけ信号により達成され
る選択回路5のスイツチ15,17および19の
所望位置をそれぞれ示し、数値0は非閉成位置を
示し、数値1は閉成位置を示す。
記号dはどのスイツチを閉じてもかまわないと
いうことを意味する。論理回路37に対し読出し
専用メモリを用いる場合には、この目的の為に例
えばスイツチを選択することができる。論理回
路37に対しゲート回路を用いる場合には、例え
ばx=y=z=0に対しスイツチを選択し、x
=y=z=1に対しスイツチを選択することが
でき、その結果以下の論理式が成立つ。
=x′z′+xy′z =x′y′z+xyz′ =yz+xy′z′ これらの式において、ダツシユ符合は反転を表
す。
非線形フイルタ回路71をこのように用いる
と、フイールド周期当りのライン数を減少させる
ことなく、画像周波数で生じるフリツカ効果を無
くすことができる。他のいかなる既知の回路に較
べ静止画表示における画像印象を良好にうしると
いうことを確かめた。
入力端1と選択回路5の入力端11との間の遅
延回路7および13の直列回路の代わりに、1フ
イールド周期と1/2ライン周期との和の遅延を有
する1個の遅延回路を用いることができること明
らかである。
遅延回路7および13の位置を交換すれば上述
したビデオ信号処理回路は飛越し走査画像を非飛
越走査画像に変換する場合のラインフリツカを減
少させるのに用いることができ、これは、フイー
ルドからフイールドへの画像表示管の垂直偏向
を、切換スイツチ65が図示の位置Bにある際に
原フイールドの1/2ライン距離に亘る、従つて原
画像の1画像ライン距離に亘る垂直偏向が追加さ
れるように適合させることにより行われる。
第1図と対応する部分には同一符合を付して示
す本発明の他の例の第2図において、入力端1は
並列フイルタ回路75の入力端73に接続されて
いる。この入力端1には第1図の場合と同じ信号
が供給される。この並列フイルタ回路75の入力
端73は当該フイルタ回路75の一部を構成する
くし形フイルタ回路77の入力端でもある。この
くし形フイルタ回路77の他の入力端でもあるこ
の並列フイルタ回路75の他の入力端79は切換
スイツチ81を経て入力端1に或いは1フイール
ド周期から1/2ライン周期を引いた遅延時間の遅
延回路83の出力端に接続することができ、この
遅延回路83の入力端は入力端1に接続されてい
る。切換スイツチ81はその入力85に供給され
る1/2フイールド周波数のスイツチング信号によ
り駆動され、従つてこの切換スイツチ81は、フ
イールドAの信号が入力端1に生じる際に図示と
は異なる位置を占め、フイールドBの信号が生じ
る際に図示の位置を占めるものとする。
くし形フイルタ回路77の入力端73および7
9には、各々が1ライン周期の遅延時間を有する
遅延素子87,89,91,93の直列回路およ
び同じく各々1ライン周期遅延時間を有する遅延
素子95,97,99,101の直列回路がそれ
ぞれ接続されている。遅延素子87,89,9
1,93および95,97,99,101の出力
端は係数回路103,105,107,109お
よび111,113,115,117を経て加算
回路191および121にそれぞれ接続され、か
つ係数回路123,125,127,129およ
び131,133,135,137を経て加算回
路139および141にそれぞれ接続されてい
る。更に、遅延回路87および95の入力端は係
数回路143および145を経て加算回路139
および141にそれぞれ接続されている。
加算回路139および121の出力端147お
よび149は加算回路155の入力端151およ
び153にそれぞれ接続され、この加算回路15
5の出力端157はくし形フイルタ回路77の出
力端でもあり、この出力端157は非線形フイル
タ回路71の入力端3および減算回路161の反
転入力端159に接続され、この減算回路161
の非反転入力端163は遅延素子89の出力端に
接続され、この減算回路の出力端165はくし形
フイルタ回路77の出力端を構成する。
加算回路119および141の出力端167お
よび169は加算回路175の入力端171およ
び173にそれぞれ接続され、この加算回路17
5の出力端177はくし形フイルタ回路77の出
力端を構成し、この出力端が非線形フイルタ回路
71の入力端9に直接接続され、且つ1ライン周
期の遅延時間を有する遅延回路179を経て非線
形フイルタ回路71の入力端11に接続されてい
る。
並列フイルタ回路75の出力端でもあるくし形
フイルタ回路77の出力端181は遅延素子97
の出力端および切換スイツチ65の入力端67に
接続され、この切換スイツチの入力端63は並列
フイルタ回路77の出力端でもある加算回路18
5の出力端183に接続されている。加算回路1
85の入力端187は非線形フイルタ回路71の
出力端に接続され、他の入力端189は減算回路
161の出力端165に接続されている。
フイールドAが生じている間、切換スイツチ8
1および65は例えば図示とは異なる位置を占め
ているものとする。この場合、入力端1における
信号に対し2ライン周期に亘つて遅延された信号
が切換スイツチ65の出力端68に供給され、こ
の信号は他の処理がされていない。
この場合、フイールドBの発生中切換スイツチ
81および65は図示の位置にある。従つて、く
し形フイルタ回路77および非線形フイルタ回路
71が動作する。
従つて、2ライン周期に亘つて遅延された現在
のフイールドの信号にほぼ一致し、くし形に濾波
された信号がくし形フイルタ回路77の出力端1
57に現れる。これと同時に、出力端157にお
ける信号が対応する現在のフイールドのラインの
すぐ下に位置する前のフイールドのラインから2
ライン周期に亘つて遅延された信号にほぼ一致
し、くし形に濾波された信号がくし形フイルタ回
路77の出力端177に現れる。
従つて、2つの順次のフイールドの垂直方向に
順次の3つのラインから生じる信号にほぼ一致
し、くし形に濾波された信号が非線形フイルタ回
路71の入力端3,9および11に供給される。
これらのくし形に濾波された信号は第1図につき
説明したように非線形フイルタ回路71により選
択され、加算回路185の一方の入力端187に
供給され、この加算回路185の他方の入力端子
189には、減算回路161の出力端165から
生ぜしめられ、非線形フイルタ回路71により処
理された信号成分を有し、相補のくし形に濾波さ
れた信号が供給される。
以下のことはくし形フイルタ回路77の係数回
路を構成する際に考慮に入れる。
くし形フイルタ回路77が動作すると、フイー
ルドAおよびBの信号がその入力端79および7
3に同時に存在する。これらの2つの信号はくし
形フイルタ回路77の出力端157および177
における信号に等量の影響を及ぼしうるようにす
る。従つて、係数回路103,105,107,
109は係数回路111,113,115,11
7にそれぞれ等しく選択でき、係数回路143,
123,125,127,129は係数回路14
5,131,133,135,137にそれぞれ
等しく選択しうる。
2画像ラインに相当する垂直方向の周期性を有
する信号成分は通過させる必要があり、3画像ラ
インに相当する垂直方向の周期性を有する信号成
分は抑圧する必要があり、4以上の画像ラインに
相当する垂直方向の周期性を有する信号成分は通
過させる必要がある。
垂直方向の信号のトランジエントが生じてもリ
ンギングを呈さないようにしうる。
図面を簡潔にする為に1遅延回路当り4つの遅
延素子を示したが、その代わりに1遅延回路当り
8つの遅延素子を設けたくし形フイルタ回路の場
合、係数回路に対し例えば以下の値を選択する。
143 0.0083 111 0.0014 123 −0.0148 113 0.0089 125 0.0313 115 −0.1120 127 0.1325 117 0.1155 129 0.6815 n.d. 0.1155 n.d 0.1325 n.d. −0.1120 n.d 0.313 n.d. −0.0089 n.d −0.0148 n.d. 0.0014 n.d 0.0083 図示していない係数回路はn.d.で示した。回路
中での左から右への順番は上記の表中での上から
下への順番に相当する。この場合、減算回路16
1の入力端163および切換スイツチ65の入力
端67は遅延素子93の出力端および遅延素子1
01の出力端にそれぞれ接続する必要がある。こ
の場合、加算回路175は前のフイールドの信号
にほぼ一致する信号を生じ、加算回路155は現
在のフイールドの信号にほぼ一致する信号を生じ
る。
第2図のビデオ信号処理回路は、切換スイツチ
81を省略し、並列フイルタ回路75の入力端7
9を入力端1に接続し、並列フイルタ回路75の
入力端73を入力端1にではなく遅延回路83の
出力端に接続し、且つ垂直偏向を第1図につき説
明したのと同様に補正した場合に、第1図の場合
と同様にラインフリツカを減少させるのに用いる
ことができる。
第1図と対応する部分に同一符合を付した本発
明の更に他の例の第3図においては、入力端1に
供給されるビデオ信号をライン数において2倍に
する。ビデオ信号をライン数において2倍にした
画像における残存するラインフリツカ現象を除去
する為に、ビデオ信号をまず最初くし形フイルタ
201に通す。この場合、このくし形フイルタ2
01の出力端203には、625ライン画像方式の
場合フイールド周波数の(n±1/3)倍(n=0,
1,2,……)でライン周波数の(m±1/3)倍
(m=0,1,2,……)の周波数で、特にくし
形フイルタに供給されるビデオ信号の(m±1/3)
倍近辺の周波数で減衰が生ぜしめられるビデオ信
号が生じる。この点は1画像当りのライン数が異
なる方式に対しても同じであり、ただnに加える
数は異ならせることができる。
第2図のくし形フイルタ回路に対するのと同じ
ことがこのくし形フイルタ201の構成に適用し
うる。この場合も前述したデータを用いることが
できる。くし形フイルタ201の出力端203に
おけるビデオ信号は非線形フイルタ回路71の入
力端3に供給され、更に1ライン周期の遅延時間
を有する遅延回路13を経て非線形フイルタ回路
71の入力端9に供給され、更に1フイールド周
期から1/2ライン周期を引いた遅延時間を有する
遅延回路7とを経て非線形フイルタ回路71の入
力端11に供給される。非線形フイルタ回路71
の出力端21には、この非線形フイルタ回路によ
りムーブメント(画像の動き)依存妨害が除去さ
れ、くし形に濾波されたビデオ信号が生ぜしめら
れる。このビデオ信号は加算回路207の入力端
205に供給され、相補のくし形に濾波されたビ
デオ信号が加算回路207の他の入力端209に
供給される。
相補正型くし歯状に濾波されたビデオ信号は減
算回路213の出力端子211に発生する。減算
回路213の1方の入力端子215はくし形フイ
ルタ201の出力端子203に接続し、他方の入
力端子217は全域パス回路219を経て入力端
子1に接続する。全域パス回路219の遅延時間
はくし形フイルタ201と同一とする。くし形フ
イルタ201、全域パス回路219及び減算回路
213の組合せを以下第2くし形フイルタ220
と称する。
加算回路207によつて濾波されたビデオ信号
をライン数2倍器223の入力端子221に供給
し、この信号は、現フイールドからの2ライン及
び中間に位置するラインにより構成される3ライ
ンより成る1群から任意瞬時にビデオ信号の値が
上記群の3ラインのビデオ信号の平均値に最も近
いことを示すが、全域パス回路219の出力側か
ら発生する濾波されないビデオ信号は、1フイー
ルド周期及び1画像ライン周期の和の遅延を行う
遅延回路226を経てライン数2倍器223の他
の入力端子225に供給する。
詳細に示すライン数2倍器223は、入力端子
221及び225に夫々接続された書込みスイツ
チ227及び229と、4個のラインメモリ23
1,233,235,237と、出力端子239
及び241に夫々接続された読み出しスイツチ2
43及び245とを夫々具える。スイツチ22
7,229,243,245の図示の位置ではラ
インメモリ233及び237は変換すべきビデオ
信号の1ライン周期中書き込まれ、ラインメモリ
231及び235は2倍の速さで2回読出され
る。変換すべきビデオ信号の次のライン周期では
スイツチ227,229,243,245は図示
しない位置にあり、ラインメモリ231及び23
5が書き込まれ、ラインメモリ233及び237
が2倍の速さで2回読み出される。
これがため2倍のライン周波数のビデオ信号が
ライン数2倍器233の出力端子239に連続し
て現れ、1ライン対のビデオ信号の信号値は入力
端子1におけるビデオ信号の2つの連続フイール
ドの3つの上下に隣接するラインの信号値にほぼ
等しく、この信号値はこれら3ラインの平均信号
値にできるだけ近似し、1ライン対の信号値が変
換された未処理ビデオ信号の1ラインの信号値に
等しいビデオ信号を出力端子241に連続的に発
生する。
ライン数2倍器223の出力端子239及び2
41は切換えスイツチ244を経て出力端子24
6に交互に接続する。この目的のため、切換えス
イツチ244にはその入力端子247に変換され
たビデオ信号のライン周期の1/2の動作信号を供
給して出力端子246が、交互に、1ライン周期
中信号値が変換すべきビデオ信号の3つの順次ラ
インの信号値にほぼ等しく、これら3ラインの平
均信号値にできるだけ近似した変換ビデオ信号を
供給すると共に次の1ライン周期中未処理の変換
ビデオ信号を供給し得るようにする。これがため
ムーブメント(画像の動き)検出器を用いること
なく殆ど干渉のないライン周波数の2倍のビデオ
信号を得ることができる。
くし形フイルタ201には1ライン周期の遅延
を行う多数の遅延回路及び1フイールド周期の遅
延を行う1個の遅延回路を用いる必要があるた
め、一般には第2図に示す回路が好適である。そ
の理由は偶数及び奇数フイールドの信号が同一の
信号路を通ると共に3つの画像ラインの周期性を
有し且つフイールド周波数の(n±1/3)倍の周
波数を有する画像パターンを発生する信号成分を
も抑圧する必要があるからである。
第3図の回路は、くし形フイルタ201、全域
パス回路219、減算回路213、遅延回路22
6及び加算回路207を省略することにより簡単
化することができる。この場合には非線形フイル
タ回路71の入力端子3及び遅延回路13の入力
端子を入力端子1に接続すると共に非線形フイル
タ回路71の出力端子21をライン数2倍器22
3の入力端子221に接続する。3つの画像ライ
ンの垂直方向の周期性を有し、まれに発生する画
像パターンに対しては画像周波数で発生する極め
て僅かな干渉は許容する必要がある。
第4図は、第2図に示す並列フイルタ回路75
及び第3図に示すライン数2倍器223を用い、
フイールド当りのライン数が2倍のビデオ信号を
得るための回路の他の例を示す。図中第1図乃至
第3図に示す部分と同一部分には同一符号を付し
て示す。
本例では入力端子1を並列フイルタ回路75の
入力端子79に直接接続すると共に1フイールド
周期及び1ライン周期の1/2の和の遅延を行う遅
延回路251を経て並列フイルタ回路75の入力
端子73に接続する。並列フイルタ回路75の出
力端子183及び181をライン数2倍器223
の入力端子221及び225に夫々接続する。従
つて変換されたビデオ信号のライン周波数の1/2
の周波数のスイツチング信号を切換えスイツチ2
24の動作信号入力端子247に供給する。
第5図は、第3図に示すライン数2倍器223
の後段に第1図に示す非線形フイルタ回路71を
設けたライン数が2倍のほぼ干渉の無いビデオ信
号を得るための回路の1例を示す。本例では入力
端子1をライン数2倍器223の入力端子225
に直接接続すると共に1フイールド周期及び1ラ
イン周期の1/2の和の遅延を行う遅延回路253
を経てライン数2倍器223の入力端子221に
接続する。
ライン数2倍器223の出力端子239を非線
形フイルタ回路71の入力端子11に接続し、且
つライン数2倍器223の出力端子241を非線
形フイルタ回路71の入力端子3に接続すると共
に変換された信号の1ライン周期の遅延時間を有
する遅延回路255を経て非線形フイルタ回路7
1の入力端子9に接続する。
本例では図面から明らかなように第3図及び第
4図の回路につき説明した所と同様の切換えスイ
ツチは必要としない。その理由は非線形フイルタ
回路71によつて再生すべき正しい信号を自動的
に選択するからである。
切換スイツチ245の位相とは逆の位相で作動
する第2切換スイツチをライン数2倍器223の
ラインメモリ235,237の出力側に設ける場
合には2ライン周期に亘つて遅延された信号をこ
のスイツチから取り出すことができる。従つて遅
延回路253の入力側に入力端子1からの信号の
代わりに、かかる2ライン周期に亘つて遅延され
た信号が供給されると遅延回路253の遅延時間
は2ライン周期だけ減少するようになる。これが
ためラインメモリ235,237は、高速読出し
中その出力信号で書き込まれる直列メモリとな
る。
第6図は、ライン数2倍器を加算回路207の
後段に設ける代わりに第2くし形フイルタ回路2
20の前段に設けるようにした第3図の回路の変
形例を示す。図中第3図に示す部分と同一部分に
は同一符号を付して示す。本例では加算回路20
7の出力と、第2くし形フイルタ回路220の全
域パス回路219の出力端子217に接続され被
変換信号の1ライン周期の遅延を行う遅延回路2
56の出力とを切換スイツチ244によつて切換
える。非線形フイルタ回路71の入力端子11を
変換された信号の1ライン周期の遅延を行う遅延
回路257を経て変換された信号の1ライン周期
の遅延を行う遅延回路13の出力端子に接続し、
加算回路207の入力端子209を変換された信
号の1ライン周期の遅延を行う遅延回路259を
経て第2くし形フイルタ回路220の出力端子2
11に接続する。
また、本例では入力端子1をライン数2倍器2
63の入力端子261に接続すると共に1フイー
ルド周期の遅延を行う遅延回路265を経てライ
ン数2倍器263の入力端子267に接続する。
ライン数2倍器263は3個のラインメモリ2
69,271,273を具え、これらラインメモ
リの入力側を2個の書込みスイツチ275,27
7を経て入力端子267または261に接続し得
るようにすると共にメモリの出力側を読出しスイ
ツチ279を経てライン数2倍器263の出力端
子281に接続し得るようにする。ライン数2倍
器263の出力端子281を第2くし形フイルタ
回路220の入力端子に接続する。
本例では第2くし形フイルタ回路220は1ラ
イン周期の遅延を行う遅延素子のみを具えるが、
所望に応じ、このフイルタ回路を、巡回形フイル
タ、例えば2個の遅延素子のみを有するデイジタ
ル波形フイルタとして設計することもできる。
トランスバーサルフイルタとして設計されたか
かるくし形フイルタ回路の1例を第15図に示
す。
書き込み及び読出しスイツチ275,277及
び279は、入力端子261の信号のライン及び
入力端子267の信号のラインが他のラインメモ
リに交互に書き込まれるような周期で作動する
が、2書込み周期間では変換すべき信号の1ライ
ン周期の1/2の周期中2倍の速さで各メモリを読
出すようにする。従つて、現フイールドからの1
ライン、前のフイールドからの1ライン、現フイ
ールドからの第2ライン、前のフイールドからの
第2ライン、現フイールドからの第3ライン等が
出力端子281に順次に発生する。
これがため、現フイールドからの1ライン及び
前のフイールドからの1ラインから発生するビデ
オ信号が、これらラインが1画像に位置する順序
で第2くし形フイルタ回路220の出力端子20
3に交互に現れるようになり、従つて2フイール
ドからの3つの順次ラインから発生するビデオ信
号が非線形フイルタ回路71の入力端子3,9及
び11に現れるようになる。
変換されたビデオ信号のライン周波数の1/2の
周波数のスイツチング信号を切換スイツチ244
の切換信号入力端子247に供給するため、現フ
イールドからの1ラインのビデオ信号及び2フイ
ールドの3つの順次のラインの濾波された非線形
信号が切換スイツチ244の出力端子246に交
互に現れるようになる。
所望に応じ、第2くし形フイルタ回路220は
省略することができる。又、この場合には加算回
路207と、遅延回路256及び259とを省略
する。この場合には非線形フイルタ回路71の入
力端子3と、遅延回路13の入力端子とをライン
数2倍器263の出力端子281に接続すると共
に切換スイツチ244によつて非線形フイルタ回
路71の出力端子21と入力端子9との間の切換
えを行う必要がある。
遅延回路265及びライン数2倍器263の代
わりに第4図に示す回路を用いることができ、こ
の場合にはくし形フイルタ75を省略し、ライン
数2倍器223の入力端子221を遅延回路25
1の出力側に接続し、ライン数2倍器223の入
力端子225を入力端子1に接続し得るようにす
る。
第1図乃至第6図の素子と同一の素子には同一
符号を付して示す第7図のビデオ信号処理回路で
は、第1図につき説明した非線形フイルタ回路7
1を、フイールド数2倍器283の後段に設けら
れた補間回路に用いる。
フイールドがA,B,C,D,E,……で示さ
れている飛越しビデオ信号をフイールド数2倍器
283の入力端子をも構成する入力端子1に供給
する。フイールドA,C,……によつて2倍処理
中1フイールド周期及び1ライン周期の1/2周期
の和の周期をカバーし、フイールドB,D,……
によつて1フイールド周期と1ライン周期の1/2
周期の差の周期をカバーする。従つてフイールド
周波数が2倍で、入力信号の各フイールドが順次
に2倍となるビデオ信号がフイールド数2倍器2
83の出力端子285に現れるようになる。本例
ではこのビデオ信号をA,A,B,B,C,C,
D,Dとして示す。このビデオ信号を非線形フイ
ルタ回路71の入力端子3、切換スイツチ287
及び切換スイツチ289の第1入力端子に夫々供
給する。
切換スイツチ287の出力端子を直列接続の遅
延回路291,293,295を経て非線形フイ
ルタ回路71の入力端子11に接続する。切換ス
イツチ287の他方の入力端子を遅延回路293
及び295間の接続部に接続する。遅延回路29
1,293及び295の遅延時間は、夫々変換さ
れたビデオ信号の1ライン周期及び1フイールド
周期と1ライン周期の11/2ライン周期との差の
周期とする。
非線形フイルタ回路71の入力端子9は切換ス
イツチ297を経て遅延回路291及び293間
の接続部に接続するか又は遅延回路293及び2
95間の接続部に接続し得るようにする。更に非
線形フイルタ回路71の入力端子11を切換スイ
ツチ289の第2入力端子に接続し、切換スイツ
チ289の第3入力端子を非線形フイルタ回路7
1の出力端子21に接続する。切換スイツチ28
9の出力端子298によつて第7図の回路の出力
端子を構成する。
本例では切換スイツチ287,289,297
と、遅延回路291,293,295と、非線形
フイルタ回路71とを具える回路が、飛越し回路
の代わりに用いられ、これにより既知の飛越し回
路よりも良好に干渉を抑圧する。
切換スイツチ287,289及び297は以下
に示すように作動する。フイールドA,B,B,
Cとより成る群を1スイツチングサイクルと称
し、このスイツチングサイクルが4フイールド
C,D,D,E;E,F,F,D等より成る次の
群に対し周期的に繰り返され、且つこのスイツチ
ングサイクル中に4つのスイツチングインターバ
ル1,2,3及び4が毎回生ずる場合には切換ス
イツチ287はインターバル2及び4では図示の
位置にあり、切換スイツチ297はインターバル
2では図示の上側位置に位置し得るようになる。
更に切換スイツチ289はインターバル2及び3
では図示しない中央位置、インターバル4では図
示の上側位置及びインターバル1では図示されな
い下側位置に位置し得るようになる。インターバ
ル1及び3では切換スイツチ287は図示しなし
位置に位置し、インターバル3では切換スイツチ
297が図示しない位置に位置し得るようにな
る。インターバル1及び4中切換スイツチ297
の位置は重要ではない。その理由は切換スイツチ
289が上側または下側位置にあり、回路の出力
信号が非線形フイルタ回路71から得られないか
らである。
切換スイツチ287の作動により、サイクル
B,B,C,Cに関連する元の信号のほぼ1フイ
ールド周期に亘つて遅延されたサイクルA,A,
B,Bが非線形フイルタ回路71の入力端子11
にこのサイクルB,B,C,Cで用いられるよう
になる。
切換スイツチ297によつて、非線形フイルタ
回路71の入力端子9に信号が現れるようにす
る。この信号は、入力端子3の信号に対しインタ
ーバル3中1ライン周期に亘つて遅延すると共に
入力端子11の信号に対しインターバル2中1ラ
イン周期早期に発生する。これがため、連続する
2フイールドからの3つの順次ラインがインター
バル2及び3中非線形フイルタ回路71の入力端
子3,9及び11に現れるようになり、フイール
ドAからの2ラインとフイールドBからの中間ラ
インがインターバル2中に現れるようになり、フ
イールドBからの2ラインとフイールドAからの
中間ラインがインターバル3中に現れるようにな
る。従つてこれらインターバル2及び3では非線
形フイルタ回路71が作動して出力信号を発生す
る。その理由は切換スイツチ289がその中間位
置に位置するからである。
第1サイクルでは、インターバル1においてフ
イールドAからの信号が、インターバル2及び3
においてフイールドA及びBからの3つの連続ラ
インからの非線形ろ波信号が、インターバル4に
おいてフイールドBからの信号が出力289に得
られる。他のサイクルでは、フイールドAがフイ
ールドCと置換わり、フイールドBがフイールド
Dと置換わり、以下同様である。
切換スイツチ297を2位置拡張して非線形フ
イルタ回路71の入力端子9が、インターバル4
の周期中にはそのフイルタ回路7の入力端子11
に相互接続され、インターバル1の期間中には前
記フイルタ回路71の入力端子3に相互接続され
るようにする場合には切換スイツチ289を省く
ことができる。
第8図は、第2図につき説明したような並列フ
イルタ回路75を用いる場合に、第7図のビデオ
信号処理回路をどの様に適合させるかを示したも
のである。
この場合には切換スイツチ289は僅か2つの
切換位置を有しているだけであり、このスイツチ
の入力は並列フイルタ回路75の出力183と1
81に接続する。インターバル1と4の期間中に
は切換スイツチ289が図示の位置とは反対側の
下側の位置に切換わり、出力289は並列フイル
タ回路75の出力181に接続され、この出力1
81から出力端子298に非処理遅延信号を受信
する。切換スイツチ289の図示の上側位置は、
インターバル2及び3の期間中にこの上側位置に
切換わり、この位置では出力298が並列フイル
タ回路75の出力183に接続されて、出力29
8は並列フイルタ回路75の非線形フイルタ回路
71によつて処理されたくし形ろ波信号を受信す
る。
並列フイルタ回路75の入力73は、インター
バル3では図示の位置とは反対側の位置に切換わ
る切換スイツチ301を介してフイールド数2倍
器283の出力285に接続され、インターバル
2では切換スイツチ301が図示の位置となり、
並列フイルタ回路75の入力73は遅延回路29
3の出力に接続される。並列フイルタ回路75の
入力73に現われる信号はインターバル1及び4
の期間中には出力信号として処理されないから、
これらのインターバル1及び4における切換スイ
ツチ301の位置は問題にならない。
並列フイルタ回路75の入力79は、インター
バル1及ビ2では図示の位置とは反対側の位置を
占める切換スイツチ303を介してフイールド数
2倍器283の出力285に接続され、インター
バル3及び4ではスイツチ303が図示の位置を
占めて、フイルタ回路75の入力79が遅延回路
295の出力に接続される。
第9図は第1図につき説明したような非線形フ
イルタ回路71を用いて、入力端子1に供給され
るビデオ信号に対する雑音を抑圧するための回路
を示す。斯かる非線形フイルタ回路71の出力2
1は減算回路307の反転入力端子305に接続
し、減算回路307の非反転入力309は入力1
から到来するビデオ信号を受信する。減算回路3
07の出力311は、例えば既知の方法にならつ
てムーブメント(画像の動き)に依存させること
ができる伝達係数kの伝達回路313を介して加
算回路317の一方の入力315に接続し、加算
回路317の他方の入力319には非線形フイル
タ回路71の出力21を接続する。
雑音抑制回路の出力も構成する加算回路317
の出力321は、1フイールド期間から1/2ライ
ン期間を差引いた遅延時間を呈する遅延回路32
3を介して非線形フイルタ回路71の入力端子3
と、1ライン期間の遅延を呈する遅延回路325
の入力端子とに接続し、この遅延回路325の出
力は非線形フイルタ回路71の入力9と、遅延回
路327の入力とに接続する。遅延回路327は
1フイールド期間から1/2ライン期間を差引いた
遅延時間を有し、この遅延回路の出力を非線形フ
イルタ回路71の入力11に接続する。
この場合、非線形フイルタ回路71はその回路
の3つの入力端子に到来する信号の内で、最良の
雑音抑圧のために最も好適な信号を自動的に通過
させる。
所望に応じ、遅延回路323の出力と、減算回
路307及び加算回路317の相互接続した入力
305及び319との間には第3図に示したよう
に、くし形フイルタ回路220及び加算回路20
7を設けることができる。
第10図は非線形フイルタ回路71をDPCM
デコーダ331に用いた例であり、このデコーダ
の入力端子333を量子化減算回路337の出力
335に接続し、減算回路337の非反転入力3
39をビデオ信号入力1に接続し、かつ減算回路
337の反転入力341をデコーダ331の出力
343に接続して、DPCMエンコーダを構成す
る。なお、ここに前図に対応する部分には同一符
号を付して示してある。
デコーダ331の出力343は非線形フイルタ
回路71の出力21に接続する。非線形フイルタ
回路71はその出力信号を復量子化
(dequantising)加算回路347の入力345に
も供給し、この加算回路347の他方の入力34
9はデコーダ331の入力333に接続する。
復量子化加算回路347の出力350は遅延時
間が(1フイールド期間−1ライン期間)の遅延
回路351を介して非線形フイルタ回路71の入
力3と、遅延時間が1ライン期間の遅延回路35
3の入力とに接続し、遅延回路353の出力は非
線形フイルタ回路71の入力9と、遅延回路35
5の入力とに接続する。遅延回路355は(1フ
イールド期間−1/2ライン期間)の遅延時間を有
し、この遅延回路の出力を非線形回路71の入力
11に接続する。
量子化減算回路337はビデオ信号の各到来す
るサンプルを対するコードを供給し、このコード
はデコーダ331の出力343に現われるビデオ
信号と入力端子1に現われるビデオ信号サンプル
の振幅値との振幅差に依存する値に対応する。
デコーダ331は積分回路であり、この回路で
はコード値が入力1にあるビデオ信号サンプルの
画像中の位置にほぼ対応する位置の、ビデオ信号
サンプルの値に加算される。この場合、最も正確
な積分結果が得られる最適位置は非線形フイルタ
回路71によつて決定される。
第11図でも以前の図における対応する部分に
は同一符号を付して示してある。ビデオ信号入力
1は非線形フイルタ回路71の入力3に接続し、
このフイルタ回路71の入力9は遅延回路359
を介してビデオ信号入力1に接続し、フイルタ回
路71の入力11は遅延回路361を介して遅延
回路359の出力に接続する。遅延回路359は
1ライン期間の遅延時間を有し、遅延回路361
は(1フイールド期間−1/2ライン期間)の遅延
を呈する。これがため、非線形フイルタ回路71
は現在フイールドからの2ラインとこの2ライン
の中間に位置する先のフイールドからの1ライン
の3ラインのビデオ信号を受信し、かつこれら3
つのビデオ信号の平均値に最も近い値のものを任
意瞬時に出力21に通過させる。非線形フイルタ
回路71の出力21は加減算回路365の入力3
63に接続すると共に、1ライン期間の遅延時間
を有する遅延回路367を介して加減算回路36
5の他の入力369に接続する。加減算回路36
5の第3入力371は遅延回路359の出力に接
続すると共に、加算回路375の入力373にも
接続する。この加算回路375の他方の入力37
7は可制御の伝達係数kを有する伝達回路379
を介して加減算回路365の出力381に接続す
る。加算回路375の出力383は垂直輪郭補正
回路として作用する回路の出力を構成する。
加減算回路365の各入力に供給されるビデオ
信号の内の、入力363と369に現われる信号
の和の1/2を入力371に現われる信号から差引
き、この差信号を出力381に通過させる。上記
入力信号の和の1/2とは、連続する2ライン期間
の各期間における垂直方向に連続する3ラインの
ビデオ信号の平均値に最も近い値の平均値であ
り、加減算回路365の入力端子371には中央
ラインに対応する信号が供給される。加減算回路
365の出力381に現われる信号は伝達回路3
79を介して加算回路375の入力377にトラ
ンジエント補正信号を発生し、この信号を入力3
73に供給される前記中央ラインの信号に加算す
ることによりできるだけ好適な輪郭補正を得るこ
とができる。
第12図は第4図及び第2図の並列フイルタ回
路75を用いる場合に、第11図の垂直輪郭補正
回路をどの様に適合させるかを示したものであ
る。この第12図でも以前の図における対応する
部分には同一符号を付して示してある。
この場合には、遅延回路367の入力に接続し
た加減算回路365の入力363を並列フイルタ
回路75の出力183に接続し、また加減算回路
365の入力371に接続した加算回路375の
入力373を1ライン期間の遅延を呈する遅延回
路385を介して並列フイルタ回路75の出力1
81に接続する。後者の遅延回路385は所要に
応じ、並列フイルタ回路75における関連するく
し形フイルタの出力181に通ずる枝路が1ライ
ン期間の遅れをとる場合には省くことができる。
第13図でも以前の図における対応する部分に
は同一符号を付して示してあり、これらの各部分
については先に説明した通りである。本例では1
フイールド当りのライン数を例えば624.5から
312.5とするように、実質上半分とする必要のあ
る飛越し走査ビデオ信号を入力1に供給する。こ
の変換すべきビデオ信号を(1フイールド期間+
1/2ライン期間)の遅延を有する遅延回路401
を介して第2図につき説明した並列フイルタ回路
75の入力73に供給する。
並列フイルタ回路75の出力183は補間回路
405の入力403にろ波したビデオ信号を供給
する。並列フイルタ回路75の出力181は非処
理ビデオ信号を補間回路405の入力407に供
給し、この信号は入力403に供給されるビデオ
信号の遅延時間に適合した遅延を有している。
補間回路405は第2図のくし形フイルタ回路
77の減算回路161と、出力165及び181
がないだけで、構造的には第2図のくし形フイル
タ回路77と同じであり、補間回路405の目的
は1画像の高さ当り312ライン期間以上の周波数
成分を抑圧することにある。係数回路143,1
11,123,113,125,115,12
7,117及び129の係数値はそれぞれ例え
ば、0,0,−1/8,1/4,3/4,1/4,−1/8,0及
び0とすることができる。係数回路145,10
3,131,105,133,107,135,
109及び137の係数値はそれに等しくする。
補間回路405は第2図のくし形フイルタ回路
77の出力157及び177にそれぞれ対応する
出力409及び411を有している。これらの各
出力409及び411を加算回路431の入力に
接続し、この加算回路の出力を既知のライン数半
減回路417の入力415に接続し、この回路の
出力419から殆ど妨害のない所望信号を出力す
る。
第14図は第13図の回路を単純化した例であ
り、この図でも以前の図における対応する部分に
は同一符号を付して示してあり、これらの各部分
については先に説明した通りである。この場合に
は、補間回路405の入力407を回路の入力1
に接続する。この出力1は第1図につき説明した
非線形フイルタ回路71の入力3にも接続する。
非線形フイルタ回路71の入力9は1ライン期間
の遅延を有する遅延回路431の出力に接続し、
この出力には(1フイールド吐かん−1/2ライン
期間)の遅延を有する遅延回路433の入力も接
続し、この遅延回路433の出力は非線形フイル
タ回路71の入力11に接続する。
第15図は第6図の回路に用いる第2くし形フ
イルタ220の実例を示したものである。各々1
ライン期間の遅延を有する遅延素子421,42
3,425,427,429及び431を直列に
接続した回路を入力281に接続する。これらの
各遅延素子の入力及び出力は係数回路433,4
35,437,439,441,443及び44
5を介した加算回路447に接続する。この加算
回路447の出力449は回路出力203と減算
回路453の反転入力451とに接続し、減算回
路の非反転入力455は遅延素子425の出力
と、回路出力217とに接続する。減算回路45
3の出力はくし形フイルタ回路の出力211に接
続する。
第16図でも以前の図における対応する部分に
は同一符号を付して示してあり、この図の例では
非線形フイルタ回路71の出力21を減算回路5
03の一方の入力501に接続し、減算回路の他
方の入力505を非線形フイルタ回路71の入力
11に接続する。
減算回路503の出力507はムーブメント
(画像の動き)指示信号を高域通過フイルタ51
1の入力509に供給し、このフイルタの出力5
13から得られる信号は画像の動きに依存する
が、垂直方向の静止トランジエントが画像中に生
ずる場合には上記フイルタ511の出力信号の値
はほぼ0であるため、このトランジエントは画像
の動きとしては検出されない。
この回路を例えば第6図に示した2倍器のよう
なライン数2倍器の後に用いる場合には、(1フ
イールド期間−1/2ライン期間)の遅延を呈する
図示の遅延回路7を1ライン期間の遅延を呈する
遅延回路と置換えて、減算回路503の入力50
5を非線形フイルタ回路71の入力9に接続す
る。
第17図でも前図における対応する部分には同
一符号を付して示してある。第6図につき述べた
ようにライン数2倍回路265,263の後に非
線形フイルタ回路13,257,71を接続する
が、ここでは非線形フイルタ回路の出力21に接
続されない側の切換スイツチ244の入力を非線
形フイルタ回路71の入力に接続する。
切換スイツチ244の出力246は加減算回路
365の入力263と、1ライン期間の遅延を呈
する遅延回路515の入力とに接続し、この遅延
回路の出力を遅延回路367の入力と、加減算回
路365の入力と、加算回路375の入力373
とに接続する。
遅延回路515の入力及び加減算回路365の
入力363の前にあるライン数2倍器およびライ
ン回路は所要に応じ、第3,4,5又は6図のそ
れらと置換することができる。
第18図でも前図における対応する部分には同
一符号を付して示してあり、この図はライン数2
倍器265,263と、非線形フイルタ回路71
と、くし形フイルタ回路517とをどの様に組合
わせるかを示したもので、斯かるくし形フイルタ
回路517は非線形フイルタ回路71の後に配置
することができる。このようにすれば、トランジ
エント応答及び非線形動作による不所望な信号成
分の抑圧を互いに無関係に、できるだけ有利に行
なえるようにくし形フイルタ回路を設計すること
ができる。
くし形フイルタ回路517は相補回路であり、
入力端子519,521から合成回路523に至
る2個の相補フイルタリング信号路を有し、本例
では合成回路を加算回路の形態に構成し、その出
力端子525を切換スイツチ244の入力端子の
一方に接続する。相補くし形回路517のそれぞ
れの入力端子519及び521は非線形フイルタ
回路71の出力端子21及び入力端子9にそれぞ
れ接続する。
図面を簡明にするため2個のくし形フイルタ5
27,529を有する相補くし形フイルタ回路5
17を示してある。これらの各くし形フイルタは
第15図に示す如く構成することができ、その場
合、減算回路453及び出力端子217は省略す
る。
これらくし形フイルタを構成するのに有利な係
数は次の如く選定できる。
係 数 フイルタ527 フイルタ529 433 +0.0625 −0.0625 435 −0.1975 +0.1875 437 +0.1875 −0.1875 439 +0.8750 +0.1250 441 +0.1875 −0.1875 443 −0.1875 +0.1875 445 +0.0625 −0.0625 従つてくし形フイルタ529に課せられるべき
要件は満足される。かかる要件とは、非線形フイ
ルタ回路71によつて生ずる画像ライン数の3分
の1の領域における画像高さ当りの多数の周期の
周波数の減衰を修正する必要があり、その場合に
起る180゜の位相推移も修正する必要があるので、
位相特性は線形にする必要があり、画像ラインの
半分に等しい画像高さ当りの多数の周期の周波数
において減衰を最大ならしめる必要があり、直流
電流転送を1に等しくする必要があり、この画像
周期当りゼロ周期近くの周波数に対する周波数を
できるだけ平坦にする必要があるということであ
る。
くし形フイルタ529の遅延線及び係数の数を
増大すれば、周波数特性を画像高さ当りの画像ラ
イン数の半分に対応する周波数近くで一層平坦に
保つことができ、かつこの周波数における減衰を
でき、これは静止画に対し有利である。動画に対
しては上述した構成が有利である。
相補くし形フイルタ回路のそれぞれの入力端子
521及び519並びにそれぞれの入力端子51
9及び521をそれぞれ減算回路を介してくし形
フイルタ529及び527の入力端子に接続した
場合にはくし形フイルタ527及び529の一方
を遅延回路によつて置換できる。各入力端子から
関連する減算回路の出力端子への転送の符号に応
じて合成回路523は加算回路又は減算回路とす
る必要がある。
ライン数2倍及び非線形フイルタ回路265,
263,13,257,71は、第5図のライン
数2倍及び非線形回路253,223,255,
71により置換できる。その場合切換スイツチ2
44の関連入力端子に接続した相補くし形フイル
タ回路517の入力端子521は非線形フイルタ
回路71の入力端子3に接続する必要がある。
相補くし形回路517が図示の構成の場合に
は、所要に応じ、更に垂直輪郭補正が得られるよ
うにくし形フイルタ527を構成することができ
る。その場合には切換スイツチ44の下側入力端
子をくし形フイルタ527の出力端子に接続する
必要がある。
前出の図面におけると対応する部分を同一参照
符号で示した第19図には、第18図の相補くし
形フイルタ回路517と置換できる制御回路53
0を示す。
ビデオ信号は非線形フイルタ回路71の出力端
子21から制御回路530の入力端子531を介
して振幅比制御回路535の入力端子533に供
給する。非線形フイルタ回路71の入力端子9に
おけるビデオ信号は制御回路530の入力端子5
37を介して振幅比制御回路535の他の入力端
子539に供給する。振幅比制御回路535の出
力端子541は切換スイツチ244の上側入力端
子に接続する。
振幅比制御回路535の制御信号入力端子54
3は、プログラマブル読出専用メモリ(PROM)
の形態とすることができる関数発生器545の出
力端子に接続する。関数発生器545は絶対差値
決定回路547の出力端子から信号を受信し、こ
の回路547の入力端子は、制御回路530の入
力端子531及び537における信号と、平均化
回路552の出力信号との間の絶対差値を決定す
る2個の絶対差値決定回路549及び551の出
力端子に接続し、平均化回路552の入力端子5
53,555,557は非線形フイルタ回路71
の入力端子11,9,3にそれぞれ接続する。
振幅比制御回路535に対する制御信号の導出
は次の事項を基礎とする。非線形フイルタ回路7
1は画像高さ当りの周波数が画像当りのライン数
の3分の1にほぼ等しい周波数を最高可能範囲へ
減衰し、次いで最高の度合の歪を発生する。エネ
ルギー伝達はこれら周波数では最低になる。この
周波数伝達の目安は絶対差値決定回路549,5
51及び547を用いて得ることができる。非線
形フイルタ回路71からのエネルギー伝達が低い
場合には、振幅比制御回路535の入力端子53
9から出力端子541への伝達係数kを入力端子
543における制御信号により大きくして、無歪
信号伝達が行われるようにする必要がある。エネ
ルギー伝達が大きい場合には、伝達係数kを小さ
くしかつ振幅比制御回路535の入力端子533
から出力端子541への伝達係数1−kを大きく
して、比線形フイルタ回路71を作動させるよう
にする。
所要に応じ、連続的に制御可能な振幅比制御回
路535に代えて切換スイツチを使用することも
できる。
関数発生器545により、ユーザの要望に適合
した制御動作を行わせることができ、かつ閾動作
を行わせることができる。
異なるライン数2倍回路の可能な使用態様につ
き第18図を参照して説明した事項はここでも成
立つ。3本の連続画像ラインの中央ラインに対応
するビデオ信号を常に、平均化回路552の入力
端子555及び制御回路530の入力端子537
に供給する場合には、制御回路530は非線形フ
イルタ回路71の他の用途においても使用でき
る。平均化回路552は、図示の如く、その入力
端子553及び557からその出力端子への伝達
係数1/4と、その入力端子535からその出力端
子への伝達係数1/2とを有する。
前出の図面におけると対応する部分を同一参照
符号で示した第20図は、第19図の制御回路5
30の制御信号発生部の他の構成例を示す。
本例では1ライン周期に等しい遅延をそれぞれ
発生する遅延回路561及び563を、ライン数
2倍回路263の出力端子281及び遅延回路1
3の入力端子の間と、遅延回路257の出力端子
の後段とにそれぞれ配置する。
制御回路530の入力端子565,567,5
69と、入力端子571,573,575はライ
ン数2倍回路の出力端子281、遅延回路56
1,13,257,563の出力端子にそれぞれ
接続する制御回路530の入力端子573,56
9と、575,567と、571,575は絶対
差値決定回路575,577,579の入力端子
にそれぞれ接続し、これら絶対差値決定回路の出
力端子は絶対差値決定回路581,583,58
5の一方の入力端子にそれぞれ接続し、その他方
の入力端子は閾値発生回路587の出力端子にそ
れぞれ接続する。絶対差値決定回路581,58
3,585の出力端子は関数発生器545の入力
端子に接続する。
ライン数2倍回路263の出力端子281及び
遅延回路561,13,257,563の出力端
子には2フイールドにおいて直接隣接する5ライ
ンから得られたビデオ信号が存在している。従つ
て画像高さ当り画像ライン数の3分の1の領域に
おける周期の数を有する周波数を、絶対差値決定
回路575,577,579,581,583,
585と、関数発生器545とを介して検出でき
る。これら周波数が実際に存在する場合には、第
10図につき説明したように、非線形フイルタ回
路71は振幅比制御回路535によりスイツチオ
フされる。
絶対差値決定回路575,577,579の出
力電圧の少なくとも2つが絶対差値決定回路58
1,583,585に供給された閾値を連続的に
超えた場合これら周波数が存在する。
また、2フイールドにおいて直接隣接する5ラ
インのビデオ信号が絶対差値決定回路の入力端子
に供給されかつこれらラインのうち中央の3ライ
ンからのビデオ信号が非線形フイルタ回路71に
供給される場合には非線形フイルタを含む他のビ
デオ信号処理回路においても使用できる。
前出の図面におけると対応する部分を同一参照
符号で示した第21図においては、非線形フイル
タ回路71の前段に方向補正回路601を配置す
る。
この補正回路の3個の入力端子603,60
9,611は、表示すべき画像の2つの順次のイ
ンタレースフイールドからの3つの順次ラインの
3つの垂直インライン画素に対応するビデオ信号
を受信する。中央画素に対応するビデオ信号は、
例えば入力端子609に供給し、例えば、画素の
持続時間に対応する遅延時間を発生する遅延回路
613と、方向補正回路601の出力端子615
とを介して非線形フイルタ回路71の入力端子9
に供給する。
方向補正回路601の入力端子603は遅延回
路613と同一遅延時間をそれぞれ発生する2個
の遅延回路617,618の直列回路に接続し、
かつ方向選択回路621の上側切換スイツチの3
個の入力端子中の下側入力端子に接続する。これ
ら3個の入力端子のうち上側及び中央入力端子は
遅延回路619及び617の出力端子にそれぞれ
接続する。
方向補正回路601の入力端子611は遅延回
路613と同一遅延時間をそれぞれ発生する2個
の遅延回路623,625の直列回路に接続し、
かつ方向選択回路621の下側切換スイツチの3
個の入力端子中の上側入力端子に接続する。これ
ら3個の入力端子のうち下側及び中央入力端子は
遅延回路625及び623の出力端子にそれぞれ
接続する。
方向選択回路621の上側及び下側切換スイツ
チの出力端子は方向補正回路601の出力端子6
27及び625を介して非線形フイルタ回路71
の3入力端子3及び11にそれぞれ接続する。方
向選択回路621は電子回路であること明らかで
ある。方向選択回路621は、例えば、プログラ
マブル読出専用メモリ(PROM)の形態の関数
発生器635の合成信号出力端子633からその
合成信号入力端子631に供給された方向選択信
号群によつて作動させる。
関数発生器635は比較回路647,649,
651,653,655の出力端子にそれぞれ接
続した5個の入力端子637,639,641,
643,645を有する。比較回路647及び6
49は、絶対差値決定回路657及び659によ
つて発生した信号値を、閾値発生器661から供
給された閾値とそれぞれ比較する。
絶対差値決定回路657及び659の一方の入
力端子は絶対差値決定回路663及び665の出
力端子にそれぞれ接続する。絶対差値決定回路6
57及び659の他方入力端子は絶対差値決定回
路665及び667の出力端子にそれぞれ接続す
る。更に絶対差値決定回路663の出力端子は比
較回路651及び655の入力端子に接続し、絶
対差値決定回路665の出力端子は比較回路65
1及び653の入力端子に接続し、かつ絶対差値
決定回路667の出力端子は比較回路653及び
655の入力端子に接続する。
方向選択回路621の上側、中央及び下側位置
をそれぞれ,及びで示し、かつ関数発生器
635の入力端子637,639,641,64
3及び645における信号をそれぞれA,B,
C,D及びEで示すと、方向選択回路621の上
側、中央及び下側位置,及びに対し次表の
関係が成立つ。
ABCDE方向選択回路621の位置 00000 00001 00011 00100 01000 01001 01011 01100 10000 10001 10011 10100 この状態においては、閾値発生器633の出力
値が絶対差値決定回路665の出力値を超え、絶
対差値決定回路667の出力値が絶対差値決定回
路665の出力値を超えかつ絶対差値決定回路6
67の出力値が絶対差値決定回路663の出力値
を超えた場合に信号C,D及びEがそれぞれ論理
値1を有するものとする。
これは、非線形フイルタ回路71が輪郭の方向
に応じて、この輪郭の方向に対応する方向におい
て互に頂部にある画素からビデオ信号を受信し、
その結果非線形フイルタ回路71により改善され
た雑音抑圧が得られることを意味する。
方向補正回路は上述したすべての場合において
使用できるが、この方向補正回路は1画素に等し
い遅延を発生することを考慮する必要がある。そ
の場合遅延回路を除き、非線形回路の入力端子
3,9及び11に接続した他の回路はすべて、こ
れら入力端子に接続した状態に維持される。
所要に応じ、方向補正回路601を拡張して、
入力端子603及び611から方向選択回路62
1及び関数発生器635への信号路において一層
多くの画素に対応するビデオ信号を用いて一層多
くの輪郭方向を選択するようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオレコードプレーヤによる静止画
表示用の本発明ビデオ信号処理回路の一例のブロ
ツク図、第2図はビデオレコードプレーヤによる
静止画表示用の本発明本発明ビデオ信号処理回路
の他の例のブロツク図、第3図は1フイールド当
りのライン数2倍用の本発明ビデオ信号処理回路
の第1例のブロツク図、第4図は1フイールド当
りのライン数2倍用の本発明ビデオ信号処理回路
の第2例のブロツク図、第5図はライン数2倍用
の本発明ビデオ信号処理回路の第3例のブロツク
図、第6図はライン数2倍用の本発明ビデオ信号
処理回路の第4例のブロツク図、第7図はフイー
ルド数2倍用の本発明ビデオ信号処理回路の一例
のブロツク図、第8図はフイールド数2倍用の本
発明ビデオ信号処理回路の他のブロツク図、第9
図はノイズ抑圧用の本発明ビデオ信号処理回路の
ブロツク図、第10図は差分パルスコード変調及
び復調用の本発明ビデオ信号処理回路の一例のブ
ロツク図、第11図は垂直輪郭補正用の本発明ビ
デオ信号処理回路の一例のブロツク図、第12図
は垂直輪郭補正用の本発明ビデオ信号処理回路の
他の例のブロツク図、第13図は1フイールド当
りのライン数半減用の本発明ビデオ信号処理回路
の一例のブロツク図、第14図は1フイールド当
りのライン数半減用の本発明ビデオ信号処理回路
の他の例のブロツク図、第15図は第6図のライ
ン数2倍器に用いる第2くし形フイルタの一例の
ブロツク図、第16図はムーブメント検出器とし
て構成された本発明ビデオ信号処理回路の一例の
ブロツク図、第17図はライン数2倍器、非線形
フイルタ回路及び垂直輪郭補正回路を含む本発明
ビデオ信号処理回路の一例のブロツク図、第18
図は非線形フイルタ回路及びライン数2倍器の後
段にくし形フイルタを含む本発明ビデオ信号処理
回路のブロツク図、第19図は非線形フイルタの
出力及び入力回路間に配置された制御回路を有す
る本発明ビデオ信号処理回路のブロツク図、第2
0図は非線形フイルタ回路の出力及び入力回路間
に配置された制御回路の他の例を含む本発明ビデ
オ信号処理回路のブロツク図、第21図は非線形
フイルタ回路の入力回路の前段に方向補正回路を
含む本発明ビデオ信号処理回路のブロツク図であ
る。 1……入力端、5……選択回路、7,13,8
3,179……遅延回路、15,17,19……
スイツチ、29……決定回路、37……論理回
路、40,43,49……比較回路、65,81
……切換スイツチ、71……非線形フイルタ回
路、75……並列フイルタ回路、77……くし形
フイルタ回路、87,89,91,93,95,
97,99,101……遅延素子、103,10
5,107,109,111,113,115,
117,123,125,127,129,13
1,133,135,137,143,145…
…係数回路、119,121,139,141,
155,175,185,207……加算回路、
161……減算回路、201……くし形フイル
タ、213……減算回路、219……全域パス回
路、220……第2くし形フイルタ回路、223
……ライン数2倍器、227,229……書込み
スイツチ、231,233,235,237……
ラインメモリ、243,245……読取りスイツ
チ、244……切換スイツチ、251,253,
255,256,257,259……遅延回路、
263……ライン数2倍器、265……遅延回
路、269,271,273……ラインメモリ、
257……書込みスイツチ、277……書込みス
イツチ、279……読出しスイツチ、283……
フイールド数2倍器、287,289,297,
301,303……切換スイツチ、293,29
5,323,325,327,355,359,
361,367,385,401,421,42
3,425,431,433,515……遅延回
路、307……減算回路、331……DPCMデ
コーダ、313……伝達回路、317……加算回
路、337……量子化減算回路、347……復量
子化加算回路、365……加減算回路、375…
…加算回路、379……伝達回路、405……補
間回路、413……加算回路、417……ライン
数半減回路、447……加算回路、453,50
3……減算回路、517……くし形フイルタ回
路、523……合成回路、527,529……く
し形フイルタ、530……制御回路、535……
振幅比制御回路、545……関数発生器、54
7,549,551……絶対差値決定回路、55
2……平均化回路、561,563……遅延回
路、575,577,579,581,583,
585……絶対差値決定回路、587……閾値発
生回路、601……方向補正回路、613,61
7,619,623,625……遅延回路、62
1……方向選択回路、635……関数発生器、6
47,649,651,653,655……比較
回路、657,659,663,665,667
……絶対差値決定回路、661……閾値発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2フイールドの隣接する順次の3ラインに
    略々対応するビデオ信号を供給する信号源に結合
    された3個の入力端子と1個の出力端子を有する
    と共に決定回路によつて駆動し得る動き適応形選
    択回路を有する非線形フイルタ回路を具える飛越
    し走査ビデオ信号を処理するビデオ信号処理回路
    において、前記決定回路29は前記選択回路5の
    3個の入力端子3,9,11にそれぞれ結合され
    た3個の入力端子51,53,57を有すると共
    に、任意の瞬時において選択回路5の3個の入力
    端子3,9,11のどの端子に供給されたビデオ
    信号の振幅がこれら3個の入力端子の信号振幅の
    平均値に最も近いかを決定するよう構成し、且つ
    前記選択回路5は前記決定回路29の制御の下で
    決定された入力端子をその出力端子21に結合す
    る回路15,17,19を具えていることを特徴
    とするビデオ信号処理回路。 2 特請請求の範囲第1項に記載のビデオ信号処
    理回路において、前記非線形フイルタ回路は、ビ
    デオ信号を、3画像ラインに相当する垂直方向の
    周期性を持つ信号成分が抑圧され、2画像ライン
    に相当する周期性を持つ信号成分が通されると共
    に4画像ライン以上に相当する周期性を持つ信号
    成分が通されるようにくし形にろ波して選択回路
    5の入力端子3,9,11に供給するくし形フイ
    ルタ回路77を含み、信号トランジエントが垂直
    方向のリンギングを殆んど示さないようにしてあ
    ることを特徴とするビデオ信号処理回路(第2
    図)。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のビ
    デオ信号処理回路において、前記決定回路29は
    選択回路5の入力端子3,9,11の各別の対に
    それぞれ結合された入力端子対51,53;5
    5,57;59,61を有する3個の比較回路4
    5,47,49を含み、これら比較回路の出力端
    子を読出し専用メモリ37のアドレス入力端子3
    9,41,43に結合すると共に、該メモリの出
    力端子31,33,35を前記選択回路5の駆動
    信号入力端子23,25,27に結合してあるこ
    とを特徴とするビデオ信号処理回路(第1図)。 4 特許請求の範囲第1、2項又は第3項に記載
    のビデオ信号処理回路において、前記非線形フイ
    ルタ回路はライン数2倍回路223を含み、該ラ
    イン数2倍回路の一方の入力端子221を少なく
    とも選択回路5を経て、他方の入力端子225を
    遅延回路219,226;95,27,83を経
    てビデオ信号源1に結合してあることを特徴とす
    るビデオ信号処理回路(第3および第4図)。 5 特許請求の範囲第1、2項又は第3項に記載
    のビデオ信号処理回路において、前記非線形フイ
    ルタ回路はライン数2倍回路223を含み、該ラ
    イン数2倍回路の一方の入力端子221を1フイ
    ールド期間+1/2ライン期間の遅延を有する遅延
    回路253を経て、他方の入力端子225を直接
    ビデオ信号源1に結合してあることを特徴とする
    ビデオ信号処理回路(第5図)。 6 特許請求の範囲第1、2項又は第3項に記載
    のビデオ信号処理回路において、前記非線形フイ
    ルタ回路はライン数2倍回路263を含み、該ラ
    イン数2倍回路は互に部分的にオーバラツプする
    書込みサイクルを有する3個のラインメモリ26
    9,271,273を含んでいることを特徴とす
    るビデオ信号処理回路(第6図)。 7 特許請求の範囲第1、2項又は第3項に記載
    のビデオ信号処理回路において、ビデオ信号源は
    A,A,B,B型のフイールド数2倍器283を
    含んでいることを特徴とするビデオ信号処理回路
    (第7,8図)。 8 特許請求の範囲第1項に記載のビデオ信号処
    理回路において、前記非線形フイルタ回路は選択
    回路3,9,11,71,21を含む帰還路32
    1,319,305を有する再帰型ノイズ低減回
    路であることを特徴とするビデオ信号処理回路
    (第9図)。 9 特許請求の範囲第1項に記載のビデオ信号処
    理回路において、前記非線形フイルタ回路は、入
    力端子333を加算回路347の一方の入力端子
    349に結合すると共に該加算回路の他方の入力
    端子345を選択回路5,71を含む遅延回路7
    1,355,353,351を経て該加算回路の
    出力端子349に結合して成るDPCMデコーダ
    331であることを特徴とするビデオ信号処理回
    路(第10図)。 10 特許請求の範囲第1項に記載のビデオ信号
    処理回路において、前記選択回路5の出力端子2
    1を垂直輪郭補正信号を形成する加減算回路36
    5の第1入力端子363に結合すると共に1ライ
    ン期間の遅延を有する遅延回路367を経て該加
    減算回路の第2入力端子369に結合し、該加減
    算回路の第3入力端子371を選択回路の入力端
    子9に結合してあることを特徴とするビデオ信号
    処理回路(第11図)。 11 特許請求の範囲第2項に記載のビデオ信号
    処理回路において、前記くし形フイルタ回路75
    は2個の出力端子181,183を有し、これら
    出力端子を互に1ライン期間の遅延を生ずるよう
    に遅延回路を経て及び直接加減算回路365の2
    個の入力端子371,363に結合すると共に、
    該加減算回路の第3入力端子369を1ライン期
    間の遅延を有する遅延回路367を経てくし形フ
    イルタ回路75の一方の出力端子183に結合
    し、前記加減算回路365が輪郭補正信号を出力
    し得るようにしてあることを特徴とするビデオ信
    号処理回路(第12図)。 12 特許請求の範囲第1、2項又は第3項に記
    載のビデオ信号処理回路において、前記非線形フ
    イルタ回路は少なくとも補間回路405を経て選
    択回路71,75に結合されたライン数半減回路
    417を含むことを特徴とするビデオ信号処理回
    路(第13,14図)。 13 特許請求の範囲第1項に記載のビデオ信号
    処理回路において、前記選択回路の出力端子21
    に減算回路503の一方の入力端子501を接続
    し、該減算回路の他方の入力端子を決定回路の先
    行フイールドからのビデオ信号が供給される入力
    端子11に結合して該減算回路503の出力端子
    507にムーブメント指示信号が得られるように
    してあることを特徴とするビデオ信号処理回路
    (第16図)。 14 特許請求の範囲第1項に記載のビデオ信号
    処理回路において、前記非線形フイルタ回路はラ
    イン数2倍回路を含み、その出力端子281を非
    線形フイルタ回路として作用する決定及び選択回
    路71の入力回路3,9,11に結合すると共
    に、決定及び選択回路71の出力端子21と入力
    端子9とを相補くし形フイルタ回路517を経て
    切換スイツチ244の入力端子にそれぞれ結合し
    てあることを特徴とするビデオ信号処理回路(第
    18図)。 15 特許請求の範囲第1項に記載のビデオ信号
    処理回路において、前記非線形フイルタ回路は非
    線形フイルタ回路として作用する決定及び選択回
    路71の出力端子21と入力回路3,9,11と
    に結合された制御回路530を含むことを特徴と
    するビデオ信号処理回路(第19,20図)。
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