JPH0582672U - 車両のミラー装置 - Google Patents

車両のミラー装置

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JPH0582672U
JPH0582672U JP3508992U JP3508992U JPH0582672U JP H0582672 U JPH0582672 U JP H0582672U JP 3508992 U JP3508992 U JP 3508992U JP 3508992 U JP3508992 U JP 3508992U JP H0582672 U JPH0582672 U JP H0582672U
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JP
Japan
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mirror
stay
harness
electric
side portion
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Withdrawn
Application number
JP3508992U
Other languages
English (en)
Inventor
豊樹 重松
浩 山田
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性及び信頼性が優れ、軽量で外観が良い
電動ミラー装置を提供する。 【構成】 上下両端部を車体前端の側部に取付けられた
コ字状又は弓形のミラーステー、及び同ミラーステーの
縦辺部分に装着された電動ミラーを具備してなるものに
おいて、上記ミラーステーが、同ステーの外側面に開口
を有し内部に上記電動ミラーへの電気配線を収容するハ
ーネス収容溝を具えたアルミニウム合金製の押出成形材
によって形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャブオーバ型トラック等車両のミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
キャブオーバ型トラックの車体前端部分には、その上下両端部を車体前端の側 部に取付けられたコ字状又は弓形をなすミラーステーと、同ステーの縦辺部分に 装着された1個以上のミラーとを具えたミラー装置が設けられており、近来上記 ミラーとして、鏡を上下左右に自在に傾けることができるようにした電動ミラー が広く採用されるようになった。
【0003】 いま、上記電動ミラーを具えた従来のミラー装置の典型的な構造を、図5の側 面図及び図6の正面図を参照して説明すると、図中符号10はキャブオーバ型ト ラックのキャブを総括的に示し、12はキャブ10の前端側部に配置されたフロ ントピラー、14はウインドシールドである。 上記フロントピラー12に沿ってコ字状又は弓形をなすミラーステー16が配 設され、同ミラーステー16はその上下両端部を、上下の取付金具18及び20 にボルト等によって、必要に応じ軸線O−Oの周りに廻動させることができるよ うに取付けられており、かつ上下方向に延在する縦辺部24には略車巾方向に延 びた三角形のミラー取付部26が形成されている。
【0004】 上記ミラー取付部26には、自体公知の電動ミラー28が取付けられ、同電動 ミラー28は、そのケーシング30の内部に鏡を略水平方向の横軸及び同横軸に 直交する縦軸の周りに自在に傾動させるための駆動装置が収容されている。同駆 動装置を作動させるための数本の電線からなるハーネス32が、上記ミラーステ ー16の縦辺部24の下端部分から上記三角形のミラー取付部26に沿って配置 され多数のバンドクリップ34により固定されている。
【0005】 上記従来のミラー装置では、電動ミラー28に対する電気配線即ちハーネス3 2が、ミラーステー16の縦辺部24及びミラー取付部26の外表面に沿って配 置され露出しているために、絶縁被覆が早期に劣化する欠点があり、また他の物 品との接触により断線の危険性がある。更に、冬季における着雪やクリップ力の 不足による弛み等により高速走行時に空力的外力を受けて振動し風切音が発生し 易く、また外観が著しく損なわれる不具合がある。
【0006】 従来のミラー装置における上記欠点及び不具合を解消するためには、通常スチ ールパイプ材によって形成されているミラーステー16の下端部分に孔を穿設し てステー内部にハーネス32を収容する方法が考慮されるが、ステー16の内部 にハーネス32を挿入する作業が極めて困難で多大の製造コストを要する欠点が あり、また従来、上記スチールパイプ製ミラーステー16には電着塗装による防 錆が行なわれているが、上記ハーネス挿入用の孔を穿設した場合、孔の部分での 塗料のつき廻りが極めて悪いため、この部分から早期に発錆する不都合がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来のミラー装置の欠点を改善し、ミラーステー及び電気配線 の耐久性及び信頼性が優れ、かつ製造コストが安く、更に外観が優れた装置を提 供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために創案されたもので、上下両端部を車体前 端の側部に取付けられたコ字状又は弓形のミラーステー、及び同ミラーステーの 縦辺部分に装着された電動ミラーを具備してなるものにおいて、上記ミラーステ ーが、同ステーの外側面に開口を有し内部に上記電動ミラーへの電気配線を収容 するハーネス収容溝を具えたアルミニウム合金製の押出成形材によって形成され たことを特徴とする車両のミラー装置を提案するものである。
【0009】
【実施例】 以下本考案の実施例を図1ないし図4について具体的に説明する。(なお、図 5及び図6に示した従来のミラー装置と実質的に同一又は対応する部材及び部分 には同一の符号を付し、重複にわたる説明は省略する。) 先づ、図1及び図2に示した本考案の第1実施例において、ミラーステー16 の縦辺部24及び三角形状をなすミラー取付部26の略水平方向に延びた横部材 26′が、夫々実質的に同一の断面形状を有するアルミニウム合金の押出成形材 Aによって作られている。図2の拡大断面図に良く示されているように、上記押 出成形材Aは、重量軽減のための中空孔36と、外側面に開口を有し軸線方向に 延在したハーネス収容溝38とを具えている。同ハーネス収容溝38は、電動ミ ラー28を駆動するための数本の電気配線の束即ちハーネス32を収容すること ができ、上記開口の巾Sは、図示のように、ハーネス32の直径より僅かに小さ く形成し、同ハーネス32をハーネス収容溝38に押し込んだ後は、外力を加え て引出さない限りハーネス32が開口から抜け出さないようにすることが望まし い。
【0010】 また、上記ミラーステー取付部の横部材26′及びそれより下方のミラーステ ー縦辺部24におけるハーネス収容溝38の開口には、ハーネス32を押し込ん だのち、樹脂材料製のカバー40が装着されることが望ましい。
【0011】 上記構成によれば、電動ミラー駆動用のハーネス32が、ミラーステー縦辺部 24及びミラー取付部の横部材26′の夫々押出成形によって形成されたハーネ ス収容溝38内に収容されるので、絶縁被覆の早期劣化や他の物品との接触によ る破損や断線が効果的に防止され、耐久性及び信頼性を向上し得る利点があり、 また露出したハーネスへの着雪やクリップ力の不足による弛み等による振動や風 切り音の発生等従来の装置の欠点を確実に防止し得る利点がある。
【0012】 更に、ハーネス32の取付けに際しては、同ハーネスを上記縦辺部24及び横 部材26′のハーネス収容溝38内に単に押し込むだけで良いので、作業が簡単 で安価に製造することができ、また外観を向上することができる。なおまた、上 記縦辺部24及び横部材26′がアルミニウム合金の押出成形材によって形成さ れているので、軽量で防食性が優れている利点がある。
【0013】 次に、図3及び図4に示した本考案の第2実施例では、ミラーステー16の縦 辺部24とミラー取付部の横部材26′とが、好ましくはアルミニウム合金をダ イキャストして作られたジョイント42によって結合された点を除き、その余の 構成は上記第1実施例と実質的に同一である。また上記ジョイント42には外部 からハーネス32を押し込むための略直角に折れ曲った溝44が形成され、同溝 44は勿論上記ハーネス収容溝38に接続する。
【0014】 この構成によれば、前記第1実施例における種々の利点及び効果を同様に享受 し得ることは縷々説明するものでもなく明らかである。また、第1実施例では、 上記縦辺部24と横部材26′を含むミラー取付部26とが通常溶接によって結 合されるが、アルミニウム合金の溶接性は従来のスチールパイプに較べて可成劣 るので、ダイキャストにより多量生産することができ従って安価なジョイント4 2を用いることによって、製造コストを低減すると共に、結合部の信頼性を向上 し得る追加の効果を奏し得るものである。
【0015】 なお、上記第1及び第2実施例では、ミラーステー縦辺部24及び横部材26 ′のハーネス収容溝38が、車体の進行方向前方に配置されているが、勿論進行 方向後方即ち電動ミラー28の鏡面側に配置することができる。なおまた、上記 ハーネス収容溝38の開口部に装着されるカバー40は省略してもよい。
【0016】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る車両のミラー装置は、上下両端部を車体前端の側 部に取付けられたコ字状又は弓形のミラーステー、及び同ミラーステーの縦辺部 分に装着された電動ミラーを具備してなるものにおいて、上記ミラーステーが、 同ステーの外側面に開口を有し内部に上記電動ミラーへの電気配線を収容するハ ーネス収容溝を具えたアルミニウム合金製の押出成形材によって形成されたこと を特徴とし、耐久性及び信頼性が優れ、軽量で外観が良好なミラー装置を提供す ることができるので、実用上有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す要部正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す要部正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】従来のミラー装置を示す側面図である。
【図6】図5に示したミラー装置の正面図である。
【符号の説明】
10 キャブ 16 ミラーステー 24 縦辺部 28 電動ミラー 32 ハーネス 38 ハーネス収容溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下両端部を車体前端の側部に取付けら
    れたコ字状又は弓形のミラーステー、及び同ミラーステ
    ーの縦辺部分に装着された電動ミラーを具備してなるも
    のにおいて、上記ミラーステーが、同ステーの外側面に
    開口を有し内部に上記電動ミラーへの電気配線を収容す
    るハーネス収容溝を具えたアルミニウム合金製の押出成
    形材によって形成されたことを特徴とする車両のミラー
    装置。
JP3508992U 1992-04-09 1992-04-09 車両のミラー装置 Withdrawn JPH0582672U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3508992U JPH0582672U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 車両のミラー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3508992U JPH0582672U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 車両のミラー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0582672U true JPH0582672U (ja) 1993-11-09

Family

ID=12432237

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JP3508992U Withdrawn JPH0582672U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 車両のミラー装置

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