JPH058248Y2 - - Google Patents

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JPH058248Y2
JPH058248Y2 JP1986059551U JP5955186U JPH058248Y2 JP H058248 Y2 JPH058248 Y2 JP H058248Y2 JP 1986059551 U JP1986059551 U JP 1986059551U JP 5955186 U JP5955186 U JP 5955186U JP H058248 Y2 JPH058248 Y2 JP H058248Y2
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support arm
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frame
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central longitudinal
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車組立て工場において車
体を支持搬送したり、あるいは各種工場において
被加工物を支持搬送したりするのに用いられる吊
下げ搬送装置のハンガ装置に関するものである。
[従来の技術] 第9図はたとえば特開昭57−19212号公報に示
され従来のハンガ装置を示す斜視図であり、図に
おいて6はロード・バー、7はロード・バー6の
前端並びに後端に設けられた枢支部、8は前記枢
支部7にその垂直軸線のまわりに回動可能に装着
されたC字形揺動フレーム、7′は前記揺動フレ
ーム8の下端に設けられた枢支部、10は前記枢
支部7′にその垂直軸線のまわりに回動可能に装
着された支持アームである。上方の枢支部7の前
記垂直軸線と下方の枢支部7′の前記垂直軸線と
は一致したものである。
従来の吊下げ搬送装置のハンガ装置は上記のよ
うに構成され、そのロード・バー6は取付け金具
5を介して天井レールに吊下げられて所定径路に
沿つて走行自在になされている。このハンガ装置
の支持アーム10,10に四点支持の状態で例え
ば車体が載置される。かくして車体は組立てライ
ンに沿つて移動せしめられ、各々の組立てステー
シヨンにおいて種々な加工を受ける。各ステーシ
ヨンにおいて作業員等は、例えば前記車体の前面
部に加工を施す際に揺動フレーム8が邪魔になる
と、この移動フレーム8を回動させて車体の側面
部へもたらし、逆に車体の側面部に加工を施す際
には揺動フレーム8を車体の前面部へもたらしう
るようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来のハンガ装置では揺動フレー
ム8が揺動し、かつ支持アーム10,10が揺動
フレーム8に対して回動可能であるので、車体を
支持アーム10,10に載置するとき揺動フレー
ム8並びに支持アーム10,10の方向を整列さ
せその四点支持の位置を確認しなければならな
い。
また、このハンガ装置は精密かつ堅牢に製作さ
れなければならない。なぜならば枢支部7垂直軸
線と枢支部7′の垂直軸線とが一致していないと
揺動フレーム8を回動し得ず、また無理に回動さ
せたとしても所望の位置で静止させることはでき
ず、くせのある位置に戻ろうとする。かつ枢支部
7,7′の垂直軸線は負荷による揺動フレーム8
等の歪みによつて一致しなくなる恐れがある。こ
のようにくせのある位置に戻ろうとする揺動フレ
ーム8は逆に作業能率を妨げる等の原因となる。
更に、揺動フレーム8の回動する半径は小さく
することはできない。なぜならばこの半径を小さ
くすると車体の前面部からその側面部へ揺動フレ
ーム8をもたらすことができないからである。従
つてハンガ装置をできるだけコンパクトに形成し
ようとすると支持アーム10,10は車体の車輪
が取付けられる部分あるいはそれよりも内側で車
体を支持することになる。このように車体が支持
されると、揺動フレーム8はその回動の際に車輪
よりも下方を通るように輪郭づけなくてはならな
いという問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、ハンガ装置に車体等のワークを容
易に載置させたり卸したりすることができ、ハン
ガ装置のロード・バーからの垂下部をロード・バ
ーに固着してしかもこの垂下部が車体の前面部、
後面部および両側面部のいずれの面部の加工に際
しても障害とならないハンガ装置を得ることを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るハンガ装置は、ロード・バーの
前端および後端に垂直下方に延びた支柱を固設
し、これら支柱の下端に水平に延びた支持アーム
を固設し、これら支持アームに車体が載置される
と、車体の対角コーナ部が支柱間の内側に配置さ
れるようになしたものである。
[作用] この考案においては、載置された車体のコーナ
部がハンガ装置の支柱部間に位置せしめられるた
め、支柱は車体の前面部と側面部の両方を開放
し、かつアームは揺動するものではないのでこの
アームに容易に車体を載せたり下したりさせ得
る。
[実施例] 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示す図
であり、第1図はその側面図、第2図はその正面
図、第3図はその平面図である。図において6は
連結フレーム、12は連結フレーム6の前端に固
設されて所定径路27から一側へ斜め前方に延び
た前部フレーム、13は連結フレーム6の後端に
固設されて所定径路27から他側へ斜め後方に延
びた後部フレームである。これらフレーム6,1
2,13はロード・バー9を形成する。14およ
び15はロード・バー9の前端および後端に固設
されて垂直下方に延びた前部支柱および後部支柱
である。16および17は支柱14,15の下端
に固設された前部横部材および後部横部材、18
および19は横部材16,17の自由端に固設さ
れた前部ワーク載置部材および後部ワーク載置部
材である。部材16,18は前部支持アーム24
を構成し、部材17,19は後部支持アーム25
を構成する。
ロード・バー9、前部並びに後部支柱14,1
5および前部並びに後部支持アーム24,25が
本考案のハンガ装置を構成する。
前部並びに後部支持アーム24,25は実質的
に水平に延びていて、その上に実質的に直方体の
ワークたとえば車体26が載置される。第3図か
ら理解される如く、車体の対角コーナ部が前部並
びに後部支柱14,15間に位置するように、前
部ならびに後部支持アーム24,25は車体26
を載置するようになされている。
第1図乃至第3図に示す実施例の場合、車体の
中央長手方向軸線が連結フレーム6の中央長手方
向軸線と整合するようになされており、前部並び
に後部支持アーム24,25を構成している前部
並びに後部ワーク載置部材18,19は第3図に
示す如く、連結フレーム6の中央長手方向軸線に
対して直角に配置されていて、かつそれに対称的
な位置にワーク係合部材20,22並びに21,
23を有する。これらワーク係合部材20〜23
により四点支持の態様で車体26は載置されかつ
その位置を固定される。
なお、前部並びに後部フレーム12,13等に
はハンガ装置の横揺れを防止するためのローラ1
1が複数個設けられている。
上記のように構成されたハンガ装置は第1図お
よび第2図に示す如く周知の天井レール2に周知
の態様で吊り下げられて吊下げ搬送装置を構成
し、車体26を担持して所定径路27に沿つて移
動する。前部並びに後部支持アーム24,25に
設けられたワーク係合部材20〜23がロード・
バー9の連結フレーム6に関して左右に対称に振
り分けられているので、このハンガ装置は車体2
6の安定した搬送を可能にする。また前部支柱1
4は車体26の斜め前方に位置し、かつ後部支柱
15は車体26の斜め後方に位置しているので、
車体の前面部、後面部および両側面部は開放され
ていて、作業員等は支柱に邪魔されることなく車
体に加工を施すことができる。またフオークを利
用して、車体の側面に接近してハンガ装置への車
体の積み卸しを容易に行うことができる。
第4図は本考案の他の実施例を示す概略平面図
であり、参照符号は前述の実施例と同等の部材を
示す。なお、この実施例では前部並びに後部支持
アーム24,25を構成する前部並びに後部ワー
ク載置部材18,19が連結フレーム6の中央長
手方向軸線に平行に配置されている点で前記の第
一の実施例とは異なつている。
第5図は本考案の更に他の実施例を示す概略平
面図であり参照符号は前述の実施例と同等の部材
を示す。なお、この実施例では前部並びに後部支
持アーム24,25を構成する前部並びに後部横
部材16,17が連結フレーム6の中央長手方向
軸線を横切つて延びて配置されている点で第4図
の実施例とは異なつている。
第6図は本考案の更に他の実施例を示す概略平
面図であり参照符号は前述の実施例と同等の部材
を示す。なおこの実施例では車体26の中央長手
方向軸線が連結フレーム6の中央長手方向軸線す
なわち所定径路27に対して斜めになるように、
車体26がハンガ装置に載置される点で前述のい
ずれの実施例とも異なつている。この実施例の場
合、所定径路27に沿つて車体26を斜めに、従
つてより高密度で車体を移送することができる。
また第7図に示す如く2本のレールに沿わせるこ
とにより移送方向に対して完全に平行に車体の前
面部並びに後面部を沿わせることができる(もち
ろん、前述の諸実施例のものでも完全とは言えな
いまでも実質的にそのようにすることができるこ
とは言うまでもない)。また第8図に示す如く、
車体の両側面部を移送方向に対して平行になしう
る。
更に第6図に示す実施例の改変例としてロー
ド・バー9はその連結フレーム6、前部フレーム
12および後部フレーム13を一直線状になして
もよい。
なお、車体26の中央長手方向軸線がロード・
バー9に対して斜めになるように載置される場
合、車体の重心が連結フレーム6の中央長手方向
軸線を含む垂直平面内にあるようにされるべきで
ある。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、前部並びに後
部支柱は固定した位置にありながら、車体等の前
面部、後面部並びに両側面部を開放し、作業員等
による加工の邪魔をせず、かつ前部並びに後部支
柱の下端に固設された前部並びに後部支持アーム
は車体等のワークを安定して載置できる効果を有
する。また、このハンガ装置はワークを容易に積
み卸しできる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側面図、第
2図はその正面図、第3図はその平面図、第4図
はこの考案の他の実施例を示す平面図、第5図は
この考案の更に他の実施例を示す平面図、第6図
はこの考案の更に他の実施例を示す平面図、第7
図は第6図の実施例による効果を示す図、第8図
は第6図の実施例による他の効果を示す図、第9
図は従来のハンガ装置を示す斜視図である。 図において2は天井レール、9はロード・バ
ー、14は前部支柱、15は後部支柱、24は前
部支持アーム、25は後部支持アーム、26はワ
ーク、27は所定径路である。なお、各図中同一
符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 天井レールに吊下げられて所定径路に沿つて
    走行自在なロード・バー9を具備し、このロー
    ド・バーは連結フレーム6と、この連結フレー
    ム6の前端に固設されて前記所定径路から一側
    へ斜め前方に延びた前部フレーム12と、前記
    連結フレーム6の後端に固設されて前記所定径
    路から他側へ斜め後方に延びた後部フレーム1
    3とからなり、前記前部フレーム12の前端並
    びに前記後部フレーム13の後端に固設されて
    垂直下方に延びた前部支柱14並びに後部支柱
    15を具備し、これら支柱の間隔は搬送すべき
    実質的に直方体のワークの対角コーナ部間の距
    離よりも実質的に大きくなされており、前部支
    柱14並びに後部支柱15の下端に固設されて
    水平に延びた前部支持アーム24並びに後部支
    持アーム25を具備し、各支持アーム24,2
    5は前記支柱14,15の下端に固設された横
    部材16,17と、この横部材16,17の自
    由端に固設されたワーク載置部材18,19と
    からなり、これら横部材は垂直投影に見て前記
    前部フレーム12並びに後部フレーム13に対
    して整合しておらず傾斜しており、前記ワーク
    載置部材18,19は、前記ワークの対角コー
    ナ部が前記両支柱間に実質的に位置するよう
    に、前記ワークを載置できる構成になされてい
    ることを特徴とする吊下げ搬送装置のハンガ装
    置。 2 前記の前部支持アーム24並びに後部支持ア
    ーム25は前記ワークを、その重心が前記ロー
    ド・バーの中央長手方向軸線を含む垂直平面内
    にあるように、載置する実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の吊下げ搬送装置のハンガ装
    置。 3 前記の前部支持アーム24並びに後部支持ア
    ーム25は前記ワークを、その中央長手方向軸
    線が前記ロード・バーの中央長手方向軸線に整
    合するように、載置する実用新案登録請求の範
    囲第2項記載の吊下げ搬送装置のハンガ装置。 4 前記の前部支持アーム24並びに後部支持ア
    ーム25は前記ワークを、その中央長手方向軸
    線が前記ロード・バーの中央長手方向軸線に対
    して斜めとなるように載置する実用新案登録請
    求の範囲第2項記載の吊下げ搬送装置のハンガ
    装置。
JP1986059551U 1986-04-18 1986-04-18 Expired - Lifetime JPH058248Y2 (ja)

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JP1986059551U JPH058248Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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JPS62168974U JPS62168974U (ja) 1987-10-27
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2580788Y2 (ja) * 1992-02-29 1998-09-17 松本金属株式会社 移動式物品掛け
JP4710882B2 (ja) * 2007-07-02 2011-06-29 中西金属工業株式会社 昇降及び回転機能付き搬送台車並びにそれを用いた自動車組立ライン

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719212A (en) * 1980-04-02 1982-02-01 Renault Balancing device in assembly link for manufacture, particularly, automobile
JPS57131615A (en) * 1981-02-09 1982-08-14 Daifuku Co Ltd Suspension conveyor

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JPS62168974U (ja) 1987-10-27

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