JP2595632Y2 - バンパーの位置決め載置機構 - Google Patents

バンパーの位置決め載置機構

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JP2595632Y2
JP2595632Y2 JP1992064429U JP6442992U JP2595632Y2 JP 2595632 Y2 JP2595632 Y2 JP 2595632Y2 JP 1992064429 U JP1992064429 U JP 1992064429U JP 6442992 U JP6442992 U JP 6442992U JP 2595632 Y2 JP2595632 Y2 JP 2595632Y2
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JP
Japan
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bumper
positioning
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width direction
mounting mechanism
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JP1992064429U
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JPH0665115U (ja
Inventor
陽一 黒田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塗装部署等で使用され
るバンパー搬送台車上のバンパー位置決め載置機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】塗装部署では一般に、一つのバンパー搬
送台車にフロントバンパーとリヤバンパーを位置決め載
置して、これらを移送しつつその表面に所要の塗装を施
すようにしている。
【0003】この載置機構は、図6及び図7に示したよ
うに、台車kの前後に各一対の支柱m、nを段違い状に
立設し、さらにこれらの支柱m、nの各上端に、フロン
トバンパーW1 とリヤバンパーW2 の各内面両端部に設
けた平坦部を下方から支えるT字型の支持部材p、q
と、この平坦部に対して巾方向に距たった凹部に係合す
る位置決め部材r、sを取付けて、これらの支持部部材
p、qと位置決め部材r、sとによってフロントバンパ
ーW1 とリヤバンパーW2 を位置決め支持するように構
成されている。
【0004】ところが、このような位置決め載置機構で
は、特にバンパーW1 、W2 の各内面両端部の平坦面を
支える支持部材p、qがリジッドなT字型に構成されて
いる関係上、これらの平坦面の曲率が車種により異なる
場合には、T字型の支持部材p、qをこれらの平坦面に
隙間なく接触させることができず、このため、バンパー
1 、W2 の位置ズレや支持の安全性を欠くといった不
都合が生じる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
形状を異にする各種のバンパーに対して位置ズレを生じ
させることなく安定的に支持することのできる改良され
たバンパーの位置決め載置機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案はかか
る課題を達成するためのバンパーの位置決め載置機構と
して、支持すべきバンパーの長手方向両端部に対応する
よう立設した一対の支柱の各上端に、バンパーの内面巾
方向一側に設けた凹部と係合する位置決め係合片と、
ンパーの長手方向に延びる揺動自在な揺動杆を取付ける
とともに、この揺動杆にはさらにその両端に、バンパー
内面巾方向他側に設けた湾曲面に沿うように揺動変位
する2つの支持片を枢支したものである。
【0007】
【実施例】そこで以下に本考案の実施例について説明す
る。図1及至図5は本考案の一実施例を示したもので、
この実施例は、先に述べた従来装置と同様に、一台の台
車にフロントバンパーW1 とリヤバンパーW2 を同時に
位置決め載置し得るように構成されている。
【0008】台車1上の基板2に立設した主脚3、3に
は、その上端にバンパーW1 、W2の長手方向に延びる
主枠5と、その両端に固定した副枠6、6とからなるH
型の基枠が水平に固定され、さらにこの副枠6、6の両
端に立設した長さを異にする各一対の支柱7、8には後
述する位置決め支持機構10、20が取付けられ、これ
らによってフロントバンパーW1とリヤバンパーW2
段違い状に間隔をおいて2段に支持することができるよ
うに構成されている。なお図中符号4は、支脚3を交換
自在に支持することができるように基板2上に立設した
支持ピンを示している。
【0009】10は、短い方の支柱7の上端に取付けた
フロントバンパーW1 の位置決め支持機構で、図3及び
図4に示したように、この機構10は、フロントバンパ
ーW1 の両端部内面の巾方向一側に設けた凹部aに係合
する位置決め係合片13と、巾方向他側の湾曲面bに当
接する2つの支持片19a、19bとによって構成され
ている。
【0010】すなわち、支柱7の上端に自由端が内方に
向くようにして取付けたL型支持体11には、その先端
に、フロントバンパーW1 の巾方向に延びる横杆12が
固定され、さらにこの先端に、位置決め係合片13がボ
ルト15をもって上向きに取付けられている。また一
方、このL型支持体11の中間には、バンパーW1 の長
手方向に延びるT字型の揺動杆16が揺動自在に枢止さ
れ、さらにこの揺動杆16の両端には、バンパーW1
湾曲した内面に沿うように揺動変位するT字型をした2
つの支持片19a、19bが可回動的に枢止されてい
る。
【0011】これに対して20は、長い支柱8の上端に
取付けたリヤバンパーW2 の位置決め支持機構で、図3
及び図5に示したように、この機構20は、リヤバンパ
ーW2 の両端部内面の巾方向一側に設けた一方の凹部c
に係合する位置決め片23及び他方の凹部dに係合する
係合片24と、巾方向他側の湾曲面eに下方から当接す
る2つの支持片29a、29bとによって構成されてい
る。
【0012】すなわち、支柱8の上端に、自由端が内方
に向くようにして取付けたL型支持体21には、その先
端に、リヤバンパーW2 の巾方向に延びる横杆22が固
定され、さらにこの先端にボルトをもって取付けたブラ
ケット25には、リヤバンパーW2 内面の第1の凹部c
に係合する位置決め片13と、第2の凹部dに係合する
係合片14が取付けられている。
【0013】また一方、上記したL型支持体21の中間
には、フロントバンパー位置決め支持機構10と同様
に、T字型の揺動杆26が揺動自在に枢止されていて、
さらにこの揺動杆26の両端には、バンパーW2 の湾曲
した内面に沿うように揺動変位する一対の支持杆29
a、29bが可回動的に枢止されている。なお、図中符
号17、27は揺動杆16、26の回動を制御するスト
ッパ、18、28は支持片19a、29aの回動を制御
するストッパをそれぞれ示している。
【0014】このように構成された各バンパー位置決め
支持機構10、20にフロントバンパーW1 とリヤバン
パーW2 をそれぞれ載置すると、はじめに横杆12、2
2の他端に設けたそれぞれの位置決め係合片13と、位
置決め片24及び係合片23は、各バンパーW1 、W2
の凹部a、c、dに係合してこれらを長手方向及び巾方
向に位置決めする。そしてこれと同時に、L型支持体1
1、21の中間にT字型揺動杆16、26を介して枢支
した各一対の支持片19a、19b、29a、29bは
揺動杆16、26を傾動させつつ自らも傾動変位して各
バンパーW1 、W2 の湾曲した内面b、eに沿うように
して当接し、この部分を下から安定的に支持する。
【0015】したがって、以上の説明からも判るよう
に、両端部の曲率を異にする別のバンパーWを載置した
場合にも、L型支持体11、21に枢支された各揺動杆
16、26と、これらの両端に枢支された各一対の支持
片19a、19b、29a、29bは、図中2点鎖線で
示したように、これらのバンパーW1 、W2 の湾曲面
b、eに沿ってそれぞれの角度を変えつつ当接して、形
状を異にする各種のバンパーを安定的に等しく支持す
る。
【0016】なお以上は、フロントバンパーW1 とリヤ
バンパーW2 を同時に位置決め載置する機構によって本
考案を説明したものであるが、1つのバンパーを載置す
る装置にも本考案を適用することができることは云うま
でもない。
【0017】以上述べたように本考案によれば、バンパ
ーの長手方向両端部に対応するようにして立設した支柱
に、バンパーの内面巾方向一側に設けた凹部と係合する
位置決め片と、バンパーの長手方向に延びる揺動自在な
揺動片を設け、さらにこの揺動片には、バンパーの内面
巾方向他側に設けた湾曲面に沿うように揺動変位する2
つの支持片を枢支したので、位置決め片によりバンパー
長手方向と巾方向を正しく位置決めすると同時に、
手方向に揺動自在に配設した2つの支持片をバンパー内
に緩やかに湾曲した各湾曲面に沿わせるようにしてバ
ンパーを安定的に支持することにより、端部の曲率を異
にする各種のバンパーを共通のバンパー支持装置によっ
て等しく位置決め支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をなすバンパー位置決め載置
機構の全容を示した正面図である。
【図2】同機構の全容を示した上面図である。
【図3】位置決め載置部を拡大して示した正面図であ
る。
【図4】フロントバンパーの位置決め載置部を示した側
面図である。
【図5】リヤバンパーの位置決め載置部を示した側面図
である。
【図6】従来の位置決め載置機構を示した正面図であ
る。
【図7】同上機構の側面図である。
【符号の説明】
1 台車 7、8 支柱 11、21 L形支持体 13、23 位置決め係合片 16、26 T字型揺動杆 19、29 揺動支持杆 W1 フロントバンパー W2 リヤバンパー a、d 凹部 b、e 湾曲面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持すべきバンパーの長手方向両端部に
    対応するよう立設した一対の支柱の各上端に、バンパー
    の内面巾方向一側に設けた凹部と係合する位置決め係合
    と、バンパーの長手方向に延びる揺動自在な揺動杆を
    取付けるとともに、該揺動杆にはさらにその両端に、バ
    ンパーの内面巾方向他側に設けた湾曲面に沿うように
    変位する2つの支持片を枢支したことを特徴とするバ
    ンパーの位置決め載置機構。
JP1992064429U 1992-08-21 1992-08-21 バンパーの位置決め載置機構 Expired - Lifetime JP2595632Y2 (ja)

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JPH0665115U JPH0665115U (ja) 1994-09-13
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JP2020011752A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 トヨタ自動車九州株式会社 バンパー搬送装置
CN113102141B (zh) * 2021-03-25 2023-03-03 芜湖毅昌科技有限公司 一种汽车保险杠喷漆盛放架

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