JPH058247U - エンジンルームに取付けられる複合型熱交換器 - Google Patents

エンジンルームに取付けられる複合型熱交換器

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JPH058247U
JPH058247U JP6251391U JP6251391U JPH058247U JP H058247 U JPH058247 U JP H058247U JP 6251391 U JP6251391 U JP 6251391U JP 6251391 U JP6251391 U JP 6251391U JP H058247 U JPH058247 U JP H058247U
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JP
Japan
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heat exchanger
heat exchangers
engine room
heat
core
Prior art date
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Pending
Application number
JP6251391U
Other languages
English (en)
Inventor
俊夫 櫨元
Original Assignee
東洋ラジエーター株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第一の熱交換器と第二の熱交換器とが重ね合
わされてエンジンルーム内に配置されたものにおいて、
両熱交換器の間に保持されるゴミ等を容易に清掃できる
ものを提供すること。 【構成】 一対の熱交換器のうち第一の熱交換器1のみ
にブラケット5が設けられ、それにより第一の熱交換器
1をエンジンルームの支持体に固定するように構成す
る。そして、第一及び第二の熱交換器1,2の一側端ど
うしを片開き状に開閉自在に枢着する枢着部15が設けら
れる。そして、熱交換器1,2の外周部に着脱自在な締
結部6が設けられたものである。 【効果】 第一及び第二の熱交換器交換器1,2間に目
詰まりが生じたとき、第二の熱交換器2を枢着部15の回
りに、扉を開放するように回転させ、両熱交換器のコア
各部を清掃することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インタークーラの如き第二の熱交換器と、エンジン冷却水冷却用ラ ジエータの如く第一の熱交換器とを夫々互いに重ね合わせ、両熱交換器に冷却風 を流通させるようにした複合型熱交換器において、使用により生じる熱交換器コ アの目詰まりを、容易に清掃できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジン冷却用熱交換器のコア前面に、インタークーラを装着した車両が増え つつある。このインタークーラ及びエンジン冷却水冷却用熱交換器は共に、エン ジンルームの支持体に別個独立に夫々取付けブラケットを介して固定されていた 。そして、エンジンの前面等に取付けられたファンにより、両熱交換器に夫々の コアの厚み方向へ空気流を流通させ、エンジン冷却水と過給気とが夫々同時に冷 却するように構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような複合型熱交換器は、両熱交換器の間に空気流によって運ばれたゴミ 等が溜まり易く、それによってコアの目詰まりが生じる。この目詰まりを清掃す るには、少なくとも一方の熱交換器を車体から取り外す必要があった。ところが 、狭小なエンジンルームにおいて、複合型熱交換器の一方のブラケット等を取り 外すのは大変面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、上記課題を解決するために一方の熱交換器を他方の熱交換器 に対して枢着し、開閉自在な扉状取付け構造とすることにより、目詰まり等の清 掃が容易な複合型熱交換器を提供することを目的とし、その目的達成のために次 の構成をとる。 本考案の複合型熱交換器は、第一の熱交換器1のコア3平面と、第二の熱交換 器2のコア4平面とが小隙を有して互いに対向するように重合してエンジンルー ム内に配置され、同一の空気流がコア3,4の厚み方向に流通するものを対象と する。そして本考案の特徴とするところは、エンジンルームの支持体に固定され る取付けブラケット5が第一の熱交換器1のみに設けられ、両熱交換器1,2の 一端どうしを片開き状に開閉自在に枢着する枢着部15が設けられる。それと共に 両熱交換器1,2が前記重合状態を保つように両熱交換器の枢着部以外の外周部 に、着脱自在な締結部6が設けられたものである。
【0005】
【作用】
第一の熱交換器1と第二の熱交換器2との間に目詰まりが生じたとき、締結部 6を取り外すことにより第二の熱交換器2を第一の熱交換器1の一側端の回りに 回動させ、両コア3,4間に保持されたゴミ等を容易に清掃することが可能とな る。
【0006】
【実施例】
次に図面に基づいて本考案の実施例につき説明する。 図1は本考案の複合型熱交換器の斜視図であって、熱交換器1,2を開いた状 態を示す。図2は同熱交換器をバス等の車両13に配置した一実施例を示す説明図 である。この実施例の複合型熱交換器は、第一の熱交換器1がエンジン冷却水冷 却用のものであり、第二の熱交換器2がそのエンジンに供給する過給気を冷却す るインタークーラである。
【0007】 第一の熱交換器1は、上下に一対のタンク8,9が設けられ、上部タンク8に は冷却水入口パイプ17及び給水キャップ7が取付けられている。又、下部タンク 9には図示しない冷却水出口パイプが冷却水入口パイプ17と同一の面側に突設さ れている。そして、両タンク8,9間にコア3が配置されている。このコア3は 多数の並列された偏平チューブと、各チューブ間に接触固定されたフィンとから なる。そして夫々のチューブの両端が、一対のタンク8,9に貫通し、該貫通部 が液密に固定されている。又、タンク8,9には夫々複数のブラケット5が接合 されている。そしてこのブラケット5を介し、エンジンルームの図示しない支持 体に第一の熱交換器1全体が確固に固定される。 なお、ブラケット5は第一の熱交換器のサイドメンバーに取付けられることも ある。
【0008】 このような第一の熱交換器1の一方の側面には枢着部15が設けられ、他方の側 面に締結部6が設けられている。そして、枢着部15を介し第二の熱交換器2が開 閉自在に取付けられている。この第二の熱交換器2は、上下一対のタンク10,11 を有し、両者間にコア4が配置されている。そして上部タンク10には一対のエア ーパイプ18が突設されると共に、上部タンク10の中央部が仕切り壁12により長手 方向に二分されている。又、第一の熱交換器1の締結部6に整合する位置に、第 二の熱交換器2の締結部6が設けられる。そして、夫々の締結部6にはボルト孔 が複数穿設されている。このようにしてなる複合型熱交換器は、第一の熱交換器 1のみがエンジンルーム内にブラケット5を介して固定され、冷却水入口パイプ 17及び図示しない冷却水出口パイプとエンジンのウォータージャケットとが図示 しないホースを介して連結される。又、第二の熱交換器2を第一の熱交換器1に 重ね合わせ、締結部6にボルト等を螺着させ、熱交換器1,2を重ね合わせた状 態で、夫々のエアーパイプ18に図示しないエアーホースを連結し、インタークー ラにより冷却した過給気をエンジンに供給するように構成する。
【0009】 図2はバス等の大型の車両13に本考案の複合型熱交換器を配置した実施例であ り、エンジン14のファン16に対向してエンジン冷却水用の第一の熱交換器1のコ ア3と、インタークーラ用の第二の熱交換器2のコア4とが配置される。そして 、ファン16により空気流を第一の熱交換器1から第二の熱交換器2方向に供給し 或いは、第二の熱交換器2から第一の熱交換器1に空気流を流通させる。そして 、使用により熱交換器1,2間に塵埃等が保持され、目詰まりが生じると、第二 の熱交換器2を実線の状態から鎖線の状態に回動し、両コア間を開くことにより 夫々容易に清掃することができる。このとき、車両13の後部は開放しておくと共 に、締結部6に取付けられたボルト等が外される。清掃が終了したならば、第二 の熱交換器2を鎖線の状態から実線の状態に重ね合わせ、締結部6に図示しない ボルト等を締結すればよい。なお、本考案の複合型熱交換器は、特にバスや建設 機械等の大型車両に最適な熱交換器であるが、それに限らず船舶や乗用車等に使 用することも可能である。又、ブラケットは各種車両等の支持部に応じて、第一 の熱交換器の適宜位置に取付けられる。
【0010】
【考案の効果】
本考案のエンジンルームに取付けられる複合型熱交換器は、一方の熱交換器1 のみにエンジンルームの支持体に固定されるブラケット5が設けられ、一対の熱 交換器1,2の一端どうしを片開き状に開閉自在に枢着する枢着部15が設けられ る。それと共に、両熱交換器1,2が重合状態を保つように、両熱交換器の枢着 部15以外の外周部に着脱自在な締結部6を設けたものである。 そのため、両コア3,4の厚み方向に流通する空気流によって、両コア3,4 間に保持された塵埃の清掃が容易になる。即ち、締結部6を開放し、第二の熱交 換器2を枢着部15の回りに回動すれば、両熱交換器1,2間が開かれ、それらの 間に保持されたゴミ等を取り除くことができると共に、両コアの目詰まりを容易 に清掃することが可能となる。 又、比較的狭小なエンジンルーム内において、少なくとも一方の第二の熱交換 器2を回動させることにより、熱交換器周辺のエンジン回り部品の点検整備が容 易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の複合型熱交換器の斜視図。
【図2】本考案の複合型熱交換器をバス等の車両13に取
付けた状態を示す説明図。
【符号の説明】 1 第一の熱交換器 2 第二の熱交換器 3 コア 4 コア 5 ブラケット 6 締結部 7 給水キャップ 8 上部タンク 9 下部タンク 10 上部タンク 11 下部タンク 12 仕切り壁 13 車両 14 エンジン 15 枢着部 16 ファン 17 冷却水入口パイプ 18 エアーパイプ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 第一の熱交換器(1)のコア(3)平面
    と、第二の熱交換器(2)のコア(4)平面とが小隙を
    有し互いに対向するように重合してエンジンルーム内に
    配置され、同一の空気流が両コア(3)(4)の厚み方
    向に流通する複合型熱交換器において、エンジンルーム
    の支持体に固定される取付けブラケット(5)が一方の
    前記熱交換器(1)のみに設けられ、前記両熱交換器
    (1)(2)の一側端どうしを片開き状に開閉自在に枢
    着する枢着部(15)が設けられると共に、両熱交換器
    (1)(2)が前記重合状態を保つように、両熱交換器
    の前記枢着部以外の外周部に着脱自在な締結部(6)が
    設けられたことを特徴とするエンジンルームに取付けら
    れる複合型熱交換器。
JP6251391U 1991-07-12 1991-07-12 エンジンルームに取付けられる複合型熱交換器 Pending JPH058247U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010036736A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Central Japan Railway Co 鉄道車両の床下構造物用覆体保持機構、鉄道車両の床下構造物
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