JPH0582338U - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JPH0582338U
JPH0582338U JP2378992U JP2378992U JPH0582338U JP H0582338 U JPH0582338 U JP H0582338U JP 2378992 U JP2378992 U JP 2378992U JP 2378992 U JP2378992 U JP 2378992U JP H0582338 U JPH0582338 U JP H0582338U
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JP2378992U
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篤 新田見
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株式会社イトーキクレビオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】腰掛ける人の座高や座り深さに応じて、椅子の
座体の高さ位置及び座体に対する背もたれ体の高さ及び
前後位置を調節する。 【構成】椅子における左右一対の脚体1,1に複数個の
調節支持孔13を上下方向に適宜間隔で穿設し、該調節
支持孔13のうち所望の個所と座体9の左右側面とをボ
ルト14にて着脱自在に枢支する。上部間に背もたれ体
18を装着した側面視略L字状の左右一対のアーム1
7,17の下端部を、左右一対の脚体1,1における調
節支持孔13に対して支軸20を介して前後回動可能且
つ着脱自在に連結し、左右一対のアーム17,17の上
下中途部に穿設した上下長手の調節用長孔21と、座体
の左右両側に設けた複数の調節孔16のうちの所望位置
とに着脱自在にボルト22にて連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、学童用等の椅子の構造に関し、より詳しくは、椅子に座る人の身長 に応じて、椅子における座体を高さ調節可能とすると共に、背もたれ部を、前記 座体に対する前後位置と高さ位置とを調節可能とした椅子の構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来から椅子における座体を脚体に対して高さ調節するように上下動できる椅 子は種々ある。 ところで、一般に小学校では、机天板の高さが一定の机を、低学年から高学年 まで共通して使用する。この机に向かう椅子にあっては、例えば身長の低い、従 って座高の低い低学年の学童に対しては、椅子の座体を高くして机天板での筆記 作業を行い易いようにする必要があると共に、背もたれ部を座体の後端より前方 向に位置させないと、座体に座る低学年生の背中を支持できない。反対に高学年 生にあっては、椅子に座る人の大腿部が机天板下面側に支えないように座体を低 くし、且つ背もたれ部を後方に配置することが望ましい。
【0003】 前記のことを考慮した椅子の先行技術として、実公昭61−5163号公報に は、椅子における左右一対の脚体を、前後の垂直の支柱部と該前後の支柱の上端 間を連結する前低・後高の傾斜板とにより構成し、前記前後対の支柱部に上下方 向に適宜間隔で調節孔を穿設し、所望の調節孔と座体の左右両側面とをボルトを 介して高さ調節可能、且つ着脱自在に取り付けする。また、背もたれ板を、前記 左右両側対の傾斜板の傾斜方向に沿って穿設した複数の調節孔の所望位置にボル トを介して着脱自在に取り付けする構成を開示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この先行技術の構成によれば、傾斜板の前低・後高の傾斜角度に沿ってしか、 背もたれ板の高さ及び前後位置を調節できないという問題があった。従って、大 人用から子供用迄のように、座高(身長)の大きく異なる場合に対して適用でき ないのであった。
【0005】 本考案は、この欠点を解消した椅子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の椅子は、椅子における左右一対の脚体に複 数個の調節支持孔を上下方向に適宜間隔で穿設し、該調節支持孔のうち所望の個 所と座体の左右側面とを着脱自在に枢支する一方、上部間に背もたれ体を装着し た側面視略L字状の左右一対のアームの下端部を、前記左右一対の脚体における 前記調節支持孔に対して支軸を介して前後回動可能且つ着脱自在に連結し、前記 左右一対のアームの上下中途部と、前記座体の左右両側とにそれぞれ穿設された 調節孔を介して着脱自在にボルト連結したものである。
【0007】
【考案の作用および効果】
この構成により、脚体に対して座体の高さ位置を調節することができる。そし て、上部間に背もたれ体を装着した左右両アームの下端を、脚体に対して高さ位 置を変更して前後回動可能に取付くので、座体に対する背もたれ体の高さ位置を 任意に調節できると共に、左右両アームと座体側面とにそれぞれ穿設した調節孔 を介して着脱自在にボルト連結することで、座体の前後方向に対する左右両アー ムに装着した背もたれ体の配置位置を任意に調節するとができる。
【0008】 従って、本考案によれば、従来の座体及び背もたれ体の位置調節機構に比べて その調節範囲を大幅に変更でき、且つ微調節も可能となる効果を奏するのである 。
【0009】
【実施例】
次に本考案を具体化した実施例について説明する。 図1は椅子の斜視図を示し、側面視下向きコ字型の左右一対の脚体1,1の各 下端には前後長手の橇体2,2を固着してあり、連結棒3,3にて左右の脚体1 ,1を連結する。左右脚体1,1の前支柱1a,1aの内面間を連結する足置き 板4は、各前支柱1aの上下方向に適宜間隔で穿設した取り付け孔5と、取り付 け孔5の個所対応して前支柱1a内面に切欠きした係止溝6の個所に着脱自在に 嵌挿し、所定高さ位置の取り付け孔5に嵌挿した平頭のボルト7を足置き板4の 左右両側端に埋め込んだ沈みナット8に螺着する。
【0010】 前記左右一対の脚体1、1に対して着脱自在、且つ高さ調節可能に取付く座体 9は、座受け板10と、その上面のクッション11と、座受け体10の左右から 下向きに突出する前後対の連結足12a,12bとからなる。各脚体1の前後支 柱1a,1bに調節支持孔13を上下適宜間隔で穿設し、該調節支持孔13のう ち所定高さ位置の個所で貫通する平頭のボルト14を前連結足12aの外面に埋 め込んだ沈みナット8に螺着する(図5参照)。
【0011】 また、左右一対の側面視略L字状のアーム17,17の上端部間には背もたれ 体18をボルト19を介して取り付け、該左右のアーム17,17の下端の取り 付け孔に貫通する平頭ボルト状の支軸20を、前記脚体1の後支柱1bにおける 調節支持孔13を介して座体9の後連結足12bにおける沈みナット8に螺着す る。なお、座体9の後連結足12aと脚体1の後支柱1bとのボルト止めと、ア ーム17下端と後支柱1bとの支軸20による連結とを別の調節支持孔13の個 所で実行するようにしても良い。
【0012】 前記座体9における座受け板10の左右側板15,15には、千鳥状に調節孔 16を穿設し、各調節孔16には、沈みナット8を埋め込んである。 前記各アーム17の垂直部(縦長部)には上下方向に長い調節孔21を穿設し 、該各調節孔21に貫通させた平頭状のボルト22を、前記座受け板10の左右 側板15,15の調節孔16のうち所望の個所の沈みナット8に螺着して固定す るのである(図6参照)。
【0013】 この実施例の構成によれば、脚体1,1に対する座体9の取付け高さ位置を高 くなるようにセットすると、アーム17の下端と脚体1と座体9の後連結足12 bとが支軸20の箇所で連結されている関係上、座体9に対する背もたれ体18 の高さ位置が相対的に低く(座体9の上面から背もたれ体18までの高さ寸法が 短く)なり、しかも、座体9の後部より前方に背もたれ体18が位置する。そし て、脚体1,1に対する座体9の取付け高さ位置を低くなるようにセットすると きには、前記と反対に座体9の上面から背もたれ体18までの高さ寸法が大きく なり、且つ背もたれ体18は座体9の後部寄り部位に位置することになる。
【0014】 従って、低学年の学童に対しては、図2の実線で示すように、脚体1,1に対 して座体9の高さを高い状態にて取り付けし、左右アーム17,17を略垂直状 に立設するように連結する。これにより、所定高さの机天板(図示せず)に対し て低学年の(座高の低い)学童が机天板に向かって字を書くときに不都合がなく 。そして、背もたれ体18も座体9の後端より前方に位置するので、もたれ懸け に際して不都合がない。
【0015】 また、脚体1に対して足置き板4を高い位置に取り付けする。これにより、低 学年の学童の足を足置き板4に掛けることができて、腰掛ける人の大腿部の圧迫 を解消することができる。 高学年(座高の高い)児童に対しては、前記座体9の脚体1に対する取り付け 高さを低くするように、所定の高位置の調節孔13に対してボルト14連結し、 且つアーム17の下端と、脚体の後支柱1bにおける所定高さ位置の調節孔13 に支軸20を介して連結する。これにより、左右両側のアーム17,17は下端 の支軸20の個所を中心に前後回動可能となるので、該アーム17の調節孔21 と座体9の左右両側面の調節孔16とのボルト22連結個所を選択することで、 背もたれ体18の座体9に対する前後位置を後寄りに微調節することができる。
【0016】 また前述のように、座体9の後連結足12bの脚体1の調節支持孔13に対す る取り付け高さと、アーム17の下端と脚体1の調節支持孔13に対する取り付 け高さとを別位置にすれば、座体9上面に対する背もたれ体18の高さを相対的 に大きく変更することも可能となる。 なお、前記実施例では、左右両アーム17,17の上部の上下対の取り付け孔 が丸孔であって、取り付けボルト19を介して取付く背もたれ体18の傾き姿勢 を変更することができなかったが、前記上下対の少なくとも一方(両方でも良い )のボルト19の取り付け孔を前後長孔に形成することで、背もたれ体18の後 傾程度を微調節することができる。また、背もたれ体18は断面円形状に形成し ても良い。
【0017】 さらに、前記実施例では、座体9の左右両側板15に複数の調節孔16を設け 、アーム17に上下長手の調節孔21を穿設したが、これと反対にアーム17に 複数の調節孔(沈みナット付)を設け、左右両側板15に前後長手の調節孔を穿 設して、ボルト連結する構成であっても良い(図示せず)。また、左右両側板1 5とアーム17の上下中途部とに複数の丸孔状の調節孔を穿設し、これらの所望 の位置にてボルト連結するようにしても良い。
【0018】 なお、図1及び図2に示す符号23は、左右両脚体1,1の下端の橇体2,2 の下部に取付くキャスタであって、このキャスタ23は椅子に学童等の人の荷重 が掛かると、コロ部がバネ力に抗して上向きに後退して没するので、橇体2が床 面に接当でき、椅子の荷重だけの状態ではばね力でコロ部が下向きに突出して椅 子の移動を滑らかになるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子の斜視図である。
【図2】椅子の側面図である。
【図3】椅子の一部切欠き正面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視断面図である。
【図5】座体と脚体との連結部の拡大断面図である。
【図6】脚体とアームとの連結部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 脚体 1a 前支柱 1b 後支柱 4 足置き板 8 沈みナット 9 座体 10 座受け板 11 クッション 12a,12b 連結足 13 調節支持孔 14,19,22 ボルト 15,15 左右側板 16,21 調節孔 17,17 アーム 18 背もたれ体 20 支軸 23 キャスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子における左右一対の脚体に複数個の調
    節支持孔を上下方向に適宜間隔で穿設し、該調節支持孔
    のうち所望の個所と座体の左右側面とを着脱自在に枢支
    する一方、上部間に背もたれ体を装着した側面視略L字
    状の左右一対のアームの下端部を、前記左右一対の脚体
    における前記調節支持孔に対して支軸を介して前後回動
    可能且つ着脱自在に連結し、前記左右一対のアームの上
    下中途部と、前記座体の左右両側とにそれぞれ穿設され
    た調節孔を介して着脱自在にボルト連結したことを特徴
    とする椅子。
JP1992023789U 1992-04-14 1992-04-14 椅 子 Expired - Lifetime JP2542850Y2 (ja)

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