JPH058214B2 - - Google Patents

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JPH058214B2
JPH058214B2 JP58161089A JP16108983A JPH058214B2 JP H058214 B2 JPH058214 B2 JP H058214B2 JP 58161089 A JP58161089 A JP 58161089A JP 16108983 A JP16108983 A JP 16108983A JP H058214 B2 JPH058214 B2 JP H058214B2
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halogen atom
hydroxyl group
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Seiichi Nozawa
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、芳香族ポリエステルに関する。 テレフタル酸ジクロリドとイソフタル酸ジクロ
リドの混合物の有機溶剤溶液とビスフエノールA
のアルカリ水溶液を混合して界面重合法により芳
香族ポリエステルを製造する方法は古くから周知
であるが耐熱性という点から必ずしも好ましくは
ない。 一方ビスフエノールS(4,4′−ジヒドロキシ
ジフエニルスルホン)のアルカリ金属塩と4,
4′−ジクロロジフエニルスルホンとを反応させて
製造されるポリエーテルスルホンは耐熱性がすぐ
れているがコストが高い。 本発明者等はそのような点を鑑み、鋭意検討を
行なつた結果、耐熱性の高い芳香族ポリエステル
を工業的有利に製造する方法を見出した。 すなわち本発明の要旨は、一般式〔〕で表わ
される構造単位 (式中;Aはアルキレン基またはアルキリデン基
を示し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7および
R8は水素原子を示す。) および一般式〔〕で表わされる構造単位 (式中、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15
よびR16は水素原子を示す。) からなり構造単位〔〕:構造単位〔〕はモル
比で95:5ないし5:95の割合であり、フエノー
ル:テトラクロルエタン=1:1(重量比)の混
合液中1.0g/dlで30℃で測定した還元粘度ηsp/
cが0.4dl/g以上である芳香族ポリエステルを
製造する方法であつて、イソフタル酸ジハライド
の有機剤溶液と、 一般式〔〕 (式中、Yはアルキレン基またはアルキリデン基
を示し、R17〜R24は水素原子を示す。)で表わさ
れるビスフエノール類と 一般式〔〕 (式中、R25〜R32は水素原子を示す。) とのアルカリ水溶液とを触媒として下記一般式
〔〕〜〔〕から選ばれる少なくとも一種の
化合物の存在下、界面重縮合することを特徴とす
る、芳香族ポリエステルの製造方法に存する。 (式中、R33、R34、R35、R36、およびR37は水素
原子またはアルキル基であり。R33、R34、R35
R36、およびR37のうち少なくとも1ケは炭素数
10〜14のアルキル基であり、RR38、R39および
R40は炭素数12以下のアルキル基であり、X1は水
酸基またはハロゲン原子である。) (式中、R41、R42、R43およびR44は水素原子ま
たはアルキル基であり、これらのうち少くとも1
ケはアルキル基である。R45、R46、R47、R48
R49およびR50は炭素数1〜3のアルキル基であ
りY1は水酸基またはハロゲン原子である。) (式中、R51、R52およびR53は炭素数3〜12のア
ルキル基であり、R51、R52およびR53の炭素数の
和は7〜36である。Z1は水酸基またはハロゲン原
子である。) (式中、R54、R55、R56、R57およびR58は水素原
子であり、R59は炭素数10〜14のアルキル基であ
り、X2はハロゲン原子または水酸基である) (式中、R60、R61、R62、R63およびR64は水素原
子であり。R65は炭素数1〜3のアルキル基であ
り、Y2はハロゲン原子または水酸基である) (式中、R66、R66′、R66″、R66は炭素数3〜10
のアルキル基であり、R66、R66′、R66″、R66
炭素数の和は12〜30でありZ2は水酸基またはハロ
ゲン原子である。) (式中、R67はベンジル基であり、X3は水酸基ま
たはハロゲン原子である。) (式中、R68は炭素数16〜20のアルキル基であ
り、X4は水酸基またはハロゲン原子である。) (式中、R69は炭素数16〜20アルキル基、R70
炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の数、
X5は水酸基またはハロゲン原子である) (式中、R71は炭素数10〜14のアルキル基、R72
はベンジル基、mおよびpは1〜5の数、X6
水酸基またはハロゲン原子である。)このように
酸成分としてイソフタル酸単位のみからなるポリ
エステルは一般に重合度を高めることは難かしい
とされているが、界面重縮合において特定構造の
触媒を用いることにより目標とする重合度のポリ
マーを得ることが可能になつた。 本発明をさらに詳細に説明するに本発明の芳香
族ポリエステルは前示の式〔〕および〔〕に
おいてAとしてはアルキレン基、アルキリデン基
が好ましく、R1〜R8およびR9〜R16が水素原子で
ある場合が好ましくAとしてはイソプロピリデン
基が特に好ましい。他の例としては式〔〕およ
び〔〕の構造単位が後記のビスフエノール類か
ら誘導されるものが挙げられる。 このような芳香族ポリエステルの製造法として
は一般に界面重縮合法、溶液重縮合法、溶融重縮
合いずれも可能であるが、界面重縮合および溶液
重縮合では容易に高重合度のポリマーが得られる
が、溶融重縮合では反応温度を300℃以上にしな
いと反応途中で固化してしまい、高重合度のポリ
マーを得るためには300℃以上にするか、続いて
固相重合をする必要がある。また溶液重合の場
合、ビスフエノール類とアミンとの混合物とイソ
フタル酸ハライドおよび生成したポリマーを溶解
する溶媒を用いる必要があるが界面重縮合の場合
にはイソフタル酸ハライドとポリマーを溶解する
溶倍媒はいずれも使用出来るので界面重縮合を用
いるのが得策である。 しかして、本発明の芳香族ポリエステルはイソ
フタル酸ジハライドの有機溶剤溶液と 一般式〔〕 (式中、Yはアルキレン基またはアルキリデン基
を示し、R17〜R24は水素原子を示す。)で表わさ
れるビスフエノール類と 一般式〔〕 (式中、R25〜R32は水素原子を示す。) とからなるアルカリ水溶液とより界面重縮合する
ことにより好適に製造される。 さらに詳しく説明するとイソフタル酸ジハライ
ドの有機溶剤としては、水と相溶性のないものが
使用され、具体的には塩化メチレン、二塩化エチ
レン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、
トルエン、ベンゼンなどが使用出来るが、生成し
たポリエステルの溶媒であることが好ましく、塩
化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,
2−トリクロロエタン、1,1,2,2−テトラ
クロロエタン等が用いられる。この溶液の酸クロ
リド濃度は反応条件、有機溶剤への溶解性などに
より変化するが通常2〜30重量%が用いられる。
また酸クロリドは水により加水分解を起すので有
機溶剤中の水は少ないことが望まれる。 本発明方法において用いられるビスフエノール
類は、前示一般式〔〕で表わされるものとして
は、Yとしてアルキレン基またはアルキリデン基
が好ましい。その具体例としては2,2−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)プロパン、ビス(4
−ヒドロキシフエニル)−メタン等が挙げられ、
これらは単独もしくは混合物として使用してもよ
いがコストの点から2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパンが最も好ましい。また、一
般式〔〕で表わされるものの具体例としてはビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)スルホンである。 これらの一般式〔〕および〔〕で表わされ
るビスフエノール類は混合して反応に供してもよ
いし、あるいは別々に反応に供してもよいが、ア
ルカリ水溶液として反応に供せられる。また通常
1〜15重量%のアルカリ水溶液として用いられ
る。アルカリとしてはNaOH、KOH、LiOH、
K2CO3Na2CO3等をビスフエノール類の2倍モル
以上混合すればよい。一般式〔〕および〔〕
で表わされるビスフエノールのモル比は特に制限
はないが〔〕:〔〕=95:5ないし5:95で実
施される。 界面重縮合は上述した様にイソフタル酸ジハラ
イドの有機溶剤溶液と一般式〔〕および〔〕
で表わされるビスフエノール類のアルカリ水溶液
との接触により生起するが、これらの接触は酸ク
ロリド溶液にビスフエノール類のアルカリ水溶液
を添加してもよく、その逆でも、更には両者の同
時供給でもよく、又は反応形式は回分式でもよ
く、連続式でもよいが、両相は相互に相溶性がな
いため、極力均一に分散することが必要で、回分
式の場合にはホモミキサーを使用するかフアウド
ラー型、タービン型、平板型、スクリユー型羽根
を有する撹拌槽を用いて行なわれるがフアウドラ
ー型、およびタービン型が特に好ましい。また必
要に応じ、ジヤマ板をもうけることにより、撹拌
を強化することが好ましいことはいうまでもな
い。 連続式の場合にはパイプラインミキサーを使用
することが好ましい。反応温度は50℃以下好まし
くは5〜40℃で5分〜8時間の範囲で行なわれ
る。 また重合反応に際して触媒として第三級アミ
ン、第4級アンモニウム化合物、第4級ホスホニ
ウム塩等の界面重合の触媒として用いられるもの
はいずれも使用可能であるが目標とする重合度ポ
リマーを得るためには、触媒として下記一般式
〔〕〜〔XI〕から選ばれる少なくとも一種の
化合物を用いることが好ましい。 一般式〔〕 (式中、R33、R34、R35、R36およびR37は水素原
子またはアルキル基であり、R33、R34、R35
R36、およびR37のうち少なくとも1ケは炭素数
10〜14のアルキル基であり、R38、R39およびR40
は炭素数12以下のアルキル基であり、X1は水酸
基またはハロゲン原子である。)で表わされる化
合物 一般式〔〕 (式中、R41、R42、R43およびR44は水素原子ま
たはアルキル基であり、これらのうち少くとも1
ケはアルキル基である。R45、R46、R47、R48
R49およびR50は炭素数1〜3のアルキル基であ
りY1は水酸基またはハロゲン原子である)で表
わされる化合物 一般式〔〕 (式中、R51、R52およびR53は炭素数3〜12のア
ルキル基であり、R51、R52およびR53の炭素数の
和は7〜36である。Z1は水酸基またはハロゲン原
子である)で表わされる化合物 一般式〔〕 (式中、R54、R55、R56、R57およびR58は水素原
子であり、R59は炭素数10〜14のアルキル基であ
り、X2はハロゲン原子または水酸基である)で
表わされる化合物 一般式〔〕 (式中、R60、R61、R62、R63およびR64は水素原
子であり、R65は炭素数1〜3のアルキル基であ
り、Y2はハロゲン原子または水酸基である)で
表わされる化合物 一般式〔〕 (式中、R66、R66′、R66″、R66は炭素数3〜10
のアルキル基であり、R66、R66′、R66″、R66
炭素数の和は12〜30でありZ2は水酸基またはハロ
ゲン原子である)で表わされる化合物 一般式〔XI〕 (式中、R67はベンジル基であり、X3は水酸基ま
たはハロゲン原子である。)で表わされる化合物 一般式〔XII〕 (式中、R68は炭素数16〜20のアルキル基であ
り、X4は水酸基またはハロゲン原子である。)で
表わされる化合物 一般式〔〕 (式中、R69は炭素数16〜20のアルキル基、R70
は炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の数、
X5は水酸基またはハロゲン原子である)で表わ
される化合物 一般式〔〕 (式中、R71は炭素数10〜14のアルキル基、R72
はベンジル基、mおよびpは1〜5の数、X6
水酸基またはハロゲン原子である。)で表わされ
る化合物 重合の際使用する触媒の量は生成ポリマー
(100%反応するとして)100重量部に対して0.001
〜20重量部であり、好ましくは0.005〜5重量部
であ。。る また重合は撹拌槽中、加圧で行なつてもよい。
通常−5℃〜50℃の温度範囲から選ばれる。 重合反応に続いて塩化アルカリ塩を含んだ水相
と芳香族ポリエステルが溶けている有機溶媒相と
の分離を行なう。この分離は、静置分液あるいは
遠心分離機などによる機械的分離などによつて行
なう。必要に応じて、アルカリ水、酸性水、水な
どにより引き続き、ポリマー層の洗浄も可能であ
る。ポリマーを有機溶媒溶液から単離するにあた
つて、その単離方法としては公知のいずれの方法
もとられる。必要ならばポリマーを更にメタノー
ル、エタノール、アセトン、ヘキサン、キシレン
などの有機溶媒で洗浄する。 本発明で得た芳香族ポリエステルは多くの利点
を有している。すなわち引張り強度、曲げ強度、
引張り弾性率、曲げ弾性率などの機械的性質、耐
熱性、熱分解開始温度、電気的性質、寸法安定性
に優れ、吸湿・吸水率が低く、透明であり、成形
材料およびフイルムとして有用である。 以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 フアウドラー型撹拌翼、じやま板を装備した反
応槽に水300mlを入れ、ハイドロサルフアイトナ
トリウム0.026g、水酸化ナトリウム1.008gを溶
解させる。このアルカリ水溶液にビス(4−ヒド
ロキシフエニル)スルホン3.00g(0.012モル)
を加え溶解させる。別に水100mlにハイドロサル
フアイトナトリウム0.040g、水酸化ナトリウム
1.512g、2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパン4.11g(0.018モル)を溶解させた
溶液と、塩化メチレン200mlにイソフタル酸クロ
リド5.97gを溶解させた溶液を調製する。上記ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)スルホンアルカリ
水溶液にベンジルトリタ−シヤリブチルアンモニ
ウムクロリド0.03gを加え、800rpmにて撹拌下
にイソフタル酸クロリド溶液を一度に加え、次い
で2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パンアルカリ水溶液を加え20℃にて30分間撹拌を
続ける。その後水相と有機相を静置分離し、有機
相を大量のエタノール中にあけポリマーを析出さ
せる。得られたポリマーは引き続き沸騰水で2
回、熱エタノールで1回洗浄し120℃で乾燥する。 このポリマーのフエノール:テトラクロルエタ
ン(1:1)混合液中1.0g/dlで30℃で測定し
たηsp/cは0.69dl/gであつた。 このポリマーを280℃でプレスすると透明で強
靱なプレス片が得られた。また東洋精機製平行板
ブラストメーターを用い、テストピースに20Kg/
cm2の荷重をかけ、2.5℃/minで昇温し、急激に
変形を始める温度(HDT※)を測定したところ
201℃であつた。 そのIRスペクトルは3060,3015,1600,1590,
1500cm-1にベンゼン核の吸収、1735cm-1にイソフ
タル酸エステルのカルボニルの吸収、2950,
1455,1380,1160cm-1にビスフエノールAのメチ
ル基の吸収があつた。また1320,1160,1150cm-1
にスルホン基の吸収があつた(図−1) また得られたポリマーの元素分析値は下記の通
りで、このモル比での計算値と一致している。 C H 計算値(%) 71.31 4.28 実測値(%) 71.11 4.15 実施例 2 2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パンとビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホン
との合計量を0.03moleとしその使用量のモル比
を変化させた以外実施例1と同様の方法で行なつ
た。その結果を以下に示す。 2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン/ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホン
=0.012/0.018 ηsp/c(重合物)(dl/g)=0.72 HDT※=218.5℃ 実施例 3〜11 ベンジルトリターシヤリブチルアンモニウムク
ロリドの代りに下記の触媒を使用した以外は、実
施例1と同様の方法で行なつた。その結果を表−
1に示す。
【表】 比較例 1および2 ベンジルトリターシヤリブチルアンモニウムク
ロリドの代りに下記の触媒を使用して実施例1と
同様の方法で行なつた。その結果を表−2に示
す。
【表】 実施例 12、13 触媒として2−メチル5−ラウリルベンジルト
リメチルアンモニウムクロリド0.03gを用い、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパ
ン(BisA)と、ビス(4−ヒドロキシフエニル)
スルホンとの合計量を0.030moleとしその使用量
のモル比を変化させた以外実施例1と同様の方法
で行なつた。その結果を表−3に示す。
【表】 【図面の簡単な説明】
図−1は実施例1で得られたポリマーの赤外線
吸収スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式〔〕で表わされる構造単位 (式中;Aはアルキレン基またはアルキリデン基
    を示し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7および
    R8は水素原子を示す。) および一般式〔〕で表わされる構造単位 (式中、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15
    よびR16は水素原子を示す。) からなり構造単位〔〕:構造単位〔〕はモル
    比で95:5ないし5:95の割合であり、フエノー
    ル:テトラクロルエタン=1:1(重量比)の混
    合液中1.0g/dlで30℃で測定した還元粘度ηsp/
    cが0.4dl/g以上である芳香族ポリエステルを
    製造する方法であつて、イソフタル酸ジハライド
    の有機溶剤溶液と、 一般式〔〕 (式中、Yはアルキレン基またはアルキリデン基
    を示し、R17〜R24は水素原子を示す。)で表わさ
    れるビスフエノール類と 一般式〔〕 (式中、R25〜R32は水素原子を示す。)とのアル
    カリ水溶液とを、触媒として下記一般式〔〕〜
    〔〕から選ばれる少なくとも一種の化合物の
    存在下、界面重縮合することを特徴とする、芳香
    族ポリエステルの製造方法。 (式中、R33、R34、R35、R36、およびR37は水素
    原子またはアルキル基であり、R33、R34、R35
    R36およびR37のうち少なくとも1ケは炭素数10
    〜14のアルキル基であり、R38、R39およびR40
    炭素数12以下のアルキル基であり、X1は水酸基
    またはハロゲン原子である。) (式中、R41、R42、R43およびR44は水素原子ま
    たはアルキル基であり、これらのうち少くとも1
    ケはアルキル基である。R45、R46、R47、R48
    R49およびR50は炭素数1〜3のアルキル基であ
    りY1は水酸基またはハロゲン原子である。 (式中、R51、R52およびR53は炭素数3〜12のア
    ルキル基であり、R51、R52およびR53の炭素数の
    和は7〜36である。Z1は水酸基またはハロゲン原
    子である。) (式中、R54、R55、R56、R57およびR58は水素原
    子であり、R59は炭素数10〜14のアルキル基であ
    り、X2はハロゲン原子または水酸基である) (式中、R60、R61、R62、R63およびR64は水素原
    子であり、R65は炭素数1〜3のアルキル基であ
    り、Y2はハロゲン原子または水酸基である) (式中、R66、R66′、R66″、R66は炭素数3〜10
    のアルキル基であり、R66、R66′、R66″、R66
    炭素数の和は12〜30でありZ2は水酸基またはハロ
    ゲン原子である。) (式中、R67はベンジル基であり、X3は水酸基ま
    たはハロゲン原子である。) (式中、R68は炭素数16〜20のアルキル基であ
    り、X4は水酸基またはハロゲン原子である。) (式中、R69は炭素数16〜20のアルキル基、R70
    は炭素数1〜3のアルキル基、nは1〜5の数、
    X5は水酸基またはハロゲン原子である) (式中、R71は炭素数10〜14のアルキル基、R72
    はベンジル基、mおよびpは1〜5の数、X6
    水酸基またはハロゲン原子である。)
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JPS6053532A (ja) 1985-03-27

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