JPH0582131U - Catv線路増幅器用アッテネータ - Google Patents
Catv線路増幅器用アッテネータInfo
- Publication number
- JPH0582131U JPH0582131U JP40685290U JP40685290U JPH0582131U JP H0582131 U JPH0582131 U JP H0582131U JP 40685290 U JP40685290 U JP 40685290U JP 40685290 U JP40685290 U JP 40685290U JP H0582131 U JPH0582131 U JP H0582131U
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- JP
- Japan
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- conductive pattern
- attenuator
- line amplifier
- circuit board
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- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント基板に電子部品をハンダ付けする際
に、不純物の混ったフラックスが流れて近接する導電パ
ターンに付着するのを確実に防止する。 【構成】 プリント基板1に形成した入力端子用導電パ
ターン3等を利用して抵抗、コンデンサ、コイル等の電
子部品を実装してなり、CATV線路増幅器の入力信号
の調整に用いられるCATV線路増幅器用アッテネータ
において、例えばプリント基板1の互いに近接する入力
端子用導電パターン3とアース端子用導電パターン7,
8間に所定幅のギャップ10を形成する。
に、不純物の混ったフラックスが流れて近接する導電パ
ターンに付着するのを確実に防止する。 【構成】 プリント基板1に形成した入力端子用導電パ
ターン3等を利用して抵抗、コンデンサ、コイル等の電
子部品を実装してなり、CATV線路増幅器の入力信号
の調整に用いられるCATV線路増幅器用アッテネータ
において、例えばプリント基板1の互いに近接する入力
端子用導電パターン3とアース端子用導電パターン7,
8間に所定幅のギャップ10を形成する。
Description
【0001】
本考案は、CATVシステムの通信線路に設置する増幅器に用いるアッテネー タに関するものである。
【0002】
従来、CATVシステムの通信線路には、伝送中の信号の減衰を補償するため に幹線増幅器、幹線分岐増幅器等の各種の増幅器が設置されている。これら増幅 器には、入力あるいは出力信号のレベルを調整するために抵抗減衰器としてアッ テネータ(通常、ATTと呼ばれている)が設けられている。
【0003】 これまで用いられているアッテネータは、回路構成に応じて導電パターンを形 成したプリント基板に、抵抗、コンデンサ及びコイル等の電子部品をハンダ付け によって実装することにより構成されている。
【0004】
しかしながら、上述した従来のアッテネータにあっては、プリント基板に形成 した導電パターン部分を利用して上記各電子部品をハンダ付けにより実装して構 成しているが、プリント基板が小型であるため、ハンダ付けの際にハンダゴテに 付着したゴミ等による不純物が混ったフラックスが流れて近接する導電パターン に付着し導電パターン同士が導通してしまうといった問題があった。従って、導 電パターンが近接する部分でハンダ付けを行う場合には、このようなフラッスの 付着が生じないように慎重な作業を行うか、あるいはフラックス洗浄作業を行わ なければならず、作業効率を低下させる原因となっていた。
【0005】 本考案は、上記のような従来の課題を解決するためになされたものであり、プ リント基板に電子部品をハンダ付けする際に、不純物の混ったフラックスが流れ て近接する導電パターンに付着するのを確実に防止することのできるCATV線 路増幅器用アッテネータを提供することを目的とする。
【0006】
上記従来の課題を解決する本考案は、プリント基板に形成した導電パターン間 に抵抗、コンデンサ、コイル等の電子部品を実装してなり、CATV線路増幅器 の入力信号の調整に用いられるCATV線路増幅器用アッテネータにおいて、前 記プリント基板の互いに近接する導電パターン間に、所定幅のギャップを形成し たことを特徴とする。
【0007】 請求項2の考案は、入力端子用導電パターンとアース端子用導電パターン間に 、前記ギャップを形成したことを特徴とする。
【0008】
以下、本考案の一実施例について図面を用いて詳細に説明する。図1は本考案 の一実施例によるアッテネータのプリント基板の構成を示す平面図である。本ア ッテネータを構成するプリント基板1は、基材2上に入力端子用導電パターン3 、出力端子用導電パターン4、接続端子用導電パターン5,6、アース端子用導 電パターン7,8を形成してなる。このプリント基板1の実際の寸法は、横10 mm,縦25mm程度の大きさである。
【0009】 図2は本アッテネータの回路構成を示す回路図であり、入力端子INと出力端 子OUT間に抵抗R1,R2,R3、コンデンサC1,C2及びコイルCH1か らなる電子部品を図示のごとく接続して構成されている。また、図3は上記のよ うな回路構成のアッテネータを上述したプリント基板1に実際に配線した状態を 示す。各電子部品抵抗R1,R2,R3、コンデンサC1,C2及びコイルCH 1は、それぞれ入力端子用導電パターン3、出力端子用導電パターン4、接続端 子用導電パターン5,6、アース端子用導電パターン7,8を利用してハンダに より接続される。
【0010】 本実施例のような小型のプリント基板1の場合、入力端子用導電パターン3と その両側のアース端子用導電パターン7,8が互いに近接して位置しているため 、上記電子部品をハンダ付けする場合に、入力端子用導電パターン3とアース端 子用導電パターン7,8が流れた不純物を含むフラックスによって導通してしま うおそれがある。このような不都合を防止するため、本実施例では、図1に示す 如く、入力端子用導電パターン3とその両側のアース端子用導電パターン7,8 との間に、所定幅のギャップ10,10を形成している。実際のハンダ付けにお いて、フラックスが流れても流れがギャップ10の部分で遮断されることから、 導電パターン同士が接続してしまうようなことはなくなる。また、不純物の混っ たフラックスの付着を防止できることに加え、ギャップ10の存在により入力端 子用導電パターン3とアース端子用導電パターン7,8間における電気的絶縁性 が良好となる。
【0011】 このギャップ10の幅は、ハンダ付けによるフラックスの流れを良好に断つこ とができる寸法とする。ギャップ10の幅が小さすぎると、フラックスの流れを 効果的に断つことができなくなる。また、ギャップ10の幅及び長さについては 、形成するプリント基板の構成によって種々変更するものとする。
【0012】
以上説明したように本考案のCATV線路増幅器用アッテネータによれば、プ リント基板の互いに近接する導電パターン間に、所定幅のギャップを形成したこ とにより、プリント基板に電子部品をハンダ付けする際に不純物の混ったフラッ クスの流れがギャップの部分で遮断されるため、導電パターン同士が不純物を含 むフラックスによって導通するのを確実に防止することができる。これにより、 ハンダ付け作業が容易となり、作業効率の向上が図られる。また、導電パターン 相互の電気的絶縁性を向上させることができる。また、フラックスに混った不純 物を洗浄する洗浄工程作業が不要となる。
【図1】本考案の一実施例によるアッテネータを構成す
るプリント基板の平面図である。
るプリント基板の平面図である。
【図2】本考案の一実施例によるアッテネータの回路構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
【図3】図1のプリント基板に図2の回路を実装配線し
た状態の平面図である。
た状態の平面図である。
1 プリント基板 2 基材 3 入力端子用導電パターン 4 出力端子用導電パターン 5,6 接続端子用導電パターン 7,8 アース端子用導電パターン 10 ギャップ
Claims (2)
- 【請求項1】 プリント基板に形成した導電パターン間
に抵抗、コンデンサ、コイル等の電子部品を実装してな
り、CATV線路増幅器の入力信号の調整に用いられる
CATV線路増幅器用アッテネータにおいて、 前記プリント基板の互いに近接する導電パターン間に、
所定幅のギャップを形成したことを特徴とするCATV
線路増幅器用アッテネータ。 - 【請求項2】 入力端子用導電パターンとアース端子用
導電パターン間に、前記ギャップを形成したことを特徴
とする請求項1のCATV線路増幅器用アッテネータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40685290U JPH0582131U (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | Catv線路増幅器用アッテネータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40685290U JPH0582131U (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | Catv線路増幅器用アッテネータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582131U true JPH0582131U (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=18516472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40685290U Pending JPH0582131U (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | Catv線路増幅器用アッテネータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582131U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5993619A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-30 | フオク・ウント・コムパニ− | シ−トの切断によつて素材を製造するための装置 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40685290U patent/JPH0582131U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5993619A (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-30 | フオク・ウント・コムパニ− | シ−トの切断によつて素材を製造するための装置 |
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