JPS5821196Y2 - 印刷配線板 - Google Patents

印刷配線板

Info

Publication number
JPS5821196Y2
JPS5821196Y2 JP10522980U JP10522980U JPS5821196Y2 JP S5821196 Y2 JPS5821196 Y2 JP S5821196Y2 JP 10522980 U JP10522980 U JP 10522980U JP 10522980 U JP10522980 U JP 10522980U JP S5821196 Y2 JPS5821196 Y2 JP S5821196Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
printed wiring
line
pattern
disturbances
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10522980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5729179U (ja
Inventor
秀輝 坂野
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP10522980U priority Critical patent/JPS5821196Y2/ja
Publication of JPS5729179U publication Critical patent/JPS5729179U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5821196Y2 publication Critical patent/JPS5821196Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Cables (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は印刷配線板に係り、特に他回路への誘導障害
を回避し得るようにしたパターン構造に関する。
一般に、電子回路等にあっては大電流が断続的に流れる
ような状態において、他回路への誘導障害が問題となる
例えば、第1図に示すような音響再生装置用のB級電力
増幅器にあっては相補形になされた出力段パワートラン
ジスタQNPN 、 Q PNPから負荷となるスピー
カSPに出力を供給する際に、正の半周期にはAライン
、Bラインに且つ負の半周期にはCライン、Dラインに
入力信号に応じた大電流が流れるため、他回路へ電気的
な誘導障害を起こしていた。
このため、従来上述したような電力増幅器を印刷配線板
PCに組込むに際しては、第2図に示すように上述のA
ラインおよびBライン(CラインおよびDラインも同様
)とをリード線1,2を用いて撚り合せる如くして当該
パターン部a、l)間に印刷配線板PCの導電体パター
ンとは別個に接続していた。
つまり、AラインおよびBラインには互いに逆向きの電
流が流れているので、撚り合わされることにより互いに
誘導成分が打ち消されるようになる結果、他回路への誘
導障害を防止し得るものである。
また、この場合各ラインの電流が小さい状態では逆に他
回路からの影響を小さくすることができるものである。
しかしながら、このような従来の誘導障害対策によれば
印刷配線板の導電体パターンとは別個のリード線を撚り
合わせて接続する如くしているので、作業能率が著しく
低下されがちであると共に材料費等がかさんでしまうと
いう欠点を有していた。
また、特に第3図に示したように撚り合わせて接続する
リード線1,2の近傍にパワートランジスタ3取付用の
放熱器4が存在している場合には、誤ってそれに触れた
りすると高熱のためにリード線1,2の被覆が溶かされ
てしまうようになるという不都合なこともあった。
また、これによってリード線1,2の芯線が放熱器4に
対してショート状態となり易いので、非常に危険であっ
た。
そこで、この考案は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、従来のように撚り合わされたリード線を接続する
ことなく、実質的にパターン部自体で誘導障害を回避し
得るように構成することにより、上記従来の欠点を除去
し得るように改良した極めて良好なる印刷配線板を提供
することを目的としている。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例につき詳細に
説明する。
すなわち、第4図に示すように例えば前述した如き音響
再生装置におけるB級電力増幅器が搭載される印刷配線
板11は図示しない他の所定の導電体パターンが形成さ
れると共に、その出力段パワートランジスタ接続用の如
きパターン部Xとスピーカ接続用の如きパターン部子間
の前述したAラインおよびBラインまたはCラインおよ
びDライン等の誘導障害対策を必要とする2線路12.
13パターンとして図示の如き導電体パターンP1゜P
2が形成される。
ここで、誘導障害対策を必要とする2線路12゜13パ
ターンは、互いに交互に相手側の方へ入り込む如くした
断続的な複数対の導電体パターンP1゜P2として形成
されているもので、それぞれ相手側パターンP1または
P2の略中間部を跨ぐ部分で比較的に短かいジャンパー
線J1.J2によって接続されることにより、パターン
部自体が撚り合わされたのと等価な状態となされている
この場合、ジャンパー線J、、J2として例えば予め■
状に折曲形成されたものを用いれば、自動挿入が可能で
あると共に、自動半田付も可能なので好都合である。
而して、以上のように構成される印刷配線板は、誘導障
害対策を必要とする2線路12.13パターンが、パタ
ーン部自体が撚り合わされたのと等価な状態となされて
いるから、実質的にパターン部自体で誘導障害を回避す
ることができるようになされている。
そして、かかる誘導障害対策によれば従来の如く印刷配
線板のパターンとは別個の撚り合わされた2本のリード
線を用いるものに比して、その作業能率を大幅に向上し
得ると共に、材料費等を大幅に軽減して全体として使用
機器価格の大幅な軽減に寄与し得るという利点を有して
いる。
また、近くにパワートランジスタ取付用の放熱器が存在
していたとしても、従来の如くこれに接触するようなこ
とが全くないものであるがら、安全対策上においても好
ましいものである。
なお、この考案は上記し且つ図示した実施例のみに限定
されることなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形や適用が可能であることは言う迄もない。
従って、以上詳述したようにこの考案によれば、実質的
にパターン部自体で誘導障害を回避し得るように構成す
ることにより、従来の欠点を簡易にしてしかも確実に除
去し得るように改良した極めて良好なる印刷配線板を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は誘導障害の生じる場合を例示する回路構成図、
第2図、第3図は従来の誘導障害対策を施した印刷配線
板を示す要部の平面図と斜視図、第4図はこの考案に係
る誘導障害対策を施した印刷配線板の一実施例を示す斜
視図である。 11・・・・・・印刷配線板、12.13・・・・・・
誘導障害対策を必要とする2線路パターン、P 1.
P 2・・・・・・導電体パターン、Jl、J2・・・
・・・ジャンパー線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘導障害対策を必要とする2線路パターンを導電体パタ
    ーンで形成するとともに、これら導電体パターンのうち
    少なくとも一方が相手側線路を跨ぐ部分でジャンパー線
    により接続されてなることを特徴とする印刷配線板。
JP10522980U 1980-07-25 1980-07-25 印刷配線板 Expired JPS5821196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10522980U JPS5821196Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 印刷配線板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10522980U JPS5821196Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 印刷配線板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5729179U JPS5729179U (ja) 1982-02-16
JPS5821196Y2 true JPS5821196Y2 (ja) 1983-05-04

Family

ID=29466612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10522980U Expired JPS5821196Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25 印刷配線板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5821196Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5729179U (ja) 1982-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6052084A (ja) 印刷配線基板
JPS5821196Y2 (ja) 印刷配線板
JPS6272196A (ja) 集積回路をプリント基板にはんだ付けする方法
JP3530663B2 (ja) プリントインダクタ
JPS6343399A (ja) プラグインシ−トのシエルフ
JPS61174656A (ja) 集積回路装置
JPS5935039Y2 (ja) 布線構造
JPS58123742A (ja) 半導体装置
JPS6094791A (ja) 印刷配線板
JPS59163842A (ja) 集積回路ソケツト積重ね実装構造
JPH088409B2 (ja) プリント基板のパタ−ン形成方法
JPS583064U (ja) フレキシブルプリント基板の接続構造
JPS63217692A (ja) プリント基板
JPH0548239A (ja) 回路基板の形成方法
JPS5856471U (ja) チツプ部品の取付装置
JPS63131592A (ja) 配線基板
JPS6134809A (ja) 延長ケ−ブル
JPS58202596A (ja) 同軸ケーブルと混成集積回路の接続構造
JPS60185378A (ja) 印刷配線板用接続端子
JPH0582947A (ja) プリント基板
JPS5878678U (ja) プリント基板装置
JPS5957490A (ja) 分割基板を用いた回路装置の実装方法
JPH0533558U (ja) 印刷配線板
JPS5978658U (ja) ハイブリツト型回路基板
JPH0629197U (ja) プリント基板用ノイズフィルタ