JPH058165A - ワイドベルトサンダー機 - Google Patents

ワイドベルトサンダー機

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JPH058165A
JPH058165A JP18925991A JP18925991A JPH058165A JP H058165 A JPH058165 A JP H058165A JP 18925991 A JP18925991 A JP 18925991A JP 18925991 A JP18925991 A JP 18925991A JP H058165 A JPH058165 A JP H058165A
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JP
Japan
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lifting
processed material
grinding
head
belt
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JP18925991A
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Hitoshi Kawakita
仁 河北
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Amitec Corp
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Amitec Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 反りのある木材等の研削研磨に適するワイド
ベルトサンダー機を提供すること。 【構成】 昇降杆7a,7bの昇降制御により、研削ヘ
ッド40を装架するヘッドフレーム35を傾動制御可能
とし、加工材wを基台フレーム1に設けた走行台15上
の保持体22a,22bで保持して走行させ、その走行
に伴って、加工材wの所要加工面を研削研磨し得るよう
にしたものであるから、通常の平面加工は勿論、反りの
ある材料や、台形面等種々の形状の研削研磨加工が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反りのある木材等の研
削研磨に適するワイドベルトサンダー機に関する。
【0002】
【従来の技術】サンディングフレームに設けたベルト駆
動機構に無端サンディングベルトを掛渡し、送材通路側
に踏圧装置を配置して、その踏圧面を前記ベルトの内面
に接触させてなる一〜複数個の研削ヘッドを、送材通路
を介して送材装置に対設して成るワイドベルトサンダー
機は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、適用する加
工材wには反りのある材料があり、これらの加工材wを
平板状の加工材と同様に一律に研削研磨すると、反りの
無い中央部で研削研磨されなかったり、またはその周縁
の反り上がり部分が過剰に研削研磨されるという問題を
生ずる。
【0004】そこで、サンディングベルトを反りのある
加工材の上面に押付けるために、複数の踏圧パッドを配
設して、各踏圧パッドを別異に制御するようにした構成
が特願平1-252617号で提案されている。ところが、かか
る構成にあっては装置が複雑化するという欠点がある。
また実開昭56-116152 号に開示されているように、 加工
材を固定して、無端サンディングベルトを、その表面に
圧接するようにした構成も開示されている。かかる構成
にあっては、固定された加工材の上面を均一に研削する
ためには、無端サンディングベルトを幅広としなければ
ならず、またその幅広化には限界があるから、適用され
る加工材の長さに制限を生ずることとなる。本発明は、
かかる従来構成の上述の欠点なく、反りのある材料を研
削研磨し得るワイドベルトサンダー機の提供を目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台フレーム
の両側に夫々昇降杆を配設して、各個別々に昇降モータ
で昇降制御すると共に、一方の昇降杆の上端を前記研削
ヘッドを装架するヘッドフレームの一側端縁に枢支し、
他方の昇降杆の上端を幅方向の摺動部材を介してヘッド
フレームの他側端縁に連係すると共に、前記基台フレー
ム上に走行台を送材モータにより前後方向へ往復移動可
能に支持し、該走行台上に、加工材下面に接合して前記
研削ヘッドの踏圧パッド位置に対向する位置に加工材を
保持する保持体を配設してなる加工材保持装置を備えた
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】加工材は前記保持体に吸着されて走行台上に支
持され、送材モータによって走行する。一方、各昇降モ
ータを駆動して昇降杆を昇降させることにより、前記ヘ
ッドフレームは、加工材保持装置に保持された加工材に
対して離近し、かつ両昇降杆の高さの相違により、一方
の昇降杆に設けた枢支点を中心に傾動可能となる。この
とき、この傾動に伴う幅方向の偏位は、他方の昇降杆と
ヘッドフレームとの間に配設された摺動部材により吸収
される。そして、かかるヘッドフレームの昇降制御によ
り該ヘッドフレームに装架された研削ヘッドの無端サン
ディングベルトの走行部に所要の傾斜が施される。この
ため前記加工材の表面に反りがある場合には、前記傾斜
により無端サンディングベルトの走行部がその反りに倣
って接触して、該加工材表面の研削研磨が施される。こ
のとき、加工材は走行台上を無端サンディングベルトの
走行方向と略直交して走行するから、その走行方向に長
い加工材であっても、研削研磨が可能となる。
【0007】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。図1にあって、基台フレーム1であり、その左右部
には昇降モータ2a,2bの駆動軸に傘歯車対3,4に
よって連係して、該昇降モータ2a,2bの駆動により
回動する螺子杆5a,5bが上下方向に支持されてい
る。該螺子杆5a,5bは、その下端を軸受6,6によ
り支持され、上端の螺子部を昇降杆7a,7bに螺着し
て、前記昇降モータ2a,2bの駆動に伴う螺子杆5
a,5bの螺進作用により、各個別々に昇降杆7a,7
bを昇降制御可能としている。そして前記昇降杆7a,
7bには、後述するように、ヘッドフレーム35を支持
するようにしている。
【0008】次に加工材保持装置9の構成を図2.3に
従って説明する。前記基台フレーム1の中央部には前後
方向に二条の鳩尾形案内10,10が設けられ、該鳩尾
形案内10,10間に可逆送材モータ11が内蔵されて
いる。該可逆送材モータ11は、その駆動軸に固着した
スプロケット12を、上部位置に配設したスプロケット
13にチェーンで掛渡して連係しており、これにより該
スプロケット13と同軸上に配設したピニオン14を駆
動するようにしている。また前記鳩尾形案内10,10
上には走行台15が支持され、その裏面に前後方向に形
成したラック16を前記ピニオン14に噛み合わせて、
可逆送材モータ11の駆動により前後方向に可逆移動す
るようにしている。
【0009】前記走行台15上には、チェーン21で連
繋された二本の螺子杆18,18が設けられ、該走行台
15の前後に設けた鳩尾形案内17,17に装着された
螺装片23a,23a,23b,23bを、前記螺子杆
18,18の左右各半部に形成された刻み方向の異なる
送り螺子19a,19bに螺合している。前記螺子杆1
8,18は、ハンドル20の回転操作により夫々に固着
したスプロケットをチェーン21で連繋することにより
同期回動し、送り螺子19a,19bの螺進作用により
離近方向に等移動する。そして前後一対の螺装片23
a,23a及び23b,23bは図2に示すように、夫
々保持体22a,22bが取付けられ、前記ハンドル2
0の操作により、該保持体22a,22bの幅間隔を任
意に調整可能として、後述するように加工材wの幅に合
致し得るようにしている。また保持体22a,22b
は、螺装片23a,23a及び螺装片23b,23bの
側面に立設した前後方向の螺子25,25に螺合して支
持され、かつ該螺子25,25の緊締によりその傾斜位
置を保持するようにしている。さらには螺子25,25
を保持する垂直方向の螺子26によってその平行度調整
を可能としている。
【0010】前記保持体22a,22bは、その上面に
前後方向に連通孔28が長手方向に形成された連通板2
7が被着され、該連通孔28に空気導出孔29を連通さ
せると共に、該連通板27上に図2,3に示すように複
数の吸引孔31を形成した弾性吸着板30が取付けら
れ、その表面を吸着面としている。前記空気導出孔29
は、真空ポンプ(図示せず)等の吸引源に接続される。
【0011】その他、加工材保持装置としては、例え
ば、加工材wの両端部を挟持する治具を保持体として用
いたもの等種々の構成が提供され得る。
【0012】次に研削ヘッド40について説明する。前
記昇降杆7aの頂端には、研削ヘッド40を装架するヘ
ッドフレーム35の側端部が軸36で回動可能に枢支さ
れ、さらに昇降杆7bの上端に設けられた幅方向の鳩尾
形摺動部38に摺動子39が嵌装され、該摺動子39に
ヘッドフレーム35の他側端部が軸37で枢支されてい
る。而して、鳩尾形摺動部38,摺動子39で摺動部材
を構成している。
【0013】前記研削ヘッド40は、サンディングフレ
ーム41の上部にテンションロール42が支持され、か
つサンディングフレーム41の左右両側には、一方を駆
動ロールとする案内ロール43,44が支持され、各ロ
ール43,44間でサンディングフレーム41の下部に
ゴム板等の弾性材料からなる踏圧パッド45が配設さ
れ、この三角配置された各ロール42,43,44に無
端サンディングベルト46を掛渡し、前記ロール43,
44間の踏圧パッド45が内接する走行部を研削走行部
として、これを後述するように加工材wの被加工面に当
接するようにして構成されている。
【0014】次に、かかる構成の作動について説明す
る。図1に示すように、一面側に湾曲した反りのある加
工材wの膨隆面を研削する場合には、左右の保持体22
a,22bを螺子杆18,18の回動操作により加工材
wの両端が被着する加工材wの両端部に配設されるよう
に位置決めし、かつ加工材wの下面に倣って傾斜させ
る。そして、該加工材wを弾性吸着板30上に乗載し、
吸引孔31による吸着作用により、該加工材wを保持す
る。
【0015】そして、可逆送材モータ11を駆動すると
共に、昇降モータ2a,2bを駆動する。この場合の駆
動態様は、該昇降モータ2a,2bを可逆連続駆動し、
昇降杆7a,7bの昇降タイミングを逆として、前記ヘ
ッドフレーム35を連続的に可逆傾動させる。すなわ
ち、ロール43,44間の無端サンディングベルト46
の研削走行部を図4に示すように水平位置イから、左へ
傾斜した位置ロ(二点鎖線位置)へ傾動させ、さらに右
へ傾斜した位置ハ(一点鎖線位置)へと往復傾動させ
る。そしてこの傾動速度は、加工材wの長さに比して充
分早くし、無端サンディングベルト46の幅と等しい距
離を走行した時間内に必ず、一往復以上傾動させるよう
にして、加工材wの一部が必ず無端サンディングベルト
46に接触して研削研磨が施されるようにする。
【0016】而して、可逆送材モータ11の駆動により
走行台15は鳩尾形案内10,10によって前後方向に
走行し、その走行中に保持体22a,22bに支持され
た加工材wは、ヘッドフレーム35の往復傾動に伴っ
て、その上面が湾曲していても、ほぼ均一に無端サンデ
ィングベルト46により研削研磨される。そして、往方
向移動終了に伴って、前記昇降杆7a,7bはいずれも
上方へ伸張し、該ヘッドフレーム35が上昇して加工材
wの表面から無端サンディングベルト46が離間し、復
工程で供給位置に戻って、加工材wの交換がなされる。
【0017】通常の平板な加工材wを研削する場合は、
昇降杆7a,7bは同一方向で昇降するようにして前記
ヘッドフレーム35は図1の水平位置を維持したままで
加工材wの表面に無端サンディングベルト46を接触さ
せるために下降し、かつその開放のための上昇する。す
なわち前記昇降杆7a,7bの昇降作動は同時的かつ同
一方向に移動する。
【0018】さらには、加工材wは台形面を備えた材料
も適用可能である。この場合には、該ヘッドフレーム3
5を研削ヘッド40の研削走行部が加工材wの研削面に
倣うように傾動し、かかる傾動位置を保持した状態で、
走行台15を走行する。そして、一往復毎に加工材w上
面の各面を順次研削研磨することとなる。すなわち台形
面にあっては、左傾斜面と、水平面と、右傾斜面とを一
往復毎に順次研削研磨されることとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述のように昇降杆7a,7
bの昇降制御により、研削ヘッド40を装架するヘッド
フレーム35を傾動制御可能とし、加工材wを基台フレ
ーム1に設けた走行台15上の保持体22a,22bで
保持して走行させ、その走行に伴って、加工材wの所要
加工面を研削研磨し得るようにしたものであるから、通
常の平面加工は勿論、反りのある材料や、台形面等種々
の形状の研削研磨加工が可能となると共に、構造が簡単
でしかも適用される加工材wの長さに制限を生ずること
がない等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すワイドベルトサンダー
機の正面図である。
【図2】加工材保持装置9の拡大正面図である。
【図3】図2のA−Aで断面図である。
【図4】本発明の作動を示す概念図である。
【符号の説明】
1 基台フレーム 2a,2b 昇降モータ 7a,7b 昇降杆 9 加工材保持装置 11 可逆送材モータ 15 走行台 22a,22b 保持体 31 吸引孔 35 ヘッドフレーム 40 研削ヘッド 22,43,44 ロール 46 無端サンディングベルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ベルト駆動機構に無端サンディングベル
    トを掛渡し、送材通路側に踏圧パッドを配置して、その
    踏圧面を前記ベルトの内面に接触させてなる一〜複数個
    の研削ヘッドを、送材通路を介して送材装置に対設して
    成るワイドベルトサンダー機において、 基台フレームの両側に夫々昇降杆を配設して、各個別々
    に昇降モータで昇降制御すると共に、一方の昇降杆の上
    端を前記研削ヘッドを装架するヘッドフレームの一側端
    縁に枢支し、他方の昇降杆の上端を幅方向の摺動部材を
    介してヘッドフレームの他側端縁に連係すると共に、 前記基台フレーム上に走行台を送材モータにより前後方
    向へ往復移動可能に支持し、該走行台上に、加工材下面
    に接合して前記研削ヘッドの踏圧パッド位置に対向する
    位置に加工材を保持する保持体を配設してなる加工材保
    持装置を備えたことを特徴とするワイドベルトサンダー
    機。
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