JPH0580463U - 靴拭マット - Google Patents

靴拭マット

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JPH0580463U
JPH0580463U JP1589392U JP1589392U JPH0580463U JP H0580463 U JPH0580463 U JP H0580463U JP 1589392 U JP1589392 U JP 1589392U JP 1589392 U JP1589392 U JP 1589392U JP H0580463 U JPH0580463 U JP H0580463U
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和司 住本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の靴拭きマットにおける欠点が解消さ
れ、靴底の付着泥等の掻き落とし性とダスト類の吸着性
及び保持性との組み合わせに優れていると共に、水はけ
性等の耐水性も良好であり、更に優れた装飾効果ないし
インテリア性を有するメンテナンスフリーの靴拭きマッ
トを提供する。 【構成】 基布と、該基布に植え込まれたマットパイル
と、基布の非マット面に固着されたゴムバッキングとか
ら成る靴拭きマットにおいて、前記マットパイルが単糸
繊度が100〜1000の太デニールの捲縮ナイロンフ
イラメントのカットパイルから成り、且つパイル先端が
ランダムに指向している靴拭きマット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住居、事務所、店舗等の入口等に敷設して、室内に泥、ダスト類が 持ち込まれるのを防止する目的で使用する靴拭きマットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記目的の靴拭きマットとしては、各種のものが多数提案されているが 、この種の靴拭きマットは、機能上、次の二種類に分類される。
【0003】 第一のタイプは、靴底等に付着する泥等の掻き取りを重視したものであり、例 えば剛性のあるプラスチックの垂直状突起をベースと一体に多数形成したものや 、芝様のフイルムヤーンを基布に植え込み、ゴムバッキングを施したいわゆる芝 マット等が知られている。
【0004】 第二のタイプは、ダストの吸着性と保持性とを重視し且つインテリア性をも強 調したものであり、例えば細デニール(一般に5〜80d)の捲縮性ナイロンフ イラメントを基布に植え込み、ゴムバッキングを施し、植え込みパイルを捲縮し たカットパイル或いはループパイルとしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】
前者のタイプの靴拭きマットは、確かに靴底の付着泥を掻き落とすという点で は満足し得るものであるとしても、掻き落とされた泥やダスト類が周囲に飛散し たり、或いは靴底等に再付着する等、ダストの吸着性、保持性に欠けており、こ れを防止するためにしばしば水洗等を行わなければならない等、メンテナンスの 点で難点がある。又このタイプのマットは外観が安っぽく、装飾効果、商品価値 に劣っている。
【0006】 また、後者のタイプの靴拭きマットは、ダストの吸着性、保持性に優れている と共に、メンテナンスフリーであり、使用時間を限ったレンタル用品として広く 使用されているが、雨等により吸水すると水はけが悪く、所期のダステイング性 能が、冬期にはパイル中に含まれる水分が凍結する等のため、発現されないとい う問題があると共に、未舗装道路の多い郊外や田園地帯では、泥等の掻き落とし が十分に行われないという問題もある。
【0007】 従って、本考案の目的は、従来の靴拭きマットにおける上記欠点が解消され、 靴底の付着泥等の掻き落とし性とダスト類の吸着性及び保持性との組み合わせに 優れていると共に、水はけ性等の耐水性も良好であり、更に優れた装飾効果ない しインテリア性を有するメンテナンスフリーの靴拭きマットを提供するにある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】
本考案によれば、基布と、該基布に植え込まれたマットパイルと、基布の非マ ット面に固着されたゴムバッキングとからなる靴拭きマットにおいて、上記マッ トパイルを、単糸繊度が100〜1000の太デニールの捲縮ナイロンフイラメ ントのカットパイルから構成し、パイル先端をランダムに指向させる。
【0009】 本明細書において、単糸繊度とはフイラメント1本当たりの繊度を言い、これ が100ないし1000デニール(9000m当たりのグラム数)とは、フイラ メント直径50〜200μmにほぼ相当する。捲縮ナイロンフイラメントのカッ トパイルとは、ナイロンフイラメントが実際に捲縮されていて、しかもパイルが 上部にカットされた先端を有することを意味する。また、パイル先端がランダム に指向しているとは、ナイロンフイラメントの捲縮とカットとにより、パイル面 において、ランダムな方向を指向していて方向性がないことを意味している。
【0010】
【作用】
本考案の靴拭きマットは、公知の靴拭きマットと同様に、基布と、この基布に 植え込まれたマットパイルと、基布の非マット面に固着されたゴムバッキングと から成るが、このマットパイルとして、単糸繊度が100〜1000の太デニー ルの捲縮ナイロンフイラメントのカットパイルを使用し、パイル先端をランダム に指向させたことが顕著な特徴である。
【0011】 即ち、細手の捲縮ナイロンフイラメントのカットパイルを備えた靴拭きマット は勿論公知のものであるが、従来のナイロンフィラメントの単糸繊度は一般に5 乃至80デニール程度の細いものであり、柔軟でバルキーさに富んだものである 。この靴拭きマットにおいては、捲縮フィラメント間の空間に靴底から除かれた ダスト類が保持されるが、再度マットのパイルを靴底で踏んだとき、踏まれたパ イルの圧縮によりマット基布面に沿った風がパイル内に発生し、この風により保 持されていたダスト類が周囲に飛散すると言う問題を生じる。
【0012】 本考案のマットでは、マットパイルを構成する個々のナイロンフィラメントが 捲縮していて、しかもランダムな方向を指向しているため、パイル内に、ダスト 類の保持に必要な空間が十分に形成されていると共に、単糸繊度が100〜10 00と太デニールであって、剛性が大きいため、靴で踏み込まれた場合にも、パ イルが大きく圧縮されることがなく、従って前述した様に、パイル内に風が発生 することがなく、保持されていたダスト類が周囲に飛散するのが防止されること になる。
【0013】 しかも、カットパイル先端がランダムに指向し、しかもこれが大きい剛性を有 することから、靴底に付着するダスト類の掻きとりが、効率よく行われると共に 、掻きとられたダスト類は、パイル間の空隙や繊維表面に効率よく保持されると いう利点もある。
【0014】 また、従来の靴拭マットでは、雨水に当たると、表面張力により、マットパイ ル全体が保水すると共に、パイル先端が寝て、ダスト類の掻きとり作用が失われ るが、本発明の靴拭マットでは、マットパイルにおける捲縮ナイロンフイラメン ト間の間隙の大きくなるため、パイル中の水分の排水も行われると共に、パイル も寝ることがなく、ダスト類の掻き落とし作用も低下することがない。
【0015】 更に、本考案の靴拭きマットは、パイルが捲縮ナイロンフイラメントで形成さ れているため、風合いに優れていると共にインテリア機能及びファッション性が あり、玄関及び入り口に敷設する靴拭マットとして、多機能化されているという 利点もある。
【0016】
【実施例】
本発明の靴拭きマットの一例を示す「図1」において、このマットは、基布1 と、該基布1にタフト化されたマットパイル2と、基布の非パイル面3に施され たゴムバッキング4とから成っている。
【0017】 このマットパイルを拡大して示す「図2」において、マットパイル2は、互い に色の異なる繊維束5aと繊維束5bとが交互にタフト化されることにより形成 されているが、これらの繊維束5a、5bは何れも、捲縮ナイロンフイラメント 6から成っていて、パイル先端7がランダムに指向している。
【0018】 この捲縮ナイロンフイラメントは、単糸繊度が100〜1000デニールで あり、釣り糸用テグスに似たモノフィラメントの感じを与えるが、捲縮している 点で感じを異にしている。本考案に用いる捲縮ナイロンフィラメントは、それ自 体公知の手段で染色されたものでもよいが、一般には、防止用ナイロン類に、微 細な着色用ピグメント粒子を分散させることにより、原液染めしたものであるこ とが、耐光性、各種堅牢性の他、レンタルマットとしての再汚染防止や、ダスト 吸着性等の見地から好ましい。
【0019】 本考案の靴拭マットは、ナイロンのストレートなモノフイラメントをマルチフ ィラメントの形に合糸し、このマルチフィラメントを振動と熱を加えることによ り捲縮させ、捲縮されたマルチフィラメントを基布にタフト化等により植え込み 、植え込まれたマルチフィラメントの先端部をカットして、カットパイルとし、 基布裏面にゴムバッキングを施すことにより製造される。
【0020】 パイル糸としては、ナイロン−6、ナイロン−6,6、或いはこれらの単位を 主体とする共重合ナイロン等の任意のナイロンフィラメントが使用される。パイ ル糸の植え込みは、タフテイング、ミシン縫い、刺繍、フック等のそれ自体公知 の任意の方法で行うことができる。植え込むパイル長は一般に4乃至30mmの 範囲にあるのがよく、パイル糸、即ちマルチフィラメントの繊度も大幅に変化で き、500乃至5000デニールの範囲にある。パイルの打ち込み条件は公知の ものでよく、ゲージは1/4乃至1/12、ステッチは4乃至15の範囲にある のがよい。尚、タフト化したパイル糸では、パイルが一定方向に寝た構造となっ ているのが一般的であるが、本考案の靴拭マットでは、パイル先端がランダムに 指向しているという条件を満たす範囲で、パイルの寝る方向に方向性があっても 何等差し支えがない。
【0021】 基布は、任意の合成繊維、例えばポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリ ル繊維、超高分子量ポリオレフィン繊維等の織布或いは不織布から成っていてよ いが、高分子量の熱可塑性ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレート、或 はエチレンテレフタレートを主体とする熱可塑性コポリエステルから成っている のが最も好ましい。このマルチフィラメント糸は、それ自体公知の方法で紡糸し 、次いで延伸してその引っ張り強度を向上させ、更に必要により熱固定したもの が使用される。この織布或いは不織布を構成する単糸(フィラメント或いはステ ープル一本の)繊度は、一般に1乃至40デニール、特に2乃至30デニールの 範囲にあるのがよい。
【0022】 織布の織り組織は特に制限はないが、平織りで十分であるが、所望によっては 、綾織り、その他の変形織り等であっても何等差しつかえない。不織布は、スパ ンボンド不織布やサーマルボンド不織布であってよい。不織布或いは織布の目付 け量は、マットの重量等によっても相違するが、一般に50乃至300g/平方 米の範囲に有るのが好ましい。
【0023】 バッキングとなるゴムシートとしては、各種エラストマー重合体、例えばニト リル−ブタジエンゴム(NBR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、クロ ロプレンゴム(CR)、ポリブタジエン(BR)、ポリイソプレン(IIB)、 ブチルゴム、天然ゴム、エチレン−プロピレンゴム(EPR)、エチレン−プロ ピレン−ジエンゴム(EPDM)、ポリウレタン、塩素化ポリエチレン、塩素化 ポリプロピレン、軟質塩化ビニル樹脂等をもちいることができる。耐油性、耐侯 性等の見地からは、ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)が好ましい。ゴムシー トを形成するに当たって、それ自体公知の配合剤、例えば硫黄系或は有機系の加 硫剤、加硫促進剤、軟化剤、老化防止剤、充填剤、分散剤、可塑剤、着色剤等を それ自体公知の配合量で配合することができる。
【0024】 一体化マットの製造に際しては、上記ゴム組成物をロール、バンバリーミキサ ー等を用いて混練し、この組成物をシートに成形し、このシートにタフト化マッ トを重ね合わせ、加圧型中で加熱、加圧して、接着と加硫とを同時に行う。ゴム シートと基布との接着を高めるために、基布の非パイル面にゴムシートと同種の ゴムのラテックスを塗布したり、エチレン酢酸ビニル共重合体等の接着剤或は接 着促進剤を予め塗布しておくことができる。ゴムシートの目付け量は、400乃 至2000g/平米の範囲にあるのがよく、ゴムシートの端縁が基布の端縁より も若干外側にはみ出すように両者を一体化するのがよい。加硫接着は120乃至 190℃の温度で且つ0.3乃至10kg/cm2 の圧力で行なうのがよい。
【0025】 ゴムシートとして、軟質塩化ビニール樹脂を使用する場合には、塩化ビニール 樹脂のプラスチゾルをパイル植え込み基布の非パイル面に塗布し、次いで塩化ビ ニール樹脂のプラスチゾル層を加熱によりゲル化させればよい。また、ゴムシー トとして、ポリウレタンを使用する場合には、二液型のポリウレタン樹脂組成物 をパイル植え込み基布の非パイル面に塗布し、次いでこのポリウレタン樹脂組成 物層を加熱等によりキュアさせればよい。
【0026】 本考案に使用するゴムシートは、基布と一体化された状態において、低倍率の 発泡体となっていることが、洗濯繰り返し時における波うちの発生を完全に抑制 する上で一層望ましい。ゴムシートの発泡倍率は、一般に0.1乃至5倍、特に 0.2乃至4倍の範囲にあるのがよい。ゴムシートの発泡は、ゴムシート形成用 の組成物中に、その加硫乃至キュア温度で分解する化学発泡剤を含有させること により行うことが出来る。勿論、組成物中に予め気体状の発泡剤を含浸或いは分 散させて、発泡を行ってもよい。
【0027】 本考案のマットのパイル糸は、靴底等に付着するダスト類を掻き落とすと共に 吸着し、保持する作用をおこなう。この作用を一層高めるために、パイル糸にダ スト吸着性油剤を塗布乃至含浸させておくことができる。ダスト吸着性液体とし ては、流動パラフイン、スピンドル油、アルキアルベンゼン油、ジエステル油、 ひまし油等の鉱物油、合成油、植物油系の油剤や、特公昭53−1019号公報 、特公昭53−37471号公報等に記載されている水性ダスト吸着剤をあげる ことができる。吸着剤の塗布量は一般に1乃至100g/平米の範囲がよい。
【0028】 以下に、本考案のマットの性能の例を示す。 (例1) パイルとして、ナイロンフィラメント2600デニール(1300デニール( 単糸325デニール、4フィラメント)2本撚り、捲縮加工糸)を、ポリエステ ルフィルムヤーンにポリエステル綿をパンチングして成る不織布を基布として、 1/8ゲージ、8ステッチ、10mmパイル長の条件でタフト化した。 このタフト化物に、1.5mm厚のNBRシートをプレスバッキングにより施 した。このマットを、ダストコントロールオイル加工を施すことなく、性能試験 を行った。
【0029】 (例2) パイルとして、ナイロンフィラメント2600デニール(1300デニール( 但し、単糸163デニール、8フィラメント)2本撚り、捲縮加工糸)を、例1 と同じ不織布を基布として、1/8ゲージ、8ステッチ、10mmパイル長の条 件でタフト化した。このタフト化物に、1.5mm厚のNBRシートをプレスバ ッキングにより施した。このマットを、ダストコントロールオイル加工を施すこ となく、性能試験を行った。
【0030】 (例3) パイルとして、1.7番手のビニロン糸(7番手ビニロン紡績糸4本撚)を、 例1と同じ不織布を基布として、1/8ゲージ、8ステッチ、10mmパイル長 の条件でタフト化した。このタフト化物に、1.5mm厚のNBRシートをプレ スバッキングにより施した。このマットに、ダストコントロールオイルとして、 #60スピンドル油をロールコートにより施し、性能試験を行った。
【0031】 (例4) 例3のマットに、オイル加工を施すことなく、性能試験を行った。
【0032】 (例5) パイルとして、BCF捲縮ナイロンフィラメント2600デニール(1300 デニール(但し、単糸19デニール、68フィラメント)2本撚り、撚 上下各 々210回/m、ヒートセット)を、例1と同じ不織布を基布として、1/8ゲ ージ、8ステッチ、10mmパイル長の条件でタフト化した。このタフト化物に 、1.5mm厚のNBRシートをプレスバッキングにより施した。このマットを 、ダストコントロールオイル加工を施すことなく、性能試験を行った。
【0033】 (ダスト捕集テスト) 上記例1乃至5のマットを、90cm×75cmの長方形に裁断した。これら のマットを1日延べ約700人が出入りする事業所の玄関に各々4日間敷き、マ ットの重量変化を測定し、捕集したダストの量を比較した。 結果を表1に示す。
【0034】 (ダスト保持テスト) 上記例1乃至5のマットを、50cm×50cmの正方形に裁断した。これら のマット表面に、モデル微細粉塵(JIS8種)を3.5g均一に散布し、一夜 放置後、マット上を毎分約120歩のペースで4分間足踏みし、その時に舞い上 がる浮遊粉塵量をダストカウンターで測定した。 結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】 本考案によるマット例1及び2は、従来の捲縮ナイロンパイルのマットに比し てダスト捕集性に顕著に優れており、またダストコントロール油剤を用いた従来 のマットに比して勝るとも劣らないダスト捕集性能を示した。更に、本考案によ るマット例1及び2は、従来の捲縮ナイロンパイルのマットに比して、ダスト飛 散防止性能に顕著に優れていることが分かる。
【0037】
【考案の効果】
本考案によれば、基布と、該基布に植え込まれたマットパイルと、基布の非マ ット面に固着されたゴムバッキングとからなる靴拭きマットにおいて、上記マッ トパイルを、単糸繊度が100〜1000の太デニールの捲縮ナイロンフイラメ ントのカットパイルから構成し、パイル先端をランダムに指向させることにより 、従来の靴拭きマットにおける諸欠点が解消され、靴底の付着泥等の掻き落とし 性とダスト類の吸着性及び保持性との組み合わせに優れていると共に、水はけ性 等の耐水性も良好であり、更に優れた装飾効果ないしインテリア性を有するメン テナンスフリーの靴拭きマットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の靴拭きマットの一例を示す断面図で
ある。
【図2】 図1のマットパイルを拡大して示す斜視図で
ある。
【記号の説明】
1は基布、2はマットパイル、3は基布の非パイル面、
4はゴムバッキング、5a及び5bは互いに色の異なる
繊維束、6は捲縮ナイロンフイラメント、7はパイル先
端。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布と、該基布に植え込まれたマットパ
    イルと、基布の非マット面に固着されたゴムバッキング
    とから成る靴拭きマットにおいて、前記マットパイルが
    単糸繊度が100〜1000の太デニールの捲縮ナイロ
    ンフイラメントのカットパイルから成り、且つパイル先
    端がランダムに指向していることを特徴とする靴拭きマ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記フイラメントが略三角形の断面形状
    を有するフイラメントである請求項1記載の靴拭きマッ
    ト。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455598B1 (ko) * 1997-02-14 2004-12-17 가부시키가이샤 다스킨 임대용매트
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