JPH0580370B2 - - Google Patents
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- JPH0580370B2 JPH0580370B2 JP61235405A JP23540586A JPH0580370B2 JP H0580370 B2 JPH0580370 B2 JP H0580370B2 JP 61235405 A JP61235405 A JP 61235405A JP 23540586 A JP23540586 A JP 23540586A JP H0580370 B2 JPH0580370 B2 JP H0580370B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- wheels
- pair
- steering
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 81
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、四輪駆動型農用トラクタなどの作業
者に用いられる走行用伝動構造に関する。
者に用いられる走行用伝動構造に関する。
四輪駆動型農用トラクタの走行用伝動構造とし
ては、例えば特開昭53−119530号公報、あるいは
実開昭60−102133号公報に示されるように、左右
一対の操向車輪の平均周速度を非操向車輪の平均
周速度とほぼ同一の標準伝動状態と、非操向輪の
平均周速度より高速の増速伝動状態とに切換え可
能な操向車輪変速装置を備え、操向車輪を操向し
て操向車輪変速装置を増速伝動状態に切換えるこ
とで、操向車輪及び非操向車輪の平均周速度をほ
ぼ同一とした一般の四輪駆動型の農用トラクタに
比較して小回り旋回できるように構成したものが
知られており、従来、前記操向車輪変速装置は非
操向車輪を軸支したミツシヨンケースに装備され
ていた。
ては、例えば特開昭53−119530号公報、あるいは
実開昭60−102133号公報に示されるように、左右
一対の操向車輪の平均周速度を非操向車輪の平均
周速度とほぼ同一の標準伝動状態と、非操向輪の
平均周速度より高速の増速伝動状態とに切換え可
能な操向車輪変速装置を備え、操向車輪を操向し
て操向車輪変速装置を増速伝動状態に切換えるこ
とで、操向車輪及び非操向車輪の平均周速度をほ
ぼ同一とした一般の四輪駆動型の農用トラクタに
比較して小回り旋回できるように構成したものが
知られており、従来、前記操向車輪変速装置は非
操向車輪を軸支したミツシヨンケースに装備され
ていた。
農用トラクターにあつてはロータリ耕耘装置等
の各種作業装置を非操向車輪側の車体端部に連結
することが多く、この作業装置連結時には、連結
した作業装置重量のために操向車輪に掛かる荷重
が作業装置非連結時よりも減少して操向車輪の推
力が低下し、操向車輪増速駆動時における小廻り
の旋回作用が低下するので、これを防止したり抑
制するように、操向車輪側の車体端部にバランス
ウエイトを取付けることがある。このようにバラ
ンスウエイト装着をするに当り、従来の場合、操
向車輪変速装置の重量が非操向車輪側により多く
掛かることから、装着ウエイトの重量を大にせね
ばならなかつた。
の各種作業装置を非操向車輪側の車体端部に連結
することが多く、この作業装置連結時には、連結
した作業装置重量のために操向車輪に掛かる荷重
が作業装置非連結時よりも減少して操向車輪の推
力が低下し、操向車輪増速駆動時における小廻り
の旋回作用が低下するので、これを防止したり抑
制するように、操向車輪側の車体端部にバランス
ウエイトを取付けることがある。このようにバラ
ンスウエイト装着をするに当り、従来の場合、操
向車輪変速装置の重量が非操向車輪側により多く
掛かることから、装着ウエイトの重量を大にせね
ばならなかつた。
従つて、操向車輪変速装置付きの機種は、操向
車輪変速装置を備えない機種よりも車体重量が大
きくなり、車輪跡が深くつきやすい傾向にあつ
た。
車輪変速装置を備えない機種よりも車体重量が大
きくなり、車輪跡が深くつきやすい傾向にあつ
た。
本発明は、操向車輪変速装置の設置を合理的に
行うことでバランスウエイトの軽量化を可能にす
ることを目的とする。
行うことでバランスウエイトの軽量化を可能にす
ることを目的とする。
本発明の特徴構成は、車体の前後方向の一端に
左右一対の操向車輪、他端に左右一対の非操向車
輪をそなえ、非操向車輪の車体端部には、作業装
置を着脱自在に連結する連絡部が設けられ、左右
一対の操向車輪の平均周速度と左右一対の非操向
車輪の平均周速度とを同一またはほぼ同一にする
標準伝動状態と、一対の操向車輪の平均周速度を
一対の非操向車輪の平均周速度より大とする増速
伝導状態とに切換え自在な操向車輪変速装置を設
けた四輪駆動型作業者の走行用伝動構造におい
て、操向車輪変速装置を操向車輪支持部材に装備
してある点にあり、その作用及び効果は次のとお
りである。
左右一対の操向車輪、他端に左右一対の非操向車
輪をそなえ、非操向車輪の車体端部には、作業装
置を着脱自在に連結する連絡部が設けられ、左右
一対の操向車輪の平均周速度と左右一対の非操向
車輪の平均周速度とを同一またはほぼ同一にする
標準伝動状態と、一対の操向車輪の平均周速度を
一対の非操向車輪の平均周速度より大とする増速
伝導状態とに切換え自在な操向車輪変速装置を設
けた四輪駆動型作業者の走行用伝動構造におい
て、操向車輪変速装置を操向車輪支持部材に装備
してある点にあり、その作用及び効果は次のとお
りである。
操向車輪変速装置を操向車輪支持部材に付設す
ることにより、操向車前輪変速装置の重量が操向
車輪側に多く掛かる。
ることにより、操向車前輪変速装置の重量が操向
車輪側に多く掛かる。
従つて、本発明によれば、操向車輪側の車体端
部にバランスウエイトを取付けるにしても、非操
向車輪を備えたミツシヨンケースに操向車輪変速
装置を備えた従来構造のものに比較して、そのバ
ランスウエイトは軽量なものですみ、車体全体の
重量増大化を抑制する上で有効であるとともに、
バランスウエイトの着脱のための労力も軽減でき
るようになつた。
部にバランスウエイトを取付けるにしても、非操
向車輪を備えたミツシヨンケースに操向車輪変速
装置を備えた従来構造のものに比較して、そのバ
ランスウエイトは軽量なものですみ、車体全体の
重量増大化を抑制する上で有効であるとともに、
バランスウエイトの着脱のための労力も軽減でき
るようになつた。
第4図に示すように、操向車輪である左右一対
の体車輪1a,1bを駆動可能に有し、かつ、非
操向車輪である左右一対の後車輪2a,2bを駆
動可能に有した走行機体の後部に、ロータリ耕耘
装置等の各種作業装置を昇降操作可能に連結する
リフトアーム3、及び、連結作業装置に伝動する
動力取出し軸4を付設して、四輪駆動型作業者の
一例である農用トラクターを構成してある。
の体車輪1a,1bを駆動可能に有し、かつ、非
操向車輪である左右一対の後車輪2a,2bを駆
動可能に有した走行機体の後部に、ロータリ耕耘
装置等の各種作業装置を昇降操作可能に連結する
リフトアーム3、及び、連結作業装置に伝動する
動力取出し軸4を付設して、四輪駆動型作業者の
一例である農用トラクターを構成してある。
一対の前記前車輪1a,1bは、これら前車輪
1a,1bが両端側に各別に取付けられた前輪支
持部材としての前輪用伝導ケース5を介して機体
フレーム6に取付けてある。そして、前記前輪用
伝動ケース5は左右中間箇所に配置した機体前後
方向軸芯P1の周りで揺動するように機体フレー
ム6に連結してあり、走行地盤の凹凸にかかわら
ず、一対の前車輪1a,1bが前輪用伝動ケース
5の対機体揺動のために機体に対して反背昇降
し、機体を前後方向視で水平またはこれに近い姿
勢に維持するように構成してある。前記前輪用伝
動ケース5は第1図に示すように、機体側ケース
部分5aと、この機体側ケース部分5aの両端部
に各別に機体上下方向軸芯P2の周りで揺動する
ように連結した一対の前輪用ケース部分5a,5
bとから構成してあり、車輪側ケース部分5bが
ナツクルアーム7により前記軸芯P2の周りで揺
動操作されて前車輪1a,1bが操向操作される
ように構成してある。
1a,1bが両端側に各別に取付けられた前輪支
持部材としての前輪用伝導ケース5を介して機体
フレーム6に取付けてある。そして、前記前輪用
伝動ケース5は左右中間箇所に配置した機体前後
方向軸芯P1の周りで揺動するように機体フレー
ム6に連結してあり、走行地盤の凹凸にかかわら
ず、一対の前車輪1a,1bが前輪用伝動ケース
5の対機体揺動のために機体に対して反背昇降
し、機体を前後方向視で水平またはこれに近い姿
勢に維持するように構成してある。前記前輪用伝
動ケース5は第1図に示すように、機体側ケース
部分5aと、この機体側ケース部分5aの両端部
に各別に機体上下方向軸芯P2の周りで揺動する
ように連結した一対の前輪用ケース部分5a,5
bとから構成してあり、車輪側ケース部分5bが
ナツクルアーム7により前記軸芯P2の周りで揺
動操作されて前車輪1a,1bが操向操作される
ように構成してある。
前車輪1a,1b及び後車輪2a,2bの駆動
を可能にするに、機体後部を形成してあるミツシ
ヨンケース8に走行用トランスミツシヨン9を内
装するに共に、エンジン10の出力をクラツチ1
1及び回転軸12を介して前記走行用トランスミ
ツシヨン9に伝達するように構成し、そして、走
行用トランスツシヨン9の回転出力を前記ミツシ
ヨンケース8に内装の後輪用差動機構13に伝達
するように構成し、走行用トランスミツシヨン9
に前記ミツシヨンケース8から前向きに突出する
状態で備えてある前輪用出力軸14を回転軸15
を介して、前記前輪用伝動ケース5の後向きに突
出する入力軸16に連動連結すると共に、この入
力軸16の回動力を、第1図に示す如く前記前輪
用伝動ケース5の内部に取付けてある減速ベベル
ギア17及び前輪(操向車輪)変速装置18を介
して前輪用差動機構19に伝達するように構成し
てある。
を可能にするに、機体後部を形成してあるミツシ
ヨンケース8に走行用トランスミツシヨン9を内
装するに共に、エンジン10の出力をクラツチ1
1及び回転軸12を介して前記走行用トランスミ
ツシヨン9に伝達するように構成し、そして、走
行用トランスツシヨン9の回転出力を前記ミツシ
ヨンケース8に内装の後輪用差動機構13に伝達
するように構成し、走行用トランスミツシヨン9
に前記ミツシヨンケース8から前向きに突出する
状態で備えてある前輪用出力軸14を回転軸15
を介して、前記前輪用伝動ケース5の後向きに突
出する入力軸16に連動連結すると共に、この入
力軸16の回動力を、第1図に示す如く前記前輪
用伝動ケース5の内部に取付けてある減速ベベル
ギア17及び前輪(操向車輪)変速装置18を介
して前輪用差動機構19に伝達するように構成し
てある。
前記前輪(操向車輪)変速装置18は第1図に
示すように構成してある。
示すように構成してある。
すなわち、前記減速ベベルギア17に連動させ
た入力筒軸20に標準伝動ギア21を一体回転可
能に取付け、この標準伝動ギア21に第1ギア2
2、ギア支軸23及び第2ギア24を介して増速
連動させた増速連動ギア25を、前記前輪用差動
機構19のデフアレンシヤルギアケース19aに
連設してある出力筒軸26に相対回転可能に取付
け、そして、出力筒軸26に筒体27aを介して
一体回転するように、かつ、摺動するように取付
けた伝動部材27と前記標準伝動ギア21の間に
咬合いクラツチ28を設けると共に、前記出力筒
軸26と前記増速連動ギア25の間に多板式摩擦
クラツチ29を設けてある。そして、前記伝動部
材27が揺動シフター30を介して連動させてあ
る第3図に示す如きプツシユロツド型のの操作部
31により摺動操作されるに伴い前記クラツチ2
8及び29が入り切りするように構成すると共
に、前記咬合いクラツチ28が入りで前記摩擦ク
ラツチ29が切りになるように伝動部材27及び
操作部31をスプリング32によつて付勢してあ
る。
た入力筒軸20に標準伝動ギア21を一体回転可
能に取付け、この標準伝動ギア21に第1ギア2
2、ギア支軸23及び第2ギア24を介して増速
連動させた増速連動ギア25を、前記前輪用差動
機構19のデフアレンシヤルギアケース19aに
連設してある出力筒軸26に相対回転可能に取付
け、そして、出力筒軸26に筒体27aを介して
一体回転するように、かつ、摺動するように取付
けた伝動部材27と前記標準伝動ギア21の間に
咬合いクラツチ28を設けると共に、前記出力筒
軸26と前記増速連動ギア25の間に多板式摩擦
クラツチ29を設けてある。そして、前記伝動部
材27が揺動シフター30を介して連動させてあ
る第3図に示す如きプツシユロツド型のの操作部
31により摺動操作されるに伴い前記クラツチ2
8及び29が入り切りするように構成すると共
に、前記咬合いクラツチ28が入りで前記摩擦ク
ラツチ29が切りになるように伝動部材27及び
操作部31をスプリング32によつて付勢してあ
る。
さらに詳述すると、操作部31が機体側ケース
部分5aからの突出長さが長くなる第1操作位置
Sに操作されると、摩擦クラツチ29が切りで咬
合いクラツチ28が入りになつて標準伝動ギア2
1の回動力が伝動部材27を介して出力筒軸26
に伝達され、左右前輪1a,1bの平均周速度と
左右後輪2a,2bの平均周速度とが同一または
ほぼ同一になるように前輪用差動機構13に伝動
する標準伝動状態になり、そして、操作部31が
機体側ケース部分5aからの突出長さが短くなる
第2操作位置Hに操作されると、咬合いクラツチ
28が切りで摩擦クラツチ29が入りになつて増
速連動ギア25の回動力が出力筒軸26に伝達さ
れ、左右前輪1a,1bの平均周速度が左右後輪
2a,2bの平均周速度より大になるように前輪
用差動機構19に伝動する増速伝動状態になるよ
うにしてある。そして、前記標準伝動状態に復元
付勢されているようにしてある。
部分5aからの突出長さが長くなる第1操作位置
Sに操作されると、摩擦クラツチ29が切りで咬
合いクラツチ28が入りになつて標準伝動ギア2
1の回動力が伝動部材27を介して出力筒軸26
に伝達され、左右前輪1a,1bの平均周速度と
左右後輪2a,2bの平均周速度とが同一または
ほぼ同一になるように前輪用差動機構13に伝動
する標準伝動状態になり、そして、操作部31が
機体側ケース部分5aからの突出長さが短くなる
第2操作位置Hに操作されると、咬合いクラツチ
28が切りで摩擦クラツチ29が入りになつて増
速連動ギア25の回動力が出力筒軸26に伝達さ
れ、左右前輪1a,1bの平均周速度が左右後輪
2a,2bの平均周速度より大になるように前輪
用差動機構19に伝動する増速伝動状態になるよ
うにしてある。そして、前記標準伝動状態に復元
付勢されているようにしてある。
第2図に示すように、前記操作部31の操作の
ための回転カム33を一方の前記車輪側ケース部
分5bに備えてある。そして、前記回転カム33
は、機体側ケース部分5aに対して車輪側ケース
部分5bを一体に前記軸芯P2の周りで回動し、
直進用位置から左向き側及び右向き側への操向角
が設定値未満にあるところの操向状態に前車輪1
a,1bがある時には、第1周面カム部33aが
操作部31に対向してこれを前記第1操作位置S
に維持操作するように、かつ、左向き側及び右向
き側への操向角が前記設定値以上になる操向状態
に前車輪1a及び1bが操向操作された時には、
第2周面カム部33bまたは第3周面カム部33
cをして操作部31を前記第2操作位置Hに押圧
操作するように構成してある。つまり、前車輪1
a,1bが設定角未満の操向状態にあると前輪変
速装置18が標準伝動状態にあり、前車輪1a,
1bを設定角以上に操向操作することにより前輪
変速装置18を増速伝動状態に切換え操作できる
ようにしてある。
ための回転カム33を一方の前記車輪側ケース部
分5bに備えてある。そして、前記回転カム33
は、機体側ケース部分5aに対して車輪側ケース
部分5bを一体に前記軸芯P2の周りで回動し、
直進用位置から左向き側及び右向き側への操向角
が設定値未満にあるところの操向状態に前車輪1
a,1bがある時には、第1周面カム部33aが
操作部31に対向してこれを前記第1操作位置S
に維持操作するように、かつ、左向き側及び右向
き側への操向角が前記設定値以上になる操向状態
に前車輪1a及び1bが操向操作された時には、
第2周面カム部33bまたは第3周面カム部33
cをして操作部31を前記第2操作位置Hに押圧
操作するように構成してある。つまり、前車輪1
a,1bが設定角未満の操向状態にあると前輪変
速装置18が標準伝動状態にあり、前車輪1a,
1bを設定角以上に操向操作することにより前輪
変速装置18を増速伝動状態に切換え操作できる
ようにしてある。
第5図は前輪変速装置18の別実施例であり、
走行用トランスミツシヨン9からの回動力をその
まま回転速度で、あるいは、増速して前輪用伝動
ケース5の入力軸16に伝達するように、かつ、
前輪用伝動ケース5の外部に位置すように配置し
て前輪用伝動ケース5の機体側ケース部分5aに
付設してある。そして、入力軸34と出力筒軸3
5の間に遊星歯車式の増速伝動機構36を設ける
と共に、この増速伝動機構36の遊星ギア支持部
材37の筒部37aにスプライン係合によつて一
体回転するように、かつ、摺動するように取付け
てあるクラツチ部材38が入力軸34に回転体3
9をして備えさせてある爪部40に係合される
と、入力軸34と遊星ギア支持部材37とが一体
回転するように連動連結され、入力軸34の回動
力をそのままの回転速度で出力筒軸35に伝達す
るように標準伝動状態になり、クラツチ部材38
が変速装置ケース41に固定してあるストツパー
42に係合されると、遊星ギア支持部材37が回
転しないように固定され、入力軸34の回動力を
増速して出力筒軸35に伝達するように増速伝動
状態になるようにしてある。
走行用トランスミツシヨン9からの回動力をその
まま回転速度で、あるいは、増速して前輪用伝動
ケース5の入力軸16に伝達するように、かつ、
前輪用伝動ケース5の外部に位置すように配置し
て前輪用伝動ケース5の機体側ケース部分5aに
付設してある。そして、入力軸34と出力筒軸3
5の間に遊星歯車式の増速伝動機構36を設ける
と共に、この増速伝動機構36の遊星ギア支持部
材37の筒部37aにスプライン係合によつて一
体回転するように、かつ、摺動するように取付け
てあるクラツチ部材38が入力軸34に回転体3
9をして備えさせてある爪部40に係合される
と、入力軸34と遊星ギア支持部材37とが一体
回転するように連動連結され、入力軸34の回動
力をそのままの回転速度で出力筒軸35に伝達す
るように標準伝動状態になり、クラツチ部材38
が変速装置ケース41に固定してあるストツパー
42に係合されると、遊星ギア支持部材37が回
転しないように固定され、入力軸34の回動力を
増速して出力筒軸35に伝達するように増速伝動
状態になるようにしてある。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る四輪駆動型作業車の走行用
伝導構造の実施例を示し、第1図は前輪用伝動ケ
ースの一部展開の断面図、第2図は前輪変速装置
操作部の一部切欠き平面図、第3図は前輪変速装
置操作部の一部切欠き後面図、第4図は農用トラ
クター全体の一部切欠き側面図、第5図は別実施
前輪変速装置の断面図である。 1a,1b…操向車輪、2a,2b…非操向車
輪、5…操向車輪支持部材、18…操向車輪変速
装置。
伝導構造の実施例を示し、第1図は前輪用伝動ケ
ースの一部展開の断面図、第2図は前輪変速装置
操作部の一部切欠き平面図、第3図は前輪変速装
置操作部の一部切欠き後面図、第4図は農用トラ
クター全体の一部切欠き側面図、第5図は別実施
前輪変速装置の断面図である。 1a,1b…操向車輪、2a,2b…非操向車
輪、5…操向車輪支持部材、18…操向車輪変速
装置。
Claims (1)
- 1 車体の前後方向の一端に左右一対の操向車輪
1a,1b、他端に左右一対の非操向車輪2a,
2bをそなえ、非操向車輪2a,2b側の車体端
部には、作業装置を着脱自在に連結する連絡部が
設けられ、左右一対の操向車輪1a,1bの平均
周速度と左右一対の非操向車輪2a,2bの平均
周速度とを同一またはほぼ同一にする標準伝動状
態と、一対の操向車輪1a,1bの平均周速度を
一対の非操向車輪2a,2bの平均周速度より大
とする増速伝動状態とに切換え自在な操向車輪変
速装置18を設けた四輪駆動型作業車の走行用伝
導構造において、前記操向車輪変速装置18を操
向車輪支持部材5に装備してある四輪駆動型作業
車の走行用伝導構造。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23540586A JPS6390436A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | 四輪駆動型作業車の走行用伝動構造 |
GB8707729A GB2195590B (en) | 1986-10-01 | 1987-04-01 | Four wheel drive vehicle |
AU71009/87A AU578180B2 (en) | 1986-10-01 | 1987-04-02 | Four wheel drive transmission |
US07/033,766 US4723623A (en) | 1986-10-01 | 1987-04-03 | Four wheel drive vehicle |
FR878705222A FR2604663B1 (fr) | 1986-10-01 | 1987-04-13 | Vehicule a quatre roues motrices |
CA000534790A CA1270206A (en) | 1986-10-01 | 1987-04-15 | Four wheel drive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23540586A JPS6390436A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | 四輪駆動型作業車の走行用伝動構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6272394A Division JP2667642B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 四輪駆動型作業車の走行用伝動構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6390436A JPS6390436A (ja) | 1988-04-21 |
JPH0580370B2 true JPH0580370B2 (ja) | 1993-11-08 |
Family
ID=16985606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23540586A Granted JPS6390436A (ja) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | 四輪駆動型作業車の走行用伝動構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6390436A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7207409B2 (en) * | 2004-03-10 | 2007-04-24 | American Axle & Manufacturing, Inc. | Two speed all wheel drive system |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3827520A (en) * | 1973-06-25 | 1974-08-06 | Eaton Corp | Clutch means for a 4 {33 {11 4 drive transfer vehicle |
JPS596172A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-13 | Kubota Ltd | 四輪駆動形走行作業車の操向装置 |
JPS61143226A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-30 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 4輪駆動装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6062127U (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-01 | 株式会社クボタ | 作業車の走行用伝動構造 |
JPS60102133U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-12 | 株式会社クボタ | 農用トラクタ−の走行用ミツシヨン |
JPH0139225Y2 (ja) * | 1984-10-12 | 1989-11-24 |
-
1986
- 1986-10-01 JP JP23540586A patent/JPS6390436A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3827520A (en) * | 1973-06-25 | 1974-08-06 | Eaton Corp | Clutch means for a 4 {33 {11 4 drive transfer vehicle |
JPS596172A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-13 | Kubota Ltd | 四輪駆動形走行作業車の操向装置 |
JPS61143226A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-30 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 4輪駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6390436A (ja) | 1988-04-21 |
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