JPH0579877U - コネクタケースとケーブルの固定構造 - Google Patents

コネクタケースとケーブルの固定構造

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JPH0579877U
JPH0579877U JP2701792U JP2701792U JPH0579877U JP H0579877 U JPH0579877 U JP H0579877U JP 2701792 U JP2701792 U JP 2701792U JP 2701792 U JP2701792 U JP 2701792U JP H0579877 U JPH0579877 U JP H0579877U
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JP
Japan
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cable
case
sleeve
connector
caulking
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JP2701792U
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昭一 浜野
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DDK Ltd
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DDK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コネクタケース(22)へのシールドケーブル
(1)の電気的および機械的な接続と固定を、かしめ用
スリーブ(3)を用いて行う固定構造における固定強
度、特にケーブル末端部分の固定強度の向上にある。 【構成】かしめ用スリーブ(3)をケース側スリーブ側
への挿着部分(31)とケーブル末端部分への挿着部分
(32)との境界部に、周方向に延びる溝状の切欠き
(33)を設けた構成とし、この切欠き(33)の左右
において各々所定のかしめを行えるようにしたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はインタフェース用ケーブルと、このケーブルに接続されるコネクタ との固定構造、特にインタフェース用ケーブルのコネクタケースへの固定構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器相互を外部雑音などの影響を受けないようにコネクタを介してインタ フェースケーブルにより接続する場合には、インタフェースケーブルとして図4 に示すように複数本の芯線(11)と、その外側の導電性シールド層例えば細線 により形成されたケーブル編組(12)および最外層の絶縁性シース(13)と からなる、いわゆるシールドケーブル(1)が用いられる。 またケーブル(1)の先端に接続されるコネクタとして図4に示すように、コ ネクタ本体(21)が、導電性のコネクタケース(22)により覆われたものも 用いて、電磁波の出入りを防ぐようにしたコネクタ(2)が用いられる。 ところでこの場合ケーブル(1)のシールド編組(12)は、コネクタ(2) のコネクタケース(22)に接続されなければならない。 またことれと同時にケーブル(1)は、ケーブル(1)に加えられる引張力や こじり力などに十分対向してシールド編組(12)とケーブルシース(22)と の電気的接続が阻害されないように、一定の機械的強度をもってコネクタ(2) に固定されることが必要である。 そこで従来においては、その手段として図4に示すような固定構造がとられて いる。即ち、コネクタケース(22)のケーブル引出し口(221)に、コネク タケース(22)内に連通する円筒状をなす導電性のケース側スリーブ(222 )を設ける。そしてケーブルシース(13)とシールド編組(12)を、それぞ れ所要長剥奪して露呈させたケーブル芯線(11)を、コネクタケース(22) 内に引き込んでコネクタ本体(21)に接続する。 またケーブルシース(13)を剥奪して露呈させたケーブル編組(12)を、 ケース側スリーブ(222)上にかぶせて這わせる。 そののち予めケーブルシース(13)上に嵌挿しておいた導電性のかしめ用ス リーブ(3)を、ケース側スリーブ(222)上に這わされたケーブル編組(1 2)と、ケーブル(1)の端末部分に跨がるように位置させて、工具などにより かしめ用スリーブ(3)のほぼ全長において一定の力により一挙にかしめて電気 的機械的に接続する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記の如きケーブルの固定構造には次のような解決すべき課題がある。 即ち一般にケーブル(1)はケース側スリーブ(222)に比べて著しく柔軟 であり、容易に変形する。従って変形の少ないケース側スリーブ(222)の部 分では、比較的強い固定力を生じるにもかかわらず、大きな変形を生ずるケーブ ル(1)の末端部分での固定力は著しく小になる。 このためケーブル(1)に与えられる引張力や、こじり力等への耐力の不足を 招いて、電気的および機械的接続の支障を起こす結果となる。 そこでその対策として従来からケース側スリーブ(222)側と、ケーブル( 1)の末端部分の2部分に分けて、かしめ用スリーブ(3)に異なる力を与えて 、固定力をそれぞれ適切になるように調節する試みがなされた。しかしこれでは かしめ用スリーブ(3)の2部分での変形量に大きな差を生じるため、かしめ用 スリーブ(3)が大きく引きつって、裂けたりする。このためケーブル(1)の 末端部分の固定が良好に行われても、シールド編組(12)とケース側スリーブ (222)との電気的接続が不良となると云う問題がある。 この考案は上記従来構造のもつ課題の解決を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための本考案の手段】
この考案の目的はかしめ用スリーブを次の構成、即ち 〔かしめ用スリーブのケース側スリーブ部分に挿着される部分と、ケーブルの末 端部分に挿着される部分との境界に、周方向に延びる溝状の切欠きを設け、この 溝状の切欠きの左右において各々所定のかしめを施すようにした構造〕 によって達成される。
【0005】
【作用】
ケース側スリーブ部分とケーブルの末端部分とを別々に、程度の異なるかしめ を施しても、かしめ用スリーブは溝状の切欠きの左右で別個に変形できる。従っ てかしめ用スリーブが大きく引きつれて破損したりして、ケーブル編組の電気的 接続を悪化させることがなく、ケーブルのコネクタケースへの十分な電気的およ び機械的な接続と固定状態を実現できる。
【0006】
【実施例】
以下に図面にもとづきこの考案の具体例について説明する。 図1はかしめを完了した状態を示すこの考案の一具体例であって、図において 、(1)はケーブル、(11)はケーブル芯線、(12)はケーブル編組 (13)はケーブルシースである。 (2)はコネクタ、(21)はコネクタ本体、(22)は導電性のコネクタケ ースであって、コネクタ本体(21)はその長手方向の外面に設けた係止凹部( 211)内に、コネクタケース(22)の内面に設けた係止突起(223)を落 としこむことにより固定される。 (221)はケーブル引出し口である。(222)はケース側スリーブであっ て、これは例えば鋼板のプレス加工によりケーブル引出し口(221)に一体に 作られ、その寸法はケーブルシース(13)の外径が約8mm、ケーブル編組( 12)の外径が約6mmのケーブル(1)の場合、外径が約8mm、長さ約5m mのパイプ状となって突出している。 (3)はこの考案のかしめ用スリーブで(図2参照)、このかしめ用スリーブ (3)は、ケース側スリーブ(222)部分に挿着される部分(31)と、シー ルドケーブル(1)の末端部分に挿着される部分(32)との境界に、周方向に 延びる溝状の切欠き(33)を有する。この例では鋼板により内径が約10mm 、長さ約12mmのパイプの約2/3周に亘って幅が約0.4mmの切欠き(4 )を設けて作られる。 そして従来と同一要領によりケーブル芯線(11)をコネクタ本体(22)に 接続し、ケーブル編組(12)をケース側スリーブ(222)上に這わせたのち 、かしめ用スリーブ(3)の部分(31)をケース側スリーブ(222)上に位 置させ、部分(32)をシールドケーブル(1)の末端部分上に位置させる。そ ののち切欠き(33)の左右部分(31)(32)において、かしめ用工具によ り所定のかしめAA,BBを施す。 図3(a)(b)はかしめられたかしめ用スリーブ(3)のみを示した正面図 と側面図であって、切欠き(33)の右側部分(31)がかしめAAを施されて 変形した状態、左側部分(32)がかしめBBを施されて変形した状態を示して いる。 なお、以上では断面が円形のかしめ用スリーブを例示したが、例えば断面が6 角径状などの多角形状であってよい。
【0007】
【考案の効果】
この考案ではコネクタケースとケーブルとの固定部分におけるかしめに当たっ て、ケース側スリーブ部分とシールドケーブルの末端部分とを別個に、変形の程 度の異なるかしめを行うことができるので、ケーブルの末端部分の固定を確実に 行うことができ、ケーブルに加えられる引張力やこじり力等に対する耐力を大に することができる顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるコネクタケースとケーブルの
固定構造の説明図である。
【図2】この考案におけるかしめ用スリーブの説明図で
ある。
【図3】この考案にかかるかしめ用スリーブのかしめの
状態の説明図である。
【図4】従来のコネクタケースとケーブル固定構造の説
明図である。
【符号の説明】
(1) ケーブル (11) ケーブル芯線 (12) ケーブル編組 (13) ケーブルシース (2) コネクタ (21) コネクタ本体 (211) 係止凹部 (22) コネクタケース (221) ケーブル引出し口 (222) ケース側スリーブ (23) 係止突起 (3) かしめ用スリーブ (31) ケース側スリーブへの挿着部分 (32) ケーブル末端部分への挿着部分 (33) 溝状の切欠き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル芯線とこの芯線の外側を覆うシ
    ールド編組とその外側を覆うケーブルシースとからなる
    ケーブルと、ケーブル芯線引出し口とこれと連通するケ
    ース側スリーブを備え、かつ内部にコネクタ本体を収容
    固定したコネクタケースとの固定構造であって、前記ケ
    ース側スリーブ上に露呈された前記シールド編部がかぶ
    せられると共に、このシールド編組がかぶせられたケー
    ス側スリーブ部分および前記ケーブルシースの末端部分
    とに跨がって挿着させたかしめ用刷りをかしめることに
    より、コネクタケースにケーブルを固定する構造におい
    て、 前記かしめ用スリーブの、前記ケース側シールド部分に
    挿着される部分と、前記ケーブルのケーブルシース末端
    部分に挿着される部分との境界に周方向に延びる溝状の
    切欠きを設け、この溝状の切欠きの左右において、各々
    所定のかしめを施しうるようにしたことを特徴とするコ
    ネクタケースとケーブルの固定構造。
JP2701792U 1992-03-31 1992-03-31 コネクタケースとケーブルの固定構造 Pending JPH0579877U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324034A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Hitachi Cable Ltd コネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006324034A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Hitachi Cable Ltd コネクタ
JP4622669B2 (ja) * 2005-05-17 2011-02-02 日立電線株式会社 車両用コネクタ

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