JPS6325667Y2 - - Google Patents

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JPS6325667Y2
JPS6325667Y2 JP1981024526U JP2452681U JPS6325667Y2 JP S6325667 Y2 JPS6325667 Y2 JP S6325667Y2 JP 1981024526 U JP1981024526 U JP 1981024526U JP 2452681 U JP2452681 U JP 2452681U JP S6325667 Y2 JPS6325667 Y2 JP S6325667Y2
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JP
Japan
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coaxial cable
plug pin
pin member
external conductor
plug
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JP1981024526U
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、同軸ケーブル用コネクタに係り、
特にケーブル径が小さい場合におけるケーブルの
保持構造の改善に関する。
通常、同軸ケーブル10は、第1図に示すよう
に、単線又は導線の束から成る中心導体11、こ
の導体11を囲周する絶縁被覆体12、この絶縁
被覆体12の外周上に細い導線の編組構造をもつ
て形成した外部導体13、及びこの導体13を囲
周する外面被覆14から成つている。
コネクタプラグを形成するためには、先づ、こ
の絶縁被覆体12と外部導体13の間に外部導体
接続部材16を侵入させ固定させる。また、中心
導体11にプラグピン部材15を被せて導体11
の部分11aを加締める。
次に、第2図に示す様に、プラグピン部材15
及び外部導体接続部材16を装着したケーブル1
0を絶縁筒体21及び接続スリーブ22で保持
し、かつスリーブ22の端部22aを外側から加
圧し加締めて塑性変形させることによりコネクタ
プラグ20が完成する。
この場合、同軸ケーブル10がある程度以上の
太さを有していれば、中心導体11にもいわゆる
「腰」があるため、コネクタプラグ20の挿入抜
去に際してプラグピン部材15に加わる長手方向
の押込み力F1,引抜き力F2は導体11と絶縁被
覆体12とで支えることができる。
しかし、近年各種装置の小型化が活発になるに
つれて同軸ケーブルの径を小さくする傾向にあ
り、この場合には中心導体11が細く、また絶縁
被覆体12の肉厚も薄くなるため、前述の力F1
F2に抵抗しきれず、ピン部材15が絶縁筒体2
1及び接続スリーブ22内にめり込み又はピン抜
け等の事故が少なからずあつた。
この考案は、この様な従来技術の欠点を除去し
ようとして成されたものであり、ケーブル径が小
さい場合にあつても確実な保持が可能な同軸ケー
ブル用コネクタプラグを提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するために、本考案は、メスプ
ラグと嵌合する突起部分及び該突起部分に一体形
成され同軸ケーブルの中心導体が接続される円筒
状部分を有するプラグピン部材と、前記同軸ケー
ブルの絶縁被覆体の周囲に形成した外部導体が接
続され且つ前記プラグピン部材から所定距離を隔
てた位置で該絶縁被覆体の外周に嵌合周定した外
部導体接続部材と、一端側内周に嵌着固定した絶
縁筒体を有する導電性接続スリーブとを備え、該
接続スリーブ内に前記プラグピン部材及び前記外
部導体接続部材を嵌合させてなる同軸ケーブル用
コネクタプラグにおいて、前記プラグピン部材と
前記外部導体接続部材との間に同心状に互いに端
面が当接した状態にて介在させた絶縁性スペーサ
ー部材を設け、前記同軸ケーブルの中心導体を前
記絶縁被覆体の外周に巻き付けて折曲形成した該
同軸ケーブルの先端部を前記円筒状部分内に挿入
し、且つ該円筒状部分を加締めて前記プラグピン
部材を該先端部に固定し、前記プラグピン部材と
前記スペーサー部材と前記外部導体接続部材とを
前記接続スリーブ内に挿入して前記プラグピン部
材を前記絶縁筒体の内周に嵌合させるとともに、
前記外部導体接続部材に対応する位置の外側から
前記接続スリーブを加締め、該外部導体接続部材
を該接続スリーブ内に位置決め固定したことを特
徴とする。
次に、本考案の実施例について、第3図を参照
しながら説明する。
同軸ケーブル30は、第1図の場合と同様に、
中心導体31、絶縁被覆体32、外部導体33及
び外面被覆34から成つている。そして同軸ケー
ブル30は、突出した中心導体31を前記絶縁被
覆体32の外周に巻き付けて先端部を折曲形成し
てあり、当該先端部が後述するプラグピン部材3
5の円筒状部分35b内に挿入されている。尚、
本実施例では、同軸ケーブル30は、径が小さく
全体的に且つ相対的に各部分の材料の腰が弱い場
合を例としている。
プラグピン部材35は、図示しないメスプラグ
と嵌合する突起部分35a及びこの突起部分35
aと一体に形成され同軸ケーブル30の中心導体
31が接続される円筒状部分35bを有する導電
材からなり、当該円筒状部分35bに同軸ケーブ
ル30の先端部を挿入して、当該円筒状部分35
bを外側から加圧するいわゆる加締めをもつて塑
性変形させて、同軸ケーブル30の先端部に固定
してある。またプラグピン部材35は、円筒状部
分35bの開口端にフランジ部分35cが形成さ
れ、円筒状部分35bの他端外面にテーパ状の突
起部35dが突設してある。
外部導体接続部材36は、内径を一定とし、外
径が部分により異なる導電材からなり、肉薄部分
36aと肉厚部分36b及びこれら両者間に中肉
部分36cがそれぞれ段差部を形成して設けてあ
る。これらの各部分は厚さが漸増又は漸減するも
のであつてもよい。そして外部導体接続部材36
は、絶縁被覆体32の外周に嵌合させ外周から加
圧して加締め塑性変形させてプラグピン部材35
から所定距離を隔てた位置で同軸ケーブル30上
に固定してあり、肉薄部分36a及び中肉部分3
6cが絶縁被覆体32と外部導体33との間に挿
入され、中肉部分36cの外周に外部導体33の
端部が接続されている。
また、プラグピン部材35と外部導体接続部材
36との間に同心状に互いに端面が当接した状態
にて介在させたスペーサー部材37が設けてあ
る。このスペーサー部材37は、剛性の絶縁材料
から円筒状に成形され、且つ該円筒の長寸をプラ
グピン部材35と外部導体接続部材36との間の
距離と等しいか又は若干長めになるよう形成され
ているもので、該スペーサー部材37の介在によ
り、プラグピン部材35に加わる力F1によつて
プラグピン部材35が絶縁筒体38及び接続スリ
ーブ39内へめり込み、延いては当該部分の中心
導体31及び絶縁被覆体32が折れ曲がるのを防
止している。また、スペーサー部材37と当接す
る外部導体接続部材36の肉厚部分36bの端部
に切立部分36dを一体的に突設してスペーサー
部材37を嵌合させることにより、係る外部導体
接続部材36とスペーサー部材37との保持をよ
り強固なものとしている。
一方、導電性接続スリーブ39は、導電性金属
材料から円筒状に成形され、一端側内周に絶縁筒
体38を嵌着固定させている。そして同軸状に連
結されたプラグピン部材35とスペーサー部材3
7と外部導体接続部材36とを該接続スリーブ3
9内に圧入してプラグピン部材35の円筒状部分
35b及びスペーサー部材37の一端部を絶縁筒
体38の内周に嵌合させている。次いで同状態で
外部導体接続部材36に対応する位置の外側から
接続スリーブ39を加締めて該外部導体接続部材
36を該接続スリーブ39内に位置決め固定して
いる。また、導電性接続スリーブ39内にプラグ
ピン部材35を圧入した際に、該プラグピン部材
35の円筒状部分35bの外周に突設させたフラ
ンジ部分35cとテーパ状の突起部35dとが該
絶縁筒体38に食い込み、前記接続スリーブ39
の加締固定と相俟つて、より強固に保持されるこ
ととなり、必要以上の引抜き力F2にも対抗でき
る強度を有している。
上述のように構成される本考案の同軸ケーブル
用コネクタプラグは、プラグピン部材と外部導体
接続部材との間に同心状に互いに端面が当接した
状態にて介在させた剛性絶縁材からなるスペーサ
ー部材を設けたことによつて、プラグピン部材に
加わる力F1によつてプラグピン部材が絶縁筒体
及び接続スリーブ内へめり込んでしまうといつた
従来の問題点を解消でき、延いては当該部分にお
ける中心導体及び絶縁被覆体の折れ曲がりをも防
止できることとなつた。
また、同軸ケーブルの中心導体を絶縁被覆体の
外周に巻き付けて折曲形成した該同軸ケーブルの
先端部をプラグピン部材の円筒状部分内に挿入
し、且つ該円筒状部分を加締めて前記プラグピン
部材を該先端部に固定し、前記プラグピン部材と
スペーサー部材と外部導体接続部材とを前記接続
スリーブ内に挿入して前記プラグピン部材を前記
絶縁筒体の内周に嵌合させるとともに、前記外部
導体接続部材に対応する位置の外側から前記接続
スリーブを加締め、該外部導体接続部材を該接続
スリーブ内に位置決め固定したことによつて、接
続スリーブと同軸ケーブルとの連結状態が強固に
なされるため、コネクタプラグの挿入抜去に際し
てピン方向に加わる力Fを中心導体だけ又は絶縁
被覆体だけで受けてしまうことがなく、従つて各
部材がずれたり、抜け落ちてしまうといつた問題
を解消できると共に、近年における各種小型装置
に用いられる小径で腰の弱い同軸ケーブルに対応
できる信頼性の高い同軸ケーブル用コネクタプラ
グを提供できることとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同軸ケーブルをコネクタプラグ
に接続する際の主要部分を示す一部断面図、第2
図は従来のコネクタプラグを示す一部断面図、第
3図はこの考案に係るコネクタプラグを示す一部
断面図である。 10,30……同軸ケーブル、11,31……
中心導体、12,32……絶縁被覆体、13,3
3……外部導体、4,34……外面被覆、15,
35……プラグピン部材、6,36……外部導体
接続部材、37……スペーサー部材、38……絶
縁筒体、39……接続スリーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メスプラグと嵌合する突起部分及び該突起部分
    に一体形成され同軸ケーブルの中心導体が接続さ
    れる円筒状部分を有するプラグピン部材と、前記
    同軸ケーブルの絶縁被覆体の周囲に形成した外部
    導体が接続され且つ前記プラグピン部材から所定
    距離を隔てた位置で該絶縁被覆体の外周に嵌合固
    定した外部導体接続部材と、一端側内周に嵌着固
    定した絶縁筒体を有する導電性接続スリーブとを
    備え、該接続スリーブ内に前記プラグピン部材及
    び前記外部導体接続部材を嵌合させてなる同軸ケ
    ーブル用コネクタプラグにおいて、前記プラグピ
    ン部材と前記外部導体接続部材との間に同心状に
    互いに端面が当接した状態にて介在させた剛性絶
    縁材からなるスペーサー部材を設け、前記同軸ケ
    ーブルの中心導体を前記絶縁被覆体の外周に巻き
    付けて折曲形成した該同軸ケーブルの先端部を前
    記円筒状部分内に挿入し、且つ該円筒状部分を加
    締めて前記プラグピン部材を該先端部に固定し、
    前記プラグピン部材と前記スペーサー部材と前記
    外部導体接続部材とを前記接続スリーブ内に挿入
    して前記プラグピン部材を前記絶縁筒体の内周に
    嵌合させるとともに、前記外部導体接続部材に対
    応する位置の外側から前記接続スリーブを加締
    め、該外部導体接続部材を該接続スリーブ内に位
    置決め固定したことを特徴とする同軸ケーブル用
    コネクタプラグ。
JP1981024526U 1981-02-25 1981-02-25 Expired JPS6325667Y2 (ja)

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JPS57138288U JPS57138288U (ja) 1982-08-28
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