JPS6327425Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327425Y2 JPS6327425Y2 JP1981182607U JP18260781U JPS6327425Y2 JP S6327425 Y2 JPS6327425 Y2 JP S6327425Y2 JP 1981182607 U JP1981182607 U JP 1981182607U JP 18260781 U JP18260781 U JP 18260781U JP S6327425 Y2 JPS6327425 Y2 JP S6327425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center conductor
- tip
- connector
- coaxial
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は同軸ケーブルや同軸管給電線の中心導
体の中間接続部や端末接続部に使用される接続部
品に関するもので接続部の初期の良好な接続状態
を長期間にわたり維持しようとするものである。
体の中間接続部や端末接続部に使用される接続部
品に関するもので接続部の初期の良好な接続状態
を長期間にわたり維持しようとするものである。
一般に高周波を扱う送信機、アンテナ部品等は
高周波電力を伝送するため同軸ケーブルや同軸管
給電線等が使用され、その接続部には同軸コネク
タ（接続金具）が使用される。大きな高周波電力
を伝送するため同軸ケーブルや同軸管給電線の中
心導体は主として銅パイプで形成されるがその中
心導体の接続には従来第１図Ａ，Ｂ，ＣおよびＤ
に示す接続金具が広く使用されている。これらの
接続金具はリン青銅などのバネ材よりなる円筒状
金属体ａの長手方向（軸方向）に複数本の割溝ｂ
を平行に設けることにより分割片ｄを形成して構
成されている。又円筒状金属体ａの外径は中心導
体の管内径よりも幾分大きく作られており中心導
体の内側に挿入されることにより分割片ｄの反撥
力が働き中心導体の内壁に強く接触し、機械的か
つ電気的に接続が得られるようになつている。第
２図はこのような接続状態の一例を示すものであ
る。第２図において第１図と同一符号は同一部分
を示し、ｅは同軸ケーブルあるいは同軸管給電線
の外部導体を、ｆは中心導体を示している。この
ような第１図および第２図の構成のコネクタでは
第３図に示すように接続金具の各分割片ｄは常に
外側から内側へ向う径縮少方向に働く荷重ｗによ
る反力ｐが接続金具を保持することになる。この
時の分割片ｄは単なる一次応力ひずみを受けるだ
けであるが長期間にわたる使用により上記一次応
力ひずみによる変形は材質の疲労により二次応力
ひずみ（永久ひずみ）に移行し永久変形となりル
ーズコンタクトに発展する。このような接触状態
の悪化は雑音の発生原因となつたり又通過電力の
大きい場合は電気的接触抵抗の増加により発熱、
焼損等の重大故障の原因となることもある。この
ような弱点を排するため実公昭52−36226号にお
いて（登録実用新案第1227377号）においては第
４図に示すように分割片ｄの先端を連結して非解
放部ｇを設けるものが提案されている。又第５図
のように分割片内にスナツプリングｈを挿入する
ものもある。しかしながらこれら第４図あるいは
第５図のものは第１図のものに比べ割溝の加工が
難しかつたり又小形のものをつくりにくいという
問題点がある。
高周波電力を伝送するため同軸ケーブルや同軸管
給電線等が使用され、その接続部には同軸コネク
タ（接続金具）が使用される。大きな高周波電力
を伝送するため同軸ケーブルや同軸管給電線の中
心導体は主として銅パイプで形成されるがその中
心導体の接続には従来第１図Ａ，Ｂ，ＣおよびＤ
に示す接続金具が広く使用されている。これらの
接続金具はリン青銅などのバネ材よりなる円筒状
金属体ａの長手方向（軸方向）に複数本の割溝ｂ
を平行に設けることにより分割片ｄを形成して構
成されている。又円筒状金属体ａの外径は中心導
体の管内径よりも幾分大きく作られており中心導
体の内側に挿入されることにより分割片ｄの反撥
力が働き中心導体の内壁に強く接触し、機械的か
つ電気的に接続が得られるようになつている。第
２図はこのような接続状態の一例を示すものであ
る。第２図において第１図と同一符号は同一部分
を示し、ｅは同軸ケーブルあるいは同軸管給電線
の外部導体を、ｆは中心導体を示している。この
ような第１図および第２図の構成のコネクタでは
第３図に示すように接続金具の各分割片ｄは常に
外側から内側へ向う径縮少方向に働く荷重ｗによ
る反力ｐが接続金具を保持することになる。この
時の分割片ｄは単なる一次応力ひずみを受けるだ
けであるが長期間にわたる使用により上記一次応
力ひずみによる変形は材質の疲労により二次応力
ひずみ（永久ひずみ）に移行し永久変形となりル
ーズコンタクトに発展する。このような接触状態
の悪化は雑音の発生原因となつたり又通過電力の
大きい場合は電気的接触抵抗の増加により発熱、
焼損等の重大故障の原因となることもある。この
ような弱点を排するため実公昭52−36226号にお
いて（登録実用新案第1227377号）においては第
４図に示すように分割片ｄの先端を連結して非解
放部ｇを設けるものが提案されている。又第５図
のように分割片内にスナツプリングｈを挿入する
ものもある。しかしながらこれら第４図あるいは
第５図のものは第１図のものに比べ割溝の加工が
難しかつたり又小形のものをつくりにくいという
問題点がある。
本考案はこのような欠点を改善防止するもので
あり、長期間の使用においても常に安定した電気
的接触力と機械的接触力を維持し、かつ製作容易
な同軸心用コネクタを得ることを目的とする。以
下本考案を図面にもとづいて説明する。
あり、長期間の使用においても常に安定した電気
的接触力と機械的接触力を維持し、かつ製作容易
な同軸心用コネクタを得ることを目的とする。以
下本考案を図面にもとづいて説明する。
第６図ＡおよびＢは本考案にかかる同軸心用コ
ネクタの一実施例でアンカーコネクタの一例を示
す。又第７図ＡおよびＢは本考案の別の実施例で
インナーコネクタの一例を示す。第８図は本考案
のアンカーコネクタの一部切断正面図である。第
６図により説明すると、左右反対方向延びる円筒
状接続金具２の中央連接部には絶縁リング１が嵌
合され、円筒状接続金具２には軸方向に割溝３お
よび４が形成されている。この割溝は円筒状接続
金具の先端部に形成される先端割溝３と連接部か
ら先端部に達する基部に形成される基部割溝４と
からなるが先端割溝３と基部割溝４は不連続状で
円筒状接続金具の円周方向に対し交互に配置され
ている。又先端割溝３により形成された分割片５
の先端を外側へ湾曲させて膨出部６を設けること
もある。第７図の場合はインナーコネクタである
ため絶縁リング１に相当するものはなく基部割溝
が中間連続部をまたいで反対側にも少し延びてい
るが、考案の要件は第６図の場合とかわらない。
又第８図も第６図の場合と考案の要件は全く同じ
である。このような第６図、第７図、第８図の実
施例の同軸心用コネクタを中心導体の管内へ挿入
したとき各分割片５が中心導体から受ける荷重Ｗ
は第９図Ａに示すように基部割溝４と先端割溝３
の不連続部で分散され、この不連続部で支点Ｑが
出来たような作用を呈する。従つて曲げ曲線は中
心導体へ挿入される前は第９図Ｂのようになつて
いるが挿入されると第９図ＣのようにＱ点を境に
基部側においても外側方向に増大する点ができ
る。その結果荷重Ｗに対する圧力は、仮想支点Ｑ
の両側で反対方向の反力P1およびP2に分割され
る。この作用は分割片の先端に膨出部６が形成さ
れていない場合もおこるが膨出部６が形成されて
いる時は著るしい。上記の反力P1およびP2は一
方の反力が減少すると他方の反力は減少した反力
を増加せしめおぎなうという相関関係があり、長
期間の使用により材質に疲労を生じても全体とし
ての合成反力は減少しにくく長期間にわたつて良
好な接触状態を維持せしめることができる。なお
分割片先端に膨出部６を設けておけば上記反力の
相関関係によりプラグ本体の基部割溝による分割
片部にも大きな反力が発生するので長期にわたり
更に確実な接触が可能で同軸ケーブルあるいは同
軸管給電機の中心導体用コネクタとして長期間の
接触特性が保証される。
ネクタの一実施例でアンカーコネクタの一例を示
す。又第７図ＡおよびＢは本考案の別の実施例で
インナーコネクタの一例を示す。第８図は本考案
のアンカーコネクタの一部切断正面図である。第
６図により説明すると、左右反対方向延びる円筒
状接続金具２の中央連接部には絶縁リング１が嵌
合され、円筒状接続金具２には軸方向に割溝３お
よび４が形成されている。この割溝は円筒状接続
金具の先端部に形成される先端割溝３と連接部か
ら先端部に達する基部に形成される基部割溝４と
からなるが先端割溝３と基部割溝４は不連続状で
円筒状接続金具の円周方向に対し交互に配置され
ている。又先端割溝３により形成された分割片５
の先端を外側へ湾曲させて膨出部６を設けること
もある。第７図の場合はインナーコネクタである
ため絶縁リング１に相当するものはなく基部割溝
が中間連続部をまたいで反対側にも少し延びてい
るが、考案の要件は第６図の場合とかわらない。
又第８図も第６図の場合と考案の要件は全く同じ
である。このような第６図、第７図、第８図の実
施例の同軸心用コネクタを中心導体の管内へ挿入
したとき各分割片５が中心導体から受ける荷重Ｗ
は第９図Ａに示すように基部割溝４と先端割溝３
の不連続部で分散され、この不連続部で支点Ｑが
出来たような作用を呈する。従つて曲げ曲線は中
心導体へ挿入される前は第９図Ｂのようになつて
いるが挿入されると第９図ＣのようにＱ点を境に
基部側においても外側方向に増大する点ができ
る。その結果荷重Ｗに対する圧力は、仮想支点Ｑ
の両側で反対方向の反力P1およびP2に分割され
る。この作用は分割片の先端に膨出部６が形成さ
れていない場合もおこるが膨出部６が形成されて
いる時は著るしい。上記の反力P1およびP2は一
方の反力が減少すると他方の反力は減少した反力
を増加せしめおぎなうという相関関係があり、長
期間の使用により材質に疲労を生じても全体とし
ての合成反力は減少しにくく長期間にわたつて良
好な接触状態を維持せしめることができる。なお
分割片先端に膨出部６を設けておけば上記反力の
相関関係によりプラグ本体の基部割溝による分割
片部にも大きな反力が発生するので長期にわたり
更に確実な接触が可能で同軸ケーブルあるいは同
軸管給電機の中心導体用コネクタとして長期間の
接触特性が保証される。
第１図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ、第４図、第５図は従来
の同軸心用コネクタを示す図、第２図は従来のコ
ネクタによる接続図、第３図は従来の同軸心用コ
ネクタにおける荷重と反力の関係を示す図、第６
図Ａ，Ｂ、第７図Ａ，Ｂ、第８図は本考案の同軸
心用コネクタの実施例を示す図、第９図は本考案
のコネクタにおける荷重と反力の関係を示す図で
ある。 図中２は円筒状接続金具、３は先端割溝、４は
基部割溝、５は分割片、６は膨出部を示す。
の同軸心用コネクタを示す図、第２図は従来のコ
ネクタによる接続図、第３図は従来の同軸心用コ
ネクタにおける荷重と反力の関係を示す図、第６
図Ａ，Ｂ、第７図Ａ，Ｂ、第８図は本考案の同軸
心用コネクタの実施例を示す図、第９図は本考案
のコネクタにおける荷重と反力の関係を示す図で
ある。 図中２は円筒状接続金具、３は先端割溝、４は
基部割溝、５は分割片、６は膨出部を示す。
Claims (1)
- 管状中心導体を有する同軸心の中心導体を接続
するためのコネクタにおいて、上記中心導体の内
壁に接する円筒状接続金具を具備し、該円筒状接
続金具は軸方向に複数本の割溝を有し、該割溝は
先端が解放した割溝と、先端にまで至らず先端及
び基部側とも解放していない割溝を交互に配置す
ることにより、長さ方向のある点に径縮少に抗す
る不連続支点を形成したことを特徴とする同軸心
用コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981182607U JPS5885779U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 同軸心用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981182607U JPS5885779U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 同軸心用コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5885779U JPS5885779U (ja) | 1983-06-10 |
| JPS6327425Y2 true JPS6327425Y2 (ja) | 1988-07-25 |
Family
ID=29981122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981182607U Granted JPS5885779U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 同軸心用コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5885779U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6358062B1 (en) * | 2000-10-24 | 2002-03-19 | 3M Innovative Properties Company | Coaxial connector assembly |
| US6827608B2 (en) * | 2002-08-22 | 2004-12-07 | Corning Gilbert Inc. | High frequency, blind mate, coaxial interconnect |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5662675U (ja) * | 1979-10-22 | 1981-05-27 |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP1981182607U patent/JPS5885779U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5885779U (ja) | 1983-06-10 |
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