JPH05797A - 電動昇降装置 - Google Patents

電動昇降装置

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JPH05797A
JPH05797A JP15190291A JP15190291A JPH05797A JP H05797 A JPH05797 A JP H05797A JP 15190291 A JP15190291 A JP 15190291A JP 15190291 A JP15190291 A JP 15190291A JP H05797 A JPH05797 A JP H05797A
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JP
Japan
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drum
winding
rope
cord
winding drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP15190291A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuki Toba
厳 鳥羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH05797A publication Critical patent/JPH05797A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 索条4にたるみが生じても、この索条4を巻
取ドラム3に確実に巻取る。索条4の絡み付きによる昇
降動作不良や、索条4の切断による落下事故を防止す
る。 【構成】 巻取ドラム3は、索条4を巻取るドラム部
と、ドラム部の両側の鍔部8を有する。鍔部8の周縁
に、索条4をドラム部内に向けて案内する案内部9を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば体育館や工場の
天井等の高い場所に設置される照明器具やスピーカ等の
電気機器を昇降させる電動昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】体育館や工場の天井等の高い場所に設置
される電気機器は、保守、点検が容易に行えるように昇
降可能に設けられている。
【0003】従来の電動昇降装置は、天井等に昇降装置
本体を設置し、この昇降装置本体内に電動機およびこの
電動機の正逆回転駆動によって索条を巻取繰出する巻取
ドラムを配設し、この巻取ドラムから繰出された索条に
電気機器を備えた昇降部を連結している。
【0004】巻取ドラムは、索条を巻取るドラム部およ
びこのドラム部の両側の鍔部を有している。そして、こ
の巻取ドラムの鍔部の周面は鍔部の側面と直角な平面に
形成され、側面との間が角になっている。
【0005】また、昇降部の下降時において、昇降部が
床面等に到達して巻取ドラムから繰出される索条にたる
みが生じると、その索条のたるみを検知して電動機を停
止させるたるみ検知手段を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、昇降部の下降時において、昇降部が床面等に到達し
て巻取ドラムから繰出される索条にたるみが生じると、
その索条のたるみをたるみ検知手段で検知して電動機を
停止させるが、この状態では、索条が巻取ドラムの鍔部
より外側に出た状態にたるみが生じることがある。
【0007】この状態から、昇降部の上昇のために巻取
ドラムが巻取方向に回動されると、索条が鍔部の角に引
っ掛かって乗り上げて、巻取ドラムから外れたり、他の
巻取ドラムが隣接する場合には隣の巻取ドラムに絡み付
き、昇降動作不良が発生することがある。しかも、電動
機側に索条が絡み付いた場合には、電動機の駆動力で索
条が切断され、昇降部が落下する事故が生じる危険性が
ある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、索条にたるみが生じた状態からでも巻取ドラム
に確実に巻取り、索条の絡み付きによる昇降動作不良や
切断による落下事故を防止することができる電動昇降装
置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定位置に配
設された昇降装置本体と、この昇降装置本体内に配設さ
れ、索条を巻取るドラム部およびこのドラム部の両側に
鍔部を有し、正逆回転により索条を巻取および繰出する
巻取ドラムと、この巻取ドラムを正逆回転駆動する電動
機と、前記巻取ドラムから繰出された索条に連結されて
索条の巻取および繰出によって昇降する昇降部と、この
昇降部が下降下限位置に達して前記巻取ドラムから繰出
された索条にたるみが生じたことを検知して前記電動機
を停止させるたるみ検知手段とを備え、前記巻取ドラム
は、前記鍔部の周縁にドラム部内に向けて索条を案内す
る案内部を設けたものである。
【0010】
【作用】本発明では、電動機の回転駆動による昇降部の
下降時において、巻取ドラムから索条が繰出され、昇降
部が下降する。この昇降部が下降下限位置に達すると、
索条にたるみが生じるので、これをたるみ検知手段で検
知し、電動機を停止させる。
【0011】また、この下降状態から昇降部を上昇させ
るには、電動機の逆回転駆動により、巻取ドラムに索条
が巻取られ、昇降部が上昇する。
【0012】ところで、昇降部が下降下限位置に達した
状態では、索条が巻取ドラムの鍔部より外側に出た状態
にたるみが生じることがある。この状態から、昇降部の
上昇のために巻取ドラムが巻取方向に回動されると、索
条が鍔部に引っ掛かって乗り上げ、索条の絡み付きや切
断の可能性がある。
【0013】しかし、巻取ドラムの鍔部の周縁には案内
部が形成されているため、索条は、鍔部に引っ掛かって
乗り上げることなく、ドラム部内に案内されて確実に巻
取られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0015】図において、1は昇降装置本体で、例えば
体育館や工場の天井等の高い場所に設置される。
【0016】この昇降装置本体1内には、電動機2が取
付けられているとともに、この電動機2によって正逆回
転される回転軸に巻取ドラム3が固着されている。
【0017】この巻取ドラム3は、索条4を巻取る一対
の巻取部5が一体的に形成されている。各巻取部5は、
周面に索条4を整列巻きするための溝6が形成されたド
ラム部7と、この各ドラム部7の両側に設けられた鍔部
8とを有している。なお、一対の巻取部5間に位置する
鍔部8は共用されて仕切板として機能する。
【0018】各鍔部8の周縁には、ドラム部7内に向け
て索条4を案内する案内部9が形成されている。この案
内部9としては、両側の鍔部8に形成したテーパ面9a
や、中央の鍔部8に形成した曲面9bがある。
【0019】そして、索条4は、1本のワイヤからな
り、各端部を巻取ドラム3の各巻取部5に連結固定し、
その各巻取部5から、たるみ検知手段10、昇降装置本体
1に回転自在に取付けられたガイドプーリ11、後述する
ロックケース31の両側に取付けられた方向変換プーリ12
を介して昇降装置本体1の下方に導出されている。
【0020】たるみ検知手段10は、昇降装置本体1に固
定したブラケット13に検知レバー14が揺動可能に軸支さ
れ、この検知レバー14と検知レバー14の先端間に架設さ
れたガイド軸15との間に索条4が通され、検知レバー14
の下側に臨んで検知レバー14の下方への揺動により作動
するスイッチ16が配設されている。このスイッチ16は、
後述するが昇降部21の下降時に作動した際、電動機2を
停止させるようになっている。
【0021】前記昇降部21は、昇降装置本体1の下方に
導出された索条4に連結され、この索条4の巻取および
繰出動作によって昇降する。そして、この昇降部21は、
円筒形のケース22を備え、このケース22の下面には照明
器具やスピーカ等の電気機器が取付けられ、上面には電
気機器に電気接続された複数の昇降部接点23が突設さ
れ、両側面には係止突部24が突設されている。
【0022】前記ロックケース31は、昇降装置本体1の
下面中央に取付けられており、下方に開口する箱状に形
成され、両側面の切欠部32が形成され、この切欠部32の
両側縁部に昇降部21のケース22の周面と接触して昇降部
21が平行に昇降するようにガイドするガイド部33が形成
されているとともに、このガイド部33に昇降部21を導入
する導入部34が下方に向けて拡開状に形成されている。
【0023】ロックケース31内には可動板35が配設され
ており、この可動板35は、ロックケース31に設けた複数
のロッド36によって上下動可能に支持されるとともに、
図示しないスプリングによって下降方向に付勢されてい
る。この可動板35には、昇降部21の上昇時に昇降部接点
23が接触する給電用接点37が設けられている。
【0024】また、ロックケース31の両切欠部32の両側
下部間には、昇降部21の係止突部24に係脱するロック爪
38を設けた支軸39が選択的に回動可能に架設されてい
る。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。
【0026】昇降部21の下降時においては、電動機2の
駆動により巻取ドラム3から索条4が繰出され、昇降部
21が下降する。
【0027】このとき、昇降部21を索条4で吊っている
状態にあるので、索条4には張力が作用している。その
ため、たるみ検知手段10の検知レバー14は索条4により
上方に揺動しており、スイッチ16は作動していない。
【0028】そして、昇降部21が床面等に降りると、索
条4にたるみが生じるので、たるみ検知手段10の検知レ
バー14が下方に揺動し、スイッチ16が作動して電動機2
が停止される。
【0029】一方、この下降状態から昇降部21を上昇さ
せるには、電動機22の逆回転駆動により巻取ドラム3に
索条4が巻取られるので、昇降部21が上昇する。
【0030】ところで、昇降部21が床面等に到達して巻
取ドラム3から繰出される索条4にたるみが生じると、
索条4が巻取ドラム3の鍔部8より外側に出た状態にた
るみが生じることがある。この状態から、昇降部21の上
昇のために巻取ドラム3が巻取方向に回動されると、索
条4が鍔部8に引っ掛かって乗り上げ、索条4の絡み付
きや切断の可能性がある。
【0031】しかし、本実施例では、巻取ドラム3の鍔
部8の周縁に案内部9としてテーパ面9aや曲面9bが形成
されているため、索条4は、鍔部8に引っ掛かって乗り
上げることなく、ドラム部7内に案内されて確実に巻取
られる。したがって、索条4の絡み付きによる昇降動作
不良や、索条4の切断による昇降部21の落下事故を防止
することができる。
【0032】そして、上昇する昇降部21は、ロックケー
ス31の導入部34を通じてガイド部33に接触し、振れが抑
えられて略平行に上昇する。続いて、昇降部21の複数の
昇降部接点23が対応する各給電用接点37に接触する。そ
して、図示しないスイッチで昇降部21が上昇定位置に達
したことを検知したら、電動機2が停止される。
【0033】なお、昇降部21の上昇定位置では、昇降部
21の係止突部24の下部にロック爪38が係着し、昇降部21
の落下を防止する。なお、このロック爪38は、昇降部21
の下降時に、係止突部24から外れるようになっている。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、昇降部が下降下限位置
に達し、索条が巻取ドラムの鍔部より外側に出た状態に
たるみが生じても、巻取ドラムの鍔部の周縁に案内部を
形成したため、索条を巻取ドラムに巻取って昇降部の上
昇させる際、索条が鍔部に引っ掛かって乗り上げること
なく、ドラム部内に案内されて確実に巻取られる。した
がって、索条の絡み付きによる昇降動作不良や、索条の
切断による昇降部の落下事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動昇降装置の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】その巻取ドラムの側面図である。
【図3】その巻取ドラムおよび昇降部の斜視図である。
【符号の説明】
1 昇降装置本体 2 電動機 3 巻取ドラム 4 索条 7 ドラム部 8 鍔部 9 案内部 10 たるみ検知手段 21 昇降部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定位置に配設された昇降装置本体と、
    この昇降装置本体内に配設され、索条を巻取るドラム部
    およびこのドラム部の両側に鍔部を有し、正逆回転によ
    り索条を巻取および繰出する巻取ドラムと、この巻取ド
    ラムを正逆回転駆動する電動機と、前記巻取ドラムから
    繰出された索条に連結されて索条の巻取および繰出によ
    って昇降する昇降部と、この昇降部が下降下限位置に達
    して前記巻取ドラムから繰出された索条にたるみが生じ
    たことを検知して前記電動機を停止させるたるみ検知手
    段とを備え、前記巻取ドラムは、前記鍔部の周縁にドラ
    ム部内に向けて索条を案内する案内部を設けたことを特
    徴とする電動昇降装置。
JP15190291A 1991-06-24 1991-06-24 電動昇降装置 Pending JPH05797A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15190291A JPH05797A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 電動昇降装置

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JP15190291A JPH05797A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 電動昇降装置

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JPH05797A true JPH05797A (ja) 1993-01-08

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ID=15528693

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JP15190291A Pending JPH05797A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 電動昇降装置

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JP (1) JPH05797A (ja)

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6245111A (ja) * 1985-08-23 1987-02-27 Hitachi Ltd ウエハおよびそれを用いた半導体装置

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