JPH0579315U - 輻射発熱器具 - Google Patents

輻射発熱器具

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JPH0579315U
JPH0579315U JP1601092U JP1601092U JPH0579315U JP H0579315 U JPH0579315 U JP H0579315U JP 1601092 U JP1601092 U JP 1601092U JP 1601092 U JP1601092 U JP 1601092U JP H0579315 U JPH0579315 U JP H0579315U
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JP
Japan
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heating
radiant
desk
heating element
knee
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JP1601092U
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English (en)
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幸夫 本多
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】机を使用する際に、温風暖房を行うことなく、
低電力で、かつ、足元が暖かい快適な状態で使用するこ
とのできる輻射発熱器具を提供することを目的としてい
る。 【構成】検知センサに連動してオンオフするようになさ
れるとともに、少なくとも片面に発熱面31、32が形
成された平板状の輻射発熱体3と、発熱面31、32が
垂直方向を向いた状態で、前記発熱体3を机2のニーホ
ール20内に固定できるようになされた固定手段4と、
この固定状態でニーホール20内に人6の足が挿入され
たか否かを検知する検知センサとを具備した輻射発熱器
具1である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、机に取付可能となされた輻射発熱器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、事務所などにおける室内の暖房設備としては、大型のパッケージ型暖 房装置やセントラル空調装置などによる温風暖房が行われている。
【0003】 従来より、このような暖房設備による暖房は、室内の上方に設けられた温風吹 出口から下方向に向けて温風を吹き出すことで室内を暖房するようになされてい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の暖房設備の場合、室内の上方の位置から下方向に向けて温 風が吹き出されることとなるが、この吹き出された温風は、ある程度下方向に吹 き出された後、自然の原理にしたがって上昇することとなる。その結果、室内の 上方が下方よりも温度が高くなって温度差を生じてしまう。
【0005】 たとえば、図5および図6に示すように、対座するようになされた対座机81 の配置された会議室8を、パッケージ型暖房装置82で暖房するような場合、椅 子83に座った人9の頭部近傍91は温風84によって充分に温められるのに対 し、足部近傍92は温風84が充分に行き届かないといった不都合を生じる。こ のような状態が長く続くと、頭がのぼせて足元が寒いといった不快感を招くこと となる。
【0006】 また、温風84の送風量を増大させて、このような温度差を無くすことが考え られるが、人9に温風84が直接的に当たって不快感を招くことになる。さらに 、消費電力が増大してしまうといった不都合を生じることとなる。
【0007】 本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、机を使用する際に、温風暖房を 行うことなく、低電力で、かつ、足元が暖かい快適な状態で使用することのでき る輻射発熱器具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の輻射発熱器具は、検知センサに連動してオ ンオフするようになされるとともに、少なくとも片面に発熱面が形成された平板 状の輻射発熱体と、発熱面が垂直方向を向いた状態で、前記発熱体を机のニーホ ール内に固定できるようになされた固定手段と、この固定状態でニーホール内に 人の足が挿入されたか否かを検知する検知センサとを具備したものである。
【0009】
【作用】
本考案によると、机に人が座ってニーホール内に足を挿入すると、検知センサ が検知して輻射発熱体がオンの状態となり、該輻射発熱体によって足元が暖めら れることとなる。また、人が机から離れてニーホールから足を出すと、このこと を検知センサが検知して輻射発熱がオフの状態となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0011】 図1は輻射発熱器具1の全体構成の概略を示し、図2は同輻射発熱器具1を対 座机2に取り付けた状態を示している。
【0012】 すなわち、この輻射発熱器具1は、輻射発熱体3と、固体部材4と、検知セン サ5とを具備している。
【0013】 輻射発熱体3は、平板状に形成され、その両面が発熱可能な発熱面31、32 となされている。具体的なものとしては、たとえば、図3に示すように、絶縁マ イカ芯板30の両面にそれぞれ抵抗線31a、32aを巻回し、一端を共通端子 33、他端を独立端子34とした発熱部35を形成する。そして、この発熱部3 5を2枚のマイカ36で挟持し、外面を金属板37でカバーして輻射発熱体3と して形成することができる。なお、本実施例では、それぞれの発熱面31、32 に対して一本の抵抗線31a、32aを巻回しているが、それぞれの面に複数本 の抵抗線(図示省略)を配置するように巻回してもよい。
【0014】 この輻射発熱体3による発熱温度としては、該輻射発熱体3が、使用状態で使 用者6の足元に近くなるため、50℃程度の低温となされ、遠赤外線暖房による 効果が得られるようになされている。なお、輻射発熱体3としては、本実施例の ようなマイカヒータに限定されるものではなく、各種のヒータを用いることがで きる。
【0015】 固定部材4は、輻射熱発熱体3の発熱面31、32を垂直にした状態で、該輻 射発熱体3の上辺と下辺とに、ネジ止めなどによって接続するようになされた上 部反射板41と下部反射板42とによって構成されている。そして、この輻射熱 発熱体3の発熱面31、32を垂直にした状態のまま、対座机2のニーホール2 0内に固定され、該ニーホール20内を、発熱面31が面するニーホール21と 、発熱面32が面するニーホール22とに垂直分割するようになされている。
【0016】 上部反射板41は、対座机2の棚板23の裏面に取り付けられるようになされ ている。すなわち、上部反射板41は、その長手方向に沿って、両側端部に外縁 43が設けられ、この外縁43を対座机2の棚板23の長手方向に沿って係止す るようになされている。また、上部反射板41は、この取付状態で、対座机2の 各ニーホール21、22の奥部に向かうにしたがって斜め下方向に傾斜した反射 面44を形成するようになされており、輻射発熱体3からの発熱を、ニーホール 21、22に入れられた使用者6の足元に反射するようになされている。
【0017】 下部反射板42は、対座机2の下桟24を覆い被せるようにして取り付けるよ うになされている。すなわち、下部反射板42は、その幅方向に沿って溝部45 の設けられた壁面46が形成され、この溝部45を対座机2の下桟24に嵌合さ せるようになされている。また、下部反射板42は、この取付状態で、対座机2 の各ニーホール21、22の奥部に向かうにしたがって斜め上方向に傾斜した反 射面47を形成するようになされており、輻射発熱体3からの発熱を、ニーホー ル21、22に入れられた使用者6の足元に反射するようになされている。
【0018】 なお、この固定部材4は、上部反射板41および下部反射板42に、スライド 機構(図示省略)などの高さ調節機能を持たせることで、既製の対座机2に容易 に取り付けることが可能となる。
【0019】 検知センサ5は、図4に示すように、輻射発熱体3に組み込まれた本加熱用抵 抗線31a、32aおよび予備加熱用抵抗線31b、32bのうち、それぞれの 発熱面31、32の本加熱用の抵抗線31a、32aに接続されている。そして 、ニーホール21、22に使用者6の足が入ると、これを検知して本加熱用の抵 抗線31a、32aに通電するようになされている。
【0020】 このように、対座机2に取り付けられた輻射発熱器具1を使用する場合は、ス イッチ7を入れて対座机2の椅子25に腰掛けた後、対座机2のニーホール21 、22内に足を入れればよい。
【0021】 たとえば、ニーホール21およびニーホール22の双方に使用者6の足が入れ られた場合、検知センサ5が検知して本加熱用抵抗線31a、32aおよび予備 加熱用抵抗線31b、32bの全部が通電し、発熱面31、32が発熱する。ま た、発熱面31、32からの発熱を、反射面44、47が反射して、使用者6の 足元が快適に暖められることとなる。
【0022】 また、ニーホール21に足を入れて座っていた使用者6が椅子25から離れた ような場合は、ニーホール21から足が出たことを検知センサ5が検知して本加 熱用抵抗線31aへの通電が停止することとなる。そして、予備加熱用抵抗線3 1bによる予備加熱だけが行われ、保温状態が保たれることとなる。
【0023】 さらに、このニーホール21側をまったく使用しない場合は、このニーホール 21側に対応するスイッチ7をオフにしておけばよい。こうすることで、予備加 熱用抵抗線31bによる予備加熱も行われなくなるので、無駄な電気の消費を防 止することができる。
【0024】 なお、本実施例では、対座机2に取り付けるようになされた輻射発熱器具1に ついて述べているが、このような対座机2に限定されるものではなく、通常の机 (図示省略)の隠しパネルの部分にこの輻射発熱器具1が配置するように取り付 けることもできる。ただし、この場合、輻射発熱体3は、片面のみが発熱するよ うに構成しておかなければならない。
【0025】
【考案の効果】
以上の述べたように、本考案によると、机に座った人の足元を暖めることがで きるので、頭がのぼせるようなこともなく、快適な暖房状態にすることができる 。また、机に座った人の有無に応じてオンオフされるので、低電力で効率のよい 暖房が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】輻射発熱器具の全体構成の概略を示す斜視図で
ある。
【図2】輻射発熱器具を対座机に取り付けた状態を示す
正面図および同正面図のa−a線断面図である。
【図3】輻射発熱体の発熱部を示す平面図および輻射発
熱体の断面図である。
【図4】輻射発熱器具の要部構成の概略を示す回路図で
ある。
【図5】従来の暖房状態を示す平面図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 輻射発熱器具 2 対座机 20、21、22 ニーホール 3 輻射発熱体 31、32 発熱面 4 固定部材(固定手段) 5 検知センサ 6 使用者(人)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知センサに連動してオンオフするよう
    になされるとともに、少なくとも片面に発熱面が形成さ
    れた平板状の輻射発熱体と、発熱面が垂直方向を向いた
    状態で、前記発熱体を机のニーホール内に固定できるよ
    うになされた固定手段と、この固定状態でニーホール内
    に人の足が挿入されたか否かを検知する検知センサとを
    具備したことを特徴とする輻射発熱器具。
JP1601092U 1992-03-26 1992-03-26 輻射発熱器具 Pending JPH0579315U (ja)

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JP1601092U JPH0579315U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 輻射発熱器具

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JP1601092U JPH0579315U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 輻射発熱器具

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ID=11904621

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JP1601092U Pending JPH0579315U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 輻射発熱器具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234331A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Taiei Sangyo Kk 暖房装置の反射補助装置

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JPH01220386A (ja) * 1988-02-26 1989-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 人体検知床暖房装置

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