JP6152926B1 - 輻射熱反射構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】身体から放出される放射熱をアルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材によって、再び身体に反射させることにより、頭部以外の身体が暖かさを感じることができる輻射熱反射構造を提供する。【解決手段】身体から放出される輻射熱を反射させることにより身体を暖める輻射熱反射構造1であって、机9及び椅子10に対する床面11、当該机9の下側に形成される足挿入部3内、及び当該椅子10の周辺にアルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材2によって作成されたシートやパネルを用いた輻射熱反射構造1を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、輻射熱の反射を利用することにより、身体を暖かく感じさせる輻射熱反射構造に関するものである。
従来より、冬場の環境では、勉強や仕事の効率化を実現させるために、頭部の付近を寒く、足元を暖かくする、いわゆる頭寒足熱の環境が適していると言われている。
炬燵のみの環境ではこのような環境を作ることは出来るが、近年ではエアコンやストーブも使用することが多い。そのため、例えば、エアコンで広い部屋を暖めようとすると、対流熱は浮力により熱移動するので、暖かい空気は上方に、冷たい空気は下方に移動して、頭寒足熱の環境を作り出すことができない。これは、炬燵が局所暖房であるのに対し、部屋全体を暖めようとする全館暖房型の生活に移行していることに起因するものである。
又、近年、遠赤外線ヒーターも使用されるようになってきた。遠赤外線は、直進性があるため、遠赤外線ヒーターを足元周辺におけば足が暖かくなり、頭寒足熱の環境が作れるとも思える。しかし、ヒーターに面している側は暖かく感じられるものの、その反対側は寒い環境となり満足する暖かさを得られない。また、大容量のヒーターを設置すれば室内全体が暖まるが、火災の懸念もある。
ここで、その遠赤外線を利用した考案が開示されている(特許文献1)。本考案は、アルミニウム合金等の板材で作製されたキャビネットの内側5面に遠赤外線放射する面状発熱シートを取り付け、机の下側にそのキャビネットを置くことによって局所暖房を行うパーソナル暖房装置である。
この暖房装置を使用すれば、頭部の付近を寒く、足元全体を暖かくする頭寒足熱の環境を作り出すことができる。更に、火災の心配もなく、特に冬場の環境では、勉強や仕事の効率化を実現できる。
登録実用新案第3121702号
特許文献1の暖房装置は、簡易な方法で頭寒足熱の環境を作り出すことができる点で優れている。しかしながら、最適な頭寒足熱の環境を作り出すためには、室内の上部を極力涼しく、室内の下部を暖かくすることにより、頭部以外の身体を暖かく感じさせることが最も重要なポイントである。そのためには、輻射熱等の反射率が高い素材で身体の周囲全体を囲う必要がある。
特許文献1の暖房装置によって、足元全体は遠赤外線放射する面状発熱シートにて暖められる。しかし、上半身は、その暖房装置が設置されていないため寒くなる。そのため、特許文献1の暖房装置は、最適な頭寒足熱の環境を作り出すことができない欠点がある。
又、特許文献1の暖房装置におけるアルミニウム合金等の厚みは2〜3ミリメートルであるため(0028参照)、輻射熱を有効に反射させる機能は大きくないと考えられる。ましてやアルミニウム合金は、輻射熱を吸収する割合が多くなるので、近くに寄ると却って寒さを感じさせる欠点もある。
そこで、本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、特に、アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を用いて、輻射熱を反射させることにより、最適な頭寒足熱の環境を作り出して、勉強や仕事の効率化を実現させる輻射熱反射構造の提供を目的としたものである。
ここで、本発明で使用されるアルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材は、輻射熱を反射する素材であるが、その輻射熱に対する反射率が95パーセント以上のものが使用される。また、その厚みは7〜8ミクロンである。
本発明は、輻射熱を反射させることにより身体を暖める輻射熱反射構造であって、
机及び椅子に対する床面並びに当該机の下側に形成される足挿入部にアルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を取付けると共に、当該足挿入部内に暖房装置を備え、前記椅子の左右側及び後側並びに前記床面上に人間が椅子に座った状態で首までの高さがあるコの字状の片面又は両面に前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を用いた背面反射パネルを設けることにより、前記床面、前記足挿入部、及び前記背面反射パネルに取付けられた前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材によって頭部及び上半身の正面以外の身体が囲まれることを特徴とする。
また、本発明は、輻射熱を反射させることにより身体を暖める輻射熱反射構造であって、机及び椅子に対する床面にアルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を取り付け、当該机の下側に形成される足挿入部内には、暖房装置及び当該アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材が片面又は両面に取付けられたパネルを用いて形成された机下反射パネルが設置され、当該机下反射パネル内に前記暖房装置を備えると共に、前記机下反射パネルである前側のパネルの下側で、前記暖房設備の前側に空気を取り込むための吸気孔を設け、前記椅子の左右側及び後側並びに前記床面上に人間が椅子に座った状態で首までの高さがあるコの字状の片面又は両面に前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を用いた背面反射パネルを設けることにより、前記床面、前記机下反射パネル、及び前記背面反射パネルに取付けられた前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材よって頭部及び上半身の正面以外の身体が囲まれることを特徴とする。
また、本発明は、前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材には、空気を取り込むための吸気孔を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記床面に取付けられた前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材は、人工芝又はカーペットが積層された床反射シートであることを特徴とする。
また、本発明は、前記机下反射パネルには、プリント層又はビニールクロス等内装材を備えたことを特徴とする。更に、本発明は、前記背面反射パネルには、プリント層又はビニールクロス等内装材を備えたことを特徴とする。
本発明の輻射熱反射構造は、頭部以外の身体を暖かく感じさせる環境、すなわち最適な頭寒足熱の環境を実現させて、特に、冷え症の人や女性に対し勉強や仕事の効率化を図ることができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る輻射熱反射構造を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る輻射熱反射構造を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る輻射熱反射構造における机下反射パネルの斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る輻射熱反射構造を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る輻射熱反射構造における背面反射パネルの他の例を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る輻射熱反射構造を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る輻射熱反射構造における床反射シートの断面図である。 本発明の第6実施形態に係る輻射熱反射構造における第1の背面反射パネルの断面図である。 本発明の第6実施形態に係る輻射熱反射構造における第2の背面反射パネルの断面図である。
以下に、本発明の輻射熱反射構造の実施形態を各図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に言及がない限り、図1等に示すように、机に対して垂直方向を上側及び下側、その長手方向を左側及び右側と、その短手方向を前側及び後側とする。
本発明の実施形態に係る輻射熱反射構造1(以下、「輻射熱反射構造1」とする)は、特に、冬場、勉強や仕事をする際に使用されるものであって、頭寒足熱の環境を作り出し、その勉強や仕事をはかどらすために用いられるものである。
そこで、まず、輻射熱反射構造1の概要を説明する。
例えば、遮熱材を円筒形状にしたハンドウォーマーに手を入れると、手全体が暖かくなる。これは、手から無方向に放射された輻射熱が円筒形の筒の表面にて次々に反射して、再び手全体に輻射熱が照射されるためである。
本発明の輻射熱反射構造1は、この考え方を応用したものある。すなわち、椅子に座った人間全体を輻射熱が反射する素材で頭部以外を囲む。そうすると、身体全体から無方向に放射された輻射熱がその素材の表面にて次々に反射される。それにより、再び頭部以外の身体に輻射熱が照射されて、頭部以外の身体を暖かく感じさせる構造となっている。
輻射熱反射構造1は、特に床面に輻射熱を反射させる素材が直貼りされていることが特徴であり、暖めづらい足裏を容易に暖かく感じさせて、特に下半身を芯から暖かく感じさせることができる。
ただ、このような構造であっても、身体から放射される輻射熱は僅かな隙間から逃げることもあり、予想以上に体が暖まらないこともある。そこで、このような場合であっても、足元に小型の暖房装置を設置することにより、その暖かさを助長させる。
すなわち、その暖房装置よって、周囲の空気が暖められ、対流熱を発生させて身体周囲を温度上昇させるので、身体全体が暖かみを感じることができる。
〔第1実施形態〕
次に、本発明の輻射熱反射構造1の第1実施形態を図1に基づいて詳細に説明する。図1は、第1実施形態に係る輻射熱反射構造を示す斜視図である。
<輻射熱反射構造1>
図1に示すように、本輻射熱反射構造1は、机9の下側に形成された足挿入部3内の上側、左右側、前側の4面にアルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材2(以下、「高反射率の素材2」とする)を取付け、その足挿入部3内に小型の暖房装置4が設置される。また、机9の床面11からその机9に付属する椅子10周辺の床面11まで直貼りで高反射率の素材2が敷き詰められる。
本輻射熱反射構造1は、足裏を含め下半身全体を満遍なく覆うように高反射率の素材2が取付けられている。そのため、下半身から放射された輻射熱が、高反射率の素材2の表面にて次々に反射し、その反射された輻射熱が再び足裏を含め下半身全体に照射されて、特に下半身全体を暖かく感じさせることができる。
このように、本輻射熱反射構造1は、適切な頭寒足熱の環境を作り出し、特に足の冷え性の人や女性に対しても、勉強や仕事の効率化を図ることができる。
<高反射率の素材2>
高反射率の素材2は、通常、不織布や樹脂シートの片面、又は両面に貼った遮熱材として使用される素材である。その関係上、その厚さは0.2〜8ミリメートルである。本発明の場合、高反射率の素材2を床面11に直貼りで取付ける。そのため、人間の体重や椅子の重み等荷重がかかること、椅子10を移動するたび摩擦力も加わることを考慮すると、その厚さは5〜15ミクロンが好ましく、7〜8ミクロンが最も好ましい。
また、高反射率の素材2における足挿入部3内、及び床面11への取付け方法は、接着剤や両面テープを用いても良いが特に限定されない。
高反射率の素材2は、アルミホイルからなるが、これに限定されず、例えば、の金や銀等の貴金属であってもよい。アルミニウムの純度が高いほど輻射熱を反射しやすくなるので、少なくとも純度が95%以上、より具体的には99.5%のものを使用する。
また、輻射熱に対する反射率が高いほど遮熱効果を得ることができる。そのため、少なくとも輻射熱に対する反射率が90%以上、より具体的には95〜98%のものを使用する。このことから、本発明でいう「高反射率」とは、輻射熱に対する少なくとも90%以上の反射率をいう。
<足挿入部3>
足挿入部3は、机の下側に形成されて、足が挿入される四角形状の空間である。足挿入部3は、通常、例えば、リビングやダイニングに用いられるテーブルにも形成されるが、その目的からオフィス用又は勉強用である矩形状の机に形成される四角形状の空間を指している。そして、本輻射熱反射構造1では、高反射率の素材2が足挿入部3に形成される上側、左右側、前側の4面に取付けられる。
<暖房装置4>
暖房装置4は容量の小さい小型の装置であり、具体的には約30〜150ワットの温足器である。このようなに小型の暖房装置のみを使用するので、エアコンを使用するよりも大幅な電気代の節約や電気エネルギーの減少を実現することができる。なお、暖かさを感じるのは個人差があるので、使用電力が調整できる暖房装置がより好ましい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の輻射熱反射構造1の第2実施形態を図2及び図3に基づいて詳細に説明する。図2は、第2実施形態に係る輻射熱反射構造の斜視図、図3は、第2実施形態に係る輻射熱反射構造における机下反射パネル5の斜視図である。なお、以降の説明では上記実施形態と異なる構成について説明し、同じ構成については、同一符号を付して、その説明を省略する。
<輻射熱反射構造1>
図2に示すように、本輻射熱反射構造1は、机9の下側に形成された足挿入部3内に、躯体の片面(足側の面)に高反射率の素材2が取付けられた机下反射パネル5を設置すると共に、その机下反射パネル5内に小型の暖房装置4が設置される。そして、上記実施形態と同様に、床面11に直貼りで高反射率の素材2が取付けられる。
本輻射熱反射構造1は、例えば、足挿入部3に高反射率の素材2を取り付けるための面がない場合、又はその足挿入部3が広すぎて輻射熱の反射の効果が適切に得られ難い場合に用いられる。このような構造であるため、本輻射熱反射構造1は、第1実施形態の輻射熱反射構造1と同様の作用・効果を得ることができる。
<机下反射パネル5>
図3に示すように、机下反射パネル5は、木製、樹脂製又は金属製の部材5aのいずれかで作製された躯体の片面(又は両面)に高反射率の素材2が取り付けられて形成される。また、これらの部材5bの他、片面又は両面に高反射率の素材2が取り付けられた樹脂製ボードを使用してもよい。
ここで、本輻射熱反射構造1はその高反射率の素材2の反射を利用するものである。そのため、樹脂製ボード又は躯体の片面にのみ高反射率の素材2を取り付ける場合、できるだけ身体に多くの輻射熱が照射されるように、図3に示すように、高反射率の素材2を躯体の足側の面に取付けることが特に重要である。
また、机下反射パネル5は、矩形状の足挿入部3内に設置して使用されるため、少なくともその大きさは足挿入部3より小さい矩形状となっているが、この形状に限定されるものではない。
高反射率の素材2によって、照射された輻射熱の量の大半、即ち、熱量の大半をそのまま反射して人体に戻されるので、冬は暖かい環境を作る事ができるが、夏場は暑さを感じる事もある。このような観点及び利便性の向上の観点から、机下反射パネル5は、必要時だけ使用し、不要時は保管することが出来る折り畳み式でもある。このため、机の下から容易に撤去することや狭いスペースに収納することが可能となっている。
木製、樹脂製又は金属製の部材5aは、無垢材又はパイプ材等の指定はないが、高反射率の素材2を取り付ける面はフラットであることが好ましい。樹脂製ボードは、高反射率の素材2をその片面又は両面に取り付けるためのボードであり、特に材質や厚み等指定はないが、軽量で強度があるものが好ましく、断熱パネルやプラスチックダンボール等がより好ましい。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の輻射熱反射構造1の第3実施形態を図4及び図5に基づいて詳細に説明する。図4は、第3実施形態に係る輻射熱反射構造1の斜視図、図5は、第3実施形態に係る輻射熱反射構造における背面反射パネル6の他の例を示す斜視図である。
<輻射熱反射構造1>
図4に示すように、本輻射熱反射構造1は、椅子10の周辺、すなわち椅子10に座る人間を囲むように椅子10の左右側及び後側に衝立となる背面反射パネル6を設け、この背面反射パネル6の片面(又は両面)に高反射率の素材2が取り付けられる。なお、それ以外は上記実施形態と同様の構造である。
ここで、人間が椅子10に座った状態で、椅子10の周囲全体に背面反射パネル6を設置する。そうすると、頭部以外の身体は、机の下側に取り付けられた机下反射パネル5、床面11に取付けられた高反射率の素材2、及び背面反射パネル6によって囲まれた状況となる。
その結果、腰から下の下半身においては、体から無方向に放射された輻射熱がこの空間で縦横無尽に移動し、再び人体に照射されるので下半身は保温された状態になる。また、腰から首位までの上半身においては、その上半身の正面以外は高反射率の素材2が取り付けられた背面反射パネル6で周囲を囲まれている。そのため、人体から放射される輻射熱は再び体に戻されるので、上半身に寒気は無い。
そして、室内が低温の場合、室内の僅かな空気の移動でも肌寒さを感じるが、背面反射パネル6はこのような僅かな空気をも阻止する働きをする。一方、頭部から放射される輻射熱は、そのまま遠方に放射され、再び頭部に戻ることはないので、頭部は涼しくスッキリ感がある。
更に、床面11には暖房装置4が設置してある。その暖房装置4から周囲の空気に伝達された熱はやがて緩やかな対流熱となる。そして、椅子10の周囲に取り付けられた背面反射パネル6の煙突効果も相まって身体の周囲をゆっくり上昇させて、これが上半身の寒さを和らげるのでほのかな暖かさを全身で感じる事が出来る。
以上のように、本輻射熱反射構造1はこのような構造であるため、頭部以外の身体全体を暖かく感じさせることができ、適正な頭寒足熱の環境を実現させることができる。
<背面反射パネル6>
背面反射パネル6は、樹脂製ボード又は木製、樹脂製若しくは金属製の部材5aのいずれかで作製された躯体の片面又は両面に高反射率の素材2を取り付けられたパネルである。
椅子10の周囲には、高反射率の素材2を取り付けるための壁面が無いのが通常である。そのため、樹脂製ボード又は木製、樹脂製若しくは金属製の部材5aで躯体を作成し、樹脂製ボード又は躯体の片面又は両面に高反射率の素材2を取り付けて背面反射パネル6が形成される。
ここで、樹脂製ボード又躯体の片面にのみ高反射率の素材2を取り付ける場合、図4に示すように、高反射率の素材2を樹脂製ボード又は躯体の人体側(椅子側)の面に取付けることが特に重要であることは前述した通りである。
背面反射パネル6は、座る人間を囲む為に一体型のコの字状になっているが、例えば、図5に示すように、3分割にして両端のパネルがドアのように前後に開閉でき、動く構造としてもよい。
椅子10の外周部全体の長さは、椅子10の大きさにもよるが、人間が椅子10に座った時、背面反射パネル6の机9側の端面が机にぴったり接触する寸法が好ましい。
背面反射パネル6の椅子10側に、背面反射パネル6を簡単に取り付けられる取り付け具があると椅子10と背面反射パネル6が一体構造となり、椅子2の移動が非常に楽である。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の輻射熱反射構造1の第4実施形態を図6に基づいて詳細に説明する。図6は、第4実施形態に係る輻射熱反射構造の斜視図である。
<輻射熱反射構造1>
図6に示すように、本輻射熱反射構造1は、高反射率の素材2に空気を取り込むための吸気孔7を設けた構造となっている。なお、それ以外は上記実施形態と同様の構造である。
<吸気孔7>
窓状の吸気孔7は、机下反射パネル5における前側のパネルの高反射率の素材2に形成されたものであり、空気を取り込むための孔である。
前述したように机下反射パネル5には、高反射率の素材2で構成されているが、原則、その高反射率の素材2は空気を通さない。従って、机下反射パネル5内に設置された暖房設備4から近隣の空気に伝達されることによって発生する僅かな対流熱は、机9の下側から上昇する。すると、周囲の隙間から外部の冷たい空気は足元付近に侵入してくるが、往々にしてこの空気は人体に寒さを感じさせることがある。
そこで、暖房設備4のある前側に前述のように小さな吸気孔7を設けて、机9の下側に僅かな空気を取り込むことにより、空気の流れを整流化させる。これによって、足元から体の上側に向かってゆっくりしたほのかに暖かい上昇気流を作ることできる。
また、机下反射パネル5内が暑い場合、暖房設備を止め、吸気孔7を少し大きく開けばより多くの対流が発生するので足元が涼しく感じられる。
〔第5実施形態〕
次に、本発明の輻射熱反射構造1の第5実施形態を図7に基づいて詳細に説明する。図7は、第5実施形態に係る輻射熱反射構造における床反射シート8の断面図である。
本輻射熱反射構造1は、机9及び椅子10に対する床面11に直貼りで取付けられた高反射率の素材2の表面に人工芝又はカーペット12を積層させた床反射シート8を備えた構造となっている。なお、それ以外は上記実施形態と同様の構造である。
<床反射シート8>
図7に示すように、床反射シート8は、床面11に直貼りで敷き詰められた高反射率の素材2の上側の面(人体側の面)に人工芝又はカーペット12を積層させたシートである。高反射率の素材2は薄い金属で出来ており、その上を椅子のキャスターが何度も動くと高反射率の素材2に剪断力や摩擦力が働き、忽ち破損してしまう。そこで、高反射率の素材2の上側に、人工芝又はカーペット12を積層することによりその破損を防止している。
本発明は、身体から放射される輻射熱を高反射率の素材2にて反射させるのがその目的であるので、人工芝又はカーペット12は輻射熱をより多く透過させる素材であることが必要である。従って、人工芝又はカーペット12の中でも、特に、床反射シート8は、ニードルパンチ等の薄手のカーペット又はゴムが裏打ちしていない目の粗い人工芝等とすることがより好ましい。
〔第6実施形態〕
次に、本発明の輻射熱反射構造1の第6実施形態を図8及び図9に基づいて詳細に説明する。図8は、第6実施形態に係る輻射熱反射構造における第1の背面反射パネル6の断面図、図9は、第6実施形態に係る輻射熱反射構造における第2の背面反射パネル6の断面図である。
本輻射熱反射構造1は、机下反射パネル5又は背面反射パネル6における高反射率の素材2の表面に、プリント層又はビニールクロス等の内装材13が積層された構造となっている。なお、それ以外は上記実施形態と同様の構造である。
前述したように、高反射率の素材2は金属製で、輻射熱に対する反射率が95パーセント以上と非常に高い。従って、これらのパネルを太陽光の入る窓辺で使用すると、太陽光を反射して周囲の人間や動物等の目を傷める結果となる。そのため、高反射率の素材2は、金属そのものの外観になるので、本発明の様に室内で使用される場合は敬遠されることがある。
そこで、図8に示すように、背面反射パネル6では、木製、樹脂製又は金属製の部材5bで作製された躯体の前側の面(椅子側の面)に高反射率の素材2を、その反対側である後側の面にビニールクロス等内装材13を取り付ける。
また、図9に示すように、高反射率の素材2の前側の面、つまり、高反射率の素材2上にプリント層又はビニールクロス等内装材13を積層してもよい。このような構造とすれば、各人思い思いの絵柄を装飾でき、室内環境を大きく変える事が出来るからである。なお、樹脂製ボードでも上記構造と同様の構造とすることは勿論可能である。
次に、本実施形態に係る輻射熱反射構造の実証実験について説明する。
[遮熱試験1]
3階建ての3階にある10畳の勉強部屋で、エアコンを全く使わず以下の試験を人間が椅子に座った状態で、ほぼ毎夜3〜5時間程度、冬季約1か月にわたり実施した。
机の下側に形成される足挿入部の上側、前側、及び左右側の4面に、直接両面テープで高反射率の素材を貼った。床面には、机から椅子の床面にかけて高反射率の素材を直貼りで敷き詰めた。椅子の周囲には、背面反射パネルを用意した。
そして、背面反射パネルにおける躯体の前側の面(椅子側の面)に高反射率の素材2を両面テープで貼った。足元には、150ワットの遠赤外線ヒーターを1台設置した。高反射率の素材は、厚さが0.2ミリメートル、反射率が98パーセントのアルミニウム箔を使用した。テスト時の室温は、5〜10℃程度であった。
[結果1]
遠赤外線ヒーターをこまめに入り切りしたが、全くエアコンを使用せず勉強が出来た。使用者の声として、身体全体が暖かく寒さを感じさせなかったし、眠くもならなかったとの事であった。
[遮熱試験2]
人間が椅子に座った状態の部屋の中で、朝7時からエアコンをつけず150ワットの電気ヒーター1台を机下反射パネル内に設置して温度を測定した。
机の下側に形成される足挿入部内には、躯体の後側の面(足側の面)に高反射率の素材が取付けられた机下反射パネルを設置した。床面には、高反射率の素材の上側に人工芝が積層された床反射シートを敷き詰めた。椅子の左右側及び後側に高反射率の素材で構成された背面反射パネルを設置した。足元には、150ワットの遠赤外線ヒーターを1台設置した。高反射率の素材は、厚さが0.1ミリメートル、反射率が98パーセントのアルミニウム箔を使用した。テスト時の室温は、13℃程度であった。
このような状態で次の測定点で温度を観測した。
測定点(1)は、机下反射パネル内に設置された電気ヒーターの横であって地上15cmの地点の足元温度、測定点(2)は、机下反射パネル内であって、膝上3cmの地点の机下温度、測定点(3)は、椅子の後側であって地上1mの地点の背温度、測定点(4)は、輻射熱反射構造外における地上1mの地点の室内温度である。
[結果1]



[考察1]
(1)僅か150Wの電気ヒーターであるが、机の下側は25〜30℃にもなり、暑いくらいである。
(2)電気使用料は、1日つかっても以下の金額である。
0.15KW×9時間×20円/KW=27円/人
(3)椅子の背面の温度も17〜18℃となり、寒さを感じなかった。
[遮熱試験3]
23℃の室内に高さ5cm、幅と奥行きが30cmのコンクリートブロックを設置した。このコンクリートブロックの表面に、(1)コンクリートブロックそのままの状態、(2)コンクリートブロックの表面に高反射率の素材2を貼り、更にその上に人工芝を積層した状態、及び(3)コンクリートブロックの表面に高反射率の素材2を貼った状態を形成した。そして、これらの表面温度をサーモグラフィーで温度を測定した。反射率の素材は、厚み0.1ミリメートルで反射率98パーセントのアルミニウム箔を使用した。
[結果2]
(1)コンクリートそのまま:18.5℃
(2)コンクリート+高反射率の素材20.2mm+人工芝5mm:21.0℃
(3)コンクリート+高反射率の素材20.2mm:22.7℃
[考察2]
(1)コンクリート表面18.5℃に高反射率の素材20.2mmを貼ることにより、高反射率の素材2の表面温度が室温に近い22.7℃と4.2℃も上昇する事が解る。
(2)高反射率の素材20.2mmの上に人工芝5mmを敷くと、表面温度は21.0℃となり高反射率の素材2そのものより1.7℃下がるが、コンクリート素地よりも2.5℃も上昇する事が解る。
(3)この試験は、暖房した室内での床の表面温度測定で、室内の空気伝導熱、対流熱、輻射熱のすべての影響をうけているが、少なくとも高反射率の素材2を用いれば暖かい環境になる事はこの結果から読み取れる。
(4)しかし、床に直接接触するのは足の裏側であり、体温36.5℃がコンクリート表面18.5℃に伝導熱の形態をとって伝達される。この伝導熱を阻止するには、高反射率の素材直接より厚みがる断熱性のあるものが良く、本試験では人工芝を貼ったものが足裏は暖かくなるとされた。
(5)このようなことから、コンクリートに直接接触する部分は断熱性が良いものを、それ以外は高反射率の素材の様な反射性能が良いものを環境に置くことが好ましい。しかし、足の位置は時間とともに移動するので、一般的には人工芝を床全体に敷き詰めることがより好ましいと考えられる。
[遮熱試験4]
23℃の室内に高さ5cm、幅と奥行きが30cmのコンクリートブロックを設置した。このコンクリートブロックの表面に、(1)その半分はコンクリートブロックそのままの状態、(2)もう半分はコンクリートブロックの表面に高反射率の素材を貼り、更にその上に人工芝を積層した状態を形成した。この状態で、靴を履かずに両足をそれらに直接乗せた。即ち、右足をコンクリートブロック上に、左足を人工芝上に載せた。また、コンクリートブロック面にそれぞれ温度計を差し込んで、すなわち、右足裏とコンクリートブロックの間及びコンクリートブロックと高反射率の素材の間に温度計を挟んだ状態でサーモグラフィーにて温度を測定した。なお、反射率の素材は厚み0.1ミリメートルで反射率98パーセントのアルミニウム箔を使用した。
[結果1]

[考察2]
(1)両者ともにコンクリートブロックに接触した状態で温度を測定しているが、高反射率の素材と人工芝を使用した方が約3℃低い。即ち、体温からコンクリートブロックに伝達される伝導熱が少ないことを意味する。
(2)足の位置は時間とともに移動するので、床には高反射率の素材と人工芝を併用したシートを床全体に敷き詰めることが好ましいとされる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 輻射熱反射構造
2 高反射率の素材
3 足挿入部
4 暖房装置
5 机下反射パネル
5a 木製、樹脂製又は金属製の部材
6 背面反射パネル
7 吸気孔
8 床反射シート
9 机
10 椅子
11 床面
12 人工芝又はカーペット
13 プリント層又はビニールクロス等内装材

Claims (6)

  1. 輻射熱を反射させることにより身体を暖める輻射熱反射構造であって、
    机及び椅子に対する床面並びに当該机の下側に形成される足挿入部にアルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を取付けると共に、当該足挿入部内に暖房装置を備え、前記椅子の左右側及び後側並びに前記床面上に人間が椅子に座った状態で首までの高さがあるコの字状の片面又は両面に前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を用いた背面反射パネルを設けることにより、前記床面、前記足挿入部、及び前記背面反射パネルによって頭部及び上半身の正面以外の身体が囲まれることを特徴とする輻射熱反射構造。
  2. 輻射熱を反射させることにより身体を暖める輻射熱反射構造であって、
    机及び椅子に対する床面にアルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を取り付け、当該机の下側に形成される足挿入部内には、暖房装置及び当該アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材が片面又は両面に取付けられたパネルを用いて形成された机下反射パネルが設置されると共に、当該机下反射パネル内に前記暖房装置及び前記机下反射パネルにおける前側パネルの下側、かつ、前記暖房設備の前側に空気を取り込むための吸気孔を備え、前記椅子の左右側及び後側並びに前記床面上に人間が椅子に座った状態で首までの高さがあるコの字状の片面又は両面に前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を用いた背面反射パネルを設けることにより、前記床面、前記机下反射パネル、及び前記背面反射パネルによって頭部及び上半身の正面以外の身体が囲まれることを特徴とする輻射熱反射構造。
  3. 前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材には、空気を取り込むための吸気孔を備えたことを特徴とする請求項1に記載の輻射熱反射構造。
  4. 前記床面に取付けられた前記アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材は、人工芝又はカーペットが積層された床反射シートであることを特徴とする請求項1又は2に記載の輻射熱反射構造。
  5. 前記机下反射パネルには、プリント層又はビニールクロス等内装材を備えたことを特徴とする請求項2に記載の輻射熱反射構造。
  6. 前記背面反射パネルには、プリント層又はビニールクロス等内装材を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の輻射熱反射構造。
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