JP2014234606A - 人工芝パネル - Google Patents

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靖史 上月
Yasushi Kozuki
靖史 上月
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KOZUKI WOOD X KK
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Abstract

【課題】保水板を備えることにより、建物などの温度上昇を抑制することができる人工芝パネルを提供することにある。【解決手段】本発明の人工芝パネルは、人工芝と、保水性を有する保水板とを備える人工芝パネルであって、保水板は、複数のチップによって構成されている。例えば、複数のチップの主原料は、木破砕物である。例えば、複数のチップは、接着剤により互いに接着されており、人工芝と複数のチップとは、接着剤により接着されている。【選択図】図1

Description

本発明は、人工芝と保水性を有する保水板とを備える人工芝パネルに関する。
近年、都市部の気温がその周辺の郊外部に比べて異常な高温を示すヒートアイランド現象が社会問題となっている。ヒートアイランド現象対策の観点から、建物の屋上や庭、駐車場などでの温度上昇抑制のために人工芝が用いられている。
特許文献1には、人工芝が開示されている。この人工芝には、太陽光遮断シートが設けられている。この人工芝を建物の屋上などに敷くことにより、太陽光遮断シートに太陽光を反射させ建物の屋上などの温度上昇を抑制している。また、人工芝の根部に雨水や散水した水の粒子が残る。そのため、日中の太陽熱で水分が蒸発し、建物の屋上などから熱を奪う。その結果、建物の屋上などの周囲の温度が下がり、建物の屋上などの温度上昇を抑制することができる。
特開2006−274674号公報
しかしながら、人工芝の根部では保水力が低いために、水分の蒸発による建物などの温度上昇の抑制効果が十分に得られないという問題があった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、保水板を備えることにより、建物などの温度上昇を抑制することができる人工芝パネルを提供することにある。
本発明による人工芝パネルは、人工芝と、保水性を有する保水板とを備える人工芝パネルであって、前記保水板は、複数のチップによって構成されている。
ある実施形態において、前記人工芝は、透水性を有する。
ある実施形態において、前記複数のチップの主原料は、木破砕物である。
ある実施形態において、前記複数のチップは、接着剤により互いに接着されており、前記人工芝と前記複数のチップとは、前記接着剤により接着されている。
ある実施形態において、前記接着剤は、イソシアネート系の接着剤である。
ある実施形態において、凸部を有する強化板を備え、前記凸部は前記人工芝から突出している。
本発明の人工芝パネルは、人工芝と保水板を備えている。保水板は、保水性を有しており、複数のチップによって構成されている。保水板に保水された水分が蒸発し、建物の屋上などから熱を奪う。その結果、建物の屋上などの周囲の温度が下がり、建物の屋上などの温度上昇を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る人工芝パネルを示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係る人工芝パネルを示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明による人工芝パネルの実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されない。
[基本構成]
図1は、本発明の実施形態に係る人工芝パネル100の断面を示す模式図である。人工芝パネル100は、人工芝120と、保水性を有する保水板110とを備える。本実施形態において、人工芝パネル100の大きさは、縦500mm×横500mmである。保水板110の厚さは30〜70mm、人工芝120の厚さは5〜40mmである。人工芝パネル100の重量は2〜10kgである。
保水板110は複数のチップ111によって構成されている。複数のチップ111は接着剤112により互いに接着されている。さらに、人工芝120と複数のチップ111とは接着剤112により接着されている。
複数のチップ111の主原料は、木破砕物である。木破砕物は原木または木材を砕いて形成されている。破砕物の樹種は、杉等の針葉樹およびブナやナラ等の広葉樹である。チップ111は、切削・粉砕処理用の機械を用いて原木や木材を破砕処理して得られる。従って、チップ111の形状やサイズは様々である。破砕の際に切削粒度を調整することにより、チップ111の粒度分布を制御することができる。例えば、個々のチップ111の大きさは、0.2mm以下の粉状サイズから、2cm以上の片状サイズまで含むことができる。
接着剤112は、例えば合成樹脂系接着剤であるが、澱粉製の接着剤や膠等の天然接着剤でもあり得る。合成樹脂系接着剤は、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を原料とする。接着剤112の含有量は、例えば、チップ111の1500重量部〜9000重量部に対して、接着剤112を40重量部〜400重量部とする。接着剤112は、イソシアネート系の接着剤でもあり得る。イソシアネート系の接着剤は、人体に有害なホルムアルデヒドを含んでいない。従って、人体に対する悪影響を抑制することができる。
人工芝パネル100については、人工芝120の裏全面には接着剤112を塗布せずに、複数のチップ111に塗布されている接着剤112により、人工芝120と保水板110とを接着している。
保水板110は、複数のチップ111を接着剤112によって互いに固結することで構成されるため、保水板110には空隙が形成される。さらに、チップ111は原木または木材を原料とするため、セルロース、ヘミセルロース、リグニンといった天然由来の木質構成物質を主として構成される。従って、保水板110は保水性がよく、人工芝パネル100への灌水や自然の降水による水は、保水板110中に保水される。さらに空隙中に余分な水が存在する場合でも木材の吸水性によりチップ111に吸水されて蓄えられる。また、余分な水が存在する場合は、空隙が連なって形成される水路を通じて排水される。このように、保水板110に保水された水分が蒸発し、建物の屋上などから熱を奪う。その結果、建物の屋上などの周囲の温度が下がり、建物の屋上などの温度上昇を抑制することができる。
人工芝120は保水板110の上に積層されている。人工芝120には隙間が開いている。人工芝120の隙間から水が流れ込むことにより保水板110に保水することができる。保水板110の上に人工芝120を設けることにより、メンテナンスの手間を少なくすることができる。
なお、人工芝120は透水性を有することが好ましい。人工芝120が透水性を有する場合、人工芝120の全面から水が流れ込むことになり、保水板110に効果的に保水することができる。
上述のように、本発明の人工芝パネル100は、人工芝120と保水板110とを備えている。保水板110は、保水性を有しており、複数のチップ111によって構成されている。保水板110に保水された水分が蒸発し、建物の屋上などから熱を奪う。その結果、建物の屋上などの周囲の温度が下がり、建物の屋上などの温度上昇を抑制することができる。
[強化板]
図2は、本発明の他の実施形態に係る人工芝パネル200の断面を示す模式図である。人工芝パネル200は、強化板210を更に有する点を除いて図1を参照して説明した人工芝パネル100と同様な構成を有するため、重複部分については説明を省略する。
強化板210の上には保水板110が積層され、保水板110の上には人工芝120が積層されている。強化板210は凸部211を有している。強化板210の凸部211の形状に合わせて、保水板110と人工芝120とに穴をあけておき、強化板210の上に保水板110と人工芝120とを嵌合させることによって人工芝パネル200を構成する。人工芝パネル200において、人工芝120から強化板210の凸部211が突出している。
強化板210は、人工芝パネル200の上を車両や歩行者が通行する際の荷重に耐えられるだけの耐久性を兼ね備える。人工芝パネル200は、強化板210を備えることにより、人工芝パネル200の強度が増すので、駐車場の温度上昇防止用に好適に用いられる。
本発明の人工芝パネルは、建物の屋上や庭、駐車場などでの温度上昇抑制用に好適に用いられる。
100 人工芝パネル
110 保水板
111 チップ
112 接着剤
120 人工芝
200 人工芝パネル
210 強化板
211 凸部

Claims (6)

  1. 人工芝と、
    保水性を有する保水板と
    を備える人工芝パネルであって、
    前記保水板は、複数のチップによって構成されている、人工芝パネル。
  2. 前記人工芝は、透水性を有する、請求項1に記載の人工芝パネル。
  3. 前記複数のチップの主原料は、木破砕物である、請求項1又は請求項2に記載の人工芝パネル。
  4. 前記複数のチップは、接着剤により互いに接着されており、
    前記人工芝と前記複数のチップとは、前記接着剤により接着されている、請求項1から請求項3のうちの1項に記載の人工芝パネル。
  5. 前記接着剤は、イソシアネート系の接着剤である、請求項4に記載の人工芝パネル。
  6. 凸部を有する強化板を備え、
    前記凸部は前記人工芝から突出している、請求項1から請求項5のうちの1項に記載の人工芝パネル。

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6152926B1 (ja) * 2017-01-20 2017-06-28 日本遮熱株式会社 輻射熱反射構造

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