JPH0795915A - 暖房機能付き椅子及びその椅子を使用したシステムコタツ - Google Patents

暖房機能付き椅子及びその椅子を使用したシステムコタツ

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JPH0795915A
JPH0795915A JP24446593A JP24446593A JPH0795915A JP H0795915 A JPH0795915 A JP H0795915A JP 24446593 A JP24446593 A JP 24446593A JP 24446593 A JP24446593 A JP 24446593A JP H0795915 A JPH0795915 A JP H0795915A
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JP
Japan
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heating
chair
heating element
seat surface
surface portion
Prior art date
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Application number
JP24446593A
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English (en)
Inventor
Shigeru Mori
茂 森
Toshio Nomura
敏雄 野村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多姿勢での暖房を体が疲れることなく長時間
おこなえる暖房機能付き椅子及びその椅子を使用したシ
ステムコタツを提供することを目的とする。 【構成】 座面部5、脚乗部4及び背もたれ部6に第
1、第2及び第3の発熱体24a,24b,24cがそ
れぞれ埋込まれ、背もたれ部の第3の発熱体は座面部の
第1の発熱体及び脚乗部の第2の発熱体より単位当たり
の発熱量が小さくなるように設定し、かつ、座面部5に
対する脚乗部4と背もたれ部6の角度調整を、レバー2
1,22の操作によりそれぞれおこなうとともに、温度
コントローラー部10の操作つまみ11a等の操作によ
り、第1、第2及び第3の発熱体24a,24b,24
cの発熱量を採暖者の好みの温度になるようにそれぞれ
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房機能付き椅子及び
その椅子を使用したシステムコタツに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】日本においては、使用者個人を対象とし
た部分的な暖房装置として電気コタツがあるが、この電
気コタツはコタツ布団で覆われた密封空間を加熱するも
のであるため、室内空間全体を暖房するストーブ等に比
べて暖房効率の良いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気コ
タツでは、上半身の暖房を得ることができないととも
に、同じ姿勢で長時間にわたって座ることに苦痛を感じ
るものである。
【0004】本発明はかかる問題点を解決するものであ
り、長時間にわたって同じ姿勢で採暖者が使用しても採
暖者の体が疲れることなく、かつ、効果的に採暖者を暖
房することができる暖房機能付き椅子及びその椅子を使
用したシステムコタツを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の暖房機能付き椅子は、第1の発熱体が埋込ま
れた座面部に、第2の発熱体が埋込まれた脚乗部と第3
の発熱体が埋込まれた背もたれ部を、それぞれ前記座面
部との角度が調節可能に取付けて椅子体を構成し、前記
第3の発熱体の単位当たりの発熱量を前記第1及び第2
の発熱体の発熱量より小さくしたものである。
【0006】又、前記椅子を使用したシステムコタツ
は、第1の発熱体が埋込まれた座面部に、第2の発熱体
が埋込まれた脚乗部と第3の発熱体が埋込まれた背もた
れ部を、それぞれ前記座面部との角度が調節可能に取付
けられ、かつ、前記第3の発熱体の単位当たりの発熱量
を前記第1及び第2の発熱体の発熱量より小さくした椅
子体と、卓板の下面に第4の発熱体が取付けられた洋式
テーブルと、その洋式テーブルの側面を覆うカバーとよ
りなり、前記第4の発熱体の発熱量の調整に連動して、
前記第1、第2及び第3の発熱体の少なくとも1つの発
熱量を変化せしめるように構成したものである。
【0007】
【作用】本発明の暖房機能付き椅子は上記の構成によっ
て、座面部,脚乗部及び背もたれ部に第1、第2及び第
3の発熱体がそれぞれ埋込まれているので、足元から背
中まで採暖者の背面全体が効率よく暖房されるととも
に、背もたれ部の第3の発熱体は座面部の第1の発熱体
及び脚乗部の第2の発熱体より単位当たりの発熱量が小
さくなるように設定されているので,背中が暖まり過ぎ
ることはなく心臓への負担が少なくなるものとなる。
【0008】又、座面部にそれぞれ取付けられた脚乗部
と背もたれ部がそれぞれ角度調整可能となっているの
で、採暖者はリクライニング暖房椅子として脚乗部の角
度と背もたれ部の角度をそれぞれ可変することにより、
多姿勢での暖房を得ることができることとなり、長時間
の使用に体が疲れることがなくなる。
【0009】又、前記暖房機能付き椅子と卓板の下面に
第4の発熱体が取付けられた洋式テーブルとを一つの組
合せとし、前記第4の発熱体の発熱量の調整に連動し
て、前記第1、第2及び第3の発熱体の少なくとも1つ
の発熱量を変化せしめるようにシステムコタツを構成し
たので、採暖者はより快適な暖房を得ることができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下本発明における暖房機能付き椅子及び
その椅子を使用したシステムコタツの一実施例につい
て、図1〜図8を参照しながら説明する。
【0011】図4及び図5において、1は洋式テーブル
であり、その洋式テーブル1は卓板9の四隅よりそれぞ
れ垂下した脚8を椅子との組合せで利用できるように一
般の卓付きコタツより長く設定し、かつ、前記卓板9の
下面中央に第4の発熱体7が取付けられることにより、
前記卓板9の下方に採暖者の脚部を暖房する暖房空間が
構成されている。又、図4及び図5に図示されていない
コントロール部により従来の電気コタツ同様に、第4の
発熱体7の温度を温度センサーによって検出して第4の
発熱体7の温度制御をおこなっている。
【0012】2は洋式テーブル1の周囲に配置される暖
房機能付き椅子であり、その暖房機能付き椅子2は採暖
者が座する座面部5と、その座面部5に角度調整可能
(図4に示された半線は角度調整をおこなったときのそ
れぞれの位置を表わす)にそれぞれ取付けられた脚乗部
4と背もたれ部6とからなっている。
【0013】12は脚乗部4の後方に位置し、かつ、座
面部5の下面より垂下するように設けられた遮熱板であ
り、座面部5と同様な水平となる方向へ脚乗部4が回転
した場合に生じる脚乗部4の遊端と床面との隙間から熱
が逃げるのを遮断板12により阻止するようになってい
る。
【0014】図6及び図7において、座面部5、脚乗部
4及び背もたれ部6の内部の表面側にはシート状の第
1、第2及び第3の発熱体24a,24b,24cがそ
れぞれ設けられている。この第1、第2及び第3の発熱
体24a,24b,24cはそれぞれ発熱線23を波状
に折曲してシート状になるように配している。本実施例
における第1、第2及び第3の発熱体24a,24b,
24cは、図6に示すように耐熱材料からなるネット状
の台材18に取付けられた一体のシート状に構成されて
いる。
【0015】第1、第2及び第3の発熱体24a,24
b,24cの各ピッチP1 ,P2 ,P3 の関係をP1 >
P3 及びP2 >P3 にすることにより、背もたれ部6の
第3の発熱体を座面部5の第1の発熱体及び脚乗部4の
第2の発熱体より単位当たりの発熱量が小さくなるよう
に設定し、採暖者の背中が暖まり過ぎることによる心臓
への負担を少なくし、採暖者に不快感を与えないように
している。
【0016】温度コントローラー部10のコードは、座
面部5に電気的に接続されているので、温度コントロー
ラー部10の温度制御手段により制御される第1、第2
及び第3の発熱体24a,24b,24c及び洋式テー
ブル1の第4の発熱体7のそれぞれの配線は、座面部5
に電気的に接続されるようになっている。したがって、
前記接続手段に電気的に接続されるために前記第2及び
第3の発熱体24b,24cにそれぞれ接続されている
線材23a及び温度センサー17等の配線材は、座面部
5と回転側の脚乗部4の折曲(折曲線Aで表わす)する
取付け部、及び、座面部5と回転側の背もたれ部6の折
曲(折曲線Bで表わす)する取付け部に位置するところ
を、折曲線A,Bに対してそれぞれ斜めに伸びるように
配置されている。この線材23a及び前記配線材の配置
によって脚乗部4と背もたれ部6とがそれぞれ回転して
線材23a及び前記配線材に加重が加わっても、その加
重は分散して集中加重が加わらないようになっており、
線材23aの折曲げによる異常加熱や断線等の事故と、
前記配線材の断線を防止することができる。
【0017】第1、第2及び第3の発熱体24a,24
b,24cの略中央には、温度センサー17が設けら
れ、その出力が温度コントローラー部10の温度制御手
段に入力されることにより、第1、第2及び第3の発熱
体24a,24b,24cはそれぞれ温度制御される。
尚、第1、第2及び第3の発熱体24a,24b,24
cには、通電を停止するサーモスタットや温度ヒューズ
等からなる温度過剰防止装置(図示せず)がそれぞれ設
けられており、異常加熱による火災等を防止するように
なっている。
【0018】図1において、脚乗部4の角度調整はレバ
ー21によって操作されるとともに、背もたれ部6の角
度調整はレバー22によって操作されるようになってい
る。レバー21及びレバー22によりそれぞれ操作され
る角度調整手段については、従来より公知の手段が多々
あり説明を省略する。尚、前記洋式テーブル1とともに
システムコタツとして使用する場合に、前記の遮断板1
2が設けられていない場合においては、座面部と床面と
の隙間から熱が逃げること阻止するために、座面部5に
対して脚乗部4を直角に屈折させたとき、その脚乗部4
の先端が床面に近接するように構成すれば、有効な暖房
効果を得ることができる。
【0019】座面部5の左右には、その座面部5の固定
と肘当て部を兼ね備えた側板15がそれぞれ配設されて
いる。その側板15の上部後方の位置には図8に示すよ
うにポケット状等の収納部16が設けられており、その
収納部16に温度コントローラー部10が収納されるよ
うになっている。その温度コントローラー部10は操作
つまみ11a,11b,11cを操作することにより、
暖房機能付き椅子2の第1、第2及び第3の発熱体24
a,24b,24c及び第4の発熱体7をそれぞれ好み
の温度に制御できるようになっている。
【0020】温度コントローラー部10の詳細を説明す
ると、先ず、操作つまみ11cを順次切り替えることに
より、ディスプレイ11dに表示された洋式テーブル1
と複数の暖房機能付き椅子中から制御すべき制御対象物
の組合せ、例えば、暖房機能付き椅子2が1脚のみ、あ
るいは、1脚の洋式テーブル1と1脚の暖房機能付き椅
子等の組合せを見ながら組合せモードを設定する。次
に、操作つまみ11bを切り替えることにより、ディス
プレイ11dに表示された前記設定済み組合せモードに
おける前記制御対象物を選択する。次に、操作つまみ1
1aを温度コントローラー部10の表面に対し垂直に順
次押圧して切り替えることにより、ディスプレイ11d
に表示された前記制御対象物の発熱体、例えば、暖房機
能付き椅子2の第1、第2、第3の発熱体何れかを選択
するとともに、操作つまみ11aを温度コントローラー
部10の長手方向を回転中心として回転させることによ
り、前記選択された発熱体の保持すべき温度を設定す
る。
【0021】図8に示すように、収納部16に温度コン
トローラー部10を収納しても、操作つまみ11a,1
1bは収納部16より露出するようになっており、収納
部16に温度コントローラー部10を収納した状態のま
まで、操作つまみ11a,11bが簡単に操作できるよ
うになっている。
【0022】図2及び図3において、3はカバーであ
り、洋式テーブル1の各側面を覆うように配設されてい
る。洋式テーブル1の四隅に位置するカバーの各部分に
はたわみ部3aを持たせるように縫製することにより、
暖房機能付き椅子2に座った採暖者の脚部が前記卓板9
の下方の暖房空間に位置した際に生じる熱が逃げる隙
間、例えば、床面とカバー3との隙間の形成を少なくし
ている。このたわみ部3aの効果をさらに利用すれば、
採暖者の腰部までカバー3で覆うことができるようにな
る。
【0023】以上のように構成された暖房機能付き椅子
及びその椅子を使用したシステムコタツの動作を説明す
ると、先ず、暖房機能付き椅子においては、脚乗部4
は、採暖者が座する略水平な座面部5に対して水平な第
1の位置より、直角な第2の位置まで順次回転させて角
度調整をおこなった場合、その脚乗部4と座面部5との
角度を第1の角度検出手段(図示せず)により検出し、
第2の発熱体24bの発熱量を順次減少させるように制
御している。そして、脚乗部4が採暖者の脚への接触に
よる暖房効率が非常に悪くなる角度(例えば45度)以
上折曲された場合には、第2の発熱体24bへの通電を
停止するようになっているので、消費電力の無駄をなく
すことができる。この場合、第2の発熱体24bへの通
電の停止が採暖者にとって不都合なときには、温度コン
トローラー部10の操作により第2の発熱体24bへの
通電を再開できるように構成することが好ましい。
【0024】それと同様に、背もたれ部6も、採暖者が
座する略水平な座面部5に対して直角な位置となる第3
の位置より、背もたれ部6が座面部5と略水平な位置と
なる第4の位置に位置するように順次回転させて角度調
整をおこなった場合、背もたれ部6が第4の位置に近付
く度合を第2の角度検出手段(図示せず)により検出
し、その近付く度合が高くなるほど第3の発熱体24c
の発熱量を減少させるように制御している。この第2の
発熱体24bの発熱量と第3の発熱体24cの発熱量を
減少させるように制御することにより、採暖者の加重が
第2の発熱体24bと第3の発熱体24cに加わってい
くほど、採暖者が暖かく感じすぎて不快になっていくこ
とを防止している。
【0025】次に、この暖房機能付き椅子を使用したシ
ステムコタツにおいては、暖房機能付き椅子2の第1、
第2及び第3の発熱体24a,24b,24cと洋式テ
ーブル1の第4の発熱体7とに通電して暖房をおこなう
場合、第4の発熱体7の熱により採暖者が暖かくなり過
ぎて不快感を持つことを防止するために、第4の発熱体
7の発熱量に応じて自動的に第1、第2及び第3の発熱
体24a,24b,24cの少なくとも1つの発熱量、
例えば、第2の発熱体24bの発熱量を減少するように
変化させている。
【0026】(実施例2)以下本発明における4脚の暖
房機能付き椅子2a,2b,2c,2dを使用したシス
テムコタツの第2の実施例について、図9を参照しなが
ら説明する。
【0027】図1〜図8に示す第1の実施例と異なる点
を説明すると、1台の洋式テーブル1と1台の暖房機能
付き椅子2の組合せを、1台の洋式テーブル1と4台の
暖房機能付き椅子2a,2b,2c,2dの組合せにす
るとともに、各暖房機能付き椅子2a,2b,2c,2
dの第1、第2及び第3の発熱体24a,24b,24
cを各暖房機能付き椅子2a,2b,2c,2dにそれ
ぞれ設けられた温度コントローラー部10によってそれ
ぞれ制御し、かつ、その各温度コントローラー部10に
よって洋式テーブル1の第4の発熱体7をそれぞれ制御
できるように構成した点である。
【0028】以下前記第1の実施例と異なる点を図9を
用いて詳細を説明すると、洋式テーブル1の卓板9にお
ける一つ隅部の下面には第4の発熱体7の温度を温度セ
ンサーにより検出して第4の発熱体7の温度制御をおこ
なうコントロール部13が設けられているとともに、そ
のコントロール部13を中間に位置せしめる洋式テーブ
ル1の卓板9における対向する一対の隅部の下面に、接
続器14a,14bがそれぞれ設けられている。
【0029】この接続器14aと各暖房機能付き椅子2
a,2dの第1、第2及び第3の発熱体24a,24
b,24cとはプラグ等の接続具により着脱自在に接続
されるとともに、接続器14bと各暖房機能付き椅子2
b,2cの第1、第2及び第3の発熱体24a,24
b,24cとはプラグ等の接続具により着脱自在に接続
されている。その接続器14a,14bとコントロール
部13とは、各暖房機能付き椅子2a,2b,2c,2
dの第1、第2及び第3の発熱体24a,24b,24
cを各暖房機能付き椅子2a,2b,2c,2dにそれ
ぞれ設けられた温度コントローラー部10によってそれ
ぞれ制御し、かつ、その各温度コントローラー部10に
よって洋式テーブル1の第4の発熱体7がそれぞれ温度
制御をおこなえるように電気的に接続されている。
【0030】以上の構成により、複数の接続器14a,
14bを洋式テーブル1に設けることにより、各暖房機
能付き椅子2a,2b,2c,2dが電気的に接続可能
となるとともに、各暖房機能付き椅子2a,2b,2
c,2dにそれぞれ設けられた温度コントローラー部1
0の操作つまみ11を操作することにより、各暖房機能
付き椅子2a,2b,2c,2dの第1、第2及び第3
の発熱体24a,24b,24cと、洋式テーブル1の
第4の発熱体7とが個々に制御できるので、採暖者にと
って操作性の良いものとなる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の暖房機能付き椅子
は、その座面部,脚乗部及び背もたれ部に第1、第2及
び第3の発熱体がそれぞれ埋込まれているので、足元か
ら背中まで採暖者の背面全体が効率よく暖房されるとと
もに、背もたれ部の第3の発熱体は座面部の第1の発熱
体及び脚乗部の第2の発熱体より単位当たりの発熱量が
小さくなるように設定されているので、背中が暖まり過
ぎることはなく心臓への負荷が少なくなるものとなる。
【0032】又、座面部にそれぞれ取付けられた脚乗部
と背もたれ部がそれぞれ角度調整可能となっているの
で、採暖者はリクライニング暖房椅子として脚乗部の角
度と背もたれ部の角度をそれぞれ可変することにより、
多姿勢での暖房を得ることができることとなり、長時間
の使用に体が疲れることがなくなる。
【0033】又、暖房機能付き椅子を使用したシステム
コタツは、前記第1の発熱体が埋込まれた座面部に、第
2の発熱体が埋込まれた脚乗部と第3の発熱体が埋込ま
れた背もたれ部を、それぞれ前記座面部との角度が調節
可能に取付けられ、かつ、前記第3の発熱体の単位当た
りの発熱量を前記第1及び第2の発熱体の発熱量より小
さくした椅子体と、卓板の下面に第4の発熱体が取付け
られた洋式テーブルと、その洋式テーブルの側面を覆う
カバーとよりなり、前記第4の発熱体の発熱量の調整に
連動して、前記第1、第2及び第3の発熱体の少なくと
も1つの発熱量を少なくするように変化せしめるように
構成することにより、前記第4の発熱体7の熱により採
暖者が暖かくなり過ぎて不快感を持つことを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における暖房機能付き椅子
の斜視図
【図2】本発明の第1実施例におけるシステムコタツに
使用されるカバーを示す一部切欠斜視図
【図3】同カバーの平面図
【図4】本発明の第1実施例におけるシステムコタツの
一部切欠断面図
【図5】本発明の第1実施例におけるシステムコタツの
斜視図
【図6】本発明の第1実施例における暖房機能付き椅子
の要部を示す平面図
【図7】本発明の第1実施例における暖房機能付き椅子
の要部を示す断面図
【図8】本発明の第1実施例における暖房機能付き椅子
の要部を示す側面図
【図9】本発明の第2実施例のシステムコタツの電気接
続系を示すブロック図
【符号の説明】
1 洋式テーブル 2 暖房機能付き椅子 2a 暖房機能付き椅子 2b 暖房機能付き椅子 2c 暖房機能付き椅子 2d 暖房機能付き椅子 3 カバー 3a たわみ部 4 脚乗部 5 座面部 6 背もたれ部 7 第4の発熱体 10 温度コントローラー部 11a 操作つまみ 11b 操作つまみ 11c 操作つまみ 11d ディスプレイ 12 遮断板 13 コントロール部 14a 接続器 14b 接続器 15 側板 16 収納部 17 温度センサー 18 台材 19 温度過剰防止装置 21 レバー 22 レバー 23 発熱線 23a 線材 24a 第1の発熱体 24b 第2の発熱体 24c 第3の発熱体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の発熱体が埋込まれた座面部に、第2
    の発熱体が埋込まれた脚乗部と第3の発熱体が埋込まれ
    た背もたれ部を、それぞれ前記座面部との角度が調節可
    能に取付けて椅子体を構成し、前記第3の発熱体の単位
    当たりの発熱量を前記第1及び第2の発熱体の発熱量よ
    り小さくした暖房機能付き椅子。
  2. 【請求項2】第1と第2の発熱体、あるいは、第2と第
    3の発熱体は、座面部と脚乗部の取付け部、あるいは、
    前記座面部と背もたれ部の取付け部を、斜めに伸びる線
    材により電気的に接続されていることを特徴とする請求
    項1に記載の暖房機能付き椅子。
  3. 【請求項3】第1、第2及び第3の発熱体の発熱量を制
    御する操作つまみを有するコントローラが着脱可能に収
    納されるポケットを、椅子体の側面に形成するととも
    に、前記操作つまみは、前記ポケットにコントローラを
    収納した状態で、操作可能に前記ポケットより露出した
    位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の暖房機能付き椅子。
  4. 【請求項4】背もたれ部の座面部に対する角度調節に連
    動して、第3の発熱体の発熱量が変化することを特徴と
    する請求項1に記載の暖房機能付き椅子。
  5. 【請求項5】脚乗部の座面部に対する角度調節に連動し
    て、第2の発熱体の発熱量が変化することを特徴とする
    請求項1に記載の暖房機能付き椅子。
  6. 【請求項6】第1の発熱体が埋込まれた座面部に、第2
    の発熱体が埋込まれた脚乗部と第3の発熱体が埋込まれ
    た背もたれ部を、それぞれ前記座面部との角度が調節可
    能に取付けられ、かつ、前記第3の発熱体の単位当たり
    の発熱量を前記第1及び第2の発熱体の発熱量より小さ
    くした椅子体と、卓板の下面に第4の発熱体が取付けら
    れた洋式テーブルと、その洋式テーブルの側面を覆うカ
    バーとよりなり、前記第4の発熱体の発熱量の調整に連
    動して、前記第1、第2及び第3の発熱体の少なくとも
    1つの発熱量を変化せしめるシステムコタツ。
  7. 【請求項7】脚乗部を座面部に対して直角に角度調節し
    た状態では、前記脚乗部の先端が床面に近接するように
    構成されていることを特徴とする請求項6に記載のシス
    テムコタツ。
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